JP2001170601A - バイオマス系廃棄物処理方法 - Google Patents
バイオマス系廃棄物処理方法Info
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Abstract
するとともに、有価物に変換することが出来る技術を提
供する。 【解決手段】 メタノールを主成分とする溶媒と、バイ
オマス系廃棄物とを含有する被処理物を密閉容器内に収
容し、前記密閉容器内を250℃〜300℃、10MP
a以上の条件下に加圧加熱処理する。
Description
プ製品、農産物、食品、都市ゴミ中に含まれる多糖類系
物質等のバイオマス系廃棄物を処理する方法に関する。
理するには、 1.焼却ガス化する焼却処理 2.乾留等により主にガス化する熱分解処理 3.バイオマス系廃棄物を含む被処理物を水中に分散
し、高温高圧下で加熱分解処理する水熱分解処理 4.微生物により分解させてエタノール等の有価物を得
る発酵処理 等の分解処理方法が利用されている。
方法によると、大量の炭酸ガスを生成し、炭酸ガスによ
り地球温暖化等の環境問題が取りざたされる中で、大き
な規制が求められる方向にある。また、生成する廃ガス
の利用が図られる技術である、2.の熱分解処理によっ
ても、処理条件が過酷なために、多大なエネルギーを消
費するとともに、処理される廃棄物は、ほとんどが炭酸
ガスと、利用困難なチャー、ピッチ、オイル等になり、
これらを回収利用するにも多大な工程と、費用を要する
事になり、やはり、焼却処理の代替手段としては、十分
なものとはなりにくい。そこで、生成物を回収利用可能
な方法として3.水熱分解処理が開発されているが、こ
の方法によっても、加熱条件の維持のみならず、後処理
等にもエネルギー的に多大なコストがかかるとともに、
やはり、大量の炭酸ガスの処理が問題となる欠点があっ
て、さらなる改良が望まれている。尚、上述の問題点が
生じにくい方法として、旧来の4.発酵処理について
は、直接的に有価物が得られる利点があるものの、大き
な設備規模と、多大な労力を要するために、大量の廃棄
物を効率よく処理するには適さないと考えられている。
み、穏和な処理条件であっても、廃棄物を減容化すると
ともに、有価物に変換することが出来る技術を提供する
ことにある。
物を水熱分解処理により、高度に分解処理する技術が開
発されており、その応用が期待されているが、未だバイ
オマス系廃棄物を有効に処理する技術が得られるまでに
は至っていない。そこで、本発明者らは、鋭意研究の結
果、低分子量アルコールを主成分とする溶媒を用いて、
バイオマス系廃棄物を所定条件下で加溶媒分解処理する
と、単に前記バイオマス系廃棄物が分解減容化されるだ
けでなく、有価物を生成するという新知見を得るととも
に、本発明を完成するに到った。つまり、この目的を達
成するための本発明のバイオマス系廃棄物処理方法の特
徴手段は、低分子量アルコールを主成分とする溶媒と、
バイオマス系廃棄物とを含有する被処理物を密閉容器内
に収容し、前記密閉容器内を前記低分子量アルコールの
超臨界状態に加圧加熱処理する点にあり、メタノールを
主成分とする溶媒と、バイオマス系廃棄物とを含有する
被処理物を密閉容器内に収容し、前記密閉容器内を24
0℃以上、より好ましくは、250℃〜300℃、か
つ、8.09MPa以上、好ましくは10MPa以上の
条件下に加圧加熱処理することが好ましく、セルロース
系廃棄物に適用する場合は、含水メタノールを主成分と
する溶媒と、セルロース系廃棄物とを含有する被処理物
を密閉容器内に収容し、前記密閉容器内を250℃〜3
00℃、10MPa以上の条件下に加圧加熱処理するこ
とが好ましい。さらに、前記被処理物が二価の銅塩に代
表されるルイス酸触媒を含有してもよい。
を主成分とする溶媒と、バイオマス系廃棄物とを含有す
る被処理物を密閉容器内に収容し、前記密閉容器内を前
記低分子量アルコールの超臨界状態に加圧加熱処理する
と、従来の水熱分解処理に比べ、きわめて穏和な条件な
がら、前記バイオマス系廃棄物が分解される条件が得ら
れ、この状態でそのバイオマス系廃棄物が、分解減容化
することがわかり、しかも、この条件でバイオマス系廃
棄物の分解生成物として、炭酸ガスの生成が少なく、効
率よくグルコース誘導体が得られることがわかる。つま
り、穏和な処理条件であることから、比較的簡易なステ
ンレス製耐圧容器などを利用した処理装置が適用できる
とともに、直接的に有価物としてのグルコース誘導体が
効率よく得られ、このグルコース誘導体は、回収利用す
る際に、多岐に渡る有用な利用形態が想定されるので、
バイオマス系廃棄物を有効に利用することが出来るよう
になった。
タノールを主成分とする溶媒を用いると、240℃以
上、より好ましくは、250℃〜300℃、かつ、8.
09MPa以上、好ましくは10MPa以上の条件下に
加圧加熱処理することにより、水の超臨界状態よりもき
わめて穏和なメタノールの超臨界状態を形成して、上述
の効果が得られ、具体的には、メタノールとバイオマス
系廃棄物とを含有する被処理物を密閉容器内に収容し、
前記密閉容器内を250℃に加熱すると、メタノールが
超臨界状態になり、バイオマス系廃棄物に含まれるデン
プン、セルロースの糖鎖が切断される加溶媒分解反応が
進行するようになると考えられる。また、このような場
合、前記溶媒が水を含むものであれば、水が超臨界状態
にはならないまでも、糖鎖を切断する反応性を向上させ
ることが出来、通常は、より分解しにくいセルロースを
分解させるのに適した条件を作ることが出来る。尚、前
記溶媒として含水メタノールを用いる場合には、たとえ
ば、メタノールと水を3:1〜5:1(v/v)の割合
で含有するものが有効に用いられる。
の銅塩を含んでいる場合に収率よくグルコースが得ら
れ、また、メタノールによる反応では、デンプンよりも
反応性の低いセルロースであっても、高い収率でグルコ
ースが得られることから、この反応は、触媒によって促
進されることも明らかにされており、被処理物にルイス
酸触媒を含有させてあれば、さらに、収率よく処理が行
えることがわかる。
可能で主に環境問題を生起する生成物を生じてしまい、
エネルギー、コスト面でともに不利であったバイオマス
系廃棄物処理を、比較的穏和な条件で、工業上きわめて
有用な有価物を生成することのできる処理方法に転換す
ることが可能となるので、省エネルギー、環境保全等に
大きく寄与することが出来るようになった。
に基づいて説明する。本発明のバイオマス系廃棄物処理
方法は、低分子量アルコールを主成分とする溶媒と、バ
イオマス系廃棄物とを含有する被処理物を密閉容器内に
収容し、前記密閉容器内を前記低分子量アルコールの超
臨界状態に加圧加熱処理することにより、バイオマス系
廃棄物を主にグルコース誘導体に変換するものである。
産物、食品、都市ゴミ中に含まれる多糖類系物質等のバ
イオマス系廃棄物を被処理物として、メタノール、エタ
ノール等、分子量の小さな、いわゆる低級アルコールの
超臨界状態で処理する。この超臨界状態は、メタノール
の場合Tc=240℃、Pc=8.09MPaで得られ
ることが知られており、さらに具体的には、250℃〜
300℃、かつ、10MPa以上の条件下で処理する。
これにより、通常用いられる水の臨界状態(Tc=37
4℃、Pc=22MPa)よりもきわめて穏和な条件下
でバイオマス系廃棄物の分解処理を行えるとともに、生
成物としてグルコース誘導体を得られる。
は、メタノールを主成分とする溶媒と、前記被処理物と
を適度な割合で混合して密閉容器内に収容して、前記密
閉容器内を加熱すれば、収容された溶媒が超臨界状態に
まで加熱加圧されるので、前記被処理物の量及び前記密
閉容器内容量との関係から容易に設定することが出来
る。
の二価の銅塩を含ませておくこともでき、これにより分
解反応を促進させられる。具体的には、酢酸銅(I
I)、シュウ酸銅(II)等の二価の銅塩が有効に用い
られるが、他にチタンや、ランタノイド金属の化合物群
で、ルイス酸として用いられるものが利用できる。
行うバイオマス系廃棄物処理の試験装置としては、たと
えば(株)耐圧硝子工業社製TSC−002型超臨界反
応装置等の耐圧反応装置を前記密閉容器として用い、実
用的装置は図1に示す装置構成により実現できる。
理装置は、密閉容器としての耐圧反応装置1(内装SU
S316製)を備えており、その耐圧反応装置1の上流
側に、溶媒としてのメタノール及び水を所定比率で供給
する溶媒供給路21を設けるとともにバイオマス系廃棄
物供給路22を設けてあり、これらを混合した被処理物
を調整する被処理物混合機2を備えて、前記被処理物混
合機2で調整された被処理物を前記耐圧反応装置1に供
給自在に構成してある。
1及び攪拌装置12を備え、供給される被処理物を容器
内で均一に加熱加圧してバイオマス系廃棄物を溶媒によ
って分解処理できる構成としてある。さらに、前記耐圧
反応装置1の下流側には、その耐圧反応装置1から排出
される反応済みの被処理物を受けて冷却する冷却装置
3、冷却された被処理物を固液分離する固液分離装置
4、固液分離された被処理物からグルコース誘導体を回
収する回収装置5を設けてなる後処理装置を備える。
前記被処理物混合機に触媒を供給する触媒供給路を設け
てあっても良い。この触媒としては、酢酸銅(II)等
のルイス酸触媒を投入すればよいが、このような触媒は
次第に失活するので、通常反応毎に追加供給する必要が
ある。他に用いられる触媒としては、シュウ酸銅等があ
る。前記後処理装置には、さらに、固液分離された固体
成分を、用いた溶媒と同様の溶媒を用いて洗浄する洗浄
装置を設けることが出来る。これにより、得られたグル
コース誘導体の収率をさらに向上させられる。また、冷
却装置には、廃熱回収装置を連設することが出来、これ
により装置全体としてのエネルギー効率を向上させるこ
とが出来る。
れた液体成分から、溶媒を留去することにより、グルコ
ース誘導体を析出回収するとともに、留去された溶媒を
再度反応用の溶媒としてリサイクル利用する。
実施例の結果から、効率よくバイオマス系廃棄物の処理
が行えることが明らかになった。
する。 〔実施例1〕バイオマス系廃棄物の一例として、可溶性
デンプン0.9g、及び、溶媒の一例としてメタノール
8.0mlを混合して被処理物とし、内容量23.5m
lの耐圧反応装置中に導入し、密閉後250℃にまで加
熱した。すると、前記容器内は超臨界状態になり、前記
処理条件となっていた。この状態を維持し、経時的に分
解生成物の組成をクロマトグラフィー(GLC、HPL
C、TLC等を併用)により追跡したところ、デンプン
は次第に分解し始めオリゴ糖を生成するが、30分後に
は、ほぼ定量的にメチルグルコシド、もしくは、さらに
メチル化の進んだO−メチル誘導体に変換されることが
わかった。また、これ以上反応を維持したが、溶媒が付
加したO−メチル誘導体が増加する傾向を示すだけで、
これ以上の分解反応は進まないことがわかった。
に酢酸銅(II)を、バイオマス系廃棄物のグルコース
単位量に対し0.1当量混合してある条件下で、同様に
反応を行ったところ、実施例1の場合に比して2〜3倍
程度速やかに分解が進行し、デンプンがほぼ定量的にメ
チルグルコシド、もしくは、O−メチル誘導体に変換さ
れることがわかり、より、反応が促進されていることが
わかった。
メタノール水(含水率25%)に変えて同様の反応を行
ったところ、ほぼ、10分でデンプンの全量が分解さ
れ、グルコースが主生成物として生成し、速やかな反応
が生起していることがわかった。しかしながら、炭酸ガ
ス等の低分子化合物が副生していることもわかり、水の
添加により、反応性が向上していることがわかった。つ
まり、グルコース骨格の分解反応も起きるため、溶媒と
して水を添加する場合には、その添加量や反応時間を適
切に設定する必要が生じることがわかる。
デンプンをセルロース材料(濾紙(Whatman社製
No.1)、ティッシュペーパー、段ボール紙)0.4
5gに変え、同様の反応を行ったところ、いずれのセル
ロース材料を用いた場合も、徐々に反応が進んでいるこ
とがわかるものの、その速度は遅く、30分かかって
も、メチルグルコシド、もしくは、O−メチル誘導体の
収率は10%以下にとどまっている(濾紙の場合)こと
がわかった。
300℃に変えて同様に実験したところ、メチルグルコ
シド、もしくは、O−メチル誘導体の収率は30分にて
60%程度(濾紙の場合)となることがわかった。実施
例4,5より、反応温度が高いほどグルコース誘導体の
収率が向上することが予想される。しかしながら、エネ
ルギー効率との関係から300℃程度で十分であること
がわかった。
溶媒をメタノール水(含水率25%)に代えて同様の反
応を行ったところ、いずれのセルロース材料の場合も実
施例4の場合に比べて速やかに反応が起きていることが
わかった。尚、分解生成物には、炭酸ガス等、低分子物
質が含まれており、実施例3同様にグルコース骨格の分
解反応が併発していることもわかった。また、バイオマ
ス系廃棄物としては、デンプン、濾紙、ティッシュペー
パー、段ボール紙の順に反応性が低下していることもわ
かった。
に酢酸銅(II)を、前記バイオマス系廃棄物のグルコ
ース当量に対して0.1当量混合してある条件下で、同
様の実験を行ったところ、いずれのセルロース材料の場
合も実施例4の場合に比べて速やかに反応が起きている
ことがわかった。つまり、この場合でもルイス酸触媒
は、反応を促進する役目を果たし、特にセルロース系廃
棄物の処理を行う場合に有用であることがわかる。 〔比較例1〕実施例5における溶媒を水に変え、同様の
実験を行ったところ、水は亜臨界状態に達したが、超臨
界には達しなかった。しかし、グルコース骨格を有する
生成物はほとんど得られず、ほぼ完全に低分子量物質に
まで分解反応が進んでしまうことがわかった。 〔比較例2〕比較例1における反応温度を250℃とし
て同様の反応を行ったところ、反応速度が低下するだけ
で、生成物は、やはり低分子量物質となることがわかっ
た。つまり、本発明の処理方法としては適さなくなるこ
とがわかった。
装置の概略図
Claims (6)
- 【請求項1】 低分子量アルコールを主成分とする溶媒
と、バイオマス系廃棄物とを含有する被処理物を密閉容
器内に収容し、前記密閉容器内を前記低分子量アルコー
ルの超臨界状態に加圧加熱処理するバイオマス系廃棄物
処理方法。 - 【請求項2】 メタノールを主成分とする溶媒と、バイ
オマス系廃棄物とを含有する被処理物を密閉容器内に収
容し、前記密閉容器内を240℃以上、8.09MPa
以上の条件下に加圧加熱処理するバイオマス系廃棄物処
理方法。 - 【請求項3】 メタノールを主成分とする溶媒と、バイ
オマス系廃棄物とを含有する被処理物を密閉容器内に収
容し、前記密閉容器内を250℃〜300℃、10MP
a以上の条件下に加圧加熱処理するバイオマス系廃棄物
処理方法。 - 【請求項4】 含水メタノールを主成分とする溶媒と、
セルロース系廃棄物とを含有する被処理物を密閉容器内
に収容し、前記密閉容器内を250℃〜300℃、10
MPa以上の条件下に加圧加熱処理するバイオマス系廃
棄物処理方法。 - 【請求項5】 前記被処理物がルイス酸触媒を含有する
請求項1〜4のいずれか1項に記載のバイオマス系廃棄
物処理方法。 - 【請求項6】 前記ルイス酸触媒が、二価の銅塩を含む
請求項5に記載のバイオマス系廃棄物処理方法。
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