JP2001164618A - 自動水栓 - Google Patents

自動水栓

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JP2001164618A
JP2001164618A JP35119699A JP35119699A JP2001164618A JP 2001164618 A JP2001164618 A JP 2001164618A JP 35119699 A JP35119699 A JP 35119699A JP 35119699 A JP35119699 A JP 35119699A JP 2001164618 A JP2001164618 A JP 2001164618A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 一時的にセンサが被検知物の存在を検知しな
くなっても吐水が中断しない遅延止水モードと、検知し
なくなると直ちに止水を行う通常モードとを使用状態に
応じて切り替えが可能な自動水栓の提供。 【解決手段】 自動水栓は、電磁弁の開閉により吐止水
する吐水管と、間欠的に光を放射し、光が被検知体に反
射して戻って来るか否かに基づいて被検知体の存在の有
無を検知する確認動作を行うセンサと、この確認動作に
より被検知体の存在を検知すると電磁弁に開弁信号を出
力し、確認動作で検知できなくなると閉弁信号を出力す
る制御手段とを有する自動水栓において、制御手段は、
センサに確認動作を1回(ステップS12)行わせる通
常止水モードと、センサに確認動作を3回(ステップS
11)行わせる食器洗いモードとを有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、センサが被検知体
の存在を検知すると、吐水管から水を吐水する自動水栓
に関する。
【0002】
【従来の技術】間欠的にセンサ波(光、音、電波)を放
射し、戻って来るセンサ波に基づいて被検知体の存在の
有無を検知するセンサを用い、図14のフローチャート
(ステップst1〜st8)および図15のタイムチャ
ートに示す様に、被検知体の存在を検知する(ステップ
st2でYES)と電磁弁に開弁信号を出力(ステップ
st3)して吐水管から吐水し、存在を検知しなくなる
(ステップst7でNO)と電磁弁に閉弁信号を出力
(ステップst8)して止水する自動水栓が従来から知
られている。この自動水栓は、通常の手洗いでは快適に
作動する。しかし、食器や食材を洗う場合には、被検知
体の動きが大きいので、一時的に被検知体の存在を検知
しなくなる場合(図15のステップst5でNO位置〜
図15のステップst2でNO位置)がある。センサが
被検知体の存在を検知しなくなると電磁弁が閉弁して吐
水が中断してしまうので利用者が不快に感じる。
【0003】そこで、図16のフローチャート(ステッ
プSt1〜St9)および図17のタイムチャートに示
す様に、センサが被検知体の存在を検知しなくなる(ス
テップSt7でNO)と遅れて電磁弁に閉弁信号が出力
される(ステップSt8)様に遅延タイマーを入れる
と、食器や食材を洗う場合等、被検知体の動きが大きく
ても吐水が中断しなくなる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、毎回、止水応
答が遅れるので被検知体を遠ざけて吐水が続き(図17
のメッシュ部分参照)、節水性を損なう。
【0005】本発明の目的は、一時的にセンサが被検知
物の存在を検知しなくなっても吐水が中断しない遅延止
水モードと、検知しなくなると直ちに止水を行う通常モ
ードとを使用状態に応じて切り替えが可能な自動水栓の
提供にある。
【0006】
【課題を解決するための手段】〔請求項1について〕自
動水栓は、電磁弁の開閉により吐止水する吐水管と、被
検知体の存在の有無を検知するセンサと、このセンサが
被検知体の存在を検知すると電磁弁に開弁信号を出力
し、検知しなくなると閉弁信号を出力する制御手段とを
有する。制御手段は、センサが被検知体の存在を検知し
なくなると電磁弁に閉弁信号を、直ちに出力する通常止
水モードと遅れて出力する遅延止水モードとを有する。
【0007】通常の手洗いでは被検知体である手の動き
が小さく、センサが被検知体の存在を検知し続けて吐水
が中断し難いので、センサが被検知体の存在を検知しな
くなると電磁弁に閉弁信号を直ちに出力する通常止水モ
ードに設定(手動または自動)して節水を図る。
【0008】食器や食材の洗浄では被検知体である食器
や食材の動きが大きく、センサが一時的に被検知体の存
在を検知しなくなる場合が有るので、センサが被検知体
の存在を検知しなくなると電磁弁に閉弁信号を遅れて出
力する遅延止水モードに設定(手動または自動)して吐
水の中断を防止する。
【0009】〔請求項2について〕食器や食材を洗う場
合には被検知体の動きが大きいので、下記の状態になり
易い。この様な状態になると、使用者が食器や食材を洗
っていると推定し、制御手段が遅延止水モードになって
吐水の中断を防止する。・センサが被検知体の存在を検
知する状態と検知しない状態とが反復し、その反復回数
が所定時間内に設定数に達する。・被検知体の存在を検
知する状態から一旦、検知しない状態になり、一定時間
内に被検知体の存在を検知する状態になる。
【0010】〔請求項3について〕食器洗いや食材洗い
から通常の手洗いに移行すると、被検知体の動きが小さ
くなるので反復回数は低下し、第1所定時間内に設定数
未満になる。また、食器洗いや食材洗いが終了すると、
第2所定時間を越えても被検知体の存在を検知する状態
に戻らない。この様な場合には、通常の手洗いに移行し
たか食器洗いや食材洗いが終了したと推定して、制御手
段が通常止水モードに切り替える。これにより節水を図
ることができる。
【0011】〔請求項4について〕制御手段が遅延止水
モードで作動している場合、食器や食材がセンサで検知
し難い材質である程、また、食器や食材の動きが大きい
程、被検知体の存在をセンサが検知する状態と検知しな
い状態との反復回数が多くなり、また検知しない状態が
長くなる。そこで、被検知体の存在をセンサが検知する
状態と検知しない状態との反復回数が多い程、また検知
しない状態が長い程、遅れ時間を長く設定する。これに
より、制御手段が遅延止水モードで作動している場合の
吐水の中断を一層、防止することができる。
【0012】〔請求項5について〕自動水栓は、電磁弁
の開閉により吐止水する吐水管と、間欠的にセンサ波を
放射し、このセンサ波が被検知体に反射して戻って来る
か否かに基づいて被検知体の存在の有無を検知する確認
動作を行うセンサと、該確認動作により被検知体の存在
を検知すると電磁弁に開弁信号を出力し、確認動作で被
検知体の存在を検知できなくなると閉弁信号を出力する
制御手段とを有する。弁制御手段は、センサに確認動作
を少ない回数行わせる第1止水モードと、確認動作を第
1止水モードより多い回数行わせる第2止水モードとを
有する。
【0013】通常の手洗いでは被検知体である手の動き
が小さく、少ない確認動作回数でも被検知体の存在を検
知して吐水が中断し難いので、センサに確認動作を少な
い回数行わせる第1止水モードに設定(手動または自
動)して節水を図る。食器や食材の洗浄では被検知体で
ある食器や食材の動きが大きく、少ない確認動作回数で
はセンサが被検知体の存在を検知しない場合が有るの
で、確認動作を第1止水モードより多い回数行わせる第
2止水モードに設定(手動または自動)して吐水の中断
を防止する。
【0014】〔請求項6について〕自動水栓は、電磁弁
の開閉により吐止水する吐水管と、間欠的にセンサ波を
放射し、このセンサ波が被検知体に反射して戻って来る
か否かに基づいて被検知体の存在の有無を検知する確認
動作を行うセンサと、確認動作により被検知体の存在を
検知すると電磁弁に開弁信号を出力し、確認動作で検知
できなくなると閉弁信号を出力する制御手段とを有す
る。
【0015】そして、センサが被検知体の存在を検知す
る状態と検知しない状態とが反復する場合、その反復回
数が多い程、また検知しない状態が長い程、確認動作の
回数を増やす。通常の手洗いでは被検知体である手の動
きが小さいので、センサが被検知体の存在を検知する状
態と検知しない状態とが反復しないか、また、反復して
も反復回数は少なく検知しない状態が短い。この場合に
は、確認動作の回数を少なくする。なお、少ない確認動
作回数でも被検知体の存在が検知されるので吐水が中断
しない。これにより節水を図ることができる。
【0016】食器や食材を洗う場合には、被検知体であ
る食器や食材の動きが大きいので、センサが被検知体の
存在を検知する状態と検知しない状態とが反復し易く、
また、反復する場合に反復回数は多く、検知しない状態
が長い。この場合には、確認動作の回数を多くして被検
知体の存在が検知され易くすることにより吐水の中断を
防止する。
【0017】
【発明の実施の形態】本発明の第1実施例(請求項1、
2、3に対応)を図1〜図8に基づいて説明する。自動
水栓Aは、温調ユニット1からシンク2方向に延設する
吐水管3と、吐止水を行う電磁弁4と、吐水管3の吐水
ヘッド30に取り付けられたセンサ5と、電磁弁4の開
閉等の制御を行うコントローラ6とを有する。
【0018】温調ユニット1は、図1、図2に示す様
に、温調コントローラ11と電磁弁4とを内部に配設
し、取付具(図示せず)によりシンク後板21の上方に
固定されている。温調コントローラ11には、給水管1
2および給湯管13の先端が接続され、湯と水との混合
割合を調節する温調ハンドル14の手動操作により出口
の湯温を自由に決めることができる。給水管12は、途
中に止水栓121を介設(シンク下の空所22)し、基
端が上水道に接続されている。給湯管13は、途中に止
湯栓131を介設(シンク下の空所22)し、基端が給
湯器やボイラーに接続されている。
【0019】吐水管3は、金属輪を複数個、繋ぎ合わせ
て形成され、自在に曲げることができるフレキシブル性
を有する。この吐水管3の基部は、温調ユニット1の上
面を貫通して温調ユニット1内に装入され、基端面が電
磁弁4の出口に連結されている。また、吐水管3の先部
には、プラスチック等で形成されたマッチ箱程度の大き
さの吐水ヘッド30が取り付けられている。
【0020】この吐水ヘッド30の下面には吐水管3の
吐水口31が開口し、上面には運転切替スイッチ15お
よびモード表示用のLED16が配設されている。な
お、吐水口31から吐水する湯(水)の水量は流調ツマ
ミ17の操作により可変することができる。運転切替ス
イッチ15は、コントローラ6に電気接続され、押圧操
作により運転状態が、運転停止(LED16が消灯)→
モード自動設定(LED16が設定されたモードに対応
する色で点灯)→食器洗いモード;固定(LED16が
赤色点灯)→通常モード;固定(LED16が緑色点
灯)→運転停止(LED16が消灯)に順に切り替わ
る。
【0021】センサ5は、発光素子であるLED51
と、受光素子であるフォトダイオード52とにより構成
され、光軸がシンク2の略中央で交差する様にLED5
1およびフォトダイオード52が斜めに配設されてい
る。シンク2の略中央に検知物が有る場合には、LED
51から放射された光が検知物に当たって反射してフォ
トダイオード52に入光する。また、検知物が無い場合
には、シンク2の底面に当たって他方向へ反射しフォト
ダイオード52に入光しない。
【0022】コントローラ6は、本実施例では、図4、
図5に示す様に、ACアダプタ61、整流回路62、セ
ンサ駆動回路63、電磁弁駆動回路64、およびマイク
ロコンピュータ65を備える。
【0023】ACアダプタ61は、トランス611によ
りAC- 100Vを10V程度の低い交流電圧に降圧す
る。整流回路62は、低い交流電圧を整流して+5Vの
安定化電圧を得る。センサ駆動回路63は、LED51
が間欠点灯するための電圧を印加するための回路であ
る。
【0024】電磁弁駆動回路64は、電磁弁4を閉開弁
させるための電圧を印加するための回路である。電磁弁
駆動回路64は、通常止水モードでは、センサ5が被検
知体の存在を検知しなくなると閉弁信号を直ちに電磁弁
4に出力する。また、食器洗いモードでは、センサ5が
被検知体の存在を検知しなくなると閉弁信号を1秒後に
電磁弁4に出力する。
【0025】つぎに、モード自動設定の場合におけるマ
イクロコンピュータ65の作動を、図6のフローチャー
ト、および図8のタイムチャートに基づいて説明する。
自動水栓Aの電源を投入すると、ステップs1で通常止
水モードに設定(LED16が緑色点灯)する。ステッ
プs2で0.5秒間、待機する。
【0026】ステップs2の終了後、ステップs3にお
いて、センサ駆動回路63がLED51に電圧を印加し
て、LED51からシンク2方向に光を照射する。フォ
トダイオード52に反射光が入光して被検知体の存在を
検知した場合にはステップs4に進み、反射光が入光せ
ず被検知体の存在を検知しない場合にはステップs5に
進む。ステップs4で、マイクロコンピュータ65は電
磁弁駆動回路64へ開弁信号の出力を開始し、電磁弁駆
動回路64は電磁弁4に通電を行い、電磁弁4が開弁状
態となる。
【0027】ステップs5で、タイマ(2秒前後)のカ
ウントを行いステップs6に進む。ステップs6でタイ
マがタイムアップしているか否か判別し、タイムアップ
していない場合(NO)にはステップs2に戻り、タイ
ムアップしている場合(YES)にはステップs7に進
む。ステップs7で通常止水モードに設定(LED16
が緑色点灯)し、タイマを0に戻し、ステップs2に戻
る。
【0028】ステップs8で0.5秒間、待機する。ス
テップs8の終了後、ステップs9において、センサ駆
動回路63がLED51に電圧を印加して、LED51
からシンク2方向に光を照射する。フォトダイオード5
2に反射光が入光して被検知体の存在を検知した場合に
はステップs8に戻り、反射光が入光せず被検知体の存
在を検知しない場合にはステップs10に進む。
【0029】ステップs10で0.25秒間、待機す
る。ステップs10の終了後、ステップs11におい
て、センサ駆動回路63がLED51に電圧を印加し
て、LED51からシンク2方向に光を照射する。フォ
トダイオード52に反射光が入光して被検知体の存在を
検知した場合にはステップs12に進み、反射光が入光
せず被検知体の存在を検知しない場合にはステップs1
3に進む。
【0030】ステップs12で食器洗いモードに設定
(LED16が赤色点灯)し、ステップs8に戻る。ス
テップs13で現在のモードが食器洗いモードであるか
否か判別し、食器洗いモードの場合(YES)にはステ
ップs14に進み、通常モードの場合(NO)にはステ
ップs15に進む。
【0031】ステップs15で、マイクロコンピュータ
は電磁弁駆動回路64へ閉弁信号を出力し、電磁弁駆動
回路64は電磁弁4への通電を停止する。ステップs1
6で0.5秒間、待機する。
【0032】ステップs16の終了後、ステップs17
において、センサ駆動回路63がLED51に電圧を印
加して、LED51からシンク2方向に光を照射する。
フォトダイオード52に反射光が入光して被検知体の存
在を検知した場合にはステップs18に進み、反射光が
入光せず被検知体の存在を検知しない場合にはステップ
s2に戻る。ステップs18で食器洗いモードに設定
(LED16が赤色点灯)し、ステップs4に戻る。
【0033】本実施例の自動水栓Aは、以下の利点を有
する。 〔ア〕自動水栓Aは、運転切替スイッチ15を操作して
モード自動設定に設定すると、手を洗っている状態か、
食器や食材等を洗っている状態かを判別して、被検知体
の存在を検知しなくなる(ステップs9でNO、且つs
11でNO)と電磁弁駆動回路64に閉弁信号を直ちに
出力する(ステップs11でNO→ステップs15)通
常止水モードと、電磁弁駆動回路64に遅れて出力する
(ステップs11でNO→ステップs15)遅延止水モ
ードとを自動的に切り替える構成である。このため、食
器や食材等を洗う際に吐水の中断が起こり難く、使用者
に不快感を与えない。また、手を洗っている場合(通常
止水モード時)には、被検知物である手をシンク2内か
ら退けると直ぐ止水するので節水性を確保することがで
きる。
【0034】〔イ〕自動水栓Aは、被検知体を検知する
状態(ステップs9でYES)から一旦、被検知体を検
知しない状態(ステップs9でNO)になり、第1所定
時間内(最大、ステップs10の0.25秒+ステップ
s16の0.5秒)に検知状態(ステップs11でYE
S、またはステップs17でYES)になると自動で食
器洗いモードに設定される(ステップs12、s18)
構成である。また、食器洗いモードで作動中に、第2所
定時間(ステップs10の0.25秒+ステップs14
の1秒+ステップs16の0.5秒+ステップs2の
0.5秒+ステップs5のタイマ時間)を越えても検知
状態にならなかった場合(ステップs3でNO)には、
通常止水モードに戻る(ステップs7)構成である。こ
のため、使用者が手を洗っている状態か、食器や食材等
を洗っている状態かを精度良く判別することができる。
【0035】〔ウ〕自動水栓Aは、押圧操作により運転
状態を、運転停止→モード自動設定→食器洗いモード
(固定)→通常モード(固定)→運転停止に順に切り替
えることができる運転切替スイッチ15を吐水ヘッド3
0に配設している。このため、食器・食材洗いを連続し
て行う場合や、手洗いを連続して行う場合には、モード
を固定することにより、別のモードに自動で切り替わる
間に生じる吐水の中断や無駄水の吐水を防ぐことができ
る。また、買い物等で台所を離れる場合に、運転切替ス
イッチ15を運転停止にしておけば、食器や食材等がシ
ンク2内に転がっても吐水が起きることがない。
【0036】つぎに、本発明の第2実施例(請求項5に
対応)を図9〜図13に基づいて説明する。自動水栓B
は、下記に示す点が自動水栓Aと異なる。吐水管3の吐
水ヘッド30にはLED51とフォトダイオード52と
からなるセンサ5が取り付けられ、吐水ヘッド30の下
面には吐水管3の吐水口31が開口している。
【0037】コントローラ6は、本実施例では、図1
0、図11に示す様に、センサ駆動回路63、電磁弁駆
動回路64、マイクロコンピュータ65、電池66、お
よび電圧監視回路67を備える。
【0038】つぎに、コントローラ6のマイクロコンピ
ュータの作動を、図12、図13に基づいて説明する。
自動水栓Bの電源を投入すると、ステップS1で通常止
水モードに設定する。ステップS2で0.5秒間、待機
する。
【0039】ステップS2の終了後、ステップS3にお
いて、センサ駆動回路63がLED51に電圧を印加し
て、LED51からシンク2方向に光を照射する。フォ
トダイオード52に反射光が入光して被検知体の存在を
検知した場合にはステップS4に進み、反射光が入光せ
ず被検知体の存在を検知しない場合にはステップS5に
進む。ステップS4で、マイクロコンピュータ65は電
磁弁駆動回路64へ開弁信号の出力を開始し、電磁弁駆
動回路64は電磁弁4に通電を行い、電磁弁4が開弁状
態となる。
【0040】ステップS5で、タイマ(2秒前後)のカ
ウントを行いステップS6に進む。ステップS6でタイ
マがタイムアップしているか否か判別し、タイムアップ
していない場合(NO)にはステップS2に戻り、タイ
ムアップしている場合(YES)にはステップS7に進
む。ステップS7で通常止水モードに設定し、タイマを
0に戻し、ステップS2に戻る。
【0041】ステップS8で0.5秒間、待機する。ス
テップS8の終了後、ステップS9において、センサ駆
動回路63がLED51に電圧を印加して、LED51
からシンク2方向に光を照射する。フォトダイオード5
2に反射光が入光して被検知体の存在を検知した場合に
はステップS8に戻り、反射光が入光せず被検知体の存
在を検知しない場合にはステップS10に進む。
【0042】ステップS10で現在のモードが食器洗い
モードであるか否か判別し、食器洗いモードの場合(Y
ES)にはステップS11に進み、通常モードの場合
(NO)にはステップS12に進む。ステップS11で
確認回数を3回に設定し、ステップS13に進む。ステ
ップS12で確認回数を1回に設定し、ステップS13
に進む。
【0043】ステップS13で0.25秒間、待機す
る。ステップS13の終了後、ステップS14におい
て、センサ駆動回路63がLED51に電圧を印加し
て、LED51からシンク2方向に光を照射する。フォ
トダイオード52に反射光が入光して被検知体の存在を
検知した場合にはステップS15に進み、反射光が入光
せず被検知体の存在を検知しない場合にはステップS1
6に進む。ステップS15で食器洗いに設定し、ステッ
プS8に戻る。
【0044】ステップS16で確認回数が終了している
か否かを判別し、確認回数が終了している場合(YE
S)にはステップS17に進み、終了していない場合
(NO)にはステップS13に戻る。
【0045】ステップS17で、マイクロコンピュータ
65は電磁弁駆動回路64へ閉弁信号を出力し、電磁弁
駆動回路64は電磁弁4への通電を停止する。ステップ
S18で0.5秒間、待機する。
【0046】ステップS18の終了後、ステップS19
において、センサ駆動回路63がLED51に電圧を印
加して、LED51からシンク2方向に光を照射する。
フォトダイオード52に反射光が入光して被検知体の存
在を検知した場合にはステップS20に進み、反射光が
入光せず被検知体の存在を検知しない場合にはステップ
S2に戻る。ステップS20で食器洗いモードに設定
し、ステップS4に戻る。
【0047】本実施例の自動水栓Bは、以下の利点を有
する。 〔エ〕自動水栓Bは、手を洗っている状態か食器や食材
等を洗っている状態かを判別して、下記に示す通常止水
モード或いは食器洗いモードに自動的に設定される構成
である。このため、食器洗い中や食材洗い中(食器洗い
モードに設定)に吐水の中断が起こり難く、使用者に不
快感を与えない。また、手を洗っている場合(通常モー
ドに設定)には被検知物である手をシンク2内から退け
ると直ぐ止水するので節水性を確保することができる。
【0048】(通常止水モード)センサ5が被検知体を
検知しなくなる(ステップS9でNO)と0.25秒後
に被検知体を確認する確認動作を1回行い、それでも被
検知体を検知できない場合に電磁弁駆動回路64に閉弁
信号を出力する。 (食器洗いモード)センサ5が被検知体を検知しなくな
る(ステップS9でNO)と0.25秒毎に最高3回、
被検知体を確認する確認動作を行い、それでも被検知体
を検知できない場合に電磁弁駆動回路64に閉弁信号を
出力する。
【0049】本発明は、上記実施例以外に、つぎの実施
態様を含む。 a.第1実施例の自動水栓A(モード自動設定の場合)
において、センサ5が被検知体を検知する状態と検知し
ない状態とが反復し、その反復回数が例えば、1秒以内
(所定時間内に相当)に3回(設定数に相当)に達する
と食器洗いモードに切り替わる構成に変更しても良い
{請求項2に対応}。
【0050】また、第1実施例の自動水栓A(モード自
動設定の場合)が食器洗いモード(遅延止水モードに相
当)で作動中に、センサ5が被検知体を検知する状態と
検知しない状態とが反復し、その反復回数が例えば、1
秒間(第1所定時間に相当)に2回未満(設定数未満に
相当)に低下すると切り替わる構成に変更しても良い
{請求項3に対応}。
【0051】更に、第1実施例の自動水栓A(モード自
動設定の場合)が食器洗いモード(遅延止水モードに相
当)で作動している場合、センサ5が被検知体を検知す
る状態と検知しない状態とが反復し、その反復回数が多
い程、また被検知体を検知しない期間が長い程、閉弁信
号を電磁弁駆動回路64へ出力する迄の遅れ時間が長く
設定される構成に変更しても良い{請求項4に対応}。
【0052】b.第2実施例の自動水栓Bにおいて、セ
ンサ5が被検知体の存在を検知する状態と検知しない状
態とが反復する場合、その反復回数が多い程、また被検
知体を検知しない期間が長い程、確認動作の回数が増え
る構成に変更しても良い{請求項6に対応}。
【0053】c.センサが放射するセンサ波は、光以外
に、電波や音波等でも良い{請求項5、6に対応}。
【0054】d.被検知体の存在の有無をセンサが連続
して検知する構成であっても良い{請求項1〜4に対
応}。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例に係る自動水栓の構造説明
図である。
【図2】その自動水栓の温調ユニットの断面図(a)、
温調ユニットを正面側の内部構造図(b)、側面側の内
部構造図(c)である。
【図3】その自動水栓の吐水ヘッドの正面側の断面図
(a)、側面側の断面図(b)である。
【図4】その自動水栓のブロック図である。
【図5】その自動水栓の部品配置図である。
【図6】その自動水栓のコントローラのマイクロコンピ
ュータの作動を示すフローチャートである。
【図7】その自動水栓の作動を示すタイムチャートであ
る。
【図8】その自動水栓の作動を示すタイムチャートであ
る。
【図9】本発明の第2実施例に係る自動水栓の構造説明
図である。
【図10】その自動水栓のブロック図である。
【図11】その自動水栓の部品配置図である。
【図12】その自動水栓のコントローラのマイクロコン
ピュータの作動を示すフローチャートである。
【図13】その自動水栓の作動を示すタイムチャートで
ある。
【図14】従来技術に係る自動水栓の作動を示すフロー
チャートである。
【図15】従来技術に係る自動水栓の作動を示すタイム
チャートである。
【図16】従来技術に係る自動水栓の作動を示すフロー
チャートである。
【図17】従来技術に係る自動水栓の作動を示すタイム
チャートである。
【符号の説明】
3 吐水管 4 電磁弁 5 センサ A、B 自動水栓 65 マイクロコンピュータ(制御手段)

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電磁弁の開閉により吐止水する吐水管
    と、 被検知体の存在の有無を検知するセンサと、 該センサが前記被検知体の存在を検知すると前記電磁弁
    に開弁信号を出力し、検知しなくなると閉弁信号を出力
    する制御手段とを有する自動水栓において、 前記制御手段は、前記センサが前記被検知体の存在を検
    知しなくなると前記電磁弁に閉弁信号を、直ちに出力す
    る通常止水モードと遅れて出力する遅延止水モードとを
    有することを特徴とする自動水栓。
  2. 【請求項2】 前記センサが前記被検知体の存在を検知
    する状態と検知しない状態とが反復し、その反復回数が
    所定時間内に設定数に達した場合、 或いは前記被検知体の存在を検知する状態から一旦、検
    知しない状態になり、一定時間内に前記被検知体の存在
    を検知する状態になった場合には前記遅延止水モードが
    選択されることを特徴とする請求項1記載の自動水栓。
  3. 【請求項3】 前記制御手段が前記遅延止水モードで作
    動中に、 前記反復回数が第1所定時間内に設定数未満になった場
    合、或いは第2所定時間を越えても前記被検知体の存在
    を検知する状態にならなかった場合には、前記通常止水
    モードに戻ることを特徴とする請求項2記載の自動水
    栓。
  4. 【請求項4】 前記制御手段が前記遅延止水モードで作
    動している場合、 検知する状態と検知しない状態との反復回数が多い程、
    また検知しない状態が長い程、上記遅れ時間が長く設定
    されることを特徴とする請求項1乃至請求項3の何れか
    に記載の自動水栓。
  5. 【請求項5】 電磁弁の開閉により吐止水する吐水管
    と、 間欠的にセンサ波を放射し、このセンサ波が被検知体に
    反射して戻って来るか否かに基づいて前記被検知体の存
    在の有無を検知する確認動作を行うセンサと、 該確認動作により前記被検知体の存在を検知すると前記
    電磁弁に開弁信号を出力し、前記確認動作で検知できな
    くなると閉弁信号を出力する制御手段とを有する自動水
    栓において、 前記制御手段は、前記センサに前記確認動作を少ない回
    数行わせる第1止水モードと、前記確認動作を前記第1
    止水モードより多い回数行わせる第2止水モードとを有
    することを特徴とする自動水栓。
  6. 【請求項6】 電磁弁の開閉により吐止水する吐水管
    と、 間欠的にセンサ波を放射し、このセンサ波が被検知体に
    反射して戻って来るか否かに基づいて前記被検知体の存
    在の有無を検知する確認動作を行うセンサと、 該確認動作により前記被検知体の存在を検知すると前記
    電磁弁に開弁信号を出力し、前記確認動作で検知できな
    くなると閉弁信号を出力する制御手段とを有する自動水
    栓において、 前記センサが前記被検知体の存在を検知する状態と検知
    しない状態とが反復する場合、その反復回数が多い程、
    また検知しない状態が長い程、前記確認動作の回数を増
    やすことを特徴とする自動水栓。
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