JP2001163275A - 履帯シール装置 - Google Patents

履帯シール装置

Info

Publication number
JP2001163275A
JP2001163275A JP35055399A JP35055399A JP2001163275A JP 2001163275 A JP2001163275 A JP 2001163275A JP 35055399 A JP35055399 A JP 35055399A JP 35055399 A JP35055399 A JP 35055399A JP 2001163275 A JP2001163275 A JP 2001163275A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bush
seal
crawler belt
tapered surface
link portion
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP35055399A
Other languages
English (en)
Inventor
Hideki Akita
秀樹 秋田
Wataru Idezu
渉 出津
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Construction Machinery Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Construction Machinery Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Construction Machinery Co Ltd filed Critical Hitachi Construction Machinery Co Ltd
Priority to JP35055399A priority Critical patent/JP2001163275A/ja
Publication of JP2001163275A publication Critical patent/JP2001163275A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Sealing Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 シールの耐久性を高めることができ、シール
性能を長期に亘って良好に安定させることができる履帯
シール装置を提供する。 【解決手段】 履帯シール装置において、ブッシュ23
の内側端部にテーパ面29を形成し、各トラックリンク
における外側リンク部20の凹み部26とブッシュ23
との間に、前記ブッシュ23のテーパ面29に対接する
テーパ面30を有するシール体31と、このシール体3
1と前記凹み部26の底面との間に位置する弾性体32
とを設けたことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば油圧ショベ
ル、油圧クレーン等の装軌式車両に用いて好適な履帯シ
ール装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、油圧ショベル等の装軌式車両に
用いられる履帯は、長手方向一側に外側リンク部が形成
されると共に長手方向他側に内側リンク部が形成された
左,右のトラックリンクと、前記各トラックリンクの内
側リンク部間に設けられ左,右方向の両端側が前記外側
リンク部と対向して配置されたブッシュと、前記ブッシ
ュ内に挿入して設けられ左,右方向の両端側が前記外側
リンク部に嵌合して連結された連結ピンと、前記各トラ
ックリンクの外側リンク部の凹み部とブッシュの端面と
の間に設けられたシール装置とを備えている。
【0003】上述したシール装置として、種々の構成の
ものが提案されているが、実公昭51−41309号公
報に示される断面略W字状の環状シールが一般的に用い
られ、この環状シールの側面が対接するトラックリンク
の外側リンク部の凹み部とブッシュの端面とに、シール
面を構成している。また、上述した公知例には、シール
性を更に向上させるために、前述した断面略W字状の環
状シールの両側に耐摩耗性のプレートを設け、この耐摩
耗性のプレートと対接するトラックリンクの外側リンク
部の凹み部とブッシュの端面とに、シール面を構成して
いる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、近年、この
種の装軌式車両は、盗難防止のために、作業現場から管
理可能な場所に移動させることが必要になってきたた
め、装軌式車両は、必要以上に自走することになった。
その結果、トラックリンクとブッシュとの間に挿嵌した
シールに多大な摺動抵抗が作用したり、規定以上の荷重
が作用する機会が、従来よりも増大してきた。これによ
り、前述した従来技術のシールでは、そのシール機能が
短期間で低下してしまい、長寿命化を得ることができな
いという問題がある。
【0005】本発明は、上述した従来技術の問題に鑑み
てなされたもので、本発明は、シールの耐久性を高める
ことができ、シール性能を長期に亘って良好に安定させ
ることができる履帯シール装置を提供することを目的と
している。
【0006】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決する
ために、請求項1の発明は、円筒状のブッシュの両端に
それぞれ一方のトラックリンクの内側リンク部を固定
し、前記ブッシュに連結軸を回動可能に挿入し、前記連
結軸の両端にそれぞれ他方のトラックリンクの外側リン
ク部を固定してなる履帯において、前記ブッシュの内側
端部にテーパ面を形成し、前記各トラックリンクにおけ
る外側リンク部の凹み部とブッシュとの間に、前記ブッ
シュのテーパ面に対接するテーパ面を有するシール体
と、このシール体と前記凹み部の底面との間に位置する
弾性体とを設けたことを特徴とする履帯シール装置にあ
る。
【0007】また、請求項2の発明は、円筒状のブッシ
ュの両端にそれぞれ一方のトラックリンクの内側リンク
部を固定し、前記ブッシュに連結軸を回動可能に挿入
し、前記連結軸の両端にそれぞれ他方のトラックリンク
の外側リンク部を固定してなる履帯において、前記ブッ
シュの内側端部にテーパ面を形成し、前記各トラックリ
ンクにおける外側リンク部の凹み部とブッシュとの間
に、前記ブッシュのテーパ面に対接するテーパ面を有す
る第1のシール体と、この第1のシール体と前記凹み部
の底面との間に位置する第1の弾性体と、前記ブッシュ
の外周側端面と前記凹み部の底面との間に位置する第2
の弾性体とを設けたことを特徴とする履帯シール装置に
ある。
【0008】さらに、請求項3の発明は、円筒状のブッ
シュの両端にそれぞれ一方のトラックリンクの内側リン
ク部を固定し、前記ブッシュに連結軸を回動可能に挿入
し、前記連結軸の両端にそれぞれ他方のトラックリンク
の外側リンク部を固定してなる履帯において、前記ブッ
シュの内側端部にテーパ面を形成し、前記各トラックリ
ンクにおける外側リンク部の凹み部とブッシュとの間
に、前記ブッシュのテーパ面に対接するテーパ面を有す
る第1のシール体と、この第1のシール体と前記凹み部
の底面との間に位置する第1の弾性体と、前記ブッシュ
の外周側端面と対接する第2のシール体と、この第2の
シール体と前記凹み部の底面との間に位置する第2の弾
性体とを設けたことを特徴とする履帯シール装置にあ
る。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の履帯シール装置の
実施の形態を油圧ショベルに適用した場合を例に挙げ、
添付図面に従って詳細に説明する。図1は本発明の履帯
シール装置の一実施の形態を備えた油圧ショベルを示す
もので、この図1において、1は油圧ショベルの走行
体、2は走行体1上に旋回可能に設けた旋回体、3は旋
回体2上に前側に設けた運転室、4は旋回体2上の中間
部に設けたエンジン室、5は旋回体2上の後部に設けた
カウンタウエイトである。
【0010】6は旋回体2の前部に俯仰動可能に設けた
ブーム、7はその操作用の油圧シリンダ、8はブーム6
の先端に回動可能に設けたアーム、9はその操作用の油
圧シリンダ、10はアーム8の先端に回動可能に設けた
バケット、11はその操作用の油圧シリンダである。
【0011】前述した走行体1は、トラックフレーム1
2と、このトラックフレーム12の側方に張り出した
左,右のサイドフレーム13(一方のみ図示)と、この
サイドフレーム13の両端側にそれぞれ設けられた遊動
輪14、駆動輪15と、この遊動輪14と駆動輪15と
に巻回された履帯16と、履帯16をサイドフレーム1
3の上側で案内する上ローラ17と、履帯16をサイド
フレーム13の下側で案内する下ローラ18とによって
構成されている。
【0012】図2は図1に示す本発明の履帯シール装置
の一実施の形態を備えた油圧ショベルの走行体を拡大し
て示す横断面図で、この図2において、図1と同符号の
ものは同一部分である。19は履帯16を構成する一方
のトラックリンクの内側リンク部、20は履帯16を構
成する他方のトラックリンクの外側リンク部、21は各
トラックリンクに取付けたトラックシューである。
【0013】22は各トラックリンクの内側リンク部1
9に設けられたブッシュ挿嵌孔、23は各内側リンク部
19のブッシュ挿嵌孔22内に圧入状態で挿嵌されたブ
ッシュ、24は一方のトラックリンクの内側リンク部1
9と他方のトラックリンクの外側リンク部20とを連結
する連結軸で、この連結軸24は前述したブッシュ23
内に挿入され、その両端はそれぞれ他方のトラックリン
クの外側リンク部20の連結軸挿嵌孔25内に圧入状態
で挿嵌されている。
【0014】26は他方のトラックリンクの外側リンク
部20における内側面に形成された凹み部で、この凹み
部26はこの凹み部26内に一部導入するブッシュ23
の端面27と連結軸24の外周面とにより、シール装置
収納のための環状空間を形成する。28は前述した環状
空間内に収納されたシール装置である。
【0015】図3は本発明のシール装置の一実施の形態
を備えた履帯連結部を拡大して示す断面図であり、この
図において図2に示す符号と同符号のものは同一部分で
ある。前述したブッシュ23の内側端面には、テーパ面
29が形成されている。前述したシール装置28は、ブ
ッシュ23における内側端面のテーパ面29に対接する
テーパ面30を有し、かつ凹み部26部分の連結軸24
に移動可能に設けられた環状のシール体31と、このシ
ール体31と凹み部26の底面との間に設けた環状の弾
性体32とで構成されている。
【0016】シール体31には、エンジニアプラスチッ
ク、含油焼結合金、青銅等の自己潤滑特性を有する材料
が、また弾性体32には、ばね鋼、ゴム、プラスチック
等の材料が用いられる。前述した連結軸24とブッシュ
23との間には、グリース等の潤滑剤が充填されてい
る。
【0017】次に上述した本発明の履帯シール装置の一
実施の形態の動作を説明する。図3に示す履帯シール装
置の一実施の形態においては、シール体31は弾性体3
2の弾性力により連結軸24の内方側に押圧される。こ
れにより、シール体31のテーパ面30がブッシュ23
における内側端面のテーパ面29に密接し、シール面を
構成すると共に、通常、ブッシュ23をその軸線が連結
軸24の軸線と一致するように維持する。
【0018】そこで、駆動輪15の歯のブッシュ23へ
の噛み合いにより、履帯16が駆動移動されると、履帯
16を構成する一方のトラックリンクと他方のトラック
リンクとが、連結軸24回りに相対運動を生じる。
【0019】このとき、シール体31のテーパ面30と
ブッシュ23における内側端面のテーパ面29との密接
により構成させるシール面は、相対的な滑りシール面と
して機能する。
【0020】その結果、内側リンク部19と外側リンク
部20との間のすき間を通して入り込む土砂等の異物
は、シール体31のテーパ面30とブッシュ23におけ
る内側端面のテーパ面29との密接により構成させるシ
ール面、即ち相対的な滑りを生じるシール面の構成によ
り、前述したブッシュ23と連結軸24との間への侵入
を抑える。これにより、シール性能が向上する。
【0021】また、履帯16の駆動移動時、一方のトラ
ックリンクが他方のトラックリンクに対してその軸線方
向に移動された場合、その相対的な移動は弾性体32の
弾性力によって許容される。
【0022】さらに、履帯16の駆動移動時、一方のト
ラックリンクが他方のトラックリンクに対してその軸線
方向と直角方向に移動された場合、ブッシュ23はその
軸線が連結軸24の軸線に対して偏芯するように移動す
る。この時、弾性体32はシール体31のテーパ面30
を介してブッシュ23を元の位置に戻すように作用す
る。その結果、シール体31のテーパ面30とブッシュ
23における内側端面のテーパ面29との密接により構
成されるシール面を維持すると共に、ブッシュ23の内
周面と連結軸24との接触およびこの接触によるブッシ
ュ23の損傷等を防止することができる。
【0023】図4は、本発明の履帯シール装置の他の実
施の形態を示すもので、この図4において、図3に示す
符号と同一符号のものは同一部分もしくは相当する部分
である。この実施の形態は、凹み部26内における第1
のシール体31と第1の弾性体32との外周に、ゴム等
の弾性体で作られた第2のシール体33を設けたもので
ある。この第2のシール体33は、その一部がブッシュ
23の外側端面に密接してシール面を構成し、内側リン
ク部19と外側リンク部20との間のすき間を通して、
第1のシール体31のテーパ面30とブッシュ23にお
ける内側端面のテーパ面29との密接により構成させる
シール面に、土砂等の異物が入り込むことを抑える機能
を果たすものである。また、この第2のシール体33は
第1の弾性体32と協動して内側リンク部19と外側リ
ンク部20との軸方向の相対的な移動を抑制する機能も
有している。
【0024】上述した本発明の履帯シール装置の他の実
施の形態によれば、前述した本発明の履帯シール装置の
一実施の形態と同様に、第2のシール体33と第1のシ
ール体31とにより形成される2つのシール面により、
内側リンク部19と外側リンク部20との間のすき間を
通して入り込む土砂等の異物は、前述したブッシュ23
と連結軸24との間の間隙への侵入が抑えられる。これ
により、シール性能を更に向上させることができる。
【0025】また、履帯16の駆動移動時、一方のトラ
ックリンクが他方のトラックリンクに対してその軸線方
向に移動された場合、その相対的な移動は第1の弾性体
32および第2のシール体33の弾性力によって許容さ
れる。
【0026】さらに、履帯16の駆動移動時、一方のト
ラックリンクが他方のトラックリンクに対してその軸線
方向と直角方向に移動された場合、ブッシュ23はその
軸線が連結軸24の軸線に対して偏芯するように移動す
る。この時、第1の弾性体32は第1のシール体31の
テーパ面30を介してブッシュ23を元の位置に戻すよ
うに作用する。その結果、第1のシール体31のテーパ
面30とブッシュ23における内側端面のテーパ面29
との密接により構成されるシール面を維持すると共に、
ブッシュ23の内周面と連結軸24との接触およびこの
接触によるブッシュ23の損傷等を防止することができ
る。
【0027】図5は本発明の履帯シール装置の他の実施
の形態を示すもので、この図4において、図3に示す符
号と同一符号のものは同一部分である。この実施の形態
は、凹み部26内における第1のシール体31と第1の
弾性体32との外周に、ブッシュ23の外側端面に密接
してシール面を構成する第2のシール体34と、この第
2のシール体34と凹み部26の底面との間に位置する
第2の弾性体35とを設けて構成したものである。
【0028】第2のシール体34には、エンジニアプラ
スチック、含油焼結合金、青銅等の自己潤滑特性を有す
る材料が、また第2の弾性体35には、ばね鋼、ゴム、
プラスチック等の材料が用いられる。
【0029】上述した第2のシール体34は、その一部
がブッシュ23の外側端面に密接してシール面を構成
し、内側リンク部19と外側リンク部20との間のすき
間を通して、第1のシール体31のテーパ面30とブッ
シュ23における内側端面のテーパ面29との密接によ
り構成させるシール面に、土砂等の異物が入り込むこと
を抑える機能を果たすものである。また、この第2のシ
ール体34は第2の弾性体35と協動して内側リンク部
19と外側リンク部20との軸方向の相対的な移動を抑
制する機能も有している。
【0030】上述した本発明の履帯シール装置の他の実
施の形態によれば、前述した本発明の履帯シール装置の
他の実施の形態と同様に、第2のシール体34と第1の
シール体31とにより形成される2つのシール面によ
り、内側リンク部19と外側リンク部20との間のすき
間を通して入り込む土砂等の異物は、前述したブッシュ
23と連結軸24との間の間隙への侵入が抑えられる。
これにより、シール性能を更に向上させることができ
る。
【0031】また、履帯16の駆動移動時、一方のトラ
ックリンクが他方のトラックリンクに対してその軸線方
向に移動された場合、その相対的な移動は第1の弾性体
32および第2の弾性体35の弾性力によって許容され
る。
【0032】さらに、履帯16の駆動移動時、一方のト
ラックリンクが他方のトラックリンクに対してその軸線
方向と直角方向に移動された場合、ブッシュ23はその
軸線が連結軸24の軸線に対して偏芯するように移動す
る。この時、第1の弾性体32は第1のシール体31の
テーパ面30を介してブッシュ23を元の位置に戻すよ
うに作用する。その結果、第1のシール体31のテーパ
面30とブッシュ23における内側端面のテーパ面29
との密接により構成されるシール面を維持すると共に、
ブッシュ23の内周面と連結軸24との接触およびこの
接触によるブッシュ23の損傷等を防止することができ
る。
【0033】
【発明の効果】以上詳述した如く、本発明のシール装置
によれば、ブッシュの端面内側に設けたテーパ面とこの
テーパ面に密接するシール体とこのシール体に背部に設
けた弾性体との構成により、一方のトラックリンクと他
方のトラックリンクとの間で相対的な移動が生じても、
その移動に追随してシール性能を維持することができ
る。その結果、シールの長寿命化が図られると共に、シ
ール交換作業回数も削減され、実用上の効果が期待でき
るものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のシール装置の一実施の形態を備える油
圧ショベルの正面図である。
【図2】図2は図1に示す本発明の履帯シール装置の一
実施の形態を備えた油圧ショベルの走行体を拡大して示
す横断面図である。
【図3】本発明の履帯シール装置の一実施の形態を備え
た履帯連結部を拡大して示す横断面である。
【図4】本発明の履帯シール装置の他の実施の形態を備
えた履帯連結部を拡大して示す横断面である。
【図5】本発明の履帯シール装置のさらに他の実施の形
態を備えた履帯連結部を拡大して示す横断面である。
【符号の説明】
1 走行体 16 履帯 19 内側リンク部 20 外側リンク部 23 ブッシュ 24 連結軸 26 凹み部 28 シール装置 29 テーパ面 30 テーパ面 31 シール体 32 弾性体 33 第2のシール体 34 第2のシール体 35 第2の弾性体

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 円筒状のブッシュの両端にそれぞれ一方
    のトラックリンクの内側リンク部を固定し、前記ブッシ
    ュに連結軸を回動可能に挿入し、前記連結軸の両端にそ
    れぞれ他方のトラックリンクの外側リンク部を固定して
    なる履帯において、前記ブッシュの内側端部にテーパ面
    を形成し、前記各トラックリンクにおける外側リンク部
    の凹み部とブッシュとの間に、前記ブッシュのテーパ面
    に対接するテーパ面を有するシール体と、このシール体
    と前記凹み部の底面との間に位置する弾性体とを設けた
    ことを特徴とする履帯シール装置。
  2. 【請求項2】 円筒状のブッシュの両端にそれぞれ一方
    のトラックリンクの内側リンク部を固定し、前記ブッシ
    ュに連結軸を回動可能に挿入し、前記連結軸の両端にそ
    れぞれ他方のトラックリンクの外側リンク部を固定して
    なる履帯において、前記ブッシュの内側端部にテーパ面
    を形成し、前記各トラックリンクにおける外側リンク部
    の凹み部とブッシュとの間に、前記ブッシュのテーパ面
    に対接するテーパ面を有する第1のシール体と、この第
    1のシール体と前記凹み部の底面との間に位置する第1
    の弾性体と、前記ブッシュの外周側端面と前記凹み部の
    底面との間に位置する第2の弾性体とを設けたことを特
    徴とする履帯シール装置。
  3. 【請求項3】 円筒状のブッシュの両端にそれぞれ一方
    のトラックリンクの内側リンク部を固定し、前記ブッシ
    ュに連結軸を回動可能に挿入し、前記連結軸の両端にそ
    れぞれ他方のトラックリンクの外側リンク部を固定して
    なる履帯において、前記ブッシュの内側端部にテーパ面
    を形成し、前記各トラックリンクにおける外側リンク部
    の凹み部とブッシュとの間に、前記ブッシュのテーパ面
    に対接するテーパ面を有する第1のシール体と、この第
    1のシール体と前記凹み部の底面との間に位置する第1
    の弾性体と、前記ブッシュの外周側端面と対接する第2
    のシール体と、この第2のシール体と前記凹み部の底面
    との間に位置する第2の弾性体とを設けたことを特徴と
    する履帯シール装置。
JP35055399A 1999-12-09 1999-12-09 履帯シール装置 Pending JP2001163275A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP35055399A JP2001163275A (ja) 1999-12-09 1999-12-09 履帯シール装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP35055399A JP2001163275A (ja) 1999-12-09 1999-12-09 履帯シール装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001163275A true JP2001163275A (ja) 2001-06-19

Family

ID=18411278

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP35055399A Pending JP2001163275A (ja) 1999-12-09 1999-12-09 履帯シール装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2001163275A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
WO1998025809A1 (fr) Dispositif de chenilles pour vehicule chenille
JPH10230720A (ja) ピン保持器を有するトラツクリンク組立体
US6866351B2 (en) Rotary bushing type crawler track
JP4116187B2 (ja) 履帯
KR100480392B1 (ko) 크롤러 벨트 및 크롤러 벨트에 사용하는 실
JP2001163275A (ja) 履帯シール装置
JP2963008B2 (ja) 履帯張り調整装置
JP2001199373A (ja) 履帯シール装置及びこれに用いるシール
JP2001039361A (ja) 履帯シール装置及びこれに用いるシール
JP2001199372A (ja) 履帯シール装置
JP2000168643A (ja) 履帯及び履帯に用いるシール装置
CN109863078B (zh) 连杆组件以及密封组件
JP2003127919A (ja) 履 帯
JP2002225758A (ja) 履 帯
JPH0646782Y2 (ja) 装軌式車両のシ−ル付履帯装置
JP2002225757A (ja) 履 帯
JP3641883B2 (ja) クローラ式車両の履帯
JPH08239068A (ja) 履帯張り調整装置
JP2001106129A (ja) 履 帯
JP2001039360A (ja) 履帯シール装置
JPH09156548A (ja) 履 帯
JP2001039362A (ja) 履帯シール装置及びこれに用いるシール
JP2005048387A (ja) 建設機械のピン軸受け構造
JP2001018862A (ja) 履 帯
JP2021133927A (ja) マスタリンク過回転防止プラグ