JP2001199373A - 履帯シール装置及びこれに用いるシール - Google Patents

履帯シール装置及びこれに用いるシール

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JP2001199373A
JP2001199373A JP2000009195A JP2000009195A JP2001199373A JP 2001199373 A JP2001199373 A JP 2001199373A JP 2000009195 A JP2000009195 A JP 2000009195A JP 2000009195 A JP2000009195 A JP 2000009195A JP 2001199373 A JP2001199373 A JP 2001199373A
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Kazuyoshi Hatano
和好 波多野
Wataru Idezu
渉 出津
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 圧縮方向の荷重に対するシールの耐久性を高
めることができ、シール性能を長期に亘って良好に安定
させることができる履帯シール装置及びこれに用いるシ
ールを提供することを目的とする。 【解決手段】 断面H形の第1の環状シール体32と、
前記第1の環状シール体32を構成する第1の環状側片
部29と前記環状空間の側面との間、及び前記第2の環
状側片部30とブッシュ23の端面との間に、それぞれ
相対的な滑りシール面を構成する第2の環状シール体3
4と第3の環状シール体35とからなるシールを設けた
ことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば油圧ショベ
ル、油圧クレーン等の装軌式車両に用いて好適な履帯シ
ール装置及びこれに用いるシールに関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、油圧ショベル等の装軌式車両に
用いられる履帯は、長手方向一側に外側リンク部が形成
されると共に長手方向他側に内側リンク部が形成された
左,右のトラックリンクと、前記各トラックリンクの内
側リンク部間に設けられ左,右方向の両端側が前記外側
リンク部と対向して配置されたブッシュと、前記ブッシ
ュ内に挿入して設けられ左,右方向の両端側が前記外側
リンク部に嵌合して連結された連結ピンと、前記各トラ
ックリンクの外側リンク部の凹み部とブッシュの端面と
の間に設けられたシール装置とを備えている。
【0003】上述したシール装置として、種々の構成の
ものが提案されているが、実公昭51−41309号公
報に示される断面略W字状の環状シールが一般的に用い
られ、この環状シールの側面が対接するトラックリンク
の外側リンク部の凹み部とブッシュの端面とに、シール
面を構成している。また、上述した公知例には、シール
性を更に向上させるために、前述した断面略W字状の環
状シールの両側に耐摩耗性のプレートを設け、この耐摩
耗性のプレートと対接するトラックリンクの外側リンク
部の凹み部とブッシュの端面とに、シール面を構成して
いる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、近年、この
種の装軌式車両は、盗難防止のために、作業現場から管
理可能な場所に移動させることが必要になってきた。そ
の結果、装軌式車両は、必要以上に自走することになる
ので、トラックリンクとブッシュとの間に挿嵌したシー
ルに多大な摺動抵抗が作用し、前述した従来技術のシー
ルでは、そのシール機能が短期間で低下してしまい、長
寿命化を得ることができないという問題がある。
【0005】本発明は、上述した従来技術の問題に鑑み
てなされたもので、本発明は、圧縮方向の荷重に対する
シールの耐久性を高めることができ、シール性能を長期
に亘って良好に安定させることができる履帯シール装置
及びこれに用いるシールを提供することを目的としてい
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決する
ために、請求項1の発明は、円筒状のブッシュの両端に
それぞれ一方のトラックリンクの内側リンク部を固定
し、前記ブッシュに連結軸を回動可能に挿入し、前記連
結軸の両端にそれぞれ他方のトラックリンクの外側リン
ク部を固定してなる履帯において、前記各トラックリン
クにおける外側リンク部の凹み部とブッシュとの間に形
成される環状空間内に、前記外側リンク部の環状空間を
形成する周面と側面に接触する第1の環状側片部と前記
ブッシュの端面側に位置する第2の環状側片部と前記第
1の環状側片部と第2の環状側片部とを連結する環状連
結部とからなる断面H形の第1の環状シール体と、前記
第1の環状シール体を構成する第1の環状側片部と前記
環状空間の側面との間、及び前記第2の環状側片部と前
記ブッシュの端面との間に、それぞれ相対的な滑りシー
ル面を構成する第2の環状シール体と第3の環状シール
体とからなるシールを設けたことを特徴とする履帯シー
ル装置にある。
【0007】上述した請求項1の発明によれば、環状連
結部により、第1の環状側片部と第2の環状側片部との
径方向の変位を許容することができると共に、第1の環
状シール体の両側部に、第2の環状シール体と第3の環
状シール体とによる相対的に摺動するシール面を設け
て、ブッシュの端面と第3の環状シール体との対接面は
摺動しないシール面を構成したので、ブッシュの端面と
第3の環状シール体との対接面への塵埃の侵入が抑えら
れ、圧縮方向の荷重に対するシールの耐久性を高めるこ
とができ、シール性能を長期に亘って良好に安定させる
ことができる。
【0008】また、請求項3の発明は、円筒状のブッシ
ュの両端にそれぞれ一方のトラックリンクの内側リンク
部を固定し、前記ブッシュに連結軸を回動可能に挿入
し、前記連結軸の両端にそれぞれ他方のトラックリンク
の外側リンク部を固定し、各トラックリンクにおける外
側リンク部の凹み部とブッシュ端面との間に形成される
環状空間内にシールを収納してなる履帯シール装置にお
いて、前記シールは、外側リンク部の環状空間を形成す
る周面と側面に接触する第1の環状側片部と前記ブッシ
ュの端面側に位置する第2の環状側片部と前記第1の環
状側片部と第2の環状側片部とを連結する環状連結部と
からなる断面H形の第1の環状シール体と、前記第1の
環状シール体を構成する第1の環状側片部と前記環状空
間の側面との間、及び前記第2の環状側片部と前記ブッ
シュの端面との間に、それぞれ相対的な滑りシール面を
構成する第2の環状シール体と第3の環状シール体とか
らなるシールを設けたことを特徴とする履帯シール装置
のシールにある。
【0009】上述した請求項3の発明によれば、環状連
結部により、第1の環状側片部と第2の環状側片部との
径方向の変位を許容することができると共に、第1の環
状シール体の両側部に、第2の環状シール体と第3の環
状シール体とによる相対的に摺動するシール面を設け
て、ブッシュの端面と第3の環状シール体との対接面は
摺動しないシール面を構成したので、ブッシュの端面と
第3の環状シール体との対接面への塵埃の侵入が抑えら
れ、圧縮方向の荷重に対するシールの耐久性を高めるこ
とができ、シール性能を長期に亘って良好に安定させる
ことができる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の履帯シール装置お
よびシールの実施の形態を油圧ショベルに適用した場合
を例に挙げ、添付図面に従って詳細に説明する。
【0011】図1は本発明の履帯シール装置の一実施の
形態を備えた油圧ショベルを示すもので、この図1にお
いて、1は油圧ショベルの走行体、2は走行体1上に旋
回可能に設けた旋回体、3は旋回体2上に前側に設けた
運転室、4は旋回体2上の中間部に設けたエンジン室、
5は旋回体2上の後部に設けたカウンタウエイトであ
る。
【0012】6は旋回体2の前部に俯仰動可能に設けた
ブーム、7はその操作用の油圧シリンダ、8はブーム6
の先端に回動可能に設けたアーム、9はその操作用の油
圧シリンダ、10はアーム8の先端に回動可能に設けた
バケット、11はその操作用の油圧シリンダである。
【0013】前述した走行体1は、トラックフレーム1
2と、このトラックフレーム12の側方に張り出した
左,右のサイドフレーム13(一方のみ図示)と、この
サイドフレーム13の両端側にそれぞれ設けられた遊動
輪14、駆動輪15と、この遊動輪14と駆動輪15と
に巻回された履帯16と、履帯16をサイドフレーム1
3の上側で案内する上ローラ17と、履帯16をサイド
フレーム13の下側で案内する下ローラ18とによって
構成されている。
【0014】図2は図1に示す本発明の履帯シール装置
の一実施の形態を備えた油圧ショベルの走行体を拡大し
て示す横断面図で、この図2において、図1と同符号の
ものは同一部分である。19は履帯16を構成する一方
のトラックリンクの内側リンク部、20は履帯16を構
成する他方のトラックリンクの外側リンク部、21は各
トラックリンクに取付けたトラックシューである。
【0015】22は各トラックリンクの内側リンク部1
9に設けられたブッシュ挿嵌孔、23は各内側リンク部
19のブッシュ挿嵌孔22内に圧入状態で挿嵌されたブ
ッシュ、24は一方のトラックリンクの内側リンク部1
9と他方のトラックリンクの外側リンク部20とを連結
する連結軸で、この連結軸24は前述したブッシュ23
内に挿入され、その両端はそれぞれ他方のトラックリン
クの外側リンク部20の連結軸挿嵌孔25内に圧入状態
で挿嵌されている。
【0016】26は他方のトラックリンクの外側リンク
部20における内側面に形成された凹み部で、この凹み
部26はこの凹み部26内に一部導入するブッシュ23
の端面27と連結軸24の外周面とにより、シール装置
収納のための環状空間を形成する。28は前述した環状
空間内に収納されたシール装置である。
【0017】図3は本発明のシール装置の一実施の形態
を備えた履帯連結部を拡大して示す断面図であり、この
図において図2に示す符号と同符号のものは同一部分で
ある。シール装置28は、内側リンク部19と外側リン
ク部20との間のすき間を通して入り込む土砂等の異物
がブッシュ23と連結軸24との間に侵入するのを遮断
するものであり、前記環状空間を形成する凹み部26の
周面と側面に接触する第1の環状側片部29と前記ブッ
シュ23の端面側に位置する第2の環状側片部30と前
記第1の環状側片部29と第2の環状側片部30とを連
結する状の環状連結部31とからなる断面H形の第1の
環状シール体32と、前記第1の環状シール体32を構
成する第1の環状側片部29と前記環状空間の側面との
間、及び前記第2の環状側片部30と前記ブッシュ23
の端面との間に、それぞれ相対的な滑りシール面33を
構成する第2の環状シール体34と第3の環状シール体
35とからなるシールとを圧縮された状態で前述した環
状空間内に収納されている。
【0018】前述した第1の環状シール体側に位置する
第2の環状シール体34と第3の環状シール体35との
接触面を、相対的な滑りシール面33として構成するた
めに、第3の環状シール体35は、鋼材であるブッシュ
23の端面27、前記環状空間の側面との接触摩擦力が
大きくなる材料、例えばエポキシ系ゴム等のエラストマ
材、またはFRP等のフッ素系樹脂材で構成されてい
る。また、第2の環状シール体34は、前記第3の環状
シール体よりも低摩擦材で、しかもウレタンゴム等のエ
ラストマ材である第1の環状シール体32との接触摩擦
力が大きくなる材料、例えばFRP等のフッ素系樹脂材
で構成されている。
【0019】これにより、第3の環状シール体35はブ
ッシュ23の端面27との接触摩擦力により、ブッシュ
23と共に連れ回り、また、第2の環状シール体34は
第1の環状シール体32との接触摩擦力により、第1の
環状シール体32と共に連れ回るので、第2の環状シー
ル体34と第3の環状シール体35との接触面が、相対
的な滑りシール面33を構成する。換言するならば、第
3の環状シール体35とブッシュ23の端面27との接
触面および第2の環状シール体34と第1の環状シール
体32との接触面は、相対的な滑りを生じないシール面
を構成する。
【0020】また、第3の環状シール体35は環状空間
の側面との接触摩擦力により、トラックリンクの外側リ
ンク部20と共に連れ回り、また、第2の環状シール体
34は第1の環状シール体32との接触摩擦力により、
第1の環状シール体32と共に連れ回るので、第2の環
状シール体34と第3の環状シール体35との接触面
が、相対的な滑りシール面33を構成する。換言するな
らば、第3の環状シール体35とブッシュ23の端面2
7との接触面および第2の環状シール体34と第1の環
状シール体32との接触面は、相対的な滑りを生じない
シール面を構成する。
【0021】次に、上述した本発明のシール装置の一実
施の形態の動作を説明する。
【0022】駆動輪15の歯のブッシュ23への噛み合
いにより、履帯16が駆動移動されると、履帯16を構
成する一方のトラックリンクと他方のトラックリンクと
が、連結軸24回りに相対運動を生じる。
【0023】このとき、シール装置28は次のような動
作を行う。即ち、第3の環状シール体35はブッシュ2
3の端面27との接触摩擦力により、ブッシュ23と共
に連れ回り、また、第2の環状シール体34は第1の環
状シール体32との接触摩擦力により、第1の環状シー
ル体32と共に連れ回るので、第2の環状シール体34
と第3の環状シール体35との接触面が、相対的な滑り
シール面33となり、第3の環状シール体35とブッシ
ュ23の端面27との接触面および第2の環状シール体
34と第1の環状シール体32との接触面は、相対的な
滑りを生じないシール面を構成する。
【0024】その結果、内側リンク部19と外側リンク
部20との間のすき間を通して入り込む土砂等の異物
は、第3の環状シール体35とブッシュ23の端面27
との接触面、即ち相対的な滑りを生じないシール面の構
成により、前述したブッシュ23と連結軸24との間へ
の侵入を抑える。これにより、シール性能が向上すると
共に、第2の環状シール体34と第3の環状シール体3
5との接触面に、相対的な滑りシール面33を形成した
ので、その耐摩耗性も向上させることができる。
【0025】仮りに、ブッシュ23側における第2の環
状シール体34と第3の環状シール体35との接触面
に、塵埃が侵入して、第2の環状シール体34と第3の
環状シール体35との接触面における相対的な滑りが不
可能になった場合には、外側リンク部20側における第
2の環状シール体34と第3の環状シール体35との接
触面で相対的な滑りシール面を形成することができる。
【0026】更に、シール装置28は、その第1の環状
シール体32の弾性筋発力により、ブッシュ23に対す
る連結軸24の軸方向、径方向および軸回りの移動に抵
抗力を与えるので、履帯の浪打等の移動を抑え、それに
伴う騒音の発生を低減することができる。
【0027】また、シール装置28は、第1、第2及び
第3の環状シール体32、34、35の組み合わせ構成
であるので、交換作業も容易であり、その製作費も安価
である。
【0028】なお、上述の実施の形態においては、第2
及び第3の環状シール体34、35を、第1の環状シー
ル体32のそれぞれの側面に入り込むように配置した
が、第1の環状シール体32のそれぞれの側面に配置す
るように構成することも可能である。
【0029】
【発明の効果】以上詳述した如く、本発明のシール装置
によれば、断面H形の第1の環状シール体とブッシュの
端面との間に複数の環状シール体を設け、この環状シー
ル体間に相対すべりを生じるシール面を構成し、異物の
侵入が近い位置となるブッシュの端面に相対すべりを生
じないシール面を構成したので、シール性能を向上させ
ることができると共に、その長寿命化を図ることができ
る。
【0030】また、本発明のシール装置を構成するシー
ルによれば、シール性能を向上させることができると共
に、安価で、組付交換作業が容易である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のシール装置の一実施の形態を備える油
圧ショベルの正面図である。
【図2】図2は図1に示す本発明の履帯シール装置の一
実施の形態を備えた油圧ショベルの走行体を拡大して示
す横断面図である。
【図3】本発明の履帯シール装置の一実施の形態を備え
た履帯連結部を拡大して示す横断面である。
【符号の説明】
1 走行体 16 履帯 19 内側リンク部 20 外側リンク部 23 ブッシュ 24 連結軸 26 凹み部 28 シール装置 29 第1の環状側片部 30 第2の環状側片部 31 環状連結部 32 断面H形の第1の環状シール体 33 相対的な滑りシール面 34 第2の環状シール体 35 第3の環状シール体

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 円筒状のブッシュの両端にそれぞれ一方
    のトラックリンクの内側リンク部を固定し、前記ブッシ
    ュに連結軸を回動可能に挿入し、前記連結軸の両端にそ
    れぞれ他方のトラックリンクの外側リンク部を固定して
    なる履帯において、前記各トラックリンクにおける外側
    リンク部の凹み部とブッシュとの間に形成される環状空
    間内に、前記外側リンク部の環状空間を形成する周面と
    側面に接触する第1の環状側片部と前記ブッシュの端面
    側に位置する第2の環状側片部と前記第1の環状側片部
    と第2の環状側片部とを連結する環状連結部とからなる
    断面H形の第1の環状シール体と、前記第1の環状シー
    ル体を構成する第1の環状側片部と前記環状空間の側面
    との間、及び前記第2の環状側片部と前記ブッシュの端
    面との間に、それぞれ相対的な滑りシール面を構成する
    第2の環状シール体と第3の環状シール体とからなるシ
    ールを設けたことを特徴とする履帯シール装置。
  2. 【請求項2】 前記第2の環状シール体は、第1の環状
    シール体側に位置し、前記第3の環状シール体よりも低
    摩擦材で構成したことを特徴とする請求項1記載の履帯
    シール装置。
  3. 【請求項3】 円筒状のブッシュの両端にそれぞれ一方
    のトラックリンクの内側リンク部を固定し、前記ブッシ
    ュに連結軸を回動可能に挿入し、前記連結軸の両端にそ
    れぞれ他方のトラックリンクの外側リンク部を固定し、
    各トラックリンクにおける外側リンク部の凹み部とブッ
    シュ端面との間に形成される環状空間内にシールを収納
    してなる履帯シール装置において、前記シールは、外側
    リンク部の環状空間を形成する周面と側面に接触する第
    1の環状側片部と前記ブッシュの端面側に位置する第2
    の環状側片部と前記第1の環状側片部と第2の環状側片
    部とを連結する環状連結部とからなる断面H形の第1の
    環状シール体と、前記第1の環状シール体を構成する第
    1の環状側片部と前記環状空間の側面との間、及び前記
    第2の環状側片部と前記ブッシュの端面との間に、それ
    ぞれ相対的な滑りシール面を構成する第2の環状シール
    体と第3の環状シール体とからなるシールを設けたこと
    を特徴とする履帯シール装置のシール。
  4. 【請求項4】 前記第2の環状シール体は、第1の環状
    シール体側に位置し、前記第3の環状シール体よりも低
    摩擦材で構成したことを特徴とする請求項3記載の履帯
    シール装置のシール。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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