JP2001161341A - キノコ酢(酒)並びにキノコ酢(酒)の製造方法 - Google Patents

キノコ酢(酒)並びにキノコ酢(酒)の製造方法

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JP2001161341A
JP2001161341A JP34545599A JP34545599A JP2001161341A JP 2001161341 A JP2001161341 A JP 2001161341A JP 34545599 A JP34545599 A JP 34545599A JP 34545599 A JP34545599 A JP 34545599A JP 2001161341 A JP2001161341 A JP 2001161341A
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mushroom
mushrooms
liquor
shochu
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Kashio Maehara
甲子夫 前原
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Abstract

(57)【要約】 【課題】特に薬効成分に富んでいるキノコを酢(酒)漬
けにしてなるキノコ酢(酒)並びにキノコ酢(酒)の製
造方法に関し、アガリクスタケとヤマブシタケの成分を
食酢や焼酎に抽出して容易に摂取可能とすることで、免
疫力を高め、ガン細胞抑制効果などを発揮させる。 【解決手段】少なくとも乾燥させたヤマブシタケとアガ
リクスタケを食酢または焼酎に所定時間浸漬して、これ
らの成分を食酢または焼酎に抽出してなるキノコ酢
(酒)である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、特に薬効成分に富んで
いるキノコを酢(焼酎)漬けにしてなるキノコ酢(酒)
並びにキノコ酢(酒)の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】食酢の原料として椎茸を用いることが特
開昭60−91976号公報に、また各種の食用キノコ
類、薬用キノコ類を使用して食酢を製造する方法が特開
昭61−254179号公報に、それぞれ記載されてい
る。干し椎茸を蒸したものを食酢を成分とする調味料に
浸漬した椎茸加工食品も提案されている。
【0003】また、特公平4−30269号公報には、
サルノコシカケ科の硬質キノコおよびハーブ類を食用醸
造酢と有機酸で抽出した健康飲料酢が記載されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、これら
の食酢を用いた製品ないし製造方法は、各種のキノコの
組み合わせが十分に検討されておらず、その結果、十分
な薬効が期待できない。
【0005】ところで、キノコに関する専門書等を通じ
て、キノコの組成成分等の分析表を参考に薬用効果を検
討したところ、従来一般に食材としてのみ取り扱ってき
た椎茸が免疫力の低下を補い、現代医学の最大の課題で
あるガン治療にも効果が有ることが分かった。
【0006】しかしながら、キノコの中でもアガリクス
タケ(アガリクス茸)やヤマブシタケ(ヤマブシ茸)の
もつ薬用効果は椎茸の比ではなく、人体の持つすべての
病原体を、体内の免疫力を高めて反撃し、病巣を体外に
追い出す薬効は素晴らしいものがあることが分かった。
【0007】これまで難治療の代表で人間の生を脅か
し、しかも死亡率の第一位を持続しているあらゆる部位
のガンも、現代医学の発達で漸次快方に向かっているも
のの、それに伴って副作用等に苦しみ、結果としてその
甲斐なく人生の終焉を迎えることは、本人にとって無念
極まりないものと思われる。
【0008】その点、キノコによる免疫療法は、殆ど副
作用がなく、完治の確率も高く、これからのガン治療だ
けでなく、糖尿病、アトピー等にも大きく貢献するもの
と国際医学界でも注目されていることは周知の通りであ
る。
【0009】アガリクスタケを主体としたシイタケ・キ
クラゲ・シメジ・エノキタケおよびマツタケのいずれも
食材として好まれるだけでなく病原体追放の大役をにな
う免疫効果の高いキノコであるが、本発明の発明者は、
先に特願平11-331127において、これらのキノコを食酢
に所定時間浸漬し、これらの成分を食酢に抽出すること
を特徴とする「キノコ酢とその製造方法」を提案した。
【0010】ところで、キノコの一種であるヤマブシタ
ケは、脳神経細胞を活性化し、ボケや幼少時における脳
の働きを良くする為の成分を多量に含んでいる、と言わ
れている。
【0011】本発明の技術的課題は、このヤマブシタケ
の顕著な薬効に着目し、なお一層免疫効果を高くする
為、先のアガリクスタケにヤマブシタケを加えて、人体
救急の役割を持つ免疫力を高め、ガン細胞抑制効果を発
揮させるべく、先に出願したキノコ酢を更に改良するも
のである。
【0012】すなわち、ヤマブシタケとアガリクスタケ
などのキノコを特に厳選して、その成分を食酢または焼
酎に抽出することで、健康増進や各種の疾病に効果のあ
るキノコ酢(酒)を実現することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明の技術的課題は次
のような手段によって解決される。請求項1は、少なく
とも乾燥させたヤマブシタケを食酢に所定時間浸漬し
て、その成分を食酢に抽出してなるキノコ酢である。
【0014】このように、薬効が著しいと言われている
ヤマブシタケの成分を抽出したキノコ酢を飲むことで、
健康増進や各種の疾病の治療に極めて顕著な効果を奏す
る。
【0015】請求項2は、少なくとも乾燥させたヤマブ
シタケとアガリクスタケを食酢に所定時間浸漬して、こ
れらの成分を食酢に抽出してなるキノコ酢である。
【0016】アガリクスタケの薬効は周知のとおりであ
り、請求項2のようにこのアガリクスタケとヤマブシタ
ケとの成分を抽出したキノコ酢を摂取すると、両者の薬
効の相乗効果によって、健康増進や各種疾病の治療によ
り大きな効果を奏する。
【0017】請求項3は、それぞれ乾燥させたマイタ
ケ、霊芝、シイタケ、シメジ、エノキタケまたはマツタ
ケの中の少なくとも1種と、それぞれ乾燥させたヤマブ
シタケとアガリクスタケとを含むキノコ類を食酢に所定
時間浸漬して、これらの成分を食酢に抽出してなるキノ
コ酢である。
【0018】請求項1から請求項3において、ヤマブシ
タケなどの成分を抽出した食酢は、ヤマブシタケなどの
キノコと分離した状態で製品としてもよいが、ヤマブシ
タケなどのキノコが食酢に浸漬された状態で製品として
もよい。したがって、請求項1から請求項3において
は、両者を含むものとする。
【0019】このように、食酢で抽出するキノコとし
て、特にヤマブシタケ、アガリクスタケ、マイタケ、霊
芝、シイタケ、シメジ、エノキタケおよびマツタケの8
種類に限定している。これら8種類のキノコを抽出した
食酢を飲むことによって、それぞれのキノコの有効成分
による相乗効果が得られるので、各種の疾病を効果的に
治癒でき、かつ健康増進にも適している。
【0020】なお、この請求項では、ヤマブシタケとア
ガリクスタケは必須とし、マイタケ、霊芝、シイタケ、
シメジ、エノキタケ、マツタケは、これらの内の1種ま
たは2種以上を使用することを要件とする。
【0021】アガリクスタケなどの薬用キノコを煎じて
摂取することも有効とされているが、煎じる作業が面倒
であり、また飲みづらいなどの問題があるが、本発明の
ように食酢で抽出すると、煎じる煩わしさがなく、また
飲みやすいので、無理なく継続して摂取できる。
【0022】請求項4は、少なくとも乾燥させたヤマブ
シタケとアガリクスタケを食酢に所定時間浸漬して、こ
れらの成分を食酢に抽出することを特徴とするキノコ酢
の製造方法である。
【0023】このように、少なくとも乾燥させたヤマブ
シタケとアガリクスタケを食酢に漬けて、これらの成分
を食酢の中に抽出する方法によると、これらのキノコの
成分を効果的に抽出して、一度にヤマブシタケとアガリ
クスタケ双方の成分を摂取できる。また、食酢にヤマブ
シタケとアガリクスタケを浸漬するだけであるから、製
造も容易である。
【0024】請求項5は、少なくとも乾燥させたヤマブ
シタケとアガリクスタケとを含むキノコ類を食酢に所定
時間浸漬して、これらの成分を食酢に抽出した状態で、
これらのキノコは容器に残しておき、キノコ酢を所要量
消費するたびに、新たな食酢を追加することで繰り返し
抽出することを特徴とするキノコ酢の連続製造方法であ
る。この連続製造は、業者が行なってもよいが、消費者
が自宅で行なうこともできる。
【0025】このように、抽出後のキノコを容器に残し
ておいて、キノコ酢を例えば1〜2割程度消費したら、
新たな食酢を同量追加する方法を採れば、キノコ中の成
分が全部抽出され尽くすまで、キノコ成分を抽出して摂
取できるので、経済的である。また、消費者が自宅で連
続製造する場合は、買い換えの頻度や、業者が容器を配
達したり回収したりする頻度も低減でき、効率的であ
る。
【0026】請求項6は、請求項5に記載の少なくとも
乾燥させたヤマブシタケとアガリクスタケとを含むキノ
コ類を食酢に所定時間浸漬して、これらの成分を食酢に
抽出し、かつこれらのキノコは容器に残した状態の製品
を業者が消費者に提供する。
【0027】一方消費者は、キノコ酢を所要量消費する
たびに、新たな食酢を追加することで、キノコ成分を繰
り返し抽出して消費し、最後のキノコ酢を消費しきった
時点で、前記業者が、新たなキノコとキノコ酢の入った
新たな製品を前記の消費後の容器と交換することによっ
てキノコ酢を連続製造する。
【0028】このように、消費者が自分で新たな食酢を
追加すれば、消費者自身でキノコ酢を連続製造して長期
間摂取できるため、業者は食酢だけを提供しておけば足
りるので、消費者にとっては、常に新たなキノコ酢を購
入するよりもコスト節減ができ、業者にとっては容器交
換などの頻度が減少し、効率が良くなる。
【0029】請求項1から請求項6においては、食酢を
用いてキノコ成分を抽出しているが、食酢に代えて焼酎
を用いることもできる。焼酎で抽出した場合は、子供や
酒嫌いの人には適しないが、酒好きな人には、食酢で抽
出するより適しており、おいしく摂取できる。焼酎の中
でも、泡盛が適している。アルコール度の高い方が抽出
に適しているが、泡盛には度の高い銘柄が多いので、度
の高い泡盛で抽出し、飲用するときは適宜薄めるとよ
い。
【0030】
【発明の実施の形態】次に本発明によるキノコ酢(酒)
並びにキノコ酢(酒)の製造方法が実際上どのように具
体化されるか実施形態を説明する。
【0031】まず、本発明において原料として使用する
ヤマブシタケやアガリクスタケの薬効につき、文献「ボ
ケに効く ガンに効く 効くキノコ」(水野卓著、19
99年10月15日第1刷発行、発行所:株式会社成星
出版)などに基づいて詳述する。
【0032】ヤマブシタケ:中国名ホウトウクウ「猴頭
姑」(ただし、姑には草冠を付けるものとする、以下同
じ)は日本国内で初めて名前が表に出たのは大正時代と
いわれている。国内では数少ないサンゴハリタケ科に属
し、フヌギ、クルミ、シイなどの広葉樹の幹や切り株に
着生するキノコである。
【0033】キノコ本体の部位の中央部から先端は針状
になっており、さらに針の表面に胞子が垂れ下がってい
る、その形状から「ハリセンボン・ウサギタケ」の地方
名があり、英国名は「ハリネズミタケ」と呼ばれてい
る。
【0034】国内においてヤマブシタケが特に注目され
始めたのは、1990年第11回アジア大会において中国女子
陸上チームの当時馬軍団と呼ばれた女子選手団が19種目
中18種目に優勝し世界の賞賛を浴びた時からである。
【0035】スポーツ界では薬物使用疑惑をもたれた
が、当然のこととして馬コーチはそれを否定した。実は
彼女たちが豊富な練習量と食事と馬コーチが自ら作った
体力の増強・回復の為の漢方の知識を活用した独自のド
リンク剤だったのである。
【0036】ヤマブシタケは、中国の民間薬であり、消
化不良・胃潰瘍・神経衰弱・身体衰弱に効く薬用植物キ
ノコとして重宝され、薬膳の良薬とされている。タンパ
ク質、脂肪、炭水化物の他に16種のアミノ酸を含み、中
でもその中の7種類は人体にとって必要不可欠のもので
あり、新鮮なものはおいしくて栄養も豊富である。それ
故に、中国料理の素材の中では、熊の手・ナマコ・フカ
のひれと共に「四大山海の珍味」と呼ばれている。
【0037】また、中国の「抗ガン益寿食物と食料妙
法」の著書の中には消化器系のガンに対して69.3%の有
効性があり、術後の再発防止作用もある。また、肝臓ガ
ンや皮膚ガンに対しても有効性が高いと記録されてい
る。
【0038】神秘のキノコ「ホウトウクウ」(和名:ヤ
マブシタケ)の驚くべき薬効によると、ボケやガンに効
くだけでなく、生活習慣病全般に絶大な効果を発揮すと
ことが証明されている。
【0039】本来ヤマブシタケは、中国では古くから強
壮・胃腸や消化不良に効果があり、頭も良くなるキノコ
として珍重されている。ヤマブシタケは、驚くべき薬効
成分として、抗ガンに強力に効くB-D-グルカンをきわ
めて多く含んでいる。それだけではなく、ヘリセノンや
エリナシンという物質を多く含んでいて、ヘリセノンや
エリナシンは近年アルツハイマー型痴呆症によく効くこ
とが証明されている。
【0040】ヤマブシタケの薬効には、アトピー性皮膚
炎、アレルギー疾患、高血圧、白髪が黒くなった、糖尿
病、ニキビが1週間で消えた、という報告もある。B−
D−グルカンは、多糖類で米に含まれているデンプンも
多糖類(α−D−グルカン)である。
【0041】ヤマブシタケの薬効は、1978年「中国薬用
真菌」の中で消化不良、胃潰瘍、神経衰弱、身体虚弱に
効くと紹介されている。
【0042】さらに「抗ガン益寿食物と食料妙法」の著
書の中では、ヤマブシタケは消化器系のガンに対して6
9.3%の有効性があり、術後の再発防止作用も有る。肝
臓ガンや皮膚ガンに対しても有効性があると記されてい
る。
【0043】また、ヤマブシタケは中国民間薬であり、
薬膳の良薬であるタンパク質、脂肪、炭水化物の他に16
種のアミノ酸を含み、その中の7種類は人体にとって必
要不可欠のものである。中国の医学雑誌には、鎮静作用
がある為、自律神経失調症によるイライラを押さえ、不
眠症にも効果があるとされている。
【0044】ヤマブシタケの驚異の成分 他のキノコに見ることのできない驚異物質とは、ヘリセ
ノンA.B.C.D.E.F.G.Hである。ヘリセノンとは、アルツ
ハイマー型痴呆症との関連で医学界注目の物質で、特に
C.D.E.Fの4種は神経成長因子であるNGF の合成誘導促
進活性を顕著に示す物質である。その他、子実体から
は、活性の強い酸性物資Y-A-2が抽出された。Y-A-2と
は、増殖阻害活性を示すもので、子宮頚ガンに有効な、
強力なエキスであるY-A-2を含んでいることである。
【0045】アガリクスタケの主成分は、人間の免疫機
能を調整する成分として抗腫瘍多糖類をたっぷり含んだ
B−D−グルカン等の高分子多糖類であり、ヤマブシタ
ケもアガリクスタケとほぼ同じ分量を含んでいる。
【0046】キノコの持つ多糖類には、ガン細胞増殖抑
制力が認められている。そのメカニズムは一般的に抗ガ
ン剤と呼ばれるものは人間の体内に巣食うガン細胞を直
接叩きのめす働きをするものだが、キノコの多糖類の場
合は、ガン細胞の増殖を直接押さえるわけではなく、人
間の体内に本来備わっている免疫機能を活性化させ、結
果的にガン細胞の増殖を押さえ込む仕組みである。
【0047】例えば、昨今多くの死者を出しているイン
フルエンザややっかいなアレルギー性疾患、さらに糖尿
病・心臓病・高血圧・低血圧その他各種の現代病に関し
ても、キノコの持つ高免疫薬効が大きく期待されてい
る。
【0048】ヤマブシタケは、他のキノコ等に比べて効
果がすぐ現れる速効性に関しては他に類を見ないといわ
れている。たとえば、330あった血糖値が1か月で2
00に、3ヶ月で120に下がった。
【0049】アトピーが、わずか1週間できれいになっ
たという事例も多々ある。これらの例は、すべて乾燥ヤ
マブシタケの粉末を煎じて毎日飲んだだけで得られた効
果である。
【0050】どうしてこんなに様々な症状に効くのか、
またすぐ効くのか、そのメカニズムがすべて解析された
とはいえないが、いくつかの研究結果から仮説は出てい
る。 (1)漢方の世界では、胃炎などに多大な効果があるが
既に十数年前から実証されている。 (2)アガリクスタケと並ぶほどの豊富なβ-D-グルカ
ンをその内部に含んでいて、強い抗ガン効果を持ってい
る。 (3)ボケに効くヘリセノン、エリナシン類を含んでい
て痴呆症への大きな効果が期待される。 (4)強い免疫強化力を持つ。そのため、ガンに効くだ
けでなく、細胞やウイルスに対しての強い抵抗力となっ
ている。 (5)活性酸素を除去する力が非常に強い。これは全食
品中でもトップクラスである。
【0051】これらの要素は、それぞれが独立している
わけではなく、有機的に絡み合って、私たちの体内で効
果を現す。
【0052】HIV感染症の人の免疫力を測る検査値を
「CD4」という。このCD4が200以下に落ちると、
エイズの発症を見ることになるが、この値の低下をキノ
コの力で抑制できれば、エイズはいつまでたっても発病
しないとされている。
【0053】世界的に有名な元プロバスケットボールの
スーパースターだったマジック・ジョンソン氏はHIV
感染者として知られているが、彼は「マイタケ」の多糖
類を元にしてつくられたグリクロン錠という薬を服用
し、その後はHIVの抗原抗体反応は見られなかったと
いう報告がある。
【0054】ガン治療と免疫療法現在ガン治療には対症
療法といわれる外科療法・放射線療法・科学療法があ
る。これらの治療方法はすべて副作用を伴い、術後の養
生も大変である。
【0055】反面、免疫療法・温熱療法・凍結療法・レ
ーザー療法等の治療法に大別され、免疫療法はほとんど
副作用の心配がない。
【0056】本発明の大きな目的の一つは、キノコの持
つ多糖類の一種であるβ−D−グルカンなどを免疫賦活
剤として服用することにより、人間の持っている免疫力
を高め、ガン細胞を追放することである。
【0057】ヤマブシタケは、免疫賦活剤として大いに
期待されるだけでなく、ボケ防止の大きな切り札として
世界中が注目している驚異のキノコである。
【0058】キノコに共通していることは、キノコ類か
ら得られるβ-D-グルカンを精製して、純粋のβ-D-グル
カンのみを経口投与してもほとんど効き目はなく、それ
よりもはるかにキノコ(乾燥粉末状にしたもの)をその
まま食べた方が高い抗腫瘍効果がある。
【0059】B-D-グルカンは、免疫力を高めガン細胞
も撃退する秘密兵器とされる。このB- D-グルカンな
ど抗腫瘍活性多糖体を含んでいるキノコは数少ないが、
その効果が他よりずば抜けているのが、ヤマブシタケ、
アガリクスタケのことである。
【0060】分析の結果、ヤマブシタケには糖質以外に
もタンパク質を主成分とし、カリウム、ナトリウム、リ
ン、マグネシウムといったミネラルが続き、脂質は少な
いということが分かっている。
【0061】なお、ヘリセノンとエリナシンが抽出され
ている。正確にいうと、ヘリセノンC.D.E.F.G.Hという
物質とエリナシンCである。
【0062】ボケやアルツハイマー型痴呆症には有効な
予防法や治療法がないとされているが、その原因として
患者の脳の中にある前脳基底核コリン作動性神経細胞
(BFCN)の障害が関係していることが明らかであり、こ
のBFCNの働きを活性化させるのが神経成長因子(NGF)
である。
【0063】このNGFをボケやアルツハイマー型痴呆症
の患者に注入すると、症状が改善されるということは、
国際学会でも発表されている。実はこの物質は、人間の
脳の中にある「海馬」と呼ばれる部位で主に造られる。
ヤマブシタケに含まれているヘリセノンおよびエリナシ
ンがそのNGFの働きを活性化するのである。
【0064】つまり、ヤマブシタケを積極的に食べると
いうことは、ガンの防止はもちろん脳細胞の若返りも期
待できるということである。
【0065】ヤマブシタケやアガリクスタケには抗ガン
作用、痴呆症改善の他にも次のような各種の効用が明ら
かにされている。 (1)抗腫瘍活性 (2)免疫増強、抗炎症作用 (3)血糖降下作用 (4)強心作用 (5)血圧降下作用 (6)コレステロール値低下作用 (7)抗血栓作用 (8)抗ウイルス作用 (9)痴呆症改善効果 (10)肥満抑制効果 (11)その他の効果
【0066】発ガンイニシエーターの危険から自分の身
を守るためのガンの国際学会では、次の様なガン予防方
法の国際的な提示を行っている。
【0067】人間の体内には発ガン防止機能がある 人間の体内には、発生した活性酵素の働きを沈静化し、
水などの無害物質に変える素がある。それがSOD(ス
ーパーオキサイドディスムターゼ)である。
【0068】若い間はSODも活発に働くが、老化と共
に働きが鈍くなる。
【0069】ガン発生のメカニズム 人間の体は約60兆もの細胞で構成されており、それが絶
えず分裂を繰り返し、新しい細胞に生まれ変わってい
る。その分裂の際に、何らかの原因で遺伝子に傷がつく
(発ガン遺伝子が働き出す)。傷がつけば細胞再生のリ
サイクルを狂わせ、正常な細胞がガン細胞に変化し増殖
していく、こうして人はガンになるのである。
【0070】人間は皆、体内にオンゴージンと呼ばれる
ガン遺伝子を持っている。放射線やたばこ・ウイルス・
環境ホルモンなどの発ガン性物質のような初発因子がガ
ン遺伝子のあるDNAを刺激して傷つけ、突然変異のガ
ン細胞を発生させる。
【0071】発ガンの要因である初発因子の代表的なも
のが次の通りである。 (1)煙草:煙草の中の強力な初発因子となるニトロス
アミン、ベンツピレンが含まれている。当然副流煙も危
険である。 (2)紫外線:細胞の因子に突然変異をもたらし、皮膚
ガンを起こす危険性がある。 (3)放射線:α−線、β−線、Y−線、X線、電子線
等。 (4)ウイルス:子宮ガンの原因として疑われるピエロ
ーマウイルス、成人T細胞、リンパ腫のウイルス。 (5)各種食品:発ガン性食品の疑いがある数百種類。 (6)ストレス:強いストレスを受けると、ホルモンの
分泌に異常を来し、免疫力が低下する。
【0072】アガリクスタケの効き目 アガリクスタケは、他のキノコに比べても一段と抗ガン
効果が高いのは、抗腫瘍活性多糖類(β-D-グルカン、
α-D-グルカン、β- ガラクトグルカン、核酸、蛋白グ
ルカン、キシドグルカン)が質量とも極めて豊富である
からである。その効きめは、一つのガンだけでなく、ほ
とんどのガンに効くと言われている。
【0073】例えば、肺ガン・悪性リンパ腫・胃ガン・
肝ガン・腹水ガン・大腸ガン・直腸ガン・S状結腸ガン
・腸ガン・乳ガン・卵巣ガンなどにその薬用効果を発揮
する。
【0074】特記事項として、アガリクスタケとヤマブ
シタケを抱き合わせることで、ヤマブシタケに含まれて
いる五種類のβ-D-グルカンは、アガリクスタケに含ま
れている6種類のβ-D-グルカンとは、その種類が微妙
に違う点があり、双方の活性多糖体を併せ持つことで、
すべてに高い抗腫瘍抑制率を示し、薬効も抜群ではない
かと思慮される。
【0075】効くキノコのベスト5 (1)アガリクスタケ (2)マイタケ (3)ヤマブシタケ (4)冬虫夏草 (5)霊芝
【0076】本発明は、このように顕著な薬効を発揮す
るヤマブシタケとアガリクスタケを主原料とすることで
キノコ酢を製造するものであるが、この2種にマイタケ
と霊芝を加えるとなお良い。
【0077】キノコ酢の製造方法は、前回の出願(特願
平11-331127)と同じであるが、分量は次の通りであ
る。
【0078】
【表1】抽出に用いるキノコの種類と分量
【0079】なお、冬虫夏草は入手は困難であるが、入
手できれば、5〜10%程度加えることが望ましい。
【0080】表1のように、アガリクスタケ、マイタ
ケ、ヤマブシタケおよび霊芝が抽出に適しているが、他
のキノコとしては、シイタケ、シメジ、エノキタケおよ
びマツタケなどが適している。
【0081】キノコ成分の抽出に用いる食酢の効能とし
ては、食酢を毎日とると酢に含まれている「クエン酸」
が体をアルカリ性にして、弱アルカリ性体質にする、と
言われている。酢の成分である酢酸とその他の有機酸の
殆どが体内でクエン酸に変化する。クエン酸のパワー
は、既にオリンピックで活躍している選手によって、そ
の効果が立証されている、という。
【0082】また、食酢は、疲労回復に抜群の効果があ
り、毎日大さじ1杯の酢を飲むと、血液の循環がよくな
り、老化防止にもなる、と言われている。病原性大腸菌
O−157には酢が効果的で、また殺菌効果があるの
で、まな板や布巾などを洗うのにもよい。なお、食酢の
中でも、特に玄米くろ酢が望ましい。
【0083】本発明の食酢の製造方法は、表1の割合の
各キノコを全量で約420g用意し、約2リットルの玄
米くろ酢に浸漬する。浸漬期間は、約1か月以上が適し
ている。浸漬期間は、使用する浸漬の熟成期間によって
も異なるが、熟成期間が長いほど、浸漬期間は短くてよ
い。熟成期間は、3年、5年、7年などがあるが、熟成
期間の短い玄米くろ酢の場合は、3か月程度浸漬するの
が望ましい。熟成期間の長い玄米くろ酢の場合は、浸漬
期間はもっと短くてよい。
【0084】このようにして表1の各種キノコの成分を
抽出した食酢は、抽出に用いたキノコとは分離して、抽
出した食酢のみを製品として販売してもよいが、抽出に
用いたキノコが食酢に浸漬された状態で製品として販売
してもよい。
【0085】このように、キノコが浸漬された状態で販
売した方が、漬かっている実物を目視確認できるので、
キノコ類の粉末品や錠剤品などと違って、偽物でないこ
とを確認でき、安心して消費できる。
【0086】アガリクスタケは、マウスを用いた動物実
験の結果、ガンの阻止率99%、ガン全治率90%で、
しかも副作用ゼロと言われており、驚異的な効果を持っ
ているので、キノコの王様とも言われている。
【0087】このほか、高血圧や心臓病などの循環器
系、胃潰瘍などの消化器系、糖尿病などの内分泌系、自
律神経失調症などの脳神経代謝系、ゼンソクなどの呼吸
器系、生殖器や泌尿器系、皮膚系の疾病にも有効、と言
われている。
【0088】他のキノコとして用いるシメジは、グルタ
ミン酸、必須アミノ酸のリジン等をたっぷりと含んでい
る。
【0089】エノキタケは、キノコ類の中でも、ビタミ
ンB1を最も多く含んでおり、ダイエットにも効果があ
る。また、エノキタケのエキスには、ガンの予防効果が
ある、と言われている。
【0090】シイタケには、コレステロールを下げると
ともに、制ガン作用がある、と言われている。ビタミン
Dの含有量は、100g中19,000IUで、他のキ
ノコに比べて断トツの1位である。
【0091】マツタケのタンパク質は、強力な抗ガン作
用がある、と言われている。
【0092】表2に、各種キノコの食物繊維含有量のラ
ンキングを示し、表3に、各種キノコのビタミンD含有
量のランキングを示す。
【0093】
【表2】各種キノコの食物繊維含有量のランキング( 1
00g中)
【0094】
【表3】各種キノコのビタミンD含有量のランキング
( 100g中)
【0095】本発明で用いる8種類のキノコは、中国で
採取された天然物が適しており、天日乾燥したものが望
ましい。また、シイタケは上質のものを用いる。例え
ば、原木で栽培したどんこ(冬子)が最適である。
【0096】以上のように、ヤマブシタケ、アガリクス
タケ、マイタケ、霊芝、シイタケ、シメジ、エノキタケ
およびマツタケの8種類のキノコに特定して、食酢に浸
漬して成分を抽出するので、これら8種類のキノコの成
分を一度に摂取でき、健康増進や各種病の治療に最適で
ある。また、8種類のキノコそれぞれの効能の相乗効果
により、健康増進や各種疾病の回復に有効に作用する。
【0097】食酢はキノコ成分の抽出効果が大きく、ま
た食酢に浸漬しておくだけであるから、製造も容易であ
る。なお、これら8種類のキノコのみを浸漬するのが最
も良いが、他のキノコや他の薬効生物を混ぜて浸漬する
こともできる。
【0098】各キノコの分量は、ヤマブシタケ、アガリ
クスタケ、マイタケ、霊芝、他のキノコの重量比で表し
た場合、20:15:15:10:40の割合が最も適
している。ヤマブシタケとアガリクスタケは、特に効能
が優れていることなどから、使用量を最も多くしてい
る。
【0099】しかしながら、前記の割合に限定されるも
のではなく、±50%程度の範囲であれば、許容され
る。また、玄米くろ酢の使用量も一応の目安であって、
適宜増減できる。食酢は、玄米くろ酢が最も適している
が、自然醸造された食酢であればよい。リンゴ酢は、甘
味があって飲みやすいので、幼児や児童に適している。
【0100】以上のように、使用するキノコは、前記の
8種類が特に適しているが、これらの中でも特に不可欠
なキノコは、最も使用量の多いヤマブシタケとアガリク
スタケである。したがって、事情によっては、残りのマ
イタケや霊芝や他のキノコは、これらの内の何れか1種
または2種以上を使用することも可能である。ただし、
効能は多少低下することは否めないが、従来の製品より
は有効である。
【0101】このキノコ酢の摂取のしかたは、ミネラル
ウォータなどのような水で約4倍程度に薄めて、食間に
飲むのがよい。あるいは、野菜ジュースや果物ジュース
などで割って飲んでもよい。
【0102】このように、8種類のキノコを食酢で抽出
するので、キノコを煎じて飲むのと異なって、子供でも
飲みやすい。したがって、年齢に関係なく、老若男女す
べてが愛飲できる。
【0103】特に、ヤマブシタケとアガリクスタケは免
疫力が高いので、ファーストフードに偏りがちな未成年
者が、食酢と一緒に摂取すると、体質を酸性からアルカ
リ性に変え、精神を落ちつかせる、といった効能も期待
できる。
【0104】8種類のキノコが食酢に浸漬された状態で
製品として販売した場合は、キノコ酢を消費した後のキ
ノコには、抽出されずに残った成分が多量に含まれてい
る。したがって、残ったキノコ入りの容器を回収して、
再度食酢を加えて8種類のキノコの成分を抽出した状態
で、再度販売することも可能である。
【0105】あるいは、8種類のキノコを食酢に所定時
間浸漬して、これらの成分を食酢に抽出した状態で消費
者が購入した後、例えば1〜2割程度のキノコ酢を消費
した後、新たな食酢を追加しておく、という処理を繰り
返せば、抽出液の濃度を殆ど低下させずに連続して製造
し、かつ消費できる。
【0106】このようにして新たな食酢の追加と消費
を、キノコの成分が抽出され尽くされるまで継続する。
これが可能な期間は、容器の容量にもよるが、例えば約
400グラムのキノコの入った2リットルの容器だと約
3か月程度の間、連結製造できる。また、約1700グ
ラムのキノコの入った8リットル入りの容器の場合だ
と、3か月間程度あるいは3か月以上の連続製造ができ
る。なお、消費者の消費量は個人差が大きいので、連続
製造できる期間は極めて大雑把な値である。
【0107】こうして、キノコの成分が全部抽出され尽
くされたら、8種類の新たなキノコとキノコ酢の入った
新たな製品を購入して、再度連続製造を行なう方法を採
れば、玄米くろ酢のみを消費者に提供しておき、後は消
費者が自分で玄米くろ酢を追加して連続的に抽出し消費
できるので、消費者が新たな製品を購入したり、業者が
容器を回収したりする頻度を低減でき、結果的に消費者
の経済的負担を節減できる。
【0108】すなわち、マイタケ、霊芝、シイタケ、シ
メジ、エノキタケおよびマツタケの少なくとも1種とヤ
マブシタケとアガリクスタケとを含むキノコ類を食酢に
所定時間浸漬し、かつこれらのキノコは容器に残した状
態の製品を業者が消費者に提供する。提供を受けた消費
者は、キノコ酢を1〜2割消費するたびに、新たな食酢
を追加して、キノコ成分を繰り返し抽出して消費する。
【0109】最後のキノコ酢を消費し尽くし、これ以上
の抽出が不可能となった時点で、前記業者が、新たなキ
ノコとキノコ酢の入った新たな製品を前記の消費後の空
の容器と交換することによって、消費者は長期間にわた
って容易にかつ安価にキノコ酢を摂取できる。
【0110】このような方法によると、業者にとっては
容器交換の頻度を減らすことができ、効率的となる。ま
た、消費者にとっては、常に新たな製品を購入するのに
比べると、割安となる。
【0111】以上、抽出に食酢を用いる例を説明した
が、焼酎を用いて抽出するのも有効である。特に、アル
コール度数の高い焼酎は抽出力が高い。泡盛は度数の高
い品を容易に入手できるので、泡盛が特に適している。
抽出方法は、食酢の場合と全く同じである。したがっ
て、以上の説明における「食酢」の語を「焼酎」や「泡
盛」の語に置き換えるのみで足りる。
【0112】
【発明の効果】請求項1のように、薬効が著しいと言わ
れているヤマブシタケの成分を抽出したキノコ酢や焼酎
を飲むことで、健康増進や各種の疾病の治療に極めて顕
著な効果を奏する。
【0113】アガリクスタケの薬効は周知のとおりであ
り、請求項2のようにこのアガリクスタケとヤマブシタ
ケとの成分を抽出したキノコ酢や焼酎を摂取すると、両
者の薬効の相乗効果によって、健康増進や各種疾病の治
療により大きな効果を奏する。
【0114】請求項3によると、食酢や焼酎で抽出する
キノコとして、特にヤマブシタケ、アガリクスタケ、マ
イタケ、霊芝、シイタケ、シメジ、エノキタケおよびマ
ツタケの8種類に限定している。これら8種類のキノコ
を抽出した食酢や焼酎を飲むことによって、それぞれの
キノコの有効成分による相乗効果が得られるので、各種
の疾病を効果的に治癒でき、かつ健康増進にも適してい
る。
【0115】アガリクスタケなどの薬用キノコを煎じて
摂取することも有効とされているが、煎じる作業が面倒
であり、また飲みづらいなどの問題があるが、本発明の
ように食酢や焼酎で抽出すると、煎じる煩わしさがな
く、また飲みやすいので、無理なく継続して摂取でき
る。
【0116】請求項4のように、少なくとも乾燥させた
ヤマブシタケとアガリクスタケを食酢(酒)に漬けて、
これらの成分を食酢(酒)の中に抽出する方法による
と、これらのキノコの成分を効果的に抽出して、一度に
ヤマブシタケとアガリクスタケ双方の成分を摂取でき
る。また、食酢や焼酎にヤマブシタケとアガリクスタケ
を浸漬するだけであるから、製造も容易である。
【0117】請求項5のように、抽出後のキノコを容器
に残しておいて、キノコ酢(酒)を例えば1〜2割程度
消費したら、新たな食酢や焼酎を同量追加する方法を採
れば、キノコ中の成分が全部抽出され尽くすまで、キノ
コ成分を抽出して摂取できるので、経済的である。ま
た、消費者が自宅で連続製造する場合は、買い換えの頻
度や、業者が容器を配達したり回収したりする頻度も低
減でき、効率的である。
【0118】請求項6のように、消費者が自分で新たな
食酢や焼酎を追加すれば、消費者自身でキノコ酢(酒)
を連続製造して長期間摂取できるため、業者は食酢や焼
酎だけを提供しておけば足りるので、消費者にとって
は、常に新たなキノコ酢(酒)を購入するよりもコスト
節減ができ、業者にとっては容器交換などの頻度が減少
し、効率が良くなる。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも乾燥させたヤマブシタケを食
    酢または焼酎に所定時間浸漬して、その成分を食酢また
    は焼酎に抽出してなることを特徴とするキノコ酢
    (酒)。
  2. 【請求項2】 少なくとも乾燥させたヤマブシタケとア
    ガリクスタケを食酢または焼酎に所定時間浸漬して、こ
    れらの成分を食酢または焼酎に抽出してなることを特徴
    とするキノコ酢(酒)。
  3. 【請求項3】 それぞれ乾燥させたマイタケ、霊芝、シ
    イタケ、シメジ、エノキタケまたはマツタケの中の少な
    くとも1種と、それぞれ乾燥させたヤマブシタケとアガ
    リクスタケとを含むキノコ類を食酢または焼酎に所定時
    間浸漬して、これらの成分を食酢または焼酎に抽出して
    なることを特徴とするキノコ酢(酒)。
  4. 【請求項4】 少なくとも乾燥させたヤマブシタケとア
    ガリクスタケを食酢または焼酎に所定時間浸漬して、こ
    れらの成分を食酢または焼酎に抽出することを特徴とす
    るキノコ酢(酒)の製造方法。
  5. 【請求項5】 少なくとも乾燥させたヤマブシタケとア
    ガリクスタケとを含むキノコ類を食酢または焼酎に所定
    時間浸漬して、これらの成分を食酢または焼酎に抽出し
    た状態で、これらのキノコは容器に残しておき、キノコ
    酢(酒)を所要量消費するたびに、新たな食酢または焼
    酎を追加することで繰り返し抽出することを特徴とする
    キノコ酢(酒)の連続製造方法。
  6. 【請求項6】 少なくとも乾燥させたヤマブシタケとア
    ガリクスタケとを含むキノコ類を食酢または焼酎に所定
    時間浸漬して、これらの成分を食酢または焼酎に抽出
    し、かつこれらのキノコは容器に残した状態の製品を業
    者が消費者に提供し、 一方消費者は、キノコ酢(酒)を所要量消費するたび
    に、新たな食酢または焼酎を追加することで、キノコ成
    分を繰り返し抽出して消費し、 最後のキノコ酢(酒)を消費しきった時点で、前記業者
    が、新たなキノコとキノコ酢(酒)の入った新たな製品
    を前記の消費後の容器と交換することを特徴とする請求
    項5に記載のキノコ酢(酒)の連続製造方法。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2003066076A1 (fr) * 2002-02-08 2003-08-14 Sundory Co., Ltd. Procede de protection d'un corps vivant de facteurs exterieurs, et composition associee
JP2009045026A (ja) * 2007-08-22 2009-03-05 Hakubaku:Kk β−グルカンを主体とする水溶性食物繊維を含有する食酢の製造方法
CN100506203C (zh) * 2002-07-23 2009-07-01 钟根元 用微波煎煮中药混合液的方法及应用
CN104498307A (zh) * 2014-12-08 2015-04-08 柳州博泽科技有限公司 一种猴头菇果味醋制备方法
CN104498315A (zh) * 2014-12-08 2015-04-08 柳州博泽科技有限公司 一种具有降火功能的猴头菇醋制备方法

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