JP2001154732A - リモートpi/o異常検出 - Google Patents
リモートpi/o異常検出Info
- Publication number
- JP2001154732A JP2001154732A JP33384999A JP33384999A JP2001154732A JP 2001154732 A JP2001154732 A JP 2001154732A JP 33384999 A JP33384999 A JP 33384999A JP 33384999 A JP33384999 A JP 33384999A JP 2001154732 A JP2001154732 A JP 2001154732A
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- Debugging And Monitoring (AREA)
- Programmable Controllers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】MCUの通信インターフェースとリモートPI
/O間に於いて、リモートPI/Oの自己診断以外の異
常を検出することができず、リモートPI/Oの異常に
気付くまでに時間を要してしまう。 【解決手段】リモートPI/Oの通信モジュール内にM
PU異常検出回路を設けCANチップの応答を返さない
ようにし、MCUの通信インターフェースで無応答とい
う形でリモートPI/Oの異常を検出する。 【効果】プロセス制御コントローラとプロセス入出力部
を分離して設置するリモートPI/Oに於いて、リモー
トPI/Oの異常をプロセス制御コントローラで認識で
き、異常時の対策を迅速に対応することができる。
/O間に於いて、リモートPI/Oの自己診断以外の異
常を検出することができず、リモートPI/Oの異常に
気付くまでに時間を要してしまう。 【解決手段】リモートPI/Oの通信モジュール内にM
PU異常検出回路を設けCANチップの応答を返さない
ようにし、MCUの通信インターフェースで無応答とい
う形でリモートPI/Oの異常を検出する。 【効果】プロセス制御コントローラとプロセス入出力部
を分離して設置するリモートPI/Oに於いて、リモー
トPI/Oの異常をプロセス制御コントローラで認識で
き、異常時の対策を迅速に対応することができる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プロセスを直接制
御するマルチコントローラユニット(以下MCUと称
す)と分散配置されたリモートPI/Oを使用するシス
テムに於いて、リモートPI/OのMPUの異常を検出
するリモートPI/O異常検出に関するものである。
御するマルチコントローラユニット(以下MCUと称
す)と分散配置されたリモートPI/Oを使用するシス
テムに於いて、リモートPI/OのMPUの異常を検出
するリモートPI/O異常検出に関するものである。
【0002】
【従来の技術】CAN通信を行うLSI(以下CANチ
ップと称す)上には、リモートPI/OのMPUによっ
て配置された複数のメッセージがあり、MCUの通信イ
ンターフェースから送信要求フレームが出力されると、
CANチップ上のメッセージ内のアイデンディファイア
(以下IDと称す)が一致すると自動的にデータが送信
される動作になっているが、制御系MPUが誤動作等に
より正常な制御ができなくなりCANチップ上にデータ
を反映できなくなった時に、以前CANチップに対しセ
ットしたメッセージが存在するため、MCUの通信イン
ターフェースからの送信要求フレームが来たときにメッ
セージ内のIDが一致してしまうと以前のデータを送信
してしまい、MCUの通信インターフェースから見ると
応答が帰ってくるためにリモートPI/Oが異常である
事を認識する事ができない問題がある。
ップと称す)上には、リモートPI/OのMPUによっ
て配置された複数のメッセージがあり、MCUの通信イ
ンターフェースから送信要求フレームが出力されると、
CANチップ上のメッセージ内のアイデンディファイア
(以下IDと称す)が一致すると自動的にデータが送信
される動作になっているが、制御系MPUが誤動作等に
より正常な制御ができなくなりCANチップ上にデータ
を反映できなくなった時に、以前CANチップに対しセ
ットしたメッセージが存在するため、MCUの通信イン
ターフェースからの送信要求フレームが来たときにメッ
セージ内のIDが一致してしまうと以前のデータを送信
してしまい、MCUの通信インターフェースから見ると
応答が帰ってくるためにリモートPI/Oが異常である
事を認識する事ができない問題がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】MCUの通信インター
フェースとリモートPI/O間のCAN通信に於いて、
リモートPI/Oの異常はMPUがCANチップのメッ
セージに反映する自己診断異常しか検出できないため
に、リモートPI/OのMPUの誤動作により正常な制
御ができなくなりCANチップのメッセージ内に入出力
データを反映できなくなっても以前のメッセージが存在
するためMCUの通信インターフェースからの送信要求
フレームが来るとCANチップが自動的に応答を返して
しまうため、リモートPI/Oの自己診断異常以外の異
常検出ができないので、リモートPI/Oの異常に気付
くのに時間を要してしまう。
フェースとリモートPI/O間のCAN通信に於いて、
リモートPI/Oの異常はMPUがCANチップのメッ
セージに反映する自己診断異常しか検出できないため
に、リモートPI/OのMPUの誤動作により正常な制
御ができなくなりCANチップのメッセージ内に入出力
データを反映できなくなっても以前のメッセージが存在
するためMCUの通信インターフェースからの送信要求
フレームが来るとCANチップが自動的に応答を返して
しまうため、リモートPI/Oの自己診断異常以外の異
常検出ができないので、リモートPI/Oの異常に気付
くのに時間を要してしまう。
【0004】本発明は、リモートPI/OのCAN通信
ラインにリモートPI/O内部のMPUを監視する手段
を設け、その監視結果を反映することにより、MCUの
通信インターフェースでリモートPI/Oの異常を認識
できるようにしたことにある。
ラインにリモートPI/O内部のMPUを監視する手段
を設け、その監視結果を反映することにより、MCUの
通信インターフェースでリモートPI/Oの異常を認識
できるようにしたことにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、リモートPI
/Oの通信モジュール内のCAN通信ラインにリモート
PI/O内部のMPUを監視した結果を反映する回路を
付加し、リモートPI/O内部MPUの異常を監視し、
異状時にデータ送信ラインをCAN通信回線から切り離
すことにより、MCUの通信インターフェースにてリモ
ートPI/Oの無応答として異常を検出するものであ
る。
/Oの通信モジュール内のCAN通信ラインにリモート
PI/O内部のMPUを監視した結果を反映する回路を
付加し、リモートPI/O内部MPUの異常を監視し、
異状時にデータ送信ラインをCAN通信回線から切り離
すことにより、MCUの通信インターフェースにてリモ
ートPI/Oの無応答として異常を検出するものであ
る。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明によるCAN通信回
線異常検出について、図1から図3を用いて説明する。
本実施例は、MCUとリモートPI/OをCAN通信接
続したシステムである。
線異常検出について、図1から図3を用いて説明する。
本実施例は、MCUとリモートPI/OをCAN通信接
続したシステムである。
【0007】初めに、本実施例の接続構成図を図1に示
す。本実施例は前記の如くプロセスを直接制御する1:
MCU内にリモートPI/O側と通信し入出力データを
収集する2:通信インターフェースが実装され、複数の
リモートPI/O側は3:リモートPI/O1から5:
リモートPI/Onがあり、通信の終端は7:CANタ
ップnに7:終端抵抗が取り付けられる。3:リモート
PI/O1から5:リモートPI/Onにはそれぞれ
4:通信モジュール1から6:通信モジュールnが実装
される。2:通信インターフェースがデータの収集のた
めにメッセージを送信すると、全リモートPI/Oに届
くようになっている。
す。本実施例は前記の如くプロセスを直接制御する1:
MCU内にリモートPI/O側と通信し入出力データを
収集する2:通信インターフェースが実装され、複数の
リモートPI/O側は3:リモートPI/O1から5:
リモートPI/Onがあり、通信の終端は7:CANタ
ップnに7:終端抵抗が取り付けられる。3:リモート
PI/O1から5:リモートPI/Onにはそれぞれ
4:通信モジュール1から6:通信モジュールnが実装
される。2:通信インターフェースがデータの収集のた
めにメッセージを送信すると、全リモートPI/Oに届
くようになっている。
【0008】次に、図2にリモートPI/Oの構成図を
示す。8:リモートPI/Oは、前記図1の2:通信イ
ンターフェースと通信する9:通信モジュールが実装さ
れる。9:通信モジュールはリモートPI/Oを制御す
る10:MPUがあり、10:MPUが収集したデータ
を11:CANチップに書込み、通信回線より通信(メ
ッセージ)が来ると15:ドライバ/レシーバを通り通
信回線と電気的に絶縁する13:フォトカプラ1を通り
11:CANチップに入りメッセージが8:リモートP
I/Oに該当する場合11:CANチップで自動的に応
答を返し、12:MPU異常検出回路に入り10:MP
Uが正常な時通信回線と電気的に絶縁する14:フォト
カプラ2を通り15:ドライバ/レシーバにより通信回
線に応答を返す。10:MPUが異常な時は12:MP
U異常検出回路で応答を遮断し、通信回線に応答を返さ
ないようにしている。
示す。8:リモートPI/Oは、前記図1の2:通信イ
ンターフェースと通信する9:通信モジュールが実装さ
れる。9:通信モジュールはリモートPI/Oを制御す
る10:MPUがあり、10:MPUが収集したデータ
を11:CANチップに書込み、通信回線より通信(メ
ッセージ)が来ると15:ドライバ/レシーバを通り通
信回線と電気的に絶縁する13:フォトカプラ1を通り
11:CANチップに入りメッセージが8:リモートP
I/Oに該当する場合11:CANチップで自動的に応
答を返し、12:MPU異常検出回路に入り10:MP
Uが正常な時通信回線と電気的に絶縁する14:フォト
カプラ2を通り15:ドライバ/レシーバにより通信回
線に応答を返す。10:MPUが異常な時は12:MP
U異常検出回路で応答を遮断し、通信回線に応答を返さ
ないようにしている。
【0009】次に、図3によりMPU異常検出回路動作
を説明する。図3は前記図2の12:MPU異常検出回
路の動作をフローで表したものである。16:MPU異
常監視開始が動作すると、17:MPU異常判定で前記
図2の12:MPUの異常を判定し、正常な時は18:
回線接続で通信回線を接続し、異常な時は19:回線切
断で通信回線と切り離す。この動作により、前記図2の
10:MPUが正常な制御ができなくなった時に通信の
応答を返さなくする事により前記図1の2:通信インタ
ーフェースで前記図1の3:リモートPI/Oの異常を
検出できる。
を説明する。図3は前記図2の12:MPU異常検出回
路の動作をフローで表したものである。16:MPU異
常監視開始が動作すると、17:MPU異常判定で前記
図2の12:MPUの異常を判定し、正常な時は18:
回線接続で通信回線を接続し、異常な時は19:回線切
断で通信回線と切り離す。この動作により、前記図2の
10:MPUが正常な制御ができなくなった時に通信の
応答を返さなくする事により前記図1の2:通信インタ
ーフェースで前記図1の3:リモートPI/Oの異常を
検出できる。
【0010】
【発明の効果】本発明によれば、プロセス制御コントロ
ーラとプロセス入出力部を分離して設置するリモートP
I/Oに於いて、リモートPI/Oの異常をプロセス制
御コントローラで認識でき、異常時の対策を迅速に対応
することができる。
ーラとプロセス入出力部を分離して設置するリモートP
I/Oに於いて、リモートPI/Oの異常をプロセス制
御コントローラで認識でき、異常時の対策を迅速に対応
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例の接続構成図。
【図2】リモートPI/Oの構成図。
【図3】MPU異常検出回路動作の説明図。
1…MCU、2…通信インターフェース、3…リモート
PI/O1、4…通信モジュール1、5…リモートPI
/On、6…通信モジュールn、7…終端抵抗、8…リ
モートPI/O、9…通信モジュール、10…MPU、
11…CANチップ、12…MPU異常検出回路、13
…フォトカプラ1、14…フォトカプラ2、15…ドラ
イバ/レシーバ、16…MPU異常監視開始、17…M
PU異常判定、18…通信回線接続、19…通信回線切
り離し。
PI/O1、4…通信モジュール1、5…リモートPI
/On、6…通信モジュールn、7…終端抵抗、8…リ
モートPI/O、9…通信モジュール、10…MPU、
11…CANチップ、12…MPU異常検出回路、13
…フォトカプラ1、14…フォトカプラ2、15…ドラ
イバ/レシーバ、16…MPU異常監視開始、17…M
PU異常判定、18…通信回線接続、19…通信回線切
り離し。
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04Q 9/00 321 G05B 19/05 D (72)発明者 高木 佳実 茨城県ひたちなか市大字市毛882番地 株 式会社日立製作所計測器グループ内 Fターム(参考) 5B083 AA08 BB01 CE01 DD13 EE07 GG04 5H220 BB09 CC09 CX05 FF10 JJ12 JJ17 JJ28 KK01 KK03 MM06 5H223 CC08 DD03 DD07 EE17 5K048 AA09 BA23 DA02 DC04 GB05 HA01 HA02
Claims (1)
- 【請求項1】 プロセス制御コントローラとプロセス入
出力信号を接続するプロセス入出力部からなるプロセス
制御システムに於いて、プロセス制御コントローラとプ
ロセス入出力装置(以下リモートPI/Oと称す)の接
続に国際標準規格の通信方式であるCAN通信接続によ
り入出力情報を伝送する方式を採用し、CAN通信ライ
ンにリモートPI/O内部の制御系マイコン(以下MP
Uと称す)を監視した結果を反映する手段を付加し、リ
モートPI/O内部のMPUの動作状態に対応して送信
データラインをCAN通信回線から切り離すようにした
ことを特徴とするリモートPI/O異常検出。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP33384999A JP2001154732A (ja) | 1999-11-25 | 1999-11-25 | リモートpi/o異常検出 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP33384999A JP2001154732A (ja) | 1999-11-25 | 1999-11-25 | リモートpi/o異常検出 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001154732A true JP2001154732A (ja) | 2001-06-08 |
Family
ID=18270640
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP33384999A Pending JP2001154732A (ja) | 1999-11-25 | 1999-11-25 | リモートpi/o異常検出 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001154732A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7873880B2 (en) | 2006-12-26 | 2011-01-18 | Fujitsu Limited | Data relay device, storage device, and response delay monitoring method |
-
1999
- 1999-11-25 JP JP33384999A patent/JP2001154732A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7873880B2 (en) | 2006-12-26 | 2011-01-18 | Fujitsu Limited | Data relay device, storage device, and response delay monitoring method |
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