JPH10154971A - 多重通信装置 - Google Patents

多重通信装置

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Publication number
JPH10154971A
JPH10154971A JP31175596A JP31175596A JPH10154971A JP H10154971 A JPH10154971 A JP H10154971A JP 31175596 A JP31175596 A JP 31175596A JP 31175596 A JP31175596 A JP 31175596A JP H10154971 A JPH10154971 A JP H10154971A
Authority
JP
Japan
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line
transmission
transmission lines
communication
transmission line
Prior art date
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Pending
Application number
JP31175596A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshihisa Kobayashi
吉久 小林
Akira Suzuki
彰 鈴木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Seiki Co Ltd
Original Assignee
Nippon Seiki Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 伝送線の一方に異常が生じても、他方を使用
して通信可能とすることにより、システムの信頼性を向
上させることのできる多重通信装置を提供することを目
的とする。 【解決手段】 複数の制御装置たるECU1,2の間を
クロック線31とデータ線32の2本の伝送線3にて接
続する。各ECU1,2は、伝送線3の一方に異常が生
じたことを検出した場合には、伝送線3の他方のみを使
用するように切り替える切り替え手段たるスリーステー
トバッファ15,24と、伝送線3の異常を検出すると
共に伝送線3の他方を用いてそれまでのクロック同期方
式に代えてビット同期方式により信号を通信する異常判
別手段及び通信手段たるIC11,21とを有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、伝送線にてデータ
を多重伝送する多重通信装置に関する。
【0002】
【従来の技術】複数の制御装置間をクロック線及びデー
タ線からなる2本の伝送線で接続して情報をクロック同
期方式にて伝送する多重通信装置は、例えば、特開平4-
328935号公報や特開平4-360430号公報等で開示されてい
る。
【0003】図4は、前記従来の方法による多重通信装
置の構成を示すものであり、送信側の制御装置(EC
U)1と受信側の制御装置(ECU)2は、伝送線3で
接続されており、この伝送線3は、クロック線31とデ
ータ線32との2本から構成されている。
【0004】そして、ECU1が出力するクロック信号
は、CLK‐OUT端子からクロック線31を介してE
CU2のCLK‐IN端子に与えれ、ECU1が出力す
るシリアルのデータ信号は、S‐OUT端子からデータ
線32を介してECU2のS‐IN端子で受信する。す
なわち、ECU1からECU2へクロック線31を介し
て送られるクロック信号に同期してECU1からECU
2へデータ線32を介してデータ信号が伝送される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】斯かる構成では、伝送
線3の少なくも一方に異常が生じると、データ信号の伝
送は行われなくなり、システム全体がダウンすることに
なる。
【0006】この対策として、例えば、実開昭62- 1674
39号公報や特開平4-345337号公報で開示されているよう
に、伝送線3のデータ線32を複線化することが考えら
れるが、伝送線3を構成するハーネス本数が増加し、シ
ステムの大型化やコスト高を招くという問題がある。
【0007】また、クロック線31に異常が生じた場合
には、システム全体がダウンしてしまい、対応できない
という問題もある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、複数の制御装
置の間を2本の伝送線を用いて第1の通信方式により信
号を通信し、前記伝送線の一方に異常が生じた場合に
は、前記各制御装置は前記伝送線の他方のみを用いて第
2の通信方式により信号を通信するものである。
【0009】また、複数の制御装置の間を2本の伝送線
を用いてクロック同期方式にて信号を通信し、前記伝送
線の一方に異常が生じた場合には、前記各制御装置は前
記伝送線の他方を用いてビット同期方式により信号を通
信するものである。
【0010】また、複数の制御装置の間を2本の伝送線
にて接続し、前記各制御装置は、前記伝送線の異常を検
出する異常判別手段と、前記伝送線の一方に異常が生じ
たことを検出した場合には、前記伝送線の他方のみを使
用するように切り替える切り替え手段と、前記伝送線の
他方を用いてそれまでのクロック同期方式に代えてビッ
ト同期方式により信号を通信する通信手段と、を有する
ものである。
【0011】
【発明の実施の形態】図1で示すように、制御手段たる
ECU1ではスリーステートバッファ14に接続された
端子を監視、制御手段たるECU2ではCLK‐IN端
子及びS‐IN端子を監視することにより、伝送線3の
一方に一定時間レベル変化がない場合、異常判別手段た
るIC11,21により、伝送線3の異常時と判断す
る。
【0012】そして、ECU1は、異常のない伝送線3
の他方を使用するように切り替え手段たるスリーステー
トバッファ15を制御する。同時に、それまでのクロッ
ク同期方式に代えて、異常時には、伝送線3の他方のみ
を介してビット同期方式による送信を行う。また、EC
U2は、伝送線3の異常を検出することで、異常のない
伝送線3の他方を使用するように切り替え手段たるステ
ートバッファ24を制御する。同時に、図2の(a)に
示すそれまでの第1の通信方式たるクロック同期方式に
代えて、図2の(b)に示す第2の通信方式たるビット
同期方式に応じた受信を行う。
【0013】斯かる構成により、伝送線3の一方に異常
時には、クロック同期方式による通信はできないが、伝
送線3の他方を用いると共に通信形態を変更し、単線で
も通信可能なビット同期方式により通信を継続すること
ができる。
【0014】
【実施例】以下、本発明を添付図面に記載した実施例に
基づき説明するが、前記従来の技術と同一もしくは相当
個所には、同一符号を付してその詳細な説明は省く。
【0015】図1は、実施例の構成を説明するブロック
図であり、ECU1は、CLK‐OUT端子からクロッ
ク線31へクロック信号を出力すると共に所望の演算処
理を行い予め定められたプロトコルに従ってS‐OUT
端子からデータ線32へデータ信号を出力する集積回路
(IC)11、CLK‐OUT端子とクロック線31と
の間に位置するインターフェース(I/F)12、S‐
OUT端子とデータ線32との間に位置するI/F1
3、クロック線31及びデータ線32の状態をIC11
で監視するためのスリーステートバッファ14、IC1
1とI/F12及びI/F13との間に位置して、クロ
ック線31及びデータ線32の一方が異常であるとIC
11が判断した時に異常のない他方のみを用いてそれま
で(正常時)のクロック同期方式に代えて後述する方式
によりデータ信号を出力するように切り替えるスリース
テートバッファ15、から構成されており、このスリー
ステートバッファ15は、IC11の送信端子TXD及
びイネーブル端子E1〜E3に接続されている。
【0016】また、ECU2は、CLK‐IN端子でク
ロック線31からのクロック信号を入力すると共にS‐
IN端子でデータ線32からのデータ信号を入力して所
望の演算処理を行い予め定められたプロトコルに従って
データ信号を解析するIC21、CLK‐IN端子とク
ロック線31との間に位置するI/F22、S‐IN端
子とデータ線32との間に位置するI/F23、クロッ
ク線31及びデータ線32の状態をIC21で監視する
と共にクロック線31及びデータ線32の一方が異常で
あるとIC11が判断した時に異常のない他方のみを用
いてそれまで(正常時)のクロック同期方式に代えて後
述する方式によりデータ信号を入力するように切り替え
るスリーステートバッファ24、から構成されており、
このスリーステートバッファ24は、IC21の受信端
子RXD及びイネーブル端子E1〜E3に接続されてい
る。
【0017】ECU1及びECU2は、通常(正常時)
では、図2の(a)で示すような信号により、伝送線3
を介して第1の通信方式たるクロック同期方式による通
信を行う。
【0018】ECU1ではスリーステートバッファ14
を介して伝送線3をフィードバックしているP1,P2
端子を監視し、ECU2ではCLK‐IN端子及びS‐
IN端子を監視することにより、伝送線3の一方に一定
時間レベル変化がない場合、ECU1及びECU2は、
伝送線3の異常時と判断する。
【0019】そして、ECU1は、異常のない伝送線3
の他方を使用するように切り替え手段たるスリーステー
トバッファ15を制御する。例えば、伝送線3のクロッ
ク線31が断線した場合、IC11のE2端子をイネー
ブルにする。同時に、それまでのクロック同期方式に代
えて、異常時には、例えば、特開平7-131506号公報で開
示され図2の(b)で示すような信号により、伝送線3
のデータ線32のみを介して第2の通信方式たるビット
同期方式による送信を行う。ビット同期方式では、単線
で送信(受信)可能であり、クロック線31がダウンし
てもデータ線32さえ生きていれば通信できる。
【0020】また、ECU2も、伝送線3の異常を検出
することで、IC21のE2端子をイネーブルにして切
り替え手段たるステートバッファ24を制御することに
よりデータ線32のみを使用するように切り替える。同
時に、それまでのクロック同期方式に代えて、ビット同
期方式に応じた受信を行う。このように、本実施例で
は、IC11,21が、夫々異常判別手段及び通信手段
を兼ねている。
【0021】斯かる構成により、伝送線3の一方に異常
時には、クロック同期方式による通信はできないが、伝
送線3の他方を用いると共に通信形態を変更し、単線で
も通信可能なビット同期方式により通信を継続すること
ができる。
【0022】図3は、前記実施例の応用例を示してお
り、同図の(a)は、伝送線3の切り替えを行う切り替
え手段たるスリーステートバッファ15を、I/F12
及びI/F13の後段に配置したものである。
【0023】また、同図の(b)(c)は、送信側の切
り替え手段として、スリーステートバッファ15の代わ
りにリレー16を用いるものに関し、前者はI/F12
及びI/F13の前段に、後者はI/F12及びI/F
13の後段に配置したものである。
【0024】斯かる応用例においても、図1で示した実
施例と同様に、伝送線3を監視し、伝送線3の一方に一
定時間レベル変化がない場合、伝送線3の異常時と判断
する。そして、異常のない伝送線3の他方を使用するよ
うに切り替え手段たるスリーステートバッファ15やリ
レー16を制御すると同時に、それまでのクロック同期
方式に代えて、異常時には、ビット同期方式による送信
を行うことで、単線で送信(受信)可能であり、伝送線
3の一方がダウンしても他方さえ生きていれば通信でき
る。
【0025】なお、斯かる応用例は、送信側に限らず、
受信側においても同様に適用することができることは言
うまでもない。
【0026】更に、切り替え手段としては、前述したス
リーステートバッファ15,24やリレー16に限定さ
れず、適宜選択使用可能であることは言うまでもない。
【0027】なお、従来の技術で示した特開平4-328935
号公報で開示されているような、各制御装置、すなわ
ち、ECU1,2が互いに送信及び受信を行うシステム
においては、伝送線3は4本となる。このようなシステ
ムにあっても、前述した本発明の各実施例を適用するこ
とは可能であり、送信側の制御装置の第1の送信方式に
より通信を行う2本の送信用伝送線の一方に異常が生じ
た場合には、他方を用いて単線でも通信可能な第2の通
信方式よる送信を行うことで、システムのダウンを防止
することができる。
【0028】
【発明の効果】本発明は、複数の制御装置の間を2本の
伝送線を用いて第1の通信方式により信号を通信し、前
記伝送線の一方に異常が生じた場合には、前記各制御装
置は前記伝送線の他方のみを用いて第2の通信方式によ
り信号を通信するものであり、また、本発明は、複数の
制御装置の間を2本の伝送線を用いてクロック同期方式
にて信号を通信し、前記伝送線の一方に異常が生じた場
合には、前記各制御装置は前記伝送線の他方を用いてビ
ット同期方式により信号を通信するものであり、また、
本発明は、複数の制御装置の間を2本の伝送線にて接続
し、前記各制御装置は、前記伝送線の異常を検出する異
常判別手段と、前記伝送線の一方に異常が生じたことを
検出した場合には、前記伝送線の他方のみを使用するよ
うに切り替える切り替え手段と、前記伝送線の他方を用
いてそれまでのクロック同期方式に代えてビット同期方
式により信号を通信する通信手段と、を有するものであ
り、伝送線の一方に異常時には、2本の伝送線を用いる
第1の通信方式例えばクロック同期方式による通信はで
きないが、伝送線の他方を用いると共に通信形態を変更
し、単線でも通信可能な第2の通信方式例えばビット同
期方式により通信を継続することができるため、伝送線
の一方に異常が生じても、他方を使用して通信可能とす
ることにより、システムの信頼性を向上させることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施例のブロック図。
【図2】 同上実施例の信号を説明する図。
【図3】 本発明の他の実施例のブロック図。
【図4】 従来の技術のブロック図。
【符号の説明】
1 ECU(制御装置) 11 IC(通信手段,異常判別手段) 15 スリーステートバッファ(切り替え手段) 16 リレー(切り替え手段) 2 ECU(制御装置) 21 IC(通信手段,異常判別手段) 24 スリーステートバッファ(切り替え手段) 3 伝送線 31 クロック線 32 データ線

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の制御装置の間を2本の伝送線を用
    いて第1の通信方式により信号を通信し、前記伝送線の
    一方に異常が生じた場合には、前記各制御装置は前記伝
    送線の他方のみを用いて第2の通信方式により信号を通
    信することを特徴とする多重通信装置。
  2. 【請求項2】 複数の制御装置の間を2本の伝送線を用
    いてクロック同期方式にて信号を通信し、前記伝送線の
    一方に異常が生じた場合には、前記各制御装置は前記伝
    送線の他方を用いてビット同期方式により信号を通信す
    ることを特徴とする多重通信装置。
  3. 【請求項3】 複数の制御装置の間を2本の伝送線にて
    接続し、前記各制御装置は、前記伝送線の異常を検出す
    る異常判別手段と、前記伝送線の一方に異常が生じたこ
    とを検出した場合には、前記伝送線の他方のみを使用す
    るように切り替える切り替え手段と、前記伝送線の他方
    を用いてそれまでのクロック同期方式に代えてビット同
    期方式により信号を通信する通信手段と、を有すること
    を特徴とする多重通信装置。
JP31175596A 1996-11-22 1996-11-22 多重通信装置 Pending JPH10154971A (ja)

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JP31175596A JPH10154971A (ja) 1996-11-22 1996-11-22 多重通信装置

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JP31175596A Pending JPH10154971A (ja) 1996-11-22 1996-11-22 多重通信装置

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007174457A (ja) * 2005-12-26 2007-07-05 Kyocera Corp 受信装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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