JP2956698B1 - 高速監視制御信号伝送装置 - Google Patents

高速監視制御信号伝送装置

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JP2956698B1
JP2956698B1 JP19519298A JP19519298A JP2956698B1 JP 2956698 B1 JP2956698 B1 JP 2956698B1 JP 19519298 A JP19519298 A JP 19519298A JP 19519298 A JP19519298 A JP 19519298A JP 2956698 B1 JP2956698 B1 JP 2956698B1
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  • Use Of Switch Circuits For Exchanges And Methods Of Control Of Multiplex Exchanges (AREA)

Abstract

【要約】 【課題】 制御信号として主信号1回線に割り当てられ
ている伝送容量の2倍の容量を確保できる高速監視制御
信号伝送装置を提供すること。 【解決手段】 主監視制御装置31に供給するクロック
信号CLK1とクロックCLK2に対応して送信制御信
号逓倍処理部16,26から出力される各制御信号で回
線101、回線201の主信号S1,S2を制御信号多
重部11,21で多重し、多重信号分離部15,25で
各制御信号を分離し、制御信号検出部14,24で分離
した制御信号の常検出時に、正常な方の回線の制御信号
の受信可能なように、切替制御部39から制御信号A3
を制御選択制御部34に出力して、主信号S1,S2に
多重する制御信号を切り換える。回線101、回線20
1の各制御信号の正常時にはアイドル時に各制御信号を
各主信号S1,S2に多重して伝送する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、現用および予備
の補助伝送路が正常な場合には、現用および予備の補助
伝送路を同時に使用することにより、制御信号として、
主信号1回線に割り当てられている伝送容量の2倍の容
量を確保し、高速に監視制御信号を伝送できる高速監視
制御信号伝送装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、通信を行っていないアイドル状態
が存在する有限長のデータ(パケット)を現用と予備の
冗長構成で伝送する補助伝送路により、無線装置を監視
する監視制御信号としての制御信号を伝送する場合に、
補助信号である制御信号は、主信号に多重するため、伝
送容量は無線システムにより決定される。また、補助信
号の伝送容量を増やすと主信号の伝送容量が減少するた
め、制御信号の伝送容量の上限が存在する。したがっ
て、主信号の伝送容量が少ないシステムにおいては、制
御信号の伝送容量を制限するために、監視制御項目数に
制限が生じる場合があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】近年、装置のインテリ
ジェント化により監視項目が増加する傾向があり、監視
制御のための伝送容量の確保が課題となっていた。ま
た、監視制御のリアルタイム性という面から、警報の収
集周期以上に伝送時間を必要とする場合には、データの
遅延を招き、警報をリアルタイムで監視することができ
なかった。同様に、対向局に対してリアルタイムで制御
を実施する場合においても、制御の遅延を招いていた。
【0004】なお、近似技術として、たとえば、特開平
04-223696号公報には、両系の通話路ハイウェ
イのそれぞれの特定のタイムスロットに、現用系と予備
系の制御信号を割り当てることにより、両系の制御信号
から回線インタフェース装置への制御信号の伝送ルート
をそれぞれ二重化し、回線インタフェース装置で両系の
通話路ハイウェイ上の予備系の制御信号用のタイムスロ
ットの信号を繰り返して、両系の通話路スイッチを介し
て、予備系の制御装置に返送させることが開示されてい
る。
【0005】また、特開平07−143032号公報に
は、冗長系を構成する各機能パッケージの選択情報を制
御信号の特定のタイムスロットに挿入して、折返し方向
も含めて、2方向の後段に転送し、後段の機能パッケー
ジではこの制御信号スロット情報を用いて、信号の前段
に接続される機能パッケージを選択することが開示され
ている。しかし、これらの公報の記載例では、上記の監
視項目数の制限と伝送容量の制限に伴う監視制御信号の
高速伝送化を解決するに至らない。
【0006】この発明は、上記従来の課題を解決するた
めになされたもので、予備回線の補助信号を使用し、通
常、予備回線の使用率の低いことを利用して現用と予備
の2回線を同時に使用することにより、伝送容量の確保
と高速に監視制御信号を伝送することができる高速監視
制御信号伝送装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、この発明の高速監視制御信号伝送装置は、第1クロ
ック信号に対応する第1制御信号と前記第1クロック信
号を所定の逓倍数に逓倍した第2クロック信号に対応す
る第2制御信号のいずれか一方を選択的に生成する制御
信号生成手段と、第1回線に伝送する第1主信号に対し
て前記第1制御信号と前記第2制御信号とをそれぞれ個
別に重畳して第1回線に送出する第1多重化送信部と、
第2回線に伝送する第2主信号に対して前記第1制御信
号と前記第2制御信号とをそれぞれ個別に重畳して第2
回線に送出する第2多重化送信部と、前記第1回線を経
由した前記第1多重化送信部の出力を受信して前記第1
主信号と前記第1制御信号および前記第2制御信号とを
個別に分離する第1多重化受信部と、前記第2回線を経
由した前記第2多重化送信部の出力を受信して前記第2
主信号と前記第1制御信号および前記第2制御信号とを
個別に分離する第2多重化受信部と、前記第1多重化受
信部で分離された前記第1制御信号および前記第2制御
信号の正否を検出し、異常検出時に第1警報信号を出力
する第1制御信号検出部と、前記第2多重化受信部で分
離された前記第1制御信号および前記第2制御信号の正
否を検出し、異常検出時に第2警報信号を出力する第2
制御信号検出部と、前記第1制御信号検出部および前記
第2制御信号検出部により前記第1制御信号および前記
第2制御信号の正常検出時に前記第1回線および前記第
2回線を同時使用可能なように前記制御信号生成手段に
対して前記第1制御信号および前記第2制御信号を生成
させ、かつ前記第1警報信号または前記第2警報信号の
出力に応じて第1受信クロック信号とその所定の逓倍数
に逓倍した第2受信クロック信号のいずれか一方を選択
して前記受信された前記第1制御信号および前記第2制
御信号がアイドル時に前記制御信号生成手段に対して前
記第1制御信号と前記第2制御信号を正常な方の前記第
1多重化送信部あるいは前記第2多重化送信部に送出す
るように切り変える信号伝送切換手段とを備えることを
特徴とする。
【0008】この発明によれば、送信側において制御信
号生成手段により得られた第1クロック信号に対応する
第1制御信号と所定の逓倍数に逓倍した第2クロック信
号に対応する第2制御信号を第1多重化送信部と第2多
重化送信部に送出して、第1回線と第2回線にそれぞれ
伝送される第1主信号と第2主信号に個別に多重して第
1回線、第2回線を通して第1多重化受信部と第2多重
化受信部に伝送する。第1多重化受信部と第2多重化受
信部では、個別に第1主信号、第2主信号から第1制御
信号と第2制御信号を分離し、信号伝送切替手段に転送
するとともに、第1制御信号検出部と、第2制御信号検
出部に出力する。
【0009】第1制御信号検出部と、第2制御信号検出
部のいずれか一方が第1制御信号または第2制御信号の
異常を検出すると、信号伝送切替手段が制御信号に異常
が検出されていない方の系の制御信号を受信できるよう
に、制御信号を切り換える情報を信号伝送切替手段から
制御信号生成手段に供給する。制御信号生成手段は、こ
の情報に基づき第1多重化送信部と第2多重化送信部の
うちの正常な系の多重化送信部で制御信号を重畳できる
ように制御信号を生成してして、正常な系の多重化送信
部に出力する。
【0010】この正常な系の多重化送信部は制御信号生
成手段から入力された制御信号を主信号に多重化して回
線を通して制御信号に異常の検出されていない方の多重
化受信部に伝送することにより、信号伝送切替手段でこ
の制御信号の入力が可能となる。第1回線と第2回線の
制御信号がそれぞれ正常な場合には、信号伝送切替手段
から制御信号生成手段に制御信号を切り換える情報を供
給して、アイドル時に制御信号生成手段から二つの制御
信号を生成して、第1多重化送信部と第2多重化送信部
に出力することにより、第1回線と第2回線の各主信号
に多重するようにして、現用および予備の補助伝送路が
正常の場合に現用および予備の補助伝送路を同時に使用
する。
【0011】したがって、この発明では、回線が正常な
場合には、未使用の補助伝送路を使用することにより、
制御線の伝送容量を増加することができ、高速通信が可
能となる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、この発明による高速監視制
御信号伝送装置の実施の形態について図面に基づき説明
する。図1はこの発明による第1実施の形態の構成を示
すブロック図である。この図1において、第1回線10
1、第2回線201は現用と予備の冗長構成で伝送する
補助伝送路をなしている。また、制御信号生成手段Aに
おけるクロック信号抽出部35はクロック信号CLK1
を出力して送信クロック信号選択部32に出力するとと
もに、送信クロック信号逓倍回路33に出力するように
なっている。この送信クロック信号逓倍回路33は、所
定の逓倍数、たとえば、2倍に逓倍されたクロック信号
CLK2を発生して、前記送信クロック信号選択部32
に出力するようになっている。
【0013】送信クロック信号選択部32は、主監視制
御装置31がアイドルデータを送信している状態におい
て、主監視制御装置31からアイドル検出信号が2入力
のアンドゲートANDの第1入力端に送出するようにな
っており、このアンドゲートANDの第2入力端には、
制御信号選択制御部34の出力信号が入力されるように
なっている。アンドゲートANDは、このアイドル検出
信号と制御信号選択制御部34の出力信号との論理積を
とって、制御信号選択制御部34の信号を送信クロック
信号選択部32に出力するようになっている。これによ
り、送信クロック信号選択部32は、前記クロック信号
抽出部35から出力されるクロック信号CLK1と送信
クロック信号逓倍回路33から出力されるクロック信号
CLK2とのうちの一方を選択して、主監視制御装置3
1に出力するようになっている。
【0014】この主監視制御装置31は、送信クロック
信号選択部32で選択されたクロック信号CLK1また
はクロック信号CLK2のいずれか一方が入力されるこ
とにより、制御信号を送信制御信号逓倍回路16,26
の各入力端Dに送出するようになっている。この送信制
御信号逓倍回路16,26にはDタイプのフリップフロ
ップが使用され、送信制御信号逓倍回路16のクロック
信号入力端Cには、前記クロック信号CLK1が入力さ
れ、送信制御信号逓倍回路26のクロック信号入力端C
にはインバータINVを通して、クロック信号CLK1
が入力されるようになっている。送信制御信号逓倍回路
16の出力端Qから制御信号が制御信号多重部11に送
出され、送信制御信号逓倍回路26の出力端Qから制御
信号が制御信号多重部21に送出されるようになってい
る。
【0015】かくして、主監視制御装置31、送信クロ
ック信号選択部32、送信クロック信号逓倍回路33、
制御信号選択制御部34、クロック信号抽出部35、送
信制御信号逓倍処理部16、26により、制御信号生成
手段Aを構成している。
【0016】前記制御信号多重部11は第1回線101
に設けられ、制御信号多重部21は第2回線201に設
けられている。制御信号多重部11は第1回線101を
通して伝送される主信号S1に送信制御信号逓倍処理部
16から送出される制御信号を多重して送信部12に出
力するようになっている。この送信部12も第1回線1
01に設けられており、制御信号多重部11で主信号S
1に制御信号を重畳した送信信号を第1回線101を通
して後述する第1多重化受信部C1側に送信するように
なっている。この制御信号多重部11と送信部12とに
より、第1多重化送信部B1を構成している。
【0017】同様にして、第2回線201に設けられて
いる制御信号多重部21は第2回線201に伝送される
主信号S2に送信制御信号逓倍処理部26から入力され
る制御信号を重畳して送信信号を送信部22に送出する
ようになっている。送信部22は第2回線201に設け
られており、制御信号多重部21と送信部22とにより
第2多重化送信部B2を構成している。
【0018】第1回線101を通して前記第1多重化送
信部B1の送信部12から送信された送信信号は第1多
重化受信部C1の受信部13に入力されるようになって
いる。この第1多重化受信部C1は、受信部13と制御
信号分離部15とにより構成されており、受信部13で
受信した送信信号を制御信号分離部15に送出すること
により、前記主信号S1と制御信号とを分離するように
なっている。主信号S1は出力端から第1回線を通して
送出され、制御信号は、制御信号検出部14と、受信制
御信号逓倍処理部36の入力端0と第1切換部37の入
力端(「0」として示している)に入力されるようにな
っている。
【0019】また、第2多重化送信部B2の送信部22
から出力される送信信号は第2回線201を通して第2
多重化受信部C2の受信部23に入力され、この受信部
23はこの送信信号を受信して受信信号として制御信号
分離部25に出力するようになっている。第2多重化受
信部C2は、受信部23と制御信号分離部25とから構
成されており、制御信号分離部25はこの受信信号を入
力することにより、主信号S2と制御信号とを分離す
る。主信号S2は、第2回線201を通して伝送され、
また制御信号は、上記受信制御信号逓倍処理部36の入
力端(「0」の表示がされている)と第1切替部37の
入力端(「1」の表示がされている)に入力されるよう
になっている。
【0020】さらに、前記制御信号分離分15から出力
される制御信号は制御信号検出部14に出力されるよう
になっている。同様にして、制御信号分離部25から分
離された制御信号は、制御信号検出部24に出力される
ようになっている。これらの制御信号検出部14,24
はそれぞれ制御信号分離部15,25で分離された制御
信号の有無と、異常の有無を検出するものである。
【0021】制御信号検出部14が制御信号分離部15
で分離した制御信号に異常を検出すると、警報信号A1
を出力して切替制御部39に送出するようになってい
る。同様にして、制御信号検出部24は、制御信号分離
部25から分離された制御信号の異常の有無を検出し
て、異常の検出時に警報信号A2を切替制御部39に送
出するようになっている。切替制御部39は、警報信号
A1,A2に応じて正常な伝送路、すなわち第1回線1
01、第2回線201のいずれかの正常な系統を選択す
るために、第1切替部37を制御するようになっている
とともに、第2切替部38と、受信クロック信号選択部
41を制御するようになっている。
【0022】また、上記第2切替部38の入力端
(「1」が表示されている)には、第1切替部37の出
力が入力されるようになっており、第2切替部38は、
切替制御部39の出力により受信制御信号逓倍処理部3
6の出力と、第2切替部37の出力とのうち、いずれか
一方を切り替えて、従監視制御装置40に出力するよう
になっている。この従監視制御装置40には、受信クロ
ック信号選択部41から選択したクロック信号CLK1
1,CLK12のうちのいずれか一方のクロック信号が
入力されるようになっており、受信クロック信号選択部
41は、受信クロック信号抽出部43から出力されるク
ロック信号CLK11と、このクロック信号CLK11
を所定の逓倍数、たとえば、2倍に逓倍する受信クロッ
ク信号逓倍回路42から出力されるクロック信号CLK
12のうちの一方を選択するようにしている。
【0023】上記従監視制御装置40は、上記受信制御
信号逓倍処理部36と前記第1切替部37から入力され
る制御信号(第1多重化受信部C1または第2多重化受
信部C2により受信された制御信号)がアイドル信号で
あることを検出すると、アイドル検出信号A4を切換制
御部39に出力するようになっている。切替制御部39
は、このアイドル検出信号A4を入力すると、送信側に
おける制御信号生成手段Aの制御信号選択制御部34に
制御信号A3を出力するようになっている。かくして、
信号伝送切換手段Eが、受信制御信号逓倍処理部36、
第1切替部37、第2切替部38、切替制御部39、従
監視制御装置40、受信クロック信号選択部41、受信
クロック信号逓倍部42、受信クロック信号抽出部43
により構成されている。なお、図示しないが、送信側と
受信側はそれぞれ送信機能と受信機能とを備えて送受信
を行っている
【0024】次に、以上のように構成されたこの第1実
施の形態の動作について説明する。まず、動作の概要か
ら説明する。この第1実施の形態では、通信を行ってい
ないアイドル状態が存在する有限長のデータであるパケ
ットデータを現用と予備の冗長構成で伝送する補助伝送
路において、主信号S1,S2は現用、予備に相当する
信号であり、第1回線101、第2回線201は現用お
よび予備の補助伝送路となっている。送信側は2つの独
立した主信号S1,S2にそれぞれ2分岐された制御信
号を多重して2つの回線,すなわち第1回線101,第
2回線201により第1多重化送信部B1,第2多重化
送信部B2により送信し、受信側は、第1回線101,
第2回線201を介して第1多重化受信部C1,第2多
重化受信部C2で受信した主信号S1,S2から制御信
号を分離し、制御信号の有無をそれぞれ検出し正常な補
助伝送路を判定して切り替えるようにしている。
【0025】前記送信側は、制御信号と、主信号1回線
に割り当てられている補助伝送路の伝送容量の2倍の制
御信号とを、受信側の信号伝送切換手段Eにおける切替
制御部39から送信される制御信号A3に基づく制御信
号切替情報により選択し、前記主信号に多重する手段と
しての制御信号多重部11,21を備え、前記受信側
は、前記第1回線101、第2回線201による2つの
回線を介して受信した制御信号から制御信号の有無とエ
ラーの発生の有無、すなわち、異常の発生の有無を制御
信号検出部14,24で検出し、補助伝送路を切り替え
る。
【0026】さらに、第1回線101、第2回線201
を介して受信した制御信号を第1多重化受信部C1,第
2多重化受信部C2で分離する。切替制御部39による
切替情報により、多重した信号と切り替えた補助伝送路
の信号を第2切替部37で選択し、前記切替情報を送信
側の制御信号生成手段Aに信号伝送切換手段Eにおける
切替制御部39から送信する。このようにすることで、
現用と予備の補助伝送路が正常な場合には、現用と予備
の補助伝送路を同時に使用することにより、制御信号と
して、主信号1回線に割り当てられている伝送容量の2
倍の容量を確保し、高速に監視制御信号を伝送できる。
【0027】次に、この第1実施の形態の具体的動作に
ついて図2,図3のタイムチャートを参照して詳細に説
明する。図2は、第1多重化送信部B1における制御信
号多重部11、第2多重化送信部B2における制御信号
多重部21で多重される制御信号のタイムチャートであ
る。図3は、第1多重化受信部C1における制御信号分
離部15,第2多重化受信部C2における制御信号分離
部25でそれぞれ分離される制御信号のタイムチャート
である。
【0028】図2(d)に示すようなクロック信号CL
K1がクロック信号抽出部35から送信クロック信号選
択部32と、送信クロック信号逓倍部33と、送信制御
信号逓倍処理部16のクロック信号端子に直接送出され
るとともに、送信制御信号逓倍処理部26のクロック信
号入力端には、インバータINVを通して入力される。
送信クロック信号逓倍回路33にクロック信号CLK1
が入力されることにより、そこで2逓倍され、図2
(h)に示すようなクロック信号CLK2が送信クロッ
ク信号選択部32に出力される。送信クロック信号選択
部32はアンドゲートANDの出力(制御信号切替情報
となる)によりクロック信号CLK1とCLK2を切り
換える。
【0029】この場合、制御信号選択制御部34の出力
信号と主監視制御装置31から出力されるアイドル検出
信号(すなわち、アイドル状態時)とのアンド論理をア
ンドゲートANDで取ることにより、アンゲートAND
から出力される制御信号により送信クロック信号選択部
32が切替動作を行って、クロック信号CLK1を選択
したときに、このクロック信号CLK1が主監視制御装
置31に入力され、この主監視制御装置31から図2
(a)に示すような制御信号が送信制御信号逓倍処理部
16,26の各入力端Dに入力される。また、制御信号
選択制御部34の出力信号とアイドル検出信号とのアン
ドゲートANDによる論理積を取って、アンドゲートA
NDから出力される制御信号により、送信クロック信号
選択部32が送信クロック信号逓倍回路33から出力さ
れるクロック信号CLK2を選択すると、このとき、図
2(e)に示すような制御信号が主監視制御装置31か
ら出力される。この図2(e)に示す制御信号も送信制
御信号逓倍処理部16,26の各入力端Dに入力され
る。
【0030】図2(b)に示す制御信号は送信制御信号
逓倍処理部16の出力信号を示し、送信クロック信号選
択部32がクロック信号CLK1の選択時に、主監視制
御装置31から図2(a)に示す制御信号が送信制御信
号逓倍処理部16入力されることにより、この送信制御
信号逓倍処理部16から出力されて、第1多重化送信部
B1の多重信号制御部11に出力され、第1回線101
の主信号S1に多重される。図2(f)に示す送信制御
信号は送信制御信号逓倍処理部16の出力信号を示し、
送信クロック信号選択部32がクロック信号CLK2の
選択時に、主監視制御装置31から図2(e)に示す制
御信号が送信制御信号逓倍処理部16に入力され、それ
によって、送信制御信号逓倍処理部16から出力されて
第1多重化送信部B1の多重信号制御部11に出力さ
れ、第1回線101の主信号S1に多重される。
【0031】同様にして、図2(c)に示す送信制御信
号は送信制御信号逓倍処理部26の出力信号を示し、送
信クロック信号選択部32がクロック信号CLK1の選
択時に、主監視制御装置31から図2(a)に示す制御
信号が送信制御信号逓倍処理部26に入力され、この送
信制御信号逓倍処理部26から第2多重化送信部B2に
おける制御信号多重部21に出力され、第2回線201
の主信号S2に重畳される。さらに、図2(g)に示す
送信制御信号は送信制御信号逓倍処理部26の出力信号
を示し、送信クロック信号選択部32がクロック信号C
LK2の選択時に、主監視制御装置31から図2(e)
に示す制御信号が送信制御信号逓倍処理部26に入力さ
れ、この送信制御信号逓倍処理部26から第2多重化送
信部B2における制御信号多重部21に出力され、第2
回線201の主信号S2に重畳される。
【0032】次に、図3に示す信号について説明する。
図3(d)に示す制御信号は、図2(a)で示した制御
信号が主監視制御装置31から出力された場合に、信号
伝送切換手段Eにおける受信制御信号逓倍処理部36か
ら出力される制御信号を示している。図3(h)に示す
制御信号は、図2(e)で示した制御信号が主監視制御
装置31から出力された場合に、信号伝送切換手段Eに
おける受信制御信号逓倍処理部36から出力される制御
信号を示している。
【0033】図3(a)に示す制御信号は、クロック信
号CLK1が送信クロック信号選択部32で選択されて
いるときに、図2(b)に示す制御信号が第1多重化受
信部C1における制御信号分離部15で主信号S1から
分離された場合の制御信号を示している。図3(e)に
示す制御信号は、クロック信号CLK2が送信クロック
信号選択部32で選択されているときに、図2(f)に
示す制御信号が第1多重化受信部C1における制御信号
分離部15で主信号S1から分離された場合の制御信号
を示している。
【0034】図3(b)に示す制御信号は、クロック信
号CLK1が送信クロック信号選択部32で選択されて
いるときに、図2(c)に示す制御信号が第2多重化受
信部C2における制御信号分離部25で主信号S2から
分離された場合の制御信号を示している。図3(f)に
示す制御信号は、クロック信号CLK2が送信クロック
信号選択部32で選択されているときに、図2(g)に
示す制御信号が第2多重化受信部C2における制御信号
分離部25で主信号S2から分離された場合の制御信号
を示している。
【0035】いま、補助伝送路が現用および予備とも正
常である場合には、現用および予備の伝送路を同時に使
用して制御信号を伝送するため、制御信号検出部14,
24からそれぞれ警報信号A1,A2が出力されず、切
替制御部39は第2切替部38に受信制御信号逓倍処理
部36の出力を選択する信号を出力する。また、送信側
の制御信号生成手段Aにおいて、送信クロック信号選択
部32は、図2(h)に示すクロック信号CLK2を選
択して、主監視制御装置31に出力する。
【0036】これにより、主監視制御装置31から図2
(e)に示す制御信号を送信制御信号逓倍処理部26の
入力端に出力することにより、この送信制御信号逓倍処
理部26から図2(g)に示すような制御信号が第2多
重化送信部B2の制御信号多重部21に出力される。こ
の制御信号多重部21は、第2回線201の主信号S2
に送信制御信号逓倍処理部26から出力される制御信号
を多重して送信部22に出力し、第2回線201を通し
て、第2多重化受信部C2の受信部23に伝送する。受
信部23はこの主信号S2と図2(g)に示す制御信号
との多重化された送信データを受信して制御信号分離部
25に出力する。
【0037】制御信号分離部25では、前記主信号S2
から制御信号多重部21で多重された図2(g)に示す
制御信号との分離を行い、分離された制御信号は受信制
御信号逓倍処理部36から、第2切替部38を経由し
て、従監視制御装置40に入力される。ここで、制御信
号検出部14により、図3(e)に示す制御信号(受信
制御信号)に障害を検出した場合の第1シーケンスを以
下に記す。
【0038】(1).この場合、制御信号検出部14が
制御信号分離部15で主信号S1から分離された図3
(e)に示す制御信号に障害が発生していることをを検
出することにより、警報信号A1を切替制御部39に送
出する。
【0039】(2).主信号S2に多重されている図3
(f)に示す制御信号(受信制御信号)に異常がなく、
制御信号検出部24から警報信号A2が切替制御部39
に出力されていない場合には、切替制御部39は第1切
替部37に対して受信する制御信号を、前記図3(e)
に示す制御信号から、図3(f)に示す制御信号(主信
号S2に多重された制御信号)に切り換える切替制御信
号を出力すると同時に、第2切替部38に対して第1切
替部37の出力信号を選択する信号を送出する。この状
態は、図3(f)に示されている。この時点では、正常
に図2(a),図2(e)に示す主監視制御装置31か
ら出力される制御信号を第1多重化受信部C1、第2多
重化受信部C2で受信することができない。
【0040】(3).次いで、切替制御部39は、送信
側の制御信号生成手段Aにおける制御信号選択制御部3
4に対して制御信号A3を送出する。
【0041】(4).制御信号選択制御部34は、受信
側、すなわち、信号伝送切替手段Eの切替制御部39か
ら制御信号A3を受信すると、出力信号(制御信号切替
情報となる)をアンドゲートANDに出力する。アンド
ゲートANDはこの出力信号と主監視制御装置31がア
イドル送信状態になっときに、アンドゲートANDにア
イドル検出信号を出力する。これによりアンドゲートA
NDは、このアイドル検出信号と制御信号選択制御部3
4の出力信号とのアンド論理を取って、制御信号切替情
報として送信クロック信号選択部32にクロック信号C
LK1を選択するように出力する。
【0042】これにより、送信クロック信号選択部32
は、クロック信号抽出部35から出力されるクロック信
号CLK1を選択して、主監視制御装置31に出力す
る。主監視制御装置31から図2(a)に示すような制
御信号が送信制御信号逓倍処理部16,26に送出され
る。送信制御信号逓倍処理部16,26はこの制御信号
を入力することによりそれぞれ逓倍して、送信制御信号
逓倍処理部16から図2(b)に示すような制御信号が
第1多重化送信部B1の制御信号多重部11に送出され
る。
【0043】これと同時に、送信制御信号逓倍処理部2
6からは、図2(c)に示すような制御信号が第2多重
化送信部B2の制御信号多重部21に送出される。制御
信号多重部11に送信制御信号逓倍処理部16からの制
御信号が送出されることにより、この制御信号多重部1
1は第1回線101の主信号S1に制御信号を多重し
て、送信部12に出力し、送信部12は第1回線101
を通して多重化受信部C1の受信部13に主信号S1に
制御信号を多重した信号を送信する。同様にして、制御
信号多重部21に送信制御信号逓倍処理部26からの制
御信号が送出されることにより、この制御信号多重部2
1は第2回線201の主信号S2に制御信号を多重し
て、送信部22に出力し、送信部22は第2回線201
を通して多重化受信部C2の受信部23に主信号S2に
制御信号を多重した信号を送信する。
【0044】(5).受信側では、第1多重化受信部C
1において、受信部13が送信部12の送信信号を受信
して制御信号分離部15に出力する。また、第2多重化
受信部C2において、受信部23が送信部22の送信信
号を受信して制御信号分離部25に出力する。しかし、
送信側において、主監視制御装置31から出力される制
御信号の切替により、第2回線201の系の第2多重化
受信部C2で受信された主信号S2に多重化された制御
信号、すなわち、送信制御信号逓倍処理部26から出力
された図2(c)に示す制御信号が制御信号分離部25
で図3(b)に示す制御信号(受信制御信号)として主
信号S2から分離される。
【0045】つまり、この制御信号が第2回線201を
通して第2多重化受信部C2で正常に受信できる。以上
のシーケンスにより、制御信号の切替えを行うことがで
きる。なお、主監視制御装置31から出力される制御信
号のデータの伝送量はを可変とする。また、予備回線が
使用できなくなった場合には、主監視制御装置31から
出力される制御信号の伝送容量が半分となるので、送信
側では、送信するデータの絞り込みを行い、監視制御上
重要なデータのみ伝送する。
【0046】次に、現用および予備の補助伝送路が正常
になった場合の第2シーケンスを以下に説明する。 (1).切替制御部39は、主信号S1およびS2に多
重されている受信制御信号、すなわち、図3(a)に示
す送信制御信号逓倍処理部16から出力される制御信
号、図3(b)に示す送信制御信号逓倍処理部26から
出力される制御信号に対してそれぞれ警報が出ていない
状態、換言すれば、これらの制御信号が正常であり、制
御信号検出部14,24からそれぞれ警報信号A1,A
2が出力されていない状態において、従監視制御装置4
0が受信制御信号逓倍処理部36から第2切替部38を
通してアイドル信号を検出して、この従監視制御装置4
0からアイドル検出信号A4を切替制御部39に出力す
ると、この切替制御部39から第2切替部38に対し
て、受信制御信号逓倍処理部36の出力を選択する信号
を送出すると同時に、受信クロック信号選択部41にク
ロック信号CLK12を選択する信号を出力する。
【0047】この状態では、制御信号選択制御部34に
よりクロック信号CLK1が選択されたときに、主監視
制御装置31から制御信号{図2(a)}が出力された
場合の受信制御信号逓倍処理部36から図3(d)に示
す制御信号が出力されている状態である。なお、この受
信制御信号逓倍処理部36から出力される制御信号(受
信制御信号)の切替は、アイドル状態で行うために、図
3に示すアイドル状態に相当する。
【0048】(3).切替制御部39は、従監視制御装
置40からアイドル検出信号A4を入力すると、切替制
御部39は制御信号選択制御部34に対して制御信号A
3を出力する。
【0049】(4).制御信号選択制御部34は、受信
側の信号伝送切替手段Eの切替制御部39からこの制御
信号A3を入力することにより、アンドゲートANDに
クロック信号CLK2を選択する信号として、制御信号
切替情報としての出力信号を送出する。アンドゲートA
NDには、主監視制御装置31がアイドル送信状態にな
ったときに、この主監視制御装置31からのアイドル検
出信号も入力され、したがって、そのとき、アンドゲー
トANDはこのアイドル検出信号と制御信号選択制御部
34からの出力信号とのアンド論理を取り、送信クロッ
ク信号選択部32にアンドゲートANDの出力、すなわ
ち、制御信号選択制御部34の制御信号切替情報として
の出力信号が入力される。
【0050】これにより、送信クロック信号選択部32
はクロック信号CLK2を選択する。このクロック信号
CLK2は主監視制御装置31に送出される。主監視制
御装置31は、このクロック信号CLK2が入力される
と、図2(e)に示すような制御信号が送信制御逓倍処
理部16,26に出力される。これにより、送信制御逓
倍処理部16からは、図2(f)に示すよな制御信号が
第1多重化送信部B1の制御信号多重部11に出力され
る。同様にして、送信制御逓倍処理部26から図2
(g)に示すような制御信号が第2多重化送信部B2の
制御信号多重部21に出力される。
【0051】制御信号多重部11は、第1回線101の
主信号S1に送信制御逓倍処理部16からの制御信号を
多重して、送信部12に出力する。送信部12はこの主
信号S1と送信制御逓倍処理部16からの制御信号との
多重化信号を第1回線101経由で第1多重化受信部C
1の受信部13に伝送する。また、制御信号多重部21
は第2回線201の主信号S1に送信制御逓倍処理部2
6からの制御信号を多重化して、その多重化信号を送信
部22から第2回線201を通して第2多重化受信部C
2の受信部23に伝送する。
【0052】(5).第1多重化受信部C1では、主信
号S1と送信制御逓倍処理部16からの制御信号との多
重化信号を受信して、制御信号分離部15に出力する。
制御信号分離部15は主信号S1から図2(f)で示し
た送信制御信号逓倍処理部16から出力される制御信号
を分離する。同様にして、第2多重化受信部C2では、
主信号S2と送信制御逓倍処理部26からの制御信号と
の多重化信号を受信して、制御信号分離部25に出力す
る。制御信号分離部25は主信号S2から図2(g)で
示した送信制御信号逓倍処理部26から出力される制御
信号を分離する。
【0053】この場合、送信側、すなわち、制御信号生
成手段Aにおける主監視制御装置31から出力される制
御信号を、制御信号選択制御部34の出力で送信クロッ
ク信号選択部32によりクロック信号CLK1からCL
K2に切り替えることにより、第2回線201に伝送さ
れ、第2多重化受信部C2で受信され、送信制御信号逓
倍処理部26から出力される制御信号を分離して、この
制御信号が正常に受信することができる。
【0054】上記第1シーケンス、第2シーケンスの2
つのシーケンスにおいて、制御信号の切替は受信側で警
報検出時に即時実施せず、再送を試みてから実施する。
これは、監視制御信号であるデータ通信の場合には、フ
レーム単位でデータの送受を行うため、1ビットでも誤
った場合でも制御信号が断となった場合においても1フ
レーム誤ったことになるためである。
【0055】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、送信
側において制御信号生成手段により得られた二つの制御
信号を第1回線と第2回線にそれぞれ伝送される主信号
に第1多重化送信部と第2多重化送信部で個別に多重し
て第1多重化受信部と第2多重化受信部で個別に受信し
て、主信号から制御信号を分離し、制御信号に異常の発
生が検出された場合には、制御信号に異常が検出されて
いない方の系の制御信号を受信できるように、制御信号
を切り換える情報を信号伝送切替手段から制御信号生成
手段に供給して、正常な制御信号を受信側で受信可能に
し、第1回線と第2回線の制御信号がそれぞれ正常な場
合には、信号伝送切替手段から制御信号生成手段に制御
信号を切り換える情報を供給して、アイドル時に制御信
号生成手段から二つの制御信号を生成して第1回線と第
2回線の各主信号に多重するようにして、現用および予
備の補助伝送路が正常の場合に現用および予備の補助伝
送路を同時に使用するようにしたので、制御信号として
主信号の1回線に割り当てられている伝送容量の2倍の
容量を確保することができる。したがって、高速に監視
制御信号を伝送することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明による高速監視制御信号伝送装置の第
1実施の形態の構成を示すブロック図である。
【図2】図1の高速監視制御信号伝送装置の動作を説明
するための第1多重化送信部と第2多重化送信部での主
信号に多重する制御信号のタイムチャートである。
【図3】図1の高速監視制御信号伝送装置の動作を説明
するための第1多重化受信部と第2多重化受信部で分離
される制御信号のタイムチャートである。
【符号の説明】
A……制御信号生成手段、A1,A2……警報信号、A
3……制御信号、A4……アイドル検出信号、B1……
第1多重化送信部、B2……第2多重化送信部、C1…
…第1多重化受信部、C2……第2多重化受信部、E…
…信号伝送切替手段、11,21……制御信号多重部、
12,22……送信部、13,23……受信部、14,
24……制御信号検出部、15,25……制御信号分離
部、16,26……送信制御信号逓倍処理部、31……
主監視制御装置、32……送信クロック信号選択部、3
3……送信クロック信号逓倍回路、34……制御信号選
択制御部、35……クロック信号抽出部、36……受信
制御信号逓倍処理部、37……第1切替部、38……第
2切替部、39……切替制御部、40……従監視制御装
置、41……受信クロック信号選択部、42……受信ク
ロック信号逓倍部、43……受信クロック信号抽出部。
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H04B 1/74 H04B 17/00 H04Q 11/04

Claims (9)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1クロック信号に対応する第1制御信
    号と前記第1クロック信号を所定の逓倍数に逓倍した第
    2クロック信号に対応する第2制御信号のいずれか一方
    を選択的に生成する制御信号生成手段と、 第1回線に伝送する第1主信号に対して前記第1制御信
    号と前記第2制御信号とをそれぞれ個別に重畳して第1
    回線に送出する第1多重化送信部と、 第2回線に伝送する第2主信号に対して前記第1制御信
    号と前記第2制御信号とをそれぞれ個別に重畳して第2
    回線に送出する第2多重化送信部と、 前記第1回線を経由した前記第1多重化送信部の出力を
    受信して前記第1主信号と前記第1制御信号および前記
    第2制御信号とを個別に分離する第1多重化受信部と、 前記第2回線を経由した前記第2多重化送信部の出力を
    受信して前記第2主信号と前記第1制御信号および前記
    第2制御信号とを個別に分離する第2多重化受信部と、 前記第1多重化受信部で分離された前記第1制御信号お
    よび前記第2制御信号の正否を検出し、異常検出時に第
    1警報信号を出力する第1制御信号検出部と、 前記第2多重化受信部で分離された前記第1制御信号お
    よび前記第2制御信号の正否を検出し、異常検出時に第
    2警報信号を出力する第2制御信号検出部と、 前記第1制御信号検出部および前記第2制御信号検出部
    により前記第1制御信号および前記第2制御信号の正常
    検出時に前記第1回線および前記第2回線を同時使用可
    能なように前記制御信号生成手段に対して前記第1制御
    信号および前記第2制御信号を生成させ、かつ前記第1
    警報信号または前記第2警報信号の出力に応じて第1受
    信クロック信号とその所定の逓倍数に逓倍した第2受信
    クロック信号のいずれか一方を選択して前記受信された
    前記第1制御信号および前記第2制御信号がアイドル時
    に前記制御信号生成手段に対して前記第1制御信号と前
    記第2制御信号を正常な方の前記第1多重化送信部ある
    いは前記第2多重化送信部に送出するように切り変える
    信号伝送切換手段と、 を備えることを特徴とする高速監視制御信号伝送装置。
  2. 【請求項2】 前記制御信号生成手段は、第1クロック
    信号を生成するクロック信号抽出部と、前記クロック信
    号抽出部で生成された第1クロック信号から所定の逓倍
    数の第2クロック信号を生成する送信クロック信号逓倍
    回路と、前記信号伝送切替手段から送出される制御信号
    切替情報によりアイドル時に前記第1クロック信号と前
    記第2クロック信号とを選択させるための信号を出力す
    る制御信号選択部と、前記制御信号選択部の出力信号に
    より前記第1クロック信号と前記第2クロック信号とを
    選択する送信クロック信号選択部と、前記送信クロック
    信号選択部で選択された第1クロック信号と第2クロッ
    ク信号に応じて制御信号を出力する主監視制御装置と、
    前記主監視制御装置から出力される制御信号を入力して
    前記第1クロック信号と第2クロック信号に対応する第
    1制御信号または第2制御信号を前記第1多重化送信部
    に出力する第1送信制御信号逓倍処理部と、前記主監視
    制御装置から出力される制御信号を入力して前記第1ク
    ロック信号と第2クロック信号に対応する第1制御信号
    または第2制御信号を前記第2多重化送信部に出力する
    第2送信制御信号逓倍処理部とを備えることを特徴とす
    る請求項1記載の高速監視制御信号伝送装置。
  3. 【請求項3】 前記送信クロック信号逓倍回路は、前記
    第1クロック信号の2倍に逓倍された第2クロック信号
    を出力することを特徴とする請求項2記載の高速監視制
    御信号伝送装置。
  4. 【請求項4】 前記第1多重化送信部は、前記第1回線
    の主信号に前記第1送信制御信号逓倍処理部から出力さ
    れる前記第1制御信号または第2制御信号を多重化する
    第1制御信号多重部と、前記第1制御信号多重部で前記
    第1主信号と前記第1送信制御信号逓倍処理部から出力
    される前記第1制御信号または第2制御信号と多重化さ
    れた信号を前記第1回線に伝送する第1送信部とを備え
    ることを特徴とする請求項1記載の高速監視制御信号伝
    送装置。
  5. 【請求項5】 前記第2多重化送信部は、前記第2回線
    の主信号に前記第2送信制御信号逓倍処理部から出力さ
    れる前記第1制御信号または第2制御信号を多重化する
    第2制御信号多重部と、前記第2制御信号多重部で前記
    第2主信号と前記第2送信制御信号逓倍処理部から出力
    される前記第1制御信号または第2制御信号と多重化さ
    れた信号を前記第2回線に伝送する第2送信部とを備え
    ることを特徴とする請求項1記載の高速監視制御信号伝
    送装置。
  6. 【請求項6】 前記第1多重化受信部は、前記第1回線
    を通して前記第1多重化送信部から伝送される前記第1
    主信号に前記第1送信制御信号逓倍処理部から出力され
    る前記第1制御信号または第2制御信号と多重化された
    信号を受信する第1受信部と、前記第1受信部で受信さ
    れた信号を入力して前記第1主信号から前記第1送信制
    御信号逓倍処理部より出力された前記第1制御信号また
    は第2制御信号を分離する第1制御信号分離部とを備え
    ることを特徴とする請求項1記載の高速監視制御信号伝
    送装置。
  7. 【請求項7】 前記第2多重化受信部は、前記第2回線
    を通して前記第2多重化送信部から伝送される前記第2
    主信号に前記第2送信制御信号逓倍処理部から出力され
    る前記第1制御信号または第2制御信号と多重化された
    信号を受信する第2受信部と、前記第2受信部で受信さ
    れた信号を入力して前記第2主信号から前記第2送信制
    御信号逓倍処理部より出力された前記第1制御信号また
    は第2制御信号を分離する第2制御信号分離部とを備え
    ることを特徴とする請求項1記載の高速監視制御信号伝
    送装置。
  8. 【請求項8】 前記信号伝送切替手段は、前記第1多重
    化受信部において前記第1主信号より分離された前記第
    1制御信号と第2制御信号および前記第2多重化受信部
    において前記第2主信号より分離された前記第1制御信
    号と第2制御信号とを入力する受信制御信号逓倍処理部
    と、前記第1多重化受信部において前記第1主信号より
    分離された前記第1制御信号と第2制御信号および前記
    第2多重化受信部において前記第2主信号より分離され
    た前記第1制御信号と第2制御信号とを切り換える第1
    切替部と、第1受信クロック信号を生成する受信クロッ
    ク信号抽出部と、前記第1受信クロック信号を所定の逓
    倍数に逓倍して第2受信クロック信号を出力する受信ク
    ロック信号逓倍回路と、前記第1受信クロック信号と前
    記第2受信クロック信号とを切り換えて選択する受信ク
    ロック信号選択部と、前記受信制御信号逓倍処理部の出
    力信号と前記第1切替部の出力信号とを切り換える第2
    切替部と、前記受信クロック信号選択部で選択された前
    記第1受信クロック信号または前記第2受信クロック信
    号を入力するとともに、前記第2切替部から前記受信制
    御信号逓倍処理部の出力信号と前記第1切替部の出力信
    号のいずれかが入力された制御信号がアイドル信号であ
    ることを検出すると、アイドル検出信号を出力する従監
    視制御装置と、前記第1制御信号検出部と前記第2制御
    信号検出部のいずれかが前記警報信号を発生した場合
    に、前記第1回線または第2回線に伝送される前記第1
    制御信号および第2制御信号のうち異常の発生していな
    い方の系の回線を前記制御信号生成手段が選択するよう
    に前記第1切替部および前記第2切替部の切替制御を行
    うと同時に、受信クロック信号選択部の切替制御を行っ
    て前記従監視制御装置に選択した受信クロック信号を送
    出させ、かつ前記アイドル検出信号を入力すると前記制
    御信号生成手段に対して制御信号切替情報を出力する切
    替制御部とを備えることを特徴とする請求項1記載の高
    速監視制御信号伝送装置。
  9. 【請求項9】 前記受信クロック信号逓倍回路は、前記
    第1受信クロック信号の2倍に逓倍された受信クロック
    信号を出力することを特徴とする請求項8記載の高速監
    視制御信号伝送装置。
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