JP2001197038A - Cdma通信装置における送信拡散処理回路の二重化方式 - Google Patents

Cdma通信装置における送信拡散処理回路の二重化方式

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JP2001197038A
JP2001197038A JP2000004951A JP2000004951A JP2001197038A JP 2001197038 A JP2001197038 A JP 2001197038A JP 2000004951 A JP2000004951 A JP 2000004951A JP 2000004951 A JP2000004951 A JP 2000004951A JP 2001197038 A JP2001197038 A JP 2001197038A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 送信拡散処理回路を二重化したCDMA通信
装置において、装置の小型化及び低コスト化を確保しな
がら、現用系から予備系への切替制御を、ハードウェア
的な手段にて瞬時に行えるようにする。 【解決手段】 二重化した送信拡散処理回路1a、1b
の拡散処理部5を現用系拡散処理部5Nと予備系拡散処
理部5Eに2分し、それぞれで処理された拡散信号を第
1の加算合成部7aと第2の加算合成部7bとで別々に
加算合成する。これら現用系拡散信号と予備系拡散信号
を加算合成するかしないかを選択する加算選択部8bを
各送信拡散処理回路1a、1bに設け、二重化した相手
側の送信拡散処理回路の故障検出部10からの故障検出
信号にてこの加算選択部8bを直接制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、無線伝送にスぺク
トラム拡散技術を用いた符号分割多元接続(CodeDivisi
on Multi Access、CDMA)方式により、互いに直交
する符号により拡散された信号を符号分割多重した情報
信号で基地局と子局間の通信を行う移動体通信の無線基
地局通信装置、特にそれにおける送信拡散処理回路の二
重化方式に関するものである。
【0002】
【従来の技術】このようなCDMA方式の通信基地局装
置の送信拡散処理部における従来の二重化方式の基本構
成を図8に示す。この従来の送信拡散処理部では、第1
と第2の2つの送信拡散処理回路101a及び101b
が二重化構成となっており、チャネル符号化処理回路1
02、無線送信回路103、呼接続・監視制御回路10
4にそれぞれ並列に接続されている。
【0003】チャネル符号化処理回路102からの拡散
前の送信ベースバンド信号は、2つの送信拡散処理回路
101a及び101bに入力されて、それぞれの拡散処
理回路105で拡散変調及び加算合成されて無線送信回
路103へ送られる。無線送信回路103の内部では、
その入力部において2つの送信拡散処理回路101a及
び101bからの合成拡散信号をそれぞれ加算し、この
加算合成信号を直交振幅変調及び無線周波増幅を行う無
線送信回路103の入力としている。
【0004】また、チャネル符号化処理回路102、2
つの送信拡散処理回路101a及び101bは、呼接続
・監視制御回路104と制御バス112で接続されてお
り、符号化処理情報や拡散処理情報や送出制御情報など
がやり取りされる。
【0005】次に、各送信拡散処理部101a、101
bの内部の詳細を説明する。チャネル符号化処理回路1
02から、複数チャネルのデータを時分割多重した送信
ベースバンド信号が各送信拡散処理部101a、101
bに入力される。各送信拡散処理部101a、101b
では、この送信ベースバンド信号からチャネルデータ分
離回路106にて個別チャネルを分離するとともに、ユ
ーザ毎のデータ速度に応じたユーザデータに変換する。
拡散処理回路105は、この複数のデータ速度の異なる
ユーザデータを入力して送信の拡散変調を行い、ユーザ
毎の拡散信号を出力する。
【0006】加算合成器107は、このユーザ毎の拡散
信号を全て加算した合成拡散信号を出力し、スイッチ回
路108を介して無線送信回路103に出力する。ま
た、チャネルデータ分離回路106、拡散処理回路10
5、スイッチ回路108は、全てプロセッサ回路109
のソフトウェアで制御されており、プロセッサ回路10
9は、送信拡散処理回路101a(101b)の外部の
制御バス112を介して呼接続・監視制御回路104と
接続されて、主に拡散処理情報及び送出制御情報をやり
取りする。さらに、プロセッサ回路109は、警報・切
替処理回路110からの警報・切替情報を入力し、制御
バス112を介して呼接続・監視制御回路104に送出
する。
【0007】このような従来の送信拡散処理回路の二重
化構成において、二重化されている2つの送信拡散処理
回路101a、101bの何れか一方で故障が発生した
場合、故障が発生した方の送信拡散処理回路で行ってい
た処理を、正常な方の送信拡散処理回路で補償するよう
な機能を持たなければならない。従来は次のようにして
対処していた。
【0008】何れにも故障が発生していない通常状態に
おいて二重化構成の一方のみ(これを現用系と呼ぶ)が
装置の二重化されている部分の処理を行う。この場合
は、現用系が送信拡散処理を担っていて、他方は(これ
を予備系と呼ぶ)待機状態となっており、システム的に
は通常状態の送信拡散処理に寄与しない場合である。こ
の場合、現用系に故障が発生したときに予備系に切替が
行われることとなる。この方式は、一般にセット予備切
替方式又はホットスタンバイ方式と呼ばれている。
【0009】これを図8に当てはめ、第1の送信拡散処
理回路101aを現用系、第2の送信拡散処理回路10
1bを予備系とすると、通常状態においては、装置とし
ての全ての送信拡散処理は現用系の送信拡散処理回路1
01aで行われ、予備系の送信拡散処理回路101b
は、待機状態としてその時に装置に要求されている送信
拡散処理を分担することは全くない。
【0010】現用系の送信拡散処理回路101aに故障
が発生した場合には、まずその故障検出がこの送信拡散
処理回路101a内部の警報・切替処理回路110によ
り行われ、この検出情報がプロセッサ回路109に送ら
れて、ここから送信拡散処理回路101aの外部の制御
バス112を介して呼接続・監視制御制御回路104に
伝えられる。この故障検出情報を受け取った呼接続・監
視制御回路104では、予備系への切替制御を行う。
【0011】ここで、予備系の送信拡散処理回路101
bの待機中の動作としては、現用系の送信拡散処理と全
く同じ処理をさせておき、その送信出力だけを、予備系
のスイッチ回路108で止めておくだけにすることが、
切替処理を短くするという観点からは望ましい。このよ
うにした場合の呼接続処理回路104で行われる切替処
理は、故障した現用系の送信拡散処理回路101aの送
信出力が止まるように、その内部のスイッチ回路108
を制御することと、同時に、予備系の送信拡散処理回路
101bから送信を行うように、予備系のスイッチ回路
108を制御することである。
【0012】このような従来の方式は、現用系から予備
系への出力切替をハードウェアで行うため、障害時の復
旧は瞬時に可能である。しかしながら、予備系の送信拡
散処理回路が現用系の送信拡散処理回路と全く同じ処理
をして待機するようなハードウェア構成にしておかなけ
ればならないため、チャネル数の増加に伴いチャネル符
号化処理回路の数(ユニット数)が増えるに従い、各送
信拡散処理回路のチャネルデータ分離回路106への入
力信号線の本数が増えて、チャネルデータ分離回路10
6の回路構成が複雑で大掛かりなものになり、高価にな
っていた。
【0013】これを図9を用いて説明すると、この図は
チャネル符号化処理回路102が6つの場合を示してい
る。各チャネル符号化処理回路102はプリント基板に
別々に実装され、それぞれ別のユニット(一枚のパネ
ル)となっていて、それぞれ複数の入力信号を受けて多
重化し、各ユニットは、1信号出力として符号化処理回
路101a、101bへ送信ベースバンド信号を出力す
る。その際、制御バス112を通じて各入力信号のビッ
トレート等を制御される。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】従って、各送信拡散処
理回路101a、101bのチャネルデータ分離回路1
06に入力される入力信号線の本数はいずれも6本で、
その本数が多くなると、チャネルデータ分離回路106
の信号入力部の回路構成は複雑で大掛かりになる。
【0015】本発明は、このような従来の欠点を改良
し、回路構成を単純化して装置の小型化及び低コスト化
を図ること、更に障害発生から復旧までの切替を瞬時に
行えるようにすることを目的とする。なお、本明細書で
「故障」とは、装置が正常に動作しない「異常」を含め
た広い概念として用いている。
【0016】
【課題を解決するための手段】本発明の第1の形態は、
図1にその構成を示すように、複数チャネルの送信デー
タをそれぞれ拡散変調する拡散処理部5と、これにて処
理された複数の拡散信号を加算合成する加算合成部7
と、その合成拡散信号を出力するかしないかを選択する
出力選択部8aと、故障を検出する故障検出部10と、
制御部9とをそれぞれ有する送信拡散処理回路1a、1
bを二重化した、CDMA通信装置における送信拡散処
理回路の二重化方式において、各送信拡散処理回路1
a、1bの拡散処理部5を現用系拡散処理部5Nと予備
系拡散処理部5Eに2分し、それぞれで処理された拡散
信号を加算合成部7で別々に加算合成するようにしたこ
と、これら現用系拡散信号と予備系拡散信号を加算合成
するかしないかを選択する加算選択部8bを各送信拡散
処理回路1a、1bに設けたこと、この加算選択部8b
は、二重化した相手側の送信拡散処理回路の故障検出部
10からの故障検出信号にて制御されるようにしたこ
と、を特徴とする。
【0017】図2に示すように、相手側の送信拡散処理
回路の故障検出部10からの故障検出信号を受けて加算
選択部8bを直ちに制御するか、制御部9を介して加算
選択部8bを制御するかの選択を行う制御選択部11を
各送信拡散処理回路1a、1bに備えることができる。
ここで、制御部9を介して加算選択部8bを制御する場
合には、指定したタイミングで加算選択部8bを加算側
に切り替えれば、瞬時切替動作と、無線フレームにおけ
る指定したタイミングで切り替える同期切替動作とを任
意に選択できる。
【0018】複数チャネルのデータを時分割多重した送
信ベースバンド信号をチャネル符号化処理回路2から入
力して個別チャネルに分離するとともに、ユーザ毎のデ
ータ速度に応じたデータに変換するチャネルデータ分離
部6を各送信拡散処理回路1a、1bに備え、このチャ
ネルデータ分離部6の出力を現用系拡散処理部5Nと予
備系拡散処理部5Eの双方に入力すると良い。
【0019】複数のチャネル符号化処理回路に対応する
場合には、複数のチャネル符号化処理回路を、二重化さ
れた送信拡散処理回路のそれぞれに対してグループ分け
し、各送信拡散処理回路のチャネルデータ分離部が、対
応するグループのチャネル符号化処理回路から送信ベー
スバンド信号を入力する構成とする。
【0020】出力選択部8aは、故障検出部10からの
故障検出信号を受けた制御部9にて制御する。
【0021】各送信拡散処理回路の加算合成部1a、1
bは、現用系拡散処理部5Nで処理された複数の拡散信
号を加算する第1の加算合成部7aと、予備系拡散処理
部5Eで処理された複数の拡散信号を加算する第2の加
算合成部7bと、これら第1、第2の加算合成部7a、
7bの合成拡散信号を加算合成する第3の加算合成部7
cとに分けることができる。
【0022】故障検出部10は、制御部9の故障も検出
する構成にすることで、二重化の効果が一層向上する。
【0023】本発明の第2の形態は、二重化されている
2つの送信拡散処理回路の何れも通常状態で使用し、ど
ちらか一方の故障時には正常な方のみで、2つの送信拡
散処理回路で行っていた処理を全て行うようにするとい
うものである。当然この場合、全ての送信拡散処理が故
障時にも故障前と同じだけ行えるようにする必要があ
り、2つの送信拡散処理回路で処理する送信拡散処理量
の総和を、常に1つの送信拡散処理回路が持っている送
信拡散処理能力以内に抑えておく必要がある。
【0024】すなわち、本発明の第2の形態は、複数チ
ャネルのデータを時分割多重した送信ベースバンド信号
をチャネル符号化処理回路から入力して個別チャネルに
分離するとともに、ユーザ毎のデータ速度に応じたデー
タに変換するチャネルデータ分離部と、このチャネルデ
ータ分離部で処理された複数チャネルの送信データをそ
れぞれ拡散変調する拡散処理部と、これにて処理された
複数の拡散信号を加算合成する加算合成部と、その合成
拡散信号を出力するかしないかを選択する出力選択部
と、故障を検出する故障検出部と、制御部とをそれぞれ
有する送信拡散処理回路を二重化した、CDMA通信装
置における送信拡散処理回路の二重化方式であって、次
のような構成を特徴とする。
【0025】図3にその実施例を示すように、複数のチ
ャネル符号化処理回路2a及び2bが、二重化された送
信拡散処理回路1a、1bのそれぞれに対してグループ
分けされて、各送信拡散処理回路1a、1bのチャネル
データ分離部6が対応するグループのチャネル符号化処
理回路2a又は2bから送信ベースバンド信号を入力
し、2つのグループのチャネル符号化処理回路2aと2
b同士が迂回ルート13にて接続されるとともに、各グ
ループのチャネル符号化処理回路が、制御バス12を介
して制御部(プロセッサ回路9)及び呼接続・監視部
(呼接続・監視制御回路4)に接続され、異常が起きた
送信拡散処理回路の故障検出部(アラーム処理回路1
0)が故障を検出してその旨を制御部が制御バスを介し
て呼接続・監視部に通知したとき、該呼接続・監視部
が、異常側のグループの複数のチャネル符号化処理回路
での処理を正常側のグループの複数のチャネル符号化処
理回路に移行すべく2つのグループのチャネル符号化処
理回路を制御する。
【0026】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態を図面
に従って詳細に説明する。
【0027】図3は、本発明の送信拡散処理回路の二重
化方式を採用したCDMA通信装置の送信部の第1の実
施形態のブロック図である。二重化構成となっている第
1と第2の2つの送信拡散処理回路1a、1bの出力側
に、無線送信回路3が接続され、またこれら送信拡散処
理回路1a、1bの入力側に、例えば6ユニットのチャ
ネル符号化処理回路が、3ユニットずつの2つのグルー
プ2a、2bに二分してそれぞれ接続され、2つのグル
ープのチャネル符号化処理回路2a、2b同士は迂回ル
ート13にて接続されている。
【0028】チャネル符号化処理回路2a又は2bから
の拡散前の送信ベースバンド信号は、2つの送信拡散処
理回路1a又は1bに入力されて、それぞれの拡散処理
回路5で拡散変調及び加算合成されて無線送信回路3へ
送られる。無線送信回路3の内部では、その入力部にお
いて2つの送信拡散処理回路1a及び1bからの合成拡
散信号をそれぞれ加算し、この加算合成信号を直交振幅
変調及び無線周波増幅を行う無線送信回路3の入力とし
ている。
【0029】また、2グループのチャネル符号化処理回
路2a及び2b、2つの送信拡散処理回路1a及び1b
は、呼接続・監視制御回路4と制御バス2で接続されて
おり、符号化処理情報や拡散処理情報や送出制御情報な
どがやり取りされる。
【0030】各送信拡散処理部1a、1bにおいて、チ
ャネル符号化処理回路2a又は2bから、複数チャネル
のデータを時分割多重した送信ベースバンド信号が各送
信拡散処理部1a、1bに入力されると、各送信拡散処
理部1a、1bでは、この送信ベースバンド信号からチ
ャネルデータ分離回路6にて個別チャネルを分離すると
ともに、ユーザ毎のデータ速度に応じたユーザデータに
変換する。拡散処理回路5は、この複数のデータ速度の
異なるユーザデータを入力して送信の拡散変調を行い、
ユーザ毎の拡散信号を出力する。
【0031】加算合成器7は、このユーザ毎の拡散信号
を全て加算した合成拡散信号を出力し、スイッチ回路8
を介して無線送信回路3に出力する。また、チャネルデ
ータ分離回路6、拡散処理回路5、スイッチ回路8は、
全てプロセッサ回路9のソフトウェアで制御されてお
り、プロセッサ回路9は、送信拡散処理回路1a(1
b)の外部の制御バス12を介して呼接続・監視制御回
路4と接続されて、主に拡散処理情報及び送出制御情報
のやり取りする。更に、プロセッサ回路9は、アラーム
処理回路10からのアラーム情報を入力し、制御バス1
2を介して呼接続・監視制御回路4に送出する。
【0032】通常状態における装置としての送信拡散処
理は、第1の送信拡散処理回路1aと第2の送信拡散処
理回路1bで分担して行われている。ここで、第1の送
信拡散処理回路1aに故障が発生した場合には、先に述
べた従来の方式と同様に、まずその故障検出が、第1の
送信拡散処理回路1a内部のアラーム処理回路10によ
り行われる。
【0033】次に、この故障検出情報が自己のプロセッ
サ回路9に送られ、ここから送信拡散処理回路1aの外
部の制御バス12を介して呼接続・監視制御回路4に伝
えられて、切替制御が行われる。ここでの切替は、第1
の送信拡散処理回路1aと第2の送信拡散処理回路1b
の2系統で並列処理されていた送信拡散処理を、第2の
送信拡散処理回路1bだけの1系統にし、かつこの第2
の送信拡散処理回路1bで2系統分の処理を行えるよう
にするものである。
【0034】ここで、各々の送信拡散処理回路1a、1
bの通常時の動作として、自己の分担している送信拡散
処理以外に、他方の送信拡散処理回路が行っている送信
拡散処理を、自己も行えるような状態を作っておくよう
にすることが、切替処理を短くするという観点からは望
ましい。ここでの送信拡散処理を行えるような状態を作
るというのは、当該拡散処理回路の一部で、他方のため
の送信拡散処理を行うあるいは行える設定にしておく
が、この部分に関する拡散信号は出力しない状態として
おくことを意味している。
【0035】このようにした場合の呼接続・監視制御回
路4で行われる切替処理は、故障した第1の送信拡散処
理回路1aの送信出力が止まるように、その内部のスイ
ッチ回路8を制御することと、同時に、第2の送信拡散
処理回路1bの拡散処理回路5に設定されている拡散処
理、つまりもう一方の故障側の拡散処理回路で行ってい
た拡散処理に相当する設定を有効とするために、この部
分に関する拡散信号を出力できるようにすることであ
る。
【0036】図3に示すように、例えば6ユニットのチ
ャネル符号化処理回路に対応する場合、6ユニットのチ
ャネル符号化処理回路を、上記のように3ユニットずつ
の2つのグループ2a、2bに二分して各々の送信拡散
処理回路1a、1bに対応させることで、各送信拡散処
理回路1a、1bのチャネルデータ分離回路6に入力さ
れる入力信号線の本数はいずれも3本となり、図9の場
合の半分となっている。これにより、装置の小型化及び
低コスト化が実現できる。
【0037】しかし、これを実現するためには次のよう
な処理及び制御が必要となる。第1及び第2のグループ
の各チャネル符号化処理回路2a、2bは、それぞれ複
数の入力信号を多重処理して出力するが、制御バス12
からの制御により次のような機能も行う。 (1)多重処理した出力信号を相手側のチャネル符号化
処理回路への出力端子、つまり迂回ルート13にも出力
する機能。 (2)迂回ルート13から入力した信号を、出力信号に
さらに多重して出力する機能。 これは一方の送信拡散処理回路に障害があった場合に、
次のような制御によりその送信拡散処理回路を切り離し
て他方の送信拡散処理回路で補償するためである。
【0038】いま、第2の送信拡散処理回路1bに障害
が発生したとすると、その内部のアラーム回路10が障
害を検出してプロセッサ回路9へ通知する。このプロセ
ッサ回路9は、自己の制御するスイッチ回路8を断とし
て送信回路3への出力を止め、さらに外部の呼接続・監
視制御回路4に通知すると、この呼接続・監視制御回路
4は、第1のチャネル符号化処理回路2aに対し、それ
への入力信号を符号化処理した後、迂回ルート13から
入力した信号をさらに多重処理して出力するように制御
する。同時に、呼接続・監視制御回路4は、障害が生じ
ている第2の送信拡散処理回路1bに対し、それへの入
力信号を符号化処理した後、迂回ルート13へ出力する
ように制御する。
【0039】これにより、第1のチャネル符号化処理回
路2aの出力信号は、2倍の伝送レートを確保するため
に、図9で6本の入力信号線を用いたと同じ量の情報
を、第1の送信拡散処理回路1aのチャネルデータ分離
回路6に入力する。
【0040】そして、このような制御と同時に、呼接続
・監視制御回路4から第1の送信拡散処理回路1aのプ
ロセッサ回路9にも情報が伝えられ、このプロセッサ回
路9は、チャネルデータ分離回路6や拡散処理回路5な
どを制御する。これにより、第1の送信拡散処理回路1
aの拡散処理回路5が、それまで行ってきた第2の送信
拡散処理回路1bも含めて、自己だけで全ての拡散処理
を行うように自動的に切り替えられる。
【0041】しかし、この図3に示す方式では、プロセ
ッサ回路におけるソフトウェアにて、上記のような予備
系への切替処理及び制御を行う必要があり、予備系への
切替を瞬時には完了できず、時間を要するため、障害発
生から復旧までの応答時間が長くかかるという不利があ
る。
【0042】そこで、本発明の更に好ましい実施形態で
は、装置の小型化及び低コスト化を確保しながら、障害
発生から復旧までの切替をハードウェア的な手段にて瞬
時に行えるようにするために、図4に示すように、各々
の送信拡散処理回路1a、1bにおいて、拡散処理回路
5の内部を予め現用系と予備系の2つの領域、つまり現
用系拡散処理部5Nと予備系拡散処理部5Eに半々に分
け、その拡散処理出力の加算合成をする加算合成部も、
現用系の拡散信号出力を加算合成する第1の加算合成器
7aと、予備系の拡散信号出力を加算合成する第2の加
算合成器7bとに別々に分けるとともに、さらに現用系
の合成拡散信号と予備系の合成拡散信号を加算するため
の第3の加算合成器7cを備えている。また、スイッチ
回路についても、無線送信回路3への出力をオン/オフ
する出力選択部である第1のスイッチ回路8aの他に、
予備系の合成拡散信号を第3の加算合成器7cで現用系
の合成拡散信号と加算合成するかどうかを制御するため
の加算選択部である第2のスイッチ回路8bを新たに備
えている。
【0043】また、それぞれの送信拡散処理回路1a、
1bの故障検出情報は、故障検出部でもある自己のアラ
ーム処理回路10で検出されて、従来と同様に自己の制
御部であるプロセッサ回路9に出力される一方で、互い
に相手側の送信拡散処理回路に直接に渡されて、相手側
の第2のスイッチ回路8bの制御信号として使用される
ようになっている。
【0044】次に、この実施形態の動作について説明す
る。通常状態では、二重化されている2つの送信拡散処
理回路1a、1bの何れもが使用されている。この場
合、2つの送信拡散処理回路1a、1bにおいて、それ
ぞれの拡散処理回路5の現用系拡散処理部5Nで、装置
に要求される拡散処理を分担して処理して、それぞれの
第3の加算合成器7cを機能させずに第1のスイッチ回
路8aを通じて出力し、無線送信回路3にて両方の送信
拡散処理回路1a、1bからの出力(両方の現用系拡散
処理部5Nからの出力)を合成している。
【0045】また、それぞれの拡散処理回路5の予備系
拡散処理部5Eでは、相手側の拡散処理回路5の現用系
の拡散と同じ拡散処理が設定されている。ただし、拡散
処理回路5の予備系拡散処理部5Eの拡散信号出力は、
第2のスイッチ回路8bにより止められているため、第
3の加算合成器7cで現用系の拡散信号出力と加算され
て当該送信拡散処理回路1a又は1bから出力されるこ
とはない。
【0046】ここで、各々の送信拡散処理回路1a、1
bの拡散処理回路5において、予め相手側の送信拡散処
理回路の予備系のための拡散処理部5Eを割り当ててい
るため、全ての現用としての拡散処理を片方の送信拡散
処理回路のみで行う切替がいつでも可能となる。
【0047】いま、送信拡散処理回路1aに故障が発生
したとすると、まずその故障検出が当該送信拡散処理回
路1aの内部のアラーム処理回路10により行われる。
次に、この故障検出情報が当該送信拡散処理回路1aの
プロセッサ回路9に送られ、このプロセッサ回路9にて
故障側の第1のスイッチ回路8aが制御されて、それか
らの出力が遮断するとともに、故障検出情報が正常な送
信拡散処理回路1b側にも直接渡され、その内部で予備
系の拡散信号出力をオン/オフしている第2のスイッチ
回路8bの制御信号として入力される。その結果、正常
な片側の送信拡散処理回路1bにおいて、現用系拡散処
理部5Nからの現用系の拡散信号と予備系拡散処理部5E
からの予備系の拡散信号とが第3の加算合成器7cで加
算され、その加算した合成拡散信号が、第1のスイッチ
回路8aを通じて無線送信回路3へ出力される。
【0048】このように、本実施形態では、故障発生側
の故障検出情報により正常側の予備系の拡散信号の送出
を直接制御し、正常側で拡散処理されている拡散信号の
うちの予備系分の拡散信号を、正常側で現用系分の拡散
信号と加算合成して出力するので、予備系への切替制御
を高速で行うことが可能となる。
【0049】このため、プロセッサ回路9におけるソフ
トウェアによる切替処理を必ずしも必要としないため、
ハードウェアのみによる切替を行うことが可能である。
このことにより、予備系への切替時間を小さくできると
いう効果が得られる。また、予備系拡散処理部5Eを、
通常はパワーダウン状態にしておくこともできるので、
省エネルギー効果を得ることも可能である。
【0050】図5は、図4に示したような構成を基本と
して、複数のチャネル符号化処理回路に対応させた実施
例である。この場合も、6ユニットのチャネル符号化処
理回路を、3ユニットずつの2つのグループ2a、2b
に二分して各々の送信拡散処理回路1a、1bに対応さ
せることで、各送信拡散処理回路1a、1bのチャネル
データ分離回路6に入力される入力信号線の本数はいず
れも3本となっているのに加え、各々の送信拡散処理回
路1a、1bに内部については、図4の場合と同様にし
てハードウェアのみによる切替により制御する。
【0051】図6は、図5の実施例を更に発展させた実
施例である。この実施例では、各送信拡散処理回路1
a、1bにおいて、アラーム処理回路10がプロセッサ
回路9の異常も監視してその故障も検出できるに加え、
自己が検出した故障情報を相手側の送信拡散処理回路の
プロセッサ回路9にも送るようにしたものである。
【0052】このようにすると、故障側の送信拡散処理
回路のアラーム処理回路10からの故障情報を受けた正
常側の送信拡散処理回路のプロセッサ回路9により、制
御バス12を介してチャネル符号化処理回路2a、2b
を直接制御することも可能になるため、換言すると呼接
続・監視制御回路4を介さずに現用系から予備系への切
替が可能になるため、切替の一層の高速化が図れるとと
もに、呼接続・監視制御回路4が故障した場合にもその
切替を行える。
【0053】図7は本発明の他の実施例を示す。この実
施例の基本的構成は図4の実施例と同様であるが、各々
の送信拡散処理回路1a、1bにおいて、第2のスイッ
チ回路8bを制御する制御信号として、相手側の送信拡
散処理回路のアラーム処理回路10から入力される故障
情報と、自己のプロセッサ回路9からのオン/オフ制御
信号とを選択できるように、制御選択回路11を追加
し、この制御選択回路11も、自己のプロセッサ回路9
にて制御できるようにしたものである。
【0054】図7において、送信拡散処理回路の外部よ
り入力される相手側の送信拡散処理回路からの故障情報
を制御選択回路11で選択する場合には、図4の実施例
の動作と全く同じで、瞬時にハードウエアで予備系への
切替を行うことが可能である。
【0055】また、この相手側の送信拡散処理回路から
の故障情報は、プロセッサ回路9にも取り込まれて、外
部の呼接続・監視制御回路4及び制御バス12を介さず
に伝えることができるようにしている。
【0056】一方、自己のプロセッサ回路9からのオン
/オフ制御信号を制御選択回路11で選択する場合に
は、故障が検出されたら瞬時に切替を行うのではなく、
プロセッサ回路9からのオン/オフ制御信号の出力タイ
ミングにより切替タイミングが決まるため、切替タイミ
ングを制御することが可能となっている。
【0057】このように、本実施例では、図4の実施例
と同様に、故障発生とほとんど同時の瞬時切替動作と、
切替タイミングを任意に制御して、信号に同期したタイ
ミングで予定した時刻で切替を行う同期切替動作の2つ
を選択することができる。このことにより、状況に応じ
て切替時間のなるべく短くなる方法である瞬時切替動作
と、指定したタイミングで切り替える方法である同期切
替動作とを任意に選択することによって、切替における
システム的な影響を最小限に抑えられる効果が得られ
る。
【0058】すなわち、運用上、次の2種の選択が可能
である。 アラーム処理回路10にて装置の故障などの異常を
検出した場合 アラーム処理回路10が異常を検出した時点で、大抵の
ケースでは故障のために装置の出力信号に異常を来して
いるので、これを早急に復旧させるために、瞬時に予備
系に切り替える。 メンテナンスなどのために特定の系統を現用から外
したい場合 この場合、切替によって出力信号の連続性を損なわない
ように、切替の前後で出力信号の連続性を確保する必要
がある。切替操作から切替完了までの時間はに比べ充
分に余裕があるため、出力信号の無線フレームの境界点
を利用するなどの、ソフトウェアに関連した制御を行っ
て切り替えることができる。
【0059】
【発明の効果】上述のように請求項1ないし9に係る発
明では、各々の送信拡散処理回路において、拡散処理回
路の内部を現用系拡散処理部と予備系拡散処理部に分
け、通常は、両方の拡散処理回路の現用系拡散処理部か
らの拡散信号を取り出すとともに、それぞれの予備系拡
散処理部は相手側の拡散処理回路での現用系と同じ処理
をさせて、それからの出力は止めておき、故障発生時
に、故障側の送信拡散処理回路からの故障検出情報で正
常側を直接制御して、正常側の拡散処理回路の現用系拡
散処理部と予備系拡散処理部とから拡散信号を取り出す
ように切り替える。従って、各送信拡散処理回路で予備
系として割り当てられていた拡散信号出力をハードウェ
ア的に瞬時に送出制御できるので、障害発生から復旧ま
での切替をハードウェア的な手段にて瞬時に行えるとと
もに、装置の小型化及び低コスト化が図れる。
【0060】請求項10に係る発明は、複数のチャネル
符号化処理回路を、二重化された送信拡散処理回路のそ
れぞれに対してグループ分けして、2つのグループのチ
ャネル符号化処理回路同士を迂回ルートにて接続し、異
常があったとき、異常側のグループの複数のチャネル符
号化処理回路での処理を正常側のグループの複数のチャ
ネル符号化処理回路に移行するので、障害発生から復旧
までの切替時間は上記請求項1ないし9に係る発明より
遅いものの、装置の小型化及び低コスト化が図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の基本構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の他の構成を示すブロック図である。
【図3】本発明の第1の実施例のブロック図である。
【図4】本発明の第2の実施例のブロック図である。
【図5】図4の実施例を複数のチャネル符号化処理回路
に対応させた場合を示すブロック図である。
【図6】図5の実施例を更に発展させた実施例のブロッ
ク図である。
【図7】本発明の他の実施例のブロック図である。
【図8】従来例の基本構成を示すブロック図である。
【図9】図8の構成を基本に複数のチャネル符号化処理
回路に対応させた従来の方式を示すブロック図である。
【符号の説明】
1a、1b 送信拡散処理回路 2 チャネル符号化処理回路 3 無線送信回路 4 呼接続・監視制御回路 5 拡散処理回路 5N 現用系拡散処理部 5E 予備系拡散処理部 6 チャネルデータ分離回路(チャネルデータ部) 7a 第1の加算合成器(第1の加算合成部) 7b 第2の加算合成器(第2の加算合成部) 7c 第3の加算合成器(第3の加算合成部) 8a 第1のスイッチ回路(出力選択部) 8b 第2のスイッチ回路(加算選択部) 9 プロセッサ回路(制御部) 10 アラーム処理回路(故障検出部) 11 制御選択回路(制御選択部) 12 制御バス 13 迂回ルート

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数チャネルの送信データをそれぞれ拡散
    変調する拡散処理部と、これにて処理された複数の拡散
    信号を加算合成する加算合成部と、その合成拡散信号を
    出力するかしないかを選択する出力選択部と、故障を検
    出する故障検出部と、制御部とをそれぞれ有する送信拡
    散処理回路を二重化した、CDMA通信装置における送
    信拡散処理回路の二重化方式において、 各送信拡散処理回路の拡散処理部を現用系拡散処理部と
    予備系拡散処理部に2分し、それぞれで処理された拡散
    信号を加算合成部で別々に加算合成するようにしたこ
    と、 これら現用系拡散信号と予備系拡散信号を加算合成する
    かしないかを選択する加算選択部を各送信拡散処理回路
    に設けたこと、この加算選択部は、二重化した相手側の
    送信拡散処理回路の故障検出部からの故障検出信号にて
    制御されるようにしたこと、 を特徴とする、CDMA通信装置における送信拡散処理
    回路の二重化方式。
  2. 【請求項2】相手側の送信拡散処理回路の故障検出部か
    らの故障検出信号を受けて加算選択部を直ちに制御する
    か、制御部を介して加算選択部を制御するかの選択を行
    う制御選択部を各送信拡散処理回路に備えたことを特徴
    とする請求項1記載の二重化方式。
  3. 【請求項3】制御部を介して加算選択部を制御する場合
    には、無線フレームにおける指定したタイミングで加算
    選択部を加算側に切り替えることを特徴とする請求項2
    記載の二重化方式。
  4. 【請求項4】出力選択部は、故障検出部からの故障検出
    信号を受けた制御部にて制御されることを特徴とする請
    求項1、2又は3記載の二重化方式。
  5. 【請求項5】各送信拡散処理回路の加算合成部は、現用
    系拡散処理部で処理された複数の拡散信号を加算する第
    1の加算合成部と、予備系拡散処理部で処理された複数
    の拡散信号を加算する第2の加算合成部と、これら第
    1、第2の加算合成部の合成拡散信号を加算合成する第
    3の加算合成部とからなることを特徴とする請求項1、
    2、3又は4記載の二重化方式。
  6. 【請求項6】故障検出部は制御部の故障も検出すること
    を特徴とする請求項1、2、3、4又は5記載の二重化
    方式。
  7. 【請求項7】複数チャネルのデータを時分割多重した送
    信ベースバンド信号をチャネル符号化処理回路から入力
    して個別チャネルに分離するとともに、ユーザ毎のデー
    タ速度に応じたデータに変換するチャネルデータ分離部
    を各送信拡散処理回路に備え、このチャネルデータ分離
    部の出力を現用系拡散処理部と予備系拡散処理部の双方
    に入力することを特徴とする請求項1、2、3、4、5
    又は6記載の二重化方式。
  8. 【請求項8】複数のチャネル符号化処理回路が、二重化
    された送信拡散処理回路のそれぞれに対してグループ分
    けされ、各送信拡散処理回路のチャネルデータ分離部が
    対応するグループのチャネル符号化処理回路から送信ベ
    ースバンド信号を入力することを特徴とする請求項7記
    載の二重化方式。
  9. 【請求項9】制御部は、二重化された相手側の送信拡散
    処理回路の故障検出部からの故障検出信号を受けて制御
    バスを介してチャネル符号化処理回路を制御することを
    特徴とする請求項8記載の二重化方式。
  10. 【請求項10】複数チャネルのデータを時分割多重した
    送信ベースバンド信号をチャネル符号化処理回路から入
    力して個別チャネルに分離するとともに、ユーザ毎のデ
    ータ速度に応じたデータに変換するチャネルデータ分離
    部と、このチャネルデータ分離部で処理された複数チャ
    ネルの送信データをそれぞれ拡散変調する拡散処理部
    と、これにて処理された複数の拡散信号を加算合成する
    加算合成部と、その合成拡散信号を出力するかしないか
    を選択する出力選択部と、故障を検出する故障検出部
    と、制御部とをそれぞれ有する送信拡散処理回路を二重
    化した、CDMA通信装置における送信拡散処理回路の
    二重化方式において、 複数のチャネル符号化処理回路が、二重化された送信拡
    散処理回路のそれぞれに対してグループ分けされて、各
    送信拡散処理回路のチャネルデータ分離部が対応するグ
    ループのチャネル符号化処理回路から送信ベースバンド
    信号を入力し、2つのグループのチャネル符号化処理回
    路同士が迂回ルートにて接続されるとともに、各グルー
    プのチャネル符号化処理回路が、制御バスを介して前記
    制御部及び呼接続・監視部に接続され、異常が起きた送
    信拡散処理回路の前記故障検出部が故障を検出してその
    旨を前記制御部が前記制御バスを介して前記呼接続・監
    視部に通知したとき、該呼接続・監視部が、異常側のグ
    ループの複数のチャネル符号化処理回路での処理を正常
    側のグループの複数のチャネル符号化処理回路に移行す
    べく2つのグループのチャネル符号化処理回路を制御す
    ることを特徴とする、CDMA通信装置における送信拡
    散処理回路の二重化方式。
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