JP2002344386A - 波長多重光送信装置および受信装置、波長多重光伝送システムおよび波長多重光伝送方法 - Google Patents

波長多重光送信装置および受信装置、波長多重光伝送システムおよび波長多重光伝送方法

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JP2002344386A
JP2002344386A JP2001148964A JP2001148964A JP2002344386A JP 2002344386 A JP2002344386 A JP 2002344386A JP 2001148964 A JP2001148964 A JP 2001148964A JP 2001148964 A JP2001148964 A JP 2001148964A JP 2002344386 A JP2002344386 A JP 2002344386A
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Yukio Sonoda
幸男 薗田
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NEC Miyagi Ltd
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NEC Miyagi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 波長多重光伝送システムにおける1+1冗
長切替方式で、より簡易な構成により同様の機能を実現
する。 【解決手段】 送信側で、複数の現用システム22〜
28のいずれかで障害が発生した場合、信号処理を予備
システム31で行うとともに、予備システム31で光信
号309に切替情報702を付加する。受信側では、光
信号309を予備システム31で処理し、対向局での切
替情報701があれば抽出し、該情報に基づいて特定の
現用システムで処理した光信号の代わりに予備システム
31で処理した光信号に切り替える。N:1冗長切替方
式の実現により機器所要数を削減できる効果がある。さ
らに予備システムの光信号に切替情報信号を付加および
抽出することにより、対向局との連動切替が可能とな
り、光信号の伝送品質ならびに信頼性も確保できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【0002】
【発明の属する技術分野】本発明は、波長多重光に関わ
る送信装置または受信装置もしくは双方向機能を有する
光伝送システムおよび光伝送方法に関する。
【0003】
【0004】
【従来の技術】光波長多重伝送システムでは、1波長当
たりに大容量の回線を収容することが可能な光伝送信号
を、更に光波長多重技術を用いて複数の異なる波長の光
信号を多重することにより超大容量伝送を実現してい
る。例えば、n個の波長の光信号を用いて光波長多重伝
送する光伝送システムでは、固有の波長に対応した現用
システムをそれぞれn個備えている。送信側では、n個
の現用システムから出力されるn個の波長の異なる信号
が光合波器において光波長多重され、送信される。受信
側では、受信した光波長多重信号を光分波器によってn
個の現用システムに分配し、個々の現用システムでれぞ
れ固有の波長の光信号を受信して処理している。
【0005】
【0006】上記、従来の伝送システムでは、収容して
いる回線数が膨大であり、回線断における影響が著しい
ため、冗長構成をとることにより高信頼性を実現してい
る。図4は、従来の光伝送端局装置11の1+1冗長切
替方式を示すものであり、現用システム21は予備シス
テム31と、現用システム21での障害の発生を監視す
る警報監視回路41とを備えている。この装置では、現
用システム21に障害が発生した場合、現用システム2
1から警報監視回路41に警報が発生したことを通知す
る警報通知信号51を出力し、警報監視回路41におい
て切替実施となる切替要求信号61を切替回路71、7
2に出力する。切替回路71、72では、切替要求信号
61にしたがい、障害が発生したシステム21から対応
する予備システム31に切り替えする。
【0007】その後、障害が発生したシステム21が復
旧した場合は、障害は復旧したシステム21から警報監
視回路41に警報が解除されたことを通知する警報通知
信号51を出力し、警報監視回路41において切替解除
となる切替要求信号61を切替回路71、72に出力す
る。切替回路71、72は、切替要求信号61にしたが
い、予備システム31から障害が復旧したシステム21
に切り戻し、元の状態に戻る。
【0008】
【0009】
【発明が解決しようとする課題】上記のように従来の光
伝送端局装置は、現用システムと、現用システムに対応
する予備システムを設けた1+1冗長切替方式を採用
し、現用システムに障害が発生した場合は、障害が発生
したシステムから、対応する予備システムに切り替え
し、その後、障害が発生したシステムが復旧した場合
は、予備システムから、障害が復旧したシステムに切り
戻しする。
【0010】しかし、上記した従来の伝送システムで
は、現用システム毎に予備システムを備えた1+1冗長
切替方式となるため、現用システムと予備システムが
1:1の機器単体の切替方式としては有効であるが、波
長数がN波長の光波長多重分離システムにおいて、従来
の1+1冗長切替方式を採用してシステムを構築した場
合、現用システム用の機器N個と予備システム用機器N
個の合計N×2個の機器が必要になり、設備コストが高
くなる上に機器を設置するための広いフロア面積が必要
になるという問題がある。
【0011】
【0012】本発明は、上記課題を解決するためになさ
れたものであり、従来の1+1冗長切替方式とは異なっ
た構成でN:1冗長切替方式を実現することを基本的な
目的とし、さらに光信号の伝送品質ならびに信頼性を向
上させることを目的とする。
【0013】
【0014】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
本発明のうち、請求項1記載の波長多重光送信装置は、
入力された光信号を処理し、それぞれ異なる特定波長の
光信号として送出する複数の現用システムと、光信号を
入力して処理し、上記各特定波長と異なる波長の光信号
として送出するシステムであって、前記現用システムの
いずれかで障害が発生したとき、障害が発生した現用シ
ステムで処理されるべき光信号を入力する予備システム
と、予備システムから送出する光信号に障害が発生した
現用システムが特定される情報を付加する障害情報付加
装置と、波長の異なる複数の光信号を合波する合波器と
を有することを特徴とする。
【0015】
【0016】請求項2記載の波長多重光送信装置は、請
求項1記載の波長多重光送信装置において、前記障害情
報付加装置は、予備システムの一部で構成されているこ
とを特徴とする。
【0017】
【0018】請求項3記載の波長多重光送信装置は、請
求項1または2に記載の波長多重光送信装置において、
前記現用システムのいずれかで障害が発生したとき、障
害が発生した現用システムに入力される光信号を予備シ
ステムに入力させる切替装置を有することを特徴とす
る。
【0019】
【0020】請求項4記載の波長多重光送信装置は、請
求項3記載の波長多重光送信装置において、切替装置
は、上記現用システムおよび予備システムの前段にあっ
て、各現用システムに対応して入力された光信号を特定
の現用システム側と予備システム側とに選択して出力可
能な複数の切替回路からなることを特徴とする。
【0021】
【0022】請求項5記載の波長多重光送信装置は、請
求項4記載の波長多重光送信装置において、入力された
光信号を予備システム側に出力可能な一つの切替回路を
さらに有することを特徴とする。
【0023】
【0024】請求項6記載の波長多重光送信装置は、請
求項4または5に記載の波長多重光送信装置において、
障害が発生した現用システムが特定される前記情報が、
切替回路に関する切替情報であることを特徴とする。
【0025】
【0026】請求項7記載の波長多重光送信装置は、請
求項4〜6のいずれかに記載の波長多重光送信装置にお
いて、前記各現用システムの障害の発生を監視して障害
が発生した現用システムに対応する切替回路に対し、予
備システム側に光信号を出力させる指示を行う監視回路
を備えていることを特徴とする。
【0027】
【0028】請求項8記載の波長多重光送信装置は、請
求項7記載の波長多重光送信装置において、前記監視回
路からの指示によって切替回路の出力先を制御するとと
もに、障害が発生した現用システムが特定される情報と
して切替回路に関する切替情報を前記障害情報付加装置
に送出する切替制御回路を備えていることを特徴とす
る。
【0029】
【0030】請求項9記載の波長多重光送信装置は、請
求項4〜8のいずれかに記載の波長多重光送信装置にお
いて、前記各切替回路の予備システム側出力先は、一つ
の光信号経路を出力側に有する光接続器の入力側に接続
されていることを特徴とする。
【0031】
【0032】請求項10記載の波長多重光送信装置は、
請求項4〜9のいずれかに記載の波長多重光送信装置に
おいて、前記切替回路の予備システム側出力先は、前記
予備システムに繋がる光増幅器に接続されていることを
特徴とする。
【0033】
【0034】請求項11記載の波長多重光受信装置は、
波長多重光信号を分波する分波器と、それぞれ異なる特
定波長の光信号を入力して処理し、送出する複数の現用
システムと、上記各特定波長と異なる波長の光信号を入
力して処理し、送出するシステムであって、入力された
光信号に送信側における障害の発生した現用システムが
特定される情報が付加されているとき、障害が発生した
送信側現用システムに対応する自局側現用システムの光
信号送出先に、光信号を送出する予備システムを備えて
いることを特徴とする。
【0035】
【0036】請求項12記載の波長多重光受信装置は、
請求項11記載の波長多重光受信装置において、予備シ
ステムに入力される光信号から送信側における障害の発
生した現用システムが特定される情報を抽出する障害情
報抽出装置を有することを特徴とする。
【0037】
【0038】請求項13記載の波長多重光受信装置は、
請求項12記載の波長多重光受信装置において、障害情
報抽出装置は予備システムの一部で構成されていること
を特徴とする。
【0039】
【0040】請求項14記載の波長多重光受信装置は、
請求項11〜13のいずれかに記載の波長多重光受信装
置において、予備システムに入力された光信号に、送信
側における障害発生現用システムを特定させる情報が付
加されているとき、該現用システムに対応した自局側現
用システムからの光信号送出先に、予備システムからの
光信号を送出させる切替装置を有することを特徴とす
る。
【0041】
【0042】請求項15記載の波長多重光受信装置は、
請求項14記載の波長多重光受信装置において、前記切
替装置は、上記現用システムおよび予備システムの後段
にあって、各現用システムに対応して特定の現用システ
ム側および予備システム側から光信号を選択して入力可
能な複数の切替回路からなることを特徴とする。
【0043】
【0044】請求項16記載の波長多重光受信装置は、
請求項15記載の波長多重光受信装置において、障害が
発生した現用システムが特定される前記情報が、送信側
での切替回路に関する切替情報であることを特徴とす
る。
【0045】
【0046】請求項17記載の波長多重光受信装置は、
請求項16記載の波長多重光受信装置において、予備シ
ステムで抽出された切替情報を受けて特定の切替回路に
対し、入力元を制御する切替制御回路を有することを特
徴とする。
【0047】
【0048】請求項18記載の波長多重光伝送システム
は、それぞれ異なる特定波長の光信号を処理、送出する
複数の現用システムと、上記特定波長と異なる波長の光
信号を処理、送出する予備システムと、対向局との間の
送受信動作に従って、波長の異なる複数の光信号を合波
する合波器または波長多重光信号を分波する分波器とし
て機能する光波長多重・分波装置を有する波長多重光伝
送システムにおいて、特定の現用システムおよび予備シ
ステムに対し選択して光信号の入出力が可能な複数の切
替回路と、送信動作時に前記各現用システムの障害の発
生を監視して障害が発生した現用システムに対応する切
替回路に対し、出力先を予備システム側に選択させる監
視回路とを備えており、前記予備システムは、送信動作
時に現用システムで障害が発生した場合、光信号に切替
情報を付加する機能を有するとともに、受信動作時に処
理すべき光信号に対向局からの切替情報が付加されてい
る場合にこれを抽出し、該指令に基づいて特定の切替回
路での入力元として予備システム側を選択させる機能を
有することを特徴とする。
【0049】
【0050】請求項19記載の波長多重光伝送方法は、
波長多重された光信号を伝送する光伝送方法において、
送信側で特定波長の光信号を処理し、送出する複数の現
用システムのいずれかで障害が発生した場合、障害が発
生した現用システムで処理する予定であった光信号を前
記特定波長とは異なる波長で予備システムで処理すると
ともに、該予備システムから送出される光信号に障害が
発生した現用システムが特定される障害情報を付加し、
現用システムおよび予備システムから送出される複数の
波長の光信号を合波して伝送し、受信側では波長多重さ
れた光信号を分波し、異なる特定波長の光信号毎に複数
の現用システムで光信号の処理をして送出し、予備シス
テムでは上記特定波長と異なる波長の光信号を処理し、
該光信号に障害情報が含まれている場合、該情報におけ
る障害発生現用システムに対応する受信側の現用システ
ムの光信号送出先に予備システムから光信号を送出する
ことを特徴とする。
【0051】
【0052】すなわち本発明の波長多重光送信装置、受
信装置、波長多重光伝送システムまたは波長多重光伝送
方法によれば、送信側において現用システムのいずれか
で障害が発生した場合、該現用システムに代えて予備シ
ステムが利用され、同時に該予備システムで光信号に障
害情報が付加される。この光信号は、他の現用システム
で処理された光信号とともに波長多重されて伝送され
る。一方、受信側では、波長多重された光信号が分波さ
れ、各現用システムおよび予備システムで分波された光
信号が処理される。予備システムで処理される光信号に
障害情報が付加されている場合には、該情報に基づいて
障害発生現用システムに対応した自局での現用システム
に光信号送信先に、予備システムで処理された光信号が
送出される。
【0053】これらの動作によって、いずれかの現用シ
ステムに障害が発生した場合に一つの予備システムで対
応することができ、N:1冗長切替方式の実現化により
設備コストおよびフロア面積の大幅な低減が可能にな
る。しかも障害発生による対向局での切替のために、伝
送する信号に障害情報が付加されるので、対向局側で自
局と連動して確実に切替動作がなされ、光信号の伝送品
質ならびに信頼性が向上する。
【0054】
【0055】なお、光信号に付加される障害情報は、障
害が発生した現用システムが特定されるものであればよ
く、その内容は特に限定されるものではなく、上記現用
システムに対応する経路No.や切替回路を有する場合
には、切替情報を用いることができる。なお、該障害情
報は、通常、光信号のヘッダ部分に付加される。
【0056】また、これらの障害情報は、送信側では障
害情報付加装置で付加され、受信側では障害情報抽出装
置で抽出される。これらの装置は、請求項2、請求項1
3の発明のように予備システムの一部で構成されるもの
であってもよく、また、予備システムとは別の装置とし
て用意されるものであってもよい。
【0057】
【0058】
【発明の実施の形態】以下に本発明の一実施形態を図1
〜3に基づいて説明する。
【0059】図1に示される波長多重光伝送システム
は、一例として光波長多重における光波長数を、現用シ
ステム用として8波長、予備システム用として1波長の
合計9波長としたものであり、双方向機能を有するもの
である。なお本発明装置としては、光伝送端局装置の現
用システムの光波長数が8波長以外のN波長の場合で
も、N:1冗長切替が可能な構成とすることができる。
【0060】光伝送端局装置11〜14はそれぞれ二つ
の現用システム21〜28を備えており、各現用システ
ム21〜28は、フレーム処理機能と誤り訂正機能を有
し、送受信機能に従って、入力される光信号101〜1
08または光信号301〜308の信号処理と、光波長
変換機能を有する。
【0061】また、N:1冗長切替装置51の一部を構
成する予備システム31は、現用システム21〜28と
同一機能を有し、且つ端局装置が発信側にある場合、処
理する光信号のオーバーヘッドに自局切替情報702を
挿入し、受信側にある場合、処理する光信号のオーバー
ヘッドに挿入された対向局切替情報701を抽出する機
能を有している。
【0062】
【0063】また、各光伝送端局装置11〜14では、
現用システム21〜28の障害発生の有無を監視する警
報監視回路41〜44を備えており、該警報監視回路4
1〜44は、現用システム21〜28に障害が発生した
場合は切替要求信号601〜604を生成する。
【0064】上記現用システム21〜28および予備シ
ステム31には、光波長多重分離装置901が接続され
ている。該装置901は、現用システム21〜28およ
び予備システム31が発信側として動作する場合、光信
号301〜309を波長多重化する合波器として作用
し、現用システム21〜28および予備システム31が
受信側として動作する場合は、光波長多重信号310を
波長分離する分波器として作用する。
【0065】
【0066】さらに、上記現用システム21〜28およ
び予備システム31には、光波長多重分離装置901と
対峙する側に、光信号1〜9が入力または出力される切
替回路61〜69が接続されている。切替回路61〜6
8は、発信側である場合、入力された光信号1〜9を分
岐する機能を有し、該光信号を各現用システム21〜2
8および予備システム31側に選択出力が可能であり、
切替回路69は予備システム側へ光信号を出力する。ま
た、切替回路61〜68が受信側である場合、各現用シ
ステム21〜28と予備システム31側からの光信号の
選択入力が可能であり、切替回路69では予備システム
31側から光信号が入力される。
【0067】なお、上記切替回路61〜69の切替は、
切替制御回路91により行われており、切替制御回路9
1では、発信動作時に前記切替要求信号601〜604
により切替回路61〜69に対する切替制御信号801
〜809と自局切替情報702を生成する。また、受信
動作時には、対向局切替情報701により切替制御信号
801〜809と自局切替情報702を生成する。
【0068】
【0069】また予備システム31側では、予備システ
ム31と各切替回路21〜28との間に、光接続器とな
る光分岐器71と、光増幅器81とが設けられている。
【0070】光分岐器71は、送信側にある場合、切替
回路61〜69と光増幅器81の間をつなぐインターフ
ェース機能を果たし、受信側にある場合、入力される光
信号401をN分岐(この場合9分岐)する。
【0071】光増幅器81は、入力される光信号401
または光信号402における切替回路61〜69と光分
岐器71による挿入損失を補正し、入力される光信号4
01のレベルを補正する。
【0072】なお、上記で説明した予備システム31、
切替回路61〜69、切替制御回路91、光分岐器7
1、光増幅器81によって、N:1冗長切替装置51が
構成されている。
【0073】
【0074】以下に、上記伝送システムの動作について
説明する。
【0075】ここでは、光波長多重分離システムA局と
B局の対向を一例として、N:1冗長切替方式について
説明する。N:1冗長切替方式は、決められた切替シー
ケンスに従い切り替えするが、本文に切替シーケンスを
含め説明すると、N:1冗長切替方式の動作説明が複雑
になるため、切替シーケンスの説明は末尾で行う。
【0076】説明にあたり、A局とB局の光波長多重分
離システムともに、何も障害が発生していない、且つ
N:1冗長切替装置51の予備システム31はエキスト
ラトラフィックとして使用している状態(仮に状態A
A)とする。
【0077】図2を、A局の光波長多重分離システム
(送信側)として説明する。図2は、光波長多重分離シ
ステムにおける送信側の信号の流れをまとめた図であ
る。
【0078】伝送システムに入力される光信号1〜9は
切替回路61〜69に入力され、通常時には光信号10
1〜108が各現用システム21〜28に入力され、光
信号109が光分岐器71に入力される。また、切替回
路61〜69では、光信号101〜108に代えて光信
号201〜208を出力することができ、これら光信号
201〜208は、光分岐器71に入力される。
【0079】光伝送端局装置11〜14の現用システム
21〜28および予備システム31は、フレーム処理機
能と誤り訂正機能を有しており、入力される光信号10
1〜108、109の信号処理と光波長変換を行う。通
常時には、予備システム31で処理される光信号の経路
はエクストラトラフィックとして活用される。
【0080】
【0081】この際には、警報監視回路41〜44は、
現用システム21〜28の障害発生の有無を監視してお
り、現用システム21〜28に障害が発生した場合は、
障害のある現用システムに対応して切替要求信号601
〜604を生成する。該切替要求信号601〜604は
切替制御回路91に送出され、障害のある現用システム
に対応して、該現用システムに光信号が送出されないよ
うに、切替制御回路91で切替制御信号801〜809
が生成され、切替回路61〜68のいずれかについて出
力先を光分岐器71のみに切り替えるとともに、切替回
路69では出力を遮断する。また、切替制御回路91で
は、切替制御信号801〜809に応じて自局切替情報
702を生成し、予備システム31に送出する。
【0082】
【0083】ここで、A局の光波長多重分離システムに
おいて、仮に光伝送端局装置11の現用システム21に
障害が発生した場合について説明すると、障害が発生し
た光伝送端局装置11の警報監視回路41から、N:1
冗長切替装置51の切替制御回路91に切替要求信号6
01を出力する。 N:1冗長切替装置51の切替制御
回路91は、光伝送端局装置11の警報監視回路41か
らの切替要求信号601以外に切替要求がないと判定し
た場合、切替制御信号801〜809のうち、障害が発
生したシステムに対応する切替回路61に限り光分岐器
71への出力許可とする切替制御信号801と、エキス
トラトラフィックとして使用していた切替回路69に出
力禁止とする切替制御信号809を出力し、自局切替情
報702(自局A局の切替回路61と切替回路69を切
り替えした情報)を予備システム31に出力する。
【0084】切替回路61は、切替制御信号801の出
力許可にしたがい、光分岐器71に光信号201を出力
する。この場合、光信号1と光信号201は同じ信号で
あるが、説明の都合上、入力信号名と出力信号名を分け
ている。
【0085】切替回路69は、切替制御信号809の出
力禁止にしたがい、光分岐器71への出力を停止する。
この場合、エキストラトラフィックは使用不可能(通信
断)となる。その他の切替回路62〜68では、現用シ
ステム22〜28に光信号102〜108が出力され
る。
【0086】切替回路61から光分岐器71に入力され
た光信号201は、光分岐器71を介し、光増幅器81
に光信号401を出力する。この場合、光信号201と
光信号401は同じ信号であるが、説明の都合上、入力
信号名と出力信号名を分けている。
【0087】
【0088】光分岐器71は、切替回路61〜69と光
増幅器81の間をつなぐインターフェースとして機能
し、障害が発生した現用回路に対応する切替回路から光
信号(ここでは光信号201)が入力され、光信号40
1として光増幅器81に入力される。
【0089】光分岐器71から光増幅器81に入力され
た光信号401は、切替回路61と光分岐器71による
挿入損失を補正し、予備システム31に光信号402を
出力する。
【0090】
【0091】光増幅器81から予備システム31に入力
された光信号402は、予備システム31において、フ
レーム処理機能と誤り符号機能により信号処理し、且つ
オーバーヘッドに自局切替情報702を挿入し、現用シ
ステム21〜28の光波長とは異なる光波長に変換し、
光波長多重分離装置901に光信号309を出力する。
すなわち、予備システム31は、障害情報付加装置とし
ての機能を有している。なお、この実施形態では、障害
情報付加装置を予備システム31の一部で構成するもの
としたが、予備システムとは別に障害情報付加装置を設
けることも可能である。
【0092】光波長多重分離装置901は、現用システ
ムからの光信号301〜308と予備システム31から
の光信号309を波長多重し、B局の光波長多重分離シ
ステムに光波長多重信号310を出力する。
【0093】
【0094】次に、B局の光波長多重分離システム(受
信側)を図3に基づいて説明する。図3は、光波長多重
分離システムにおける受信側の信号の流れをまとめた図
である。
【0095】B局の光波長多重分離システムの光波長多
重分離装置901に入力された光波長多重信号310
は、光波長多重分離装置901により波長分離し、光伝
送端局装置11〜14の現用システム21〜28に光信
号301〜308を出力し、N:1冗長切替装置51の
予備システム31に光信号309を出力する。
【0096】光波長多重分離装置901から現用システ
ム21〜28および予備システム31に入力された光信
号301〜309は、各システムにおいて、フレーム処
理機能と誤り訂正機能により信号処理され、現用システ
ム21〜28で処理された光信号101〜108は各切
替回路61〜68に送出される。さらに予備システム3
1ではオーバーヘッドに対向局切替情報701が挿入さ
れていないかどうかが確認され、挿入が認められる場
合、オーバーヘッドから対向局切替情報701を抽出
し、光増幅器81に光信号402を出力し、切替制御回
路91に対向局切替情報701を出力する。すなわち、
予備システム31は、障害情報抽出装置としての機能を
有している。なお、この実施形態では、障害情報抽出装
置を予備システム31の一部で構成するものとしたが、
予備システムとは別に障害情報抽出装置を設けることも
可能である。
【0097】
【0098】予備システム31から光増幅器81に入力
された光信号402は、光増幅器81において、光分岐
器71の挿入損失と切替回路61〜69による挿入損失
を想定して補正し、光分岐器71に光信号401を出力
する。
【0099】光増幅器81から光分岐器71に入力され
た光信号401は、光分岐器71において、N分岐(こ
の場合9分岐)され、切替回路61〜69に光信号20
1〜209を出力する。なお、光信号201〜209は
同一の光信号であるが、説明の都合上、符号を区別して
いる。
【0100】予備システム31から切替制御回路91に
入力された対向局切替情報701は、切替制御回路91
において、対向局切替情報701以外に切替要求がない
と判定した場合、切替制御信号801〜809のうち、
対向局A局で障害が発生したシステムに対応する切替回
路61に限り、光分岐器71から切替回路61に入力さ
れる光信号201を選択する切替制御信号801と、エ
キストラトラフィックとして使用していた切替回路69
に光分岐器71から切替回路69に入力される光信号2
09を選択しない切替制御信号809を出力し、自局切
替情報702(自局B局の切替回路61と切替回路69
を切り替えした情報)を予備システム31に出力する。
【0101】
【0102】切替回路61は、切替制御信号801にし
たがい、光分岐器71から切替回路61に入力される光
信号201を選択し、光信号1として出力する。
【0103】上記N:1冗長切替が完了後、A局の光伝
送端局装置11における現用システム21の障害が復旧
した場合は、上記N:1冗長切替と同様な切替シーケン
スで切り戻しすることにより、A局とB局の光波長多重
分離システムともに元の状態(状態AA)に戻る。
【0104】このように、光波長多重分離システムにお
ける光伝送端局装置の現用システムに障害が発生した場
合、障害が発生したシステムからN:1冗長切替装置の
予備システムに切り替えること、且つオーバーヘッドを
用いて対向局間で切替通知することにより、光波長多重
分離システムにおける光信号の伝送品質ならびにシステ
ム全体の信頼性を確保できる。
【0105】上記の通り、N:1冗長切替方式は、N:
1冗長切替装置の予備システムから出力される光信号の
オーバーヘッドを用いて切替情報を通知し、最終的にA
局とB局のN:1冗長切替方式における連動切替を可能
とする。
【0106】
【0107】以降、A局とB局とでN:1冗長切替方式
における連動切替の切替シーケンスを要約して説明す
る。
【0108】第一から第四までの切替シーケンスによ
り、連動切替完了とする。第一と第二は、上述した内容
の要約である。
【0109】第一に、A局の光伝送端局装置11の現用
システム21で障害が発生したため、予備システム31
から出力する光信号309のオーバーヘッドに自局切替
情報702(A局の光伝送端局装置11の現用システム
21で障害が発生した情報)を挿入し、光波長多重分離
装置901を介し、B局の光波長多重分離システムに伝
送する。
【0110】
【0111】第二に、B局の光波長多重分離システムに
おいて、A局からの切替情報(A局の光伝送端局装置1
1の現用システム21で障害が発生した情報)にしたが
い、N:1冗長切替装置51の該当する切替回路61の
送信側(切替回路61から予備システム31への方向)
を切り替えし、予備システム31において光信号1を信
号処理し、且つオーバーヘッドにB局の自局切替情報7
02(自局B局の切替回路61の送信側を切り替えした
情報)を挿入し、光波長多重分離装置901を介し、A
局の光波長多重分離システムに伝送する。
【0112】
【0113】第三に、A局の光波長多重分離システムに
おいて、B局からの切替情報(B局の切替回路61の送
信側を切り替えした情報)にしたがい、N:1冗長切替
装置51の該当する切替回路61の送信側(切替回路6
1から予備システム31への方向)と受信側(予備シス
テム31から切替回路61への方向)を切り替えし、切
替回路61の送信側の切り替えにより、予備システム3
1において光信号1を信号処理し、且つオーバーヘッド
にA局の自局切替情報702(自局A局の切替回路61
の送信側と受信側を切り替えした情報)を挿入し、光波
長多重分離装置901を介し、A局の光波長多重分離シ
ステムに伝送し、切替回路61の受信側の切り替えによ
り、光分岐器71から切替回路61に入力される光信号
201を選択し、光信号1を出力する。この場合、光信
号201と光信号1は同一信号である。
【0114】
【0115】第四に、B局の光波長多重分離システムに
おいて、A局からの切替情報(A局の切替回路61の送
信側と受信側を切り替えした情報)にしたがい、N:1
冗長切替装置51の該当する切替回路61の受信側(予
備システム31から切替回路61への方向)を切り替え
し、光分岐器71から切替回路61に入力される光信号
201を選択し、光信号1を出力する。この場合、光信
号201と光信号1は同一信号である。また、予備シス
テム31では、オーバーヘッドにB局の自局切替情報7
02(自局A局の切替回路61の送信側と受信側を切り
替えした情報)を挿入し、光波長多重分離装置901を
介し、A局の光波長多重分離システムに伝送する。
【0116】以上、上記第一から第四までの切替シーケ
ンスにより、A局とB局の光波長多重分離システムの
N:1冗長切替方式における連動切替を可能とする。
【0117】
【0118】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の波長多重
光伝送システムおよび波長多重光伝送方法によれば、
N:1冗長切替方式を実現するので、機器所要数を大幅
に削減できること、コストを削減できること、機器を設
置するフロア面積を縮小できる効果が得られる。
【0119】さらに本発明では、N:1冗長切替装置に
設けられた予備システムの光信号のオーバーヘッドに切
替情報信号を挿入および抽出することにより、対向局の
光波長多重分離システムのN:1冗長切替装置との連動
切替が可能となり、光波長多重分離システムにおける光
信号の伝送品質ならびに信頼性も確保できる効果も得ら
れる。
【0120】
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態における波長多重光伝送
システムの構成図である。
【図2】 同じく発信側として機能している状態の信号
の流れを示す構成図である。
【図3】 同じく受信側として機能している状態の信号
の流れを示す構成図である。
【図4】 従来の1+1冗長切替方式を採用した波長多
重光伝送システムの構成図である。
【符号の説明】
1 光信号 2 光信
号 3 光信号 4 光信
号 5 光信号 6 光信
号 7 光信号 8 光信
号 9 光信号 11 光伝送端局装置 12 光
伝送端局装置 13 光伝送端局装置 14 光
伝送端局装置 21 現用システム 22 現
用システム 23 現用システム 24 現
用システム 25 現用システム 26 現
用システム 27 現用システム 28 現
用システム 31 予備システム 41 警報監視回路 42 警
報監視回路 43 警報監視回路 44 警
報監視回路 51 N:1冗長切替装置 61 切替回路 62 切
替回路 63 切替回路 64 切
替回路 65 切替回路 66 切
替回路 67 切替回路 68 切
替回路 69 切替回路 71 光分岐器 81 光増幅器 91 切替制御回路 101 光信号 102
光信号 103 光信号 104
光信号 105 光信号 106
光信号 107 光信号 108
光信号 301 光信号 302
光信号 303 光信号 304
光信号 305 光信号 306
光信号 307 光信号 308
光信号 310 光波長多重信号 401 光信号 402
光信号 601 切替要求信号 602
切替要求信号 603 切替要求信号 604
切替要求信号 701 対向局切替情報 702 自局切替情報 801 切替制御信号 802
切替制御信号 803 切替制御信号 804
切替制御信号 805 切替制御信号 806
切替制御信号 807 切替制御信号 808
切替制御信号 809 切替制御信号 901 光波長多重分離装置

Claims (19)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力された光信号を処理し、それぞれ異
    なる特定波長の光信号として送出する複数の現用システ
    ムと、光信号を入力して処理し、上記各特定波長と異な
    る波長の光信号として送出するシステムであって、前記
    現用システムのいずれかで障害が発生したとき、障害が
    発生した現用システムで処理されるべき光信号を入力す
    る予備システムと、予備システムから送出する光信号に
    障害が発生した現用システムが特定される情報を付加す
    る障害情報付加装置と、波長の異なる複数の光信号を合
    波する合波器とを有することを特徴とする波長多重光送
    信装置
  2. 【請求項2】 前記障害情報付加装置は、予備システム
    の一部で構成されていることを特徴とする請求項1記載
    の波長多重光送信装置
  3. 【請求項3】 前記現用システムのいずれかで障害が発
    生したとき、障害が発生した現用システムに入力される
    光信号を予備システムに入力させる切替装置を有するこ
    とを特徴とする請求項1または2に記載の波長多重光送
    信装置
  4. 【請求項4】 切替装置は、上記現用システムおよび予
    備システムの前段にあって、各現用システムに対応して
    入力された光信号を特定の現用システム側と予備システ
    ム側とに選択して出力可能な複数の切替回路を備えてい
    ることを特徴とする請求項3記載の波長多重光送信装置
  5. 【請求項5】 入力された光信号を予備システム側に出
    力可能な一つの切替回路をさらに有することを特徴とす
    る請求項4に記載の波長多重光送信装置
  6. 【請求項6】 障害が発生した現用システムが特定され
    る前記情報が、切替回路に関する切替情報であることを
    特徴とする請求項4または請求項5に記載の波長多重光
    送信装置
  7. 【請求項7】 前記各現用システムの障害の発生を監視
    して障害が発生した現用システムに対応する切替回路に
    対し、予備システム側に光信号を出力させる指示を行う
    監視回路を備えていることを特徴とする請求項4乃至請
    求項6のいずれかの請求項に記載の波長多重光送信装置
  8. 【請求項8】 前記監視回路からの指示によって切替回
    路の出力先を制御するとともに、障害が発生した現用シ
    ステムが特定される情報として切替回路に関する切替情
    報を前記障害情報付加装置に送出する切替制御回路を備
    えていることを特徴とする請求項7記載の波長多重光送
    信装置
  9. 【請求項9】 前記各切替回路の予備システム側出力先
    は、一つの光信号経路を出力側に有する光接続器の入力
    側に接続されていることを特徴とする請求項4乃至請求
    項8のいずれかの請求項に記載の波長多重光送信装置
  10. 【請求項10】 前記切替回路の予備システム側出力先
    は、前記予備システムに繋がる光増幅器に接続されてい
    ることを特徴とする請求項4乃至請求項9のいずれかの
    請求項に記載の波長多重光発信装置
  11. 【請求項11】 波長多重光信号を分波する分波器と、
    それぞれ異なる特定波長の光信号を入力して処理し、送
    出する複数の現用システムと、上記各特定波長と異なる
    波長の光信号を入力して処理し、送出するシステムであ
    って、入力された光信号に送信側における障害の発生し
    た現用システムが特定される情報が付加されていると
    き、障害が発生した送信側現用システムに対応する自局
    側現用システムの光信号送出先に、光信号を送出する予
    備システムを備えていることを特徴とする波長多重光受
    信装置
  12. 【請求項12】 予備システムに入力される光信号から
    送信側における障害の発生した現用システムが特定され
    る情報を抽出する障害情報抽出装置を有することを特徴
    とする請求項11記載の波長多重光受信装置
  13. 【請求項13】 障害情報抽出装置は予備システムの一
    部で構成されていることを特徴とする請求項12記載の
    波長多重光受信装置
  14. 【請求項14】 予備システムに入力された光信号に、
    送信側における障害発生現用システムを特定させる情報
    が付加されているとき、送信側の障害発生現用システム
    に対応した自局側現用システムからの光信号送出先に、
    予備システムからの光信号を送出させる切替装置を有す
    ることを特徴とする請求項11乃至13のいずれかの請
    求項に記載の波長多重光受信装置
  15. 【請求項15】 前記切替装置は、上記現用システムお
    よび予備システムの後段にあって、各現用システムに対
    応して特定の現用システム側および予備システム側から
    光信号を選択して入力可能な複数の切替回路からなるこ
    とを特徴とする請求項14記載の波長多重光受信装置
  16. 【請求項16】 障害が発生した現用システムが特定さ
    れる前記情報が、送信側での切替回路に関する切替情報
    であることを特徴とする請求項15記載の波長多重光受
    信装置
  17. 【請求項17】 予備システムで抽出された切替情報を
    受けて特定の切替回路に対し、入力元を制御する切替制
    御回路を有することを特徴とする請求項16記載の波長
    多重光受信装置
  18. 【請求項18】 それぞれ異なる特定波長の光信号を処
    理、送出する複数の現用システムと、上記特定波長と異
    なる波長の光信号を処理、送出する予備システムと、対
    向局との間の送受信動作に従って、波長の異なる複数の
    光信号を合波する合波器または波長多重光信号を分波す
    る分波器として機能する光波長多重・分波装置とを有す
    る波長多重光伝送システムであって、特定の現用システ
    ムおよび予備システムに対し選択して光信号の入出力が
    可能な複数の切替回路と、送信動作時に前記各現用シス
    テムの障害の発生を監視して障害が発生した現用システ
    ムに対応する切替回路に対し、出力先を予備システム側
    に選択させる監視回路とを備えており、前記予備システ
    ムは、送信動作時に現用システムで障害が発生した場
    合、光信号に切替情報を付加する機能を有するととも
    に、受信動作時に処理すべき光信号に対向局からの切替
    情報が付加されている場合にこれを抽出し、該指令に基
    づいて特定の切替回路での入力元として予備システム側
    を選択させる機能を有することを特徴とする波長多重光
    伝送システム
  19. 【請求項19】 波長多重された光信号を伝送する光伝
    送方法において、送信側で特定波長の光信号を処理し、
    送出する複数の現用システムのいずれかで障害が発生し
    た場合、障害が発生した現用システムで処理する予定で
    あった光信号を前記特定波長とは異なる波長で予備シス
    テムで処理するとともに、該予備システムから送出され
    る光信号に障害が発生した現用システムが特定される障
    害情報を付加し、現用システムおよび予備システムから
    送出される複数の波長の光信号を合波して伝送し、受信
    側では波長多重された光信号を分波し、異なる特定波長
    の光信号毎に複数の現用システムで光信号の処理をして
    送出し、予備システムでは上記特定波長と異なる波長の
    光信号を処理し、該光信号に障害情報が含まれている場
    合、該情報における障害発生現用システムに対応する受
    信側の現用システムの光信号送出先に予備システムから
    光信号を送出することを特徴とする波長多重光伝送方法
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016012840A (ja) * 2014-06-30 2016-01-21 富士通株式会社 光伝送システム、送信機、受信機、及び、光伝送方法
JP2016131275A (ja) * 2015-01-13 2016-07-21 三菱電機株式会社 通信システムおよび通信装置

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