JP3123510B2 - 光ａｄｍ装置の監視方法並びにこれを用いた光ａｄｍ装置 - Google Patents
光ａｄｍ装置の監視方法並びにこれを用いた光ａｄｍ装置Info
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Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、波長多重光伝送シ
ステムに用いられる光ＡＤＭ装置において、光スイッチ
制御部の電源が故障した時に、入出力信号の誤接続を防
ぎ、電源故障情報を端局装置へ通知できる光ＡＤＭ装置
に関する。
ステムに用いられる光ＡＤＭ装置において、光スイッチ
制御部の電源が故障した時に、入出力信号の誤接続を防
ぎ、電源故障情報を端局装置へ通知できる光ＡＤＭ装置
に関する。
【０００２】
【従来の技術】光通信ネットワークにおいて、光伝送路
へ新たにノードから信号を挿入したり、光伝送路からノ
ードへ信号を分岐する機能を有する光ＡＤＭ（Ａｄｄ
Ｄｒｏｐ Ｍｕｌｔｉｐｌｅｘｉｎｇ）装置を具備する
ことは、ネットワークの運用の柔軟性を増大させる。し
かしながら、ネットワークの信頼性を高めるためには端
局設備からこのノードの故障や誤接続等を監視する手段
を備えておくことが重要である。
へ新たにノードから信号を挿入したり、光伝送路からノ
ードへ信号を分岐する機能を有する光ＡＤＭ（Ａｄｄ
Ｄｒｏｐ Ｍｕｌｔｉｐｌｅｘｉｎｇ）装置を具備する
ことは、ネットワークの運用の柔軟性を増大させる。し
かしながら、ネットワークの信頼性を高めるためには端
局設備からこのノードの故障や誤接続等を監視する手段
を備えておくことが重要である。
【０００３】従来の波長多重システムに用いられている
光ＡＤＭ装置の一構成例を図３に示す。
光ＡＤＭ装置の一構成例を図３に示す。
【０００４】波長多重された入力信号を増幅する光増幅
器１と多重信号を分波する光分波器２と分波された各波
長の光信号をノード側へ分岐し、またはノード側から信
号を挿入するための光スイッチ群３〜６と、各光スイッ
チの光信号出力を再び合波する光合波器１１と波長多重
信号として合波された信号を増幅する光増幅器１２とか
ら構成される。また、前記光スイッチ３から６は、それ
ぞれスイッチ制御部７、スイッチ制御部８、スイッチ制
御部９、スイッチ制御部１０を有し、このスイッチ制御
部は電源部１３からの電源供給を受ける。
器１と多重信号を分波する光分波器２と分波された各波
長の光信号をノード側へ分岐し、またはノード側から信
号を挿入するための光スイッチ群３〜６と、各光スイッ
チの光信号出力を再び合波する光合波器１１と波長多重
信号として合波された信号を増幅する光増幅器１２とか
ら構成される。また、前記光スイッチ３から６は、それ
ぞれスイッチ制御部７、スイッチ制御部８、スイッチ制
御部９、スイッチ制御部１０を有し、このスイッチ制御
部は電源部１３からの電源供給を受ける。
【０００５】各光スイッチ３〜６では、装置内制御に基
づいて、入力信号をそのまま出力ポートに出力するスル
ーモードと、入力信号をＤＲＯＰポートに分岐出力し、
代わりにＡＤＤポートからの入力信号を挿入し、出力ポ
ートに出力するＡＤＤ／ＤＲＯＰモード（クロスモー
ド）との切替が実行される。また、本光スイッチ３〜６
は電源からの電力が供給されていない状態では、初期状
態として全てスルーモードになる構成になっている。
づいて、入力信号をそのまま出力ポートに出力するスル
ーモードと、入力信号をＤＲＯＰポートに分岐出力し、
代わりにＡＤＤポートからの入力信号を挿入し、出力ポ
ートに出力するＡＤＤ／ＤＲＯＰモード（クロスモー
ド）との切替が実行される。また、本光スイッチ３〜６
は電源からの電力が供給されていない状態では、初期状
態として全てスルーモードになる構成になっている。
【０００６】ここで、例えば光スイッチ３がＡＤＤ／Ｄ
ＲＯＰモード（クロスモード）、すなわち光スイッチ３
の入力信号がＤＲＯＰポートに接続されＡＤＤポートか
らの入力信号が出力ポートに接続された状態で動作して
いる場合に、スイッチ制御部７に供給されている電源１
３が故障すると、光スイッチ３は今までＡＤＤ／ＤＲＯ
Ｐモード（クロスモード）で動作していたにもかかわら
ずスルーモードに切り替わることになる。このような状
態になると、ＡＤＤポートから入力されていた信号が、
接続先の端局装置に伝わらなくなるため、直ちに端局装
置間での伝送路切替等の故障救済措置がとられるべきで
あるが、仮に、もともと光スイッチ３の入力に別の信号
が入力されていたら、光スイッチ３がスルーモードに切
り替わった時、光スイッチの入力信号が接続先の端局装
置に伝わり、前とは別の信号であるにもかかわらず、あ
たかも信号は前と変わらず瞬断だけが発生したと誤認識
し、故障救済措置に悪影響を及ぼす可能性がある、とい
う問題点がある。
ＲＯＰモード（クロスモード）、すなわち光スイッチ３
の入力信号がＤＲＯＰポートに接続されＡＤＤポートか
らの入力信号が出力ポートに接続された状態で動作して
いる場合に、スイッチ制御部７に供給されている電源１
３が故障すると、光スイッチ３は今までＡＤＤ／ＤＲＯ
Ｐモード（クロスモード）で動作していたにもかかわら
ずスルーモードに切り替わることになる。このような状
態になると、ＡＤＤポートから入力されていた信号が、
接続先の端局装置に伝わらなくなるため、直ちに端局装
置間での伝送路切替等の故障救済措置がとられるべきで
あるが、仮に、もともと光スイッチ３の入力に別の信号
が入力されていたら、光スイッチ３がスルーモードに切
り替わった時、光スイッチの入力信号が接続先の端局装
置に伝わり、前とは別の信号であるにもかかわらず、あ
たかも信号は前と変わらず瞬断だけが発生したと誤認識
し、故障救済措置に悪影響を及ぼす可能性がある、とい
う問題点がある。
【０００７】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上述したよ
うなスイッチ駆動電源の故障に関わる問題点を解決し、
より正確な故障救済措置を可能とする監視方法並びにこ
れを用いた光ＡＤＭ装置を提供することを目的とする。
うなスイッチ駆動電源の故障に関わる問題点を解決し、
より正確な故障救済措置を可能とする監視方法並びにこ
れを用いた光ＡＤＭ装置を提供することを目的とする。
【０００８】
【課題を解決するための手段】本発明の光ＡＤＭ装置の
監視方法は、波長多重システムに用いられ、波長多重さ
れた光信号を分波する光分波器と、該光分波器で分波さ
れた信号のそれぞれを切り替え、２入力２出力の光入出
力ポートを有し、スルーモードとクロスモードの２つの
スイッチモードで動作し、電源が供給されていない状態
では、全てスルーモードの状態となって前記光分波器で
分波された信号のそれぞれを切り替えずにスルーポート
に出力する複数の光スイッチと、前記複数の光スイッチ
のスルーポート出力を合波する光合波器と、前記複数の
光スイッチのそれぞれの駆動を制御する複数のスイッチ
制御部と、該複数のスイッチ制御部に一括して電源を供
給する電源部を備える光ＡＤＭ装置において、前記電源
部の故障信号を検出し、該故障信号を前記波長多重シス
テムの主伝送信号に波長多重化して送出することを特徴
とする監視方法である。また、本発明の光ＡＤＭ装置
は、波長多重された光信号を分波する光分波器と、該光
分波器で分波された信号のそれぞれを切り替え、２入力
２出力の光入出力ポートを有し、スルーモードとクロス
モードの２つのスイッチモードで動作し、電源が供給さ
れていない状態では、全てスルーモードの状態となって
前記光分波器で分波された信号のそれぞれを切り替えず
にスルーポートに出力する複数の光スイッチと、前記複
数の光スイッチのスルーポート出力を合波する光合波器
と、前記複数の光スイッチのそれぞれの駆動を制御する
複数のスイッチ制御部と、該複数のスイッチ制御部に一
括して電源を供給する電源部と、該電源部の故障信号を
検出するアラーム検出部と、該アラーム検出部の出力信
号を前記波長多重信号とは異なる波長の光に電気／光変
換するＥ／Ｏ変換部と、該Ｅ／Ｏ変換部の出力光信号を
前記光合波器の出力と合波する光カプラ、とにより構成
することを特徴とする。
監視方法は、波長多重システムに用いられ、波長多重さ
れた光信号を分波する光分波器と、該光分波器で分波さ
れた信号のそれぞれを切り替え、２入力２出力の光入出
力ポートを有し、スルーモードとクロスモードの２つの
スイッチモードで動作し、電源が供給されていない状態
では、全てスルーモードの状態となって前記光分波器で
分波された信号のそれぞれを切り替えずにスルーポート
に出力する複数の光スイッチと、前記複数の光スイッチ
のスルーポート出力を合波する光合波器と、前記複数の
光スイッチのそれぞれの駆動を制御する複数のスイッチ
制御部と、該複数のスイッチ制御部に一括して電源を供
給する電源部を備える光ＡＤＭ装置において、前記電源
部の故障信号を検出し、該故障信号を前記波長多重シス
テムの主伝送信号に波長多重化して送出することを特徴
とする監視方法である。また、本発明の光ＡＤＭ装置
は、波長多重された光信号を分波する光分波器と、該光
分波器で分波された信号のそれぞれを切り替え、２入力
２出力の光入出力ポートを有し、スルーモードとクロス
モードの２つのスイッチモードで動作し、電源が供給さ
れていない状態では、全てスルーモードの状態となって
前記光分波器で分波された信号のそれぞれを切り替えず
にスルーポートに出力する複数の光スイッチと、前記複
数の光スイッチのスルーポート出力を合波する光合波器
と、前記複数の光スイッチのそれぞれの駆動を制御する
複数のスイッチ制御部と、該複数のスイッチ制御部に一
括して電源を供給する電源部と、該電源部の故障信号を
検出するアラーム検出部と、該アラーム検出部の出力信
号を前記波長多重信号とは異なる波長の光に電気／光変
換するＥ／Ｏ変換部と、該Ｅ／Ｏ変換部の出力光信号を
前記光合波器の出力と合波する光カプラ、とにより構成
することを特徴とする。
【０００９】
【発明の実施の形態】本発明の第一の実施の形態の光Ａ
ＤＭ装置の構成を図１に示す。
ＤＭ装置の構成を図１に示す。
【００１０】本実施の形態の光ＡＤＭ装置は、光増幅器
１、光分波器２、光スイッチ３〜６、光合波器１１、光
増幅器１２、スイッチ制御部７〜１０、複数の電源１３
及び１４、ＡＬＭ検出部１５、Ｅ／Ｏ（電気／光）変換
部１６並びに光カプラ１７とから構成される。
１、光分波器２、光スイッチ３〜６、光合波器１１、光
増幅器１２、スイッチ制御部７〜１０、複数の電源１３
及び１４、ＡＬＭ検出部１５、Ｅ／Ｏ（電気／光）変換
部１６並びに光カプラ１７とから構成される。
【００１１】例えば４つの波長の光信号が多重された波
長多重信号入力１００は光増幅器１に入力される。光増
幅器１で増幅された信号は光分波器２に入力される。光
分波器２で分波された４本の信号は、それぞれ光スイッ
チ３、光スイッチ４、光スイッチ５、光スイッチ６に入
力される。各光スイッチの出力は光合波器１１に入力さ
れる。光合波器１１で合波された出力は光増幅器１２に
入力される。また、前記光スイッチ３から６は、それぞ
れスイッチ制御部７、スイッチ制御部８、スイッチ制御
部９、スイッチ制御部１０を有し、このスイッチ制御部
７〜９は電源部１３と電源部１４からの２系統の電源供
給を受ける。電源部１３と電源部１４の故障信号は、Ａ
ＬＭ検出部１５に入力される。ＡＬＭ検出部１５の出力
信号はＥ／Ｏ変換部１６に入力される。Ｅ／Ｏ変換部１
６で光信号に変換された出力信号は光カプラ１７に入力
され、前記光増幅器１２の出力と合波される。光カプラ
１７の出力信号は、波長多重信号出力２００として伝送
路に送出される。
長多重信号入力１００は光増幅器１に入力される。光増
幅器１で増幅された信号は光分波器２に入力される。光
分波器２で分波された４本の信号は、それぞれ光スイッ
チ３、光スイッチ４、光スイッチ５、光スイッチ６に入
力される。各光スイッチの出力は光合波器１１に入力さ
れる。光合波器１１で合波された出力は光増幅器１２に
入力される。また、前記光スイッチ３から６は、それぞ
れスイッチ制御部７、スイッチ制御部８、スイッチ制御
部９、スイッチ制御部１０を有し、このスイッチ制御部
７〜９は電源部１３と電源部１４からの２系統の電源供
給を受ける。電源部１３と電源部１４の故障信号は、Ａ
ＬＭ検出部１５に入力される。ＡＬＭ検出部１５の出力
信号はＥ／Ｏ変換部１６に入力される。Ｅ／Ｏ変換部１
６で光信号に変換された出力信号は光カプラ１７に入力
され、前記光増幅器１２の出力と合波される。光カプラ
１７の出力信号は、波長多重信号出力２００として伝送
路に送出される。
【００１２】次に、この第一の本発明の実施の形態の光
ＡＤＭ装置の動作について説明する。
ＡＤＭ装置の動作について説明する。
【００１３】伝送路より４波多重された波長多重信号が
入力され、光増幅器１で一定の利得で増幅される。光増
幅器１の出力は光分波器２に入力され、波長多重された
波長毎に分波される。光分波器２で分波された信号は、
それぞれ光スイッチ３、光スイッチ４、光スイッチ５、
光スイッチ６に入力される。本光スイッチでは、装置内
制御により、入力信号をそのまま出力するスルーモード
と、入力信号をＤＲＯＰポートに出力しＡＤＤポートか
らの入力信号を出力するＡＤＤ／ＤＲＯＰモードとの切
替が実行される。各光スイッチ３〜６はそれぞれスイッ
チ制御部７、スイッチ制御部８、スイッチ制御部９、ス
イッチ制御部１０を有し、電源部１３と電源部１４から
２系統の電源供給を受ける。もし、片方の電源部が故障
しても、もう片方の電源部により各光スイッチ３〜６は
継続して動作可能であり、スルーモードあるいはＡＤＤ
／ＤＲＯＰモードの状態を保持できる。電源部１３と電
源部１４の故障信号がＡＬＭ検出部１５に入力され、電
源部の故障情報信号をＥ／Ｏ変換部１６に出力する。Ｅ
／Ｏ変換部１６では、入力された電気信号を光信号に変
換して光カプラ１７に出力する。また、各光スイッチ３
〜６の出力信号は、光合波器１１に入力され４波多重さ
れる。多重された信号は、光増幅器１２に入力され一定
の利得で増幅される。光増幅器１２の出力信号と、前記
Ｅ／Ｏ変換部１６の出力信号とを光カプラ１７で合波し
て、波長多重信号２００として伝送路へ送出される。光
スイッチ電源部の故障情報を主信号に多重して伝送する
ことにより、接続先の端局装置に対して、故障救済作業
における重要な情報を通知することができる。
入力され、光増幅器１で一定の利得で増幅される。光増
幅器１の出力は光分波器２に入力され、波長多重された
波長毎に分波される。光分波器２で分波された信号は、
それぞれ光スイッチ３、光スイッチ４、光スイッチ５、
光スイッチ６に入力される。本光スイッチでは、装置内
制御により、入力信号をそのまま出力するスルーモード
と、入力信号をＤＲＯＰポートに出力しＡＤＤポートか
らの入力信号を出力するＡＤＤ／ＤＲＯＰモードとの切
替が実行される。各光スイッチ３〜６はそれぞれスイッ
チ制御部７、スイッチ制御部８、スイッチ制御部９、ス
イッチ制御部１０を有し、電源部１３と電源部１４から
２系統の電源供給を受ける。もし、片方の電源部が故障
しても、もう片方の電源部により各光スイッチ３〜６は
継続して動作可能であり、スルーモードあるいはＡＤＤ
／ＤＲＯＰモードの状態を保持できる。電源部１３と電
源部１４の故障信号がＡＬＭ検出部１５に入力され、電
源部の故障情報信号をＥ／Ｏ変換部１６に出力する。Ｅ
／Ｏ変換部１６では、入力された電気信号を光信号に変
換して光カプラ１７に出力する。また、各光スイッチ３
〜６の出力信号は、光合波器１１に入力され４波多重さ
れる。多重された信号は、光増幅器１２に入力され一定
の利得で増幅される。光増幅器１２の出力信号と、前記
Ｅ／Ｏ変換部１６の出力信号とを光カプラ１７で合波し
て、波長多重信号２００として伝送路へ送出される。光
スイッチ電源部の故障情報を主信号に多重して伝送する
ことにより、接続先の端局装置に対して、故障救済作業
における重要な情報を通知することができる。
【００１４】図２は本発明の第二の実施の形態の光ＡＤ
Ｍ装置の構成を示す図であって、図１に示した第一の実
施の形態を構成する光スイッチの個数をｎ個に拡張した
ｎ波多重伝送システムに用いられる光ＡＤＭ装置の実施
例である。
Ｍ装置の構成を示す図であって、図１に示した第一の実
施の形態を構成する光スイッチの個数をｎ個に拡張した
ｎ波多重伝送システムに用いられる光ＡＤＭ装置の実施
例である。
【００１５】波長多重された入力信号は光増幅器１に入
力される。光増幅器１で増幅された信号は光分波器２に
入力される。光分波器２で分波されたｎ本の信号は、そ
れぞれ光スイッチ３−１から光スイッチ３−ｎに入力さ
れる。各光スイッチの出力は光合波器１１に入力され
る。光合波器１１で合波された出力は光増幅器１２に入
力される。また、前記光スイッチ３−１から光スイッチ
３−ｎは、それぞれスイッチ制御部４−１からスイッチ
制御部４−ｎを有し、このスイッチ制御部４−１〜４−
ｎは電源１３と電源１４からの２系統の電源供給を受け
る。電源１３と電源１４の故障信号は、ＡＬＭ検出部１
５に入力される。ＡＬＭ検出部１５の出力信号はＥ／Ｏ
変換部１６に入力される。Ｅ／Ｏ変換部１６で光信号に
変換された出力信号は光カプラ１７に入力され、前記光
増幅器１２の出力と合波される。光カプラ１７の出力信
号は、波長多重信号として伝送路に送出される。
力される。光増幅器１で増幅された信号は光分波器２に
入力される。光分波器２で分波されたｎ本の信号は、そ
れぞれ光スイッチ３−１から光スイッチ３−ｎに入力さ
れる。各光スイッチの出力は光合波器１１に入力され
る。光合波器１１で合波された出力は光増幅器１２に入
力される。また、前記光スイッチ３−１から光スイッチ
３−ｎは、それぞれスイッチ制御部４−１からスイッチ
制御部４−ｎを有し、このスイッチ制御部４−１〜４−
ｎは電源１３と電源１４からの２系統の電源供給を受け
る。電源１３と電源１４の故障信号は、ＡＬＭ検出部１
５に入力される。ＡＬＭ検出部１５の出力信号はＥ／Ｏ
変換部１６に入力される。Ｅ／Ｏ変換部１６で光信号に
変換された出力信号は光カプラ１７に入力され、前記光
増幅器１２の出力と合波される。光カプラ１７の出力信
号は、波長多重信号として伝送路に送出される。
【００１６】基本原理および動作は、図１の本発明の第
一の実施の形態の場合と同様である。伝送路よりｎ波多
重された波長多重信号１００が入力され、光増幅器１で
一定の利得で増幅される。光増幅器１の出力は光分波器
２に入力され、波長多重された波長毎に分波される。光
分波器２で分波された信号は、それぞれｎ個で構成され
る、光スイッチ３−１から光スイッチ３−ｎに入力され
る。これらの光スイッチは、装置内制御により、入力信
号をそのまま出力するスルーモードと、入力信号をＤＲ
ＯＰポートに出力しＡＤＤポートからの入力信号を出力
するＡＤＤ／ＤＲＯＰモードとの切替が実行される。各
光スイッチ３−１〜３−ｎはそれぞれスイッチ制御部４
−１からスイッチ制御部４−ｎを有し、電源部１３と電
源部１４から２系統の電源供給を受ける。もし、片方の
電源部が故障しても、もう片方の電源部により各光スイ
ッチ３−１〜３−ｎは継続して動作可能であり、スルー
モードあるいはＡＤＤ／ＤＲＯＰモードの状態を保持で
きる。電源部１３と電源部１４の故障信号がＡＬＭ検出
部１５に入力され、電源部の故障情報信号をＥ／Ｏ変換
部１６に出力する。Ｅ／Ｏ変換部１６では、入力された
電気信号を光信号に変換して光カプラ１７に出力する。
また、各光スイッチ３−１〜３−ｎの出力信号は、光合
波器１１に入力されｎ波多重される。多重された信号
は、光増幅器１２に入力され一定の利得で増幅される。
光増幅器１２の出力信号と、前記Ｅ／Ｏ変換部１６の出
力信号とを光カプラ１７で合波して、波長多重信号出力
２００として伝送路へ送出される。
一の実施の形態の場合と同様である。伝送路よりｎ波多
重された波長多重信号１００が入力され、光増幅器１で
一定の利得で増幅される。光増幅器１の出力は光分波器
２に入力され、波長多重された波長毎に分波される。光
分波器２で分波された信号は、それぞれｎ個で構成され
る、光スイッチ３−１から光スイッチ３−ｎに入力され
る。これらの光スイッチは、装置内制御により、入力信
号をそのまま出力するスルーモードと、入力信号をＤＲ
ＯＰポートに出力しＡＤＤポートからの入力信号を出力
するＡＤＤ／ＤＲＯＰモードとの切替が実行される。各
光スイッチ３−１〜３−ｎはそれぞれスイッチ制御部４
−１からスイッチ制御部４−ｎを有し、電源部１３と電
源部１４から２系統の電源供給を受ける。もし、片方の
電源部が故障しても、もう片方の電源部により各光スイ
ッチ３−１〜３−ｎは継続して動作可能であり、スルー
モードあるいはＡＤＤ／ＤＲＯＰモードの状態を保持で
きる。電源部１３と電源部１４の故障信号がＡＬＭ検出
部１５に入力され、電源部の故障情報信号をＥ／Ｏ変換
部１６に出力する。Ｅ／Ｏ変換部１６では、入力された
電気信号を光信号に変換して光カプラ１７に出力する。
また、各光スイッチ３−１〜３−ｎの出力信号は、光合
波器１１に入力されｎ波多重される。多重された信号
は、光増幅器１２に入力され一定の利得で増幅される。
光増幅器１２の出力信号と、前記Ｅ／Ｏ変換部１６の出
力信号とを光カプラ１７で合波して、波長多重信号出力
２００として伝送路へ送出される。
【００１７】光スイッチ電源部の故障情報を主信号に多
重して伝送することにより、接続先の端局装置に対し
て、故障救済作業における重要な情報を通知することが
できる。
重して伝送することにより、接続先の端局装置に対し
て、故障救済作業における重要な情報を通知することが
できる。
【００１８】
【発明の効果】以上説明したように本発明においては、
光スイッチの電源部故障情報を伝送路に多重信号として
出力する構成をとることにより、光ＡＤＭ装置における
光スイッチ部の電源故障情報を、接続先の端局装置に通
知することができ、故障救済としての切替処置等をより
正確に実施することが可能となる。
光スイッチの電源部故障情報を伝送路に多重信号として
出力する構成をとることにより、光ＡＤＭ装置における
光スイッチ部の電源故障情報を、接続先の端局装置に通
知することができ、故障救済としての切替処置等をより
正確に実施することが可能となる。
【００１９】また、光スイッチ部の電源を２重化する構
成により、電源部故障による光スイッチの誤接続発生の
要因を軽減できる。
成により、電源部故障による光スイッチの誤接続発生の
要因を軽減できる。
【図１】本発明の第一の実施の形態の光ＡＤＭ装置の構
成を示す図である。
成を示す図である。
【図２】本発明の第二の実施の形態の光ＡＤＭ装置の構
成を示す図である。
成を示す図である。
【図３】従来の波長多重システムに用いられている光Ａ
ＤＭ装置の構成を示す図。
ＤＭ装置の構成を示す図。
１ 光増幅器 ２ 光分波器 ３〜６ 光スイッチ ７〜１０ スイッチ制御部 １１ 光合波器 １２ 光増幅器 １３、１４ 電源 １５ ＡＬＭ検出部 １６ Ｅ／Ｏ（電気／光）変換部 １７ 光カプラ ３−１〜３−ｎ 光スイッチ ４−１〜４−ｎ スイッチ制御部 １００ 波長多重信号入力 ２００ 波長多重信号出力
Claims (2)
- 【請求項１】 波長多重システムに用いられ、波長多重
された光信号を分波する光分波器と、２入力２出力の光
入出力ポートを有し、スルーモードとクロスモードの２
つのスイッチモードで動作し、電源が供給されていない
状態では、全てスルーモードの状態となって前記光分波
器で分波された信号のそれぞれを切り替えずにスルーポ
ートに出力する複数の光スイッチと、前記複数の光スイ
ッチのスルーポート出力を合波する光合波器と、前記複
数の光スイッチのそれぞれの駆動を制御する複数のスイ
ッチ制御部と、該複数のスイッチ制御部に一括して電源
を供給する電源部を備える光ＡＤＭ装置において、前記
電源部の故障信号を検出し、該故障信号を前記波長多重
システムの主伝送信号に波長多重化して送出することを
特徴とする光ＡＤＭ装置の監視方法。 - 【請求項２】 波長多重された光信号を分波する光分波
器と、２入力２出力の光入出力ポートを有し、スルーモ
ードとクロスモードの２つのスイッチモードで動作し、
電源が供給されていない状態では、全てスルーモードの
状態となって前記光分波器で分波された信号のそれぞれ
を切り替えずにスルーポートに出力する複数の光スイッ
チと、前記複数の光スイッチのスルーポート出力を合波
する光合波器と、前記複数の光スイッチのそれぞれの駆
動を制御する複数のスイッチ制御部と、該複数のスイッ
チ制御部に一括して電源を供給する電源部と、該電源部
の故障信号を検出するアラーム検出部と、該アラーム検
出部の出力信号を前記波長多重信号とは異なる波長の光
に電気／光変換するＥ／Ｏ変換部と、該Ｅ／Ｏ変換部の
出力光信号を前記光合波器の出力と合波する光カプラ、
とにより構成することを特徴とする光ＡＤＭ装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10146969A JP3123510B2 (ja) | 1998-05-28 | 1998-05-28 | 光ａｄｍ装置の監視方法並びにこれを用いた光ａｄｍ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10146969A JP3123510B2 (ja) | 1998-05-28 | 1998-05-28 | 光ａｄｍ装置の監視方法並びにこれを用いた光ａｄｍ装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11341530A JPH11341530A (ja) | 1999-12-10 |
| JP3123510B2 true JP3123510B2 (ja) | 2001-01-15 |
Family
ID=15419684
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10146969A Expired - Fee Related JP3123510B2 (ja) | 1998-05-28 | 1998-05-28 | 光ａｄｍ装置の監視方法並びにこれを用いた光ａｄｍ装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3123510B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2005260325A (ja) | 2004-03-09 | 2005-09-22 | Fujitsu Ltd | 波長多重システム |
-
1998
- 1998-05-28 JP JP10146969A patent/JP3123510B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH11341530A (ja) | 1999-12-10 |
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