JP3133723B2 - 時分割多重伝送装置 - Google Patents

時分割多重伝送装置

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JP3133723B2 JP35506097A JP35506097A JP3133723B2 JP 3133723 B2 JP3133723 B2 JP 3133723B2 JP 35506097 A JP35506097 A JP 35506097A JP 35506097 A JP35506097 A JP 35506097A JP 3133723 B2 JP3133723 B2 JP 3133723B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明の時分割多重伝送装置
は、特にデマンド端末回線とFR端末回線とを収容し、
トラヒックに応じて両回線の帯域割付け比率を決めるこ
とにより伝送効率を向上させる時分割多重伝送装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】この種の時分割多重伝送装置の構成は図
2に示す通りである。図2は一般的な時分割多重伝送装
置の構成図である。
【0003】図2において以下構成を説明する。時分割
多重伝送装置100と対向する時分割多重伝送装置20
0とが伝送路により接続された例を示すもので、時分割
多重伝送装置100、200は全く同一構成のものであ
る。また各時分割多重伝送装置にはそれぞれ複数のデマ
ンド端末4a〜h,9a〜hおよびフレームリレー(F
R)端末5a〜n,10a〜nが各回線を介して接続さ
れている。
【0004】時分割多重伝送装置100は複数のデマン
ド端末回線11a〜nと複数のFR端末回線12a〜n
とを収容してそれぞれ回線のデータ信号の多重、分離化
および各接続制御信号の検出、生成、多重化などを行う
デマンド端末インタフェース部2とFR端末インタフェ
ース部3と、このインタフェース部で多重化されたデー
タ信号を各接続制御信号により伝送路帯域への割付けあ
るいは抽出を行う回線接続処理部1とから構成される。
【0005】即ち、デマンド端末インタフェース部2
は、通信時のみ回線接続されるデマンド端末回線11a
〜nを収容し、各回線の送信データ信号を時分割多重し
て送信データ信号101として出力し、また多重化され
た受信データ信号105を分離化し各回線に送出すると
同時に、各回線が回線接続時に発生する接続制御信号の
デマンド信号104を検出して出力する。
【0006】FR端末インタフェース部3は、通信時に
送信タイミング信号あるいは受信タイミング信号で指定
されるタイミングで通信し、かつ通信速度が可変のFR
端末回線12a〜hを収容し、各回線のデータ信号を時
分割多重して送信データ102として出力し、また多重
化された受信データ信号106を分離化し各回線に送出
すると同時に、回線接続処理部2から出力される接続制
御信号の送信タイミング信号103と受信タイミング信
号107とを各回線に割付けて送出する。
【0007】回線接続処理部1は、デマンド端末インタ
フェース部1からのデマンド信号104により対応する
送信データ信号101を伝送路側の送信信号108の所
定帯域に割付けると同時に、この割付けにより変化する
送信タイミング信号103を更新する。また受信側では
受信信号109に配置された送信側のデマンド情報と同
期信号とを検出しこれにより送信側と同期して受信信号
109から受信データ105を抽出し、同時に受信タイ
ミング信号107の更新が行われる。
【0008】図3は、この種の時分割多重伝送装置の伝
送路帯域の帯域割付は示す構成図である。先ず、フレー
ム同期用のフレームパターン「F」と、帯域割付けの切
替を対向局間で同期をとり通信エラー無く行うために設
けられた割付同期信号用ビット「M」と、デマンド端末
からの接続要求に応じ優先的に所要帯域が設定されるが
デマンド端末が設定されていない時はFR端末が設定さ
れるデマンド端末用帯域と、FR端末が固定されるFR
端末最小保証帯域と、割付設定位置を示すデマンド情報
とからなる。また、これ以外に常時接続される専用端末
がある場合は固定設定帯域が設定される。トラヒックの
変化により状態1から状態3まで変化する。即ち(a)
状態1はデマンド端末用帯域全体にデマンド端末が、
(b)状態2はデマンド端末とFR端末とが混在し、
(c)状態3はFR端末のみがそれぞれ割付けられた状
態を示す。
【0009】次に、図2について動作を説明する。時分
割多重伝送装置100側のデマンド端末4から発生され
る回線接続要求信号はデマンド端末インタフェース部2
でデマンド信号104として検出される。回線接続処理
部1はこのデマンド信号104を発生した回線の送信デ
ータ信号101を伝送路側の送信信号108の所定帯域
に割付けると共に、割付位置を示すデマンド情報と割付
けの切替タイミングを示す割付同期信号とを送信信号1
08の所定ビットに挿入する。また同時にこの割付けに
より変化したFR端末用帯域を使用するFR端末5へF
R端末インタフェース部3とFR端末回線12とを介し
送信タイミング信号103を送出する。伝送路側の送信
信号108は伝送路12を介し時分割多重装置200側
へ伝送される。
【0010】時分割多重伝送装置200は、回線接続処
理部6でこの受信信号からデマンド情報と割付同期信号
とを検出し、送信側と同期し割付けられたデータ信号を
抽出し、これを受信データ信号205として、また同時
に送信側の送信タイミング信号105に対応する受信タ
イミング信号207を生成してデマンド端末インタフェ
ース部7とFR端末インタフェース部8へそれぞれ送出
する。各インタフェース部はこの信号を対応するデマン
ド端末回線13およびFR端末回線14へそれぞれ割り
付けて端末側へ送出する。このようにして回線接続が行
われる。
【0011】従来、この種の時分割多重伝送装置は、回
線接続処理部について、例えば特開平09−29414
0号公報に記載された構成のものが使用されている。図
4はこの従来例における時分割多重伝送装置の回線接続
処理部を示す構成図で、図2の回線接続処理部1.6に
相当する部分を示す。
【0012】図4において、時分割多重伝送装置である
NODE40とNODE50とは伝送路60で接続され
対向している。NODE40は図2の送信データ信号1
01,102に相当する送信信号および図2の受信デー
タ信号105、106に相当する受信信号のそれぞれに
対して専用固定端末帯域およびオンデマンド帯域とフレ
ームリレー帯域との帯域割付を割付設定情報401,4
02により設定する時間スイッチTSW41と、時間ス
イッチTSW42と、TSW41とTSW42とがそれ
ぞれ出力する送信信号の一方を切替信号403により選
択し出力するセレクタ44と、TSW41とTSW42
とがそれぞれ出力する受信信号の一方を切替信号404
により選択し出力するセレクタ43と、図2のデマンド
信号104に相当するデマンド要求信号により割付設定
情報401,402を設定あるいは変更設定すると同時
に相手NODE50側に対して図3のデマンド情報に相
当する割付変更情報を送信する帯域割付制御部45と、
割付変更設定後に切替信号403,404を出力する帯
域切替制御部46とで構成されている。NODE50の
構成もNODE40と同様である。
【0013】次に動作について説明する。NODE40
のセレクタ43,44はそれぞれTSW41を選択し、
割付設定情報401は図3の状態1の設定とする。また
NODE50も同様とする。
【0014】NODE40側において、デマンド端末か
らのデマンド要求信号を受信すると帯域割付制御部45
はこの接続要求に基づき、例えば図3状態2の割付設定
情報402を生成しTSW42に対しこの内容の設定を
行う。また同時にNODE50の帯域割付制御部52に
対しこの割付変更情報を送信する。帯域割付制御部55
はTSW52に図3状態2の帯域割付の内容の設定を行
い、NODE40の帯域割付制御部45に対し割付設定
終了の通知を行う。このNODE40、50間の情報伝
達は固定設定帯域に設けられた制御用帯域(図3のデマ
ンド情報、割付同期信号の帯域に相当)を使用して行
う。
【0015】次に、帯域切替制御部46は帯域割付制御
部45から帯域切替の準備完了を通知する割付終了信号
を受け、セレクタ44をTSW41からTSW42側へ
切り替えNODE40からNODE50方向の伝送路帯
域を図3状態2の状態にし、同時に図の切替ビットMを
変化(0から1)させる。帯域切替制御部56は受信信
号中の切替ビットMの変化を検出することにより伝送路
帯域の切替を知り、セレクタ54とセレクタ53をTS
W51からTSW52側へ切り替える。
【0016】セレクタ53が切り替わった事によりNO
DE50からNODE40方向の伝送路帯域も図3状態
2の帯域割付の状態になり、NODE40側の帯域切替
制御部46も同様に切替ビットMの変化を検出しセレク
タ45をTSW41からTSW42側へ切り替える。
尚、帯域切替の都度、FR端末へはデマンド要求信号に
応じて変化する送受信タイミング信号が送出される。
【0017】
【発明が解決しようとする課題】このように従来例にお
いては、回線接続、即ち帯域割付をデマンド端末から発
生されるデマンド信号の発生の都度、先ず待機側TSW
にこのデマンド端末の帯域割付を行い、そして、現用側
のTSWを待機側のTSWに切替ることにより行ってい
るので、この切替回数が多くなりトータル的な帯域割付
処理時間が長くなるという問題がある。またTSWのメ
モリ面を2面持つことにより価格的に高価になるという
問題がある。
【0018】
【課題を解決するための手段】本発明の時分割多重伝送
装置は、通信時のみ回線接続する複数のデマンド端末回
線と、通信時に送信タイミング信号あるいは受信タイミ
ング信号で指定されたタイミングで回線接続しかつ通信
速度が可変の複数のフレームリレー(FR)端末回線と
を収容し、各前記デマンド端末回線が回線接続時に発生
するデマンド信号により前記デマンド端末回線のデータ
信号を時分割配置された伝送路帯域の所定帯域に割付け
あるいは所定帯域から抽出すると同時に対応する前記F
R端末回線に対し前記送信タイミング信号あるいは受信
タイミング信号を送出して回線接続処理を行う時分割多
重伝送装置において、逐次発生する各前記デマンド信号
を蓄積しこれを一定の時間間隔で読み出し読み出された
各前記デマンド信号に対して一括して前記回線接続処理
をしている。
【0019】また、逐次発生する各前記デマンド信号を
蓄積し蓄積したデマンド信号数が所定数に達した時に読
み出し読み出された各前記デマンド信号に対して一括し
て前記回線接続処理を実行するようにしても良い。
【0020】また具体的には通信時のみ回線接続する複
数のデマンド端末回線と通信時に送信タイミング信号あ
るいは受信タイミング信号で指定されたタイミングで回
線接続しかつ通信速度が可変の複数のフレームリレー
(FR)端末回線とを収容し前記デマンド端末回線およ
び前記FR端末回線の各データ信号を時分割で多重、分
離化すると共に前記デマンド端末回線が回線接続、切断
時に発生するデマンド信号を検出して出力する端末イン
タフェース部と、前記デマンド信号により多重化された
前記データ信号を伝送路側の伝送帯域の所定帯域に割付
けあるいは所定帯域から抽出し同時に対応する前記FR
端末回線に対し前記送信タイミング信号あるいは受信タ
イミング信号を前記端末インタフェース部を介し送出す
る回線接続処理部とを有する時分割多重伝送装置におい
て、前記回線接続処理部は、多重化された複数の前記デ
マンド端末回線および前記FR端末回線の送信データ信
号を入力し送信選択制御信号により送信伝送帯域のデマ
ンド端末用帯域へ帯域割付けを行う送信セレクタと、逐
次発生する前記デマンド信号を格納し割付同期信号によ
り格納された前記デマンド信号の全部を読み出しデマン
ド情報として出力するレジスタと、前記割付同期信号を
一定の時間間隔で発生するタイマーと、各部へ供給する
クロックを発生するクロック発生器と、前記デマンド情
報と前記割付同期信号と前記クロックとを入力し自己の
保持する現状の割付状況を示す送信帯域割付情報により
前記デマンド情報の各送信データ信号の帯域割付位置を
設定する前記送信選択制御信号とFR端末への前記送信
タイミング信号とを出力する送信割付制御部と、前記割
付同期信号と前記デマンド情報と前記クロックから生成
されるフレーム同期信号とを前記送信セレクタの出力信
号の所定ビットに挿入しこれを送信信号として伝送路へ
送出する同期信号多重化部とを備えている。
【0021】更に前記回線接続処理部は、前記送信信号
を伝送路を介し受信した受信信号から前記割付同期信号
と前記デマンド情報と前記フレーム同期信号とを分離す
る同期信号分離部と、前記受信信号を入力し前記送信選
択信号に対応する受信選択制御信号により受信伝送帯域
に配置された前記デマンド端末回線および前記FR端末
回線の各受信データ信号を抽出し出力する前記送信セレ
クタに対応する受信セレクタと、前記同期信号分離部で
分離された前記割付同期信号と前記デマンド情報と前記
受信信号により生成されたクロックとを入力し前記割付
同期信号に同期して前記受信選択制御信号および前記受
信タイミング信号とを出力する前記送信割付制御部に対
応する受信割付制御部とを備えても良い。
【0022】また、前記送信信号の伝送帯域は前記フレ
ーム同期信号用ビットと前記割付同期信号用ビットと前
記デマンド情報用帯域と前記デマンド端末用帯域と前記
FR端末回線用として固定したFR端末最小保証帯域と
で構成され、かつ前記デマンド端末用帯域はデマンド端
末回線の割付けがない時の空帯域に前記FR端末回線を
割付け使用するようにしても良い。
【0023】また、前記タイマーは前記レジスタに格納
する信号数を監視し所定の信号数に達した時毎に前記割
付同期信号を出力するようにしても良い。
【0024】
【発明の実施の形態】次に本発明の実施の形態について
図面を参照して説明する。図1は本発明の実施の形態例
を示す構成図である。本図は本発明の時分割多重伝送装
置の回線接続処理部を示し、図2における回線接続処理
部1.6に相当する。
【0025】図1において、多重化された複数のデマン
ド端末回線の送信データ信号101およびFR端末回線
の送信データ信号102を入力し送信選択制御信号11
0により送信信号108のデマンド端末用帯域へ帯域割
付する送信セレクタ11と逐次発生するデマンド信号1
04を格納し、割付同期信号112により格納されたデ
マンド信号104の全部を読み出し、デマンド情報11
1として出力するレジスタ13と、割付同期信号112
を一定の時間間隔で発生する割付周期信号発生器15
と、各部へ供給するクロックを発生するクロック発生器
16と、デマンド情報111と割付同期信号112とク
ロックとを入力し、自己の保持する現状の割付状況を示
す送信帯域割付情報によりデマンド情報111の各送信
データ信号101の帯域割付位置を指定する送信選択制
御信号110とFR端末への送信タイミング信号103
とを出力する送信割付制御部14と、割付同期信号11
2とデマンド情報111とクロックから生成されるフレ
ーム同期信号とを送信セレクタ11の出力信号の所定ビ
ットに挿入し、これを送信信号108として伝送路へ送
出する同期信号多重化部12とで送信側を構成してい
る。
【0026】また、受信側は送信信号108を受信した
受信信号から割付同期信号117とデマンド情報116
とフレーム同期信号とを分離する同期信号分離部18
と、受信信号を入力し送信選択制御信号110に対応す
る受信選択制御信号114により受信信号に配置された
デマンド端末回線およびFR端末回線の各受信データ信
号205,206を抽出して出力する送信セレクタに対
応する受信セレクタ17と、同期信号分離部18で分離
された割付同期信号117とデマンド情報116とクロ
ック118とを入力し割付同期信号117に同期して受
信選択制御信号114およびFR端末への受信タイミン
グ信号207とを出力する受信割付制御部19とクロッ
ク発生器20とで構成されている。
【0027】また、送信信号108の伝送帯域は図3に
示す構成である。図3において、フレーム同期信号用ビ
ットFと、割付同期信号112用ビットMと、デマンド
情報111用帯域と、デマンド端末用帯域とFR端末回
線用として固定したFR端末最小保証帯域とで構成され
ている。かつデマンド端末用帯域はデマンド端末回線の
割付けがない空帯域にFR端末回線を割込み使用する。
【0028】次に図1に加え図2を参照して動作を説明
する。先ず図2に示す時分割多重伝送装置100の送信
側において、デマンド端末4から発生した回線接続要求
信号はデマンド端末インタフェース部2で検出されデマ
ンド信号102として回線接続処理部1に入力される。
図1に示す回線接続処理1において、このデマンド信号
102はレジスタ13に格納される。このデマンド信号
は時間の経過と共に次々発生するのでレジスタ13に逐
次蓄積される。蓄積されたデマンド信号は割付同期信号
112により一定の周期で読み出されデマンド情報11
1として送信割付制御部14へ送出される。
【0029】送信割付制御部14はこのデマンド情報1
11と自己が保持する現状の割付状況を示す割付帯域情
報とにより、デマンド情報111を発生した各回線のデ
ータ送信信号を一括してデマンド端末用帯域の各所定位
置に割付けるための送信割付制御信号110と、この割
付けにより変化したFR端末用帯域の各FR端末の送信
タイミングを更新するための送信タイミング信号103
とを生成し、これらを割付同期信号112に同期して出
力する。
【0030】図2に示す各インタフェース部で多重化さ
れた各デマンド端末回線の送信データ信号102および
FR端末回線の各送信号データ102は、送信セレクタ
11に入力され、ここで送信選択制御信号110により
一括して帯域割付けが行われる。また同時に対応する各
FR端末へ送信タイミング信号103が図2に示すFR
端末インタフェース部3を介し送出される。これによ
り、回線接続が完了し各端末はデータを送信できる状態
になる。
【0031】送信セレクタ11の出力信号は、同期信号
多重部12で受信側の各データ信号の抽出に必要なデマ
ンド情報111、割付同期信号112、フレーム同期信
号を所定のビットあるいは帯域に挿入され送信信号10
8となり伝送路へ送出される。
【0032】伝送路を介し送信信号108を受信した時
分割多重伝送装置200側の回線接続処理部6におい
て、先ずこの受信信号は同期信号分離部18に入力さ
れ、受信信号から割付同期信号117、デマンド情報1
16,クロック同期用のフレーム同期信号が分離され出
力される。割付同期信号117とデマンド情報116と
は受信割付制御部19へ入力され、ここの内部に保持さ
れた帯域割付情報とにより送信選択制御信号110に対
応する受信選択信号114および送信タイミング信号1
03に対応する受信タイミング信号207を生成し割付
同期信号117に同期して出力する。
【0033】一方、受信信号は同期信号分離部18を介
し受信セレクタ17に入力され、ここで受信信号の伝送
帯域に割付けられた各データ信号が受信選択信号114
により抽出され、受信データ信号205および受信デー
タ信号206として出力される。出力された各受信デー
タ信号205,206および受信タイミング信号207
は、図2に示す各インタフェース処理部7,8を介し対
応する各回線に割当てられ送出される。このようにして
受信側を送信側と同期して回線接続が完了し、両局の端
末間で通信が行われる。
【0034】尚、送信側における割付同期信号発生器1
5は、レジスタ13に格納するデマンド信号数を監視し
所定の信号数に達した時毎に割付同期信号112を出力
するようにしても良い。これにより回線接続時の平均的
待ち時間を減少させることができる。
【0035】
【発明の効果】以上説明したように本発明の時分割多重
伝送装置は、デマンド端末から回線接続時に発生される
デマンド信号を蓄積し、これを一定の周期で読み出し、
簡単な回路でかつ一括して帯域割付けを行い、回線接続
をしているので、デマンド信号の発生の都度帯域割付け
をする場合に比べ、帯域割付けの処理時間が短縮され、
平均的に回線接続時間を短縮できる効果がある。またセ
レクタなどの時間スイッチに用いるメモリも少なくコス
トも低減できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態を示す構成図である。
【図2】一般的な時分割多重伝送装置の概要を示す構成
図である。
【図3】図1および図2における伝送路帯域の構成図で
ある。
【図4】従来例を示す構成図である。
【符号の説明】
1,6 回線接続処理部 2,7 デマンド端末インタフェース部 3,8 FR端末インタフェース部 11 送信セレクタ 12 同期信号多重部 13 レジスタ 14 送信割付制御部 15 割付同期信号発生器 16 クロック発生器 17 受信セレクタ 18 同期信号分離部 19 受信割付制御部 20 クロック発生器 100,200 時分割多重伝送装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平9−294140(JP,A) 特開 昭63−95753(JP,A) 特開 平7−321761(JP,A) 特開 平5−41691(JP,A) 特開 平5−336168(JP,A) 特開 昭59−204338(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04J 3/00 H04L 12/56

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 通信時のみ回線接続する複数のデマンド
    端末回線と、通信時に送信タイミング信号あるいは受信
    タイミング信号で指定されたタイミングで回線接続しか
    つ通信速度が可変の複数のフレームリレー(FR)端末
    回線とを収容し、各前記デマンド端末回線が回線接続/
    切断時に、発生するデマンド信号によりデマンド端末回
    線のデータ信号を時分割配置された伝送帯域の所定帯域
    に割付けあるいは抽出すると同時に対応する前記FR端
    末回線に対し前記送信タイミング信号あるいは受信タイ
    ミング信号を送出する回線接続処理を行う時分割多重伝
    送装置において、逐次発生する各前記デマンド信号を蓄
    積し蓄積したデマンド信号数が所定数に達した時に読み
    出し読み出された各前記デマンド信号に対して前記回線
    接続処理を一括して実行することを特徴とする時分割多
    重伝送装置。
  2. 【請求項2】 通信時のみ回線接続する複数のデマンド
    端末回線と通信時に送信タイミング信号あるいは受信タ
    イミング信号で指定されたタイミングで回線接続しかつ
    通信速度が可変の複数のフレームリレー(FR)端末回
    線とを収容し前記デマンド端末回線および前記FR端末
    回線の各データ信号を時分割で多重、分離化すると共に
    前記デマンド端末回線が回線接続、切断時に発生するデ
    マンド信号を検出して出力する端末インタフェース部
    と、前記デマンド信号により多重化された前記データ信
    号を伝送路側の伝送帯域の所定帯域に割付けあるいは所
    定帯域から抽出し同時に対応する前記FR端末回線に対
    し前記送信タイミング信号あるいは受信タイミング信号
    を前記端末インタフェース部を介し送出する回線接続処
    理部とを有する時分割多重伝送装置において、 前記回線接続処理部は、 多重化された複数の前記デマンド端末回線および前記F
    R端末回線の送信データ信号を入力し送信選択制御信号
    により送信伝送帯域のデマンド端末用帯域へ帯域割付け
    を行う送信セレクタと、 逐次発生する前記デマンド信号を格納し割付同期信号に
    より格納された前記デマンド信号の全部を読み出しデマ
    ンド情報として出力するレジスタと、前記レジスタに格納する信号数を監視し所定の信号数に
    達した時毎に前記割付同期信号を出力する タイマーと、 各部へ供給するクロックを発生するクロック発生器と、 前記デマンド情報と前記割付同期信号と前記クロックと
    を入力し自己の保持する現状の割付状況を示す送信帯域
    割付情報により前記デマンド情報の各送信データ信号の
    帯域割付位置を設定する前記送信選択制御信号とFR端
    末への前記送信タイミング信号とを出力する送信割付制
    御部と、 前記割付同期信号と前記デマンド情報と前記クロックか
    ら生成されるフレーム同期信号とを前記送信セレクタの
    出力信号の所定ビットに挿入しこれを送信信号として伝
    送路へ送出する同期信号多重化部とを備えることを特徴
    とする時分割多重伝送装置。
  3. 【請求項3】 前記回線接続処理部は、 前記送信信号を伝送路を介し受信した受信信号から前記
    割付同期信号と前記デマンド情報と前記フレーム同期信
    号とを分離する同期信号分離部と、 前記受信信号を入力し前記送信選択信号に対応する受信
    選択制御信号により受信伝送帯域に配置された前記デマ
    ンド端末回線および前記FR端末回線の各受信データ信
    号を抽出し出力する前記送信セレクタに対応する受信セ
    レクタと、 前記同期信号分離部で分離された前記割付同期信号と前
    記デマンド情報と前記受信信号により生成されたクロッ
    クとを入力し前記割付同期信号に同期して前記受信選択
    制御信号および前記受信タイミング信号とを出力する前
    記送信割付制御部に対応する受信割付制御部とを備える
    ことを特徴とする請求項記載の時分割多重伝送装置。
  4. 【請求項4】 前記送信信号の伝送帯域は前記フレーム
    同期信号用ビットと前記割付同期信号用ビットと前記デ
    マンド情報用帯域と前記デマンド端末用帯域と前記FR
    端末回線用として固定したFR端末最小保証帯域とで構
    成され、かつ前記デマンド端末用帯域はデマンド端末回
    線の割付けがない時の空帯域に前記FR端末回線を割付
    け使用することを特徴とする請求項記載の時分割多重
    伝送装置。
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