JP2592911B2 - 通信パスの割り付け方法 - Google Patents

通信パスの割り付け方法

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【発明の詳細な説明】 [概要] ISDN方式の通信ネットワークにおける通信パスの割り
付け方法に関し、 交換機としての全体の処理能力を向上させることを目
的とし、 ディジタル加入者線対応の複数個の加入者収容カード
と、1個のディジタル加入者制御装置と、集線用時間ス
イッチとを加入者収容装置の内部に、ディジタル加入者
線インタフェースを内蔵する回線制御装置を外部にそれ
ぞれ設け、前記加入者収容装置又は回線制御装置は、各
加入者線のトラフィックを常時監視するようにし、各加
入者のトラフィックが小さい場合には、各ディジタル加
入者制御装置から送られてくるDチャネルデータをディ
ジタル加入者線インタフェースで受けてパケットデータ
と制御信号とに分離してパケットデータのみを多重化し
て集線用時間スイッチを介してパケット交換システムに
送り出し、各加入者のトラフィックが大きい場合には、
各ディジタル加入者制御装置でパケットデータと制御信
号とを分離してパケットデータのみを多重化して集線用
時間スイッチを介してパケット交換システムに送り出す
ように構成する。
[産業上の利用分野] 本発明は、ISDN方式の通信ネットワークにおける通信
パスの割り付け方法に関し、更に詳しくはDチャネルを
用いたデータ伝送時における通信パスの割り付け方法に
関する。
近年、情報を伝送する方式としてISDN(統合ディジタ
ルサービス網)が実用化されつつある。ISDNはデータ,
音声,画像情報等の多面的な情報を同時に送れることか
ら、利用価値が高い。ISDNは、各種情報を所謂2B+Dの
チャネルに乗せて伝送するものであり、Bチャネルの伝
送速度は64kbpsで音声や回線交換データ等の伝送に用い
られ、Dチャネルの伝送速度は16kbpsで主として呼制御
用の制御信号の伝送に用いられる。
[従来の技術] 第3図はISDN通信ネットワークの概念図である。図に
おいて、1は複数個の各種端末、2はこれら端末1を集
線する集線装置(LC)である。端末1には、Bチャネル
(CH)用とDチャネル用がある。Dチャネルは、通常は
呼制御用の制御信号を伝送するのに用いられるが、回線
に空きがある場合に、速度の遅いパケットデータを制御
信号の間に挿入することにより、データ伝送用としても
用いられる。第4図は、Dチャネルを用いたパケットデ
ータ伝送例を示す図である。図中、Sが制御信号、Pが
パケットデータである。図に示すように、データの伝送
速度が遅くても支障のないものについては、Dチャネル
の空きを利用してパケットデータ等のデータを伝送する
こともできる。
3は回線制御装置(LPR)、3aは該回線制御装置3内
に設けられ、Dチャネルの情報からパケットデータを分
離するディジタル加入者線インタフェース(DLIF)であ
る。ディジタル加入者線インタフェース3aから分離出力
されたパケットデータは、多重化され、他の端末1から
のBチャネルデータと共に集線装置2を介してディジタ
ルスイッチモジュール(DSM)4に入り、該ディジタル
スイッチモジュール4を経てパケット交換サブシステム
(PSS)に入る。該パケット交換サブシステム5により
パケット交換されたデータは公衆パケットデータネット
ワーク(PSPDN)6に伝送される。
[発明が解決しようとする課題] 通信トラフィックは、加入者毎に様々であり、前述し
た従来のシステムでは、通常、加入者を交換機に収容す
る時点ではその加入者トラフィックを把握することは不
可能である。従って、加入者収容装置毎にその稼動状況
にばらつきが生じる。このため、或る装置でふくそうが
発生し、またある装置では処理能力に余裕があるという
ことになり、交換機としての全体の処理能力を低下させ
ることになる。
本発明はこのような課題に鑑みてなされたものであっ
て、交換機としての全体の処理能力を向上させることが
できる通信パスの割り付け方法を提供することを目的と
している。
[課題を解決するための手段] 第1図は本発明の原理ブロック図である。図におい
て、10はディジタル加入者線(DSL)対応の加入者収容
装置で、その内部に各加入者線毎に設けた加入者収容カ
ード(DLC)11,1個のディジタル加入者制御装置(DLC
C)12及び集線用時間スイッチ(LTSW)13とを含んでい
る。20はディジタル加入者線インタフェース(DLIF)21
を内蔵する回線制御装置で、加入者収容装置10の外部に
設けられている。各加入者収容カード11で分離されたB
チャネルデータ(2CH分)とDチャネルデータはそれぞ
れ分離され、この内Bチャネルデータは集線用時間スイ
ッチ13にそのまま入り、Dチャネルデータはディジタル
加入者制御装置12に入っている。そして、該ディジタル
加入者制御装置12の出力はそのままパスして回線制御装
置20内のディジタル加入者線インタフェース21に入り、
又は集線用時間スイッチ13に入っている。
[作用] 加入者収容装置10又は回線制御装置20は、常時各加入
者線のトラフィックの状態を監視しており、トラフィッ
クが大きい場合には、装置内のディジタル加入者制御装
置12でDチャネルからの情報から制御信号Sとパケット
データPとを分離し、パケットデータPのみを取り出し
て直接多重化して、集線用時間スイッチ13に送り出す。
これに対して、トラフィックが小さい場合には外部のデ
ィジタル加入者線インタフェース21に制御信号Sとパケ
ットデータPの信号列をそのまま多重化して送り出す。
ディジタル加入者線インタフェース21は、この信号列
を受け取ると、パケットデータPのみを分離抽出し、多
重化して集線用時間スイッチ13に送り出す。このように
して、本発明によれば高トラフィックのかかっている装
置と、低トラフィックの装置の処理を行う交換機内部装
置をトラフィックの状況により動的に割り付けることが
でき、交換機としての全体の処理能力を向上させること
ができる。
[実施例] 以下、図面を参照して本発明の実施例を詳細に説明す
る。
第2図は本発明の一実施例を示す構成ブロック図であ
る。第1図と同一のものは、同一の符号を付して示す。
図に示す実施例は、加入者収容装置が10A,10Bと2台接
続されている例を示すが2台に限定されるものではな
い。それぞれの加入者収容装置10A,10Bに含まれる加入
者収容カードを11A,11B,ディジタル加入者制御装置を12
A,12B,集線用時間スイッチを13A,13Bとする。30は、集
線用時間スイッチ13A,13Bからのデータを受けるネット
ワークインタフェース(NWIF)である。そして、該ネッ
トワークインタフェース30を介して、データがパケット
交換システム(例えば第3図に示すようなパケット交換
サブシステム)に与えられる。このように構成されたシ
ステムの動作を説明すれば、以下のとおりである。
図に示す実施例では、加入者収容装置10Aが高トラフ
ィック状態、加入者収容装置10Bが低トラフィック状態
にあるものとする。パケットデータは、このようなトラ
フィックの状態に応じて動的に設定される固定パスを介
して、パケット交換システム(例えばPSS)に送られ
る。
先ず、トラフィックの大きい加入者収容装置10A側の
動作について説明する。ディジタル加入者線DSLから入
力された情報は、それぞれ加入者収容カード11Aに入
り、該加入者収容カード11Aは入力情報をBチャネルデ
ータとDチャネルデータとに分離する。分離されたデー
タの内、Bチャネルデータはそのまま集線用時間スイッ
チ13Aに入る。これに対して、Dチャネルデータはディ
ジタル加入者制御装置12Aに入る。
Dチャネルデータは、第4図に示すように制御信号S
とパケットデータPが交互に配置されたデータ列となっ
ている。そこで、ディジタル加入者制御装置12Aは、こ
れらデータの内から制御信号SとパケットデータPとを
分離し、パケットデータは集線用時間スイッチ13Aに
送り、制御信号Sはディジタル加入者線インタフェース
21に送る。この時には、パケットデータについてのパス
はディジタル加入者制御装置(DLCC)12Aから直接集線
用時間スイッチ13Aに送られる(DLCCパス)。集線用時
間スイッチ13Aに入ったパケットデータは、他のBチャ
ネルデータと共に多重化され、ネットワークインタフェ
ース30を介してパケット交換システムに送られる。
次にトラフィックの小さい加入者収容装置10B側の動
作について説明する。10A側の場合と同様にして、ディ
ジタル加入者線DSLから入力された情報は、それぞれ加
入者収容カード11Bに入り、該加入者収容カード11Bは入
力情報をBチャネルデータとDチャネルデータとに分離
する。分離されたデータの内、Bチャネルデータはその
まま集線用時間スイッチ13Bに入る。これに対して、D
チャネルデータはディジタル加入者制御装置12Bに入
り、該ディジタル加入者制御装置12Bはこのデータを多
重化する。多重化されたDチャネルデータは、ディジタ
ル加入者制御装置12Bを介して回線制御装置20内のディ
ジタル加入者線インタフェース21に入る。
該ディジタル加入者線インタフェース21は入力したD
チャネルデータを制御信号SとパケットデータPに分離
し、この内のパケットデータPを多重化し加入者収容装
置10A側の集線用時間スイッチ13Aに送る。この時には、
パケットデータについてのパスは、ディジタル加入者線
インタフェース(DLIF)を経由したものとなる(DLIFパ
ス)。ここで、パケットデータをDLCCパス又はDLIFパス
のどちらで多重化し、パケット交換システム(例えばPS
S)に送出するかの判断は、ディジタル加入者制御装置
(DLCC)内部或いはディジタル加入者線インタフェース
(DLIF)内部のソフトウェア制御で行う。
このソフトウェアは、パケットトラフィックを監視
し、例えばDLIFの処理能力が或る値(例えば処理能力の
80%程度)に達した時点でDLCCに対してパケットデータ
Pの処理をDLCCパスで行うように指示する方式をとるこ
とができる。また、特にトラフィックの高い加入者につ
いては、固定的にDLCCパス経由で処理を行うようにする
ことも可能である。
上述の実施例では、加入者収容装置を2台接続した場
合を例にとったが、2台に限るものではなく、任意の台
数接続することができる。
[発明の効果] 以上詳細に説明したように、本発明によれば高トラフ
ィックのかかっている装置と、低トラフィックの装置の
処理を行う交換機内部装置をトラフィックの状況により
動的に割り付けることができ、交換機としての全体の処
理能力を向上させることができる通信パスの割り付け方
法を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の原理ブロック図、 第2図は本発明の一実施例を示す構成ブロック図、 第3図はISDN通信ネットワークの概念図、 第4図はDチャネルを用いたパケットデータ伝送例を示
す図である。 第1図において、 10は加入者収容装置、 11は加入者収容カード、 12はディジタル加入者制御装置、 13は集線用時間スイッチ、 20は回線制御装置、 21はディジタル加入者線インタフェースである。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ディジタル加入者線対応の複数個の加入者
    収容カードと、 1個のディジタル加入者制御装置と、集線用時間スイッ
    チとを加入者収容装置の内部に、 ディジタル加入者線インタフェースを内蔵する回線制御
    装置を外部にそれぞれ設け、 前記加入者収容装置又は回線制御装置は、各加入者線の
    トラフィックを常時監視するようにし、 各加入者のトラフィックが小さい場合には、各ディジタ
    ル加入者制御装置から送られてくるDチャネルデータを
    ディジタル加入者線インタフェースで受けてパケットデ
    ータと制御信号とに分離してパケットデータのみを多重
    化して集線用時間スイッチを介してパケット交換システ
    ムに送り出し、 各加入者のトラフィックが大きい場合には、各ディジタ
    ル加入者制御装置でパケットデータと制御信号とを分離
    してパケットデータのみを多重化して集線用時間スイッ
    チを介してパケット交換システムに送り出すように構成
    したことを特徴とする通信パスの割り付け方法。
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