JP2001151653A - 歯牙コーティング組成物 - Google Patents

歯牙コーティング組成物

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JP2001151653A
JP2001151653A JP2000239505A JP2000239505A JP2001151653A JP 2001151653 A JP2001151653 A JP 2001151653A JP 2000239505 A JP2000239505 A JP 2000239505A JP 2000239505 A JP2000239505 A JP 2000239505A JP 2001151653 A JP2001151653 A JP 2001151653A
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sodium
coating composition
plaque
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tooth coating
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Toshiaki Kobayashi
利彰 小林
Masatatsu Maruyama
真達 丸山
Eiji Nishinaga
英司 西永
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Lion Corp
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Abstract

(57)【要約】 【解決手段】 (A)酵素と、(B)フッ素化合物と、
(C)糖アルコールとを含有してなる歯牙コーティング
組成物。 【効果】 本発明の歯牙コーティング組成物は、優れた
歯垢付着阻止効果を有し、う蝕予防に有効に用いられ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、う蝕予防機能の高
い塗布タイプの歯牙コーティング組成物に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】従来よ
り、デキストラナーゼが高い歯垢形成抑制効果を有し、
う蝕予防の有効成分として高い効果を有することは知ら
れており、デキストラナーゼを配合した歯磨剤等の口腔
用組成物については、酵素の安定性の向上手段(特開昭
56−123910号公報)をはじめ、様々な提案があ
る。
【0003】近年、食生活の変化、歯科医の増加及び歯
磨回数の増加、歯磨剤への有効成分配合などにより、重
厚なう蝕を有する患者は減少してきている。しかし、う
蝕は、歯ブラシの届かない部分の歯垢を分解させるので
なければう蝕の減少には結びつきにくい。このため、う
蝕の発生しやすいハイリスク部の歯垢を分解させるため
には、より効果の高い口腔用組成物が求められ、虫歯予
防に対する期待効果は今も最も高く、歯垢付着を有効に
防止する製剤が求められている。
【0004】
【課題を解決するための手段及び発明の実施の形態】本
発明者は、上記要望に応えるため鋭意検討を重ねた結
果、酵素、フッ素化合物、糖アルコールの3成分の組み
合わせにより、歯牙に対する酵素のコーティング効果を
促進、持続させることを知見した。更に、動物実験にお
いても、歯垢の減少に対し著しい効果が確認され、本発
明をなすに至った。
【0005】以下、本発明について更に詳しく説明す
る。本発明にかかる歯牙コーティング組成物は、歯牙に
塗布して使用するものであり、(A)酵素と、(B)フ
ッ素化合物と、(C)糖アルコールとを含有するもので
ある。
【0006】本発明の歯牙コーティング組成物に配合さ
れる(A)酵素としては、デキストラナーゼ、ムタナー
ゼ、アミラーゼ、リゾチーム、プロテアーゼ、溶菌酵素
等のほか、抗体等も配合し得、これらの1種を単独で又
は2種以上を組み合わせて用いることができる。
【0007】ここで、デキストラナーゼは、ケトミウム
属、ペニシリウム属、アスペルギルス属、スピカリア
属、ラクトバチルス属、セルビブリオ属等に属する公知
のデキストラナーゼ生成菌より公知の方法により得られ
るデキストラナーゼはもちろん、他の微生物により生産
されるデキストラナーゼも使用することができ、三共
(株)のものとして入手できる。なお、デキストラナー
ゼは、通常、コーティング組成物1gあたり0.05〜
20000単位、特に0.5〜500単位の配合量が好
適である。
【0008】また、ムタナーゼは、例えば、シュードモ
ナス・エス・ピー、トリコデルマ・ハルジアヌム、スト
レプトマイセス・ヴェレンシス、アスペルギルス・ニー
ドランス、フラボバクテリウム・エス・ピー、バシラス
・エス・ピー等の公知のムタナーゼ生成菌より公知の方
法により得られるムタナーゼはもちろん、他の微生物に
より生産されるムタナーゼも使用することができる。そ
の配合量は、通常、コーティング組成物1gあたり10
〜10000単位であり、より好ましくは20〜500
0単位である。
【0009】なお、他の酵素の配合量も適宜選定でき、
歯垢形成抑制効果量を配合することができる。
【0010】次に、(B)成分のフッ素化合物は、フッ
素イオンを供給するもので、フッ化ナトリウム、フッ化
カリウム、フッ化第一錫、フッ化ストロンチウム、モノ
フルオロリン酸ナトリウム等のフッ化物の1種又は2種
以上を使用できる。その配合量は、有効性と人体への影
響を考慮して適宜選定されるが、一般的にフッ素イオン
として1〜2000ppm、特に25〜1500ppm
が好ましい。1ppm未満であると、フッ素の効果が発
揮されない場合があり、2000ppmを超えると、斑
状菌などの生体への為害性が懸念される。
【0011】(C)成分の糖アルコールとしては、ソル
ビット、エリスリトール、マンニトール、マルチトー
ル、パラチニット(パラチニットはグルコシルソルビト
ール、グルコシルマンニトールなど)、ペンチット(ペ
ンチットは、D−アラビット、L−アラビット、キシリ
ット、アドニットが使用でき、アラビットはD−体、L
−体のいずれでもよい)が使用でき、これらの中ではキ
シリットが最も好ましい。なお、ソルビットは東和化成
工業(株)、キシリットは例えば東和化成工業(株)、
日研化学(株)などから入手できる。本発明の組成物中
に存在する糖アルコールの量は、組成物の1〜80重量
%、特に5〜80重量%である。糖アルコールは、粉末
でも水溶液としても使用は可能である。
【0012】本発明の歯牙コーティング組成物は、歯牙
に塗布し得るいずれの形態に調製してもよく、例えば液
剤、ペースト、ジェル、オーラルバンド等の剤型に調製
でき、それに応じてこれら塗布に適応する任意成分を配
合できる。
【0013】例えば、グリセリン、プロピレングリコー
ル、エチレングリコール、ポリエチレングリコール等の
多価アルコール、キサンタンガム、アルギン酸ナトリウ
ム、アルギン酸プロピレングリコールエステル、カルボ
キシメチルセルロースナトリウム、ポリビニルアルコー
ル、ヒドロキシエチルセルロース、カラギーナン、カー
ボポール、グアガム、ゼラチン、アビセル、モンモリロ
ナイト、カオリン、ベントナイト等の粘結剤類、アニオ
ン活性剤、カチオン活性剤、ノニオン活性剤等の界面活
性剤、具体的にはラウリル硫酸ナトリウム、N−ラウロ
イルタウリンナトリウム、N−アシルサルコシネート、
α−オレフィンスルホン酸ナトリウム、N−アシルグル
タメート、2−アルキル−N−カルボキシメチル−N−
ヒドロキシエチルイミダゾリニウムベタイン、N−アシ
ルタウレート、ショ糖脂肪酸エステル、アルキロールア
マイド、ポリオキシエチレンソルビタンモノステアレー
ト、プルロニック、ラウリン酸デカグリセリル等を配合
できる。
【0014】また、シェラック、(メタ)アクリル酸誘
導体ポリマー、その他の水溶性ポリマーやアルコール可
溶性ポリマー等のコーティング助剤、各種粉体などを配
合することもできる。
【0015】更に、その使用感を向上させるために、サ
ッカリンナトリウム、ステビオサイド、ステビアエキ
ス、パラメトキシシンナミックアルデヒド、ネオヘスペ
リジルジヒドロカルコン、ペリラルチン等の甘味剤、メ
ントール、カルボン、アネトール、リモネン等のテルペ
ン類やその誘導体、ペパーミント油、スペアミント油、
レモン油等の精油などの香料を配合することができる。
また、着色剤として、青色1号、黄色4号、二酸化チタ
ン等を配合でき、防腐剤として、パラオキシ安息香酸エ
ステル、安息香酸ナトリウム等を配合できる。
【0016】また、種々の薬効成分、例えばアラントイ
ンクロルヒドロキシアルミニウム、ヒノキチオール、ア
スコルビン酸、塩化リゾチーム、グリチルリチン酸及び
その塩類、塩化ナトリウム、トラネキサム酸、イプシロ
ンアミノカプロン酸、酢酸dl−トコフェロール、α−
ビサボロール、イソプロピルメチルフェノール、トリク
ロサン、クロルヘキシジン塩類、塩化セチルピリジニウ
ム、アズレン、グリチルレチン酸、銅クロロフィリンナ
トリウム、グルコン酸銅等の銅化合物、乳酸アルミニウ
ム、塩化ストロンチウム、硝酸カリウム、ベルベリン、
ヒドロキサム酸及びその誘導体、トリポリリン酸ナトリ
ウム、ゼオライト、メトキシエチレン、無水マレイン酸
共重合体、ポリビニルピロリドン、エピジヒドロコレス
テリン、塩化ベンゼトニウム、ジヒドロコレステロー
ル、トリクロロカルバニリド、クエン酸亜鉛、トウキ軟
エキス、オウバクエキス、チョウジ、ローズマリー、オ
ウゴン、ベニバナ等の抽出物などを配合できる。上記薬
効成分としては、特に殺菌剤を好適に配合し得る。
【0017】上記成分は、水、エタノール等の溶剤に配
合して調製することができ、特に塗布、コーティングに
適した液状形態とすることが好ましい。
【0018】
【実施例】以下、実験例及び実施例を示して本発明を具
体的に説明するが、本発明は以下の実施例に制限される
ものではない。なお、下記例で%は重量%を示す。
【0019】〔実験例1〕 ハイドロキシアパタイトビ
ーズを用いた歯垢付着抑制試験 S.mutans 10449株を培養し、遠心分離
後、菌体をPBS[pH6.5、1mMリン酸緩衝液
(50mM KCl,1mM CaCl2,0.1mM M
gCl2添加)]で2度洗浄し、菌体液を調製した。
【0020】HAPビーズ[PENTAX社製,緻密質
充填剤(NR001C)100〜150μm,密度3g
/cm3]300mgを10mLスピッツに採取し、蒸
留水で3回洗浄後、微粒子を吸引にて除去した。サンプ
ル液(表1に示す歯牙コーティング組成物の1%水溶液
をpH約7.0に調整した)3mLにてHAPビーズを
1時間振盪処置した後、蒸留水で3回洗浄した。これに
菌体液5mLを加えて1時間振盪して菌体を付着させた
後、30分間静置し、上澄液のOD値(550nm)を
測定した。結果を表2に示す。なお、デキストラナーゼ
は三共(株)製,14,000u/gを使用した。
【0021】 歯垢付着抑制率(%)=[(B−S)/B]×100 B:ブランクのOD550値 S:サンプルのOD550
【0022】
【表1】
【0023】
【表2】
【0024】表2の結果より、デキストラナーゼは、優
れた歯垢付着抑制効果を示すが、これに糖アルコールと
フッ素化合物を併用することにより、更に歯垢の付着抑
制率が向上することが明らかになった。
【0025】〔実験例2〕3週齢(雄)のゴールデンハ
ムスターを1群10匹とし、各ハムスターにストレプト
マイシン耐性のう蝕原因菌(Streptococcu
s mutans10449株)を感染させた。感染は
該菌株を4mLのBHI培地(BBL社製)に1白金耳
植菌し、嫌気条件下、36℃,20時間培養した後、こ
の菌液0.1mLを各ハムスターの口中に滴下すること
を3日間行った。各ハムスターの菌の定着は、0.1%
ストレプトマイシンを含むMS寒天培地(Difuco
社製)を用いて確認した。
【0026】菌の定着を上記のように確認した後、表3
に示す歯牙コーティング組成物を製造し、5週間投与し
た。投与方法は、ハムスターの歯牙に0.1mLを1日
2回塗布した。
【0027】実験期間中の飼料としては、う蝕誘発性粉
末試料Diet2000(日本クレア社製)を用いた。
また、飲料水は孔径0.2μmのメンブランフィルター
で濾過したイオン交換水を使用した。
【0028】各ハムスターの歯垢付着の状態は、臼歯1
2本につき、島田らの方法(衛生検査技術講座11巻)
により評価し、その合計点で表した。結果を表4に示
す。
【0029】<基準> 0:染め出された歯垢がなく、小窩裂溝の内容物が点あ
るいは線状に染まるのみのもの 1:1/3未満の面積が染め出された歯垢で被覆される
もの 2:2/3未満の面積が染め出された歯垢で被覆される
もの 3:2/3以上の面積が染め出された歯垢で被覆される
もの
【0030】
【表3】
【0031】
【表4】
【0032】これらの結果は、本発明による歯牙コーテ
ィング組成物が歯垢の付着抑制、分解に有効であること
を証明している。
【0033】以下、更に本発明の好適な実施例を示す。 〔実施例4〕 キシリトール 5.0 ポリエチレングリコール400 3.0 85%グリセリン 8.0 カルボキシメチルセルロースナトリウム 1.2 ラウリル硫酸ナトリウム 1.2 ラウロイルサルコシンナトリウム 0.3 フッ化ナトリウム 0.34 デキストラナーゼ 0.4 香料 1.2 水 残 計 100.0 %
【0034】 〔実施例5〕 キシリトール 25.0 プロピレングリコール 3.0 70%ソルビット 13.0 カルボキシメチルセルロースナトリウム 1.3 ラウリル硫酸ナトリウム 1.0 無水ケイ酸 16.0 モノフルオロリン酸ナトリウム 0.8 ムタナーゼ 0.2 0.1%緑色3号 0.8 香料 1.0 水 残 計 100.0 %
【0035】 〔実施例6〕 キシリトール 65.0 プロピレングリコール 3.0 カルボキシメチルセルロースナトリウム 1.0 ラウリル硫酸ナトリウム 0.2 ラウロイルサルコシンナトリウム 0.2 ミリスチン酸ジエタノールアミド 1.0 フッ化ナトリウム 0.34 デキストラナーゼ 1.0 香料 1.0 水 残 計 100.0 %
【0036】 〔実施例7〕 キシリトール 15.0 プロピレングリコール 5.0 70%ソルビット 10.0 カルボキシメチルセルロースナトリウム 0.3 ラウリル硫酸ナトリウム 0.5 ラウロイルサルコシンナトリウム 0.1 モノフルオロリン酸ナトリウム 1.5 ムタナーゼ 0.5 香料 1.0 水 残 計 100.0 %
【0037】 〔実施例8〕 キシリトール 2.0 プロピレングリコール 3.0 85%グリセリン 8.0 カルボキシメチルセルロースナトリウム 0.5 ラウリル硫酸ナトリウム 0.5 ラウロイルサルコシンナトリウム 0.02 モノフルオロリン酸ナトリウム 0.8 デキストラナーゼ 0.2 香料 1.2 水 残 計 100.0 %
【0038】 〔実施例9〕 キシリトール 10.0 プロピレングリコール 3.0 カルボキシメチルセルロースナトリウム 1.2 ラウリル硫酸ナトリウム 1.0 ラウロイルサルコシンナトリウム 0.3 フッ化ナトリウム 0.23 デキストラナーゼ 5.0 香料 1.0 水 残 計 100.0 %
【0039】 〔実施例10〕 キシリトール 20.0 プロピレングリコール 5.0 カルボキシメチルセルロースナトリウム 0.3 ラウリル硫酸ナトリウム 0.5 ラウロイルサルコシンナトリウム 0.2 ミリスチン酸ジエタノールアミド 1.2 フッ化錫 1.0 デキストラナーゼ 0.05 香料 1.2 水 残 計 100.0 %
【0040】 〔実施例11〕 キシリトール 30.0 ポリエチレングリコール400 5.0 70%ソルビット 20.0 カルボキシメチルセルロースナトリウム 0.1 ラウリル硫酸ナトリウム 0.8 ラウロイルサルコシンナトリウム 0.4 フッ化錫 0.5 デキストラナーゼ 0.5 香料 1.0 水 残 計 100.0 %
【0041】 〔実施例12〕 エタノール 2.0 グリセリン(85%) 9.0 キシリット 1.0 クエン酸 0.05 クエン酸ナトリウム 0.25 サッカリンナトリウム 0.002 安息香酸ナトリウム 0.3 パラオキシ安息香酸メチル 0.2 DL−アラニン 0.5 0.1%青色1号 0.25 0.1%黄色4号 0.05 ポリオキシエチレン(60)硬化ひまし油 2.0 プロピレングリコール 1.0 カラギーナン 0.1 香料 0.4 デキストラナーゼ 0.2 フッ化ナトリウム 0.05 水 残 計 100.0 %
【0042】 〔実施例13〕 グリセリン(85%) 9.0 キシリット 1.0 クエン酸 0.05 クエン酸ナトリウム 0.25 サッカリンナトリウム 0.002 安息香酸ナトリウム 0.3 パラオキシ安息香酸メチル 0.2 塩化セチルピリジニウム 0.001 DL−アラニン 0.5 ポリオキシエチレン(60)硬化ひまし油 2.0 プロピレングリコール 1.0 カラギーナン 0.1 香料 0.1 デキストラナーゼ 0.2 フッ化ナトリウム 0.05 水 残 計 100.0 %
【発明の効果】本発明の歯牙コーティング組成物は、優
れた歯垢付着阻止効果を有し、う蝕予防に有効に用いら
れる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 西永 英司 東京都墨田区本所1丁目3番7号 ライオ ン株式会社内 Fターム(参考) 4C083 AB172 AB471 AB472 AC102 AC122 AC131 AC132 AC302 AC432 AC482 AC582 AC642 AC662 AC692 AC782 AC792 AC862 AD042 AD272 AD352 AD471 AD472 CC41 EE32

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (A)酵素と、(B)フッ素化合物と、
    (C)糖アルコールとを含有してなる歯牙コーティング
    組成物。
JP2000239505A 1999-09-17 2000-08-08 歯牙コーティング組成物 Pending JP2001151653A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011225621A (ja) * 2011-08-08 2011-11-10 Kao Corp 口腔用組成物

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JP2011225621A (ja) * 2011-08-08 2011-11-10 Kao Corp 口腔用組成物

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