JP2001151235A - 物品運搬保管装置 - Google Patents

物品運搬保管装置

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JP2001151235A JP33925299A JP33925299A JP2001151235A JP 2001151235 A JP2001151235 A JP 2001151235A JP 33925299 A JP33925299 A JP 33925299A JP 33925299 A JP33925299 A JP 33925299A JP 2001151235 A JP2001151235 A JP 2001151235A
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    • AHUMAN NECESSITIES
    • A47FURNITURE; DOMESTIC ARTICLES OR APPLIANCES; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 異なったサイズ、形態又は個数の物品を、そ
れぞれ効率よく運搬し、又は保管することのできる物品
運搬保管装置を提案する。 【解決手段】 4本の支柱6の間の間隔を自由に変える
ことができるように、隣り合う2本の支柱6の間に、ク
ロスした第1及び第2の連結部材14,15をそれぞれ
設け、4本の支柱6の内側に物品載置台2を着脱可能に
取付け、その物品載置台2上に物品1を載置する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、物品を運搬し、又
はこれを保管するとき、又はその他の目的で当該物品を
載置する物品運搬保管装置に関する。
【0002】
【従来の技術】電気製品などの工業製品、その部品、建
築材料、家具、天然物又はその他の各種物品を運搬し、
又はこれを保管する際に用いられる物品運搬保管装置は
従来より周知である。従来のこの種の物品運搬保管装置
は、一般に、物品を載置するパレットと、このパレット
の四隅に、その物品載置面に対して垂直に立上った状態
で固定された4本の支柱と、互いに隣り合う支柱間同士
を固定連結する連結部材とによって構成されている。か
かる物品運搬保管装置によって物品を運搬し、又は保管
するには、4本の支柱の内側の空間に物品を収容してこ
れをパレット上に載置し、その物品を物品運搬保管装置
ごと運搬し、又は保管する。
【0003】ところが、この種の物品運搬保管装置を用
いて運搬し、又は保管すべき物品は、大サイズのものか
ら小サイズのものまであるのに対し、上述した従来の物
品運搬保管装置は、物品を収容する空間の容積が一定し
ている。このため、或る特定の大きさの物品運搬保管装
置を用い、これに見合ったサイズの物品を運搬し又は保
管することはできるが、その物品運搬保管装置の物品収
容空間よりも大サイズの物品については、これを物品運
搬保管装置に収容することができないため、その物品を
当該物品運搬保管装置を用いて運搬したり保管すること
はできない。また物品収容空間よりも極端に小さな物品
をその物品運搬保管装置を用いて運搬し、又は保管した
とすれば、その運搬効率が低下し、或いはその物品運搬
保管装置の設置スペースを無駄に使うことになり好まし
くない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、上記
従来の欠点を除去した物品運搬保管装置を提供すること
にある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するため、複数の支柱と、少なくとも1つの支柱間間
隔を調整可能に、互いに隣り合う支柱同士をそれぞれ連
結する支柱連結手段と、前記複数の支柱のうちの少なく
とも一部の支柱によって支持される少なくとも1つの物
品載置台とを具備する物品運搬保管装置を提案する(請
求項1)。
【0006】その際、前記物品載置台は、載置台保持手
段を介して支柱に支持され、該載置台保持手段は、支柱
の長手方向における異なった位置にて物品載置台を保持
できるように構成されていると有利である(請求項
2)。
【0007】また、上記請求項1又は2に記載の物品運
搬保管装置において、前記物品載置台は、前記支柱に対
して着脱可能に取付けられていると有利である(請求項
3)。
【0008】さらに、上記請求項2又は3に記載の物品
運搬保管装置において、前記載置台保持手段は、支柱に
着脱可能に固定され、かつ前記物品載置台を下から支え
る台受け部材を有していると有利である(請求項4)。
【0009】また、上記請求項4に記載の物品運搬保管
装置において、前記載置台保持手段は、支柱に着脱可能
に固定され、かつ前記物品載置台の上面を押える台押え
部材を有していると有利である(請求項5)。
【0010】さらに、上記請求項1乃至5のいずれかに
記載の物品運搬保管装置において、前記物品載置台と支
柱とを位置決めする位置決め手段を有していると有利で
ある(請求項6)。
【0011】また、上記請求項1乃至6のいずれかに記
載の物品運搬保管装置において、前記物品載置台は、そ
の外形輪郭形態が変化するように、当該形態を調整可能
に構成されていると有利である(請求項7)。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態例を図面
に従って詳細に説明する。
【0013】図1及び図2は、本発明に係る物品運搬保
管装置の一例を示す斜視図であり、ここに示した物品運
搬保管装置は、物品を運搬するとき、又は物品を一時的
又は長期に亘って保管するとき、或いはその他の目的
で、物品を載置しておくものであり、物品保持装置とも
称せられるものである。ここに示した物品運搬保管装置
は、互いに間隔をあけて配置された複数の支柱6と、こ
れらの支柱6によって支持された少なくとも1つの物品
載置台2を有している。図示した物品運搬保管装置は、
上下2つの物品載置台2と4本の支柱6を有していて、
これらの支柱6を上方から見たとき、四角形(例えば正
方形ないしは長方形)の各コーナ部に各支柱6が位置す
るように、各支柱6がそれぞれ配置されている。物品載
置台2は、図1に示すように、その上に載せられた物品
1を支持する要素であり、本例の物品載置台2は、その
平面形態がほぼ四角形の平板状に形成されている。他の
形態、例えば円形又は楕円形などの物品載置台を採用す
ることもできる。図1には、物品載置台2上に載せられ
た物品1の一例としてプリンタが示されているが、他の
工業製品やその部品などの先に例示した各種物品、又は
その他の物品を物品載置台2上に載置することができ
る。物品載置台2及び支柱6は、例えば金属、硬質樹脂
又は木材などの剛性の大なる材料により構成されてい
る。なお、4本の各支柱6を識別する必要のあるとき
は、これらを、第1の支柱6A、第2の支柱6B、第3
の支柱6C及び第4の支柱6Dと称し、また2段の物品
載置台2のそれぞれに符号2A,2Bを付し、必要に応
じてこれらを区別することにする。
【0014】本例の物品載置台2は、支柱6に対して着
脱可能に取付けられており、図3はかかる物品載置台2
を支柱6に取付ける前の状態を示している。これらの支
柱6は、以下に説明する支柱連結手段によって、互いに
隣り合う2本の支柱同士がそれぞれ連結されている。
【0015】本例の支柱連結手段は、互いに隣り合う2
本の支柱間のそれぞれに、互いにクロスした状態、すな
わち互いに交差した状態で配置された第1及び第2の連
結部材14,15と、その各連結部材14,15の各端
部を各支柱6に回動可能に連結する継手とを有してい
る。図4は、物品運搬保管装置の第4の支柱6Dとこれ
に設けられた継手の拡大斜視図であり、図5はその一部
の分解斜視図である。これらの図において、支柱6には
その長手方向全長に亘って互いに平行に延びるガイド溝
54,55が形成され、その各ガイド溝54,55の上
部には、小さな部片より成る第1の継手108,208
の基部がそれぞれ嵌合している。また支柱6には、その
角部に、当該支柱6の全長に亘って延びる他の溝57が
形成され、その溝57にはプレート状のナット58が当
該溝57に沿って摺動可能に嵌合している。2つの第1
の継手108,208とナット58は、その各溝54,
55,57に支柱6の上端部又は下端部から挿入され、
挿入された第1の継手108,208とナット58は、
溝54,55,57に対して摺動可能ではあるが支柱6
の半径方向に離脱することはない。
【0016】支柱6の上部には、金属又は樹脂板などか
ら成る固定部材56が配置され、その固定部材56に形
成された貫通孔60,61に、上述の各第1の継手10
8,208が、それぞれがたつくことなく嵌合してい
る。固定部材56に形成された2つの孔にねじ59がそ
れぞれ挿通され、そのねじ59が、溝57に嵌合したナ
ット58のねじ孔に螺着され、これによって2つの第1
の継手108,208がそれぞれ支柱6に対して不動に
固定される。また、上述の各ガイド溝54,55には、
小部片より成る第2の継手109,209の基部がそれ
ぞれ摺動自在で、かつ支柱6の半径方向に離脱すること
なく嵌合している。支柱6の中心部には、その全長に亘
って延びる中心孔62が形成されている。
【0017】図3に示した他の支柱6A,6B,6Cも
上述したところと同様に構成され、その各支柱に上述し
たところと実質的に同様にして2つずつの第1及び第2
の継手が取付けられている。よって、他の支柱6A,6
B,6Cの構造と、その各支柱に取付けられた第1及び
第2の継手の構成に関する説明は省略する。
【0018】図1乃至図3に示したように、互いに隣り
合う支柱6間にそれぞれ設けられた第1及び第2の連結
部材14,15は、例えば金属、硬質樹脂又は木材など
の剛体より成り、直線状に延びた棒状ないしは細板状に
形成され、両連結部材14,15は、その中間部におい
てピン21によって互いに回動可能に連結されている。
【0019】ここで、図3に示したように互いに隣り合
う2本の第3及び第4の支柱6C,6Dと、これらの支
柱6C,6Dの間に設けられた第1及び第2の連結部材
14,15について考えると、その第2の連結部材15
の上部側の長手方向一端側15Aは、図4に示すよう
に、第4の支柱6Dに前述の如く固定配置された2つの
第1の継手108,208のうちの一方の第1の継手1
08にピン16を介して回動可能に連結されている。ま
たこの第2の連結部材15の下部側の長手方向他端側1
5Bは、図3から判るように、第3の支柱6Cに摺動自
在に取付けられた2つの第2の継手のうちの一方の第2
の継手にピンを介して回動可能に連結されている。
【0020】一方、第3及び第4の支柱6C,6D間に
設けられた第1の連結部材14の上部側の長手方向一端
側14Aは、第3の支柱6Cに固定配置された2つの第
1の継手のうちの一方の第1の継手にピンを介して回動
可能に連結されている。また第1の連結部材14の下部
側の長手方向他端側14Bは、図4に示すように、第4
の支柱6Dに摺動自在に取付けられた2つの第2の継手
109,209のうちの一方の第2の継手109にピン
17を介して回動可能に連結されている。
【0021】全く同様に、第1及び第4の支柱6A,6
D間に配置された第1の連結部材14の上部側の長手方
向一端側14Aは、図4に示した他方の第1の継手20
8にピン18を介して回動可能に連結され、その第1の
連結部材14の下部側の長手方向他端側14Bは第1の
支柱6Aに摺動自在に取付けられた一方の第2の継手に
ピンを介して回動可能に連結されている。同じく、第2
の連結部材15の上部側の長手方向端側15Aは第1の
支柱6Aに固定配置された一方の第1の継手にピンを介
して回動可能に連結され、その下部側の長手方向他端側
15Bは、図4に示すように、第4の支柱6Dに摺動自
在に取付けられた他方の第2の継手209にピン19を
介して回動可能に連結されている。
【0022】互いに隣り合う第1及び第2の支柱6A,
6Bの間と、第2及び第3の支柱6B,6Cの間にそれ
ぞれ設けられた第1及び第2の連結部材14,15も、
上述したところと全く同様にして、それぞれ第1及び第
2の継手を介して、各支柱に連結されており、その構成
は上述したところから明らかであるため、その詳細な説
明は省略する。なお、互いに交差して位置する第1及び
第2の連結部材14,15は、水平方向にわずかに位置
をずらして位置しているので、その2つの連結部材1
4,15が後述するようにピン21のまわりを回動する
とき、その回動が円滑に行われるように、各連結部材1
4,15の各端部が連結される第1及び第2の継手を、
支柱6D以外の各支柱のガイド溝55A,54Aに嵌合
させるようにすることもできる。これらのガイド溝54
A,55Aは、前述のガイド溝54,55に対して互い
に平行に支柱6の長手方向に延びている。
【0023】物品載置台2は、4本の支柱6に後述する
ようにして取付けられるが、その物品載置台2は、運搬
し、又は保管すべき物品1の大きさや形態、或いはその
数に対応した各種サイズのものが予め用意されていて、
その物品1の大きさや形態や数に適したサイズの物品載
置台2を選択し、その物品載置台を支柱6に取付ける。
このとき、選択した物品載置台2のサイズに応じて、そ
の各辺の長さD1,D2(図2)が異なるが、その長さ
D1,D2に対応するように、支柱6の間の間隔を次の
ように調整する。
【0024】すなわち、物品載置台2の第1の辺10
と、これに対向する第3の辺12のそれぞれに隣り合っ
て取付けられる第1及び第2の2本の支柱6A,6B
と、第3及び第4の2本の支柱6C,6Dを、図3に矢
印Aで示す如く互いに離間する方向、又はこれと逆の方
向に押圧する。すると、これらの支柱間にそれぞれ位置
する第1及び第2の連結部材14,15の下部側の長手
方向他端側がそれぞれ回動可能に連結された各第2の継
手109(図4)が各支柱のガイド溝に沿って上方又は
下方に摺動する。これによって、第1及び第2の連結部
材14,15はピン21のまわりに互いに回動し、第1
及び第2の2本の支柱6A,6Bの間の間隔d1と、他
の第3及び第4の2本の支柱6C,6Dの間の間隔d1
が同じ割合で変化する。その際、支柱6A,6Bと6
C,6Dの間の間隔を調整しただけでは、第2の支柱6
Bと第3の支柱6Cの間の間隔d2、及び第4の支柱6
Dと第1の支柱6Aの間の間隔d2は変化しない。
【0025】これらの間隔d2を調整するときは、第2
及び第3の支柱6B,6Cと、第4及び第1の支柱6
D,6Aを、図3に矢印Bで示すように互いに離間する
方向、又はこれと逆の方向に押圧する。これによって、
その各連結部材14,15の下部側の長手方向他端側が
それぞれ回動可能に連結された各第2の継手209(図
4)が各支柱のガイド溝に沿って上方又は下方に摺動
し、これによって第1及び第2の連結部材14,15が
ピン21のまわりに回動して第2及び第3の支柱6B,
6Cの間の間隔d2と、第1及び第4の支柱6A,6D
の間の間隔d2が同じ割合で変化する。
【0026】上述のように、2本の支柱同士をそれぞれ
連結する支柱連結手段は、互いに隣り合って位置する2
本の支柱6間の間隔と、その2本の支柱6に対向し、か
つ互いに隣り合って位置する他の2本の支柱6間の間隔
とが同じ割合で変化するように、当該間隔を互いに連動
して調整するように構成されている。これにより、各支
柱間の間隔を自由に調整することができる。
【0027】上述のように各辺10,11,12,13
の長さD1,D2が互いに異なる複数種類の物品載置台
2を予め用意しておき、その1つを選択し、その物品載
置台2の各辺の長さD1,D2に合せて、互いに隣り合
う2本の支柱6間の間隔を調整することができる。
【0028】一方、選択した物品載置台2を、次に説明
するように載置台保持手段を介して各支柱6に取付ける
ことができる。
【0029】本例の載置台保持手段は、物品載置台2の
各コーナ部を各支柱6にそれぞれ保持する台受け部材と
台押え部材とを有しており、図6は、第1の支柱6A
に、物品載置台2のコーナ部を取付けるための台受け部
材70と台押え部材70Aの一例を示している。図6は
第1の支柱6Aを図3に示した向きと同じ向きから見た
ときの拡大斜視図である。ここに示した台受け部材70
は、図7に示すように平坦な上面71を有する小ブロッ
ク状に形成され、その一方の側面には、支柱6Aに形成
された前述の溝57(図4参照)にスライド自在で、か
つ着脱自在に嵌合する上下一対の突起72が形成されて
いる。また、支柱6Aの溝57には、図7に示したナッ
ト73がその長手方向に摺動自在に嵌合している。この
ナット73も支柱6Aの溝57にその上端部又は下端部
から挿入され、支柱6Aの半径方向に離脱することはな
い。
【0030】ここで、台受け部材70の2つの突起72
を溝57に嵌合し、図7に示すように、その上下の突起
72の間に、溝57に嵌合したナット73が位置するよ
うにこれらを配置する。次いで、台受け部材70に形成
された孔74にねじ75を挿入し、これをナット73の
ねじ孔76に螺着して該ねじ75を締め付ける。これに
より、台受け部材70が支柱6Aに着脱可能に固定され
る。
【0031】図8乃至図10は、第2乃至第4の支柱6
B,6C,6Dを図3と同じ向きから見たときの各支柱
の拡大斜視図であり、これらの図に示すように、第2乃
至第4の支柱6B,6C,6Dにも、図7に示した台受
け部材と全く同じく構成された台受け部材70が、上述
したところと全く同様にして着脱可能に固定される。そ
の際、4つの台受け部材70は、その上面71がほぼ同
一高さレベルとなるように各支柱6に取付けられる。
【0032】次に、選択した物品載置台2Aの各コーナ
部を、図6、図8、図9及び図10に示すように、各台
受け部材70の上面71に載せる。このようにして物品
載置台2Aは、4つの台受け部材70によって下から支
えられ、複数の支柱6の内側の空間に配置される。この
とき、各台受け部材70の上面71に突設された位置決
めピン77を物品載置台2Aの下面に形成された位置決
め孔22に嵌合する。これによって物品載置台2は各支
柱6に対して水平方向に正しく位置決めされる。かかる
位置決めピン77と位置決め孔22は、台受け部材70
と、該台受け部材70によって支持された物品載置台2
Aとを位置決めして、物品載置台2Aと支柱6とを位置
決めする位置決め手段の一例を構成しているが、台受け
部材70の方に位置決め孔を形成し、物品載置台2の方
に、この位置決め孔に嵌合する位置決めピンを突設し、
これらの孔とピンとによって位置決め手段を構成しても
よい。
【0033】一方、図6に示した台押え部材70Aは、
上述した台受け部材70と全く同じく構成され、かつこ
の台受け部材70と同様にして支柱6Aに取付けられ
る。すなわち、この台押え部材70Aは、その下面79
Aが、台受け部材70により支持された物品載置台2A
の上面に当接した状態で、溝57に嵌合したナット(図
示せず)とねじ75Aとによって、支柱6Aに着脱可能
に固定される。他の支柱6B,6C,6Dにも、全く同
様に台押え部材70Aが着脱可能に固定されるが、図8
及び図10には、その台押え部材70Aが未だ各支柱6
B,6Dに取付けられていないときの様子を示してい
る。台受け部材70と台押え部材70Aは、例えば金
属、樹脂、木材又はゴムなどによって構成される。
【0034】上述のように台押え部材70Aを各支柱6
に固定することにより、物品載置台2Aは、その上面を
その台押え部材70Aによって押えられ、結局、物品載
置台2Aは、その上下を台押え部材70Aと台受け部材
70によって保持され、支柱6から離脱することなく当
該支柱6に支持される。
【0035】物品載置台2Aを各支柱6に取付けた後、
図1及び図2に示すように、物品載置台2Aの上方に位
置する物品載置台2Bを、物品載置台2Aの場合と全く
同様にして、載置台保持手段を介して各支柱6に取付け
る。物品載置台が3つ以上あるときも、そのそれぞれ
を、例えば、その最下方の物品載置台から順次各支柱6
に取付けることができる。
【0036】上述の如く支柱6に取付けられた各物品載
置台2A,2Bの上に図1に示すように物品1を載置す
る。その際、各物品載置台2を支柱6に取付けた後、そ
の上面に物品1を載せてもよいし、先ず最下方の物品載
置台2Aを支柱6に取付けてその上に物品1を載せ置
き、次いで上方の物品載置台2Bを支柱6に取付け、そ
の物品載置台2Bの上に物品1を載置するようにしても
よい。
【0037】また、物品載置台2のサイズに合せて支柱
6間の間隔を前述のように調整してから各物品載置台2
A,2Bを支柱6に取付けてもよいが、各台受け部材7
0を各支柱6に固定した後、その上面71に物品載置台
2Aを載せるとき、各支柱6を動かしながら、各台受け
部材70の位置決めピン77を、物品載置台2Aの各コ
ーナ部の各位置決め孔22に嵌合すれば、それだけで自
動的に各支柱間の間隔を物品載置台2Aの各辺の長さに
適した大きさに調整することができる。
【0038】なお、物品載置台2A,2B上に載せられ
た物品1は、必要に応じて、例えば物品1側に突設され
た図示していないピンと、物品載置台2A,2Bに形成
され、物品1の側のピンが嵌合する同じく図示していな
い孔などから成る物品位置決め手段によって物品載置台
2A,2Bに対して位置決めされ、或いは例えばボルト
とナットより成る物品固定手段によって物品載置台2
A,2B上に容易に取外せるように固定される。
【0039】上述のように物品運搬保管装置が組立てら
れ、このとき、4本の支柱6によって囲まれた収容空間
に、物品載置台2A,2B上に載せられた物品1が収容
され、この状態で、荷役装置、例えばフォークリフトの
フォークを最下位の物品載置台2Aの下側に差し込み、
当該フォークを上昇させることにより物品運搬保管装置
を持ち上げて物品1を運搬できる。また、物品1を搭載
したままの物品運搬保管装置をトラックや船舶又は鉄道
車輌に移し、これを輸送することができる。さらに、物
品運搬保管装置に収容した物品1を倉庫などに保管する
こともできる。その際、物品1を第1及び第2の連結部
材14,15によって保護することが可能である。
【0040】例えば、運搬すべき物品の一例であるプリ
ンタの製造工場から、その物品1を載せた物品運搬保管
装置をユーザのところまで運搬し、ここでその物品を物
品載置台2から下ろした後、その空となった物品運搬保
管装置を再び製造工場に返送すれば、再びその物品運搬
保管装置に物品を搭載して、これを運搬することができ
る。製品やその部品などの物品を工場間で輸送したり、
部品メーカから組立て工場にその部品を輸送するような
ときも同様である。このようにして物品運搬保管装置を
何度も使用することができる。物品を収納して運搬する
従来のダンボール箱の場合、そのダンボール箱を輸送先
などで廃棄することが多く、これによって多量の廃棄物
が発生するが、本例の物品運搬保管装置を用いれば、廃
棄物をなくし、又はその量を極めて少なくすることがで
きる。
【0041】また、図1乃至図3に示すように、各支柱
6の下部にはキャスタ80が取付けられ、これによって
物品運搬保管装置を床面や地面上で楽に移動させること
ができる。各キャスタ80は、その上部の支柱軸(図示
せず)が、各支柱の中心孔62(図4)の下部に嵌合す
ることによって各支柱6に取付けられている。
【0042】上述のように、各種サイズの物品載置台2
を用意しておくことにより、個数やサイズや形態の異な
る各種の物品を物品運搬保管装置によって効率よく運搬
し、又は保管することができる。
【0043】また、本例の物品運搬保管装置において
は、前述のように、物品載置台2が載置台保持手段を介
して支柱6に支持され、その載置台保持手段は、支柱6
に着脱可能に固定され、かつ物品載置台2を下から支え
る台受け部材70を有しているので、物品載置台2を安
定した状態で支柱6に支持することができる。かかる台
受け部材70だけで物品載置台2を支柱6に対して保持
することも可能であるが、本例の載置台保持手段は、さ
らに、支柱6に着脱可能に固定され、かつ物品載置台2
の上面を押える台押え部材70Aを有しているので、よ
り一層確実に物品載置台を支柱に対して保持することが
できる。
【0044】また、台受け部材70と台押え部材70A
は、各支柱6の長手方向に形成された溝57に沿って移
動可能に嵌合しているので、ねじ75,75Aを緩める
ことによって、台受け部材70と台押え部材70Aを支
柱6に沿って動かし、これらを各支柱の長手方向におけ
る任意の高さ位置にもたらすことができる。そして、そ
の位置で台受け部材70と台押え部材70Aを支柱6に
対して固定できるので、物品載置台2をその高さ位置に
保持することができる。このように載置台保持手段は、
支柱6の長手方向における異なった位置にて物品載置台
2を保持できるように構成されている。しかも、その載
置台保持手段の数を増やすことにより、複数の物品載置
台2を支柱6に取付けることができ、物品1の高さやそ
の数に応じて、物品載置台2の数を適宜選択できるので
ある。図11は、物品載置台を上下に3段設け、その各
物品載置台2A,2B,2Cを前述のようにして各支柱
6に着脱可能に固定し、各物品載置台2上に、図1に示
したプリンタよりも高さの低いプリンタより成る物品1
を載置した状態を示している。
【0045】また、物品載置台2の数を適宜選択するこ
とによって、物品1を収納する空間の上下方向の間隔を
調整できるので、運搬すべき物品1が工業製品の完成
品、半完成品又はその部品などであるとき、その各物品
の形態やサイズやその個数に応じた数の物品載置台2を
使用することにより、各物品を効率よく運搬し、又は保
管することができる。
【0046】さらに、支柱6に複数の物品載置台2を固
定した場合、その最上位の物品載置台を天板として用い
ることもできる。図12は上下3段の物品載置台2A,
2B,2Cを各支柱6に固定し、その最上位の物品載置
台2Cを天板として用いた場合の例を示している。この
ようにすれば、物品運搬保管装置に収納された各物品1
の上方を各物品載置台2B,2Cによって覆うことがで
きるので、物品運搬中、又はその保管中に、当該物品を
保護する機能が高められる。
【0047】また図6に示したねじ75,75Aを緩め
ることによって、台受け部材70と台押え部材70Aを
各支柱6から外しながら、図12に鎖線で示すように、
各物品載置台2を支柱6から容易に取外すことができ
る。物品載置台2は、支柱6に対して着脱可能に取付け
られているのである。このように構成することによっ
て、物品運搬保管装置の非使用時に物品載置台2を支柱
6から取外し、その物品載置台2を上下に重ねて保管し
ておくこともできる。
【0048】ところで、台受け部材70と台押え部材7
0Aと物品載置台2を支柱6から外した後、支柱を手で
掴んでその4本の支柱6を互いに接近する向きに押圧す
ると、図4に示した第2の継手109,209は支柱6
の下方に摺動し、各支柱間に設けられた第1及び第2の
連結部材14,15はピン21のまわりに回動して折り
畳まれ、その全体を図13に示したようにコンパクトに
折り畳むことができる。このように、支柱6とその支柱
を連結する支柱連結手段は、折り畳み可能な支柱ユニッ
ト32を構成している。例えばユーザなどの輸送先で物
品載置台2から物品1を下ろした後、その支柱ユニット
32を上述のように折り畳むことによって、これを効率
よく製造工場などの元の場所に運搬することができる。
【0049】その際、多数の物品運搬保管装置のそれぞ
れに物品1を載せ、その物品運搬保管装置を一括して輸
送先に運び、ここでその物品運搬保管装置から物品1を
下ろし、次いで空となった物品運搬保管装置を輸送元に
戻すとき、図14に示すように、1つの物品運搬保管装
置の4本の支柱6の下部に、1つの物品載置台2を前述
の方法によって固定しておくと共に、他の物品運搬保管
装置の支柱ユニットから物品載置台を外し、その支柱ユ
ニット32を図13に示したように折り畳み、次いでそ
の折り畳んだ多数の支柱ユニット32を、図14に示し
た物品載置台2の上に、立てた状態で収納し、これらを
まとめて輸送元に戻すことができる。しかも、図15に
示すように、別の1つの物品運搬保管装置の支柱6の下
部に1つの物品載置台2Dを固定し、その上に、他の物
品運搬保管装置の支柱ユニット32から外した多数の物
品載置台2Eを上下に積み重ねて載置し、これを輸送元
に戻すことができる。また、図14及び図15に示した
状態で物品運搬保管装置を保管しておくこともできる。
このように、多数の物品運搬保管装置をコンパクトにま
とめて輸送元に戻し、またこれらを小さなスペースに保
管しておくができるる。
【0050】ところで、図示した物品運搬保管装置にお
いては、図4に示すように、各支柱6に、その長手方向
に延びる取手68が形成されていて、その各取手68
は、支柱ユニット32を図13に示すように折り畳んだ
とき、その外側を向く位置に設けられている。各支柱6
に、その全長に亘って長手方向に延びる2つの溝69,
69が形成され、その溝69,69の間の部分が取手6
8として構成されている。
【0051】支柱6間の間隔を調整するときや、その支
柱6に物品載置台を取付け、又は取外すとき、或いは支
柱ユニット32を図13に示すように縮めるとき、通
常、作業者は支柱6を掴んで作業を行うが、このとき上
述の取手68を掴めば、その作業を容易に行うことがで
きる。特に、支柱同士を近づけて、支柱ユニット32を
図13のように折り畳むとき、作業者が支柱6の全体を
わし掴みにし、或いは連結部材14,15を掴んでその
作業を行うと、支柱6の間、又は連結部材14,15の
間に指を挟んでしまうおそれがあるが、上述の取手68
を掴んで、支柱ユニット32の折り畳み作業を行えばこ
のような不具合は発生しない。
【0052】以上説明した物品運搬保管装置において
は、図4及び図5に関連して先に説明したように、各支
柱6に取付けられた2つの第1の継手108,208が
支柱6に対して固定され、また各支柱6に取付けられた
2つの第2の継手109,209が支柱に形成されたガ
イド溝54,55に摺動可能に嵌合しているが、これと
は逆に、各支柱6の上側に位置する第1の継手108,
208の方をその支柱の長手方向に形成したガイド溝に
摺動自在に嵌合し、下側の第2の継手109,209を
支柱に対して不動に固定しても、互いに隣り合う2本の
支柱を接近又は離隔させたとき、可動な第1の継手10
8,208が支柱6の長手方向に摺動するので、両支柱
間の第1及び第2の連結部材14,15を、その中間の
ピン21のまわりに回動させ、両支柱間の間隔を調整す
ることができる。第1の継手と第2の継手のうちの一方
を支柱6に対して固定し、その他方を、支柱6の長手方
向に形成されたガイド溝に摺動可能に嵌合させればよい
のである。
【0053】また各支柱に対して、その長手方向に摺動
可能に組付けられた継手、図4に示した例では、2つの
第2の継手109,209が、支柱6に形成されたガイ
ド溝54,55に嵌合して、そのガイド溝に案内されな
がら摺動するように構成され、しかも図4に示した例で
は、第1の継手108,208も、支柱6に形成された
ガイド溝54,55に嵌合しているので、これらの継手
を、例えば金属や樹脂などから成る小さな部片によって
構成することができる。このため、支柱ユニット32を
図13に示したように折り畳んだとき、その各継手を支
柱間に隠すことができ、これらの継手が支柱ユニット3
2の外側に大きく突出することはない。これにより、折
り畳んだ支柱ユニット32を運びやすくなり、しかも図
14に示した如く、複数の支柱ユニット32を立てて並
べたとき、これらの支柱ユニット32の占めるスペース
を小さくすることができる。
【0054】ところで、上述した物品運搬保管装置の支
柱連結手段は、全ての互いに隣り合う2本の支柱6間に
設けられた第1及び第2の連結部材14,15と、その
各連結部材14,15を各支柱6に連結する第1及び第
2の継手とを有し、各支柱6に、2つの第1の継手10
8,208と、2つの第2の継手109,209が設け
られている。これにより、全ての互いに隣り合う2本の
支柱間の間隔を調整することが可能となる。これに対
し、互いに隣り合う2本の支柱の間隔と、その2本の支
柱に対向し、かつ互いに隣り合う2本の支柱の間隔だけ
を調整できるように支柱連結手段を構成することもでき
る。
【0055】例えば、図3に示した第2及び第3の支柱
6B,6Cの間に設けられた第1及び第2の連結部材1
4,15と、第1及び第4の支柱6A,6Dの間に設け
られた第1及び第2の連結部材14,15を省き、図1
6に示すように、第2及び第3の支柱6B,6Cを固定
連結部材45Aを介して強固に固定し、かつ第1及び第
4の支柱6A,6Dを他の固定連結部材45Bによって
強固に固定連結する。このように構成すると、第2の支
柱6Bと第3の支柱6Cの間の間隔d2と、第1の支柱
6Aと第4の支柱6Dの間の間隔d2を調整することは
できないが、第1の支柱6Aと第2の支柱6Bの間の間
隔d1と、第3の支柱6Cと第4の支柱6Dの間の間隔
d1は調整できるので、この場合も、所望するサイズの
物品載置台2に対応して、第1及び第2の支柱6A,6
Bと、第3及び第4の支柱6C,6Dとの間の間隔d1
を調整し、その各支柱に物品載置台2を取付けることが
できる。このようにして、物品のサイズ、形態又はその
数に合せて、物品運搬保管装置の大きさを調整して、当
該物品を効率よく運搬し、又は保管することができる。
第1の支柱6Aと第2の支柱6Bを固定連結し、かつ第
3の支柱6Cと第4の支柱6Dを固定連結した場合も同
様である。
【0056】図16に示した例の場合には、第1及び第
2の支柱6A,6Bの間と、第3及び第4の支柱4C,
4Dの間にそれぞれ設けられた第1及び第2の連結部材
14,15の各端部が枢着された1つの第1の継手と1
つの第2の継手が各支柱6に取付けられる。また、互い
に固定連結された第2及び第3の支柱6B,6Cと、同
じく互いに固定連結された第1及び第4の支柱6A,6
Dとを互いに接近させることにより、支柱ユニット32
を折り畳むことができる。
【0057】上述した各例の支柱連結手段は、互いに隣
り合う2本の支柱の間の間隔と、該2本の支柱に対向
し、かつ互いに隣り合う他の2本の支柱の間の間隔の少
なくとも2つの間隔を調整可能に、互いに隣り合う2本
の支柱同士をそれぞれ連結するように構成されている
が、さらに支柱連結手段を次のように構成することもで
きる。
【0058】図17乃至図22は、支柱ユニットを上方
から見たときの概略平面図であり、図17に示した例で
は、第1乃至第3の支柱6A,6B,6Cを有し、その
支柱連結手段は、第1及び第2の支柱6A,6Bの間に
設けられた互いにクロスした第1及び第2の連結部材1
4,15と、第2及び第3の支柱6B,6Cを互いに固
定連結する固定連結部材45Cと、第3及び第1支柱6
C,6Aを互いに固定連結する固定連結部材45Dと、
第1及び第2の連結部材14,15の各端部が回動可能
に連結された第1及び第2の継手(図17には示さず)
とを有し、これらの継手は、図4に示した第1及び第2
の継手108,109と同じく構成されている。第1及
び第2の連結部材14,15も先の例の連結部材と変り
はない。また固定連結部材45Cは、第2の支柱6Bと
第3の支柱6Cに対してそれぞれ回動可能に連結され、
同じく、もう一方の固定連結部材45Dも第3及び第1
の支柱6C,6Aにそれぞれ回動可能に連結されてい
る。
【0059】上述のように、図17に示した例では、第
1及び第2の支柱6A,6Bの間の間隔だけが調整可能
となっている。すなわち、第1及び第2の支柱6A,6
Bを互いに離間する向きに押圧すると、これらの間に設
けられた第1及び第2の連結部材14,15と、その各
支柱6A,6Bに設けられた第1及び第2の継手の作用
により、両支柱6A,6Bの間の間隔が大きくなる。こ
れに伴って両固定連結部材45C,45Dが各支柱に対
してそれぞれ相対的に回動し、支柱ユニットの平面形態
は図18に示すようになる。物品載置台の形態に合せ
て、支柱間の間隔をこのように変化させるのである。
【0060】図19に示した例では、6本の支柱6A乃
至6Fが設けられ、そのうちの支柱6B,6Cの間と、
これに対向する支柱6E,6Fの間に互いにクロスした
連結部材14,15が設けられ、これらの連結部材1
4,15と前述の第1及び第2の継手の作用により、こ
れら支柱間の間隔を調整できる。これに対し、一対の支
柱6Fと6A、6Aと6B、6Cと6D及び6Dと6E
の間には、固定連結部材45がそれぞれ設けられてい
る。図20は、支柱6Bと6Cの間の間隔と、支柱6E
と6Fの間の間隔を拡げたときの様子を示している。
【0061】図21は、5本の支柱6A乃至6Eを有
し、そのうちの2本の支柱6A,6B間に連結部材1
4,15が設けられ、他の支柱間は固定連結部材45に
よって固定連結された例を示し、図22は、支柱6A,
6B間の間隔を拡げたときの様子を示している。
【0062】上述した各例から判るように、得ようとす
る支柱ユニットの形態に応じて、支柱6の数やその配置
状態を適宜選択し、連結部材14,15の配置状態を適
宜決めることができる。支柱連結手段は、少なくとも1
つの支柱間間隔を調整可能に、互いに隣り合う支柱同士
をそれぞれ連結するように構成されるものである。
【0063】また、いずれの例の支柱連結手段も、間隔
調整可能な2本の支柱の間に互いにクロスした状態で配
置された第1及び第2の連結部材と、該第1及び第2の
連結部材の上部側の長手方向一端側にそれぞれ回動可能
に連結され、かつ当該間隔調整可能な2本の支柱のそれ
ぞれに取付けられた第1の継手と、第1及び第2の連結
部材の下部側の長手方向他端側にそれぞれ回動可能に連
結され、かつ当該間隔調整可能な2本の支柱のそれぞれ
に取付けられた第2の継手とを有していて、第1及び第
2の継手のうちの一方は、これらがそれぞれ取付けられ
た各支柱に対して固定され、その他方は、これらがそれ
ぞれ取付けられた各支柱の長手方向に形成されたガイド
溝に摺動可能に嵌合している。
【0064】また、少なくとも1つの支柱間間隔を調整
不能に構成した場合には、支柱連結手段はその間隔調整
不能な互いに隣り合う2本の支柱同士を連結する固定連
結部材を有しており、また図16に例示したように、互
いに隣り合う2本の支柱を固定連結し、かつこれに対向
する2本の支柱を固定連結した場合には、支柱連結手段
は、間隔調整不能な互いに隣り合う2本の支柱6B,6
C同士を固定連結する固定連結部材45Aと、該2本の
支柱6B,6Cに対向し、かつ互いに隣り合う間隔調整
不能な2本の支柱6A,6D同士を固定連結する固定連
結部材45Bとを有している。その際、固定連結部材を
棒状の部材などによって構成することもできるが、その
固定連結部材45A,45Bが、図16に例示したよう
に、大きな面積のパネルより成ると、そのパネルによっ
て、物品載置台2上に載せられた物品をより一層確実に
保護することができる。
【0065】さらに、例えば、全ての互いに隣り合う2
本の支柱間の間隔が調整可能となっていて、全ての互い
に隣り合う2本の支柱間に第1及び第2の連結部材1
4,15が配置されるような場合には、各支柱6には、
図4に示したように、2つの第1の継手108,208
と2つの第2の継手109,209がそれぞれ取付けら
れる。図4に示した例では、その第2の継手109,2
09が支柱6に対してその長手方向に摺動可能に組付け
られている。その際、摺動可能な2つの第2の継手10
9,209を、支柱6に形成した1つのガイド溝に摺動
可能に嵌合しても、支柱間の間隔を調整できるが、図4
に示したように、その各第2の継手109,209を、
支柱6に別々に形成したガイド溝54,55にそれぞれ
摺動自在に嵌合すると、各第2の継手109,209
が、支柱6の長手方向にそれぞれ独立して自由に移動で
き、各支柱6間の間隔の大きさに応じて、一方の第2の
継手109が、他方の第2の継手209よりも下方に位
置することも、また同じ高さに位置することも、さらに
はその他方の第2の継手209よりも上方に位置するこ
ともある。これにより、支柱間の間隔を広範囲に亘って
調整することが可能となる。2つの第2の継手109,
209を同じガイド溝に摺動可能に嵌合すると、その一
方は他方に対して必ず上方側に位置することになるた
め、場合によっては、両継手109,209が互いに当
接して、支柱間の間隔が調整範囲が限定されるが、図4
に示した例ではこのような不具合は発生しない。
【0066】図4に例示した上述の構成は、第2の継手
の方を支柱に固定した場合にも適用でき、要は、各支柱
の長手方向に摺動可能に当該支柱に取付けられた2つの
第1の継手又は2つの第2の継手を、該支柱に別々に形
成されたガイド溝にそれぞれ摺動可能に嵌合させればよ
い。
【0067】以上の説明から判るように、支柱6には、
その長手方向全長に延びる多数の溝54,54A,5
5,55A,57,69,69と、中心孔62が形成さ
れているが、かかる支柱6を、樹脂又は金属の押出し材
により構成すると、多数の溝や中心孔62を有する支柱
を低コストで製造することができる。また、このように
溝や中心孔を有する支柱は、その曲げ剛性とねじり剛性
が高く、これによって物品運搬保管装置全体の剛性を高
めることができる。このように、各支柱6は、その横断
面形状が長手方向全長に亘ってほぼ一定な金属又は樹脂
の押出し材により構成されていることが望ましい。
【0068】また、以上説明した例では、互いに間隔を
あけて配置される複数の支柱の全ての支柱6によって、
物品載置台2を支持するように構成されているが、一部
の支柱だけで物品載置台2を支持するように構成するこ
ともできる。例えば、図23に示すように、上側の物品
載置台2Bをほぼ三角形状に形成し、その各コーナ部
を、第1乃至第3の支柱6A,6B,6Cに、前述した
ところと同様に支持するのである。このようにすれば、
上下の物品載置台2A,2Bの間の間隔よりも高さの高
い物品(図示せず)を、下側の物品載置台2Aに載せた
ときも、その物品と上側の物品載置台2Bとの干渉を防
止することができる。
【0069】上述のように、物品載置台は、複数の支柱
のうちの少なくとも一部の支柱によって支持されるもの
である。但し、物品載置台の支持安定性を高めるため、
その物品載置台を2本以上、特に3本以上の支柱によっ
て支柱することが好ましい。
【0070】ところで、先に説明した実施形態例におい
ては、各辺の長さが互いに異なる複数種類の物品載置台
2を用意しておき、運搬すべき物品1のサイズや形態な
どに合せて物品載置台を選択し、そのサイズに合せて支
柱6間の間隔を調整するように構成されている。このよ
うに、各種サイズ又は形態の物品を運搬できるようにす
るには、各種大きさの物品載置台を予め用意しておく必
要がある。これに対し、物品載置台2を、その外形輪郭
形態が変化するように、その形態を調整可能に構成すれ
ば、1つの物品載置台2の形態を調整することにより、
その物品載置台2に異なったサイズや形態や個数の物品
を載置することができ、予め用意しておく物品載置台の
数を減らし、又は1つの物品載置台だけで多数種類の物
品を運搬し又はこれを保管することが可能となる。以
下、かかる物品載置台の具体例を説明する。
【0071】図24に例示した物品載置台2は、第1乃
至第4の4個の載置台部材103A,103B,103
C,103Dと、これらを後述するように連結するガイ
ド棒24A,25A,24B,25B,24C,25
C,24D,25Dとを有し、これらの載置台部材とガ
イド棒は、例えば金属、硬質樹脂又は木材などの剛性の
大なる材料によって構成されている。かかる載置台部材
の上面が物品1(図1)を載せる物品載置面5となって
いて、各載置台部材は2つずつの脚部4A,4B,4
C,4Dを有し、その下部に位置決め孔22が形成され
ている。
【0072】互いに隣り合って位置する第1及び第2の
載置台部材103A,103Bは、互いに平行に延びる
一対のガイド棒24A,25Aを介して連結され、その
一方のガイド棒24Aの基端側29Aは、第2の載置台
部材103Bに固定され、その自由端側28Aは、第1
の載置台部材103Aに形成された孔に摺動可能に嵌合
している。また、他方のガイド棒25Aの基端側37A
は第1の載置台部材103Aに固定され、その自由端側
31Aは第2の載置台部材103Bに形成された孔に摺
動可能に嵌合している。
【0073】同様に、互いに隣り合う第2の載置台部材
103Bと第3の載置台部材103Cも、互いに平行に
延びる一対のガイド棒24B,25Bを介して連結さ
れ、その一方のガイド棒24Bの基端側29Bと他方の
ガイド棒25Bの基端側37Bは第2及び第3の載置台
部材103B,103Cにそれぞれ固定され、その各自
由端側28B,31Bは、第3及び第2の載置台部材1
03C,103Bに形成された孔にそれぞれ摺動可能に
嵌合している。これらのガイド棒24B,25Bは、前
述のガイド棒24A,25Aに対して直交する向きに延
びている。
【0074】さらに、互いに隣り合う第3及び第4の載
置台部材103C,103Dも、互いに平行に延びる一
対のガイド棒24C,25Cを介して連結され、その各
ガイド棒24C,25Cの基端側29C,37Cは、第
4及び第3の載置台部材103D,103Cにそれぞれ
固定され、各ガイド棒24C,25Cの自由端側28
C,31Cは、第3及び第4の載置台部材103C,1
03Dに形成された孔にそれぞれ摺動可能に嵌合してい
る。これらのガイド棒24C,25Cは、前述のガイド
棒24A,25Aに対して平行に延びている。
【0075】同様に、互いに隣り合う第4及び第1の載
置台部材103D,103Aも、互いに平行に延びる一
対のガイド棒24D,25Dを介して連結され、その各
ガイド棒24D,25Dの基端側29D,37Dは、第
4及び第1の載置台部材103D,103Aにそれぞれ
固定され、当該ガイド棒24D,25Dの自由端側28
D,31Dは、第1及び第4の載置台部材103A,1
03Dに形成された孔にそれぞれ摺動可能に嵌合してい
る。これらのガイド棒24D,25Dは、前述のガイド
棒24B,25Bに対して平行に延び、かつ前述のガイ
ド棒24A,25A,24C,25Cに対しては、直交
する向きに延びている。
【0076】上述のように、4個の載置台部材103
A,103B,103C,103Dは互いに隣り合って
位置し、その各上面はほぼ面一状態となっていて、これ
らの載置台部材を床面などの水平面に設置したとき、各
載置台部材の上面もほぼ水平となり、これらの上面が物
品載置面5を構成している。各載置台部材の外縁によっ
て、図25に模式的に示すように四角形状の外形輪郭1
34が形成される。
【0077】ここで、互いに隣り合う載置台部材同士を
互いに近づく向きに押圧すると、これらの載置台部材
は、上述の各ガイド棒に案内されながら、互いに接近
し、図26に示すように互いに隣り合う載置台部材同士
が当接し合う。このとき、各載置台部材の外縁により形
成される物品載置台2の外形輪郭134(図25)の大
きさは図24に示した状態よりも小さくなる。逆に、互
いに隣り合う載置台部材同士を互いに離れる向きに加圧
すると、これらの載置台部材は各ガイド棒に案内されな
がら、図24に示したように互いに大きく離間し、この
ときの外形輪郭134の大きさは、図26の状態よりも
大きくなる。
【0078】また図27に示すように、互いに当接した
第1及び第2の載置台部材103A,103Bと、同じ
く互いに当接した第3及び第4の載置台部材103C,
103Dとを互いに離間させることもでき、さらに図に
は示していないが、互いに当接した第1及び第4の載置
台部材103A,103Dと、互いに当接した第2及び
第3の載置台部材103B,103Cを互いに離間させ
ることもできる。
【0079】ガイド棒は、各載置台部材を相対移動可能
に連結する載置台部材連結手段の一例を構成している。
【0080】上述のように、物品載置台2は、その外形
輪郭134の大きさを調整可能に構成されており、これ
によって、大きな物品1或いは多数の物品1を物品載置
台2に載せるときは、図24に示すように物品載置台2
の外形輪郭134を大きくでき、逆に小さな物品を載せ
るときは、物品載置台2の外形輪郭134を、図26又
は図27に示すように小さくすることができる。運搬
し、又は保管しようとする物品1のサイズや形態などに
合せて物品載置台2の大きさを自由に変更し、その各辺
の長さD1,D2に合せて、前述のように互いに隣り合
う支柱6の間の間隔を調整し、その各支柱6に物品載置
台2を取付ける。このようにして、1つの物品載置台2
に、各種サイズ又は各種形態の物品1を載せ、これを運
搬し又は保管することができ、物品のサイズ又は形態、
或いはその数に対応した各種サイズの物品載置台を多数
用意しなくともよい。
【0081】また、物品載置台2は、その辺の長さを調
整した後、複数の載置台部材が相対的に移動しないよう
に、複数の載置台部材を固定する固定手段を有してい
る。図28にその固定手段の一例を示す。図28におい
て、第1及び第2の載置台部材103A,103Bに
は、ガイド棒24A,25Aの自由端側28A,31A
がそれぞれ摺動自在に嵌合する孔に通じる複数のねじ孔
38A,38B,38C;39A,39B,39Cがそ
れぞれ形成され、各ガイド棒24A,25Aには、複数
のロック孔40A,40B,40C;41A,41B,
41Cがそれぞれ形成されている。
【0082】図24に示したように、第1及び第2の載
置台部材103A,103Bを互いに大きく離間させた
とき、第1の載置台部材103Aのねじ孔38Aとガイ
ド棒28Aのロック孔40Aが整合し、かつ第2の載置
台部材3Bのねじ孔39Aとガイド棒25Aのロック孔
41Aが整合する。この状態で、各ねじ孔38A,39
Aにねじ43A,44Aをそれぞれねじ込み、その各ね
じの先端部をロック孔40A,41Aにそれぞれ嵌合さ
せる。これにより、第1及び第2の載置台部材103
A,103Bは、図24に示した位置で互いに強固に固
定される。
【0083】第1及び第2の載置台部材103A,10
3Bを図26に示したように最も接近させると、全ての
ねじ孔38A,38B,38Cと39A,39B,39
Cが、ロック孔40A,40B,40Cと41A,41
B,41Cとにそれぞれ整合する。この状態で、ねじ4
3A,43B,43Cの少なくとも1つと、ねじ44
A,44B,44Cの少なくとも1つを、ねじ孔にねじ
込み、そのねじの先端をロック孔に係合させる。これに
より、第1及び第2の載置台部材103A,103Bは
図26に示した状態で互いに固定連結される。第1及び
第2の載置台部材103A,103Bを、図24と図2
6の位置の間にもたらし、このとき整合したねじ孔38
A,38B;39A,39Bにねじ43A,43B;4
4A,44Bをねじ込むことにより、両載置台部材3
A,3Bをこの位置に固定することもできる。互いに隣
り合う他の載置台部材も、上述したところと同様にし
て、互いに不動に固定することができる。ねじを緩める
ことにより、再び各載置台部材を相対的に動かすことが
できる。
【0084】また、図29に示すように、物品載置台2
が、2つの載置台部材103E,103Fと、その2つ
の載置台部材103E,103Fが互いに接近又は離間
する向きに相対的に移動できるように、これらの載置台
部材103E,103Fを連結する載置台部材連結手段
の一例である複数のガイド棒24B,24Dとを具備す
るように構成することもできる。これらのガイド棒24
B,24Dは、図24に示したガイド棒24B,24D
と全く同じく構成されている。
【0085】この構成によっても、2つの載置台部材1
03E,103Fを接近又は離間させることによって、
物品載置台2の辺の長さD2を調整することができる。
【0086】上述のように図24乃至図29に例示した
物品載置台2は、その1つの辺とその辺に対向する辺の
長さの少なくとも2つの辺の長さを調整可能に構成され
ている。
【0087】物品載置台の辺の長さを調整できるように
当該物品載置台を構成した場合には、物品載置台を各支
柱6に対して通常の状態では取外せないように固定して
もよく、このように構成した場合、支柱間の間隔と物品
載置台の辺の長さは同時に調整される。
【0088】また、上述した物品運搬保管装置の各支柱
をその長手方向に伸縮可能に構成し、運搬する物品の高
さに応じて各支柱の長さを調整できるようにしてもよ
い。例えば、各支柱をテレスコープ状に嵌合した複数の
支柱部材で構成し、その長さを調整した後、ねじなどの
固定手段により、支柱部材同士を互いに固定する。
【0089】以上、本発明の代表的な実施形態例を説明
したが、本発明は、これらの実施形態例の構成に限定さ
れず、各種改変して構成することができ、また前述の各
構成を適宜組合せることができる。また、本発明は、プ
リンタ以外の各種製品又は天然物など、実質的にいかな
るものを運搬し又は保管する装置に広く適用できるもの
である。
【0090】
【発明の効果】請求項1に記載の発明によれば、異なる
サイズや異なる形態、或いは異なる数の物品を効率よく
運搬し、又は保管することができる。
【0091】請求項2に記載の発明によれば、物品載置
台を載置台保持手段を介して確実に支柱に支持すること
ができるので、各種物品をより一層確実に物品載置台に
載せ置くことができる。
【0092】請求項3に記載の発明によれば、物品載置
台を支柱から取外すことができるので、取外した多数の
物品載置台をコンパクトにまとめて運搬し、又は保管す
ることができる。
【0093】請求項4に記載の発明によれば、物品載置
台を台受け部材によって下から支えることにより、当該
物品載置台を安定状態で保持することができる。
【0094】請求項5に記載の発明によれば、物品載置
台を台受け部材によって下から支えることができるだけ
でなく、その物品載置台の上面を台押え部材により押え
ることができるので、物品載置台をより一層安定した状
態で保持することができる。
【0095】請求項6に記載の発明によれば、物品載置
台を支柱に対して位置決めできるので、支柱と物品載置
台の位置関係を常に正しく維持でき、物品運搬保管装置
全体の安定性を高めることができる。
【0096】請求項7に記載の発明によれば、物品載置
台の外形輪郭形態を変化させることができるので、1つ
の物品載置台を、各種の物品を載置するために用いるこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】物品運搬保管装置の一例を示す斜視図である。
【図2】物品載置台に物品を載せていなときの物品運搬
保管装置の斜視図である。
【図3】支柱に物品載置台を取付ける前の様子を示す斜
視図である。
【図4】1本の支柱と、これに取付けられた継手を明ら
かにする拡大斜視図である。
【図5】図4の分解斜視図である。
【図6】台受け部材と台押え部材によって物品載置台を
支柱に支持した状態を示す斜視図である。
【図7】台受け部材の斜視図である。
【図8】台受け部材によって物品載置台を支柱に支持し
た状態を示す斜視図である。
【図9】台受け部材によって物品載置台を支柱に支持し
た状態を示す斜視図である。
【図10】台受け部材によって物品載置台を支柱に支持
した状態を示す斜視図である。
【図11】3個の物品載置台を支柱に取付けた物品運搬
保管装置を示す斜視図である。
【図12】最上位の物品載置台を天板として用いた物品
運搬保管装置を示す斜視図である。
【図13】支柱ユニットを折り畳んだときの斜視図であ
る。
【図14】多数の支柱ユニットを物品載置台に載せたと
きの様子を示す斜視図である。
【図15】多数の物品載置台を最下位の1つの物品載置
台によって支持したときの様子を示す斜視図である。
【図16】2本の支柱と、これに対向する2本の支柱の
それぞれをパネルによって固定した支柱ユニットを示す
斜視図である。
【図17】3本の支柱を有する支柱ユニットの概略平面
図である。
【図18】図17に示した支柱ユニットの支柱間の間隔
を拡げたときの平面図である。
【図19】6本の支柱を有する支柱ユニットの概略平面
図である。
【図20】図19に示した支柱ユニットの支柱間の間隔
を拡げたときの平面図である。
【図21】5本の支柱を有する支柱ユニットの概略平面
図である。
【図22】図21に示した支柱ユニットの支柱間の間隔
を拡げたときの平面図である。
【図23】3本の支柱で物品載置台を支持した物品運搬
保管装置の斜視図である。
【図24】外形輪郭を伸縮できる物品載置台の一例を示
す斜視図である。
【図25】物品載置台の外形輪郭を説明する平面図であ
る。
【図26】図24に示した物品載置台を一番縮めたとき
の斜視図である。
【図27】2つの載置台部材と他の2つの載置台部材を
離したときの様子を示す斜視図である。
【図28】載置台部材同士を固定する固定手段の一例を
示す斜視図である。
【図29】伸縮可能な物品載置台の他の例を示す斜視図
である。
【符号の説明】
1 物品 2 物品載置台 2A 物品載置台 2B 物品載置台 2C 物品載置台 2D 物品載置台 2E 物品載置台 6 支柱 6A 支柱 6B 支柱 6C 支柱 6D 支柱 6E 支柱 6F 支柱 70 台受け部材 70A 台押え部材 134 外形輪郭 d1 間隔 d2 間隔

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の支柱と、少なくとも1つの支柱間
    間隔を調整可能に、互いに隣り合う支柱同士をそれぞれ
    連結する支柱連結手段と、前記複数の支柱のうちの少な
    くとも一部の支柱によって支持される少なくとも1つの
    物品載置台とを具備する物品運搬保管装置。
  2. 【請求項2】 前記物品載置台は、載置台保持手段を介
    して支柱に支持され、該載置台保持手段は、支柱の長手
    方向における異なった位置にて物品載置台を保持できる
    ように構成されている請求項1に記載の物品運搬保管装
    置。
  3. 【請求項3】 前記物品載置台は、前記支柱に対して着
    脱可能に取付けられている請求項1又は2に記載の物品
    運搬保管装置。
  4. 【請求項4】 前記載置台保持手段は、支柱に着脱可能
    に固定され、かつ前記物品載置台を下から支える台受け
    部材を有している請求項2又は3に記載の物品運搬保管
    装置。
  5. 【請求項5】 前記載置台保持手段は、支柱に着脱可能
    に固定され、かつ前記物品載置台の上面を押える台押え
    部材を有している請求項4に記載の物品運搬保管装置。
  6. 【請求項6】 前記物品載置台と支柱とを位置決めする
    位置決め手段を有している請求項1乃至5のいずれかに
    記載の物品運搬保管装置。
  7. 【請求項7】 前記物品載置台は、その外形輪郭形態が
    変化するように、当該形態を調整可能に構成されている
    請求項1乃至6のいずれかに記載の物品運搬保管装置。
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