JP2951934B2 - 陳列作業台車 - Google Patents

陳列作業台車

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JP2951934B2
JP2951934B2 JP5602598A JP5602598A JP2951934B2 JP 2951934 B2 JP2951934 B2 JP 2951934B2 JP 5602598 A JP5602598 A JP 5602598A JP 5602598 A JP5602598 A JP 5602598A JP 2951934 B2 JP2951934 B2 JP 2951934B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、マーケット等で商
品の陳列台に使用され、さらに、ダンボール箱等の梱包
容器に収納して供給されてくる商品を、梱包容器から取
り出して陳列するのに使用される陳列作業台車に関す
る。
【0002】
【従来の技術】マーケット等では、商品を陳列台の上に
並べて、消費者が多数の商品の中から自分の選択する商
品を自由に選べるように陳列している。また、商品は、
輸送のために梱包容器に収納して、市場や卸し店からマ
ーケット等に配送される。マーケットでは、配送された
商品を、梱包容器から取り出して陳列台に並べて販売し
ている。梱包容器から商品を取り出すときに、能率よく
楽に作業ができるように、梱包容器は作業台の上に載せ
られる。作業台では、梱包容器を開いて商品が取り出さ
れる。取り出された商品は、陳列台の上に並べられる。
さらに、商品を取り出した梱包容器は、邪魔にならない
ように廃棄する必要がある。
【0003】このような用途に使用される従来の作業台
は、机のように上面に天板を備えたものである。天板
は、楽に作業ができるよう、たとえば、約70cmの高
さに設定される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】作業台を使用すると、
梱包容器から楽な姿勢で商品を取り出すことができる。
しかしながら、従来の作業台を使用して、商品を店舗に
陳列すると、以下のような欠点があり、多量の商品を能
率よく陳列するのが難しい欠点があった。
【0005】 商品を取り出した梱包容器は、焼却等
の方法で廃棄され、あるいは、再使用されるが、この梱
包容器を能率よく処分できない。それは、商品を取り出
すときに、相当な量の梱包容器が発生するので、商品を
取り出して、梱包容器を廃棄する場所に運搬するのに手
間がかかるからである。
【0006】 作業台を多種多用な状態で使用するの
が難しい欠点がある。とくに、作業台は、楽に梱包容器
を開いて商品の取り出しができるように、天板の高さを
約70cm程度とするが、この高さの天板の上には、安
心して、しかも安全なように、上り下りするのが難し
い。作業台は、上で梱包容器を開いて商品を取り出すの
に使用されるが、取り出した商品を、高い棚等に並べる
ときには、踏台として使用される。このため、高い作業
台の上に安全に、しかも、楽に上り下りする必要がある
が、従来の作業台は、天板が高いので、この用途に便利
に使用できない。
【0007】 梱包容器から取り出した商品を作業台
の上に並べて、店舗の陳列位置に楽に移動させ、あるい
は、梱包容器を作業台の上に載せて、店舗の必要な位置
に楽に移動できない。さらに、作業台の上に載って、作
業台を移動させるのが難しい。
【0008】本発明は、従来の作業台が有するこのよう
な欠点を解決することを目的に開発されたもので、本発
明の重要な目的は、前述の欠点を解消できる陳列作業台
車を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の陳列作業台車
は、天板1の下方に、収納部5を設けていると共に、底
面には走行車輪6を設けており、さらに、側面には、折
り畳み自在に踏板7を設けており、この踏板7を開いて
天板1の上に上がることができるように構成してなるこ
とを特徴としている。
【0010】本発明の陳列作業台車は、踏板7が、回転
軸8を介して側面に連結されると共に、この踏板7の下
面には、開かれた踏板7を水平に支持する上下脚14を
連結している。踏板7を折り畳みできるように連結して
いる回転軸8は、踏板7を折り畳む方向に付勢する弾性
体13であるコイルバネに挿通している。弾性体13で
あるコイルバネは、踏板7を水平に開いた状態では、踏
板7の自重と弾性体13の弾性力とがバランスして、上
下脚14の下端が床面23から離れる位置で停止させ
る。
【0011】踏板7の上に載ると、上下脚14が降下し
て床面23に接触して陳列作業台車を移動しないように
停止される。踏板7に載らないときは、弾性体13でも
って、上下脚14の下端から床面23から離れて、走行
車輪6で陳列作業台車を移動できるようにしている。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を図面に基
づいて説明する。ただし、以下に示す実施例は、本発明
の技術思想を具体化するための陳列作業台車を例示する
ものであって、本発明は陳列作業台車を下記のものに特
定しない。
【0013】さらに、この明細書は、特許請求の範囲を
理解し易いように、実施例に示される部材に対応する番
号を、「特許請求の範囲の欄」、および「課題を解決す
るための手段の欄」に示される部材に付記している。た
だ、特許請求の範囲に示される部材を、実施例の部材に
特定するものでは決してない。
【0014】図1と図2に示す陳列作業台車は、天板1
の四隅に支柱2を固定し、支柱2の両側面と背面に側板
3を、底面に底板4を固定して、図において前方を開口
している収納部5を内部に設けている。支柱2は、天板
1の床からの高さを約70cm(底の四隅に固定してい
る走行車輪6を含む)の水平とする長さをしている。た
だし、陳列作業台車は、天板高さを約70cmとして最
も便利に使用できるが、天板の高さは、50〜100c
m、さらに好ましくは、60〜85cmとすることもで
きる。
【0015】天板1と支柱2と側板3と底板4は、ステ
ンレスや鉄等の金属製である。金属製のこれらの部材
は、たとえば、溶接して固定されて、所定の形状に成形
される。ただし、これ等の部材はプラスチック、あるい
は、化粧板等の木材で製作することもできる。
【0016】天板1は、周囲を下方に折曲し、折曲部1
Aを溶接して側板3と支柱2に固定している。この構造
の天板1は、下方に折曲している折曲部1Aを補強リブ
として、強靭な構造にできる。また、折曲部1Aを確実
に側板3や支柱2に固定できる。さらに、溶接して固定
された天板1は、最も強く固定できる特長がある。ただ
し、天板は、溶接によらず接着し、あるいはネジ止等の
構造で、側板や支柱に固定することもできる。天板1
は、便利に作業できるように、たとえば、約60cm×
約45cmの大きさとされる。ただし、本発明の陳列作
業台車は、天板の大きさを特定しない。天板は、たとえ
ば、1辺の長さを10cm〜150cmとする方形状と
することができる。
【0017】支柱2の内側に固定される底板4は、天板
1と同じ大きさである。この底板4は、天板1と同じよ
うに、周囲を上方に折曲して、折曲部4Aを側板3と支
柱2に固定している。底板4は、天板1と同じように、
溶接し、あるいは接着し、あるいはまたネジ止等の構造
で固定される。底板の耐荷重を大きくするには、底板の
下面に補強フレームを固定し、この補強フレームを支柱
に溶接等の構造で固定する。
【0018】底板4の四隅に、あるいは、支柱2の下端
に走行車輪6が固定される。走行車輪6は、陳列作業台
車の上に物を載せ、さらに、この上に作業者が載って移
動できるように、充分に強靭なものを使用する。走行車
輪6は、水平面内で首振りして、自由な方向に移動でき
る自在車輪が使用される。
【0019】陳列作業台車は、図2と図3に示すよう
に、側面に折り畳み自在に踏板7を連結している。踏板
7は、支柱2の間に折り畳まれるように、支柱2の間隔
よりも全長を短くしている。踏板7は、周囲を下方に折
曲しているステンレス等の金属板である。
【0020】踏板7は、安全に上り降りできるように、
たとえば、開いた状態における踏板7の床面23からの
高さを約35cm、大きさを約40cm×約25cmと
される。ただし、本発明の陳列作業台車は、踏板7の高
さと大きさを特定しない。踏板の高さは、天板の高さを
約70cmとする場合には、約30cm〜約40cmと
して、すなわち、天板高さの1/2前後として最も便利
に使用できる。また、踏板の大きさは、一辺を約10c
m以上の方形状として、すなわち、作業者が足を載せて
安全に昇降できる大きさとして種々の変更ができる。
【0021】踏板7は、開いたときに水平になるよう
に、両側に上下脚14を連結している。上下脚14は、
全体の形状をコ字状とする金属ロッドである。上下脚1
4は、踏板7の両側に設けられた折曲部7Aを、回転で
きるように貫通して、折曲部7Aの外側で下方に折曲さ
れている。下方に延長される上下脚14は、踏板7を開
いた状態で水平に支持する全長に設計されている。
【0022】さらに、上下脚14の下端には、キャップ
15が取り付けられている。このキャップ15は、踏板
7に載った状態で、上下脚14に荷重がはたらくと、床
面23を押圧して陳列作業台車を移動できないように停
止する。したがって、キャップ15は、床面23との摩
擦力が大きくなるように、好ましくは、ゴムあるいはプ
ラスチック等の部材で成形される。
【0023】さらに、下方に延長される2本の上下脚1
4の下端部は連結ロッド16で連結されている。連結ロ
ッド16は、中間に連結筒17を回転できるように挿通
し、この連結筒17を、連結アーム18を介して側板3
に連結している。この連結アーム18は、側板3に、回
動できるように固定されている。このように、連結ロッ
ド16と連結アーム18を介して側板3に連結される上
下脚14は、これらの部材で補強されるので、踏板7を
より安定して支持できる特長がある。とくに、図2の鎖
線で示すように、側板3と踏板7と上下脚14と連結ア
ーム18とで平行四辺形を形成しながら、安定して踏板
7を折り畳み、あるいは、広げることができる特長があ
る。
【0024】踏板7を折り畳みできるように側板3に連
結する構造を、図3の側面図と図4及び図5の拡大断面
図に示す。図4は、踏板7を折り畳んで水平にカットし
た断面図である。図5は、踏板7を水平に開いて垂直に
カットした断面図である。踏板7は、これらの図に示す
ように、両側の折曲部7Aを、回転軸8を介して、側板
3に固定された連結プレート9に折り畳みできるように
連結している。
【0025】回転軸8は、両端を回転できるように、連
結プレート9に貫通し、連結プレート9を介して側板3
に連結している。回転軸は、側板でなくて、支柱に回転
できるように連結することもできる。回転軸8は、両端
部に端部連結筒10を配設している。この端部連結筒1
0は、六角ビス等のネジ12によって回転軸8に固定さ
れている。さらに、回転軸8は、中間を中間連結筒11
に回転できるように挿入し、中間連結筒11を側板3に
固定している。
【0026】さらに、回転軸8は、踏板7を折り畳むた
めの弾性体13を連結している。図に示す弾性体13
は、回転軸8に挿通されたコイルバネである。このコイ
ルバネは、一端を端部連結筒10に固定し、他端を中間
連結筒11に固定している。このように、端部連結筒1
0を介して回転軸8に連結されるコイルバネは、端部連
結筒10の連結位置を変更して弾性力を調整できる特長
がある。
【0027】弾性体13は、踏板7を折り畳む方向に付
勢している。弾性体13は、たとえば、踏板7を45度
よりも垂直の姿勢にすると、踏板7の自重に打ち勝っ
て、踏板7を垂直に折り畳むが、踏板7が45度よりも
水平に近い姿勢になると、踏板7を水平に開かせること
ができるような弾性で、踏板7を付勢している。この弾
性体13で付勢される踏板7は、側板3に折り畳むため
に、45度よりも垂直に近い姿勢にすると、弾性体13
で自動的に折り畳まれる。さらに、踏板7を45度より
も水平に近い姿勢にすると、踏板7の自重が弾性体13
の弾性力とバランスして、簡単に水平に開くことができ
る。したがって、踏板7を垂直に、あるいは、水平に停
止させるストッパを設けることなく、便利に踏板7を開
き、あるいは折り畳みできる特長がある。
【0028】ただ、本発明の陳列作業台車は、必ずしも
弾性体を、踏板を45度よりも垂直の姿勢にすると、踏
板の自重に打ち勝って、踏板を垂直に折り畳むような弾
性力とする必要はない。踏板は、自動的に折り畳まれな
くても、弾性体で付勢されているので、小さな力で楽に
折り畳みできるからである。この陳列作業台車は、垂直
の姿勢に折り畳まれた踏板を、たとえば、磁石やストッ
パ等で収納位置に保持することができる。
【0029】さらに、弾性体13は、踏板7を水平に開
いた状態では、図2に示すように、上下脚14の下端が
床面23から離れるように踏板7を押し上げている。す
なわち、弾性体13は、踏板7の自重と弾性体13の弾
性力とがちょうどバランスして、踏板7をこの位置で停
止させるような弾性力で付勢している。この構造の陳列
作業台車は、踏板7を水平に開いた状態においても、上
下脚14の下端が床面23から離れているので、陳列作
業台車を自由に移動させることができる。このため、踏
板7を水平に開いた状態で、いいかえると、踏板7を折
り畳むことなく陳列作業台車を移動できる。
【0030】さらに、陳列作業台車は、踏板7を水平に
開いた状態で踏板7に荷重をかけると、踏板7が降下し
て上下脚14の下端が床面23に接触する。降下する上
下脚14は、下端が床面23を押圧して、陳列作業台車
を移動できなくする。したがって、天板1に上り降りす
るために、作業者が踏板7に体重をかけた状態では、陳
列作業台車は移動することなく、安全に天板1に上り降
りできる。
【0031】ただし、弾性体13は、経時的に弾性力が
変化してしまうことがある。このような場合には、弾性
体13による弾性力が最適値となるように調整し直す必
要がある。本発明の陳列作業台車は、弾性体13を固定
した端部連結筒10を、ネジ12で回転軸8に固定して
いる。このため、弾性体13の弾性力が低下して、踏板
7を水平の姿勢に開いた状態で上下脚14が床面23か
ら離れた状態に保持できなくなっても、端部連結筒10
を回転軸8に固定する位置を変更して、弾性体13が付
勢する力を調整できる。すなわち、本発明の陳列作業台
車は、長期間にわたって、理想的な状態で便利に使用で
き、しかも、弾性体等の部品の交換を極減できる特長が
ある。
【0032】さらに、陳列作業台車は、図1と図2に示
すように、天板1の片面に収納自在に折畳天板19を連
結している。折畳天板19は、これらの図において、踏
板7と反対側の側面に設けている。ただ、折畳天板は、
陳列作業台車の背面に設けることもできる。折畳天板1
9は、周囲を下方に折曲しているステンレス等の金属板
である。折畳天板19の大きさは、たとえば、約40c
m×約20cmの大きさとされる。ただし、本発明は、
折畳天板の大きさを特定しない。折畳天板は、陳列作業
台車に連結する一辺の長さを、連結される面の幅より小
さくすると共に、陳列作業台車から外側に延長される長
さを10cm〜50cmとする方形状とすることができ
る。
【0033】折畳天板19は、図6に示すように、折曲
部19Aの下端を、蝶番20を介して折り畳みできるよ
うに側板3に連結している。蝶番20は、溶接し、ある
いは接着し、あるいはまた、ネジ止等の構造で固定され
る。折畳天板19は、開いた状態で、折畳天板19の上
面が天板1の上面と同一平面となるように連結されてい
る。
【0034】さらに、折畳天板19は、開いた状態で、
水平の姿勢に保持されるように、両側に支持ロッド21
を連結している。図に示す支持ロッド21は、全体の形
状を方形状とする金属ロッドである。支持ロッド21
は、折畳天板19の両側に設けられた折曲部19Aを回
転できるように貫通して、折曲部19Aの外側で下方に
折曲されている。下方に延長される2本の支持ロッド2
1の下端は連結されており、この連結部が側板3に設け
られた係止部22に引っかけられて、折畳天板19を水
平の姿勢に保持している。したがって、支持ロッド21
の垂直方向の長さは、折畳天板19を開いた状態で、折
畳天板19を水平の姿勢に保持できる最適な長さに設計
されている。
【0035】折畳天板19を収納するときは、支持ロッ
ド21の下端を、係止部22から外して引っかけ状態を
解除する。折畳天板19と支持ロッド21は、その自重
で垂れ下がり、側板3に沿って収納される。収納された
折畳天板と支持ロッドは、磁石やストッパ等によって、
収納位置に保持することもできる。このように、収納自
在な折畳天板19は、広げた状態では、陳列作業台車の
上面の面積を広くして、作業能率を高めることができる
と共に、作業終了後は、コンパクトに収納できるので邪
魔にならず便利に使用できる特長がある。
【0036】
【発明の効果】本発明の陳列作業台車は、多量の梱包容
器や商品を、店舗の陳列位置に楽に移動させ、商品を能
率よく陳列できると共に、商品を取り出した梱包容器
を、廃棄場所に能率よく運搬して処分できる特長があ
る。それは、本発明の陳列作業台車が、天板の下方に収
納部を設けていると共に、底面に走行車輪を設けている
からである。この陳列作業台車は、梱包容器や商品を多
量に載せて、走行車輪で楽に運搬できる。とくに、天板
の下方に設けられた収納部を有効に活用して、商品を取
り出した梱包容器等を、廃棄場所に能率よく運搬して処
分できる。このように、梱包容器や商品を、多量に、し
かも楽に移動できる本発明の陳列作業台車は、商品の陳
列や梱包容器の廃棄にかかる時間を短縮して、能率よく
作業できる特長がある。
【0037】さらに、本発明の陳列作業台車は、高い天
板を踏台に併用して、多種多用な状態で使用できる特長
がある。それは、本発明の陳列作業台車が、側面に折り
畳み自在に踏板を設けており、踏板を開いて天板に上が
ることができるように構成されているからである。この
陳列作業台車は、天板を踏台として使用するときには、
側面の踏板を開いて階段状に段を設けて、この踏板から
高い天板の上に、安全かつ楽に上り降りできる。このよ
うに、高い天板を踏台に併用できる本発明の陳列作業台
車は、高い陳列棚にも極めて容易に商品を陳列できると
共に、店内の高い場所の清掃や整理にも便利に使用でき
る特長がある。しかも、折り畳みできる踏板は、天板に
上り降りするとき以外は、陳列作業台車にコンパクトに
収納して、邪魔にならないように極めて便利に使用でき
る。したがって、この陳列作業台車は、多量の梱包容器
や商品を載せて楽に移動できることに加えて、高所作業
を能率よくでき、陳列作業台車を多種多用な状態で使用
できる特長がある。
【0038】とくに、本発明の陳列作業台車は、底面に
走行車輪を有するので、天板の上に作業者が載った状態
で、陳列作業台車を楽に移動できる特長を備える。この
ため、従来の踏台等のように作業場所を移動する度に上
り降りすることなく、作業者が天板の上に載ったままで
陳列作業台車を移動させて、極めて簡単に作業場所を変
えて作業でき、高所作業の能率をさらに向上できる特長
がある。
【0039】さらに、本発明の請求項2の陳列作業台車
は、安心して、しかも安全に、踏板から天板に昇降でき
ると共に、踏板を折り畳むことなく陳列作業台車を移動
できる特長がある。それは、本発明の陳列作業台車が、
踏板の下面に上下脚を設けており、この上下脚は、踏板
の上に載ると降下して床面に接触し、踏板に載らないと
きには、床面から離れるように弾性的に押し上げられて
いるからである。この構造の陳列作業台車は、天板に上
り、あるいは、天板から降りるために踏板の上に載る
と、降下する上下脚が床面に接触して、陳列作業台車を
移動しないように停止させる。したがって、安心して、
しかも、安全に踏板から天板に昇降できる特長がある。
さらに、この上下脚は、踏板に載らないときには床面か
ら離れているので、踏板を開いた状態でも、走行車輪で
陳列作業台車を移動させることができる。したがって、
陳列作業台車を移動させるときに、踏板を折り畳む必要
がなく、楽に移動させて極めて便利にしかも能率よく作
業できる特長がある。
【0040】さらに、本発明の請求項3の陳列作業台車
は、天板の片面に、折り畳み自在に折畳天板が設けられ
ている。このように、収納自在な折畳天板は、広げた状
態では、陳列作業台車の上面の面積を広くできるので、
より多くの商品を運搬して作業能率を高めることができ
る特長がある。しかも、折り畳み自在な折畳天板は、作
業が終るとコンパクトに収納できるので、邪魔にならず
極めて便利に使用できる特長がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例にかかる陳列作業台車の斜視図
【図2】図1に示す陳列作業台車の正面図
【図3】図1に示す陳列作業台車の踏板を収納した状態
を示す右側面図
【図4】踏板を折り畳んだ状態を示す要部拡大水平断面
【図5】踏板を水平に開いた状態を示す要部拡大垂直断
面図
【図6】図1に示す陳列作業台車の開かれた折畳天板を
下から見た斜視図
【符号の説明】
1…天板 1A…折曲部 2…支柱 3…側板 4…底板 4A…折曲部 5…収納部 6…走行車輪 7…踏板 7A…折曲部 8…回転軸 9…連結プレート 10…端部連結筒 11…中間連結筒 12…ネジ 13…弾性体 14…上下脚 15…キャップ 16…連結ロッド 17…連結筒 18…連結アーム 19…折畳天板 19A…折曲部 20…蝶番 21…支持ロッド 22…係止部 23…床面

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 天板(1)の下方に、収納部(5)が設けられ
    ると共に、底面に走行車輪(6)が設けられており、さら
    に、側面には折り畳み自在に踏板(7)が設けられてお
    り、踏板(7)を開いて天板(1)に上がることができるよう
    に構成されてなる陳列作業台車において、 踏板(7)が、回転軸(8)を介して側面に連結されると共
    に、この踏板(7)の下面には、開かれた踏板(7)を水平に
    支持する上下脚(14)を連結しており、踏板(7)を折り畳
    みできるように連結している回転軸(8)は、踏板(7)を折
    り畳む方向に付勢する弾性体(13)であるコイルバネに挿
    通しており、弾性体(13)であるコイルバネは、踏板(7)
    を水平に開いた状態では、踏板(7)の自重と弾性体(13)
    の弾性力とがバランスして、上下脚(14)の下端が床面(2
    3)から離れる位置で停止させ、 踏板(7)の上に載ると、上下脚(14)が降下して床面(23)
    に接触して陳列作業台車を移動しないように停止させ、
    踏板(7)に載らないときには、弾性体(13)でもって、上
    下脚(14)の下端から床面(23)から離れて、走行車輪(6)
    で陳列作業台車を移動できるように構成してなることを
    特徴とする陳列作業台車。
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