JP2001151015A - 鞍乗型車両用映像表示装置 - Google Patents

鞍乗型車両用映像表示装置

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JP2001151015A
JP2001151015A JP34062799A JP34062799A JP2001151015A JP 2001151015 A JP2001151015 A JP 2001151015A JP 34062799 A JP34062799 A JP 34062799A JP 34062799 A JP34062799 A JP 34062799A JP 2001151015 A JP2001151015 A JP 2001151015A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】大型の表示手段を設けることなく、車両の周囲
の映像を表示することができ、また部品点数が減り、組
付けおよび操作が容易である。 【解決手段】乗員が鞍乗する鞍乗型車両において、車体
1の周囲を撮像する複数の撮像手段20,30と、この
撮像した映像を表示する表示手段21と、複数の撮像手
段20,30により撮像された映像のうち択一的に選択
して表示手段21に表示可能にする切替手段40とを備
えている。また、乗員が鞍乗する鞍乗型車両において、
文字または映像を表示する表示手段200と、その表示
手段200に表示される文字または映像を変更する変更
手段201を車体に設けると共に、その変更手段201
を作動させるスイッチAを、左側のハンドルグリップ1
10に隣接配置され、方向指示スイッチ52を有するス
イッチ部100に一体的に設けている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、鞍乗型車両用映
像表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来車両では、車体の左右側後方や後方
を確認するために、サイドミラーやバックミラーが設け
られているが、ミラーを見るときに、左右に視線を移動
しなければならない。このため、自動四輪車では、例え
ば車体の左右側方や後方にCCDカメラを備え、CCD
カメラで撮像した映像をナビゲーションシステムの表示
部に映し出すようにしたものがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このような映像表示装
置を自動二輪車等の鞍乗型車両に備えることが考えられ
るが、鞍乗型車両ではハンドル周りに種々の計器等が配
置されて配置スペースに制限があり、複数のCCDカメ
ラからの映像を同時に表示することができる大型の表示
部を配置することが困難である。また、表示部に隣接し
て操作スイッチが設けられているため、操作が煩雑にな
る恐れがある。
【0004】この発明は、かかる点に鑑みてなされたも
ので、大型の表示手段を設けることなく、車両の周囲の
映像を表示することができ、また部品点数が減り、組付
けおよび操作が容易である鞍乗型車両用映像表示装置を
提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決し、かつ
目的を達成するために、この発明は、以下のように構成
した。
【0006】請求項1に記載の発明は、『乗員が鞍乗す
る鞍乗型車両において、車体の周囲を撮像する複数の撮
像手段と、この撮像した映像を表示する表示手段と、複
数の撮像手段により撮像された映像のうち択一的に選択
して前記表示手段に表示可能にする切替手段とを備える
ことを特徴とする鞍乗型車両用映像表示装置。』であ
る。
【0007】この請求項1に記載の発明によれば、複数
の撮像手段により撮像された映像のうち択一的に選択し
て表示手段に表示可能であり、大型の表示手段を設ける
ことなく、車両の周囲の映像を表示することができる。
この択一的に選択してする表示は通常複数を同時表示さ
せておき、必要に応じて択一的に表示させるものでも、
初めから必要に応じて択一的に表示させるものでもよ
い。
【0008】請求項2に記載の発明は、『前記複数の撮
像手段を車体に設け、この複数の撮像手段からの複数の
映像を択一的に選択して表示すると共に、択一的に選択
された映像を識別可能な情報を前記表示手段に表示可能
にすることを特徴とする請求項1に記載の鞍乗型車両用
映像表示装置。』である。
【0009】この請求項2に記載の発明によれば、複数
の映像を択一的に選択して表示すると共に、択一的に選
択された映像を識別可能な情報を表示手段に表示可能に
し、識別可能な情報は画面の中の映像に合成するか、画
面の左右に別途ランプを設けることで、鞍乗型車両では
車幅が狭いため左右の映像に差異が見出しにくいが左右
の映像の識別が容易にできる。
【0010】請求項3に記載の発明は、『前記複数の撮
像手段を車体の左右に、且つ車体または乗員の一部を撮
像可能な位置に各々設け、車体または乗員の一部を含む
左右の映像を択一的に前記表示手段に表示可能であるこ
とを特徴とする請求項1に記載の鞍乗型車両用映像表示
装置。』である。
【0011】この請求項3に記載の発明によれば、鞍乗
型車輌では車幅が狭いため左右の映像に差異が見出しに
くいが、車体または乗員の一部を含む映像を表示するよ
うにしたので、左右の映像の識別が容易にできる。
【0012】請求項4に記載の発明は、『左右の方向指
示器を択一的に点灯させる方向指示スイッチを有し、こ
の方向指示器を点灯させるスイッチ位置の前段に、前記
切替手段を作動させ方向指示器側の撮像手段からの映像
を表示させる切替スイッチ位置を設けたことを特徴とす
る請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の鞍乗型
車両用映像表示装置。』である。
【0013】この請求項4に記載の発明によれば、方向
指示器を点灯させるスイッチ位置の前段に、切替手段を
作動させ方向指示器側の撮像手段からの映像を表示させ
る切替スイッチ位置を設けたから、既存のスイッチを利
用するため構造が簡単であり、しかも方向指示器を作動
させる前に方向指示器側の映像の表示を行ない確認する
ことができる。
【0014】請求項5に記載の発明は、『乗員が鞍乗す
る鞍乗型車両において、文字または映像を表示する表示
手段と、その表示手段に表示される文字または映像を変
更する変更手段を車体に設けると共に、その変更手段を
作動させるスイッチを、左側のハンドルグリップに隣接
配置され、方向指示スイッチを有するスイッチ部に一体
的に設けたことを特徴とする鞍乗型車両用映像表示装
置。』である。
【0015】この請求項5に記載の発明によれば、方向
指示スイッチと同様に、左手でハンドグリップを握った
まま操作でき、しかもスイッチ類をスイッチ部に集中配
置したので、部品点数が減り、組付けが容易である。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、この発明の鞍乗型車両用映
像表示装置の実施の形態を図面に基づいて説明するが、
この発明はこの実施の形態に限定されない。
【0017】図1は鞍乗型車両用映像表示装置を備える
スクータ型車両の側面図、図2はスクータ型車両の正面
図、図3はスクータ型車両の背面図、図4は後方から視
たスクータ型車両の斜視図、図5は側後方撮像手段の配
置を示す図、図6は撮像手段による撮像範囲を示す図、
図7は映像の表示状態を示す図、図8はハンドルグリッ
プを示す斜視図、図9は方向指示スイッチを示す斜視図
である。
【0018】この実施の形態では、鞍乗型車両としてス
クータ型車両を示している。このスクータ型車両の車体
1には前輪2と後輪3が支持され、前輪2はハンドル4
により操向される。ハンドル4を車体1に対して回動可
能に支持し、このハンドル4は、左右の車幅方向に延
び、左右の両側にはミラー9が取り付けられている。
【0019】車体1は、フロントカウル5とリヤカウル
6で覆われ、リヤカウル6の上部にはシート7が配置さ
れている。フロントカウル5とシート7との間にはステ
ップ部8が設けられ、シート7に着座した乗員がステッ
プ部8に足を載せて運転するようになっている。
【0020】フロントカウル5の上部にはスクリーン1
0が取り付けられ、さらに前側には左右一対の前照灯1
2がそれぞれ配置されている。また、フロントカウル5
には、左右一対の前側方向指示器13a,13bが配置
され、リヤカウル6には、左右一対の後側方向指示器1
4a,14bが配置されている。
【0021】このスクータ型車両には、車体1の左右側
後方を撮像する側後方撮像手段20と、車体の後方を撮
像する後方撮像手段30と、この撮像した映像を表示す
る表示手段21が備えられている。表示手段21は液晶
表示部で構成され、フロントカウル5のハンドル4より
前側位置に配置されている。表示手段21は、車両の中
央に配置すると、走行状態の感覚をつかみやすいが、配
置スペースや用途等の関係から車両の左右にオフセット
して配置してもよい。
【0022】左右一対の側後方撮像手段20は、CCD
カメラで構成され、この側後方撮像手段20はフロント
カウル5のシート側に設けられ、上下方向でハンドル4
より下方の車体側で、かつ左右方向でハンドル4の両端
部4aより内方に配置されている。フロントカウル5に
は後方の撮像視野を広げるように凹部6dが形成され、
この凹部6dに側後方撮像手段20が配置されている。
また、側後方撮像手段20を凹部6dに配置すること
で、乗員25や障害物が接触することがないようにして
いる。
【0023】このように側後方撮像手段20が上下方向
でハンドル4より下方の車体側で、かつ左右方向でハン
ドル4の両端部4aより内方に配置されており、図3及
び図5に示すように、側後方撮像手段20をミラー9の
位置に配置すると乗員25の肩の部分で後方の視野が狭
くなるが、ミラー9の下方位置で車体幅や乗員25の胴
や腰の部分で後方を見通せる位置であり、乗員25が撮
像の邪魔になることがなく、デットスペースを利用して
配置することができる。
【0024】後方撮像手段30は、車体外面より凹んだ
位置31に配置され、この実施の形態ではスタンディン
グハンドル32のグリップ32aとリヤカウル6の後端
部6aの間に配置されている。このように後方撮像手段
30を車体外面より凹んだ位置31に配置することで、
太陽光の入射、雨水の入水を防止でき、好ましい映像を
得ることができ、耐久性も向上する。
【0025】図6は左右一対の側後方撮像手段20の撮
像範囲E1と、後方撮像手段30の撮像範囲E2を示
す。側後方撮像手段20の撮像範囲E1は、約45°に
設定され、車線変更に用いられ、後方撮像手段30の撮
像範囲E2は、約75°に設定され、通常走行に用いら
れる。
【0026】表示手段21には、通常状態では側後方撮
像手段20、後方撮像手段30から得られる左右の映像
を同時に表示させておいてもよいし、後方を表示させて
おいてもよいし、表示させておかなくてもよい。
【0027】図7(a)に示すように、複数の撮像手
段、即ち左右一対の側後方撮像手段20、後方撮像手段
30により撮像された映像のうち択一的に選択して表示
手段21に表示可能にする切替手段40が備えられてい
る。複数の撮像された映像のうち択一的に選択して表示
手段21に表示可能であり、大型の表示手段21を設け
ることなく、車両の周囲の映像を表示することができ
る。この択一的に選択してする表示は通常複数を同時表
示させておき、必要に応じて択一的に表示させるもので
も、初めから必要に応じて択一的に表示させるものでも
よい。
【0028】左右一対の側後方撮像手段20からの複数
の映像を択一的に選択して表示すると共に、図7
(b),(c)に示すように、択一的に選択された映像
を識別可能な情報41を表示手段21に表示可能にして
いる。図7(b)の実施の形態では、画像処理により画
像の左側を切り欠くことで左側映像を示しており、画像
の右側を切り欠くことで右側映像を示すことができる。
また、図7(c)の実施の形態では、画像処理により矢
印を左側に表示することで左側映像を示しており、矢印
を左側に表示することで右側映像を示すことができる。
【0029】このように複数の映像を択一的に選択して
表示すると共に、択一的に選択された映像を識別可能な
情報41を表示手段21に表示可能にし、識別可能な情
報41は画面の中の映像に合成するか、画面の左右に別
途ランプを設けることで、鞍乗型車両では車幅が狭いた
め左右の映像に差異が見出しにくいが左右の映像の識別
が容易にできる。
【0030】また、左右一対の側後方撮像手段20を車
体1または乗員25の一部を撮像可能な位置に各々設け
ることで、図7(a)に示すように、車体1または乗員
25の一部を含む左右の映像42を択一的に表示手段2
1に表示可能である。鞍乗型車輌では車幅が狭いため左
右の映像に最が見出しにくいが、車体1または乗員25
の一部を含む映像42を表示するようにしたので、左右
の映像の識別が容易にできる。
【0031】切替手段40による映像の切替を図7及び
図8に示す。この実施の形態では、左側のハンドルグリ
ップ50に隣接配置されたスイッチ部51に、右側の方
向指示器13a,14aと左側の方向指示器13b,1
4bを択一的に点灯させる方向指示スイッチ52が設け
られ、方向指示スイッチ52は、ニュートラル位置Nか
ら右方向へ移動させると右側の方向指示器13a,14
aが点灯し、左方向へ移動させると左側の方向指示器1
3a,14aが点灯する。
【0032】この方向指示スイッチ52の作動に連動し
て切替手段40を作動させ、方向指示スイッチ52がニ
ュートラル位置Nでは、後方撮像手段30からの映像を
表示させる。この方向指示スイッチ52を作動させ、右
側の方向指示器13a,14aを点灯させるスイッチ位
置RP1の前段に、切替スイッチ位置RP2を設け、こ
の切替スイッチ位置RP2で右側の側後方撮像手段20
からの映像を表示させる。また、左側の方向指示器13
b,14bを点灯させるスイッチ位置LP1の前段に、
切替スイッチ位置LP2を設け、この切替スイッチ位置
LP2で左側の側後方撮像手段20からの映像を表示さ
せる。尚、切替スイッチ位置RP2、LP2でスイッチ
52が保持されても、保持されなくてもどちらでもよ
い。
【0033】このように右側の方向指示器13a,14
aまたは左側の方向指示器13b,14bを点灯させる
スイッチ位置RP1,LP1の前段に、切替手段40を
作動させ方向指示器側の撮像手段からの映像を表示させ
る切替スイッチ位置RP2,LP2を設けたから、既存
のスイッチを利用するため構造が簡単であり、しかも方
向指示器を作動させる前に方向指示器側の映像の表示を
行ない確認することができる。
【0034】また、少なくともブレーキ手段が操作され
た時に、表示手段21に後部の映像を択一的に表示さ
せ、必要に応じた映像を得るのに、特別な操作を必要と
しないので、操作が容易である。なお、右側の方向指示
器13a,14aまたは左側の方向指示器13b,14
bを択一的に点灯させる方向指示スイッチ52が作動さ
れた時に、その方向指示スイッチ52に対応して表示手
段21に左右の映像を択一的に表示させているが、この
ときブレーキ手段が操作され、同時に入力された場合
は、左右の映像を優先する。
【0035】図10はスイッチ部の他の実施の形態を示
す斜視図である。この実施の形態の鞍乗型車両には、ス
イッチ部100が左側のハンドルグリップ110に隣接
配置されている。このスイッチ部100は、ナビゲーシ
ョンシステムの地図表示の範囲の切り替えスイッチ(広
域⇔詳細)101、ナビゲーションシステムの映像と撮
像手段の映像の切り替えスイッチ(NAVI⇔CCD)
102、交通情報(文字情報)表示スイッチ(表示ON
⇔表示OFF)103等のスイッチAが設けられてい
る。さらに、スイッチ部100には、前述した実施例と
同様の方向指示スイッチ52、ホーンスイッチ112及
びライトのハイ−とローとの切り替えスイッチ111が
設けられている。
【0036】このように実施の形態の鞍乗型車両には、
表示手段200に表示される文字または映像を変更する
変更手段201が車体に設けられ、この変更手段201
を作動させるスイッチAが、方向指示スイッチ52を有
するスイッチ部100に一体的に設けられている。表示
手段200に表示される情報としては、撮像手段で撮影
した映像、ナビゲーションシステムの地図、交通情報の
文字情報などがある。尚、本実施例では変更手段が切替
手段を兼ねており、前述した実施例と同様に、複数の映
像を切り替え可能である。
【0037】このように変更手段201を作動させるス
イッチAが、方向指示スイッチ52を有するスイッチ部
100に一体的に設けられることで、方向指示スイッチ
と同様に、左手でハンドグリップ110を握ったまま操
作でき、しかもスイッチ類をスイッチ部100に集中配
置したので、部品点数が減り、組付けが容易である。
【0038】
【発明の効果】前記したように、請求項1に記載の発明
では、複数の撮像手段により撮像された映像のうち択一
的に選択して表示手段に表示可能であり、大型の表示手
段を設けることなく、車両の周囲の映像を表示すること
ができる。この択一的に選択してする表示は通常複数を
同時表示させておき、必要に応じて択一的に表示させる
ものでも、初めから必要に応じて択一的に表示させるも
のでもよい。
【0039】請求項2に記載の発明では、複数の映像を
択一的に選択して表示すると共に、択一的に選択された
映像を識別可能な情報を表示手段に表示可能にし、識別
可能な情報は画面の中の映像に合成するか、画面の左右
に別途ランプを設けることで、鞍乗型車両では車幅が狭
いため左右の映像に差異が見出しにくいが左右の映像の
識別が容易にできる。
【0040】請求項3に記載の発明では、鞍乗型車輌で
は車幅が狭いため左右の映像に差異が見出しにくいが、
車体または運転者の一部を含む映像を表示するようにし
たので、左右の映像の識別が容易にできる。
【0041】請求項4に記載の発明では、方向指示器を
点灯させるスイッチ位置の前段に、切替手段を作動させ
方向指示器側の撮像手段からの映像を表示させる切替ス
イッチ位置を設けたから、既存のスイッチを利用するた
め構造が簡単であり、しかも方向指示器を作動させる前
に方向指示器側の映像の表示を行ない確認することがで
きる。
【0042】請求項5に記載の発明では、方向指示スイ
ッチと同様に、左手でハンドグリップを握ったまま操作
でき、しかもスイッチ類をスイッチ部に集中配置したの
で、部品点数が減り、組付けが容易である。
【図面の簡単な説明】
【図1】鞍乗型車両用映像表示装置を備えるスクータ型
車両の側面図である。
【図2】スクータ型車両の正面図である。
【図3】スクータ型車両の背面図である。
【図4】後方から視たスクータ型車両の斜視図である。
【図5】側後方撮像手段の配置を示す図である。
【図6】撮像手段による撮像範囲を示す図である。
【図7】映像の表示状態を示す図である。
【図8】ハンドルグリップを示す斜視図である。
【図9】方向指示スイッチを示す斜視図である。
【図10】スイッチ部の他の実施の形態を示す斜視図で
ある。
【符号の説明】
1 車体 4 ハンドル 20 側後方撮像手段 21 表示手段 30 後方撮像手段 40 切替手段

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】乗員が鞍乗する鞍乗型車両において、車体
    の周囲を撮像する複数の撮像手段と、この撮像した映像
    を表示する表示手段と、複数の撮像手段により撮像され
    た映像のうち択一的に選択して前記表示手段に表示可能
    にする切替手段とを備えることを特徴とする鞍乗型車両
    用映像表示装置。
  2. 【請求項2】前記複数の撮像手段を車体に設け、この複
    数の撮像手段からの複数の映像を択一的に選択して表示
    すると共に、択一的に選択された映像を識別可能な情報
    を前記表示手段に表示可能にすることを特徴とする請求
    項1に記載の鞍乗型車両用映像表示装置。
  3. 【請求項3】前記複数の撮像手段を車体の左右に、且つ
    車体または乗員の一部を撮像可能な位置に各々設け、車
    体または乗員の一部を含む左右の映像を択一的に前記表
    示手段に表示可能であることを特徴とする請求項1に記
    載の鞍乗型車両用映像表示装置。
  4. 【請求項4】左右の方向指示器を択一的に点灯させる方
    向指示スイッチを有し、この方向指示器を点灯させるス
    イッチ位置の前段に、前記切替手段を作動させ方向指示
    器側の撮像手段からの映像を表示させる切替スイッチ位
    置を設けたことを特徴とする請求項1乃至請求項3のい
    ずれか1項に記載の鞍乗型車両用映像表示装置。
  5. 【請求項5】乗員が鞍乗する鞍乗型車両において、文字
    または映像を表示する表示手段と、その表示手段に表示
    される文字または映像を変更する変更手段を車体に設け
    ると共に、その変更手段を作動させるスイッチを、左側
    のハンドルグリップに隣接配置され、方向指示スイッチ
    を有するスイッチ部に一体的に設けたことを特徴とする
    鞍乗型車両用映像表示装置。
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