JP2001150304A - 工具長計測装置 - Google Patents

工具長計測装置

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JP2001150304A
JP2001150304A JP33753399A JP33753399A JP2001150304A JP 2001150304 A JP2001150304 A JP 2001150304A JP 33753399 A JP33753399 A JP 33753399A JP 33753399 A JP33753399 A JP 33753399A JP 2001150304 A JP2001150304 A JP 2001150304A
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length
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measuring
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Masahiro Urano
正弘 浦野
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、工作機械に取り付けられた工具の
工具長を高速にかつ高精度に計測することができる工具
長計測装置を提供するものである。 【解決手段】 工具4の長さを計測する工具長計測装置
において、前記工具4を取り付ける工具取り付け軸1
と、前記工具取り付け軸1を取り付け軸原点から移動さ
せるモータ6と、前記工具4が第1位置から第2位置ま
で移動したときに停止信号を前記モータ6に出力すると
共に、前記工具4が第1位置から停止するまでの距離を
測定するリニアスケール3と、前記工具取り付け軸が取
り付け軸原点から停止するまでの距離を測定するエンコ
ーダ5と、リニアスケール3の出力、エンコーダ5の出
力、リニアスケール3の全長および取り付け軸原点から
基準面までの距離に基づいて工具長を算出するNC装置
とを具備することを特徴とするものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、工作機械に使用さ
れる工具の長さを測定する工具長計測装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、加工工具を使用したNC制御工作
機械、例えばNC旋盤、マシニングセンタ等では、加工
物を高精度に加工を行うために、工具の工具長を正確に
計測する必要がある。
【0003】特に、工具計測に高精度が要求される場
合、工作機械上で計測する方法が行われる。
【0004】従来の工具計測技術を図9に従って説明す
る。図9において、ワークテーブル等の基準面111上
にタッチセンサ106を有したゲージブロック114を
置き、主軸113を速い速度でゲージブロック114の
タッチセンサ106の感知点Qまで移動させた後、ごく
遅い速度で後退させてタッチセンサ106がオフになる
点Pを測定し、予めセットしてあるゲージブロック11
4の高さ補正データL11と、その時のゲージラインの
記憶される位置L12とにより工具長Lを求める(特開
昭63−28542号公報参照)。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、NC装
置に対して軸の停止信号を入力した後、軸が完全に停止
するまでには、時間的なずれが生じる。その為、センサ
をオン/オフさせて軸を停止させる方法では、時間的な
ずれの間に軸が移動する為に、厳密に工具長を計測する
事が不可能である。特開昭63−28542号公報に開
示された技術の場合も、低速で主軸113を後退させ、
タッチテセンサ106がオフになるP点を計測しようと
しても、タッチテセンサ106がオフになった信号によ
り主軸113を停止させれば、信号が変化した時から主
軸113が停止する時までの時間分の軸移動量のずれが
生じてしまう。
【0006】仮に、主軸113の送りを2m/分とし、
信号出力から主軸113の停止時間を1msとした場
合、信号出力から停止まで実に33μm移動することに
なってしまう。しかもこの移動量は、軸移動速度、工具
及びホルダの質量、加工機周囲温度等の諸条件により異
なり、正確に一定の値を示す値ではない。
【0007】また、これの対応策として、計測を行うた
めの軸移動を低速にするか、数回計測を行う事により、
ずれ量を最小にする試みが用いられているが、ずれ量を
少なくする事はできても完全に無くす事は不可能であ
り、また、速度を遅くする分時間が余計にかかる不具合
を生じさせていた。
【0008】仮に、軸移動量を2m/分として軸を移動
させた場合、10mmの距離を動作させるのに20秒も
の時間がかかることになる。
【0009】本発明は、上記事情に鑑みてなされたもの
であり、工作機械に取り付けられた工具の工具長を高速
にかつ高精度に計測することができる工具長計測装置を
提供するものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明の工
具長計測装置は、工具の長さを計測する工具長計測装置
において、前記工具を取り付ける工具取り付け軸と、前
記工具取り付け軸を取り付け軸原点から移動させる移動
手段と、前記工具が第1位置から第2位置まで移動した
ときに停止信号を前記移動手段に出力すると共に、前記
工具が第1位置から停止するまでの距離を測定する第1
測定手段と、前記工具取り付け軸が取り付け軸原点から
停止するまでの距離を測定する第2測定手段と、第1測
定手段の出力、前記第2出力段の出力、第2測定手段の
全長および取り付け軸原点から第2測定手段の基準面ま
での距離に基づいて工具長を算出する算出手段とを具備
することを特徴とするものである。
【0011】この発明によれば、工具を工具取り付け軸
に取り付た状態で、前記工具が第1位置から第2位置ま
で移動したときに移動手段を停止させ、工具取り付け軸
の移動を停止させ、前記工具が第1位置から停止するま
での距離と、前記工具取り付け軸が取り付け軸原点から
停止するまでの距離と、第2測定手段の全長と、取り付
け軸原点から第2測定手段の基準面までの距離とを基に
して、工具長を算出するものであるから、前記工具の工
具長を高速にかつ高精度に算出することができる。
【0012】請求項2記載の発明の工具長計測装置は、
請求項1記載の工具長計測装置における前記第1測定手
段は、接触式変位センサであることを特徴とするもので
ある。
【0013】この発明によれば、接触式変位センサを使
用した構成で、請求項1記載の工具長計測装置と同様な
作用を発揮させることができる。
【0014】請求項3記載の発明の工具長計測装置は、
請求項1記載の工具長計測装置における前記第1測定手
段は、非接触式変位センサであることを特徴とするもの
である。
【0015】この発明によれば、請求項1記載の工具長
計測装置と同様な作用に加え、接触によるセンサ自体の
破損、工具の破損が発生しない工具長計測装置を提供で
きる。
【0016】請求項4記載の発明の工具長計測装置は、
請求項1記載の工具長計測装置における前記第1測定手
段は、光学式リニアエンコーダであることを特徴とする
ものである。
【0017】この発明によれば、請求項1記載の工具長
計測装置と同様な作用に加え、より高速に工具取り付け
軸の軸移動を行って工具長を算出できる工具長計測装置
を提供できる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施の形態の工具
長計測装置の実施の形態をを図面を参照して説明する。
【0019】(実施の形態1)(構成)図1は本発明の
実施の形態1の工具長計測装置を示す概略正面図であ
る。図2は本発明の実施の形態1の工具長計測装置、N
C装置のブロック図である。
【0020】工作機械の工具取り付け軸1の端面に工具
4が取り付けられている。また基準面2上に第1測定手
段であるリニアスケール3が取り付けられており、工具
取り付け軸1に取り付けられた工具4との接触後、工具
取り付け軸1の移動量を計測することができるようにな
っている。
【0021】基準面2と工具取り付け軸1の取り付け原
点(以下「原点」という)との距離L0は予め計測され
ており、また、リニアスケール3の計測端面から基準面
2までの距離Lgも予め計測されている。
【0022】リニアスケール3は電圧により計測結果の
出力を行う。出力はA/D変換器8に入力される。
【0023】A/D変換器8は、予めスキップ信号を出
力するための変位量L2が設定されており、リニアスケ
ール3の変位量がL2を越えるとスキップ信号をNC装
置7に出力するようになっている。
【0024】ここで、スキップ信号とは、NC装置7が
移動軸に対しスキップ移動を指令し、モータ6をスキッ
プ移動させている最中に本信号を入力すると、NC装置
7は軸移動動作を直ちに停止させる信号である。
【0025】更に、A/D変換器8は、リニアスケール
3の出力信号を、ディジタル信号に変換し、変換した信
号(変位量出力)をNC(数値制御)装置7に送るよう
になっている。
【0026】NC装置7は、移動手段としてのモータ6
を介し、工具取り付け軸1を移動させることができ、更
に、上述したスキップ移動を工具取り付け軸1に対して
指令することができ、A/D変換器8から入力されたス
キップ信号により工具取り付け軸1を停止させることが
できる。
【0027】更に、NC装置7は、モータ6に取り付け
られた第2測定手段であるエンコーダ5により、工具取
り付け軸1の移動量を算出することができるようになっ
ている。また、A/D変換器8の変位量出力を入力し、
リニアスケール3の変位量を算出算出手段を有してい
る。即ち、NC装置7は、内部にデータの算出機能及び
算出データをパラメータとして記憶する機能を有してい
る。
【0028】尚、前記エンコーダ5は、工具取り付け軸
1に取り付けたリニアスケールでも良い。
【0029】(作用)本実施の形態1の佐用を図3に示
す動作フローチャートによって説明する。
【0030】工具取り付け軸1に工具4を取り付け、ス
キップ移動により、リニアスケール3に向かう方向すな
わち基準面2に対して垂直方向(Z軸方向)に工具取り
付け軸1を移動させる(ステップS1)。
【0031】リニアスケール3は、工具4との接触(図
1に示す第1位置)後、変位量を出力する。A/D変換
器8は変位量がL2(図1に示すS点:第2位置)の段
階でA/D変換器8を介してNC装置7に対してスキッ
プ信号を出力する(ステップS2)。
【0032】NC装置7は、スキップ信号の入力によっ
て工具取り付け軸1の軸移動動作を直ちに停止させる
(ステップS3)。
【0033】工具4がリニアスケール3に接触してから
工具取り付け軸1が停止するまでのリニアスケール3の
計測値(移動量)がL1(図1に示すM点)となる。
【0034】また、NC装置7は、エンコーダ5から工
具取り付け軸1の軸移動量Lmを入力すると共に、A/
D変換器8からの変位量出力である計測値L1を入力
(読み取り)する。
【0035】ここで、工具長L、工具取り付け軸1の原
点から基準面2までの距離L0、工具取り付け軸1の原
点から停止位置までの移動距離(軸移動量)Lm、基準面
2からリニアスケール3の計測端面までの距離(リニア
スケール3の全長)Lg、工具4がリニアスケール3に
接触してから工具取り付け軸1が停止するまでのリニア
スケール3の計測値L1で各々定義すると、工具長L
は、NC装置7により下記数1で算出することができる
(ステップS4)。
【0036】
【数1】
【0037】NC装置7は、算出した工具長Lを図示し
ていないが工具補正量記憶部に記憶工具長補正設定を行
う(ステップS5)。
【0038】(効果)本実施の形態1の工具長計測装置
によれば、工具4を工具取り付け軸1に取り付た状態
で、工具4の工具長Lを高速にかつ高精度に計測すること
が可能となり、工作機械の加工していない時間を短縮す
ることができる。
【0039】(実施の形態2) (構成)次に実施の形態2について図4及図5を参照し
て説明する。図4は本実施の形態2の工具長計測装置を
示す概略正面図である。図5は工具長計測装置のブロッ
ク図である。本実施の形態2は、工作機械として、マシ
ニングセンタ(M/C)を使用する。しかしNC旋盤で
あっても研削盤であっても、NC制御された移動軸を持
ち加工工具により加工を行う工作機械ならば、どの様な
工作機械でも良い。
【0040】マシニングセンタの工具取り付け軸(主
軸)20に、工具23が取り付けられている。基準面と
するテーブル21の上面には接触式変位センサ24が取
り付けられており、マシニングセンタのZ軸負方向に移
動し、工具23との接触後、NC装置26は工具取り付
け軸20の移動量を計算する。
【0041】テーブル21の上面と工具取り付け軸20
の原点との距離L0は予め計測されており、また、接触
式変位センサ24の計測端面からテーブル21の上面ま
での距離Lgも予め計測されている。
【0042】接触式変位センサ24は、電圧により計測
結果の出力を行う。その出力はA/D変換器25に入力
される。A/D変換器25は、予めスキップ信号を出力
するための変位量L2が設定されており、接触式変位セ
ンサ24の変位量がL2を越えるとスキップ信号を出力
する。
【0043】更に、A/D変換器25は接触式変位セン
サ24の出力信号をディジタル信号に変換し、出力を行
う。
【0044】NC装置26は、モータ27を介し、工具
取り付け軸20を移動させること、更にスキップ移動を
工具取り付け軸20に対して指令することができるこ
と、入力されたスキップ信号により工具取り付け軸20
を停止させることは実施の形態1の場合と同様である。
【0045】更に、NC装置26は、モータ27に取り
付けられたエンコーダ28により、工具取り付け軸1の
移動量を算出することができ、また、A/D変換器25
の変位量出力を入力することができ、変位量を算出する
ことができることも実施の形態1の場合と同様である。
即ち、NC装置7は、内部にデータの算出機能及び算出
データをパラメータとして記憶する機能を有しているこ
とも実施の形態1の場合と同様である。
【0046】(作用)本実施の形態2の作用を図6の動
作フローチャートを参照して説明する。
【0047】工具23を工具取り付け軸20に取り付
け、スキップ移動により、接触式変位センサ24に向け
てZ軸負方向に垂直に工具取り付け軸20を移動させる
(ステップS11)。
【0048】20に対し接触式変位センサ24は、工具
23との接触(S点)後、変位量を出力する。A/D変
換器8は変位量がL2(センサ24がS点に到着)の段
階でA/D変換器8を介してNC装置7に対してスキッ
プ信号を出力する(ステップS12)。
【0049】NC装置7は、スキップ信号の入力によっ
てモータ27を停止し、工具取り付け軸20の軸移動動
作を直ちに停止させる(ステップS13)。
【0050】工具23が接触式変位センサ24に接触し
てから工具取り付け軸20が停止するまでの接触式変位
センサ24の計測値(移動量)がL1となる。
【0051】また、NC装置7は、モータ27に取り付
けたエンコーダ28から工具取り付け軸20の軸移動量
Lmを入力すると共に、A/D変換器25からの変位量
出力である計測値L1を入力(読み取り)する。
【0052】この場合の工具長Lは、実施の形態1で述
べた数1により算出することができる(ステップS1
4)。
【0053】NC装置26は、算出した工具長Lを図示
していないが工具補正量記憶部に記憶工具長補正設定を
行う(ステップS15)
【0054】(効果)本実施の形態2の場合、接触式変
位センサ24を用いて工具23の工具長Lを数μm単位
まで正確に計測することができる。また、スキップ信号
出力後に軸が移動しても接触式変位センサ24により正
確に計測が可能なため、高速にセンサに当てつけること
ができる。
【0055】以上により本実施の形態2によれば、工具
取り付け軸20の軸移動を高速に行って高精度に工具2
3の工具長Lを計測することが可能である。
【0056】(実施の形態3)本実施の形態3の構成と
実施の形態2の構成との違いは、図7に示すように、接
触式変位センサ24に換えて非接触式エリアセンサ36
を使用し、工具取り付け軸20の移動量を検出する点で
ある。本実施の形態3によれば、実施の形態2の効果に
加え、非接触式エリアセンサを使用するため、接触によ
るセンサの破損、工具23の破損が発生しない利点があ
る。
【0057】(実施の形態4)本実施の形態4の構成と
実施の形態2の構成との違いは、図8に示す様に接触式
変位センサ24に換えて光学式リニアエンコーダ37を
用い、さらにA/D変換器25を省いている点である。
【0058】本実施の形態4によれば、実施の形態2の
効果に加え、A/D変換器25を省略しているので、よ
り高速に工具取り付け軸20の軸移動を行って工具長L
を算出できる。
【0059】以上説明した本発明によれば、以下の構成
を付記できる。
【0060】(付記1)加工工具を使用する工作機械の
工具長計測装置において、信号が入力された位置にて工
具を保持した軸の軸移動を停止する機能と、外部からの
数値データを取り込む機能と、算出を行った工具長を補
正値として設定できる機能とを持つNC装置と、工具を
保持した軸の停止した位置を検出し、変位量を出力する
機能を持つリニアスケールと、リニアスケールから出力
される信号をディジタル信号に変換する機能と設定され
た変位量を越えると信号をNC装置に出力する機能とを
持つA/D変換器とにより構成されたことを特徴とする
工具長計測装置。
【0061】この構成によれば、リニアスケールを用い
て工作機械に取り付けられた工具を高速にかつ高精度に
計測することができる。このことにより、工作機械の加
工していない時間を短縮することができるとともに、工
作物を高精度に加工することが可能となる。
【0062】(付記2)付記1において、リニアスケー
ルに換え、接触式変位センサを用いることを特徴とする
工具長計測装置。この構成により工具の工具長を数μm
単位まで正確に計測することができる。
【0063】(付記3)付記1において、リニアスケー
ルに換え、非接触変位センサを用いることを特徴とする
工具長計測装置。この構成によれば接触によるセンサ自
体の破損、工具の破損が発生しない利点がある。
【0064】(付記4)付記1において、リニアスケー
ルに換え、光学式リニアエンコーダを用い、A/D変換
器を省略した構成としたことを特徴とする工具長計測装
置。この構成によれば、より高速に工具取り付け軸の軸
移動を行って工具長を算出できる利点がある。
【0065】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、工作機械
に取り付けられた工具の工具長を高速にかつ高精度に計
測することが可能となり、工作機械の加工していない時
間を短縮することができる工具長計測装置を提供でき
る。
【0066】請求項2記載の発明によれば、接触式変位
センサを使用した構成で、請求項1記載の発明と同様な
効果を発揮させることができる工具長計測装置を提供で
きる。
【0067】請求項3記載の発明によれば、請求項1記
載の発明と同様な効果に加え、接触によるセンサ自体の
破損、工具の破損が発生しない工具長計測装置を提供で
きる。
【0068】請求項4記載の発明によれば、請求項1記
載の発明と同様な効果に加え、より高速に工具取り付け
軸の軸移動を行って工具長を算出できる工具長計測装置
を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1の工具長計測装置の計測
状態を示す概略正面図である。
【図2】本発明の実施1の工具長計測装置の構成を示す
ブロック図である。
【図3】本発明の実施1の工具長計測装置の工具長計測
処理を示すフローチャートである。
【図4】本発明の実施2の工具長計測装置の計測状態を
示す概略正面図である。
【図5】本発明の実施2の工具長計測装置の構成を示す
ブロック図である。
【図6】本発明の実施2の工具長計測装置の工具長計測
処理を示すフローチャートである。
【図7】本発明の実施3の工具長計測装置の工具取り付
け軸及び非接触式エリアセンサを示す斜視図である。
【図8】本発明の実施4の工具長計測装置の構成を示す
ブロック図である。
【図9】従来の工作機械における工具長計測方法を示す
説明図である。
【符号の説明】
1 工具取り付け軸 2 基準面 3 リニアスケール 5 エンコーダ 6 モータ 7 NC装置 8 A/D変換器 20 工具取り付け軸 21 テーブル 23 工具 24 接触式変位センサ 25 A/D変換器変換器 26 NC装置 27 モータ 28 エンコーダ 36 非接触式エリアセンサ 37 光学式リニアエンコーダ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 工具の長さを計測する工具長計測装置に
    おいて、 前記工具を取り付ける工具取り付け軸と、 前記工具取り付け軸を取り付け軸原点から移動させる移
    動手段と、 前記工具が第1位置から第2位置まで移動したときに停
    止信号を前記移動手段に出力すると共に、前記工具が第
    1位置から停止するまでの距離を測定する第1測定手段
    と、 前記工具取り付け軸が取り付け軸原点から停止するまで
    の距離を測定する第2測定手段と、 第1測定手段の出力、前記第2出力段の出力、第2測定
    手段の全長および取り付け軸原点から第2測定手段の基
    準面までの距離に基づいて工具長を算出する算出手段
    と、 を具備することを特徴とする工具長計測装置。
  2. 【請求項2】 前記第1測定手段は、接触式変位センサ
    であることを特徴とする請求項1記載の工具長計測装
    置。
  3. 【請求項3】 前記第1測定手段は、非接触式変位セン
    サであることを特徴とする請求項1記載の工具長計測装
    置。
  4. 【請求項4】 前記第1測定手段は、光学式リニアエン
    コーダであることを特徴とする請求項1記載の工具長計
    測装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012223853A (ja) * 2011-04-19 2012-11-15 Makino Milling Mach Co Ltd 工具測定装置
CN112605714A (zh) * 2020-12-11 2021-04-06 深圳源明杰科技股份有限公司 铣刀对刀机构、铣床以及铣刀对刀控制方法

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