JP2001148809A - 固体撮像素子の駆動方法および撮像システム - Google Patents

固体撮像素子の駆動方法および撮像システム

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JP2001148809A JP30831199A JP30831199A JP2001148809A JP 2001148809 A JP2001148809 A JP 2001148809A JP 30831199 A JP30831199 A JP 30831199A JP 30831199 A JP30831199 A JP 30831199A JP 2001148809 A JP2001148809 A JP 2001148809A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 露光期間において、入射光量が増えてスミア
成分とブルーミング成分が増加した場合に、第1フィー
ルド側の掃き出し転送期間で掃き出す不要電荷量が取り
扱い電荷量をオーバーするため、強い光が入射した場合
に掃き出し不良が生じてしまう。 【解決手段】 メカニカルシャッタを用いて露光時間を
制御するデジタルスチルカメラにおいて、センサ部から
垂直転送部に信号電荷を読み出すのに先立って、センサ
部から垂直転送部に読み出された信号電荷を転送すると
きの転送スピードよりも高速に垂直転送部中の電荷を転
送して掃き出す掃き出し転送を行う固体撮像素子を撮像
デバイスとして用いた場合に、第1フィールド側の掃き
出し転送期間を、第2フィールド側の掃き出し転送期間
よりも長く設定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、固体撮像素子の駆
動方法および撮像システムに関し、特にインターレース
走査方式の固体撮像素子の駆動方法および当該駆動方法
が適用される固体撮像素子を撮像デバイスとして搭載
し、メカニカルシャッタなどの光制御手段を用いて露光
時間を制御する撮像システムに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、固体撮像素子を撮像デバイスに用
いた撮像システムとして、デジタルスチルカメラ(電子
スチルカメラ)が急速に普及しつつする。このデジタル
スチルカメラでは、静止画を撮影する場合には解像度を
優先するため、同一時刻に全画素の信号電荷を一斉に読
み出し、かつ各画素の信号電荷を独立に転送するいわゆ
る全画素読み出し方式の固体撮像素子、あるいは奇数ラ
インと偶数ラインの信号電荷をフィールドごとに交互に
読み出し、かつ各画素の信号電荷を独立に転送するいわ
ゆるフレーム読み出し方式の固体撮像素子が用いられ
る。
【0003】これら各読み出し方式の固体撮像素子のう
ち、フレーム読み出し方式の固体撮像素子を撮像デバイ
スとして使用した場合には、1枚(1フレーム)の画像
を得るためには、2つのフィールドの信号が必要であ
る。したがって、デジタルスチルカメラのように、1回
の露光で1枚の画像を得る場合、第1フィールドと第2
フィールドの画像を変化させないために、露光完了後に
メカニカルシャッタで遮光する必要がある。
【0004】ところで、CCD(Charge Coupled Devic
e) 型撮像素子に代表される電荷転送型の固体撮像素子
では、その固有の現象としてスミアやブルーミングの発
生が挙げられる。ここで、スミアとは、撮像画中に輝度
の高い被写体があるとその上下方向画角いっぱいに白っ
ぽい筋状のノイズが現れる現象を言う。また、ブルーミ
ングとは、過大な入射光量に対してセンサ部(画素)で
発生する信号電荷が過剰となり、周辺の画素に溢れ出し
て周囲に白い部分が広がる現象を言う。
【0005】このスミア成分やブルーミング成分以外に
も、半導体デバイスでは、光を遮断した状態でも時間の
経過とともに光に関係なく蓄積される電荷、即ち暗信号
(暗電流)成分がノイズ成分として挙げられる。これら
のノイズ成分は、撮像画上に固定パターンノイズとして
現れ、画質を劣化させる一因となる。
【0006】そこで、メカニカルシャッタを用いて露光
時間を制御するデジタルスチルカメラにおいて、その撮
像デバイスとして用いられるCCD撮像素子では、従
来、垂直転送部中に湧き出した暗信号成分や、センサ部
から漏れ込んだスミア成分やブルーミング成分を掃き捨
てるために、メカニカルシャッタを閉じた後、垂直転送
部を通常の転送スピードよりも高速に転送駆動して垂直
転送部中の電荷を掃き出す動作(以下、これを掃き出し
転送と称す)を行い、しかる後各センサ部からの信号電
荷の読み出しを行うようにしている。
【0007】また、全画素読み出し方式の固体撮像素子
の場合には、メカニカルシャッタを使用しなくても1回
の露光で1枚の画像を得ることが可能であるが、この全
画素読み出し方式の固体撮像素子においても、垂直転送
部中に湧き出した暗信号成分や、センサ部から漏れ込ん
だスミア成分やブルーミング成分を除去するために、同
様の掃き出し転送を行う場合がある。
【0008】フレーム読み出し方式の場合には、図7の
タイミングチャートから明らかなように、メカニカルシ
ャッタが閉じ、露光期間が終了した時点から、センサ部
から信号電荷を読み出すまでの間に第1フィールド側と
第2フィールド側でそれぞれ掃き出し転送を同じ段数だ
け行っている。これは、第1フィールド側と第2フィー
ルド側で掃き出し転送期間が同じであることを意味して
いる。つまり、第1フィールド側と第2フィールド側の
掃き出し転送の取り扱い電荷量は同じということにな
る。
【0009】一方、第1フィールド側と第2フィールド
側では、以下のように、高速で掃き出す不要電荷量が異
なる。すなわち、スミア成分とブルーミング成分は入射
光に起因して発生するものであり、第1フィールド側の
掃き出し転送で全て掃き捨てられるため、高速で掃き出
す不要電荷量が、第1フィールド側では暗信号成分+ス
ミア成分+ブルーミング成分となるのに対して、第2フ
ィールド側では暗信号成分のみとなる。
【0010】そのため、露光期間において、過大光量の
光が入射し、それに伴ってスミア成分およびブルーミン
グ成分が増加した場合には、第2フィールド側での掃き
出し転送には全く問題はないのであるが、第1フィール
ド側の掃き出し転送では、掃き出す不要電荷量が垂直転
送部の取り扱い電荷量をオーバーし、掃き出し不良が生
じる、という不具合が発生する。
【0011】一例として、デジタルスチルカメラでは、
光学ファインダを直接見ずに液晶モニタに写し出された
画像を見て撮影することが可能なため、直接見ることの
困難な日中の太陽を撮影するような場合もある。このよ
うに、太陽光のような過大光量が入射した場合には、掃
き出す不要電荷量が垂直転送部の取り扱い電荷量をオー
バーするため掃き出し不良が生じ、これが、図8に示す
ように、画面上部に縦筋として現れる場合がある。
【0012】かかる不具合を解消するためには、第1フ
ィールド側の掃き出し転送期間を長く設定して取り扱い
電荷量を増やす方法が考えられる。通常、暗信号成分≪
(スミア成分+ブルーミング成分)であるため、スミア
成分+ブルーミング成分のみを掃き出せば良いとする
と、第2フィールド側では掃き出し転送を行わないよう
にし、その分を第1フィールド側の掃き出し転送期間に
割り当てることも考えられる。この場合、トータルの掃
き出し転送期間を増加させることなく、第1フィールド
側の掃き出し転送期間を倍増させることができる。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、以下の
理由により、第2フィールド側でも掃き出し転送を行う
必要がある。図9(a)のタイミングチャートに示すよ
うに、第2フィールド側の掃き出し転送期間を無くす
と、同図(b)に示すように、第1フィールド側の暗信
号出力波形が斜めに傾きを持つシェーティングを生じ
るのに対して、第2フィールド側の暗信号出力波形は
一定となり、第1フィールド側と第2フィールド側とで
暗信号出力波形,がアンバランスになってしまう。
【0014】ここでは、その説明として、図9(a)の
タイミングチャートに示すように、メカニカルシャッタ
を閉じた直後に電源をONした場合を考える。先ず、ス
ミア成分等を除去するための掃き出し転送は高速なので
蓄積時間が少ない。したがって、この掃き出し転送期間
に発生する暗信号成分は、その後のラインシフト(1ラ
イン分の垂直転送)期間で発生する暗信号成分よりも十
分に小さいのでほぼ0と見なすことにする。この掃き出
し転送により、スミア成分およびブルーミング成分に加
えて暗信号成分も掃き捨てられ、除去される。
【0015】次のラインシフト期間中の垂直転送部での
蓄積時間の経過とともに、暗信号が増加し、図9(b)
に示すような暗信号出力波形になる。次の第2フィー
ルド側では、センサ部からの信号電荷の読み出し前に掃
き出し転送による暗信号成分の除去が無く、図9(b)
に示すように、信号出力前に暗信号Aが蓄積されている
ので、信号出力時には暗信号出力波形+A、即ち暗信
号出力波形となり、暗信号は一定となる。
【0016】これに対して、図10(a)のタイミング
チャートに示すように、第2フィールド側でも掃き出し
転送を行った場合には、同図(b)に示すように、第1
フィールド側の暗信号出力波形が斜めに傾きを持つシ
ェーディングを生じ、第2フィールド側も同様に、読み
出し前に掃き出し転送による暗信号(それまでに蓄積さ
れていた暗信号成分A)の除去が行われるため、暗信号
出力波形が斜めに傾きを持つシェーディングを生じ
る。
【0017】このように、第2フィールド側でも掃き出
し転送を行った場合は、図10(b)に示すように、第
1フィールド側と第2フィールド側の暗信号出力波形
,が同じ波形になるのに対して、第2フィールド側
では掃き出し転送を行わない場合は、図9(b)に示す
ように、第1フィールド側の暗信号出力波形が斜めに
傾きを持つシェーディングを生じ、第2フィールド側の
暗信号出力波形は一定となり、第1フィールド側と第
2フィールド側とで暗信号出力波形,がアンバラン
スになってしまう。
【0018】両フィールドを合成して1フレーム(1
枚)の画像を作成する場合は、第1フィールドと第2フ
ィールドの出力ラインが交互に配置されるので、特に画
面上部(信号出力の初段)付近では、暗信号がライン間
で大きく異なり、その暗信号出力差が横縞になって現れ
る。したがって、スミア成分およびブルーミング成分よ
りも十分に小さい暗信号成分であっても、このような状
態になると画質が劣化するため、第2フィールド側でも
掃き出し転送を行っているのが現状である。
【0019】しかも、従来は、駆動タイミングを設定す
るのが容易であるなどの理由から、掃き出し転送期間を
第1フィールド側と第2フィールド側で同じに設定する
という考え方が前提となっていたため、先述したよう
に、第1フィールド側の掃き出し転送期間を長く設定し
て取り扱い電荷量を増やすには、第2フィールド側の掃
き出し転送期間も同様に長く設定せざるを得ないことに
なる。これにより、2フィールドのトータルの掃き出し
転送期間が長くなるため、メカニカルシャッタを閉じて
から全画素の信号電荷を出力するまでの期間が長くな
る、という新たな問題が発生する。
【0020】本発明は、上記課題に鑑みてなされたもの
であり、その目的とするところは、トータルの掃き捨て
時間を変更することなく、第1フィールド側の掃き出し
転送期間での取り扱い電荷量(掃き捨て電荷量)を増や
すことが可能な固体撮像素子の駆動方法および撮像シス
テムを提供することにある。
【0021】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明では、行列状に配列されて光電変換を行う複
数個のセンサ部と、これらセンサ部で光電変換された信
号電荷を転送する垂直転送部とを有し、センサ部から垂
直転送部に信号電荷を読み出すのに先立って、センサ部
から垂直転送部に読み出された信号電荷を転送するとき
の転送スピードよりも高速に垂直転送部中の電荷を転送
して掃き出す掃き出し転送を行う固体撮像素子におい
て、第1フィールド側の掃き出し転送期間を、第2フィ
ールド側の掃き出し転送期間よりも長く設定するように
する。
【0022】また、本発明による撮像システムは、行列
状に配列されて光電変換を行う複数個のセンサ部と、こ
れらセンサ部で光電変換された信号電荷を転送する垂直
転送部とを有し、センサ部から垂直転送部に信号電荷を
読み出すのに先立って、センサ部から垂直転送部に読み
出された信号電荷を転送するときの転送スピードよりも
高速に垂直転送部中の電荷を転送して掃き出す掃き出し
転送を行う固体撮像素子と、この固体撮像素子の各セン
サ部への光の入射を制御する光制御手段とを具備し、固
体撮像素子および光制御手段を駆動する駆動手段が、光
制御手段を遮光状態にしてからセンサ部から垂直転送部
に信号電荷を読み出すまでに行う第1フィールド側の掃
き出し転送期間を、第2フィールド側の掃き出し転送期
間よりも長く設定する構成となっている。
【0023】光制御手段、例えばメカニカルシャッタを
用いて露光時間を制御する撮像システムにおいて、その
撮像デバイスとして、センサ部から垂直転送部に信号電
荷を読み出すのに先立って掃き出し転送を行う固体撮像
素子を搭載した場合に、第1フィールド側の掃き出し転
送期間を、第2フィールド側のそれよりも長く設定す
る。このとき、第1フィールド側よりも第2フィールド
側の方が取り扱い電荷量が少ないことから、その少ない
分に相当する期間を第1フィールド側の掃き出し転送期
間に割り当てるようにするのが好ましい。これにより、
トータルの掃き出し転送期間を変更することなく、第1
フィールド側の掃き出し転送期間での取り扱い電荷量を
増やすことができる。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して詳細に説明する。図1は、本発明によ
る駆動方法が適用されるインターレース走査方式のCC
D撮像素子の一例を示す概略構成図である。
【0025】図1において、行列状に配列され、かつ入
射光をその光量に応じた電荷量の信号電荷に変換して蓄
積する複数個のセンサ部(画素)11と、これらセンサ
部11の垂直列ごとに配置され、各センサ部11から読
み出しゲート部12を通して読み出された信号電荷を垂
直転送する複数本の垂直CCD(垂直転送部)13とに
よって撮像エリア14が構成されている。
【0026】この撮像エリア14において、センサ部1
1は例えばPN接合のフォトダイオードから構成されて
いる。このセンサ部11に蓄積された信号電荷は、読み
出しゲート部12のゲート電極に後述する読み出しパル
スXSGが印加され、当該ゲート電極の下のポテンシャ
ルが深くなることによって垂直CCD13に読み出され
る。垂直CCD13は、例えば4相の垂直転送クロック
φV1〜φV4によって転送駆動され、読み出された信
号電荷を水平ブランキング期間の一部にて1走査線(1
ライン)に相当する部分ずつ順に垂直方向に転送する。
【0027】垂直CCD13において、1相目および3
相目の転送電極は、読み出しゲート部12のゲート電極
を兼ねている。このことから、4相の垂直転送クロック
φV1〜φV4のうち、1相目の垂直転送クロックφV
1と3相目の垂直転送クロックφV3が低レベル、中間
レベルおよび高レベルの3値をとるように設定されてお
り、その3値目の高レベルのパルスが読み出しゲート部
12のゲート電極に印加される読み出しパルスXSGと
なる。
【0028】撮像エリア14の図面上の下側には、水平
CCD15が配されている。この水平CCD15には、
複数本の垂直CCD13から1ラインに相当する信号電
荷が順次移送される。水平CCD15は、例えば2相の
水平転送クロックφH1,φH2によって転送駆動さ
れ、複数本の垂直CCD13から移送された1ライン分
の信号電荷を、水平ブランキング期間後の水平走査期間
において順次水平方向に転送する。この水平CCD14
に隣接して、その転送方向に沿ってオーバーフロードレ
イン16が配されている。このオーバーフロードレイン
16には、水平CCD14でオーバーフローした電荷が
掃き捨てられる。
【0029】水平CCD15の転送先の端部には、例え
ばフローティング・ディフュージョン・アンプ構成の電
荷電圧変換部17が設けられている。この電荷電圧変換
部17は、水平CCD15によって水平転送されてきた
信号電荷を順次信号電圧に変換して出力する。この信号
電圧は、出力回路(図示せず)を経た後、被写体からの
像光(入射光)の光量に応じたCCD出力VOUTとし
て導出される。
【0030】上述したセンサ部11、読み出しゲート部
12、垂直CCD13、水平CCD15および電荷電圧
変換部17は半導体基板(以下、単に基板と称す)18
上に形成される。以上により、インターレース走査方式
のCCD固体撮像素子10が構成されている。このCC
D固体撮像素子10を駆動するための4相の垂直転送ク
ロックφV1〜φV4および2相の水平転送クロックφ
H1,φH2は、タイミング発生回路21で発生され
る。
【0031】4相の垂直転送クロックφV1〜φV4
は、基板18上に形成された端子(パッド)22-1〜2
2-4を介して垂直CCD13に供給される。2相の水平
転送クロックφH1,φH2は、端子23-1,23-2を
介して水平CCD15に供給される。タイミング発生回
路21は、4相の垂直転送クロックφV1〜φV4およ
び2相の水平転送クロックφH1,φH2以外にも、セ
ンサ部11に蓄積された信号電荷を基板17に掃き出す
ためのシャッタパルスφSUBなどの各種のタイミング
信号をも適宜発生する。
【0032】一方、基板18には、基板バイアス発生回
路24で発生される基板バイアス電圧Vsubが、クラ
ンプ用ダイオード25および端子26を介して印加され
るようになっている。基板バイアス発生回路24および
その周辺の回路素子については、基板18内に配する構
成としても良い。端子26とグランドとの間には、抵抗
27が接続されている。そして、タイミング発生回路2
1で発生されるシャッタパルスφSUBは、コンデンサ
28で直流カットされた後、基板バイアス電圧Vsub
に重畳されて端子26を介して基板18に印加される。
【0033】なお、タイミング発生回路21は、図2の
タイミングチャートから明らかなように、読み出しパル
スXSGを発生してセンサ部11から信号電荷を読み出
す前に、垂直転送クロックφV1〜φV4として、読み
出した信号電荷を転送する通常転送時の周波数よりも高
い周波数のクロックを発生する。これにより、CCD固
体撮像素子10では、信号電荷を読み出す前に、読み出
した信号電荷を転送する通常転送時の転送スピードより
も速いスピードで掃き出し転送が行われる。
【0034】この掃き出し転送は、センサ部11から信
号電荷を読み出す前に、垂直CCD13に湧き出した暗
信号成分や、センサ部11から漏れ込んだスミア成分や
ブルーミング成分を掃き捨てるために行われる動作であ
る。この掃き出し転送では、垂直CCD13中の暗信号
成分、スミア成分やブルーミング成分(電荷)を高速垂
直転送にて水平CCD15に送り込み、水平CCD15
でオーバーフローした分についてはオーバーフロードレ
イン16に掃き捨て、水平CCD15中に残存した電荷
については水平CCD15を水平転送することによって
電荷電圧変換部17に掃き捨てることで、不要な電荷の
掃き捨てが行われる。
【0035】上記構成のインターレース走査方式のCC
D固体撮像素子10において、その画素構成として、こ
こでは一例として、垂直方向の画素数を1200ライン
(画素)、水平方向の画素数を1600ビット(画
素)、1H(Hは水平走査期間)を1800ビット(画
素)、掃き出し転送期間の転送スピードを56ビット/
ラインとした場合を例に採って説明するものとする。
【0036】上記の画素構成において、従来例に係る駆
動方式の場合には、垂直方向の画素数のマージンを見て
1.3倍の段数を掃き出す掃き出し転送を行うとする
と、図7のタイミングチャートに示すように、第1フィ
ールドおよび第2フィールドの掃き出し転送期間は、1
200*1.3/(1800/56)/2=23.4と
なり、第1フィールド側、第2フィールド側共に24H
期間の掃き出し転送期間を設定していた。
【0037】一方、先述したように、第1フィールド側
では不要電荷して暗信号+スミア+ブルーミング成分を
掃き出すことが必要であるのに対して、第2フィールド
側では不要電荷として暗信号成分のみを掃き出せば良
い、つまり、垂直方向の画素数が1200ラインの場
合、本例ではこの段数の垂直CCD13のみを掃き出せ
ば良いことから、 1200/(1800/56)/2=18.7 となり、18H期間の掃き出し転送期間を設定すれば良
い。
【0038】かかる事実に鑑み、本発明の第1実施形態
に係る駆動方法では、図2のタイミングチャートから明
らかなように、第2フィールド側の24.3H−18.
7H=5.6H分の掃き出し転送期間を第1フィールド
側の掃き出し転送期間に割り当て、第1フィールド側の
掃き出し転送期間を約30H(=24.3H+5.6
H)とし、第2フィールド側の掃き出し転送期間を18
Hとする。
【0039】これにより、第1フィールドと第2フィー
ルドのトータルの掃き出し転送期間(48H)におい
て、図3から明らかなように、第1フィールド側では、
従来例に係る駆動方法(24H⇒約850mV)に比べ
て約200mV多い、約1050mVの暗信号成分+ス
ミア成分+ブルーミング成分の掃き出し転送を行うこと
ができる。なお、図3には、掃き出し転送期間と掃き出
し転送の取り扱い電荷量との相関関係が示されている。
【0040】なお、上記第1実施形態では、第1フィー
ルド側、第2フィールド側のトータルの掃き出し転送期
間として予め決められた時間(本例では、48H)を変
更することなく、第1フィールド側の掃き出し転送期間
を第2フィールド側の掃き出し転送期間よりも長く設定
するとしたが、第2フィールド側の掃き出し転送期間を
24Hのままとし、第1フィールド側の掃き出し転送期
間のみを変更して30Hに設定することも可能である。
【0041】この駆動方式の場合には、第1フィールド
側、第2フィールド側のトータルの掃き出し転送期間が
54H(30H+24H)となり、第1フィールドの掃
き出し転送の開始から全画素の信号電荷を読み出す(第
2フィールドの読み出しパルスXSGが立つ)までの時
間が、上記第1実施形態に係る駆動方式の場合よりも6
Hだけ長くなるものの、第1フィールド側、第2フィー
ルド側共に30H期間の掃き出し転送期間を設定する駆
動方法の場合よりも6Hだけ短くできる。
【0042】ところで、第1フィールド側の掃き出し転
送では、取り扱い電荷量を確保するために、転送スピー
ドはある一定値とする必要がある。これに対して、第2
フィールド側では、掃き出し転送期間の転送スピードを
速く設定することによって取り扱い電荷量の減少が生じ
たとしても、前述したように、暗信号成分のみを掃き出
せば良く、不要電荷量が少ないことから問題とはならな
い。
【0043】そこで、本発明の第2実施形態に係る駆動
方法では、図4のタイミングチャートに示すように、第
2フィールド側の掃き出し転送期間の転送スピードを例
えば従来の2倍、即ち28(=56/2)ビット/ライ
ンとし、なおかつ、転送段数については、最低限の垂直
画素数分の掃き出し転送期間を 1200/(1800/28)/2=9.3 とする。
【0044】これにより、第2フィールド側の掃き出し
転送期間を、従来例に係る駆動方法に対しては15.0
(=24.3−9.3)Hだけ、第1実施形態に係る駆
動方法に対しては9.4(=18.7−9.3)Hだけ
削減できる。そして、この削減分を第1フィールド側の
掃き出し転送期間に割り当てる。その結果、第1フィー
ルド側の掃き出し転送期間は、 となる。
【0045】これにより、第1フィールド側の掃き出し
転送期間の転送段数が、従来例に係る駆動方法(図7)
では垂直画素数の約1.3倍の段数、第1実施形態に係
る駆動方法(図2)では垂直画素数の約1.6倍の段数
であるのに対し、本実施形態に係る駆動方法(図4)で
は垂直画素数の約2.1倍の段数となる。すなわち、第
1フィールド側の掃き出し転送において、本実施形態に
係る駆動方法の場合、垂直画素数の約2.1倍の段数分
の掃き出し転送を行うことが可能となる。
【0046】ここで、第1,第2実施形態に係る駆動方
法を用いた場合に、標準設定に対してどのくらいの光量
まで耐えられるかについて述べる。
【0047】第1フィールド側の不要電荷の成分、即ち
暗信号成分、スミア成分、ブルーミング成分の比率は、
入射光量が十分大きいときはスミア成分のみ光量に正比
例するために、次のような関係にあると考えられる。暗
信号成分≪ブルーミング成分≪スミア成分すなわち、入
射光量が十分大きいときはスミア成分が支配的である。
【0048】例えば、本CCD撮像素子のスミア実力が
−100dB、標準設定を150mVと仮定すると、図
3から明らかなように、第1フィールド側の掃き出し転
送期間が24.3H(従来例に係る駆動方法)のときの
取り扱い電荷量は845mV、29.9H(第1実施形
態に係る駆動方法)のときの取り扱い電荷量は1039
mV、39.3H(第2実施形態に係る駆動方法)のと
きの取り扱い電荷量は1366mVとなる。
【0049】したがって、取り扱い電荷量/スミア成分
は、従来例に係る駆動方法の場合、56333倍光量
(=845mV/150mV×10×0.0000
1)、第1実施形態に係る駆動方法の場合、69267
倍光量(=1039mV/150mV×10×0.00
001)、第2実施形態に係る駆動方法の場合、910
67倍光量(=1366mV/150mV×10×0.
00001)となる。以上のことから、特に第2実施形
態に係る駆動方法によれば、従来例に係る駆動方法に対
して、約1.6倍の光量に耐えられるようになることが
わかる。
【0050】なお、上記第2実施形態においては、第2
フィールド側の掃き出し転送期間の転送スピードを、第
1フィールド側の掃き出し転送期間の転送スピードの2
倍に設定するとしたが、これに限定されるものではな
く、整数倍に限らず、2倍以上又は2倍以下の任意の倍
数に設定可能である。
【0051】図5は、第2実施形態の応用例に係る駆動
方法のタイミングチャートである。この応用例に係る駆
動方法では、第2フィールドの掃き出し転送期間の転送
スピードを、第1フィールド側の掃き出し転送期間の転
送スピードよりも高速に設定し、第2フィールドの掃き
出し転送期間の削減分を第1フィールド側の掃き出し転
送期間に割り当てるのではなく、第1,第2フィールド
のトータルの掃き出し転送期間の短縮に用いるようにし
ている。
【0052】すなわち、第1フィールド側の掃き出し転
送期間を、第2フィールド側の掃き出し転送期間よりも
長く設定する第1実施形態に係る駆動方法に対して、第
2実施形態のように、第2フィールド側の掃き出し転送
期間の転送スピードを例えば従来の2倍に設定すること
により、単に、第2フィールド側の掃き出し転送期間を
約9(≒18.7−9.3)Hだけ削減する。
【0053】これにより、第1実施形態に係る駆動方法
に比べて、第2フィールド側の掃き出し転送期間の削減
分(9H分)だけ第1,第2フィールドのトータルの掃
き出し転送期間を短縮できるので、第1実施形態に係る
駆動方法での第1フィールド側の掃き出し能力を維持し
たまま、全信号量を出力する期間の短縮、即ちフレーム
レートの向上が図れる。その結果、1枚の画を撮影する
時間を短縮できる。
【0054】図6は、本発明に係る撮像システムである
デジタルスチルカメラ(電子スチルカメラ)の構成例を
示すブロック図である。このデジタルスチルカメラは、
上記構成のCCD撮像素子を撮像デバイス31として搭
載するとともに、上述した第1,第2実施形態またはそ
の応用例に係る駆動方法を用いている。
【0055】図6において、被写体(図示せず)からの
像光は、レンズ32および光制御手段、例えばメカニカ
ルシャッタ33を経てCCD撮像素子31の撮像エリア
に入射する。ここで、レンズ32は、被写体からの像光
をメカニカルシャッタ33を通してCCD撮像素子31
の撮像面上に結像する。メカニカルシャッタ33は、C
CD撮像素子31の露光時間を制御する。
【0056】CCD撮像素子31としては、図1に示す
CCD撮像素子10が用いられ、またその駆動方法とし
て先述した第1,第2実施形態またはその応用例に係る
駆動方法、即ちメカニカルシャッタ33を閉じてから第
1フィールドの信号電荷をセンサ部11から垂直CCD
13に読み出すまでに行う掃き出し転送期間を、第2フ
ィールドの信号電荷をセンサ部11から垂直CCD13
に読み出すまでに行う掃き出し転送期間よりも長く設定
する方法が用いられる。
【0057】CCD撮像素子31の駆動は、CCD駆動
回路34によって行われる。このCCD駆動回路34
は、図1におけるタイミング発生回路21を含む構成と
なっており、このタイミング発生回路21で発生される
各種のタイミング信号のタイミングを適宜コントロール
することによって上記駆動方法を実現する。メカニカル
シャッタ33の開閉制御やCCD駆動回路34のタイミ
ング制御は、CPU等からなるコントローラ35によっ
て行われる。
【0058】CCD撮像素子31の出力信号は、信号処
理回路36においてCDS(相関二重サンプリング)な
どの各種の信号処理が施された後、記録装置37におい
て磁気ディスクなどの記録媒体に記録される。なお、本
例では、CCD撮像素子10の撮像面への光の入射/遮
断を制御するのにメカニカルシャッタ33を用いるとし
たが、これに限られるものではなく、液晶シャッタなど
の他の光制御手段を用いることも可能である。
【0059】このように、掃き出し転送が可能なCCD
撮像素子31を撮像デバイスして搭載し、メカニカルシ
ャッタ33を用いてCCD撮像素子31の露光時間を制
御する構成のデジタルスチルカメラにおいて、メカニカ
ルシャッタ31を閉じてからCCD撮像素子31の第1
フィールドの信号電荷を読み出すまでに行う掃き出し転
送期間を、第2フィールドの信号電荷を読み出すまでに
行う掃き出し転送期間よりも長く設定することにより、
第1フィールド側の掃き出し転送期間での取り扱い電荷
量(掃き捨て電荷量)を増やすことができる。
【0060】これにより、露光期間において強い光が入
射し、スミア成分とブルーミング成分が増加したとして
も、このスミア+ブルーミング成分を暗信号成分と共に
第1フィールド側での掃き出し転送期間に確実に掃き出
すことができるため、スチル画像の高画質化が図れるこ
とになる。特に、第2フィールド側の余分な取り扱い電
荷量に相当する時間を、第1フィールド側の掃き出し転
送期間に割り当てることで、トータルの掃き捨て時間を
変更することなく、所期の目的を達成できる利点があ
る。
【0061】特に、第2フィールド側の掃き出し転送期
間の転送スピードを、第1フィールド側の掃き出し転送
期間の転送スピードよりも高速に設定する駆動方法を採
ることにより、第2フィールド側の掃き出し転送期間を
さらに削減し、その削減分を第2フィールド側の掃き出
し転送期間に割り当てることができるため、第1フィー
ルド側の掃き出し転送期間での取り扱い電荷量をさらに
増加させることができる。したがって、日中の太陽を撮
影するような場合であっても、その入射光量に伴って発
生する不要電荷を第1フィールド側の掃き出し転送で掃
き出し不良を生ずることなく、確実に掃き出すことがで
きる。
【0062】一方、第2フィールド側の掃き出し転送期
間の転送スピードを、第1フィールド側の掃き出し転送
期間の転送スピードよりも高速に設定し、第2フィール
ド側の掃き出し転送期間をさらに削減することによって
その削減分だけ第1,第2フィールドのトータルの掃き
出し転送期間を短縮する駆動方法を採ることにより、フ
レームレートを向上することができるため、1枚の画を
撮影する時間を短縮することができる。これにより、記
録時間および撮影間隔の短縮化が図れるため、連写枚数
を増加させることが可能となる。
【0063】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
センサ部からの信号電荷の読み出しに先立って掃き出し
転送を行う固体撮像素子およびこれを撮像デバイスとし
て用いた撮像システムにおいて、第1フィールド側の掃
き出し転送期間を第2フィールド側のそれよりも長く設
定することにより、第1フィールド側の掃き出し転送期
間での取り扱い電荷量を増やすことができるため、露光
期間において強い光が入射し、スミア成分やブルーミン
グ成分が増加しても、このスミア+ブルーミング成分を
暗信号成分と共に第1フィールド側での掃き出し転送期
間に、掃き出し不良を生ずることなく確実に掃き出すこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るインターレース走査方式のCCD
固体撮像素子の一例を示す概略構成図である。
【図2】本発明の第1実施形態に係る駆動方法のタイミ
ングチャートである。
【図3】高速掃き出し期間と高速掃き出し動作の取り扱
い電荷量との相関関係を示す図である。
【図4】本発明の第2実施形態に係る駆動方法のタイミ
ングチャートである。
【図5】本発明の第2実施形態の応用例に係る駆動方法
のタイミングチャートである。
【図6】本発明に係るデジタルスチルカメラの構成例を
示すブロック図である。
【図7】従来例の駆動方法に係るタイミングチャートで
ある。
【図8】太陽光撮像時の掃き出し不良による縦筋が発生
した画面を示す図である。
【図9】第2フィールド側の掃き出し転送がない場合の
動作説明図であり、(a)はそのタイミングチャート、
(b)は暗信号の出力波形をそれぞれ示している。
【図10】第1,第2フィールド側双方に掃き出し転送
がある場合の動作説明図であり、(a)はそのタイミン
グチャート、(b)は暗信号の出力波形をそれぞれ示し
ている。
【符号の説明】
10,31…CCD固体撮像素子、11…センサ部、1
3…垂直CCD、15…水平CCD、16…電荷電圧変
化部、21…タイミング発生回路、24…基板バイアス
発生回路、33…メカニカルシャッタ、34…CCD駆
動回路

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 行列状に配列されて光電変換を行う複数
    個のセンサ部と、これらセンサ部で光電変換された信号
    電荷を転送する垂直転送部とを有し、前記センサ部から
    前記垂直転送部に信号電荷を読み出すのに先立って、前
    記センサ部から前記垂直転送部に読み出された信号電荷
    を転送するときの転送スピードよりも高速に前記垂直転
    送部中の電荷を転送して掃き出す掃き出し転送を行う固
    体撮像素子の駆動方法であって、 第1フィールド側の掃き出し転送期間を、第2フィール
    ド側の掃き出し転送期間よりも長く設定することを特徴
    とする固体撮像素子の駆動方法。
  2. 【請求項2】 第1フィールド側、第2フィールド側の
    トータルの掃き出し転送期間として予め決められた期間
    を変更することなく、第2フィールド側の掃き出し転送
    期間を短縮してその短縮期間を第1フィールド側の掃き
    出し転送期間に割り当てることを特徴とする請求項1記
    載の固体撮像素子の駆動方法。
  3. 【請求項3】 第2フィールド側の掃き出し転送期間の
    転送スピードを、第1フィールド側の掃き出し転送期間
    の転送スピードよりも高速に設定することを特徴とする
    請求項1記載の固体撮像素子の駆動方法。
  4. 【請求項4】 第1,第2フィールド側の各掃き出し転
    送期間の転送スピードが同じ状態でのトータルの掃き出
    し転送期間と、第2フィールド側の掃き出し転送期間の
    転送スピードを第1フィールド側の掃き出し転送期間の
    転送スピードよりも高速に設定した状態でのトータルの
    掃き出し転送期間との差分期間を、第1フィールド側の
    掃き出し転送期間に割り当てることを特徴とする請求項
    3記載の固体撮像素子の駆動方法。
  5. 【請求項5】 第1,第2フィールド側の各掃き出し転
    送期間の転送スピードが同じ状態でのトータルの掃き出
    し転送期間と、第2フィールド側の掃き出し転送期間の
    転送スピードを第1フィールド側の掃き出し転送期間の
    転送スピードよりも高速に設定した状態でのトータルの
    掃き出し転送期間との差分期間を、第1,第2フィール
    ドの全信号電荷の出力期間の短縮に用いることを特徴と
    する請求項3記載の固体撮像素子の駆動方法。
  6. 【請求項6】 行列状に配列されて光電変換を行う複数
    個のセンサ部と、これらセンサ部で光電変換された信号
    電荷を転送する垂直転送部とを有し、前記センサ部から
    前記垂直転送部に信号電荷を読み出すのに先立って、前
    記センサ部から前記垂直転送部に読み出された信号電荷
    を転送するときの転送スピードよりも高速に前記垂直転
    送部中の電荷を転送して掃き出す掃き出し転送を行う固
    体撮像素子と、 前記固体撮像素子の各センサ部への光の入射を制御する
    光制御手段と、 前記固体撮像素子および前記光制御手段を駆動するとと
    もに、前記光制御手段を遮光状態にしてから前記センサ
    部から前記垂直転送部に信号電荷を読み出すまでに行う
    第1フィールド側の掃き出し転送期間を、第2フィール
    ド側の掃き出し転送期間よりも長く設定する駆動手段と
    を具備することを特徴とする撮像システム。
  7. 【請求項7】 前記駆動手段は、第2フィールド側の掃
    き出し転送期間の転送スピードを、第1フィールド側の
    掃き出し転送期間の転送スピードよりも高速に設定する
    ことを特徴とする請求項6記載の撮像システム。
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