JP2001146761A - 排土板の前方監視装置付き車両及びその監視方法 - Google Patents

排土板の前方監視装置付き車両及びその監視方法

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JP2001146761A JP32958899A JP32958899A JP2001146761A JP 2001146761 A JP2001146761 A JP 2001146761A JP 32958899 A JP32958899 A JP 32958899A JP 32958899 A JP32958899 A JP 32958899A JP 2001146761 A JP2001146761 A JP 2001146761A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 排土板での掘削、整地作業において、排土板
前面の土砂の巻き込み状況がわかる排土板の前方監視装
置付き車両を提供する。 【解決手段】 車両前方位置に排土板の前方を撮影可
能な前方監視装置を設置し、撮影した画像を表示しうる
画像表示装置を設けた排土板の前方監視装置付き車両で
ある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は排土板によるドー
ジング作業時におけるその排土板前面の土砂の状況を監
視する排土板の前方監視装置付き車両に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来から建設機械の前方作業機における
掘削状態を認識する技術として次のものがある。例え
ば、特開平7−42201号公報では、バケット装置の
両側面に土が入り込んだか否かを、光ファイバーを介し
て、運転室内の光送受信装置に光信号を受発信する構成
により、ほぼ満杯になれば、その状態を警告する警報装
置を設けたものがある。さらに、特開平9−20939
4号公報では、土工板に掘削土が押しつける水平分力と
垂直分力との力関係から、土工板前方の土工量をコンピ
ュータ解析して掘削状態における土工量を演算し、履帯
がシュースリップしないように、土工量の多さを逐次演
算しながら必要に応じて、土工板の上下操作或いは刃先
角度を可変する技術がある。しかしながら、従来の技術
はバケット装置内の掘削土の満杯量を把握したり、ブレ
ード装置による掘削土工量を演算するものであり、いず
れも建設機械の前方作業機における掘削状態を認識する
技術ではなかった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】一般にブルドーザにお
けるドージング作業では、排土板前面の土砂の巻き込み
状態を認識することは困難で、ベテランオペレータの技
量に頼るところが多く、初心者には排土板の刃先角度の
調整が困難であった。すなわち、ブルドーザの排土板に
よる掘削・整地作業において、実際の掘削中における土
砂の巻き込み状況が見えないというのが最大のネックと
なっている。
【0004】排土板前面の掘削土の巻き込み状態が目視
確認できないという課題を解決するために、オペレータ
が運転席に着座した状態で、車両前方に設置した排土板
の前方監視装置により、排土板の前方を撮影し、撮影し
た画像を画像表示装置の表示画面で、排土板による掘削
時の土砂の巻き込み状態を視認できる排土板の前方監視
装置付き車両を提供することである。
【0005】すなわち、排土板の上方に前方監視装置例
えば、テレビカメラを設置し、このテレビカメラは運転
室での遠隔操作により、垂直及び水平方向に移動可能に
し、排土板での掘削状態の中央部或いは左右側部、もし
くはコーナ部のカッテングエッジ部を撮影した画像を、
運転室内前方に設置した画像表示装置(デイスプレイ装
置)に画像を表示するものを提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に請求項1記載の発明は、車両前方位置に排土板の前方
を撮影可能な排土板の前方監視装置を設置し、撮影した
画像を表示しうる画像表示装置を設けた排土板の前方監
視装置付き車両である。
【0007】上記目的を達成するために請求項2記載の
発明は、前記前方監視装置を、運転室内から遠隔操作に
より、排土板の前方中央部位置から前方左右側部位置及
び/又は前方上下方向位置に撮影可能とするように移動
する移動機構を設け、撮影した画像を表示しうる画像表
示装置を運転室内に設けた排土板の前方監視装置付き車
両である。
【0008】上記目的を達成するために請求項3記載の
発明は、前記移動機構を垂直方向と水平方向に移動する
構成にし、また、リフトシリンダによる排土板の位置検
出手段と、この位置検出手段の信号を受けて、該排土板
のカッテングエッジの掘削位置を演算し、この演算結果
に基づいて前記前方監視装置が掘削位置である撮影方向
に向くように指令信号を移動機構に出力するコントロー
ラを備えた排土板の前方監視装置付き車両である。
【0009】上記目的を達成するために請求項4記載の
発明は、前記前方監視装置が、運転室或いはモニタ室か
らの遠隔操作により、ズーム可能である排土板の前方監
視装置付き車両である。
【0010】上記目的を達成するために請求項5記載の
発明は、車両前方位置に設置した前方監視装置により、
排土板の前面を撮影し、撮影された画像を運転室内の画
像表示装置に表示し、排土板の前方を監視しながら作業
できる排土板の前方監視装置付き車両の監視方法であ
る。
【0011】
【作 用】請求項1に記載された、車両前方位置に排土
板の前方を撮影可能な前方監視装置を設置し、撮影した
画像を表示しうる画像表示装置を設けた排土板の前方監
視装置付き車両によれば、排土板の掘削・整地作業にお
いて、排土板前面の土砂の巻き込み状況がわかり、作業
が向上し、作業時の安全性が確保される。
【0012】請求項2に記載された、前記前方監視装置
を、運転室内から遠隔操作により、排土板の前方中央部
位置から前方左右側部位置に撮影可能とするように移動
する移動機構を設け、撮影した画像を表示しうる画像表
示装置を運転室内に設けた排土板の前方監視装置付き車
両によれば、排土板への土砂抱え込み及び左右の土砂の
バランスをオペレータ自身が感知することにより、オペ
レータが楽に排土板の操作をすることが出来る。
【0013】請求項3に記載された、前記移動機構を垂
直方向と水平方向に移動する構成にし、また、リフトシ
リンダによる排土板の位置検出手段と、この位置検出手
段の信号を受けて、該排土板のカッテングエッジの掘削
位置を演算し、この演算結果に基づいて前方監視装置が
掘削位置である撮影方向に向くように指令信号を移動機
構に出力するコントローラを備えた排土板の前方監視装
置によれば、オペレータが排土板の前面を非常に監視し
やすい。
【0014】請求項4に記載されたズーム可能な排土板
の前方監視装置よれば、さらに、詳しく排土板の前方を
監視できる。
【0015】請求項5に記載された排土板の前方監視装
置付き車両の監視方法によれば、排土板の前方を監視し
やすく、排土板の作業が容易にできる。
【0016】
【発明の実施の形態】この発明の実施の形態を図1に示
す図面を参照して詳述する。図1は前方監視装置付き車
両の斜視図であり、車体1と左右の走行体2と排土板3
等から排土板の前方監視装置付き車両を構成している。
前記車体1には運転室4が設けられ、この運転室4内に
座席が取り付けてある。前記走行体2はトラックフレー
ム6にスプロケット7とアイドラ8を取付け、このスプ
ロケット7とアイドラ8に履体9を掛ける。前記トラッ
クフレーム6にフレーム10が前方に向けて上下揺動自
在に連結する。このフレーム10に排土板3の背面左右
両側下部が球継ぎ手などで揺動自在に連結してある。フ
レーム10と排土板3の背面とに亘ってチルトシリンダ
が連結してある。(チルトシリンダは車体右側にあ
る。)このチルトシリンダを伸縮作動することで排土板
3が左右にチルトする。
【0017】車体1の左右両側部と排土板3の背面とに
亘ってリフトシリンダ12がそれぞれ取り付けてある。
このリフトシリンダ12は車体1に揺動自在に取付けた
ヨーク13に揺動自在に取付けてあり、このリフトシリ
ンダ12を伸縮することにより排土板が上下動し、かつ
リフトシリンダ12が揺動する。排土板3の上部左右中
央部分には取付用部材14が設けられ、この取付用部材
14に移動機構15を介して前方監視装置(テレビカメ
ラ)16が下向きに取付けてある。
【0018】前記移動機構15は図2に示すように、第
1ブラケット17と第2ブラケット18と第3ブラケッ
ト19を備え、第1ブラケット17が取付用部材14に
ボルト20等で取り付けられる。第2ブラケット18は
第1ブラケット17に第1軸21で上下回転自在に取り
付けられ、第1ブラケット17に取り付けた第1モータ
22で第2ブラケット18が上下に揺動する。第3ブラ
ケット19は第2軸23で第2ブラケット18に左右回
転自在に取り付けられ、第2ブラケットに取り付けた第
2モータ24で第3ブラケット19が左右に揺動する。
前方監視装置(テレビカメラ)16は第3ブラケット1
9に下向きに取り付けてあり、その撮影部(レンズ)1
6aが下向きである。
【0019】第1モータ22を駆動することで前方監視
装置(テレビカメラ)16は図3に矢印で示すように上
下方向に揺動し、排土板3の前面3aの上下方向任意の
位置を撮影する位置に移動する。
【0020】なお、図4に示すように、前方監視装置の
取付用部材14に受け板14aを設けた場合には、掘削
した土砂が排土板の下方から上方に巻き上がってきて、
前方監視装置の受け板14aに当接し、自動的に前方監
視装置を排土板後方に移動する。この場合、排土板の土
砂が排土板の下方から上方に巻き上がってきて、前方監
視装置の受け板14aに当接し、そして、受け板14a
を押し上げ、前方監視装置を排土板後方に移動させる。
受け板14aにはトーションスプリング等で付勢されて
おり、土砂からの圧力がなくなると元の位置に戻る。排
土板後方に移動させた時に、前方監視装置(テレビカメ
ラ)のスイッチが自動的にオフになるような構成にす
る。
【0021】また、第2モータ24を駆動することで前
方監視装置(テレビカメラ)16は図5に矢印で示すよ
うに左右方向に揺動し、排土板3の前面3aにおける左
右中央部分を撮影する位置及び左右端部分を撮影する位
置に移動する。前記運転室4内にデイスプレイ25が設
置され、前記テレビカメラ16とデイスプレイ25はワ
イヤ27等で接続し、前方監視装置(テレビカメラ)1
6の画像がデイスプレイ25に表示される。
【0022】図6はコントローラの説明図であり、前記
第1モータ22、第2モータ24、前方監視装置(テレ
ビカメラ)16及び画像表示装置(デイスプレイ)25
はコントローラ30で制御される。自動・手動切換レバ
ー31を手動位置にするとコントローラ30は手動モー
ドになる。上下揺動用レバー32を操作すると上下揺動
信号がコントローラ30に入力され、その信号に基づい
てコントローラ30が第1モータ22を正転、逆転駆動
する。左右揺動用レバー33を操作すると左右揺動信号
がコントローラ30に入力され、その信号に基づいてコ
ントローラ30が第2モータ24を正転、逆転する。ス
イッチ34をONにすると起動信号がコントローラ30
に入力され、コントローラ30は前方監視装置(テレビ
カメラ)16及び画像表示装置(デイスプレイ)25を
動作開始する。前記各レバー31,32,33とスイッ
チ34は運転室4内に設けてある。運転室4内のオペレ
ータが手動操作で前方監視装置(テレビカメラ)16及
び画像表示装置(デイスプレイ)25を作動して排土板
3の前方を目視認識できる。
【0023】自動・手動切換レバー31を自動に切り換
えるとコントローラ30は自動モードになる。変速レバ
ー35から前進信号がコントローラに30に入力される
と共に、排土板操作レバー36から下げ信号が入力され
ると、コントローラ30は前方監視装置(テレビカメ
ラ)16と画像表示装置(デイスプレイ)25を作動す
る。排土板3を接地して前進走行(掘削・整地作業)開
始すると自動的に前方監視装置(テレビカメラ)16と
画像表示装置(デイスプレイ)25が作動する。
【0024】変速レバー35から後進信号と排土板操作
レバー36から上げ信号がコントローラに30に入力す
ると、コントローラ30は前方監視装置(テレビカメ
ラ)16と画像表示装置(デイスプレイ)25の作動を
停止する。排土板3を地面から離して後進走行するとき
には前方監視装置(テレビカメラ)16と画像表示装置
(デイスプレイ)25の作動が自動的に停止する。変速
レバー35から後進信号が入力されても排土板操作レバ
ー36から下げ信号が入力されているときには前方監視
装置(テレビカメラ)16と画像表示装置(デイスプレ
イ)25を作動する。排土板3を地面に押しつけて後進
走行することで地面を平坦に掻き均すときにも排土板3
の前方をオペレータが視認できる。
【0025】前述の動作の時には排土板3が左右にチル
トしていない状態であり、前方監視装置(テレビカメ
ラ)16は左右中央部分を撮影する位置である。排土板
操作レバー36から左チルト信号又は右チルト信号がコ
ントローラ30に入力されたとき、つまり、チルトシリ
ンダを縮み作動して排土板3を右チルトしたとき又はチ
ルトシリンダを伸び作動して排土板3を左チルトしたと
きにコントローラ30は第2モータ24を正転駆動又は
逆転駆動して前方監視装置(テレビカメラ)16を排土
板3の左側部分又は右側部分を撮影する位置に移動す
る。これにより、排土板3を左右チルトして排土板の左
側部分又は右側部分のカッテングエッジ26で硬い地面
(岩盤)を掘削するときには、自動的にその掘削部分を
撮影して画像表示装置(デイスプレイ)25に表示す
る。
【0026】前記車体1にはヨーク13の上下回動角を
検出する位置検出手段(ポテンショメータ)37が取り
付けてある。この位置検出手段(ポテンショメータ)3
7の検出信号はコントローラ30に入力される。コント
ローラ30は入力された位置検出手段(ポテンショメー
タ)37の検出信号、つまりリフトシリンダ12の上下
揺動角度に基づいて排土板3のカッテングエッジ26の
掘削位置を演算する。コントローラ30は演算した排土
板3の掘削位置に応じて第1モータ22を正転又は逆転
して前方監視装置(テレビカメラ)16を上下に回動
し、排土板3の前面3aを撮影する高さ方向の位置を掘
削位置に応じて変更する。例えば、排土板3の掘削位置
が図7(a)のように深い場合には排土板3の前面3a
の上方寄り位置Aを撮影する位置にする。排土板3の掘
削位置が図7(b)のように浅い場合には排土板3の前
面3aの下方寄り位置Bを撮影する位置とする。
【0027】次に上記車両の操作を説明する。排土板3
をリフトシリンダ12により地面に降下させ、そして、
ブルドーザを前進させてドージング作業を行う。排土板
の前面に沿って土砂が上がり、その土砂の上がり程度を
オペレータが運転室から画像表示装置(デイスプレイ)
により、見ることが出来る。排土板の土砂の抱え込み状
態及び排土板左右の土砂バランスをオペレータが運転室
で監視することが出来るので、効率良く、安全に作業で
きる。
【0028】平坦な整地作業の場合には、テレビカメラ
の向ける方向は、ほぼ排土板の中央部分の画像を撮影可
能にし、一方、側部の岩石掘り起こし作業には、テレビ
カメラの向きをコーナのカッテイングエッジの方向に回
動させて、実際に見たいところの画像を撮影させる。な
お、テレビカメラにはズーム機構を内蔵させたり、ま
た、レンズの撮影角度を標準と広角に変更可能にもでき
る。
【0029】
【発明の効果】この発明は以上詳述したように、ベテラ
ンオペレータの技量に頼ることなく、初心者でも掘削土
質に応じて適切な排土板の掘削角度や掘削深さを決める
ことができる。また、排土板の土砂の抱え込み状態及び
排土板左右の土砂バランスを運転室からオペレータ自身
が感知できるので、排土作業が向上する。さらに、必要
箇所にテレビカメラの向きが変えられ、ズーム機構を使
用することにより、オペレータが室作業で必要とする排
土板の前方の状況がわかるので、作業時の安全が確保さ
れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態になる排土板が取付けら
れた排土板の前方監視装置付き車両の斜視図である。
【図2】移動機構の部品分解図である。
【図3】排土板の前方監視装置を取付けた排土板の側面
図である。
【図4】排土板に前方監視装置を取付ける取付用部材に
受け板を設けた実施の形態の側面図である。
【図5】図3の排土板の前方監視装置を取付けた排土板
の正面図である。
【図6】排土板の前方監視装置付き車両の制御を説明す
る説明図である。
【図7】排土板の掘削状態を示す説明図である。
【符号の説明】
1…車体 2…走行体 3…排土板 3a…排土板の前面 4…運転室 6…トラックフレーム 7…スプロケット 8…アイドラ 10…フレーム 11…チルトシリンダ 12…リフトシリンダ 13…ヨーク 14…取付用部材 14a…受け板 15…移動機構 16…前方監視装置(テレビカメラ) 16a…撮影部(レンズ) 17…第1ブラケット 18…第2ブラケット 19…第3ブラケット 20…ボルト 21…第1軸 22…第1モータ 23…第2軸 24…第2モータ 25…画像表示装置(デイスプレイ) 26…カッテングエッジ 30…コントローラ 31…レバー(手動・自動) 32…レバー(上げ・下げ) 33…レバー(左・右) 34…スイッチ 35…変速レバー(前進・後進) 36…操作レバー(左右チルト・上下) 37…位置検出手段(ポテンショメータ) 38…トーションスプリング A…上方寄り位置 B…下方より位置

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】車両前方位置に排土板の前方を撮影可能な
    前方監視装置を設置し、撮影した画像を表示しうる画像
    表示装置を設けたことを特徴とする排土板の前方監視装
    置付き車両。
  2. 【請求項2】前記前方監視装置を、運転室内から遠隔操
    作により、排土板の前方中央部位置から前方左右側部位
    置及び/又は前方上下方向位置に撮影可能とするように
    移動する移動機構を設け、撮影した画像を表示しうる画
    像表示装置を運転室内に設けた請求項1記載の排土板の
    前方監視装置付き車両。
  3. 【請求項3】前記移動機構を垂直方向と水平方向に移動
    する構成にし、また、リフトシリンダによる排土板の位
    置を検出する位置検出手段と、該位置検出手段の信号を
    受けて、該排土板のカッテングエッジの掘削位置を演算
    し、該演算結果に基づいて前記前方監視装置が掘削位置
    である撮影方向に向くように指令信号を移動機構に出力
    するコントローラを備えた請求項2記載の排土板の前方
    監視装置付き車両。
  4. 【請求項4】前記前方監視装置が運転室或いはモニタ室
    からの遠隔操作により、ズーム可能である請求項1〜3
    のいずれか1項に記載の前方監視装置付き車両。
  5. 【請求項5】車両前方位置に設置した排土板の前方監視
    装置により、排土板の前面を撮影し、撮影された画像を
    運転室内の画像表示装置に表示し、排土板の前方を監視
    しながら作業できる排土板の前方監視装置付き車両の監
    視方法。
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