JPH11217853A - 建設機械の後方監視装置およびその後方監視方法 - Google Patents

建設機械の後方監視装置およびその後方監視方法

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JPH11217853A
JPH11217853A JP3387098A JP3387098A JPH11217853A JP H11217853 A JPH11217853 A JP H11217853A JP 3387098 A JP3387098 A JP 3387098A JP 3387098 A JP3387098 A JP 3387098A JP H11217853 A JPH11217853 A JP H11217853A
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JP
Japan
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construction machine
ripper
television camera
monitoring device
signal
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JP3387098A
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Inventor
Toshio Yokoyama
登司男 横山
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Komatsu Ltd
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Komatsu Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 オペレータは前方を向いて運転席に着座姿勢
のままで、リッピング作業時および後進走行時に後方視
界の確認が行えるようにする。 【解決手段】 車体の後方にリッパ装置を備えた建設機
械において、建設機械20の後部上方位置に配設され、
リッパ装置10を撮影可能なテレビカメラ(1) と、運転
室22内に配設されるディスプレイ3とを備え、テレビ
カメラ1で撮影した画像をディスプレイ3に表示するよ
うに構成したものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ブルドーザやホイ
ールローダ等の建設機械の後部に装着されるリッパ装置
の後方監視装置およびその後方監視方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のリッパ装置付きブルドーザ等の建
設機械20A(以下、建設機械20Aと言う。)につい
て図12,13により説明する。図12は建設機械20
Aの側面図、図13は建設機械20Aの後方斜視図を示
す。図12に示すように、建設機械20Aは車体20a
の前方にブレード装置21、中央に運転室22、後方に
リッパ装置10を装着している。リッパ装置10は、車
体20aの後方ブラケット20bに取着されるアーム1
1と、アーム11にピンで取着されるビーム12と、後
方ブラケット20bおよびビーム12にそれぞれ連結さ
れる油圧シリンダ13,14と、ビーム12のシャンク
ホルダ12aに取着される先端にポイント15を備えた
シャンク16とからなっている。リッパ装置は、シャン
ク16に建設機械20Aの牽引力および前記油圧シリン
ダ13,14の力を作用させて、岩石等の破砕や掘削等
のリッピング作業を行うものである。従来、オペレータ
は図12,13に示すように、運転室22内で、次のよ
うにしてリッピング作業を行っている。 (1) 前方を向いて運転席に着座した状態から、上半身を
後ろ向きにして、運転席後部の背当てから身を乗り出す
ようにして、後方の地上でリッピングを行うシャンク1
6の先端ポイント15付近に視線を落として、リッパ操
作レバー24により操作を行っている。 (2) シャンク16を地面に突っ込んだ状態で、変速操作
レバー23により建設機械20Aを前進させながらシャ
ンク16を地面に対して上下操作しつつ岩石等を破砕す
るので、不自然な姿勢となり建設機械の前方の安全に注
意を払いながら、シャンク16が地面に貫入する状況を
確認する。 (3) リッピング作業が終了し、変速操作レバー23を操
作して建設機械20Aを後進させる場合は、前方を向い
て運転席に着座した状態から上半身を後ろ向きにして、
さらに運転席後部の背当てから身を乗り出すようにし
て、建設機械後方の安全を確認しながら後進走行を行
う。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、建設機
械のリッピング作業時、あるいは後進走行時にオペレー
タは後ろ向きの不自然な姿勢での運転操作を行う必要が
あり、後方にある障害物等との接触を回避する等により
疲労が激しく作業能率が低下するとともに、安全性の面
でも問題となっている。
【0004】本発明は上記従来の問題点に着目し、オペ
レータは前方を向いて運転席に着座姿勢のままで、リッ
ピング作業時および後進走行時に後方視界の確認が行え
るようにして、オペレータにかかる負担を減らして作業
能率の向上および安全性を向上するようにした建設機械
の後方監視装置およびその後方監視方法を提供すること
を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段および作用効果】上記目的
を達成するために、本発明に係る建設機械の後方監視装
置の第1発明は、車体の後方にリッパ装置を備えた建設
機械において、建設機械の後部上方位置に配設され、リ
ッパ装置を撮影可能なテレビカメラと、運転室内あるい
はモニタ室に配設されるディスプレイとを備え、テレビ
カメラで撮影した画像をディスプレイに表示するように
構成したものである。上記構成によれば、オペレータは
前方を向いて運転席に着座姿勢のままで、前方に配設さ
れたディスプレイ装置の表示画面でリッピング状態の確
認が行える。したがって、リッピング作業におけるオペ
レータの疲労は低減できるので作業能率が向上するとと
もに、建設機械の後方にある障害物等を容易に回避でき
るので安全性が向上する。
【0006】第2発明は、第1発明の構成において、前
記テレビカメラは、運転室内あるいはモニタ室からの遠
隔操作により、リッパ装置の掘削地点を撮影するリッパ
撮影位置と、建設機械の後方を撮影する後方撮影位置と
の間で回動可能にする回動機構を備えた構成としたもの
である。上記構成によれば、テレビカメラは、運転室内
あるいはモニタ室からの遠隔操作により適時回動させ
て、リッパ装置の掘削地点と車体後方を撮影できるの
で、オペレータは前方に設置されたディスプレイ装置の
表示画面により、リッピング作業時はリッピング状態
を、建設機械の後進時は車体後方の視界を確認できる。
したがって、さらにオペレータの疲労は低減できるので
作業能率が向上するとともに、建設機械の後方にある障
害物等を容易に回避できるので安全性が向上する。
【0007】第3発明は、建設機械の後部上方位置に配
設し、かつ、リッパ装置を撮影可能に回動する回動機構
を有するテレビカメラと、このテレビカメラで撮影した
画像を表示する運転室内あるいはモニタ室に配設される
ディスプレイと、建設機械の後方に配設され、かつ、リ
ッパ装置のリッパリンクの作動位置を検出する位置検出
手段と、前記位置検出手段からの検出信号を受けて、リ
ッパ装置のリッパシャンクポイントの掘削位置を演算
し、この演算結果に基づいてテレビカメラの撮影方向を
リッパシャンクポイントの方向に回動するように指令信
号を回動機構に出力する制御手段とを備えた構成とした
ものである。上記構成によれば、リッピング作業中は、
常にシャンクポイント近傍の画像がディスプレイ装置に
表示されるので、オペレータは前方を向いて運転席に着
座姿勢のままでリッピング作業の確認が行える。したが
って、さらにリッピング作業におけるオペレータの疲労
は低減できるので作業能率が向上するとともに、建設機
械の後方にある障害物等を容易に回避できるので安全性
が向上する。
【0008】第4発明は、第3発明の構成において、前
記制御手段は、建設機械の後進変速操作の信号を受け
て、前記テレビカメラの撮影方向を地面に対して水平に
回動する指令信号を前記回動機構に出力し、かつ、建設
機械の前進変速操作の信号と、前記リッパリンクの作動
位置を検出する位置検出手段の検出信号を受けて、リッ
パシャンクポイントの掘削位置を演算し、この演算結果
に基づいて前記テレビカメラの撮影方向をリッパシャン
クポイントの方向に回動するように回動機構へ指令信号
を出力するように構成したものである。上記構成によれ
ば、テレビカメラは、建設機械のリッピング作業中、あ
るいは後進走行中に、自動的にリッパシャンクポイント
の貫入状況や建設機械の後方の全景を撮影するので、オ
ペレータはテレビカメラの回動操作をする必要がなく、
リッピング作業、あるいは後進走行に専念できるの作業
能率が向上するとともに、安全性が向上する。
【0009】第5発明は、建設機械の後部上方位置に設
置された複数のテレビカメラと、運転室内あるいはモニ
タ室に配設され、複数の画像を一つの画面に表示可能な
ディスプレイ装置とを備え、前記複数のテレビカメラで
撮影した画像を同時に前記ディスプレイ装置に表示する
ようにした構成としたものである。上記構成によれば、
一つの画面に3個のシャンクポイントあるいは後方全
景、左履帯走行路、および右履帯走行路等を表示するこ
とができるので、オペレータはリッピング作業時や後進
走行時に安全確認が容易となり運転性が向上する。
【0010】第6発明は、第2発明乃至第5発明のうち
のいずれかに記載の構成において、前記テレビカメラの
回動機構は、運転室あるいはモニタ室からの操作によ
り、テレビカメラの撮影方向を地面に対して垂直方向あ
るいは水平方向に回動可能である構成としたものであ
る。上記構成によれば、テレビカメラを運転室内あるい
はモニタ室からの遠隔操作により適時回動させて、リッ
パ装置の掘削地点と建設機械の後方を撮影できるので、
オペレータは前方に設置されたディスプレイ装置の表示
画面で、リッピング作業状態を、建設機械の後進時は車
体後方の視界を容易に確認できるので、オペレータの疲
労は低減し作業能率が向上するとともに、建設機械の後
方にある障害物等を容易に回避できるので安全性が向上
する。
【0011】第7発明は、第2発明乃至第5発明のうち
のいずれかに記載の構成において、前記テレビカメラ
は、運転室あるいはモニタ室からの遠隔操作により、ズ
ーム操作可能である構成としたものである。上記構成に
よれば、掘削地点や地面をクローズアップして画面に表
示できるので、リッピング作業時に各部の動きを詳しく
把握できるので作業がし易い。
【0012】第8発明は、第2発明乃至第5発明のうち
のいずれかに記載の構成において、前記テレビカメラ
は、撮影角度によって標準レンズ、あるいは広角レンズ
に着脱自在に構成したものである。上記構成によれば、
リッピング作業時の掘削地点や地面を広範囲に画面に表
示できるので、後方および斜め後方の隅々までの視界性
が向上し、特に後進走行時に広角レンズを使用すると後
方にある全ての障害物等の確認ができるので後進の走行
がし易くなる。
【0013】第9発明は、本発明の建設機械の後方監視
方法に係るものであり、建設機械の後部上方位置に配設
され、リッパ装置を撮影可能なテレビカメラと、テレビ
カメラを回動せしめる回動機構と、テレビカメラで撮影
した画像を表示するディスプレイとを備え、リッパ装置
を監視する建設機械の後方監視方法において、前記テレ
ビカメラの回動機構は、建設機械を運転操作する制御装
置からの信号により回動せしめるようにしたことを特徴
とする。上記後方監視方法によれば、建設機械を運転操
作する制御装置の作動に対応して、テレビカメラの回動
制御が自動的に行われるようにしたので、オペレータは
前方を向いて運転席に着座姿勢のままで、前方に配設さ
れたディスプレイ装置の表示画面でリッピング作業時や
後進走行時の後方の確認が容易にできる。したがって、
リッピング作業時や後進走行時におけるオペレータの疲
労は低減できるので作業能率が向上するとともに、建設
機械の後方にある障害物等を容易に回避できるので安全
性が向上する。
【0014】第10発明は、第9発明の建設機械の後方
監視方法において、前記制御装置は、リッパ装置のリッ
パリンクの作動位置を検出する位置検出手段、あるい
は、建設機械の走行を制御する変速制御装置であること
を特徴とする。上記後方監視方法によれば、リッピング
作業時はリッパ装置のリッパリンクの作動位置を検出す
る位置検出手段の作動によりテレビカメラの回動制御が
自動的に行われる。また、後進走行時は変速制御装置の
作動によりテレビカメラの回動制御が自動的に行われ
る。前記変速制御装置の作動は、変速レバーの操作信
号、あるいは変速制御装置の速度クラッチの係合時の圧
力信号を検出して、その作動状態の時にテレビカメラを
回動するようになっている。したがって、リッピング作
業時や後進走行時におけるオペレータの疲労は低減でき
るので作業能率が向上するとともに、建設機械の後方に
ある障害物等を容易に回避できるので安全性が向上す
る。
【0015】
【発明の実施の形態】以下に、本発明に係る建設機械の
後方監視装置およびその後方監視方法について図1乃至
図11により説明する。尚、図12と同一符号を付した
リッパ装置は同一のため説明は省略する。先ず、第1実
施例について図1乃至図6により説明する。図1は後方
監視装置の全体を説明するためのブロック図である。図
2は建設機械の後方側面図である。図3は図2のZ視図
である。図4は後方監視装置の制御手段の作動を説明す
るフローチャートである。図5はディスプレイ装置に表
示されたリッパ掘削地点の画像を示し、図6は車体後方
全景の画像を示している。図1に示すように、後方監視
装置は、テレビカメラ1と、テレビカメラ1を回動させ
る回動機構2、ディスプレイ装置3、操作部4、および
制御手段5とから構成されている。操作部4には、後方
監視装置の電源をON−OFFするスイッチ6、テレビ
カメラ1の回動操作レバー7、及びズーム操作ボタン8
が設けられ、これらの操作信号は制御手段5に入力され
る。回動操作レバー7はトグル式となっており前後左右
に操作自在となっている。ズーム操作ボタン8は回動操
作レバー7の頭部に一体に組み込まれ、回動操作を行い
ながらズーム操作ができるようになっている。制御手段
5には、リッパ操作レバー24の操作により作動位置が
変わるリッパリンクの位置検出手段9からの検出信号、
および変速操作レバー23の操作信号が入力されてい
る。前記制御手段5から出力される指令信号は回動機構
2に入力され、テレビカメラ1からの映像信号はディス
プレイ装置3に入力されるようになっている。
【0016】次に、図2,図3に示す建設機械20の後
方監視装置のテレビカメラ1は回動機構2を介して、車
体20aの後部ブラケット20bの上部に取着されてい
る。回動機構2はテレビカメラ1を、P軸を中心にして
水平線Lに対して上下に各90°また、Q軸を中心にし
て、図3に示す建設機械20の中心線Hに対して左右に
各90°回動するようになっている。テレビカメラ1は
この作動角度の範囲内で視界αが得られ、広角レンズを
使用した場合はαより大きな視界が得られるようになっ
ている。リッパ装置10のアーム11の作動位置を検出
する位置検出手段9は後部ブラケット20b上で、油圧
シリンダ13のボトム軸部の近傍に取着されている。運
転室22内にはディスプレイ装置3、操作部4、制御手
段5がそれぞれ運転席の前方、上方、側方に配設されて
いる。また、運転室22内には、変速操作レバー23、
およびリッパ操作レバー24を配設されている。
【0017】次に、図1乃至図3を参照して図4乃至図
6により後方監視装置の作動について説明する。図4に
示す後方監視装置の制御フローチャートに示すように、
制御順序を説明するステップR1〜R4は、図1に示す
回動操作レバー7、ズーム操作ボタン8、変速レバー2
3、およびリッパ操作レバー24の操作を示している。
ステップS1〜S4は操作部4の各操作信号の制御手段
の入力状態を示している。ステップT1〜T4は制御手
段5の演算制御を示している。ステップU1〜U3はテ
レビカメラ1、回動機構2、ディスプレイ装置3の制御
順序を示している。先ず、図4に示す、後方監視装置の
スイッチ6をON動作し、ステップR1にて変速操作レ
バー23を変速操作した時に、S1にて変速操作信号を
制御手段5へ入力される。この変速操作信号が制御手段
5へ入力された時、ステップT1にて建設機械は前進走
行、あるいは後進走行かを判定しており、前進走行と判
定された場合に、ステップR2でリッパ操作レバー24
の操作をして、ステップS2でリッパリンクの位置検出
手段9からの検出信号が制御手段5へ入力されたときは
ステップT2にてリッパリンクの作動位置からテレビカ
メラ1の回動する方向の演算が行われる。その演算結果
によりステップT3にてテレビカメラ1がシャンクポイ
ント15の方向に向く回動信号が出力される。その回動
信号によりステップU1にてテレビカメラ1の回動機構
へ回動するように指令信号を出力する。ステップU2に
てテレビカメラ1によりリッパ装置等の建設機械の後方
の撮影が行われる。次いで、ステップU3にてデイスプ
レイ装置3にて画像が表示されるようになっている。
【0018】前記ステップT1にて後進走行と判定され
たときは、ステップT4 にてテレビカメラ1が水平方向
に向く回動信号が出力される。その回動信号によりステ
ップU1にてテレビカメラ1の回動機構へ回動するよう
に指令信号を出力し、前記と同様にステップU2、次い
でステップU3によりテレビカメラ1による撮影、デイ
スプレイ装置3にて画像が表示される。以上説明した建
設機械の後方監視装置は自動的に制御されるが、ステッ
プR3にて図1に示す回動操作レバー7をオペレータが
操作したときは、ステップS3にてオペレータの手動に
よるテレビカメラ1を回動させる回動信号が出力され
る。ステップS3の回動信号が出力されたときは、前記
自動的にテレビカメラ1を回動させるステップT3から
の回動信号より優先して、ステップU1にてテレビカメ
ラ1の回動機構へ回動するように指令信号を出力するよ
うになっている。これにより、回動操作レバー7を手動
により操作することによりオペレータが確認したい建設
機械の後方位置へテレビカメラ1を回動させることがで
きるようになっている。
【0019】また、ステップR4にて図1に示すズーム
操作ポタン8をオペレータが操作したときは、ステップ
S4にてテレビカメラ1をズームアップするズーム信号
が出力される。このズーム信号が出力されるとステップ
U2、次いでステップU3によりテレビカメラ1による
ズームアップの撮影、およびズームアップされた画像が
デイスプレイ装置3に表示される。スイッチ6をOFF
操作して終了となる。このテレビカメラ1は、図2に示
すように水平方向の回動角α、およびリッパポイント方
向の回動角βの範囲で回動制御される。前記ディスプレ
イ装置3に表示される画像は、例えば図5に示すように
リッパポイントによる掘削状態を表示し、図6に示すよ
うに建設機械の後方の全景を表示するようになってい
る。
【0020】図1乃至図6にて説明した本発明の第1実
施例の後方監視装置によれば、下記の特徴点があり建設
機械のリッパ装置によるリッピング作業、あるいは後進
走行の時に有用である。オペレータは前方を向いて運転
席に着座姿勢のままで、前方に配設されたディスプレイ
装置の表示画面でリッピング状態の確認が行える。これ
により、リッピング作業におけるオペレータの疲労は低
減できるので作業能率が向上するとともに、建設機械の
後方にある障害物等を容易に回避できるので安全性が向
上する。
【0021】また、テレビカメラは、運転室内あるいは
モニタ室からの遠隔操作により適時回動させて、リッパ
装置の掘削地点と車体後方を撮影できるので、オペレー
タは前方に設置されたディスプレイ装置の表示画面によ
り、リッピング作業時はリッピング状態を、建設機械の
後進時は車体後方の視界を容易に確認できる。
【0022】さらに、テレビカメラは回動可能としたの
で、リッピング作業中は、常にシャンクポイント近傍の
画像がディスプレイ装置に表示されるので、オペレータ
は前方を向いて運転席に着座姿勢のままでリッピング作
業が容易に確認できる。
【0023】さらにまた、テレビカメラは、建設機械の
リッピング作業中、あるいは後進走行中に、自動的にリ
ッパシャンクポイントの貫入状況や建設機械の後方の全
景を撮影するようにしたので、オペレータはテレビカメ
ラの回動操作をする必要がなく、リッピング作業、ある
いは後進走行に専念できるの作業能率が向上するととも
に、安全性が向上する。
【0024】また、建設機械の後部上方位置に設置され
た複数のテレビカメラと、運転室内に配設され、複数の
画像を一つの画面に表示可能なディスプレイ装置とを備
えたので、一つの画面に3個のシャンクポイントあるい
は後方全景、左履帯走行路、および右履帯走行路等を表
示することができるので、オペレータはリッピング作業
時や後進走行時に安全確認が容易となる。
【0025】さらに、テレビカメラの回動機構は、運転
室あるいはモニタ室からの操作により、テレビカメラの
撮影方向を地面に対して垂直方向(リッパポイントの方
向)あるいは水平方向に回動可能としたので、テレビカ
メラを運転室内あるいはモニタ室からの遠隔操作により
適時回動させて、リッパ装置の掘削地点と建設機械の後
方を撮影できるので、オペレータは前方に設置されたデ
ィスプレイ装置の表示画面で、リッピング作業状態を、
建設機械の後進時は車体後方の視界を容易に確認できる
ので、オペレータの疲労は低減するとともに、建設機械
の後方にある障害物等を容易に回避できる。
【0026】さらにまた、テレビカメラは、運転室ある
いはモニタ室からの遠隔操作により、ズーム操作可能と
したので、掘削地点や地面をクローズアップして画面に
表示し、リッピング作業時に各部の動きを詳しく把握で
きるので作業がし易い。
【0027】そして、テレビカメラは、撮影角度によっ
て標準レンズ、あるいは広角レンズに着脱自在に構成し
たので、リッピング作業時の掘削地点や地面を広範囲に
画面に表示できるので、後方および斜め後方の隅々まで
の視界性が向上し、特に後進走行時に広角レンズを使用
すると後方にある全ての障害物等の確認ができるので後
進の走行がし易い。
【0028】次に、本発明の第2実施例の後方監視装置
について図7乃至図11により説明する。尚、第1実施
例の図1と同一符号を付したものは同一機能を有するの
で説明は省略する。図7は第2実施例の後方監視装置の
全体を説明するためのブロック図である。図8は、第1
実施例の図2のZ視図である図3と同一であり、テレビ
カメラ1,1a,1bおよび回動機構2,2a,2bの
装着位置を示す図である。図9は第2実施例の後方監視
装置の制御フローチャートである。図10はディスプレ
イ装置に表示されたリッパ掘削地点を示し、図11はデ
ィスプレイ装置に表示された建設機械後方の全景と左右
履帯走行路の画像を示すものである。図7に示すよう
に、第2実施例の後方監視装置は、前記第1実施例の図
1に示すブロック図に2台のテレビカメラ1a,1bお
よびそれらの回動機構2a,2bを追加したものであ
り、3台のテレビカメラ1,1a,1b、それぞれのテ
レビカメラ1,1a,1bの回動機構2,2a,2b、
ディスプレイ装置3A、操作部4A、および制御手段5
Aから構成されている。なお、テレビカメラ1a,1
b、テレビカメラ1a,1bの回動機構2a,2bおよ
び後述する回動操作レバー7a,7b、ズーム操作ボタ
ン8a,8bは、図1の第1実施例に示すテレビカメラ
1、回動機構2、回動操作レバー7、およびズーム操作
ボタン8と同一のものであるが、説明上別の符号を付し
て説明する。図7に示すディスプレイ装置3Aはテレビ
カメラ1,1a,1bの各画像を一つの画面に表示でき
るようになっている。
【0029】操作部4Aには、第1実施例の図1に示す
後方監視装置の構成に、テレビカメラ1a,1bの回動
操作レバー7a,7b、およびズーム操作ボタン8a,
8bが追加して設けられている。制御手段5Aには、操
作部4Aからの操作信号、位置検出手段9からの検出信
号、および変速操作レバー23の操作信号が入力される
ようになっている。制御手段5Aから出力される信号は
回動機構2,2a,2bに入力され、テレビカメラ1,
1a,1bからの映像信号はディスプレイ装置3Aに入
力される。 図8に示すように、テレビカメラ1,1
a,1bは回動機構2,2a,2bを介して、車体20
aの後部ブラケット20bの上部に取着されている。回
動機構2a,2bは、第1実施例の図2,図33で説明
した回動機構2と同様に、テレビカメラ1a,1bを、
水平線Lに対して上下に各90°また、建設機械中心線
Hに対して左右に各90°回動させるようになってい
る。
【0030】次に、図7,図8に示す第2実施例の後方
監視装置の作動について図9により説明する。図7に示
す後方監視装置の制御フローチャートに示すように、制
御順序を説明するステップU1〜U3Aはテレビカメラ
1,1a,1b、テレビカメラの回動機構2,2a,2
b、およびディスプレイ装置3Aの制御について説明す
るものである。ステップT1〜T4bは制御手段5Aの
演算制御を示している。尚、第1実施例の図4の制御フ
ローチャートのステップR1〜R4、およびステップS
1〜S4で説明したものと、回動操作レバー7、ズーム
操作ボタン8、変速レバー23、およびリッパ操作レバ
ー24の操作と、この操作に対応するステップS1〜S
4の操作部の各操作信号の制御手段への入力状態につい
ては同一であり、第2実施例の図9の制御フローチャー
トでは説明を省略する。以下、特徴とする部分について
説明する。後方監視装置のスイッチ6をON動作し、ス
テップT1にて建設機械の前進走行、あるいは後進走行
かを判定しており、前進走行の場合は、ステップT2A
にて演算を行い、次いでステップT3, ステップT3
a.およびステップT3bにて各テレビカメラ1,1
a,1bが、図8に示すシャンクポイント15,15
a,15bのそれぞれの方向に向く回動信号が出力さ
れ、ステップU1,ステップU1a,およびステップU
1bにてテレビカメラ1,1a,1bのそれぞれの回動
機構2,2a,2bを回動せしめる指令信号が出力され
る。次いで、ステップU2,ステップU2a,およびス
テップU2bにてそれぞれのテレビカメラ1,1a,1
bにより撮影を行うようになっている。そして、ステッ
プU3Aにて前記テレビカメラ1,1a,1bにて撮影
した3つの画像をディスプレイ装置3Aの一つの画面で
表示するようになっている。
【0031】前記ステップT1にて後進走行と判定され
たときは、ステップT4,ステップT4a,およびステ
ップT4bにて、各テレビカメラ1,1a,1bのそれ
ぞれが水平方向,左履帯走路方向,および右履帯走路方
向に向く回動信号が出力され、ステップU1,ステップ
U1a,およびステップU1bにてテレビカメラ1,1
a,1bのそれぞれの回動機構2,2a,2bを回動せ
しめる指令信号が出力され、次いで前記の前進走行の場
合と同様にステップU2,ステップU2aおよびステッ
プU2bにてそれぞれのテレビカメラ1,1a,1bに
より撮影を行うようになっている。そして、ステップU
3Aにて前記テレビカメラ1,1a,1bにて撮影した
3つの画像をディスプレイ装置3Aの一つの画面で表示
するようになっている。スイッチ6をOFF操作して終
了となる。各テレビカメラ1,1a,1bは、第1実施
例の図2に示すようにそれぞれが水平方向の回動角α、
およびリッパポイント方向の回動角βの範囲で回動制御
される。前記ディスプレイ装置3Aに表示される画像
は、例えば図10に示すように3つのリッパポイントに
よる掘削状態を表示し、あるいは図11に示すように建
設機械後方全景と左右履帯走行路を表示するようになっ
ている。
【0032】このような第2実施例によれば、前述の如
く第1実施例と同様の特徴を有するとともに、一つの画
面に、リッピング作業時は3個のシャンクポイントの掘
削状態を、あるいは建設機械の後進走行時は後方全景、
左履帯走路、および右履帯走路を表示することができる
ので、オペレータは建設機械の後方の状況が把握でき、
運転がし易い。また、第2実施例において、テレビカメ
ラ1,1a,1bの撮影方向を任意に設定することによ
り、建設機械の側方等、作業条件に合わせて必要な撮影
箇所を自由に選ぶことができ、作業能率を高めることが
できる。
【0033】本発明の建設機械の後方監視方法は、図1
乃至図11により説明したリッパ装置を撮影可能なテレ
ビカメラと、テレビカメラを回動せしめる回動機構と、
テレビカメラで撮影した画像を表示するディスプレイと
からなる後方監視装置を備え、テレビカメラの回動機構
を建設機械を運転操作する制御装置からの信号により回
動せしめるようにしたものである。これにより、建設機
械を運転操作する制御装置の作動に対応して、テレビカ
メラの回動制御が自動的に行われるようにしたので、オ
ペレータは前方を向いて運転席に着座姿勢のままで、前
方に配設されたディスプレイ装置の表示画面でリッピン
グ作業時や後進走行時の後方の確認が容易にできる。し
たがって、リッピング作業時や後進走行時におけるオペ
レータの疲労は低減できるので作業能率が向上するとと
もに、建設機械の後方にある障害物等を容易に回避でき
るので安全性が向上する。また、制御装置をリッパ装置
のリッパリンクの作動位置を検出する位置検出手段、あ
るいは、建設機械の走行を制御する変速制御装置とする
ことにより、リッピング作業時はリッパ装置のリッパリ
ンクの作動位置を検出する位置検出手段の作動によりテ
レビカメラの回動制御が自動的に行われる。また、走行
時は変速制御装置の作動によりテレビカメラの回動制御
が自動的に行われる。前記変速制御装置の作動は、変速
レバーの操作信号、あるいは変速制御装置の速度クラッ
チの係合時の圧力信号を検出して、その作動状態の時に
テレビカメラを回動するようになっている。したがっ
て、リッピング作業時や後進走行時におけるオペレータ
の疲労は低減できるので作業能率が向上するとともに、
建設機械の後方にある障害物等を容易に回避できるので
安全性が向上する。
【0034】本願発明を建設機械に装着されるリッパ装
置の監視装置として説明したが、これ以外の建設機械の
車体後部に装着される作業機の監視装置としても適用で
きることは言うまでもない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る建設機械の後方監視装置の第1実
施例を説明する図である。
【図2】同、建設機械の後部の側面図である。
【図3】同、図2のZ視図である。
【図4】同、第1実施例の後方監視装置の制御フローチ
ャートである。
【図5】同、建設機械の後方を撮影したリッパポイント
の掘削状態を示す画像である。
【図6】同、建設機械の後方を撮影した3つのリッパポ
イントの掘削状態、及び後方の全景を示す画像である。
【図7】本発明に係る建設機械の後方監視装置の第2実
施例を説明する図である。
【図8】同、図2のZ視図に相当する第2実施例の3つ
のテレビカメラの配置を示す図である。
【図9】同、第2実施例の後方監視装置の制御フローチ
ャートである。
【図10】同、第2実施例の3つのリッパポイントによ
る掘削状態を示す画像である。
【図11】同、第2実施例の3つのリッパポイントによ
る掘削状態、建設機械の後方全景及び左右履帯走行路を
示す画像である。
【図12】建設機械の側面図である。
【図13】建設機械の後方斜視図である。
【符号の説明】
1,1a,1b テレビカメラ 2,2a,2b 回動機構 3,3A ディスプレイ装置 4,4A 操作部 5,5A 制御手段 6 スイッチ 7,7a,7b 回動操作レバー 8,8a,8b ズーム操作ボタン 9 位置検出手段 10 リッパ装置 20,20A 建設機械 20a 車体 22 運転室 23 変速操作レバー 24 リッパ操作レバー

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車体の後方にリッパ装置を備えた建設機
    械において、 建設機械(20)の後部上方位置に配設され、リッパ装置(1
    0)を撮影可能なテレビカメラ(1) と、運転室(22)内ある
    いはモニタ室に配設されるディスプレイ(3) とを備え、
    テレビカメラ(1) で撮影した画像をディスプレイ(3) に
    表示するようにしたことを特徴とする建設機械の後方監
    視装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の建設機械の後方監視装置
    において、 前記テレビカメラ(1) は、運転室(22)内あるいはモニタ
    室からの遠隔操作により、リッパ装置(10)の掘削地点を
    撮影するリッパ撮影位置と、建設機械(20)の後方を撮影
    する後方撮影位置との間で回動可能にする回動機構(2)
    を備えたことを特徴とする建設機械の後方監視装置。
  3. 【請求項3】 車体の後方にリッパ装置を備えた建設機
    械において、 建設機械(20)の後部上方位置に配設し、かつ、リッパ装
    置(10)を撮影可能に回動する回動機構(2) を有するテレ
    ビカメラ(1) と、 このテレビカメラ(1) で撮影した画像を表示する運転室
    (22)内あるいはモニタ室に配設されるディスプレイ(3)
    と、 建設機械の後方に配設され、かつ、リッパ装置(10)のリ
    ッパリンク(11,12) の作動位置を検出する位置検出手段
    (9) と、 前記位置検出手段(9) からのの検出信号を受けて、リッ
    パ装置(10)のリッパシャンクポイント(15)の掘削位置を
    演算し、この演算結果に基づいてテレビカメラ(1) の撮
    影方向をリッパシャンクポイント(15)の方向に回動する
    ように指令信号を回動機構(2) に出力する制御手段(5)
    とを備えたことを特徴とする建設機械の後方監視装置。
  4. 【請求項4】 請求項3記載の建設機械の後方監視装置
    において、 前記制御手段(5) は、建設機械(20)の後進変速操作の信
    号を受けて、前記テレビカメラ(1) の撮影方向を地面に
    対して水平に回動する指令信号を前記回動機構(2) に出
    力し、かつ、建設機械(20)の前進変速操作の信号と、前
    記リッパリンク(11,12) の作動位置を検出する位置検出
    手段(9) の検出信号を受けて、リッパシャンクポイント
    (15)の掘削位置を演算し、この演算結果に基づいて前記
    テレビカメラ(1) の撮影方向をリッパシャンクポイント
    (15)の方向に回動するように回動機構(2) へ指令信号を
    出力するようにしたことを特徴とする建設機械の後方監
    視装置。
  5. 【請求項5】 車体の後方にリッパ装置を備えた建設機
    械において、 建設機械(20)の後部上方位置に設置された複数のテレビ
    カメラ(1,1a,1b) と、 運転室(22)内あるいはモニタ室に配設され、複数の画像
    を一つの画面に表示可能なディスプレイ装置(3A)とを備
    え、 前記複数のテレビカメラ(1,1a,1b) で撮影した画像を同
    時に前記ディスプレイ装置(3A)に表示するようにしたこ
    とを特徴とする建設機械の後方監視装置。
  6. 【請求項6】 請求項2乃至5のうちのいずれかに記載
    の建設機械の後方監視装置において、前記テレビカメラ
    (1,1a,1b) の回動機構(2,2a,2b) は、運転室(22)あるい
    はモニタ室からの操作により、テレビカメラ(1,1a,1b)
    の撮影方向を地面に対して垂直方向あるいは水平方向に
    回動可能であることを特徴とする建設機械の後方監視装
    置。
  7. 【請求項7】 請求項2乃至5のうちのいずれかに記載
    の建設機械の後方監視装置において、前記テレビカメラ
    (1,1a,1b) は、運転室(22)あるいはモニタ室からの遠隔
    操作により、ズーム操作可能であることを特徴とする建
    設機械の後方監視装置。
  8. 【請求項8】 請求項2乃至5のうちのいずれかに記載
    の建設機械の後方監視装置において、前記テレビカメラ
    (1,1a,1b) は、撮影角度によって標準レンズ、あるいは
    広角レンズに着脱自在としたことを特徴とする建設機械
    の後方監視装置。
  9. 【請求項9】 車体の後部上方位置に配設され、リッパ
    装置を撮影可能なテレビカメラと、テレビカメラを回動
    せしめる回動機構と、テレビカメラで撮影した画像を表
    示するディスプレイ(3) とを備え、リッパ装置を監視す
    る建設機械の後方監視方法において、 前記テレビカメラの回動機構は、建設機械を運転操作す
    る制御装置からの信号により回動せしめるようにしたこ
    とを特徴とする建設機械の後方監視方法。
  10. 【請求項10】 請求項9記載の建設機械の後方監視方
    法において、 前記制御装置は、リッパ装置のリッパリンクの作動位置
    を検出する位置検出手段、あるいは、建設機械の走行速
    度を制御する変速制御装置であることを特徴とする建設
    機械の後方監視方法。
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