JP2001143432A - テープカセット - Google Patents

テープカセット

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JP2001143432A
JP2001143432A JP32739799A JP32739799A JP2001143432A JP 2001143432 A JP2001143432 A JP 2001143432A JP 32739799 A JP32739799 A JP 32739799A JP 32739799 A JP32739799 A JP 32739799A JP 2001143432 A JP2001143432 A JP 2001143432A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 テープカセットの側面部の段差を小さくする
と共にフロントリッドのスムーズな開閉動作を可能にす
ることを課題とする。 【解決手段】 磁気テープ30を巻装したテープリール
40、50を内部に収納したカセットシェル20の前部
に前方及び上下に開放されたマウス部21を有し、上記
磁気テープの一部が上記マウス部の前端を横切るように
位置されると共に、磁気テープの前側を覆うフロントリ
ッド60を有するテープカセット10であって、カセッ
トシェルに前後方向に移動自在なスライダー80を設
け、スライダーのカセットシェルの側面に沿う側面部が
前端部のリッド支持部83と該リッド支持部より外側に
位置した主面部82とを有し、フロントリッドはテープ
状記録媒体の前面を覆う前面部61と該前面部の両端か
ら後方へ突出した側面部62とを有し、上記側面部が上
記スライダーのリッド支持部に回動自在に支持され、ス
ライダーの主面部の前端部とフロントリッドの側面部と
には左右方向で互いに重なり合うオーバーラップ部62
c、82bを有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は新規なテープカセッ
トに関する。詳しくは、テープカセットの側面部の段差
を小さくすると共にフロントリッドのスムーズな開閉動
作を可能にする技術に関する。
【0002】
【従来の技術】テープカセットにおいて、記録の高密度
化に伴い、不使用時においてテープ状記録媒体のカセッ
トシェルから露出している部分をリッドと称する蓋体に
よって覆い、テープ状記録媒体に塵埃が付着したり、人
の手指が触れて油脂等が付着したりするのを防止する技
術がある。
【0003】カセットシェルの前部に設けた前方及び上
下に開口したマウス部の前部を横切るように位置したテ
ープ状記録媒体の前側をフロントリッドで覆い、使用時
には、フロントリッドをほぼ90度上方へ回動させて、
テープ状記録媒体を露出させるようにしたものでは、マ
ウス部の上側がフロントリッドによって塞がれるため、
使用時にマウス部内に配置する部材が種々の制限を受け
るという問題があるので、カセットシェルに前後方向に
移動自在なスライダーを設け、該スライダーの前端部に
フロントリッドを回動自在に支持し、開蓋時には、フロ
ントリッドを上方へ回動すると共にスライダーを後方へ
移動させて、マウス部の上方にフロントリッドが止まら
ないようにする技術がある(図26参照)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、スライダー
にフロントリッドを支持する場合、ただ単に、スライダ
ーaをカセットシェルbに前後方向に移動自在に設け、
該スライダーaの前端部にフロントリッドcを回動自在
に設けただけであると、テープカセットdの前端部と後
端部との横幅を同じにする、すなわち、フロントリッド
cの横幅とカセットシェルbの後端部の横幅とを同じに
するためには、少なくともフロントリッドcの側面部e
の厚みの分だけはスライダーaの外面が内側に位置する
ことになり、従って、カセットシェルbのうちスライダ
ーaが摺動する部分と後端部fとの間に大きな段差gが
できてしまう。
【0005】そして、このような段差gがあると、テー
プカセットdを記録再生装置の所定の装着位置に装着す
るためのホルダhに挿入する際に、挿入姿勢が少しでも
傾くと上記段差gがホルダhの入り口iに引っかかる等
の事故が生じる惧がある(図26参照)。
【0006】そこで、本発明は、テープカセットの側面
部の段差を小さくすると共にフロントリッドのスムーズ
な開閉動作を可能にすることを課題とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明テープカセット
は、上記した課題を解決するために、カセットシェルに
前後方向に移動自在なスライダーを設け、スライダーの
カセットシェルの側面に沿う側面部が前端部のリッド支
持部と該リッド支持部より外側に位置した主面部とを有
し、フロントリッドはテープ状記録媒体の前面を覆う前
面部と該前面部の両端から後方へ突出した側面部とを有
し、上記側面部が上記スライダーのリッド支持部に回動
自在に支持され、スライダーの主面部の前端部とフロン
トリッドの側面部とには左右方向で互いに重なり合うオ
ーバーラップ部を有するようにしたものである。
【0008】従って、本発明テープカセットにあって
は、スライダーの主面部はリッド支持部より外側に位置
しているので、カセットシェルの側面のうち該主面部が
スライドする部分がより外側に位置することになり、そ
の分後端部との間にできる段差が小さくなる。また、ス
ライダーの主面部の前端部とフロントリッドの側面部と
に左右で互いに重なり合うオーバーラップ部が設けられ
るので、フロントリッドの回動中フロントリッドのオー
バーラップ部がスライダーのオーバーラップ部に案内さ
れるようになり、フロントリッドの開閉動作が安定して
スムーズに行われるようになる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下に、本発明テープカセットの
実施の形態について添付図面を参照して説明する。
【0010】カセットテープ10は、薄い箱状をしたカ
セットシェル20内にテープ状記録媒体である磁気テー
プ30を巻装したテープリール40、50が回転可能に
収納され、カセットシェル20の前面に沿って位置する
磁気テープ30の前面側を覆うフロントリッド60及び
該磁気テープ30の後側を覆うバックリッド70を備
え、そして、上記バックリッド70はカセットシェル2
0に前後方向に移動自在に支持されたスライダー80に
一体に形成され、また、上記フロントリッド60は上記
スライダー80の前端部に回動自在に支持されている。
【0011】カセットシェル20は薄い箱状を為し、プ
ラスチックスで形成されていて、全体が又は上方からテ
ープリール40、50の全体若しくは一部が見える部分
が透明にされている。
【0012】カセットシェル20の前部にはマウス部と
称される大きな凹部21が形成されている。該マウス部
21は前方並びに上方及び下方に開口されている。
【0013】該マウス部21の奥面のうちカセットシェ
ル20内に配置されたテープリール40、50の最大外
径部に対向した部分を避けた位置に上下方向に延びる凹
条21a、21a、・・・が形成されている。
【0014】また、カセットシェル20のマウス部21
の両脇の部分は角筒を寝かせた如き形状をしたテープ引
出部22、22とされ、該テープ引出部22、22の前
端22a、22aが開口している。そして、磁気テープ
30はテープ引出部22、22の開口22a、22aか
ら外部に引き出され、上記マウス部21の前面を横切る
ように開口22a、22a間に張り渡されている。
【0015】カセットシェル20の底面壁には左右に並
んで2つのリール台挿入口23、23が形成されてお
り、該リール台挿入口23、23を通して上記テープリ
ール40、50の図示しない係合穴が下方に臨まされて
おり、テープカセット10が図示しない記録再生装置に
装着されると、記録再生装置に設けられたリール台が上
記リール台挿入口23、23からカセットシェル20内
に挿入されて、リール台に設けられたリール係合軸がテ
ープリール40、50の係合穴に係合されると共にテー
プリール40、50がリール台に載置される。
【0016】カセットシェル20内の後部には2つのリ
ールロック部材90、90が配置され、不使用時には該
リールロック部材90、90の爪91、91がテープリ
ール40、50の下フランジに形成された係合突起4
1、41、・・・、51、51、・・・に係合してテー
プリール40、50が妄りに回転してしまわないように
ロックしている。なお、リールロック部材90、90は
図示しないバネによってテープリール40、50をロッ
クする方向に付勢されている。そして、テープカセット
10が図示しない記録再生装置に装着されると、記録再
生装置に設けられたロック解除ピンがカセットシェル2
0の底面に形成された挿入口24から挿入されてリール
ロック部材90、90をロックを解除する方向に回動さ
せて、テープリール40、50へのロックが解除され
る。
【0017】カセットシェル20の上記マウス部21の
奥面の左右方向における中央の内側には遮光筒25が形
成され、該遮光筒25は下面に開口25aが形成され、
且つ、左右に切欠25b、25bが形成されている。
【0018】カセットシェル20の側面壁の中央からや
や前端に寄った位置には透光孔25c、25cが形成さ
れており、該透光孔25c、25cから上記遮光筒25
の切欠25b、25bを見通すことができるようになっ
ている。
【0019】上記テープ引出部22、22の前端面のう
ち外側に位置する部分22b、22bのほぼ上半部には
前方へ突出したカム部26、26が形成されている。そ
して、該前端面22b、22bは他の3つの前端面より
やや後方に引っ込んでおり、該前端面22b、22bと
上下の前端面22c、22c、22d、22dとはテー
プカセット10が図示しないカセットホルダに挿入され
るときにカセットホルダに設けられたストッパーに当接
してテープカセット10のカセットホルダへの挿入限度
を規定する前進ストッパーとされている。
【0020】さらに、テープ引出部22、22の内側の
内面のうち開口22a、22aと接した位置には半円柱
状をしたカセット内ガイド22e、22eが形成されて
いる。そして、不使用時における磁気テープ30は上記
カセット内ガイド22e、22eに巻き付けられた状態
でテープ引出部22、22間に張り渡されている。
【0021】カセットシェル20の一方、すなわち、向
かって右側の側面のほぼ後半部には下端寄りの位置に前
後方向に延びる下向きの段差部27aが形成され、左側
の側面の後半部の下端寄りの位置にも下向きの段差部2
7bが形成され、これら段差部27a、27bは内端部
に溝が形成された状態になっている。
【0022】カセットシェル20の側面のほぼ前半の部
分は後半の部分より内側に引っ込んだ状態となってお
り、この引っ込み度合いは左側の方が右側の方より大き
くされ、左側の前半部の上端には外方へ突出した庇状部
分28aが形成されている。
【0023】また、両側面の上端寄りの位置に前端近く
から透光孔25c、25cのところまで延びる摺動溝2
8b、28bが形成されている。
【0024】さらに、カセットシェル20の後端部には
左右及び上方へ突出した突部29が形成され、該突部2
9の左右両側面には上端寄りの位置から下端にかけて溝
29a、29aが形成されている。また、該突部29、
29の下端からはやや前方まで延びる突条29b、29
bが形成されており、該突条29b、29bの上端と上
記段差部27a、27bとの間には極僅かな間隙が形成
されている。
【0025】上記したカセットシェル20は上シェル1
00と下シェル110とが上下で突き合わせられて形成
される。そして、上記した各部はそれぞれ上シェル10
0と下シェル110とに分担して又は上シェル100と
下シェル110とが結合されることによって形成され
る。
【0026】上シェル100には、カセットシェル20
の上面の全部を為す上面部101と、カセットシェル2
0の後面の上半分を為す後面部102と、カセットシェ
ル20の側面のうちほぼ後半部分の下端部を除くほとん
どの部分を為す側面後部103、103と、カセットシ
ェル20の側面の残りの部分の上端の部分を為す側面前
部104l(左)、104r(右)と、カセットシェル
の前面、すなわち、マウス部21の奥面の中央部を除く
両側部の下端部を除く部分を為す前面部105、105
とが一体に形成されて成る。なお、側面前部104l、
104rは側面後部103、103より僅かに内側に位
置しており、さらに左側の側面前部104lは上面部1
01の側縁からやや内側に引っ込んだ位置に形成されそ
れによって、庇状部分28aが形成される。
【0027】下シェル110は、カセットシェル20の
底面の全部を為す底面部111と、カセットシェル20
の後面の下半分を為す後面部112と、カセットシェル
20の側面のうちほぼ後半部分の下端部を為す側面後部
113、113と、カセットシェル20の側面の残りの
部分の上端部を除く部分を為す側面前部114、114
と、カセットシェル20の前面、すなわち、マウス部2
1の奥面の中央部を為す前面中央部115と、マウス部
21の両側部の下端部分を為す前面側部116、116
及びテープ引出部22、22の内側側面部を為す内側側
面部117、117とが一体に形成されて成る。
【0028】なお、側面後部113、113のうち突部
29の下端部に対応する部分を除いた部分113a、1
13aは上シェル100の側面後部103、103より
内側に位置して該側面後部103、103との間に僅か
な間隔の隙間が形成され、該隙間の下端部が上記段差部
27a、27bの内端部の溝を為すようになっている。
【0029】そして、側面前部114、114の後端部
には上端に開口する切欠114a、114aが形成さ
れ、さらに、側面前部114、114の外面のうち上端
寄りの部分の前端部を除く部分に浅い凹部114b、1
14bが形成され、さらにまた、該凹部114b、11
4bの上端部の前端部を除く部分に浅い凹部114c、
114cが形成されている。
【0030】そして、上記したマウス部21の奥面の凹
条21a、21a、・・・は上シェル100の前面部1
05、105と下シェル110の前面側部116、11
6に形成されている。また、リール台挿入口23、2
3、挿入口24及び遮光筒25は下シェル110の底面
部111に形成され、カム部26、26は下シェル11
0の側面前部114、114の前端部に形成される。
【0031】さらに、上記段差部27a、27bは上シ
ェル100の側面後部103、103の下端によって形
成されている。
【0032】さらにまた、上記摺動溝28b、28bは
上シェル100の側面前部104l、104rと下シェ
ル110の側面前部114、114の上端部に形成され
た凹部114b、114bとよって形成される。また、
上シェル100の側面前部104l、104rと下シェ
ル110の側面前部114、114の上端部との間には
凹部114c、114cによって僅かな隙間が形成され
ている。
【0033】そして、上記突部29は上シェル100の
上面部101、側面後部103、103及び下シェル1
10の側面後部113、113に亘って形成されてい
る。
【0034】また、上記透光孔25c、25cは、下シ
ェル110の側面前部114、114に形成された切欠
114a、114aの上端が上シェル100によって塞
がれて形成される。
【0035】上記した上シェル100と下シェル110
とが上下で突き合わされ、ネジ120、120、・・・
によって互いに結合されることによってカセットシェル
20が形成される。
【0036】スライダー80は薄い金属板、できれば、
導電性を有する金属板で形成される。スライダー80は
左右方向に長い板状をした上面部81と該上面部81の
左右両側縁から下方へ突出した側面部とが一体に形成さ
れて成る。側面部は、前後方向における中央よりやや前
寄りの部分から後端までの主面部82、82と、主面部
82、82より前側の部分のリッド支持部83、83と
から成る。
【0037】リッド支持部83、83は主面部よりやや
内側に位置しており、上下幅は主面部82、82のほぼ
半分になっている。そして、リッド支持部83、83に
は下方へ開口したほぼ半円状の軸保持部83a、83a
が形成され、また、リッド支持部83、83の後端部下
縁には内方へ突出した摺動突起83b、83cが形成さ
れている。これら摺動突起83b、83cは、向かって
左側のもの83bが右側のもの83cより長く形成さ
れ、各摺動突起の先端部83b′、83c′は上方へ屈
曲されている。
【0038】主面部82、82の下端部が内側に折り返
されて断面U字状を為す摺動係合部82a、82aが形
成される。また、主面部82、82の前端縁の下端部か
らは前方へ且つやや下方へ向けてオーバーラップ部82
b、82bが突設されている。
【0039】上記スライダー80にバックリッド70が
一体に形成されている。バックリッド70はその上端縁
がスライダー80の上面部81の前縁に一体に連結され
ている。バックリッド70は、垂直に延び左右の幅が上
記マウス部21の左右の幅に等しい主部71と、該主部
71の下端縁から前方へ且つやや下方へ向けて延びる下
端閉塞部72とが一体に形成されて成り、下端閉塞部7
2は裏側、すなわち、後方から折り返されている。該折
返し部72aが形成されることによって、下端閉塞部7
2の下端には鋭いエッジができることがない。このよう
に鋭いエッジが生じないことは、バックリッド70によ
って、磁気テープ30や、記録再生装置側の部材、例え
ば、ピンチローラ等を傷付けることが防止される。
【0040】スライダー80は以下のようにしてカセッ
トシェル20に前後方向にスライド自在に取着される。
【0041】スライダー80の上面部81を上シェル1
00の上面部101の前端部に載せた状態で、スライダ
ー80を後方へスライドさせていく。スライダー80の
摺動係合部82a、82aが上シェル100の側面後部
103、103の下端縁に摺動自在に係合する。また、
スライダー80の摺動突起83b、83cは上シェル1
00の側面前部104l、104rの下側に位置し、さ
らに上方に屈曲した先端部83b′、83c′が上記側
面前部104l、104rの内面に係合した状態とな
る。
【0042】そこで、下シェル110と上シェル100
とを結合すると、上シェル100の側面前部104l、
104rと下シェル110の凹部114b、114bと
によって形成される前後方向に長い摺動溝28b、28
bの上端部、すなわち、凹部114c、114cの下端
部に相当する位置に内スライダー80の摺動突起83
b、83cが摺動自在に位置し、これら摺動突起83
b,83cの上方に屈曲した先端部83b′、83c′
は上シェル100の側面前部104l、104rと下シ
ェル110の凹部114c、114cとの間にできる間
隙内に位置する。これによって、スライダー80はカセ
ットシェル20に前後方向に摺動自在に取着される。そ
して、スライダー80の移動範囲の後端はスライダー8
0の上面部81の後端がカセットシェル20の突部29
と当接した位置であり、前端はスライダー80に支持さ
れるフロントリッド60の後述する回動支点軸が摺動溝
28b、28bの前端に当接する位置である。
【0043】上記したスライダー80の前端部に設けら
れたリッド支持部83、83にフロントリッド60が回
動自在に支持される。
【0044】フロントリッド60は、ほぼ左右方向に長
い帯状をした前面部61と、該前面部61の左右両端縁
から後方へ突出した側面部62、62とが一体に形成さ
れて成る。前面部61の上端部61aは上方へゆくに従
って後方へ変位するように緩やかに湾曲している。
【0045】側面部62、62の内面の前面部61との
接合部に接した部分に厚肉部63、63が形成され、該
厚肉部63、63に側方から見て円弧面を為す規制面6
4、64が形成される。また、側面部62、62の内面
のほぼ中央部で上記規制面64、64に対向した部分に
回動支点軸65、66が突設されている。そして、該回
動支点軸65、66の基部には環状の溝65a、66a
が形成されている。また、向かって左側の回動支点軸6
5は、環状の溝65aに続いて大径部65bと小径部6
5cがこの順で連設されており、全体の長さは向かって
右側の回動支点軸66の長さより長くなっている。そし
て、上記規制面64、64は回動支点軸65、66を中
心とする円弧面に形成されている。
【0046】側面部62、62の後縁部62a、62a
は上記回動支点軸65、66を中心とした円弧状に形成
され、そして、側面62の外面のうち該後縁62a、6
2aに対応した部分に円弧状を為す浅い凹部62b、6
2bが形成され、該凹部62b、62bが形成された部
分62c、62cがオーバーラップ部とされている。
【0047】左側の側面部62の内面の下端部に下方に
開口した凹部62dが形成されている。
【0048】向かって左側の側面部62の内面の回動支
点軸65から後ろ下方に離間した位置に支持軸67が突
設されている。
【0049】さらに、側面部62、62の上縁の後端部
寄りの部分には透光切欠68、68が形成されている。
【0050】さらにまた、前面部61の向かって両端の
下端寄りの位置には前方と側方に開口した係合凹部61
b、61bが形成され、また、前面部61の下縁の左端
近くに挿通切欠61cが形成されている。
【0051】そして、フロントリッド60の回動支点軸
65、66の環状の溝65a、66aがスライダー80
の軸保持部83a、83aに回転可能に係合され、これ
によって、フロントリッド60はスライダー80の前端
部のリッド支持部83、83に回動可能に支持される。
フロントリッド60の側面部の凹部62b、62b内に
スライダー80の主面部82、82に形成されたオーバ
ーラップ部82b、82bが摺動自在に位置しており、
これによって、スライダー80の主面部82の外面とフ
ロントリッド60の側面部62、62の外面とは同一平
面内に位置した状態、いわゆる、面一の状態となる。
【0052】フロントリッド60の向かって左側の側面
部62の内側にはリッドロック部材130が取着され
る。リッドロック部材130は全体に細長く形成され、
中央部に支持孔131が形成されている。そして、該支
持孔131にフロントリッド60の向かって左側の側面
部62に形成された支持軸67が挿通され、これによっ
て該側面部62に回動自在に支持される。
【0053】リッドロック部材130が向かって左側か
ら見て右下がりの姿勢であるとき(図14参照)に、上
端部にほぼ前方へ向かって突出した係止爪132が形成
され、該係止爪132が上記スライダー80の向かって
左側のリッド支持部83に形成された摺動突起83bの
上面に後方から係止し得るようになっている。支持孔1
31と下端との間の部分で上記側面部62に対向した面
と反対側の面を切り欠いて形成したバネ掛け面133が
形成されている。さらに、下端面の前側の部分134は
円弧面となっている。さらにまた、下端寄りの部分の左
側面、すなわち、フロントリッド60の側面部62に対
向した面にロックピン135が突設されている。そし
て、該ロックピン135はフロントリッド60の左側の
側面部62に形成された凹部62d内に位置している。
【0054】捩じりコイルバネ140が設けられること
によって、フロントリッド60及びリッドロック部材1
30がそれぞれ所定の方向に付勢される。
【0055】捩じりコイルバネ140のコイル部141
はフロントリッド60の左側側面部62に形成された回
動支点軸65の大径部65bに外嵌され、一方の腕片1
42はスライダー80の左側のリッド支持部83に形成
された摺動突起83bの上面に前側から弾接され、ま
た、他方の腕片143はリッドロック部材130のバネ
掛け面133に弾接されている(図14参照)。これに
よって、リッドロック部材130は左側から見て時計回
り方向に付勢され、また、フロントリッド60はリッド
ロック部材130及び支持軸67を介して左側から見て
時計回り方向、すなわち、前面部61によってマウス部
21の前側を閉塞する閉塞方向に付勢される。
【0056】このように、リッドロック部材130及び
捩じりコイルバネ140はフロントリッド60の側面部
62の内側に位置されるので、リッドロック部材130
が回転してもリッドロック部材130や捩じりコイルバ
ネ140が外部に露呈することが無く、従って、スライ
ダー80をカセットシェル20から取り外さない限り、
リッドロック部材130や捩じりコイルバネ140を指
で触ったり、取り外すことは不可能である。また、フロ
ントリッド60が回動しても、リッドロック部材130
が表に露呈されることはない。さらに、リッドロック部
材130はフロントリッド60が開くのをロックしてい
るが、フロントリッド60とスライダー80を捩じりコ
イルバネ140の力で押さえていることにもなるので、
フロントリッド60及びスライダー80のガタも吸収し
ている。
【0057】下シェル110の向かって右後端部に形成
されたメモリ収容溝118にはカセット内メモリ150
が収納される。該カセット内メモリ150は、横長矩形
をした基板151の中央部にメモリ素子152が搭載さ
れ、基板151の表裏両面に導電パターンによって渦巻
き状に通信用アンテナ153が形成されて成るものであ
る。該カセット内メモリ150はアンテナ153を介し
て外部と通信され、磁気テープの種類、記録内容等のデ
ータが記録されるようになっている。
【0058】上シェル100の上面部101の下面には
リール押えバネ160、160の一端部が固定されてお
り、該リール押えバネ160、160の他端部によって
テープリール40、50の上端中央を押圧し、リール4
0、50を下シェル110の底面部111に押さえつけ
ておくようになっている。
【0059】上記したテープカセット10の組立は、以
下に示すように、まず、下シェル110に各部材を組み
込んだ下シェルユニット、上シェル100に各部材を組
み込んだ上シェルユニット及びスライダー80にリッド
ロック部材130等を組み込んだフロントリッド60を
支持させたスライダーユニットの3つのユニットを形成
し、次いで、スライダーユニットを上シェルユニットに
組み込み、最後に、スライダーユニットを組み込んだ上
シェルユニットと下シェルユニットとを結合する、とい
う手順によって為される。
【0060】下シェルユニットは、下シェル110に磁
気テープ30を巻装したテープリール40、50、リー
ルロック部材90、90、カセット内メモリ150等を
組み込んで形成する(図3、図7参照)。上シェルユニ
ットは、上シェル100にリール押えバネ160、16
0を組み込んで形成する(図4参照)。そして、スライ
ダーユニットは、リッドロック部材130及び捩じりコ
イルバネ140を組み込んだフロントリッド60をスラ
イダー80に支持して形成する(図5参照)。
【0061】上記したスライダーユニットを、フロント
リッド60を上方へ回動させた状態で、上シェルユニッ
トに組み込む。すなわち、スライダー80の上面部81
を上シェル100の上面部101の前端部に載せた状態
で、スライダー80を後方へスライドさせていく。これ
によって、スライダー80の摺動係合部82a、82a
が上シェル100の側面後部103、103の下端縁に
摺動自在に係合する(図20参照)。また、スライダー
80の摺動突起83b、83cは上シェル100の側面
前部104l、104rの下側に位置し、且つ、摺動突
起83b、83cの上方へ屈曲した先端部83b′、8
3c′が側面前部104l、104rの内面に係合した
状態となる(図6、図7参照)。図7に示した状態がフ
ロントリッド60をスライダー80に組み込んだスライ
ダーユニットを上シェルユニットに組み込んだ状態であ
る。
【0062】そこで、スライダーユニットを組み込んだ
上シェルユニットを下シェルユニットと結合する。すな
わち、上シェルユニットの上シェル100の各部の下端
と下シェルユニットの下シェル110の各部の上端とを
上下で突き合わせ、この状態でスライダー80を前端ま
でスライドさせ、且つ、フロントリッド60を下方へと
回動する。これによって、フロントリッド60の向かっ
て左側の回動支点軸65の小径部65cはカセットシェ
ル20の向かって左側の側面に形成された摺動溝28b
に摺動自在に係合され、右側の回動支点軸66はカセッ
トシェル20の右側側面に形成された摺動溝28bに摺
動自在に係合される。従って、フロントリッド60の回
動支点軸65、66はそれぞれ摺動溝28b、28bに
よって上下方向への移動を制限されながら前後方向に移
動できるようになっている。
【0063】そこで、上下のシェル100、110をネ
ジ120、120、・・・によって結合する(図7参
照)。これによって、テープカセット10が完成する
(図1参照)。
【0064】このように、テープカセット10にあって
は、全体の構成部品を、上記したように、下シェルユニ
ット、上シェルユニット及びスライダーユニットの3つ
の部分にあたかも3つの部品のようにまとめておいて、
これらを上記したように順次組み立てるので、組立途中
における部品管理が容易であり、且つ、組立も簡単に行
うことができる。
【0065】そして、不使用状態において、磁気テープ
30はその前後がフロントリッド60とバックリッド7
0とによって覆われ、下側はバックリッド70の下端閉
塞部72で覆われ、上側はフロントリッド60の主部6
1の上端部61aで覆われる。従って、磁気テープ30
に塵埃が付着するのを防止することができ、また、磁気
テープ30に異物が触れたり、磁気テープ30を指で触
ってしまったりということを防止することができる。ま
た、テープ引出部22、22の前端面、すなわち、22
b、22b、22c、22c、22d、22d等もフロ
ントリッド60の前面部61によって覆われ、見栄えが
良好になる。そして、リッドロック部材130の係止爪
132がスライダー80の摺動突起83bの上面に後側
から係合し、これによって、フロントリッド60が図1
に示す閉塞位置にロックされる。
【0066】なお、図示は省略したが、カセットシェル
20の背面には誤消去防止タグが設けられ、該誤消去防
止タグがカセットシェル20の高さ方向に移動して記録
可能状態又は記録不可状態を現出する。
【0067】さらにまた、スライダー80のリッド支持
部83、83は主面部82、82より内側に引っ込んで
位置しているので、該リッド支持部83、83に支持さ
れたフロントリッド60の側面部62、62の外面とス
ライダー80の主面部82、82の外面とがほぼ同一の
平面内に位置し、そのため、スライダー80の主面部8
2、82が接するカセットシェル20の側面のほぼ後半
部、すなわち、上シェル100の側面後部103、10
3のうち後端部を除く面と突部29との間の段差17
0、170が極僅かなもの、すなわち、スライダー80
の主面部82、82の板厚に相当するだけのものとな
る。
【0068】次ぎに、上記したテープカセット10の使
用について説明する。
【0069】テープカセット10を保持し、そして、該
テープカセット10を記録再生装置の所定の位置に装着
する図示しないカセットホルダのテープカセット10の
両端部に対応した位置に板状の支持部材180l、18
0rが立設され、該支持部材180l、180rにリッ
ドオープナー190、190とリッド押圧突起200、
200が設けられる。
【0070】リッドオープナー190、190は長い腕
状を為し、その上端部が支持部材180l、180rの
内側の面の上端部に回動自在に支持される。リッドオー
プナー190、190の回動端部の内面には係合突起1
91、191が突設されている。捩じりコイルバネ21
0、210のコイル部211、211がリッドオープナ
ー190、190の回動軸192、192に外嵌され、
一方の腕212、212が支持部材180l、180r
の一部を切り起こし状に内側に突出させて形成したバネ
掛け片181、181に上方から弾接し、他方の腕21
3、213がリッドオープナー190、190の前縁の
うち回動支点寄りの位置に弾接され、これによって、リ
ッドオープナー190、190は左方から見て(図14
参照)時計回り方向に付勢される。そして、リッドオー
プナー190、190は上端寄りの部分がバネ掛け片1
81、181に当接することによって回動端が下端に位
置する垂直な姿勢に保持される。
【0071】リッド押圧突起200、200は支持部材
180l、180rの上端部に内側に突出するように形
成されている。
【0072】左側の支持部材180lの基端部の向かっ
て右側の側面に近接してロック解除カム220が設けら
れている。該ロック解除カム220はテープカセット1
0が挿入されてくる側の端面が傾斜部221となってい
る。そして、このロック解除カム220の左右幅はフロ
ントリッド60の前面部61に形成された挿通切欠61
cの幅よりやや小さく形成されている。
【0073】そこで、テープカセット10をカセットホ
ルダに前面側、すなわち、フロントリッド60の側から
図14の矢印Aの方向に挿入していくと、テープカセッ
ト10の前端部が支持部材180lと180rとの間に
入っていく。また、ロック解除カム220はフロントリ
ッド60の前面部61に形成された挿通切欠61cから
フロントリッド60の内側に相対的に挿入されていく。
この時、上記したように、カセットシェル20の後端部
に形成される前向きの段差170、170は極小さなも
のであるので、この段差170、170がカセットホル
ダの入口等に引っかかってしまうようなことがない。
【0074】そして、リッドオープナー190、190
の係合突起191、191がフロントリッド60の係合
凹部61b、61bに係合し、また、ロック解除カム2
20の傾斜部221をリッドロック部材130の下端円
弧面134が滑り上がり、これによって、リッドロック
部材130が図16で見て反時計回り方向に回動して、
係止爪132のスライダー80の摺動突起83bへの係
合が外れる。従って、フロントリッド60の閉塞位置へ
のロックが解除される。
【0075】そこからさらに、テープカセット10がカ
セットホルダ内に挿入されると、すなわち、図中矢印A
方向に移動されると、リッドオープナー190、190
は回動端に設けた係合突起191、191が矢印A方向
に押されるので、図17で見て反時計回り方向、すなわ
ち、図中矢印B方向に回動され、従って、上記係合突起
191、191が上方へと移動し、該係合突起191、
191と係合凹部61b、61bが係合しているフロン
トリッド60が反時計回り方向、すなわち、図中矢印B
方向へと回動していく。
【0076】なお、スライダー80は、フロントリッド
60を介してリッドオープナー190、190の係合突
起191、191によってカセットシェル20に対して
相対的に後方へ移動する力を受けるが、フロントリッド
60の規制面64、64がカセットシェル20のカム部
26、26と当接していることによって、カセットシェ
ル20に対して後方へ移動することができず、フロント
リッド60のみが上方へ回動していく(図17参照)。
【0077】また、この図17に示す状態においては、
リッドロック部材130のロックピン135はフロント
リッド60の左側の側面部62に形成された凹部62d
の後側の内側面に当接しており、この状態からフロント
リッド60がさらに矢印B方向に回動するのに伴って、
ロックピン135が凹部62dの後側内側面によって矢
印B方向に引っ張られ、これによって、リッドロック部
材130も矢印B方向に回動していくことになる。
【0078】そして、フロントリッド60が最初の状態
(図14に示す閉塞状態)から矢印B方向へ90度回動
すると、フロントリッド60の規制面64、64とカセ
ットシェル20のカム部26、26との係合が外れ(図
18参照)、スライダー80がカセットシェル20に対
して後方へ移動できる状態となる。また、この図18に
示した状態で、支持部材180l、180rに形成した
リッド押圧突起200、200はフロントリッド60の
前面部61の上端に後方から近接した状態となる。な
お、フロントリッド60の側面部62、62のオーバー
ラップ部62c、62cの外側にスライダー80のオー
バーラップ部82b、82bが位置しているので、フロ
ントリッド60の回動中、側面部62、62の後縁部で
あるオーバーラップ部62c、62cの外側がスライダ
ー80のオーバーラップ部82b、82bによって支え
られ、これによってフロントリッド60の回動が安定し
てスムーズに為される。
【0079】図18の状態からさらにテープカセット1
0をカセットホルダの奥へ、すなわち、矢印A方向へ移
動させると、フロントリッド60は係合凹部61b、6
1bにリッドオープナー190、190の係合突起19
1、191が係合していることにより、フロントリッド
60及び該フロントリッド60が支持されているスライ
ダー80は矢印A方向には移動することができず、その
場所に置いて行かれる形になるので、スライダー80が
フロントリッド60と共にカセットシェル20に対して
相対的に後方へ移動することになる。もちろん、バック
リッド70もカセットシェル20に対して相対的に後方
へ移動する。バックリッド70は真っ直ぐ後方へ移動し
て磁気テープ30から離間するので、従来のバックリッ
ドをカムを利用して斜め上後方へ移動させて磁気テープ
から離間させるものに比較して、磁気テープ30を巻き
込みにくく、バックリッド70による巻き込みによって
磁気テープ30に損傷を与える惧がない。また、バック
リッド70を導電性を有する金属板によってスライダー
80と一体に形成したあるので、バックリッド70が帯
電し難く、静電気によって磁気テープ30を巻き込んで
しまう惧がない。そのため、所定の装着位置への装着時
に、磁気テープ30がガイド等に乗り上げてしまう等の
事故を防止することができる。
【0080】そして、前進ストッパーであるテープ引出
部22、22の各前端面22b、22b、22c、22
c、22d、22dがカセットホルダーに設けられた図
示しないストッパーに当接したところが、テープカセッ
ト10のカセットホルダへの挿入完了位置である(図1
9参照)。
【0081】該挿入完了位置にある状態では、バックリ
ッド70はマウス部21の一番奥まで後退しており、ま
た、フロントリッド60の側面部62、62に形成した
透光切欠68、68がカセットシェル20の側面に形成
された透光孔25c、25cと一致する。なお、不使用
時にあっては、カセットシェル20の透光孔25c、2
5cはスライダー80の主面部82、82によって閉塞
されていて、該透光孔25c、25cから塵埃等の異物
がカセットシェル内に侵入しないようになっている。
【0082】テープカセット10はカセットホルダから
浮き上がらないように、下方へ押さえ付けておくことが
必要であるが、この場合、金属製であるスライダー80
を介してテープカセット10を下方へと押さえ付けてお
くようにすると良い。この場合、スライダー80を押圧
する部材を導電性を有する材料で形成し、該部材をカセ
ットホルダのグランド部材と接触させておくことによっ
てバックリッド70の帯電を防止することができる。
【0083】なお、フロントリッド60はカセットシェ
ル20の上面に弾接するため、捩じりコイルバネ140
の弾発力がカセットシェル20をカセットホルダから浮
き上がらせるように作用することはない。すなわち、従
来、フロントリッドの開蓋状態は記録再生装置側に設け
られた開蓋部材によって保持されていたため、フロント
リッドを閉蓋方向へ付勢しているバネの弾発力が上記開
蓋部材に作用し、その反力がカセットシェルをカセット
ホルダから浮き上がらせるように作用していたが、上記
テープカセット10にあっては、捩じりコイルバネ14
0の弾発力はフロントリッド60をカセットシェル20
の上面に弾接させるように作用するだけであるからであ
る。
【0084】上記したように、リッド60、70を開蓋
位置へ移動させるために、回動するアームであるリッド
オープナー190、190という簡単な構造を用いなが
ら、カセットシェル20にカム部26、26を形成し、
該カム部26、26をフロントリッド60の規制面6
4、64と係合させる構造を採ることによって、先ず、
フロントリッド60が開蓋位置まで回動し、次いで、ス
ライダー80が後退してバックリッド70が開蓋位置ま
で移動するという、順次動作を行わせることができる。
【0085】テープカセット10が図示しないカセット
ホルダに上記した挿入完了位置まで挿入されると、カセ
ットホルダが所定の位置まで移動(通常は下降)して、
テープカセット10を所定の装着位置に装着する。
【0086】テープカセット10が所定の装着位置に装
着されると、図示しないリール台がリール台挿入口2
3、23からカセットシェル20内に侵入してテープリ
ール40、50がリール台に載置されると共にリール台
に設けたリール係合軸がテープリール40、50の係合
穴に係合し、マウス部21に回転ヘッドドラム230、
図示しない引出ガイド、ピンチローラ等が挿入される。
また、遮光筒25内には磁気テープ30の始端及び終端
を検出するためのセンサの発光部が挿入され、該センサ
の受光部がフロントリッド60の上記透光切欠68、6
8(カセットシェル20の透光孔25c、25cと重な
っている。)に近接して配置される。これによって、上
記センサの発光部と受光部とが磁気テープ30を挟んで
対向される。
【0087】それから、引出ガイドやピンチローラ等が
移動して磁気テープ30をカセットシェル20から引き
出して、磁気テープ30を回転ヘッドドラム230に所
定の巻き付け角で巻き付けると共に所定のテープパスを
形成する。
【0088】このテープカセット10にあっては、フロ
ントリッドを単に上方へ回動させて開蓋するもの及び開
蓋時にバックリッドをマウス部の上側に収納するタイプ
のものと違ってマウス部21の上方が開放される。従っ
て、回転ヘッドドラム230をマウス部21の上面から
突出するように位置させる(図21参照)ことができる
ので、例えば、回転ヘッドドラム230の傾斜角を大き
くして記録トラックのアジマス角を大きくすることがで
き、これによって記録トラック間のクロストークを少な
くして記録密度を上げることができる。
【0089】磁気テープ30に対する記録又は再生が終
了すると、引出ガイドやピンチローラ等の部材がマウス
部内に移動し、一方のテープリール40に余分な磁気テ
ープ30が巻き取られる。
【0090】それから、カセットホルダが上記挿入完了
位置まで戻され、次いで、テープカセット10が取り出
し方向、すなわち、図中矢印C方向に移動される(図2
4参照)。
【0091】テープカセット10が矢印C方向に移動さ
れると、支持部材180l、180rに設けたリッド押
圧突起200、200がフロントリッド60の前面部6
1の上端部の両側を相対的に矢印C方向と反対の方向に
押圧し、これによって、フロントリッド60及びスライ
ダー80(バックリッド70も一緒)はカセットシェル
20の前端方向に向かって移動せしめられる。
【0092】スライダー80が移動範囲の前端に達する
と(図25参照)、フロントリッド60の厚肉部63、
63の下端部63a、63aがカセットシェル20の上
面から外れるので、フロントリッド60は下方へ回動し
得る状態となり、リッドロック部材130介して加えら
れる捩じりコイルバネ140の付勢力によって、フロン
トリッド60は下方へ回動し、閉蓋位置に達し、前進し
てきているバックリッド70と協同して磁気テープ30
を覆う。そして、リッドロック部材130の係止爪13
2がスライダー80の摺動突起83bの上面に係合す
る。そして、テープカセット10は図示しないカセット
ホルダから取り出される。
【0093】なお、カセットシェル20の後端部に形成
された突部29は、側方へはスライダー80の側面より
外側に位置するように突出しており、テープカセットの
オートチェンジャーを使用する場合に、チェンジャーに
よる掴み部となる。
【0094】上記テープカセット10にあっては、スラ
イダー80のリッド支持部83、83は主面部82、8
2より内側に引っ込んで位置しているので、該リッド支
持部83、83に支持されたフロントリッド60の側面
部62、62の外面とスライダー80の主面部82、8
2の外面とがほぼ同一の平面内に位置し、そのため、ス
ライダー80の主面部82、82が接するカセットシェ
ル20の側面のほぼ後半部、すなわち、上シェル100
の側面後部103、103のうち後端部を除く面と突部
29との間の段差170、170が極僅かなもの、すな
わち、スライダー80の主面部82、82の板厚に相当
するだけのものとなる。このように、段差170、17
0が極小さなものとなるので、ホルダの入口等に引っか
かってしまうようなことがない。
【0095】また、フロントリッド60の側面部62、
62のオーバーラップ部62c、62cの外側にスライ
ダー80のオーバーラップ部82b、82bが位置して
いるので、フロントリッド60の回動中、側面部62、
62の後縁部であるオーバーラップ部62c、62cが
スライダー80のオーバーラップ部82b、82bによ
って支えられ、これによってフロントリッド60の回動
が安定してスムーズに為される。
【0096】なお、上記した実施の形態において示した
各部の形状乃至構造は、何れも本発明を実施するに際し
て行う具体化のほんの一例を示したものに過ぎず、これ
らによって本発明の技術的範囲が限定的に解釈されるこ
とがあってはならないものである。
【0097】
【発明の効果】以上に記載したところから明らかなよう
に、本発明テープカセットは、テープ状記録媒体を巻装
したテープリールを内部に収納したカセットシェルの前
部に前方及び上下に開放されたマウス部を有し、上記テ
ープ状記録媒体の一部が上記マウス部の前端を横切るよ
うに位置されると共に、テープ状記録媒体の前側を覆う
フロントリッドを有するテープカセットであって、カセ
ットシェルに前後方向に移動自在なスライダーを設け、
スライダーのカセットシェルの側面に沿う側面部が前端
部のリッド支持部と該リッド支持部より外側に位置した
主面部とを有し、フロントリッドはテープ状記録媒体の
前面を覆う前面部と該前面部の両端から後方へ突出した
側面部とを有し、上記側面部が上記スライダーのリッド
支持部に回動自在に支持され、スライダーの主面部の前
端部とフロントリッドの側面部とには左右方向で互いに
重なり合うオーバーラップ部を有することを特徴とす
る。
【0098】従って、本発明テープカセットにあって
は、スライダーの主面部はリッド支持部より外側に位置
しているので、カセットシェルの側面のうち該主面部が
スライドする部分がより外側に位置することになり、そ
の分後端部との間にできる段差が小さくなる。また、ス
ライダーの主面部の前端部とフロントリッドの側面部と
に左右で互いに重なり合うオーバーラップ部が設けられ
るので、フロントリッドの回動中フロントリッドのオー
バーラップ部がスライダーのオーバーラップ部に案内さ
れるようになり、フロントリッドの開閉動作が安定して
スムーズに行われるようになる。
【0099】請求項2に記載した発明にあっては、フロ
ントリッドのオーバーラップ部は側面部の他の部分より
窪んだ凹部を有する部分として形成され、スライダーの
オーバーラップ部が上記凹部を摺動するように位置する
ようにしたので、フロントリッドの側面部の外面とスラ
イダーの主面部の外面とを同一の平面内に位置させるこ
とができ、カセットテープの側面部に無用な凹凸を無く
すと共に見栄えを良好にすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図2乃至図25と共に本発明テープカセットの
実施の形態を示すものであり、本図はフロントリッドが
閉蓋位置ある状態を示す斜視図である。
【図2】フロントリッド、バックリッド共に開蓋位置に
ある状態を示す斜視図である。
【図3】下シェルユニットを分解して示す斜視図であ
る。
【図4】上シェルユニットを示す斜視図である。
【図5】スライダーユニットを分解して示す斜視図であ
る。
【図6】上シェルユニットとスライダーユニットとを分
離して示す斜視図である。
【図7】スライダーユニットを組み込んだ上シェルユニ
ットと下シェルユニットとを分離して示す斜視図であ
る。
【図8】テープカセットの右側面図である。
【図9】図8のIX−IX線に沿う拡大断面図であり、
(a)は左端部を、(b)は右端部をそれぞれ示すもの
である。
【図10】図8のX−X線に沿う拡大断面図であり、
(a)は左端部を、(b)は右端部をそれぞれ示すもの
である。
【図11】図8のXI−XI線に沿う拡大断面図であ
り、(a)は左端部を、(b)は右端部をそれぞれ示す
ものである。
【図12】カセットシェルの左側面図である。
【図13】カセットシェルの右側面図である。
【図14】カセットホルダにテープカセットが挿入され
始めた状態を要部を切り欠いて示す概略側面図である。
【図15】カセットホルダにテープカセットが挿入され
始めた状態を示す概略平面図である。
【図16】リッドロック部材によるロックが解除された
状態を要部を切り欠いて示す概略側面図である。
【図17】図16に続く状態を要部を切り欠いて示す概
略側面図である。
【図18】フロントリッドが開放位置に達した状態を要
部を切り欠いて示す概略側面図である。
【図19】スライダーが後退しフロントリッド及びバッ
クリッドが共に開蓋位置に達した状態を要部を切り欠い
て示す概略側面図である。
【図20】図19のXX−XX線に沿う拡大断面図であ
り、(a)は左端部を、(b)は右端部を示すものであ
る。
【図21】テープカセットが記録再生装置の所定の装着
位置に装着された状態を示す概略側面図である。
【図22】テープカセットが記録再生装置の所定の装着
位置に装着された状態を示す概略平面図である。
【図23】テープカセットが記録再生装置の所定の装着
位置に装着された状態における概略水平断面図である。
【図24】スライダーが前端へと移動され始めた状態を
要部を切り欠いて示す概略側面図である。
【図25】スライダーが移動範囲の前端に達した状態を
要部を切り欠いて示す概略側面図である。
【図26】比較例とその問題点を示す概略平面図であ
る。
【符号の説明】
10…テープカセット、20…カセットシェル、21…
マウス部、30…磁気テープ(テープ状記録媒体)、4
0…テープリール、50…テープリール、60…フロン
トリッド、61…前面部、62…側面部、62b…凹
部、62c…オーバーラップ部、80…スライダー、8
2…主面部、82b…オーバーラップ部、83…リッド
支持部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 テープ状記録媒体を巻装したテープリー
    ルを内部に収納したカセットシェルの前部に前方及び上
    下に開放されたマウス部を有し、上記テープ状記録媒体
    の一部が上記マウス部の前端を横切るように位置される
    と共に、テープ状記録媒体の前側を覆うフロントリッド
    を有するテープカセットであって、 カセットシェルに前後方向に移動自在なスライダーを設
    け、 スライダーのカセットシェルの側面に沿う側面部が前端
    部のリッド支持部と該リッド支持部より外側に位置した
    主面部とを有し、 フロントリッドはテープ状記録媒体の前面を覆う前面部
    と該前面部の両端から後方へ突出した側面部とを有し、
    上記側面部が上記スライダーのリッド支持部に回動自在
    に支持され、 スライダーの主面部の前端部とフロントリッドの側面部
    とには左右方向で互いに重なり合うオーバーラップ部を
    有することを特徴とするテープカセット。
  2. 【請求項2】 フロントリッドのオーバーラップ部は側
    面部の他の部分より窪んだ凹部を有する部分として形成
    され、スライダーのオーバーラップ部が上記凹部を摺動
    するように位置することを特徴とする請求項1に記載の
    テープカセット。
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