JP2001143316A - 光ヘッド - Google Patents

光ヘッド

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JP2001143316A JP2000127325A JP2000127325A JP2001143316A JP 2001143316 A JP2001143316 A JP 2001143316A JP 2000127325 A JP2000127325 A JP 2000127325A JP 2000127325 A JP2000127325 A JP 2000127325A JP 2001143316 A JP2001143316 A JP 2001143316A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 高速回転する高密度なメディアに対して、メ
ディアとの微小領域での光学的な相互作用を利用して、
高い信頼性で情報の記録と再生を行う光記録再生装置を
提供すること。 【解決手段】 浮上力を受けるスライダー6に対し、光
導波機構にて荷重をかけることにより、スライダー6に
光を導入する系と荷重をかける系を同一にした構成と
し、その結果、安定したスライダー6の姿勢維持とメデ
ィアへの照射強度の増加によって、信頼性の高い情報の
記録と再生を可能にする。さらに、微小構造をスライダ
ー6のメディア側の面内の縁近傍に配置した構成とし、
微小構造とメディアとの距離をより近接させることで、
さらなる高密度化を可能とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、メディア上の微小
領域での光学的な相互作用を利用し、微小領域に形成さ
れた構造的あるいは光学的な情報の再生や微小領域への
情報の記録を行うことによって、高密度な情報の再生お
よび記録を可能とした情報記録再生装置用の光ヘッドに
関する。
【0002】
【従来の技術】光を用いた情報記録再生装置は、大容量
化・小型化の方向へと進化しており、そのため記録ビッ
トの高密度化が要求されている。その対策として、青紫
色半導体レーザやSIL(Solid Immersion Lens)を用
いた研究がおこなわれているが、これらの技術では光の
回折限界の問題により、現在の記録密度の数倍程度の向
上しか望めない。これに対し、光の回折限界を超えた微
小領域の光学情報を扱う技術として近視野光を利用した
情報記録再生方法が期待されている。
【0003】この技術では、微小領域と光ヘッドに形成
した光の波長以下サイズの光学的開口との相互作用によ
り発生する近視野光を利用する。これにより、従来の光
学系において限界とされていた光の波長以下となる領域
における光学情報を扱うことが可能となる。光学情報の
再生方法としては、散乱光を照射することによりメディ
ア表面に局在する多くの近視野光を微小開口との相互作
用により伝搬光に変換する(コレクションモード)し、
メディア上の微小領域に記憶されたデータの再生を行
う。また、微小開口より生成される近視野光をメディア
表面に照射し、メディア表面の情報が記録された微小な
凹凸との相互作用により変換される散乱光を別途設けた
デテクタで検出する(イルミネーションモード)ことに
よっても、再生が可能である。記録方法としては、微小
開口より生成される近視野光をメディア表面に照射さ
せ、メディア上の微小な領域の形状を変化させたり(ヒ
ートモード記録)、微小な領域の屈折率あるいは透過率
を変化させる(フォトンモード記録)ことにより行う。
これら、光の回折限界を超えた光学的微小開口を有する
ヘッドを用いることにより、従来の光情報記録再生装置
を超える記録ビットの高密度化が達成される。
【0004】近視野光を利用した記録再生装置の構成
は、磁気ディスク装置とほぼ同様であり、磁気ヘッドに
代わり、近視野光ヘッドを用いる。サスペンションアー
ムの先端に取り付けた光学的微小開口をもつスライダー
をフライングヘッド技術により一定の高さに浮上させ、
ディスク上に存在する任意のデータマークへアクセスす
る。ディスクの高回転に近視野光ヘッドを追従させるた
め、ディスクのうねりに対応して姿勢を安定させるフレ
クチャ機能をもたせている。このような構成の近視野光
ヘッドにおいて、スライダーに光を供給する方法とし
て、光ファイバや光導波路をスライダーやアームに接続
したり、スライダーの上方あるいは水平方向に設けたレ
ーザを直接スライダーに照射する手段をとっていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな構造で光を入射させると、光ファイバや光導波路の
構造体がスライダーとアーム間に接続しており、そのこ
とがスライダーの自由な運動を妨げ、ディスクの運動に
対するスライダーの姿勢制御が困難となり、ディスクと
スライダーとの距離を一定に保つことができなかった。
この結果、ディスク上に描かれた光学情報からの出力S
N比が低下し、信号の読み込み・書き込みが困難な状況
であった。また、スライダー上方に配置したレーザによ
り直接スライダーに信号を照射させる場合は、スライダ
ーの高速な動きに対応し、入射させる光を同期させる必
要があり、スライダーの動きにあわせた動きをもつ構造
体を別途設ける必要があり、非常に困難であった。ま
た、そのような構造体を別途設けることにより、装置自
体が大型なものとなり、再生記録装置の小型化が困難で
あった。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、メディアとの相対運動により浮上力を受けるスライ
ダーと、前記スライダーの前記メディア側の面内に形成
され、近視野光を生成あるいは検出あるいはその両方を
行う微小構造と、前記スライダー内に形成され、前記微
小構造と光学的に接続されているスライダー側光導波機
構と、前記スライダーを支持するとともに負荷加重を与
えるアームと、前記アームに形成され、前記スライダー
側光導波機構に光を導くアーム側光導波機構と、前記ア
ーム側光導波機構と接触し、かつ前記スライダー側光導
波機構と接触している光導波機構と、から構成された情
報の記録および再生を行う光ヘッドにおいて、前記光導
波機構を介して、前記スライダーに負荷加重を与えてい
ることを特徴とする。
【0007】また、前記光導波機構と前記アーム側光導
波機構とが一体構造であることを特徴とする。
【0008】また、前記光導波機構と前記スライダー側
光導波機構とが一体構造であることを特徴とする。
【0009】また、前記光導波機構と前記アーム側光導
波機構とが接している面積、もしくは前記光導波機構と
前記スライダー側光導波機構とが接している面積、もし
くはその両方の面積が極めて小さいことを特徴とする。
【0010】また、前記光導波機構が、前記アーム側光
導波機構と、あるいは前記スライダー側光導波機構と、
あるいはその両方と、1点で接していることを特徴とす
る。
【0011】本発明により、アーム側の光を確実にスラ
イダーに伝搬するとともに、スライダーに光を導く構造
体によるスライダーの自由な運動の妨げを無くし、メデ
ィア上を走査するスライダーがメディアとの距離を一定
に保ちながら、メディアの動きに対応して自由にその姿
勢を制御することができる。この結果、SN比の高い安
定した信号の出力・入力が可能となる。また、光を伝搬
する光導波機構あるいはスライダーは、シリコンなどを
用いた微細加工プロセスにて作製される微小な構造体で
あるため、アームによるサスペンション機能の妨げやス
ライダーの過重量による運動の低下への影響はほとんど
無い。そのため、装置全体の小型化が可能となる。ま
た、光ヘッド全体もしくはそのほとんどを半導体プロセ
スを用いた量産工程にて作製でき、低コスト化が図れ
る。
【0012】また、前記光導波機構の一部が錐状形状あ
るいは頂点の尖った釣り鐘状形状をしており、その頂点
にて接触していることを特徴とする。
【0013】また、前記光導波機構の一部が球面の一部
の形状をしており、その球面の一部にて接していること
を特徴とする。
【0014】また、前記光導波機構の一部に集光機能が
あることを特徴とする。本発明により、光導波路の光学
的設計を行うことにより、光を確実にスライダーに導き
ながら、スライダーに多くの光を供給することができ、
また、球面形状や錐状形状あるいは光導波路の屈折率を
調整することにより、スライダー内に形成され近視野光
を発生する微小開口周辺により多くの光を集光すること
ができる。この結果、SN比の高い信号の入出力が可能
となり、信頼性の高い装置が作製できる。
【0015】また、前記スライダーの重心部に向かって
前記負荷加重が与えられ、前記メディア側の面内に存在
する前記微小構造が、前記スライダーが前記負荷加重を
受けている点と前記スライダーの重心とを結ぶ直線上に
位置していることを特徴とする。
【0016】また、前記スライダーの形状及び密度分布
及びそれらの組み合わせにより、前記微小構造が前記メ
ディア側の面内の縁近傍に位置していることを特徴とす
る。
【0017】また、前記スライダーの前記メディアと反
対側面内の一部にスライダー体積の1/5以上に相当す
る大きさの凹部が存在することを特徴とする。
【0018】また、前記スライダーの前記メディア側の
面内に段差があり、その段差の大きさが、スライダの平
均した厚みの1/10以上であることを特徴とする。
【0019】また、前記スライダーの密度と異なる密度
を有する材料が前記スライダーの1/10以上の体積を
占めていることを特徴とする。
【0020】本発明により、メディアの高速運動により
受けるメディア側の面内の空気圧分布により、浮上した
スライダの姿勢がメディア面に対し少し傾くが、開口を
メディア側の面内のメディアに近接した領域に配置する
ことが可能となり、再生、記録におけるさらなる微細化
が可能となる。さらに、開口をメディアにより近接させ
ることで、信号再生時のSN比が向上し、安定性・信頼
性の高い情報再生記録装置が作製できる。また、SN比
が向上したことで、大出力の光源を必要とせずに高速記
録再生が可能となり、小型薄型で、低価格な情報再生記
録装置が作製できる。
【0021】
【発明の実施の形態】[実施の形態1]図1に本発明の
実施の形態1に係る光記憶再生装置の一例の概略図を示
す。高速に回転するディスク1(メディア)上には、そ
の回転により発生する流体運動により受ける浮上力とア
ーム3による負荷加重によりディスク1との距離を一定
に保っているスライダー2が配置されている。スライダ
ー2はアーム3の先端部に支持されており、モータ付き
の回転軸4によりアーム3を水平方向に動かすことによ
り、スライダー2をディスク1上の任意の場所に走査す
ることができる。アーム3上の光導波路5を伝搬した光
は、スライダー2内の光導波路を経由し、スライダー2
のディスク側面内に形成された微小開口より近視野光に
変換されてディスク1上に照射される。この近視野光と
ディスク1表面の微小領域との相互作用により発生した
散乱光をスライダー2内もしくはスライダー2近傍に設
けた受光素子により電気信号に変換され、信号処理回路
へと送られて、微小領域情報が再生される。
【0022】図2に本発明の実施の形態1に係る光ヘッ
ドの構造を示す。本構造の光ヘッド100は、微小開口
8を有しスライダー側光導波路7が形成されたスライダ
ー6と、スライダー6を支持する支持部14と、スライ
ダー6に負荷加重を与える荷重部12を一部に有するア
ーム側光導波路11と、そのアーム側光導波路11が形
成されたアーム10とから構成されている。スライダー
6は、アーム10の先端近く、アーム10の下方に配置
される。なお、図2においてアーム側光導波路11は、
アーム10上面に形成されているが、アーム10内ある
いはアーム10下面に形成しても良い。
【0023】メディアへ照射される光は、アーム10上
に形成されたアーム側光導波路11内を伝搬し、スライ
ダー6上方へと導かれる。スライダー6上方では、アー
ム側光導波路11の一部に光の伝搬方向を変化させる光
反射面13が形成されており、スライダー6上方へと導
かれた光は、方向を変化させ、スライダー6内に形成さ
れたスライダー側光導波路7へと導かれる。このとき、
光は、アーム側光導波路11の一部で形成され、スライ
ダー6に負荷加重を与えている凸形状の荷重部12を通
して伝搬する。この荷重部12における光の屈折率およ
び斜面のテーパ角および凸型形状を調整し、アーム側光
導波路11内を伝搬し光反射面13により反射して広が
った光を集光させ、スライダー側光導波路7に導入す
る。支持部14によりアーム10と接続しているスライ
ダー6は、近視野光の検出および生成を行う微小開口8
を頂点とする逆錐状の穴が存在し、その穴の内側にスラ
イダー側光導波路7が埋め込まれた構成をしている。荷
重部12を通してスライダー側光導波路7に導入された
光は、逆錐状穴内のスライダー側光導波路7の周りに形
成された光反射層9の効果により、微小開口8の周辺に
集光される。集光された光は、微小開口8を通して近視
野光に変換され、メディア上に形成された微小領域へ照
射される。以上の説明では、主にイルミネーションモー
ドについて行ったが、近視野光の検出を行うコレクショ
ンモードについても同様に使用でき、同様の効果を発揮
する。
【0024】スライダー6は、メディアの高速回転によ
る空気の流体運動によりメディア側より浮上力を受け
る。この浮上力を受けるスライダー6にサスペンション
の機能をもつアーム10より負荷加重を与えることによ
り、メディアと近視野光の相互作用をおこす微小開口8
との距離を一定に保つことが可能となり、開口より発生
する一定な近視野光の強度分布から正確な情報の再生や
記録を行える。スライダー6は、メディア表面のうねり
に対し、絶えずその姿勢を整え、相対的な位置を一定に
保つ必要があり、スライダーの重心部を一点で荷重し、
メディアの動きに順応させる方法が有効である。本実施
の形態1では、この荷重を与える荷重部12をアーム側
光導波路11の一部で形成している。荷重部12は、ス
ライダー6がメディアの動きに対して常に姿勢を整える
ことができるよう、スライダー6の重心部を先鋭化され
た逆錐形状の頂点でおさえているとともに、アーム10
側からの光をスライダー6側へ導く役割も同時に果たし
ている。そのため、スライダー6が姿勢を整えるよう微
妙に位置を変動させても、スライダーの重心部を押さえ
ているアーム側光導波路11と押さえられているスライ
ダー側光導波路7の相対位置はいつも一定であり、常に
安定した一定の光を供給できる。
【0025】このような構成をしたアームおよびスライ
ダーは、シリコンに代表される微細加工技術により作製
できる。たとえば、スライダーの場合、スライダーの母
体となるシリコン基板に異方性を有するエッチングを用
いて逆錐状の穴をあけ、その頂点に光学的な微小開口を
形成する。その穴の内側に光反射率の高い材料を積層さ
せ、開口に光を導く光導波路材料を積層形成することに
よりスライダーを作製する。また、アームの場合、アー
ムの型を形成した金属材料上に光導波路となる材料を形
成し、エッチングもしくはフォトリソグラフィ技術によ
る露光と現像を行うことにより、任意の光導波路形状を
作製する。このように、半導体産業に代表される微細加
工技術を用いることにより、量産化が容易となり、スラ
イダーおよびアームの小型化、量産化が容易となる。さ
らに記録ビットの高密度化とディスクの小径化を加え、
光記録再生装置自体の小型化と軽量化が実現する。
【0026】このように、本実施の形態の光ヘッドは、
単純な構造でありながら、スライダーに負荷加重を与え
る荷重部を光導波路の一部で形成したことにより、高速
回転するメディアの動きに対応して、ディスク表面のう
ねりに対応して自由にスライダーの姿勢制御ができ、メ
ディアとスライダーとの距離を一定に保つことができる
とともに、アーム側の光導波路とスライダー側の光導波
路の相対位置が一定であることにより、微小開口より常
に安定した一定の光を供給できる。さらに、光導波路に
形成された形状による効果もしくは屈折率の調整による
集光効果により微小開口から十分多くの光をメディアに
供給することができ、SN比の高い信号による安定した
記録および再生が実現する。 [実施の形態2]図3に本発明の実施の形態2に係る光
ヘッドの構造を示す。本構造の光ヘッド200は、微小
開口8を有し、アーム10からの負荷加重を受ける被荷
重部15を一部に有するスライダー側光導波路7が形成
されたスライダー6と、スライダー6を支持する支持部
14と、スライダー6に荷重を与えるアーム側光導波路
11と、そのアーム側光導波路11が形成されたアーム
10とから構成されている。大まかな構成は実施の形態
1と同様であるが、アーム側光導波路11からの荷重を
うける突起部がスライダー側光導波路7に形成されてい
る点に特徴がある。図3においても図2と同様にアーム
側光導波路11は、アーム10上、アーム10内、およ
びアーム10下面に形成しても良い。
【0027】スライダー側光導波路7の一部で形成され
た被荷重部15は、錐状形状をしており、その頂点でア
ーム側光導波路11と接している。光反射面13で反射
され、スライダー6方向に伝搬する光は、常に安定して
スライダー側光導波路7の一部で形成された被荷重部1
5に入射し、微小開口8へと導かれる。また、実施の形
態1と同様に、被荷重部15への入射角度とその屈折率
を調整することにより、スライダー側光導波路7に入射
した光を微小開口8に集光させることが可能となる。被
荷重部15の突起部頂点は、スライダー6の重心位置上
方に位置し、スライダー6は、高速回転するメディアの
動きに対応して、自由にスライダー6の姿勢制御がで
き、メディアとスライダー6との距離を一定に保つこと
が可能となる。こういった構成により、安定した信号に
よる信頼性の高い記録再生が可能となる。 [実施の形態3]図4に本発明の実施の形態3に係る光
ヘッドの構造を示す。本構造の光ヘッド300は、実施
の形態1と同様な構成をしているが、荷重部16となる
アーム側光導波路11の一部の形状を、半球状の形状と
する。この結果、半球状のレンズ効果により、微小開口
8に供給する光をより集光することが可能となり、より
多くの光をメディアに照射することができる。また、本
構造の光ヘッド300においても、球面体の1点にてス
ライダー側光導波路7と接し、荷重を与えることができ
るので、スライダー6は、自由にメディアの動きに対応
することができるので、メディアとの相対距離を一定に
でき、かつアーム10とスライダー6の相対位置に変化
はないので、アーム10側の光を一定に供給できる。結
果、光信号のSN比がさらに向上し、信頼性の高い装置
を作製できる。なお、図4においても、アーム側光導波
路11はアーム10上面、アーム10内、及びアーム1
0下面に形成しても良い。
【0028】また、図には示していないが、実施の形態
2を示した図3のように、光導波路の一部で形成された
球面形状をスライダー側の光導波路7に形成しても良
い。この場合も同様な効果により、信頼性の高い装置を
作製できる。 [実施の形態4]図5に本発明の実施の形態4に係る光
ヘッドの構造を示す。実施の形態1から3にかけては、
スライダー側もしくはアーム側の光導波路のどちらかに
凸部もしくは球面の一部が形成されているが、本実施の
形態に示す光ヘッド400では、アーム側光導波路11
に形成した荷重部17とスライダー側光導波路7に形成
した被荷重部18のように、その両方に存在し、かつそ
れらが接している構成をしている。図5では半球面形状
を示しているが、凸形状でももちろん良い。また、片方
が半球形状で、もう片方が凸形状でも良い。この場合、
半球状のレンズ効果がさらに増幅され、微小開口8に多
くの光を集光できる。結果、開口より発生する近視野光
の光量を増加させることができ、SN比のさらなる向上
が期待できる。もちろん、スライダー6は、一点で荷重
がかけられていることに変わりはなく、自由な姿勢制御
が行え、光導波路どうしによる接触による安定した光の
供給とレンズ効果の光の集光効果により、光信号におけ
る信頼性の高い装置構成が実現する。なお、図5におい
ても同様に、アーム側光導波路11はアーム10上面、
アーム10内、及びアーム10下面に形成しても良い。 [実施の形態5]図6に本発明の実施の形態5に係る光
ヘッドの構造を示す。光ヘッド500において、スライ
ダー6となるシリコン基板には、逆錐状の穴の頂点が微
小開口8となるよう形成されている。穴の内側には光反
射層9を形成し、微小開口8に光を集光させる機能を設
けている。この穴の内側に、球形状のレンズ19を挿入
し、アーム側光導波路11で荷重を与えることにより、
スライダー6に荷重が加わる。球形状のレンズ19は、
スライダー側の穴の内壁とアーム側光導波路11とにそ
れぞれ接しているが、自由に回転でき、その結果、スラ
イダー6はメディアの動きに追従してその姿勢を自由に
変動でき、フライングヘッド技術により、メディアに対
し常に一定の相対位置を保つことができる。
【0029】また、球形状をしたレンズの効果により、
さらに微小開口8に光を集光でき、微小開口8から多く
の光をメディアに照射することができる。よって、近視
野光の光強度分布に対し、一定の距離を保つことによる
信号レベルの安定と光強度の増加によるSN比の向上に
より、信頼性の高い光記憶再生装置が実現する。 [実施の形態6]図7に本発明の実施の形態6に係る光
ヘッドの構造を示す。本構造の光ヘッド600は、実施
の形態1の図2で示した光ヘッド100と同様な構成を
しているが、スライダー6はメディアに対向する面(メ
ディア側の面22)の一部が欠け、側面に凸部20を有
した形状をしており、荷重部12で押される点における
スライダー6の厚みに比べ、アーム10と支持部14で
接続された点におけるスライダーの厚み(凸部20での
厚み)が薄い構造をしている。メディアのうねりに対
し、スライダー6が常に一定の相対位置を保つよう、荷
重部12はスライダー6の重心を押さえる位置で荷重を
かけており、アーム側光導波路11を伝搬し光反射面1
3で反射される光は、荷重部12を通して微小開口8へ
と伝搬する。そのため、微小開口8の位置は、メディア
側の面22内のほぼ重心に近い所に配置されている。実
施の形態6に係わる光ヘッド600は、スライダー6の
メディア側の面22の一部を欠いた形状にすることで、
スライダー6の重心が移動し、メディアに近接する面
(メディア側の面22)内では、端のほうに微小開口8
が存在する。このように、スライダー6の形状を調整す
ることで、メディアに対向する面(メディア側の面2
2)の任意の位置に微小開口8を配置することが可能と
なる。ここで、スライダー6がメディア上を浮動すると
きその空気流に影響を及ぼさないように、或いは凸部2
0の一部がメディアにぶつからず、開口を近接させるこ
とができるように、微小開口でのスライダー6の厚みに
対する凸部20での厚みの比を、9/10もしくはそれ
以下に設定する必要がある。
【0030】図8は、本発明の実施の形態6に係る光ヘ
ッド600を高速回転したメディア21上で走査させた
ときにメディア21に対するスライダー6の位置関係を
示している。メディア21を高速回転させた場合、空気
の流体運動により浮上力を受けるが、アーム10からの
負荷加重をスライダー6に与えることで、メディア21
表面との距離を一定に保つことが可能となる。このとき
のスライダー6の姿勢を示すのが図8である。メディア
21が図8中に示した白抜き矢印の方向へ運動すること
で、メディア21とスライダー6間に空気の流れが図8
中に示した黒矢印の方向に生じるが、その入り口におい
て、スライダーのメディア側の面22はメディア垂直方
向に大きな圧力を受け、メディア21との間隔が大きく
なる。このことで、スライダー6自体が傾き、空気流の
出口近辺では、スライダー6のメディア側の面22とメ
ディア21との距離が一番小さくなる。スライダー6の
メディア側の面22内の、このメディア21との距離の
小さい領域に微小開口8を形成することで、微小開口8
とメディア21との距離が近接し、信号のSN比が向上
し、高密度な情報の再生が可能となる。なお、メディア
側の面22のサイズは1mm角以下で、開口はメディア
側の面22の縁から0.4mmの範囲内にあるものとす
る。よって、図7のようにスライダーの側面に凸部20
を形成したような形状にすることで、スライダー6の重
心部を操作し、メディア側の面22内の端の方に設けた
微小開口8は、高速走査時に、メディア21との距離の
近い場所に存在することとなり、SN比の向上からさら
なる高密度化、大容量化、小型化した情報記録装置が可
能となる。
【0031】図9は、本発明の実施の形態6に係わる光
ヘッド700のもう一例を示したものである。図9は、
スライダー6の一部を大きく削ることでスライダー6の
重心位置を偏らせた光ヘッド700を示す。図7のよう
に、メディアに対向する面(メディア側の面22)の一
部を大きく削ることで、メディア側の面22内の端に微
小開口8を設ける構成にしても良いし、図9のように、
スライダー6のメディアに反対側の面内に大きな溝23
を形成することで、重心位置を移動させ、微小開口8の
位置をメディア側の面22内の端に形成した構成にして
も構わない。この場合、溝23が高速回転時の空気流に
影響を及ぼさないような位置に作製することで、メディ
アに対し安定した浮上量を確保でき、SN比の高く信頼
性に優れた光記録装置が作製できる。なお、微小開口8
をメディアに十分近接させるために、この微小開口8の
位置を、中心から端の方へ、メディア側の面22内で一
辺の長さに対し1/10以上移動させる必要がある。そ
こで、この溝23の大きさをスライダー6の体積の1/
5以上に設定する。 [実施の形態7]図10に本発明の実施の形態7に係る
光ヘッド800の構造を示す。本光ヘッド800は、図
7で示した実施の形態6の光ヘッド600と同様な形状
をしているが、凸部24は、スライダー6を構成する材
料と異なる材料からできている。例えば、スライダー6
を構成する材料が、Si系あるいはSiO2系の材料で
ある場合、凸部24は、金属であったり、あるいは、エ
ポキシ系材料であったりしても良い。このような異なる
材料では、その密度が異なることから、実施の形態6と
同様に、スライダー6の重心部に近い位置に存在する微
小開口8が、メディア側の面22内において、端の方に
存在し、メディアとの距離をより近接させることが可能
となる。よって、その効果も実施の形態6と同様とな
る。
【0032】また、この異種材料が突出している必要は
なく、図11のように、スライダー内の一部に形成され
ていても良い。異種材料25の密度がスライダー6を構
成する材料の密度より大きい場合、重心部に位置する微
小開口8は、メディア側の面22の中心から外れ、メデ
ィアとの距離がより近い位置に配置することが可能とな
る。例えば、スライダー6の主材料がSiの場合、この
異種材料25がSiより密度の大きい、銅、SUS、金、
その他の金属といった材料でも構わない。逆にSiより
密度の小さい、エポキシ材料を用いた場合でも、重心が
偏ることで微小開口8の位置をずらすことが可能とな
る。
【0033】なお、実施の形態6及び実施の形態7にお
いて、光ヘッドの構成が実施の形態1に係わる図2に示
した光ヘッド100の構成を例にとり、説明したが、図
2の光ヘッド100に限らず、実施の形態2で示した光
ヘッド200、実施の形態3で示した光ヘッド300、
実施の形態4で示した光ヘッド400、実施の形態5で
示した光ヘッド500のような構成であっても構わな
い。
【0034】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
高速回転するメディアに対応した自由な動きをスライダ
ーが行うことにより、常にメディアとスライダーの距離
を一定に保ちながら、スライダー内に形成した微小開口
より発生する近視や光の強度を一定に安定させる構造に
したことにより、近視や光の強度分布に影響されること
なく、光を用いた情報信号の安定した記録および再生を
実現できる。さらに、光導波路内に、光を集光させる機
能を有したことにより、SN比が高く信頼性に優れた記
録再生方法を可能にする。また、本構成の光ヘッドもし
くは構成部品のほとんどが、シリコンなどを用いた微細
加工プロセスにて作製でき、装置全体の小型化が可能と
なり、同時に量産工程への適用による低コスト化も実現
できる。
【0035】加えて、スライダの自由な動きを損なうこ
となく、スライダのメディア側の面内において開口をよ
りメディアに近接した領域に配置させることで、信号の
SN比が向上し、製品の安定性・信頼性を向上させるこ
とが可能となる。また、より小さな開口から、より微細
な領域の読みとり、書き込みを行え、分解能の向上及び
情報の高密度化が可能となる。さらに、光源の出力を抑
えても、十分に高速再生できることから、製品の小型化
・薄型化・低価格化が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1に係る光記憶再生装置の
一例を示す概略図である。
【図2】本発明の実施の形態1に係る光ヘッドの構造を
示す図である。
【図3】本発明の実施の形態2に係る光ヘッドの構造を
示す図である。
【図4】本発明の実施の形態3に係る光ヘッドの構造を
示す図である。
【図5】本発明の実施の形態4に係る光ヘッドの構造を
示す図である。
【図6】本発明の実施の形態5に係る光ヘッドの構造を
示す図である。
【図7】本発明の実施の形態6に係る光ヘッドの構造を
示す図である。
【図8】本発明の実施の形態6に係る光ヘッドとメディ
アとの位置関係を示す図である。
【図9】本発明の実施の形態6に係る光ヘッドの構造を
示す図である。
【図10】本発明の実施の形態7に係る光ヘッドの構造
を示す図である。
【図11】本発明の実施の形態7に係る光ヘッドの構造
を示す図である。
【符号の説明】
1 ディスク 2 スライダー 3 アーム 4 回転軸 5 光導波路 6 スライダー 7 スライダー側光導波路 8 微小開口 9 光反射層 10 アーム 11 アーム側光導波路 12 荷重部 13 光反射面 14 支持部 15 被荷重部 16 荷重部 17 荷重部 18 被荷重部 19 球面状のレンズ 20 凸部 21 メディア 22 メディア側の面 23 溝 24 凸部 25 異種材料 100 光ヘッド 200 光ヘッド 300 光ヘッド 400 光ヘッド 500 光ヘッド 600 光ヘッド 700 光ヘッド 800 光ヘッド 900 光ヘッド
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 大海 学 千葉県千葉市美浜区中瀬1丁目8番地 株 式会社エスアイアイ・アールディセンター 内 (72)発明者 笠間 宣行 千葉県千葉市美浜区中瀬1丁目8番地 株 式会社エスアイアイ・アールディセンター 内 (72)発明者 新輪 隆 千葉県千葉市美浜区中瀬1丁目8番地 株 式会社エスアイアイ・アールディセンター 内 (72)発明者 市原 進 千葉県千葉市美浜区中瀬1丁目8番地 株 式会社エスアイアイ・アールディセンター 内 Fターム(参考) 5D119 AA01 AA28 BA01 JA34 MA05 MA06

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 メディアとの相対運動により浮上力を受
    けるスライダーと、 前記スライダーの前記メディア側の面内に形成され、近
    視野光を生成あるいは検出あるいはその両方を行う微小
    構造と、 前記スライダー内に形成され、前記微小構造と光学的に
    接続されているスライダー側光導波機構と、 前記スライダーを支持するとともに負荷加重を与えるア
    ームと、 前記アームに形成され、前記スライダー側光導波機構に
    光を導くアーム側光導波機構と、 前記アーム側光導波機構と接触し、かつ前記スライダー
    側光導波機構と接触している光導波機構と、から構成さ
    れた情報の記録および再生を行う光ヘッドにおいて、 前記光導波機構を介して、前記スライダーに負荷加重を
    与えていることを特徴とする光ヘッド。
  2. 【請求項2】 前記光導波機構と前記アーム側光導波機
    構とが一体構造であることを特徴とする請求項1に記載
    の光ヘッド。
  3. 【請求項3】 前記光導波機構と前記スライダー側光導
    波機構とが一体構造であることを特徴とする請求項1に
    記載の光ヘッド。
  4. 【請求項4】 前記光導波機構と前記アーム側光導波機
    構とが接している面積、もしくは前記光導波機構と前記
    スライダー側光導波機構とが接している面積、もしくは
    その両方の面積が極めて小さいことを特徴とする請求項
    1から3のいずれか一項に記載の光ヘッド。
  5. 【請求項5】 前記光導波機構が、前記アーム側光導波
    機構と、あるいは前記スライダー側光導波機構と、ある
    いはその両方と、1点で接していることを特徴とする請
    求項1から4のいずれか一項に記載の光ヘッド。
  6. 【請求項6】 前記光導波機構の一部が錐状形状あるい
    は頂点の尖った釣り鐘状形状をしており、その頂点にて
    接触していることを特徴とする請求項1から5のいずれ
    か一項に記載の光ヘッド。
  7. 【請求項7】 前記光導波機構の一部が球面の一部の形
    状をしており、その球面の一部にて接していることを特
    徴とする請求項1から6のいずれか一項に記載の光ヘッ
    ド。
  8. 【請求項8】 前記光導波機構の一部に集光機能がある
    ことを特徴とする請求項1から7のいずれか一項に記載
    の光ヘッド。
  9. 【請求項9】 前記スライダーの重心部に向かって前記
    負荷加重が与えられ、前記メディア側の面内に存在する
    前記微小構造が、前記スライダーが前記負荷加重を受け
    ている点と前記スライダーの重心とを結ぶ直線上に配置
    されていることを特徴とする請求項1から8のいずれか
    一項に記載の光ヘッド。
  10. 【請求項10】 前記スライダーの形状及び密度分布、
    或いはそれらの組み合わせにより、前記微小構造が前記
    メディア側の面内の縁近傍に配置されていることを特徴
    とする請求項9に記載の光ヘッド。
  11. 【請求項11】 前記スライダーの前記メディアと反対
    側面内の一部にスライダー体積の1/5以上に相当する
    大きさの凹部が存在することを特徴とする請求項10に
    記載の光ヘッド。
  12. 【請求項12】 前記スライダーの前記メディア側の面
    内に段差があり、その段差の高さが、スライダの平均し
    た厚みの1/10以上であることを特徴とする請求項1
    0に記載の光ヘッド。
  13. 【請求項13】 前記スライダーの密度と異なる密度を
    有する材料が前記スライダーの1/10以上の体積を占
    めていることを特徴とする請求項10に記載の光ヘッ
    ド。
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