JP2001141520A - 携帯機器 - Google Patents

携帯機器

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JP2001141520A
JP2001141520A JP2000258043A JP2000258043A JP2001141520A JP 2001141520 A JP2001141520 A JP 2001141520A JP 2000258043 A JP2000258043 A JP 2000258043A JP 2000258043 A JP2000258043 A JP 2000258043A JP 2001141520 A JP2001141520 A JP 2001141520A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 耐久性を損なうことなく、回転体の回転操作
時により細やかなクリック感を付与することが可能なク
リック機構を備える携帯機器を提供する。 【解決手段】 胴101に回転可能に支持される回転ベ
ゼル102の内周面には、等間隔毎に凹部102bが形
成されている。一方、胴101における回転ベゼル10
2の内周面と対向する位置の2箇所には、クリック機構
60が設けられている。この構成の下、回転ベゼル10
2を回転させると、各クリック機構60が交互に凹部1
02bに係合することにより、クリック感を付与する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、回転体を有する携
帯機器に関する。
【従来の技術】腕時計には、図21に示すように、胴1
の上方外周側に回転可能に設けられる円環状の回転ベゼ
ル2を備えるタイプのものがある。このような回転ベゼ
ル2を備える腕時計などの動作切換装置として、回転ベ
ゼル2の動きを利用して動作切り換えを行う装置も開発
されている。
【0002】ところで、このような回転ベゼル2を備え
る時計などの携帯機器においては、回転ベゼル2の回転
操作時の操作性を向上させるために、図22に示すよう
なクリック機構を備えて、操作時にクリック感を付与す
るものがある。同図に示すように、このクリック機構1
30は、胴1における回転ベゼル2の裏面と対向する位
置に設けられており、球部131と、球部131を回転
ベゼル2側に押圧するコイルバネ132とを備えてい
る。一方、回転ベゼル2の裏面には、図示のように球部
131の先端が侵入可能な凹部133が形成されてい
る。このような凹部133が回転ベゼル2の円周に沿っ
て適当な間隔で形成されている。この構成の下、回転ベ
ゼル2が回転させられると、回転ベゼル2の裏面に形成
された凹部133に球部131が順次係合することによ
り、クリック感が付与されるようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、より細かなク
リック感を付与するために、回転ベゼル2に多数の凹部
133を設けた場合、クリック機構130の耐久性が問
題となり、長期にわたって安定した回転トルクを維持す
ることが困難であった。これは、回転ベゼル2に形成さ
れた凹部133の数が多いと、同じ回転量で回転ベゼル
2を回転させた場合にも、クリック機構130が凹部1
33に係合する回数も増加することになり、回転ベゼル
2に形成された凹部133の少ないものと比較してクリ
ック機構130が劣化しやすくなるからである。本発明
は、上記の事情を考慮してなされたものであり、耐久性
を損なうことなく、回転体の回転操作時により細やかな
クリック感を付与することが可能なクリック機構を備え
る携帯機器を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、請求項1記載の構成は、回転体と、前記回転体を回
転可能に支持する支持体と、前記回転体の前記支持体と
対向する位置、かつ、前記回転体の回転円周に沿って凹
部と凸部とが交互に設けられる凹凸部と、前記支持体に
おける前記円周状に設けられた前記凹凸部と対向する位
置に設けられ、前記回転体を回転させた場合に、交互に
設けられた前記凹部および凸部と順次係合するq個のク
リック機構(qは2以上の整数)とを具備しており、前
記凹部が前記回転体の回転中心を中心とした360q/
p度毎(pはq以上の自然数)に設けられており、1つ
の前記クリック機構と前記回転体の回転中心とを結ぶ線
と、他の(q−1)個の前記クリック機構と前記回転体
の回転中心とを結ぶ線とが形成する(q−1)種類の角
度が sj×360q/p+(360q/p)×(j/q) (j=1〜q−1) (sjは0からp−1までの任意の整数であり、かつ、
Sjが複数存在する場合は互いに相異なる値をとる)で
あることを特徴としている。
【0005】請求項2記載の構成は、表裏面および内周
面を有する円環状のリング部材と、前記リング部材の裏
面に対向する位置に設けられ、その外周上方側で前記リ
ング部材を回転可能に支持する支持体と、前記リング部
材の前記内周面の周方向に沿って交互に設けられる凹凸
部と、前記支持体の外周面における前記リング部材に設
けられた前記凹凸部と対向する位置に設けられ、前記リ
ング部材を回転させた場合に、交互に設けられた前記凹
凸部と順次係合するq個のクリック機構(qは2以上の
整数)とを具備しており、前記凹部が前記リング部材の
回転中心を中心とした360q/p度毎(pはq以上の
自然数)に設けられており、1つの前記クリック機構と
前記回転体の回転中心とを結ぶ線と、他の(q−1)個
の前記クリック機構と前記回転体の回転中心とを結ぶ線
とが形成する(q−1)種類の角度が sj×360q/p+(360q/p)×(j/q) (j=1〜q−1) (sjは0からp−1までの任意の整数、かつ、Sjが複
数存在する場合は互いに相異なる値をとる)であること
を特徴としている。
【0006】請求項3記載の構成は、請求項2に記載の
構成において、前記クリック機構は、前記凹凸部と対向
する位置に回転自在に設けられる球状の係合部と、前記
係合部を前記リング部材の内周面側に押圧して前記凹凸
部に係合させる押圧手段とを有していることを特徴とし
ている。
【0007】請求項4記載の構成は、請求項2または請
求項3に記載の構成において、q個の前記クリック機構
は、それぞれ前記リング部材の回転中心を中心としてほ
ぼ360/q度毎に設けられていることを特徴としてい
る。
【0008】請求項5記載の構成は、請求項2ないし請
求項4のいずれかに記載の構成において、前記リング部
材の前記裏面に設けられる光学パターンと、前記支持体
に配置され、前記リング部材に設けられた前記光学パタ
ーンに光を照射し、その反射光に基づいて前記リング部
材の回転状態を検出する光センサと、前記光センサによ
って検出された前記リング部材の回転状態に基づいて、
情報信号を生成する信号生成手段とをさらに具備するこ
とを特徴としている。
【0009】請求項6記載の構成は、請求項2ないし請
求項5のいずれかに記載の構成において、前記リング部
材は、回転ベゼルであり、前記支持体は、ほぼ円盤状の
胴部と、前記胴部に取り付けられ、使用者の手に巻き付
けることが可能なバンド部とを有する腕時計型に形成さ
れており、前記胴部のほぼ中央に配置され、前記信号生
成手段の生成する情報信号に対応した情報を表示するほ
ぼ矩形状の表示装置をさらに具備することを特徴として
いる。
【0010】請求項7記載の構成は、回転体と、前記回
転体を回転可能に支持する支持体と、前記回転体に前記
回転体の回転中心を中心とする円に沿って設けられた係
合用突起部と、前記支持体に前記係合用突起部と対向す
る位置に凹部と凸部とが交互に設けられる凹凸部と、前
記凹凸部と対向する位置に設けられ、前記回転体を回転
させた場合に、交互に設けられた前記凹部と前記凸部と
に順次係合するq個のクリック機構(qは2以上の整
数)とを具備しており、前記凹部が前記リング部材の回
転中心を中心とした360q/p度毎(pはq以上の自
然数)に設けられており、1つの前記クリック機構と前
記回転体の回転中心とを結ぶ線と、他の(q−1)個の
前記クリック機構と前記回転体の回転中心とを結ぶ線と
が形成する(q−1)種類の角度が sj×360q/p+(360q/p)×(j/q) (j=1〜q−1) (sjは0からp−1までの任意の整数であり、かつ、
Sjが複数存在する場合は互いに相異なる値をとる)で
あることを特徴としている。
【0011】請求項8記載の構成は、回転体と、前記回
転体を回転可能に支持する支持体と、前記支持体に前記
回転体の回転中心を中心とする円に沿って設けられた係
合用突起部と、前記回転体に前記係合用突起部と対向す
る位置に凹部と凸部とが交互に設けられる凹凸部と、前
記凹凸部と対向する位置に設けられ、前記回転体を回転
させた場合に、交互に設けられた前記凹部と前記凸部と
に順次係合するq個のクリック機構(qは2以上の整
数)とを具備しており、前記凹部が前記リング部材の回
転中心を中心とした360q/p度毎(pはq以上の自
然数)に設けられており、1つの前記クリック機構と前
記回転体の回転中心とを結ぶ線と、他の(q−1)個の
前記クリック機構と前記回転体の回転中心とを結ぶ線と
が形成する(q−1)種類の角度が sj×360q/p+(360q/p)×(j/q) (j=1〜q−1) (sjは0からp−1までの任意の整数であり、かつ、
Sjが複数存在する場合は互いに相異なる値をとる)で
あることを特徴としている。
【0012】請求項9記載の構成は、請求項7または請
求項8記載の構成において、前記回転体は、表裏面およ
び内周面を有する円環状のリング部材として構成されて
いることを特徴としている。
【0013】請求項10記載の構成は、請求項7ないし
請求項9のいずれかに記載の構成において、前記クリッ
ク機構は、前記凹凸部と対向する位置に摺動自在に設け
られるピン状の係合部と、前記係合部を前記凹凸部側に
押圧して前記凹凸部に係合させる押圧手段とを有してい
ることを特徴としている。
【0014】請求項11記載の構成は、請求項7ないし
請求項10のいずれかに記載の構成において、q個の前
記クリック機構は、90[゜]の範囲内に設けられてい
ることを特徴としている。
【0015】請求項12記載の構成は、請求項7ないし
請求項11のいずれかに記載の構成において、前記クリ
ック機構は、2個設けられていることを特徴としてい
る。
【0016】請求項13記載の構成は、請求項9記載の
構成において、前記リング部材の前記裏面に設けられる
光学パターンと、前記支持体に配置され、前記リング部
材に設けられた前記光学パターンに光を照射し、その反
射光に基づいて前記リング部材の回転状態を検出する光
センサと、前記光センサによって検出された前記リング
部材の回転状態に基づいて、情報信号を生成する信号生
成手段とをさらに具備することを特徴としている。
【0017】請求項14記載の構成は、請求項9または
請求項13記載の構成において、前記リング部材は、回
転ベゼルであり、前記支持体は、ほぼ円盤状の胴部と、
前記胴部に取り付けられ、使用者の手に巻き付けること
が可能なバンド部とを有する腕時計型に形成されてお
り、前記胴部のほぼ中央に配置され、前記信号生成手段
の生成する情報信号に対応した情報を表示するほぼ矩形
状の表示装置をさらに具備することを特徴としている。
【0018】請求項15記載の構成は、請求項1ないし
請求項14のいずれかに記載の構成において、振動モー
タの発生した振動によりユーザに告知を行う告知手段を
具備することを特徴としている。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施形態について説明する。 [1] 第1実施形態 A.第1実施形態の構成 まず、図1は本発明の第1実施形態に係る腕時計型情報
処理装置100を示す正面図である。同図において、符
号101は、この腕時計型情報処理装置100の胴(支
持体)を示す。図における胴101の上下側には、使用
者の手に巻き付けられるバンド部200が取り付けられ
ている。また、胴101の外周側の上部(紙面手前側)
には、円環状の回転ベゼル(回転体、リング部材)10
2が図中矢印で示す方向に回転自在に支持されている。
【0020】回転ベゼル102の表面には、等間隔に
「▽」、「A」、「B」、「C」……「1」、「0」の
文字や記号等の情報が印刷等により表記されている。回
転ベゼル102の内周側における胴101の中央部に
は、カバーガラス103が配置されており、このカバー
ガラス103の下方(図の紙面奥側)には、液晶パネル
等の表示装置104が配設されている。表示装置104
の図中上側には、回転ベゼル102の表面に表示された
文字等の情報の1つを指示する指示マーク110が印刷
等により表記されている。指示マーク110が回転ベゼ
ル102上に表記された「▽」を指示しているときの回
転ベゼル102の位置が基準位置(図1に示す位置)と
なる。
【0021】また、胴101の周囲には、確定スイッチ
105、削除スイッチ106、濁点スイッチ107がそ
れぞれ配設されている。また、リセットスイッチ109
がカバーガラス103と同一平面上に突出して設けられ
ている。なお、これらの各スイッチ105〜107は、
リセットスイッチ109と同様にカバーガラス103と
同一平面上に突出して設けるようにしてもよく、各スイ
ッチの配設位置は任意である。ここで、図2は腕時計型
情報処理装置100から回転ベゼル102を取り外した
状態を示す。同図に示すように、胴101には、孔31
a,31bが形成されており、この孔31a,31b内
にパルス数検出センサユニット(光センサ)32と回転
方向検出センサユニット(光センサ)33とがそれぞれ
配置されている。
【0022】ここで、パルス数検出センサユニット32
と回転ベゼル102の回転中心Oとを結ぶ線と、回転方
向検出センサユニット33と回転中心Oとを結ぶ線とが
角度θ1を形成するようにパルス数検出センサユニット
32および回転方向検出センサユニット33が配置され
ている。なお、角度θ1については、後述する。また、
胴101の回転ベゼル102が係合される外周面101
bの2カ所(図の上下)には、その法線方向に凹んだ凹
部101cが形成されている。この2カ所の凹部101
c内には、クリック機構60がそれぞれ配置されてい
る。ここで、2つのクリック機構60と、回転ベゼル1
02の回転中心Oとを結ぶ線とが角度θ3を形成するよ
うに各クリック機構60が配置されている。なお、角度
θ3については、後述する。
【0023】図3は、上述したクリック機構60付近の
側断面図を示す。同図に示すように、クリック機構60
は、凹部101cの回転ベゼル102側に配置される球
状の球部(係合部)61と、球部61を回転ベゼル10
2の内周面側(図の左側)に押圧するコイルバネ(押圧
手段)62とを有している。一方、回転ベゼル102の
内周面には、球部61の先端部が侵入可能な凹部102
bが形成されており、図示の状態では、コイルバネ62
の押圧力によって球部61が凹部102bに押し込まれ
て係合するようになっている。また、胴101の外周面
には段差が形成されており、回転ベゼル102が胴10
1に取り付けられた場合に、この段差の部分に回転ベゼ
ル102の内周側上部の突条部102cが覆い被さるよ
うに配置されるようになっている。このような構造とす
ることにより、回転ベゼル102が水平方向(図の左右
方向)に若干揺動した場合にも、胴101と回転ベゼル
102の突条部102cとの隙間から外光が内部に侵入
することを防止している。
【0024】図4および図5に示すように、回転ベゼル
102の内周面には、上述した形状の凹部102bが周
方向に沿って形成されている。ここで、凹部102b
は、回転ベゼル102の表面に表記された一つ置きの文
字等の情報に対応する位置(図4に示すように「A」、
「C」、[E」といった一つ置きの文字に対応する位
置)、つまり等間隔毎に形成されている。すなわち、回
転ベゼル102の内周面には、その周方向に沿って凹凸
が交互に形成されている。従って、図3に示す状態か
ら、回転ベゼル102が回転させられて凹部102bが
形成されていない箇所(凸部)にクリック機構60の球
部61が位置した場合、図6に示すように、回転ベゼル
102の内周面によって、球部61がコイルバネ62の
押圧力に抗して押し下げられるようになっている。この
ような構成の下、使用者が回転ベゼル102を回転させ
た場合には、回転ベゼル102の内周面に形成された凹
凸に球部61が交互に係合させられることにより、クリ
ック感を付与することができるようになっている。
【0025】また、このクリック機構60では、球部6
1はコイルバネ62に固定されておらず回転自在な状態
で押圧されている。従って、回転ベゼル102を回転さ
せた場合には、球部61が回転ベゼル102の内周面の
凹凸と交互に係合することになるが、この際、球部61
は回転しながら回転ベゼル102の内周面の凹凸と順次
係合し、これにより回転ベゼル102の回転を滑らかに
することができる。また、このような球部61を係合さ
せることにより、回転ベゼル102の内周面に形成され
た凹凸等の寸法ばらつきに起因する回転ベゼル102の
トルク変動を抑制することもできる。さて、図7は図1
のVII−VII線に沿って視た図である。同図に示すよう
に、回転ベゼル102の裏面には、光学パターン41が
形成されおり、孔31aは、胴101における光学パタ
ーン41の下方となる位置に形成されている。この孔3
1aの上方を覆うようにセンサカバーガラス42が配置
されており、センサカバーガラス42と胴101との間
には、図示せぬパッキンが配置されいてる。これによ
り、センサカバーガラス42の下方への水や埃の侵入を
防止している。
【0026】センサカバーガラス42の下方には、パル
ス数検出センサユニット32が配置されている。パルス
数検出センサユニット32は、LED(Light Emitting
Diode)44と、フォトダイオード45と、LED44
とフォトダイオード45との間に配置される遮光板44
aと、基板46とを備えており、LED44が光学パタ
ーン41に向けて光を発光し、フォトダイオード45に
受光された光学パターン41からの反射光に基づいて、
パルス信号を生成するものである。なお、回転方向検出
センサユニット33もパルス数検出センサユニット32
と同様の構成であり、回転ベゼル102の裏面に形成さ
れた光学パターン41を読み取ってパルス信号を生成す
る。パルス数検出センサユニット32の基板46は、図
示せぬリード線によってこの腕時計型情報処理装置10
0の電子回路と接続されており、パルス数検出センサユ
ニット32によって生成されたパルス信号が後述する情
報信号生成部(図11参照)に出力される。このパルス
信号のパルス数が情報信号生成部によってカウントさ
れ、回転ベゼル102の回転量が検出されるようになっ
ている。
【0027】次に、回転ベゼル102の裏面に形成され
た光学パターン41について図8を用いて説明する。同
図に示すように、光学パターン41は、LED44の照
射する光を吸収する吸収領域41aと、LED44の照
射する光を反射する反射領域41bとが交互に形成され
ており、これらの吸収領域41aおよび反射領域41b
は、回転ベゼル102の表面に表記された文字等の情報
と対応するように設けられている。吸収領域41aと反
射領域41bとは、回転中心Oを中心とした角度θ2
に形成されている。従って、回転ベゼル102を1回転
させた時に、入力可能な情報数(本実施形態では、回転
ベゼル102上に表記された情報数)がn個(nは偶
数)である場合には、θ2=360/n゜となる。この
構成の下、回転ベゼル102が回転させられると、パル
ス数検出センサユニット32は、吸収領域41aおよび
反射領域41bを交互に読み取ることになり、図9に示
すようなパルス信号を生成することができるようになっ
ている。
【0028】次に、図2に示したパルス数検出センサユ
ニット32と回転方向検出センサユニット33との間の
角度θ1について説明する。本実施形態では、θ1=mθ
2+θ2/2となるようにパルス数検出センサユニット3
2および回転方向検出センサユニット33が配置されて
いる。このようにパルス数検出センサユニット32およ
び回転方向検出センサユニット33を配置した場合に
は、各々のセンサユニットに図10に示すようなパルス
信号が生成される。同図に示すように、回転ベゼル10
2を時計回りに回転させた場合には、回転方向検出セン
サユニット33の生成するパルス信号にパルス数検出セ
ンサユニット32の生成するパルス信号より1/4の位
相進みが生じ、回転ベゼル102を反時計回りに回転さ
せた場合には、回転方向検出センサユニット33の生成
するパルス信号にパルス数検出センサユニット32の生
成するパルス信号より1/4の位相遅れが生じることに
なる。従って、このように各センサユニットの生成する
パルス信号に生じる位相進み・遅れを検知することによ
って、回転ベゼル102の回転方向を検出することがで
きるようになっている。
【0029】なお、θ1の角度は、mθ2+θ2/2に限
らず、k×360/n(kは0〜n−1までの整数)と
異なる角度であればよく、例えばθ1=mθ2+θ2/4
であってもよい。要するに、θ1はパルス数検出センサ
ユニット32と回転方向検出センサユニット33とが生
成するパルス信号に位相差を生じる角度であればよい。
次に、図2に示した2つのクリック機構60の間の角度
θ3について説明する。本実施形態では、θ3=s1×3
60×q/p+(360×q/p)×1/2を満たし
(s1=0〜n−1までの整数)、かつ2つのクリック
機構60の形成する角度が180°に最も近くなる位置
に、クリック機構60がそれぞれ配置されている。上記
式において、qはクリック機構60の数であり、例え
ば、p=60である場合には、θ3=s1×12+6とな
る。ここで、s1はθ3が180に最も近くなるような値
(=14または15)である。従って、p=60の場合
には、2つのクリック機構60の間の角度θ3=174
°または186°となる。また、pは回転ベゼル102
を1回転させた場合のクリック回数、つまり凹部102
bに2つのクリック機構60が係合する回数である。こ
のクリック回数pは、自然数であればよいが、後述する
ように回転ベゼル102上に表記された情報を指示マー
ク110に合わせることにより情報の表示入力を行う本
実施形態のような装置では、回転ベゼル102を1回転
させた時に、入力可能な情報数である回転ベゼル102
上に表記された情報数nとpが同じであることが入力操
作性を向上させる点から好ましく、本実施形態ではn=
pとなるように各構成要素を配設している。
【0030】次に、上述したように検出される回転ベゼ
ル102の回転角度および回転方向から文字等の情報を
生成して表示装置104に表示する制御システムの機能
構成について図11を用いて説明する。同図において、
符号81は、情報信号生成部を示す。情報信号生成部
(信号生成手段)81は、パルス数カウンタを有してお
り、パルス数検出センサユニット32の生成するパルス
数をカウントすることにより回転ベゼル102の回転角
度を検出している。また、情報信号生成部81は、上述
したようにパルス数検出センサユニット32と回転方向
検出センサユニット33とが生成したパルス信号を比較
することにより、回転ベゼル102の回転方向を検出し
ている。このように検出した回転ベゼル102の回転角
度および回転方向に基づいて、情報信号を生成してい
る。この際、情報信号生成部81は、情報テーブル82
を参照することにより、表示装置104に表示すべき情
報に対応した情報信号を生成する。
【0031】図12に示すように、情報テーブル82に
は、回転ベゼル102の回転角度および所定回転方向
(ここでは反時計回りとする)に対応して情報信号が記
憶されており、情報信号生成部81は、パルス数カウン
タのカウント値(例えば、反時計方向のパルス信号数を
加算し、時計方向のパルス信号数を減算したカウント
値)から反時計方向の回転角度を検出し、これに対応す
る情報信号を抽出するようになっている。ここで、情報
テーブル82には、回転ベゼル102が基準位置(図1
に示す位置)にある時から反時計方向に回転ベゼル10
2を回転させたときに、指示マーク110に指示される
文字等の情報に対応した情報信号が、その時点での基準
位置からの回転角度に対応して記憶させられている。従
って、情報テーブル82参照時に、上記基準位置から回
転ベゼル102の回転角度および回転方向の検出が開始
された場合には、回転ベゼル102上に表記された情報
のうち、指示マーク110に指示された情報に対応する
情報信号が生成されるようになっている。
【0032】このように情報テーブル82を参照するこ
とにより情報信号生成部81によって生成された情報信
号に基づいて、キャラクタージェネレーター83が表示
装置104に文字等の情報を表示する。確定スイッチ1
05は、情報信号生成部81によって生成された情報信
号に基づいて、表示装置104に表示された文字等の情
報を確定入力するものであり、削除スイッチ106は、
確定スイッチ105によって確定された情報を削除する
ものである。濁点スイッチ107は、入力候補情報表示
部に表示された情報が英文字である場合には小文字と大
文字を切り換えるものであり、仮名文字である場合に
は、濁点を付加するようになっている。リセットスイッ
チ109は、情報信号生成部81のパルス数カウンタを
リセットするものであり、このリセットスイッチ109
が押下された場合には、その時点から回転ベゼル102
の回転角度および回転方向の検出が開始されることにな
る。
【0033】なお、情報信号生成部81が生成する情報
は文字情報に限らず、改行などの文字編集や、この情報
処理装置におけるモード切換(例えば、時間表示モード
と文字入力モードとを切り換える)などの指令情報を生
成することも可能である。この場合、情報テーブル82
には、文字編集やモード切換などの指令情報が回転ベゼ
ル102の回転角度および回転方向に対応して記憶され
ておき、これを参照して情報信号生成部81が指令情報
を生成するようにすればよい。 B.第1実施形態の動作および情報入力方法 次に、上記の腕時計型情報処理装置100の情報入力方
法および動作について説明する。まず、使用者は、基準
位置(図1に示す位置)に回転ベゼル102を合わせて
おく。この状態で使用者はリセットスイッチ109を押
下し、これにより腕時計型情報処理装置100は情報入
力状態となり、パルス数検出センサユニット32および
回転方向検出センサユニット33が回転ベゼル102の
回転角度および回転方向の検出を開始する。
【0034】そして、使用者は入力したい情報、例え
ば、文字「C」を入力したい場合には、図13に示すよ
うに、回転ベゼル102上に形成された「C」が指示マ
ーク110に指示される位置に回転ベゼルを反時計回り
に回転させる。このとき、パルス数検出センサユニット
32は回転ベゼル102の回転角度θを検出し、回転方
向検出センサユニット33は、回転ベゼル102の回転
方向を検出する(この場合、θ=3θ2)。このように
検出された回転角度および回転方向に基づいて入力情報
「C」が情報信号生成部81により生成され、表示装置
104に表示される。この状態で確定スイッチ105を
押下すると文字「C」が確定し、次の情報の入力待ち状
態になる。また、削除スイッチ106を押下すると、
「C」が削除され、入力待ち状態となる。また、濁点ス
イッチ107を押下すると、「c」が表示部104に表
示される。このように、回転ベゼル102上に表記され
た所望の情報を指示マーク110に合わせる操作を行え
ば、その情報を表示装置104に表示させて入力するこ
とができる。
【0035】なお、上述したように回転ベゼル102を
基準位置に合わせる操作を行わずに、リセットスイッチ
109を押下して表示入力動作を開始するようにしても
よい。この場合、回転ベゼル102上の指示マーク11
0に指示された情報以外の情報が入力されることになる
が、回転ベゼル102上に表記された情報のいずれかを
選択して表示入力することができる。従って、ユーザ
は、回転ベゼル102上の指示マーク110に指示され
た情報を入力するといったモードで操作を行いたい場合
に、上述した基準位置あわせ操作を行うようにすればよ
い。次に、上述したような回転ベゼル102の回転操作
時のクリック機構60の動作について図14および図1
5を用いて説明する。本第1実施形態では、2つのクリ
ック機構60が上述したような角度θ3を形成するよう
に配置され、かつ凹部102bが回転ベゼル102上に
表記された一つ置きの情報に対応して、つまり2θ2°
毎に形成されているため、図14に示すように、一方の
クリック機構60(図の上側)が回転ベゼル102に形
成された凹部102bに係合しているときには、他方の
クリック機構60(図の下側)が凹部102bに係合せ
ずに、隣接する凹部102bの中間に位置するようにな
る。この後、回転ベゼル102をいずれかの方向にθ2
°、つまり回転ベゼル102上に表記された情報の1つ
分を回転させると、図15に示すように、回転前に凹部
102bと係合していたクリック機構60(図の上側)
は凹部102bに係合せず、隣接する凹部102bの中
間に位置し、他方のクリック機構60(図の下側)が凹
部102bに係合するようになっている。
【0036】このように、本実施形態では、回転ベゼル
102をθ2°回転させる毎に、2つのクリック機構6
0が交互に回転ベゼル102の内周面に形成された凹部
102bに係合し、クリック感を付与することができる
ようになっている。ところで、従来のクリック機構を用
いて、本実施形態と同様のクリック回数(回転ベゼル1
02の1回転あたり)を実現する場合、回転ベゼル10
2には本実施形態の2倍の凹部を設け、これらとクリッ
ク機構を係合させる必要があった。従って、この腕時計
型情報処理装置100では、回転ベゼル102を同じ回
転量操作した場合、1つのクリック機構60が係合する
凹部102bの数は、従来のクリック機構の半分とな
る。このように、回転ベゼル102の回転操作量が同じ
場合には、クリック機構60の凹部102bへの係合回
数であるクリック回数を半減することができ、従来のク
リック機構と比較してクリック機構60の耐久性を向上
させることができる。これにより、細やかなクリック感
の付与を行った場合にも、長期にわたって安定した回転
トルクの維持が可能となる。
【0037】また、いずれか一方のクリック機構60
が、回転ベゼル102の凹部102bに係合している場
合には、他方のクリック機構60のコイルバネ62は回
転ベゼル102の内周面によって押し下げられている。
言い換えれば、コイルバネ62によって回転ベゼル10
2を外周側に押圧する力が作用する。これにより、回転
ベゼル102のがたつきを抑制することができる。ま
た、本実施形態のように、2つのクリック機構60をほ
ぼ180°毎に配置することにより、クリック機構60
が互いにほぼ逆方向の力を回転ベゼル102の内周面に
加えることができ、回転ベゼル102のがたつきを抑え
る効果がより顕著になる。さらに、本第1実施形態で
は、クリック機構60のコイルバネ62が球部61を水
平方向に押圧しているので、回転ベゼル102と胴10
1との間の隙間から外光が内部に侵入することを抑制
し、パルス数検出センサユニット32や回転方向検出セ
ンサユニット33の誤検出を低減することができる。こ
れについて、従来のクリック機構を有する装置と比較し
て説明する。
【0038】図16は従来のクリック機構が設けられた
携帯機器の側断面図である。同図に示すように、従来の
携帯機器では、クリック機構130のコイルバネ132
は、球部131を上方に押圧している。従って、回転ベ
ゼル102の下面に凹部が形成されていない部分では、
図示のように球部61によって回転ベゼル102が上方
に押し上げられて、回転ベゼル102の外周面と胴10
1の外周面との間に隙間dができてしまうことがある。
この隙間dから外光が侵入すると、パルス数検出センサ
ユニット32や回転方向検出センサユニット33が誤検
出の原因となってしまう。このような隙間dができない
ようにするには、回転ベゼル102を上方から押さえ込
む押さえ部材等を設ける必要がある。これに対し、本実
施形態では、図6に示すように、回転ベゼル102の凹
部102bが形成されていない部分が球部61によって
押された場合にも、回転ベゼル102の外周面と胴10
1の外周面との間に隙間ができず、押さえ部材等を設け
ることなく、側方からの外光の侵入を防止することがで
きる。従って、隙間から侵入する外光に起因する各セン
サユニットの誤検出を低減することができる。また、外
光の侵入を防止するために、従来装置のようにパッキン
を胴101と回転ベゼル102の間に配置する必要がな
いので、パッキンの劣化等に起因する回転トルクの変動
が生じることがない。
【0039】また、図16に示すように、従来の携帯機
器に設けられたクリック機構130では、回転ベゼル1
02の下面に、光学パターン41に加えて球部131が
係合される凹部を回転ベゼルの回転円周に沿って設ける
ためのスペースが必要となるため、回転ベゼル102の
幅を大きくする必要がある。これに対し、本実施形態で
は、回転ベゼル102の下面には光学パターン41を設
ければよいだけであるため、従来のクリック機構130
を有する携帯機器と比較して回転ベゼル102の幅を小
さくすることができる。また、本実施形態に係る腕時計
型情報処理装置100は、通常のアナログ時計と異な
り、文字盤や運針機構等の平面的な設置スペースが必要
となる構成要素を有しておらず、胴101の中央部に配
置されるほぼ矩形状の表示装置104と、その下部に配
置される電子回路部とからなるものである。すなわち、
主要部品を胴101の中央部に配置することができる。
また、円環状の回転ベゼル102を外周上方側で支持す
る円盤状の胴101の中央部にほぼ矩形状の表示装置1
04を配置しているので、胴101の外周側(特に図1
の上下側)に他の部品が配置されないスペースができ
る。従って、本実施形態のようにクリック機構60を他
の部品が配置されない胴101の外周側に配置すれば、
他の構成要素の配置の妨げとなることなく、クリック機
構60を配置することができ、装置の大型化を防止する
ことができる。また、本実施形態では、図16に示すク
リック機構130のように上下方向に伸びる設置スペー
スが不要なため、装置全体の薄型化も容易となる。
【0040】C.第1実施形態の変形例 上述した第1実施形態には以下のような種々の変形が可
能である。 (1)上述した第1実施形態においては、胴101内に
クリック機構60を2つ設ける場合について説明した
が、クリック機構60を3つ以上設けるようにしてもよ
い。例えば、クリック機構60を3つ設ける場合(q=
3)には、図17に示すように、クリック機構60を配
置すればよい。同図に示すように、この例では、1つの
クリック機構60(図の上側)を基準として、他の2つ
のクリック機構60がそれぞれθ4°およびθ5°の間隔
を隔てて配置されている。ここで、 θ4=s1×360q/p+(360q/p)×1/3 θ5=s2×360q/p+(360q/p)×2/3 を満たし(s1、s2はそれぞれ0〜p−1までの整
数)、かつ3つのクリック機構60の間の角度がほぼ1
20°になるような位置に、クリック機構60が配置さ
れている。例えば、p=60の場合には、s1=6、s2
=13となる位置、つまりθ4=114、θ5=246と
なるような位置に各クリック機構60を配置すればよ
い。
【0041】一方、回転ベゼル102の内周面には、回
転ベゼル102上に表記された二つ置きの情報に対応す
る位置、つまり3θ2°毎に凹部102bが形成されて
いる。この構成の下、図17に示す状態では、図の上側
のクリック機構60のみが回転ベゼル102に形成され
た凹部102bと係合しており、他の2つのクリック機
構60は凹部102bとは係合していない。そして、こ
の状態から回転ベゼル102をθ2°回転させると、図
18に示すように、図の右側のクリック機構60のみが
凹部102bと係合する。さらに、同方向に回転ベゼル
102をθ2°回転させると、図19に示すように、図
の左側のクリック機構60のみが凹部102bと係合す
る。このように、この変形例では、回転ベゼル102を
θ2°回転させる毎に、3つのクリック機構60が順番
に回転ベゼル102に形成された凹部102bと係合す
ることにより、クリック感を付与している。このように
すれば、回転ベゼル102を同じ回転量操作した場合、
各クリック機構60のクリック動作は、従来と比較して
1/3の回数となり、上述した実施形態と同様に各クリ
ック機構60の耐久性を向上させることができる。ま
た、上述した実施形態と同様に、クリック機構60が回
転ベゼル102を外周側に押圧するので、回転ベゼル1
02のがたつきを低減することができる。
【0042】また、4つのクリック機構60を設ける場
合には、図20に示すように、クリック機構60を配置
すればよい。同図に示すように、この例では、1つのク
リック機構60(図の上側)を基準として、他の3つの
クリック機構60がそれぞれθ6°、θ7°およびθ8°
の間隔を隔てて配置されている。ここで、 θ6=s1×360q/p+(360q/p)×1/4 θ7=s2×360q/p+(360q/p)×2/4 θ8=s3×360q/p+(360q/p)×3/4 を満たし(s1、s2、s3はそれぞれ0〜p−1までの
整数)、かつ4つのクリック機構60の間の角度がほぼ
90°になるような位置に、クリック機構60が配置さ
れている。
【0043】一方、回転ベゼル102の内周面には、回
転ベゼル102上に表記された三つ置きに情報に対応す
る位置、つまり4θ2°毎に凹部102bが形成されて
いる。この構成の下、回転ベゼル102を回転させる
と、4つのクリック機構60が順番に凹部102bに係
合する。従って、各クリック機構60のクリック動作
は、従来と比較して1/4の回数となり、上述した実施
形態と同様に各クリック機構60の耐久性を向上させる
ことができる。また、上述した実施形態と同様に、クリ
ック機構60が回転ベゼル102を外周側に押圧するの
で、回転ベゼル102のがたつきを低減することができ
る。
【0044】また、クリック機構60を5つ以上設ける
ようにしてもよい。この場合にも、上述した2〜4個の
クリック機構60の配置位置条件と同様に、q個のクリ
ック機構60を設ける場合には、基準となるクリック機
構60と回転ベゼル102の回転中心Oとを結ぶ線と、
他の(q−1)個のクリック機構60と回転中心Oとを
結ぶ線とが形成する(q−1)種類の角度が sj×360q/p+(360q/p)×(j/q) (j=1〜q−1) (sjは0からp−1までの任意の整数、かつ、Sjが複
数存在する場合は互いに相異なる値をとる)となるよう
な位置に、各クリック機構60を配置するようにすれば
よい。
【0045】ここで、s1〜sq-1は、q個のクリック機
構60がそれぞれ回転ベゼル102の回転中心Oを中心
としてほぼ360/q度毎に配置されるように互いに相
異なる数値を選択すればよい。一方、回転ベゼル102
の内周面には、p/q個の凹部102bを等間隔で形成
するようにすればよい。
【0046】(2) また、上述した実施形態において
は、回転ベゼル102の内周面に凹部102bを形成
し、クリック機構60が水平方向に作動する構成となっ
ていたが、図22に示すような、回転ベゼル102の裏
面に凹部102bを形成し、クリック機構60を上下方
向に作動させるような構成としてもよい。この場合に
も、複数のクリック機構60を上述したような角度が形
成されるような位置に配置すればよい。
【0047】(3) また、上述した第1実施形態にお
いては、回転ベゼル102の内周面に凹部102bを形
成していたが、クリック機構60を回転ベゼル102側
に設け、凹部および凸部を有する凹凸部を胴101側に
設けるように構成することも可能である。
【0048】[2] 第2実施形態 A.第2実施形態の構成 上記第1実施形態のクリック機構は、球状の球部(ボー
ル)を用いていたが、クリックストロークを増加させる
ためには、球部の径を大きくする必要があり、ひいて
は、部品形状が大きくなり、厚みも増加してしまうとい
う不具合が生じる。 そこで、本第2実施形態において
は、クリック機構として、球状の球部に代えてピンを用
いる構成を採っている。より具体的には、図23に示す
ように、クリック機構210は、ピン形状を有するピン
部211がコイルバネ212により押圧された状態で摺
動可能に円筒形状のケーシング213内に収納されてい
る。
【0049】B.第2実施形態の動作 図24および図25に本第2実施形態のクリック機構の
動作説明図を示す。図24および図25において、第1
実施形態と同様の部分には同一の符号を付すものとす
る。図24に示すように、回転ベゼル102の内周面に
は、第1実施形態と同様に凹部102bが周方向に沿っ
て形成されている。ここで、凹部102bは、回転ベゼ
ル102の表面に表記された一つ置きの文字等の情報に
対応する位置(図23に示すように「A」、「C」、
[E」といった一つ置きの文字に対応する位置)、つま
り等間隔毎に形成されている。すなわち、回転ベゼル1
02の内周面には、その周方向に沿って凹部および凸部
が交互に形成されている。
【0050】従って、凹部102bが形成されていない
箇所(凸部)にクリック機構210のピン部211が位
置した場合には、符号210Aで示すように、回転ベゼ
ル102の内周面によって、ピン部211がコイルバネ
212の押圧力に抗して押し下げられるようになってい
る。このような構成の下、使用者が回転ベゼル102を
回転させた場合には、回転ベゼル102の内周面に形成
された凹部102bおよび凸部にピン部211が交互に
係合させられることにより、クリック感を付与すること
ができるようになっている。
【0051】この場合において、クリック機構210の
数をq個(qは2以上の整数)とした場合に、1つのク
リック機構210と回転ベゼル102の回転中心とを結
ぶ線と、他の(q−1)個のクリック機構210と回転
ベゼル102の回転中心とを結ぶ線とが形成する(q−
1)種類の角度が sj×360q/p+(360q/p)×(j/q) となるように設定されている。ここで、凹部102bが
回転ベゼル102の回転中心を中心とした360q/p
度毎(pはq以上の自然数)に設けられており、 j=1〜q−1 であり、sjは0からp−1までの任意の整数であり、
かつ、Sjが複数存在する場合は互いに相異なる値をと
るように設定されている。
【0052】さらに好ましくは、回転ベゼル102の回
転時のがたつきを低減すべく、q個のクリック機構21
0は、90[゜]の範囲内に設けられる。この場合に、
さらに好ましくは、製造コストの観点から、 q=2 、すなわち、クリック機構210を設ける数は、2個と
される。この場合の第1のクリック機構210と回転ベ
ゼル102の回転中心とを結ぶ線と、第2のクリック機
構210と回転ベゼル102の回転中心とを結ぶ線と、
がなす角度θ11(図22参照)は、回転ベゼル102の
凹部102bの数が48個(48クリック)の場合に
は、 θ11=(2×360/48)+(360×2/48/2) =15+7.5 =22.5[゜] となる。
【0053】C.第2実施形態の変形例 上述した第2実施形態には以下のような種々の変形が可
能である。 (1)上述した第2実施形態においては、胴101内に
クリック機構210を2つ設ける場合について説明した
が、クリック機構60を3つ以上設けるようにしてもよ
い。
【0054】(2)また、上述した実施形態において
は、回転ベゼル102の内周面に凹部102bを形成
し、クリック機構60が水平方向に作動する構成となっ
ていたが、図22に示したような、回転ベゼル102の
裏面に凹部102bを形成し、クリック機構60を上下
方向に作動させるような構成としてもよい。この場合に
も、複数のクリック機構60を上述したような角度が形
成されるような位置に配置すればよい。
【0055】(3) また、上述した第2実施形態にお
いては、回転ベゼル102の内周面に凹部102bを形
成していたが、クリック機構210を回転ベゼル102
側に設け、凹部および凸部を有する凹凸部を胴101側
に設けるように構成することも可能である。
【0056】D.第2実施形態の効果 本第2実施形態によれば、このクリック機構210は、
ユニット化されているため、組み立て性が向上する。さ
らに、ピン部211を採用しているため、クリックスト
ロークを任意に設定することができる。これに伴い、ピ
ン部211のストロークを長くした場合であっても、第
1実施形態の球部61と異なり、厚みが増加することは
なく、装置の小型化(薄型化)に寄与することができ
る。特に、第1実施形態において説明したように、回転
ベゼルの裏面に光学パターンが設けられており、裏面側
にクリック機構を設けることが出来ない場合や、告知機
構として振動モータを搭載した場合でも、振動モータの
設置スペースを容易に確保できる小型、薄型で操作性の
よい、良好な回転ベゼルを実現することができる。
【0057】[3]実施形態の変形例 (1) 以上の説明においては、クリック機構として、
球部あるいはピン部を有するユニットを用いていたが、
クリック機構として、板バネを用いるように構成するこ
とも可能である。
【0058】(2) また、本発明は、上述した腕時計
型に限らず、他のタイプの携帯機器に適用することもで
きる。この場合、回転体としては、回転ベゼル以外にも
円盤状のものを用いるようにしてもよい。
【0059】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
優れた耐久性を有しながら、回転ベゼル等の回転体の回
転操作時により細やかなクリック感を付与することを可
能とする。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態に係る腕時計型情報処理
装置を示す正面図である。
【図2】 前記腕時計型情報処理装置から、この腕時計
型情報処理装置の構成要素である回転ベゼルを取り外し
た状態を示す図である。
【図3】 前記腕時計型情報処理装置の構成要素である
クリック機構付近を示す側断面図である。
【図4】 内周面に凹凸が形成された前記回転ベゼルの
一部を示す斜視図である。
【図5】 図3のV−V線に沿って視た図である。
【図6】 前記回転ベゼルの内周面に形成された凸部と
前記クリック機構が係合しているときの前記クリック機
構付近を示す側断面図である。
【図7】 図1のVII−VII線に沿って視た図である。
【図8】 前記回転ベゼルの裏面を示す図である。
【図9】 前記回転ベゼルの裏面に形成された光学パタ
ーンと、前記光学パターンを読み取ることによって前記
腕時計型情報処理装置の構成要素であるパルス数検出セ
ンサユニットが生成するパルス信号とを示す図である。
【図10】 前記パルス数検出センサユニットの生成す
るパルス信号と、前記腕時計型情報処理装置の構成要素
である回転方向検出センサユニットの生成するパルス信
号とを示す図である。
【図11】 前記制御システムの構成要素である情報テ
ーブルの記憶内容を示す図である。
【図12】 前記制御システムの構成要素である情報テ
ーブルの記憶内容を示す図である。
【図13】 図1に示す状態から、前記腕時計型情報処
理装置の前記回転ベゼルをθ°回転させた状態を示す図
である。
【図14】 前記回転ベゼルを回転させた場合の、前記
クリック機構の動作を説明するための図である。
【図15】 図14に示す状態から、回転ベゼルをθ2
°回転させたときの前記クリック機構の動作を説明する
ための図である。
【図16】 従来のクリック機構を有する時計のクリッ
ク機構付近を示す側断面図である。
【図17】 前記腕時計型情報処理装置の変形例の構成
要素であるクリック機構の動作を説明するための図であ
る。
【図18】 図17に示す状態から、回転ベゼルをθ2
°回転させたときの前記クリック機構の動作を説明する
ための図である。
【図19】 図18に示す状態から、さらに回転ベゼル
をθ2°回転させたときの前記クリック機構の動作を説
明するための図である。
【図20】 前記腕時計型情報処理装置の他の変形例の
構成要素であるクリック機構の動作を説明するための図
である。
【図21】 一般的な回転ベゼルを有する腕時計の外観
を示す斜視図である。
【図22】 一般的な回転ベゼルを有する腕時計のクリ
ック機構付近を示す側断面図である。
【図23】 第2実施形態のクリック機構の構成説明図
である。
【図24】 第2実施形態のクリック機構の動作説明図
(その1)である。
【図25】 第2実施形態のクリック機構の動作説明図
(その2)である。
【符号の説明】
32……パルス数検出センサユニット(光センサ)、 33……回転方向検出センサユニット(光センサ)、 41……光学パターン、 41a……吸収領域、 41b……反射領域、 60……クリック機構、 61……球部(係合部)、 62……コイルバネ(押圧手段)、 81…………情報信号生成部(信号生成手段)、 100……腕時計型情報処理装置、 101……胴(支持体)、 102……回転ベゼル(リング部材、回転体)、 102b……凹部、 104……表示装置 210……クリック機構、 211……ピン部(係合部)、 212……コイルバネ(押圧手段)、 213……ケーシング。

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転体と、 前記回転体を回転可能に支持する支持体と、 前記回転体の前記支持体と対向する位置、かつ、前記回
    転体の回転円周に沿って凹部と凸部とが交互に設けられ
    る凹凸部と、 前記支持体における前記円周状に設けられた前記凹凸部
    と対向する位置に設けられ、前記回転体を回転させた場
    合に、交互に設けられた前記凹部および凸部と順次係合
    するq個のクリック機構(qは2以上の整数)とを具備
    しており、 前記凹部が前記回転体の回転中心を中心とした360q
    /p度毎(pはq以上の自然数)に設けられており、 1つの前記クリック機構と前記回転体の回転中心とを結
    ぶ線と、他の(q−1)個の前記クリック機構と前記回
    転体の回転中心とを結ぶ線とが形成する(q−1)種類
    の角度が sj×360q/p+(360q/p)×(j/q) (j=1〜q−1) (sjは0からp−1までの任意の整数であり、かつ、
    Sjが複数存在する場合は互いに相異なる値をとる)で
    あることを特徴とする携帯機器。
  2. 【請求項2】 表裏面および内周面を有する円環状のリ
    ング部材と、 前記リング部材の裏面に対向する位置に設けられ、その
    外周上方側で前記リング部材を回転可能に支持する支持
    体と、 前記リング部材の前記内周面の周方向に沿って交互に設
    けられる凹凸部と、 前記支持体の外周面における前記リング部材に設けられ
    た前記凹凸部と対向する位置に設けられ、前記リング部
    材を回転させた場合に、交互に設けられた前記凹凸部と
    順次係合するq個のクリック機構(qは2以上の整数)
    とを具備しており、 前記凹部が前記リング部材の回転中心を中心とした36
    0q/p度毎(pはq以上の自然数)に設けられてお
    り、 1つの前記クリック機構と前記回転体の回転中心とを結
    ぶ線と、他の(q−1)個の前記クリック機構と前記回
    転体の回転中心とを結ぶ線とが形成する(q−1)種類
    の角度が sj×360q/p+(360q/p)×(j/q) (j=1〜q−1) (sjは0からp−1までの任意の整数、かつ、Sjが複
    数存在する場合は互いに相異なる値をとる)であること
    を特徴とする携帯機器。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載の携帯機器において、 前記クリック機構は、前記凹凸部と対向する位置に回転
    自在に設けられる球状の係合部と、前記係合部を前記リ
    ング部材の内周面側に押圧して前記凹凸部に係合させる
    押圧手段とを有していることを特徴とする携帯機器。
  4. 【請求項4】 請求項2または請求項3に記載の携帯機
    器において、 q個の前記クリック機構は、それぞれ前記リング部材の
    回転中心を中心としてほぼ360/q度毎に設けられて
    いることを特徴とする携帯機器。
  5. 【請求項5】 請求項2ないし請求項4のいずれかに記
    載の携帯機器において、 前記リング部材の前記裏面に設けられる光学パターン
    と、 前記支持体に配置され、前記リング部材に設けられた前
    記光学パターンに光を照射し、その反射光に基づいて前
    記リング部材の回転状態を検出する光センサと、 前記光センサによって検出された前記リング部材の回転
    状態に基づいて、情報信号を生成する信号生成手段とを
    さらに具備することを特徴とする携帯機器。
  6. 【請求項6】 請求項2ないし請求項5のいずれかに記
    載の携帯機器において、 前記リング部材は、回転ベゼルであり、 前記支持体は、ほぼ円盤状の胴部と、前記胴部に取り付
    けられ、使用者の手に巻き付けることが可能なバンド部
    とを有する腕時計型に形成されており、 前記胴部のほぼ中央に配置され、前記信号生成手段の生
    成する情報信号に対応した情報を表示するほぼ矩形状の
    表示装置をさらに具備することを特徴とする携帯機器。
  7. 【請求項7】 回転体と、 前記回転体を回転可能に支持する支持体と、 前記回転体に前記回転体の回転中心を中心とする円に沿
    って設けられた係合用突起部と、 前記支持体に前記係合用突起部と対向する位置に凹部と
    凸部とが交互に設けられる凹凸部と、 前記凹凸部と対向する位置に設けられ、前記回転体を回
    転させた場合に、交互に設けられた前記凹部と前記凸部
    とに順次係合するq個のクリック機構(qは2以上の整
    数)とを具備しており、 前記凹部が前記リング部材の回転中心を中心とした36
    0q/p度毎(pはq以上の自然数)に設けられてお
    り、 1つの前記クリック機構と前記回転体の回転中心とを結
    ぶ線と、他の(q−1)個の前記クリック機構と前記回
    転体の回転中心とを結ぶ線とが形成する(q−1)種類
    の角度が sj×360q/p+(360q/p)×(j/q) (j=1〜q−1) (sjは0からp−1までの任意の整数であり、かつ、
    Sjが複数存在する場合は互いに相異なる値をとる)で
    あることを特徴とする携帯機器。
  8. 【請求項8】 回転体と、 前記回転体を回転可能に支持する支持体と、 前記支持体に前記回転体の回転中心を中心とする円に沿
    って設けられた係合用突起部と、 前記回転体に前記係合用突起部と対向する位置に凹部と
    凸部とが交互に設けられる凹凸部と、 前記凹凸部と対向する位置に設けられ、前記回転体を回
    転させた場合に、交互に設けられた前記凹部と前記凸部
    とに順次係合するq個のクリック機構(qは2以上の整
    数)とを具備しており、 前記凹部が前記リング部材の回転中心を中心とした36
    0q/p度毎(pはq以上の自然数)に設けられてお
    り、 1つの前記クリック機構と前記回転体の回転中心とを結
    ぶ線と、他の(q−1)個の前記クリック機構と前記回
    転体の回転中心とを結ぶ線とが形成する(q−1)種類
    の角度が sj×360q/p+(360q/p)×(j/q) (j=1〜q−1) (sjは0からp−1までの任意の整数であり、かつ、
    Sjが複数存在する場合は互いに相異なる値をとる)で
    あることを特徴とする携帯機器。
  9. 【請求項9】 請求項7または請求項8記載の携帯機器
    において、 前記回転体は、表裏面および内周面を有する円環状のリ
    ング部材として構成されていることを特徴とする携帯機
    器。
  10. 【請求項10】 請求項7ないし請求項9のいずれかに
    記載の携帯機器において、 前記クリック機構は、前記凹凸部と対向する位置に摺動
    自在に設けられるピン状の係合部と、前記係合部を前記
    凹凸部側に押圧して前記凹凸部に係合させる押圧手段と
    を有していることを特徴とする携帯機器。
  11. 【請求項11】 請求項7ないし請求項10のいずれか
    に記載の携帯機器において、 q個の前記クリック機構は、90[゜]の範囲内に設け
    られていることを特徴とする携帯機器。
  12. 【請求項12】 請求項7ないし請求項11のいずれか
    に記載の携帯機器において、 前記クリック機構は、2個設けられていることを特徴と
    する携帯機器。
  13. 【請求項13】 請求項9記載の携帯機器において、 前記リング部材の前記裏面に設けられる光学パターン
    と、 前記支持体に配置され、前記リング部材に設けられた前
    記光学パターンに光を照射し、その反射光に基づいて前
    記リング部材の回転状態を検出する光センサと、 前記光センサによって検出された前記リング部材の回転
    状態に基づいて、情報信号を生成する信号生成手段とを
    さらに具備することを特徴とする携帯機器。
  14. 【請求項14】 請求項9または請求項13記載の携帯
    機器において、 前記リング部材は、回転ベゼルであり、 前記支持体は、ほぼ円盤状の胴部と、前記胴部に取り付
    けられ、使用者の手に巻き付けることが可能なバンド部
    とを有する腕時計型に形成されており、 前記胴部のほぼ中央に配置され、前記信号生成手段の生
    成する情報信号に対応した情報を表示するほぼ矩形状の
    表示装置をさらに具備することを特徴とする携帯機器。
  15. 【請求項15】 請求項1ないし請求項14のいずれか
    に記載の携帯機器において、 振動モータの発生した振動によりユーザに告知を行う告
    知手段を具備することを特徴とする携帯機器。
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