JPH08235294A - 携帯型スキャナ - Google Patents

携帯型スキャナ

Info

Publication number
JPH08235294A
JPH08235294A JP7065059A JP6505995A JPH08235294A JP H08235294 A JPH08235294 A JP H08235294A JP 7065059 A JP7065059 A JP 7065059A JP 6505995 A JP6505995 A JP 6505995A JP H08235294 A JPH08235294 A JP H08235294A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
scanner
scanner body
optical path
light
bar code
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP7065059A
Other languages
English (en)
Inventor
Nobuo Fujii
伸生 藤井
Masahiko Iwabuchi
正彦 岩渕
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Casio Computer Co Ltd
Original Assignee
Casio Computer Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Casio Computer Co Ltd filed Critical Casio Computer Co Ltd
Priority to JP7065059A priority Critical patent/JPH08235294A/ja
Publication of JPH08235294A publication Critical patent/JPH08235294A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【目的】 バーコードなどの読取対象物の配置状態にか
かわらず、スキャナ本体を自然な状態で持って、ほとん
ど手首を動かさずに読取作業を行なう。 【構成】 レーザ光を射出するスキャナ本体1の先端部
に、レーザ光の光路を変える光路変更装置8を着脱可能
に装着した。したがって、垂直に配置されているバーコ
ードを読み取る場合には、スキャナ本体1の先端部から
光路変更装置8を取り外すことにより、スキャナ本体1
を水平に持った状態でレーザ光Liを水平方向に直進さ
せてバーコード上に照射させことができる。水平に配置
されているバーコード13を読み取る場合には、光路変
更装置8をスキャナ本体1に装着して、水平方向に直進
するレーザ光Liの光路を光路変更装置8のミラー12
で垂直方向に変えることにより、スキャナ本体1を水平
に持った状態でレーザ光Liをバーコード13上に照射
させることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、携帯型スキャナに関
する。
【0002】
【従来の技術】バーコードなどの読取対象物を光学的に
読み取る携帯型スキャナには、光源としてLEDを利用
したタッチスキャナ、あるいは指向性の強いレーザ光を
利用したレーザスキャナなどがある。タッチスキャナ
は、スキャナ本体内にLEDなどからなる光源とライン
センサなどからなる受光部とを備え、LEDからの光を
スキャナ本体の先端から射出させて読取対象物であるバ
ーコードの全域に照射させ、このバーコードで反射した
光を受光部で検出することにより、バーコードを光学的
に読み取る構造になっている。このタッチスキャナはス
キャナ本体の先端側下面に外光の影響を受けないように
するための遮光部がほぼ垂直に設けられ、遮光部の先端
に光を射出するための開口部が形成されている。そし
て、この遮光部の先端をバーコードに接触又は近接させ
て、バーコードを遮光部で覆い隠した状態で読取作業を
行なうようになっている。また、レーザスキャナは、ス
キャナ本体内にレーザ発振部、走査ミラー、フォトダイ
オードなどからなる受光部を備え、レーザ発振部で発生
したレーザ光を走査ミラーで周期的に振らせながらスキ
ャナ本体の射出口から射出させて離れた所にあるバーコ
ード上で走査させ、このバーコードで反射したレーザ光
を受光部で検出することにより、ある程度離れた所のバ
ーコードを光学的に読み取る構造になっている。このレ
ーザスキャナでは、指向性の強いレーザ光を用いている
ため、スキャナ本体の射出口から最小読取位置までの距
離が数cm〜数十cmに構成され、離れた所のバーコー
ドに狙いを定め易くするためにガンタイプ(ピストルタ
イプ)のものが多い。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前者の
タッチスキャナでは、スキャナ本体の先端側下面に垂直
に設けられた遮光部の先端をバーコードに接触又は近接
させて読取作業を行なうようになっているので、水平に
配置されたバーコードを読み取るには適しているが、垂
直に配置されたバーコードを読み取る場合にはスキャナ
本体を持つ手の手首を上側にほぼ直角になるように極端
に曲げて読取作業行なわねばならず、作業性が悪いとい
う問題があった。また、後者のレーザスキャナでは、レ
ーザ光の指向性が強いため、垂直に配置されたバーコー
ドを読み取るには適しているが、水平に配置されたバー
コードを読み取る場合にはスキャナ本体を持つ手の手首
を下側にほぼ直角になるように極端に曲げて読取作業行
なわねばならず、作業性が悪いという問題があった。こ
の発明の課題は、バーコードなどの読取対象物の配置状
態にかかわらず、ほとんど手首を動かさずに、スキャナ
本体を自然な状態で持って読取作業を行なうことができ
るようにすることである。
【0004】
【課題を解決するための手段】この発明は上記課題を解
決するため、スキャナ本体内に設けられた光源からの光
をスキャナ本体の先端から射出させ、この射出した光が
スキャナ本体の外部の読取対象物で反射された光をスキ
ャナ本体内の光検出手段で検出する携帯型スキャナにお
いて、スキャナ本体に、読取対象物の位置に応じて光の
進行方向を変える光路変更手段を設けたことを特徴とす
る。
【0005】
【作用】この発明によれば、例えば、垂直に配置された
読取対象物を読み取る場合には、光の進行方向を光路変
更手段で読取対象物の位置に応じて水平方向に変えて読
取対象物に照射させることができ、水平に配置された読
取対象物を読み取る場合には、光の進行方向を光路変更
手段で読取対象物の位置に応じて垂直方向に変えて読取
対象物に照射させることができる。したがって、バーコ
ードなどの読取対象物の配置状態にかかわらず、ほとん
ど手首を動かさずに、スキャナ本体を自然な状態で持っ
て読取作業を行なうことができる。
【0006】
【実施例】
〔第1実施例〕以下、図1を参照してこの発明の第1実
施例について説明する。図1は携帯型スキャナの外観を
示している。この携帯型スキャナは、レーザ光を利用し
て読取対象物であるバーコードを読み取るレーザスキャ
ナである。スキャナ本体1は細長い箱状に形成されてお
り、その上面には、データを入力するテンキー2、レー
ザ光を射出させるためのトリガキー3、読み取ったバー
コードデータを表示する表示部4、読取確認のためのラ
ンプ5が設けられている。また、スキャナ本体1の内部
には、レーザ光を発生するレーザ発振部、レーザ発振部
で発生したレーザ光を周期的に振らせる走査ミラー、バ
ーコードで反射したレーザ光を受光する光受光部(いず
れも図示せず)などからなる光学ユニット6を備え、受
光部から入力される読取信号をバーコードデータに変換
して表示部4に出力するデコーダ回路(図示せず)を備
えている。また、スキャナ本体1の先端には光学ユニッ
ト6から発せられるレーザ光を射出するための開口部7
が形成されている。そして、レーザ光がスキャナ本体1
の先端側における延長方向に沿って開口部7から射出す
る。
【0007】また、スキャナ本体1の先端部には光路変
更装置(光路変更手段)8が着脱可能に装着されてい
る。この光路変更装置8は透明な樹脂などからなるキャ
ップ9を備えている。キャップ9の一端側にはスキャナ
本体1の先端部にはめこむための装着部10が形成さ
れ、キャップ9の他端側の下面には開口部11が形成さ
れている。また、開口部11の上方位置にはミラー12
がほぼ45度の角度で設けられている。ミラー12は、
スキャナ本体1の先端から射出されるレーザ光の光路を
スキャナ本体1の先端側における延長方向に対して下向
きに所定角度(90度)変更する。ここで、スキャナ本
体1の先端側における延長方向とは、スキャナ本体1を
水平に持った場合の水平方向のことである。ミラー12
はガラス板や半透鏡などからなり、入射光の一部を反射
し残りの光を透過するものであればよい。
【0008】なお、図には示してないがキャップ9の装
着部10の内壁には係止用凸部が形成されており、この
係止用凸部に対応してスキャナ本体1の先端部の外側面
には係止用凹部が形成されている。これら係止用凸部及
び凹部によって、スキャナ本体1に装着されたキャップ
9を固定させて抜け落ちることがないようになってい
る。そして、キャップ9の側面には着脱を容易にするた
めのすべり止め14が形成されている。
【0009】次に、この携帯型スキャナの動作について
説明する。まず、離れた位置で垂直に配置されているバ
ーコードを読み取る場合には、スキャナ本体1の先端部
から光路変更装置8を取り外した状態でスキャナ本体1
を水平に持ってトリガキー3を操作する。すると、レー
ザ発振部から発したレーザ光(照射光)Liが走査ミラ
ーによって周期的に振られながらスキャナ本体1の開口
部7から水平方向に射出し、垂直に配置されているバー
コード(図示せず)上に照射する。バーコードで反射し
たレーザ光(反射光)Lrは、スキャナ本体1の開口部
7を通って受光部に入射して電気信号に変換されてデコ
ーダ回路に取り込まれる。レーザ光Liがバーコード上
を走査したとき、デコーダ回路においてバーコードデー
タが解読され、これと同時にランプ5が一定時間点灯
し、解読されたバーコードデータが表示部4に表示され
る。したがって、スキャナ本体1の先端部から光路変更
装置8を取り外すことにより、レーザ光Liがスキャナ
本体1の先端側において延長方向に射出されるので、使
用者はスキャナ本体1を水平にすれば、レーザ光Liを
水平方向に直進させてバーコード上に照射させることが
できる。このためスキャナ本体1を水平な自然な状態で
持って読取作業を行なうことができる。
【0010】次に、水平に配置されているバーコード1
3を読み取る場合には、使用者は図1に示すように、光
路変更装置8をスキャナ本体1の先端部に装着して、ス
キャナ本体1を水平に持ってトリガキー3を操作する。
すると、開口部7から水平方向に射出したレーザ光Li
がキャップ9のミラー12で反射し、ほぼ垂直にその進
行方向を変えてキャップ9の開口部11を通ってバーコ
ード13上を照射する。そして、バーコード13で反射
したレーザ光Lrは開口部11を通ってミラー12で反
射し、ほぼ水平に進行方向を変えてスキャナ本体1の開
口部7を通って受光部に入光する。したがって、スキャ
ナ本体1の先端部に光路変更装置8を装着することによ
り、水平方向に射出されたレーザ光Liの光路をミラー
12で垂直方向に変えるので、使用者はスキャナ本体1
を水平にした状態で、レーザ光Liをバーコード13上
に照射させることができ、このためスキャナ本体1を水
平な自然な状態で持って読取作業を行なうことができ
る。
【0011】このように、第1実施例によれば、レーザ
光の光路を下向きに変更する光路変更装置8をスキャナ
本体1の先端部から取り外すか、あるいは装着すること
により、バーコードの配置状態が垂直であっても水平で
あっても、ほとんど手首を動かさずにスキャナ本体1を
水平な自然な状態で持って読取作業を行なうことができ
る。
【0012】また、第1実施例は、キャップ9が透明な
樹脂などからなり、またミラー12が入射光の一部を反
射し、残りの光を透過させるガラス板や半透鏡であるか
ら、読取時にキャップ9及びミラー12を通してバーコ
ード13を視認することができ、光路変更装置8を用い
て水平に配置されたバーコード13を読み取る場合で
も、バーコード13にレーザ光Liの狙いを定め易く、
正確にバーコード13を読み取ることができる。
【0013】〔第2実施例〕次に、図2及び図3を参照
してこの発明の第2実施例について説明する。なお、第
1実施例と同様の構成要素には同一の符号を付けその説
明は省略する。図2(A)は光路変更装置8をスキャナ
本体1に装着した場合の平面図であり、図2(B)はそ
のB−B線に沿う断面図である。光路変更装置8は、ミ
ラー12の両端部に軸21a、21bが形成され、キャ
ップ9の両側側面22a、22bに設けられた軸受用孔
23a、23bに回動可能に取り付けられ、ミラー12
の一方の軸21aに円板形状のノブ(角度調整手段)2
4が固定され、ノブ24の外周部の一部がキャップ9の
上面に形成されたスリット25から突出した構造となっ
ている。また、ノブ24の突出した部分の円周部には滑
り止め26が形成されている。
【0014】この場合、ミラー12の角度は水平方向に
対して例えば約45度の第1の設定角度及びこの第1の
設定角度より小さい第2の設定角度(例えば、22.5
度)の2段切替となっていて、確実な切替を行なうため
突起部及び凹部からなるクリック機構(図示せず)がキ
ャップ9及びノブ24に設けられている。さらに、ノブ
24の突出した部分の円周部には、所定の設定角度に対
応した表示(図示せず)が施されている。
【0015】次に、この携帯型スキャナの動作について
説明する。まず、バーコードが離れた位置で垂直に配置
されている場合には、第1実施例の場合と同様に、スキ
ャナ本体1の先端部から光路変更装置8を取り外すこと
により、レーザ光Liがスキャナ本体1の先端側におい
て延長方向に射出されるので、使用者はスキャナ本体1
を水平にすれば、レーザ光Liを水平方向に直進させて
バーコード上に照射させることができる。このためスキ
ャナ本体1を水平な自然な状態で持って読取作業を行な
うことができる。
【0016】次に、図3(A)に示すように、バーコー
ド13が水平に配置されている場合には、第1実施例と
同様、スキャナ本体1の先端部に光路変更装置8を装着
し、ノブ24を回してミラー12を第1の設定角度(こ
の場合、約45度)に配置する。このときには、ノブ2
4の円周部の表示が第1の設定角度になるようにノブ2
4を回せばよい。この場合には、第1実施例と同様、ス
キャナ本体1の先端部に光路変更装置8を装着すること
により、水平方向に射出されたレーザ光Liの光路をミ
ラー12で垂直方向に変えるので、使用者はスキャナ本
体1を水平にした状態で、レーザ光Liをバーコード1
3上に照射させることができ、このためスキャナ本体1
を水平な自然な状態で持って読取作業を行なうことがで
きる。
【0017】次に、図3(B)に示すように、バーコー
ド13が水平面に対して斜め(例えば、45度)に配置
されている場合には、ノブ24を回してミラー12を第
2の設定角度(例えば、22.5度)に配置する。この
場合には、スキャナ本体1の開口部からのレーザ光Li
がミラー12で斜め前方に所定の角度(例えば、45
度)で反射され、その進行方向を変えてバーコード13
上にほぼ垂直に照射する。バーコード13で反射したレ
ーザ光Lrはミラー12でほぼ水平に反射され、進行方
向を変えてスキャナ本体1内の受光部に入射する。した
がって、スキャナ本体1の先端部に光路変更装置8を装
着することにより、水平方向に射出されたレーザ光Li
の光路をミラー12で斜め前方(例えば、水平方向に対
して45度の方向)に変えるので、使用者はスキャナ本
体1を水平にした状態で、レーザ光Liをバーコード1
3上に照射させることができ、このためスキャナ本体1
を水平な自然な状態で持って読取作業を行なうことがで
きる。
【0018】このように、第2実施例によれば、キャッ
プ9内のミラー12の反射角度をノブ24で2段階に切
替ることができるので、バーコードが垂直又は水平配置
された場合以外に、斜め(例えば、45度)に配置され
ていたとしても、ほとんど手首を動かさずに、スキャナ
本体1を自然な状態で持って読取作業を行なうことがで
きる。
【0019】なお、この第2実施例では、光路変更装置
8をスキャナ本体1の先端部に着脱可能に装着するよう
な構造としたが、ミラー12及びノブ24をスキャナ本
体1に一体に組み込んだ構造にしてもよい。この場合に
は、ミラー12の角度を3段切替の構造とし、第1の角
度及び第2の角度の他に、約0度すなわち水平位置に設
定可能とし、レーザ光Li及びレーザ光Lrがミラー1
2で反射することなく直進できるようにする。このよう
な構造にすることにより、着脱可能な光路変更装置を必
要とすることなく、垂直、水平及び斜めに配置されたバ
ーコードを自在に読み取ることができる。
【0020】なお、この第2実施例では、ノブ24をミ
ラー12の片側に設けるようにしたが、ミラー12の両
側にノブを設ける構造にしてもよい。この場合には、ス
キャナ本体1を右手又は左手のいずれで持った場合でも
親指などでミラー12の角度設定が自在にできる。
【0021】また、上記第1及び第2実施例において、
キャップ9の全体を透明な構造としたが、バーコード1
3が確認できる所定の部分のみを透明としてもよい。さ
らに、この所定の部分をレンズに構成してバーコード1
3を拡大して見るようにしてもよい。
【0022】〔第3実施例〕次に、この発明の第3実施
例について図4〜図6を参照して説明する。図4はこの
実施例の携帯型スキャナ全体の構成を示す側面図、図5
及び図6はその要部を示す図である。なお、図3におい
て第1及び第2実施例と同様の構成要素には同一の符号
を付けその説明は省略する。この携帯型スキャナは、ス
キャナ本体1及び先端部31が回動可能に結合された構
造となっている。すなわち、スキャナ本体1と先端部3
1との各両側部は、それぞれヒンジ部32、33である
程度の摩擦をもって結合され、スキャナ本体1側に対し
て先端部31側がほぼ直線になる位置(0度)及び所定
角度(例えば、45度)下方に傾斜した位置になるよう
に、回動可能に取り付けられている。このようなヒンジ
部32、33で両者を結合する構造により、スキャナ本
体1内の光学ユニット6から水平角度θで射出されるレ
ーザ光Li及び光学ユニット6に入光するレーザ光Lr
の光路となる空間が十分に確保される。先端部31は上
部板31a、底部板31b、両側部板31cとからな
り、上部板31aの内壁にはミラー(光学素子)34が
設けられている。
【0023】この第3実施例によれば、スキャナ本体1
と先端部31とをヒンジ部32、33によって回動可能
に結合し、この先端部31内にミラー34を設けること
により、バーコード13が垂直に配置されている場合に
は先端部31をスキャナ本体1に対して直線状態にして
レーザ光Liを水平方向に射出させてバーコード13に
照射させることができ、バーコード13が水平に配置さ
れている場合には先端部31を下方に回動させて、ミラ
ー34によりレーザ光Liの光路を下方に変更させてバ
ーコード13上に照射することができる。したがって、
ヒンジ部32、33を中心に先端部31をスキャナ本体
1に対して適宜回動させることにより、バーコード13
の配置状態が垂直であっても水平であっても、ほとんど
手首を動かさずにスキャナ本体1を自然な状態で持っ
て、読取作業を行なうことができる。
【0024】なお、上記第1〜第3実施例においては、
光の進行方向を変更する光学素子としてミラーを用いた
が、このような光学素子としてプリズムを用いてもよ
い。
【0025】また、上記第1〜第3実施例においては、
光源としてレーザ発振部を用いた携帯型スキャナの場合
について説明したが、この発明は、スキャナ本体内にL
EDなどからなる光源を用いた携帯型スキャナにも適用
することができる。
【0026】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、スキャナ本体に読取対象物の位置に応じて光の進行
方向を変える光路変更手段を設けたので、読取対象物が
垂直に配置されていても、水平に配置されていても、光
の進行方向を光路変更手段で読取対象物の位置に応じて
変えることができ、したがって読取対象物の配置状態に
かかわらず、ほとんど手首を動かさずに、スキャナ本体
を自然な状態で持って読取作業を行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1実施例の携帯型スキャナの外観
図。
【図2】この発明の第2実施例の携帯型スキャナの要部
を示し、(A)はその平面図、(B)はそのB−B線に
沿う断面図。
【図3】第2実施例の携帯型スキャナの動作を示し、
(A)はバーコードが水平に配置された場合の図、
(B)はバーコードが斜めに配置された場合の図。
【図4】この発明の第3実施例の携帯型スキャナの側面
図。
【図5】図4の携帯型スキャナの要部を示し、(A)は
先端部が水平位置の場合の拡大側面図、(B)はそのB
−B線に沿う拡大断面図。
【図6】図4の携帯型スキャナの要部を示す先端部が斜
め下方に回動された場合の拡大側面図。
【符号の説明】
1 スキャナ本体 6 光学ユニット 8 光路変更装置 9 キャップ 12、34 ミラー 24 ノブ 31 先端部

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 スキャナ本体内に設けられた光源からの
    光を前記スキャナ本体の先端から射出させ、この射出し
    た光が前記スキャナ本体の外部の読取対象物で反射され
    た光を前記スキャナ本体内の光検出手段で検出する携帯
    型スキャナにおいて、 前記スキャナ本体に、前記読取対象物の位置に応じて光
    の進行方向を変える光路変更手段を設けたことを特徴と
    する携帯型スキャナ。
  2. 【請求項2】 前記光路変更手段は、前記スキャナ本体
    の先端から射出される光の光路を前記スキャナ本体の先
    端側における延長方向に対して下向きに所定角度変更す
    るミラーやプリズムなどの光学素子を有することを特徴
    とする請求項1に記載の携帯型スキャナ。
  3. 【請求項3】 前記光路変更手段は、前記スキャナ本体
    の先端部に着脱自在に取り付けられるキャップと、この
    キャップ内に設けられたミラーとからなることを特徴と
    する請求項1又は2に記載の携帯型スキャナ。
  4. 【請求項4】 前記光路変更手段は、前記ミラーの反射
    角度を調節する角度調節手段を備えたことを特徴とする
    請求項3に記載の携帯型スキャナ。
  5. 【請求項5】 前記光路変更手段は、前記スキャナ本体
    の先端部を回動可能に構成し、この先端部内に光学素子
    が設けられた構造であることを特徴とする請求項1又は
    2に記載の携帯型スキャナ。
JP7065059A 1995-02-28 1995-02-28 携帯型スキャナ Pending JPH08235294A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7065059A JPH08235294A (ja) 1995-02-28 1995-02-28 携帯型スキャナ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7065059A JPH08235294A (ja) 1995-02-28 1995-02-28 携帯型スキャナ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH08235294A true JPH08235294A (ja) 1996-09-13

Family

ID=13276007

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7065059A Pending JPH08235294A (ja) 1995-02-28 1995-02-28 携帯型スキャナ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH08235294A (ja)

Cited By (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20010069786A (ko) * 2001-05-11 2001-07-25 엄기태 휴대용 바코드 판독장치
KR20020024232A (ko) * 2002-02-07 2002-03-29 허춘근 바코드리더기
JP2003099838A (ja) * 2001-09-20 2003-04-04 Glory Ltd 偽造鑑別装置及び偽造鑑別装置用治具
JP2009134374A (ja) * 2007-11-29 2009-06-18 Casio Comput Co Ltd 携帯型スキャナ装置及び、そのプログラム。
JP2009217797A (ja) * 2008-02-14 2009-09-24 Denso Wave Inc 光学的情報読取装置及び光学的情報読取装置の位置決め部材
JP2010067254A (ja) * 2008-08-12 2010-03-25 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 印刷情報読取装置及び印刷情報読取方法
JP2010244231A (ja) * 2009-04-03 2010-10-28 Tohken Co Ltd コード読取装置
JP2011191817A (ja) * 2010-03-11 2011-09-29 Fujitsu Frontech Ltd 携帯型端末装置
JP2013239135A (ja) * 2012-05-14 2013-11-28 Kiuchi Instrument Maintenance Corp 狭所でのバーコード読取方法及び装置
JP2014085684A (ja) * 2012-10-19 2014-05-12 Casio Comput Co Ltd 読取装置

Cited By (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20010069786A (ko) * 2001-05-11 2001-07-25 엄기태 휴대용 바코드 판독장치
JP2003099838A (ja) * 2001-09-20 2003-04-04 Glory Ltd 偽造鑑別装置及び偽造鑑別装置用治具
KR20020024232A (ko) * 2002-02-07 2002-03-29 허춘근 바코드리더기
JP2009134374A (ja) * 2007-11-29 2009-06-18 Casio Comput Co Ltd 携帯型スキャナ装置及び、そのプログラム。
JP2009217797A (ja) * 2008-02-14 2009-09-24 Denso Wave Inc 光学的情報読取装置及び光学的情報読取装置の位置決め部材
JP2010067254A (ja) * 2008-08-12 2010-03-25 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 印刷情報読取装置及び印刷情報読取方法
JP2010244231A (ja) * 2009-04-03 2010-10-28 Tohken Co Ltd コード読取装置
JP2011191817A (ja) * 2010-03-11 2011-09-29 Fujitsu Frontech Ltd 携帯型端末装置
JP2013239135A (ja) * 2012-05-14 2013-11-28 Kiuchi Instrument Maintenance Corp 狭所でのバーコード読取方法及び装置
JP2014085684A (ja) * 2012-10-19 2014-05-12 Casio Comput Co Ltd 読取装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4806742A (en) Portable laser diode scanning head
US5668364A (en) Target finder in electro-optical scanners
US4897532A (en) Portable laser diode scanning head
US5247162A (en) Portable laser diode scanning head having a focusing lens and an aperture
US4835374A (en) Portable laser diode scanning head
EP0517958B1 (en) Combined range laser scanner
US5796088A (en) Hand held portable bar code dataform reader having a rotatable reader module portion
US5075538A (en) Portable laser diode scanning head
US6308892B1 (en) Detachable battery pack for electro-optical scanners
US5250792A (en) Portable laser diode scanning head
KR100193372B1 (ko) 휴대형 스캐너
JPH08235294A (ja) 携帯型スキャナ
US6454167B1 (en) Laser focusing aperture and method
JPH0689360A (ja) 再帰反射型スキャナ
US6000617A (en) Hand-held scanning head having auditory beeper with a changeable beeping rate
US5545889A (en) Portable laser diode scanning head
JP3470923B2 (ja) 携帯型スキャナ
JP2738795B2 (ja) タッチスキャナ
JPH05233862A (ja) 光学的走査装置及びその走査方法
JP2020177307A (ja) 光学式情報読取装置及び光学式情報読取方法
JPH11203393A (ja) 光学的情報読み取り装置
JPH08129601A (ja) レーザスキャナ
JP2000015465A (ja) レンズユニット及びレーザマーキング装置
JP2003216890A (ja) 光学式情報読取装置
JP2003178253A (ja) ポリゴンミラー、光走査装置及びバーコードリーダ