JP2001140304A - ヘッダー式給水配管 - Google Patents

ヘッダー式給水配管

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JP2001140304A
JP2001140304A JP32406099A JP32406099A JP2001140304A JP 2001140304 A JP2001140304 A JP 2001140304A JP 32406099 A JP32406099 A JP 32406099A JP 32406099 A JP32406099 A JP 32406099A JP 2001140304 A JP2001140304 A JP 2001140304A
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JP
Japan
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water supply
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outdoor
supply pipe
pipe
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JP32406099A
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Kenji Ando
研治 安藤
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Sekisui House Ltd
Original Assignee
Sekisui House Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 屋外の水廻り設備の設置位置の変更や増設を
簡単に行うことができるヘッダー式給水配管を提供す
る。 【解決手段】 主給水管(1)を屋内の床下に設置したヘ
ッダーを介して複数の枝管(4)(4)…に分岐し、これら
枝管(4)(4)…を夫々対応する水廻り設備に接続するよ
うにしたヘッダー式給水配管であって、主給水管(1)
を、そのヘッダー(3)近くより屋外に導出して、屋外に
て引き回して屋外量水器(41)に接続するとともに、その
引き回し途中に主給水管(1)から分岐させた屋外枝管(4
2)を、屋外の水廻り設備に接続する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ヘッダー工法を採
用した住宅の給水配管に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、屋外量水器から屋内に引き込んだ
主給水管を、屋内に設置したヘッダーを介して複数の枝
管にたこ足状に分岐させ、これら枝管を各水廻り設備の
水栓へ1対1でつなげるヘッダー工法を採用したヘッダ
ー式給水配管が普及してきている。このような給水配管
においては、接続箇所が少なくて施工不良による漏水の
可能性が低く、管の集中するヘッダー部分を重点的に点
検すれば済むので、メンテナンス性も良好である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記のようなヘッダー
式給水配管においては、屋内での配管が複雑になったか
らといって、水漏れの可能性が格段に高くなったり、メ
ンテナンス性が損なわれるようなこともないので、主給
水管や枝管を屋内で極力引き回すようにして、屋外にて
引き回す主給水管や枝管の長さを短くすれば、信頼性を
確保しながら掘削作業を伴う屋外配管工事を軽減するこ
とができる。
【0004】例えば、屋外量水器からの主給水管を、屋
外にて長く引き回すことなく屋内に引き込んでヘッダー
に接続し、屋外に設置した水廻り設備に対してはヘッダ
ーからの枝管を接続して、屋外配管工事を軽減するとい
った配管が可能である。
【0005】しかしながら、このような配管の場合、屋
外の水廻り設備の設置位置を変更したり、屋外の水廻り
設備を増設したりする際には、屋内において既に施工し
てある枝管の経路を変更したり、新たな枝管を施工する
といった非常に煩雑な作業を伴うことになる。
【0006】そこで、本発明は、上記の不具合を解消し
て、屋外の水廻り設備の設置位置の変更や増設を簡単に
行うことができるヘッダー式給水配管の提供を目的とす
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明は、主給水管を屋内の床下に設置したヘッダ
ーを介して複数の枝管に分岐し、これら枝管を夫々対応
する水廻り設備に接続するようにしたヘッダー式給水配
管であって、主給水管を、そのヘッダー近くより屋外に
導出して、屋外にて引き回して屋外量水器に接続すると
ともに、その引き回し途中に主給水管から分岐させた屋
外枝管を、屋外の水廻り設備に接続するようにしたこと
を特徴とする。
【0008】そして、屋内におけるユーティリティ等の
水廻り設備が集中する箇所の床下に、ヘッダーを設置す
るようにしている。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態を図面
に基づいて詳細に説明する。図1は、本発明の一実施形
態に係るヘッダー式給水配管を示す斜視図、図2は、屋
外量水器及び屋外の水廻り設備への配管経路を示す図、
図3は、主管及び枝管の縦断面図、図4は、給水用ヘッ
ダーの設置状態を示す斜視図である。
【0010】(1)は、戸建住宅における1階の床下空間
(2)に導かれた主給水管であって、この主給水管(1)
は、床下空間(2)に設置した給水用ヘッダー(3)に接続
されている。また、給水用ヘッダー(3)からは、複数の
枝給水管(4)(4)…がたこ足状に分岐しており、これら
枝給水管(4)(4)…は、床下空間(2)にて間仕切り基礎
(5)に形成された配管専用のスリーブ孔(6)(6)…を通
りながら引き回しされて、キッチンの流し台(11)、便器
(12)、洗濯機(13)、ユニットバス(14)、洗面(15)といっ
た夫々対応する屋内における水廻り設備へほぼ最短経路
で接続されている。
【0011】(20)は、床下空間(2)に導かれた主給湯管
であって、この主給湯管(20)は、床下空間(2)に設置し
た給湯用ヘッダー(21)に接続されている。また、給湯用
ヘッダー(21)からは、複数の枝給湯管(22)(22)…がたこ
足状に分岐しており、これら枝給湯管(22)(22)…は、枝
給水管(4)(4)…と同様に床下空間(2)にて間仕切り基
礎(5)の配管専用のスリーブ孔(6)(6)…を通りながら
引き回しされて、キッチンの流し台(11)、ユニットバス
(14)、洗面(15)といった夫々対応する水廻り設備へほぼ
最短経路で接続されている。
【0012】各給水・給湯用の管(1)(4)(20)(22)は、
図3に示すように、架橋ポリエチレン製やポリブテン製
の内管(30)に、保温機能を有する発泡ポリエチレン製の
外管(31)を被覆してなる可撓性を有する樹脂管とされて
いるので、管(1)(4)(20)(22)を湾曲させながら配管す
ることができるといったように融通の効く配管が可能と
なっている。
【0013】各ヘッダー(3)(21)は、床下空間(2)の中
でも特に屋内の水廻り設備の集中するユーティリティ(2
5)の床下に設置されており、各ヘッダー(3)(21)から各
水廻り設備までの距離を短くして、屋内における配管総
延長ができるだけ短くなるように工夫されている。な
お、各主ヘッダー(3)(21)は、図4に示すように、脚部
材(26)及び保持部材(27)からなる固定金具(28)(28)を介
して土間コンクリート(29)に固定されている。
【0014】上記の給水配管において、給水用ヘッダー
(3)に接続した主給水管(1)は、図2に示すように、間
仕切り基礎(5)及び外周基礎(40)の配管専用のスリーブ
孔(6)(6)を通りながら給水用ヘッダー(3)近くより屋
外に導出され、屋外にて引き回しされて屋外量水器(41)
に接続されている。また、その主給水管(1)の屋外での
引き回し途中に、主給水管(1)から屋外枝管(42)(42)を
分岐させ、この屋外枝管(42)(42)を屋外の水廻り設備で
ある屋外給湯器(43)、水栓柱(44)に夫々接続している。
【0015】なお、給湯用ヘッダー(21)に接続した主給
湯管(20)は、主給水管(1)と同様に、間仕切り基礎(5)
及び外周基礎(40)の配管専用のスリーブ孔(6)(6)を通
りながら屋外に導出されて、屋外給湯器(43)に接続され
ている。また、屋外において地中に埋設した状態で配管
される主給水管(1)や屋外枝管(42)(42)としては、硬質
の塩化ビニル管等が用いられている。
【0016】このように、主給水管(1)を屋外にて引き
回して、屋外枝管(42)(42)を屋外にて主給水管(1)から
分岐させることによって、屋外での配管長が長くなり、
掘削作業を伴う屋外配管工事が煩雑なものとなるが、屋
外の水廻り設備の設置位置の変更や増設に際しては、屋
内の床下空間(2)に既に施工してある枝給水管(4)(4)
…等の経路を変更したり、床下空間(2)に新たな枝給水
管(4)を施工するといった煩雑な作業が不要となる。す
なわち、初期工事においては、コストや労力をある程度
必要とするものの、その後の屋外の水廻り設備の設置位
置や増設に際しては、屋外での工事だけで簡単に対処す
ることができるようになっている。
【0017】なお、本発明は、上記実施形態に限定され
るものではなく、本発明の範囲内で、上記実施形態に多
くの修正及び変更を加え得ることは勿論である。
【0018】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
においては、屋内での配管が複雑になっても水漏れやメ
ンテナンスの面で支障をきたすことのないヘッダー式給
水配管であるにもかかわらず、あえて主給水管を屋外に
て引き回して屋外量水器に接続し、その引き回し途中に
主給水管から分岐させた屋外枝管を、屋外の水廻り設備
に接続することで、屋外配管工事において多少不利な面
はあるものの、屋外の水廻り設備の設置位置や増設を、
屋外での工事だけで簡単に行うことができるといった効
果がある。
【0019】また、ユーティリティ等の水廻り設備が集
中する箇所の床下に、ヘッダーを設置するようにしてい
るので、屋内における各枝管を長く引き回さなくて済
み、配管総延長を短く抑えることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係るヘッダー式給水配管
を示す斜視図である。
【図2】屋外量水器及び屋外の水廻り設備への配管経路
を示す図である。
【図3】主管及び枝管の縦断面図である。
【図4】給水用ヘッダーの設置状態を示す斜視図であ
る。
【符号の説明】
(1) 主給水管 (2) 床下空間 (4) 枝管 (3) 給水用ヘッダー (25) ユーティリティ (41) 屋外量水器 (42) 屋外枝管 (43) 屋外給湯器 (44) 水栓柱

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 主給水管を屋内の床下に設置したヘッダ
    ーを介して複数の枝管に分岐し、これら枝管を夫々対応
    する水廻り設備に接続するようにしたヘッダー式給水配
    管であって、主給水管を、そのヘッダー近くより屋外に
    導出して、屋外にて引き回して屋外量水器に接続すると
    ともに、その引き回し途中に主給水管から分岐させた屋
    外枝管を、屋外の水廻り設備に接続するようにしたこと
    を特徴とするヘッダー式給水配管。
  2. 【請求項2】 屋内におけるユーティリティ等の水廻り
    設備が集中する箇所の床下に、ヘッダーを設置するよう
    にした請求項1記載のヘッダー式給水配管。
JP32406099A 1999-11-15 1999-11-15 ヘッダー式給水配管 Pending JP2001140304A (ja)

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