JP2001138934A - 樹脂製リザーバタンク - Google Patents

樹脂製リザーバタンク

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来の樹脂製リザーバタンクは、ブラケット
によって位置が固定される下部タンクに対して、上部タ
ンクに設けられた流入パイプの方向は自由が許容されて
いるが、流出パイプは下部タンクに設けられているた
め、方向性に自由度を持たせることは困難であった。 【解決手段】 流入パイプ24を設けた上部タンク2
と、流出パイプ43を設けた下部タンク4との間に、ブ
ラケット取付部32を有する略リング形状の中間部材を
介在させ、各部材2、3、4を互いに結合して一体とし
た樹脂製リザーバタンク。 【効果】 各部材2、3、4を結合する際に、回転方向
の相対角度を適宜、設定することにより、ブラケットに
よって位置が決められる中間部材3に対して、流入パイ
プ24、流出パイプ43を所望の方向へ向けることがで
きる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、たとえば油圧式パ
ワーステアリング装置に用いられ、作動油の貯溜、ろ過
を行う樹脂製リザーバタンクに関する。
【0002】
【従来の技術】従来の樹脂製リザーバタンクとして、特
許2944487号公報に記載されているようなものが
ある。このものは、油圧式パワーステアリング装置にお
いて、作動油の貯溜、ろ過を行うものである。
【0003】詳細には、流入パイプ(リターンパイプ)
および整流板が一体成形された円筒状の樹脂製上部タン
ク(カバー)と、流出パイプ(ブッシュ)およびブラケ
ットがインサート成形により固着された底付き円筒状の
樹脂製下部タンク(リザーバー)と、下部タンクの段付
部に取り付けられたストレーナとからなり、上部タンク
と下部タンクとが振動溶着法により結合されている。
【0004】そして、ブラケットを介して、油圧式パワ
ーステアリング装置のオイルポンプ上に載置、固定され
て用いられ、流入パイプから上部タンク内に流入した作
動油が、ストレーナでろ過された上で、流出パイプから
オイルポンプへ向けて流出するようになっている。
【0005】このような従来の樹脂製リザーバタンクで
は、ブラケットによって下部タンクの位置が固定される
が、流入パイプを有する上部タンクは、流入パイプを所
望の方向に向けた状態で下部タンクと結合すればよいの
で、適用される自動車の事情に応じて流入パイプの方向
を自由に設定できるようになっている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】前記したような従来の
樹脂製リザーバタンクは、ブラケットによって位置が固
定される下部タンクに対して、上部タンクに設けられた
流入パイプの方向は自由が許容されている。
【0007】ところで、この従来例のようにオイルポン
プ上に載置して用いるリザーバタンクの場合には、流出
パイプは、下部タンクから垂下させてオイルポンプの吸
入側に直接、接続すればよい。
【0008】しかしながら、リザーバタンクとオイルポ
ンプとが分離されて設置される場合には、両者間は配管
によって接続されることになり、流出パイプについて
も、リザーバタンクとオイルポンプとの位置関係等に応
じた方向性が要求される。
【0009】そうした場合、エルボウ型の流出パイプを
用い、これを所定の方向を向けて下部タンクにインサー
ト成形して対応することが想定されるが、流出パイプの
方向に応じた成形金型が必要となり、コスト高を招くこ
ととなる。
【0010】あるいは、エルボウ型の流出パイプを、下
部タンクとは別体の樹脂成形体として設け、これを溶着
により下部タンクと結合する手段もあり得るが、流出パ
イプと下部タンクとの溶着長さは、おおむね流出パイプ
の外周分しか取れず、両者の結合強度、シール性を十分
には確保できない。
【0011】また、冬季などで作動油が低温であると、
粘性が高く、作動油がストレーナを透過しにくい。この
状態でオイルポンプを稼動させると、流出パイプに接続
されたオイルポンプにおいて作動油の吸入不足が生じ、
オイルポンプ内で異音が発生してしまう場合がある。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は前記の課題を解
決するためになされたもので、請求項1の発明は、流入
パイプを設けた樹脂製の上部タンクと流出パイプを設け
た樹脂製の下部タンクとを有する樹脂製リザーバタンク
において、前記上部タンクと下部タンクとの間に、ブラ
ケット取付部を有する略リング形状をした樹脂製の中間
部材を介在させ、上部タンクと中間部材、中間部材と下
部タンクとをそれぞれ結合することにより一体とした樹
脂製リザーバタンクを要旨とするものである。
【0013】請求項2の発明は、請求項1において、上
部タンクと中間部材、中間部材と下部タンクとをそれぞ
れ溶着により結合した樹脂製リザーバタンクを要旨とす
るものである。
【0014】請求項3の発明は、請求項1または2にお
いて、中間部材を、略リング形状のリング部と、このリ
ング部の一部に設けたブラケット取付部とで構成し、リ
ング部の内周にストレーナを設けた樹脂製リザーバタン
クを要旨とするものである。
【0015】請求項4の発明は、請求項3において、下
部タンクを、中間部材へ向けて拡がる略漏斗形状とし、
この略漏斗形状の最拡径箇所をストレーナと略同径とす
ることにより、下部タンクとストレーナとで漏斗室を画
成するとともに、前記略漏斗形状の最縮径箇所に流出パ
イプを一体成形により接続した樹脂製リザーバタンクを
要旨とするものである。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の、第1の実施の形
態に係る樹脂製リザーバタンク(以下、リザーバタンク
と記す)について、図1から図7にもとづいて詳述す
る。このものは、たとえば、自動車の油圧式パワーステ
アリング装置において作動油の貯溜、ろ過に用いられる
ものである。
【0017】このリザーバタンク1は、図1、図2に示
すように、主として、それぞれ合成樹脂製の上部タンク
2、中間部材3、下部タンク4とからなる。これら各部
材2、3、4は、中間部材3を間に挟み、振動溶着法、
超音波溶着法など周知の溶着方法により、各部材に設け
られた、後述する溶着部22a、31a、31b、42
aどうしを溶融、一体化することにより、互いに結合さ
れている。なお、この明細書中で用いる「上」、「下」
の語は、実際の使用態様での上下(天地)を示し、図
1、図2における上下に対応している。
【0018】上部タンク2は、図3に示すように、略円
筒形状をした合成樹脂製の成形体であり、上端部には注
油口21が開口し、下端部にはつば状に張り出したフラ
ンジ部22が形成されている。このフランジ部22の下
面には、溶着の際に用いられる、環状に隆起した溶着部
22aが設けられている。
【0019】また、上部タンク2の下端部近くには、上
部タンク外周面23の接線方向に伸びる流入パイプ24
が一体成形により設けられている。この流入パイプ24
は、上部タンク2とは別体の樹脂成形体として設け、溶
着等の方法により上部タンク2に取り付けるようにして
もよい。
【0020】中間部材3は、図4、図5に示すように、
略リング形状をした合成樹脂製の成形体であり、リング
部31と、このリング部31の外周の一部から張り出し
て一体成形されたブラケット取付部32を有している。
このブラケット取付部32には、リザーバタンク1を自
動車の所定箇所に設置するための、周知の金属製ブラケ
ット(不図示)が取り付けられる。
【0021】前記リング部31の内周は円孔33となっ
ており、インサート成形により設置されたナイロン製の
ストレーナ36に覆われている。円孔33の周囲には、
環状の隔壁34によって隔てられ、円周上に複数配置し
たまゆ型孔35が形成されており、これらまゆ型孔35
も前記ストレーナ36で覆われている(まゆ型孔35に
ついては、後述する第2の実施の形態を参照)。なお、
ストレーナ36は、作動油をろ過するためのものであ
り、材質、中間部材3への取付方法は問わない。
【0022】また、リング部31の上面および下面の周
縁にも、溶着の際に用いられる、環状に隆起した溶着部
31a、31bがそれぞれ設けられている。
【0023】下部タンク4は、従来のリザーバタンクに
おける下部タンクのような底付き円筒状のものとは異な
り、図6、図7に示すように、略漏斗形状をした合成樹
脂製の成形体であり、漏斗部41と、この漏斗部41の
最深部である最縮径箇所41bに接続されるように一体
成形された流出パイプ43を有している。
【0024】詳細には、漏斗部41は、中間部材3の円
孔33およびまゆ型孔35を包含する円形領域と略同径
となるまで、中間部材3へ向けて拡径しており、最拡径
箇所41aには、下部タンク4と中間部材3とが結合さ
れた状態でストレーナ36に当接する、前記円形領域と
略同径の環状の周壁41cを形成してある。
【0025】この構成により、ストレーナ36の直下
に、ストレーナ36、漏斗部41、周壁41cによって
画成される漏斗室41dが形成される。漏斗室41d
は、ストレーナ36の略全域にわたって開口し、かつ直
ちに縮径し始め、最縮径箇所41bにおいて流出パイプ
43が接続されている。
【0026】漏斗部41dの最拡径箇所41bから径方
向外方にはフランジ部42が延設されており、このフラ
ンジ部42の上面には、上部タンク2、中間部材3と同
様、溶着の際に用いられる、環状に隆起した溶着部42
aが設けられている。
【0027】そして、このようにしてなるリザーバタン
ク1は、中間部材3に取り付けられたブラケットによっ
て自動車のエンジンルーム内に設置されるとともに、ゴ
ムホース、金属チューブなどの配管により、流入パイプ
24はアクチュエータであるパワーアシスト機構部の排
出側に、流出パイプ43は油圧源であるオイルポンプの
吸入側にそれぞれ接続される。また、上部タンク2の注
油口21は、周知のキャップ21aによって、わずかな
大気連通状態を保って閉塞されている。
【0028】第1の実施の形態に係るリザーバタンクの
効果を、以下に記す。 (1) 油圧式パワーステアリング装置にあっては、適
用される自動車の事情、つまり、エンジンルーム内での
リザーバタンク1、パワーアシスト機構部およびオイル
ポンプの位置関係、また周辺の他装置との干渉を考慮し
て、配管の取り回しが行われる。これにより、リザーバ
タンク1の流入パイプ24、流出パイプ43は、おのず
と最適な方向が決まってくる。
【0029】この実施の形態に係るリザーバタンク1で
は、流入パイプ24を有する上部タンク2、流出パイプ
43を有する下部タンク4を、ブラケットによって位置
が決められる中間部材3とは別体としたので、これら3
部材2、3、4を互いに溶着する際、回転方向の相対角
度を適宜、設定することにより、各パイプ24、43を
所望の方向へ向けることが可能となる。
【0030】これにより、ただ一種類の上部タンク2、
中間部材3、下部タンク4を用意するのみで、適用され
る自動車の事情に対応可能な、汎用性の高い樹脂製リザ
ーバタンク1を、低コストで提供できる。
【0031】(2) 上部タンク2、中間部材3、下部
タンク4の結合を振動溶着法、超音波溶着法などの溶着
により行うので、溶着装置に各部材2、3、4を取り付
けるための治具の角度を変更する程度の処置により、中
間部材3に対する上部タンク2、下部タンク4の相対角
度を任意に設定できる。
【0032】(3) 作動油のろ過を行うストレーナ3
6を、中間部材3のリング部に設置するようにしたの
で、インサート成形によりストレーナ36を中間部材3
に固着する方法が採用できる。これにより、ストレーナ
押さえなどの別部材を用いることなく、また、ことさら
ストレーナを取り付けるための別工程を用いることな
く、リザーバタンク1にストレーナ36を設置できる。
【0033】(4) 冬季の車両始動時など、作動油が
低温で粘性が高い状態であると、作動油がストレーナ3
6を透過しにくくなっている。しかし、この実施の形態
のものにおいては、下部タンク4が備える漏斗室41d
の作用により、粘性の高い作動油であっても、ストレー
ナ36を容易に透過させることができる。
【0034】すなわち、流出パイプ43の設けられてい
る下部タンク4が、従来のリザーバタンクの下部タンク
のような底付き円筒状ではなく漏斗形状をしており、ス
トレーナ36のほぼ全域にわたってストレーナ36の直
下に開口する漏斗室41dを備えている。
【0035】そして、流出パイプ43に接続されたオイ
ルポンプの吸引力にもとづく負圧が漏斗室41dに導入
され、この負圧がストレーナ36のほぼ全域にわたって
ストレーナ36の直下で作用するため、粘性の高い状態
の作動油もストレーナ36を容易に透過する。
【0036】次に、第2の実施の形態に係る樹脂製リザ
ーバタンクついて記す。図8に示すリザーバタンク1
は、第1の実施の形態に対してバッフラ5を追加したも
のであり、いわゆる加圧式リザーバタンクである。な
お、第1の実施の形態のものは、無加圧式リザーバタン
クと称される。
【0037】このバッフラ5は、本出願人による先願で
ある特願平11−89938号に詳しいが、流入パイプ
24から流入する作動油を加圧し、ストレーナ36を透
過しやすくするためのものである。
【0038】なお、バッフラ5は、蟹爪状をした複数の
係止突起部51を有しており、この係止突起部51を上
部タンク2の内壁に形成したフィン25に係止して装着
することにより、上部タンク2と中間部材3とに挟持さ
れて固定されるようになっている。
【0039】このバッフラは5、中間部材3の円孔33
と略同径の凹部52を有しており、上部タンク2に対し
て取り付けられることにより、凹部52が中間部材3の
隔壁34、ストレーナ36と協働して圧力室53を画成
する。
【0040】この圧力室53は、バッフラ5に形成され
た通孔54によって流入パイプ24に接続され、流入パ
イプ24から流入する作動油の略全量が圧力室53内に
流入するようになっている。
【0041】なお、凹部52の天井には、メンテナンス
時に作動油のエア抜きを行うためのエア抜き孔55が形
成されているが、このエア抜き孔55は、常時はキャッ
プに設けられた棒状のオイルレベルゲージ(不図示)が
嵌挿され、閉塞されている。
【0042】このようなバッフラ5を設けたことによ
り、中間部材3のストレーナ36を間に挟んで圧力室5
3と漏斗室41dとが間近で対向することとなり、次の
ように作用する。
【0043】まず、流入パイプ24から流入した作動油
は、圧力室53内に押し込まれることによって流速が減
じられるので、流速エネルギが圧力エネルギに変換さ
れ、加圧される。
【0044】すなわち、圧力室53内は正圧となる。対
する下部タンク4の漏斗室41dは、流出パイプ43を
介してしオイルポンプの吸入側に接続されているので、
オイルポンプの吸引力が作用し、負圧となる。
【0045】これにより、リザーバタンク1内の作動油
は、ストレーナ36を挟んで正圧(圧力室53側)と負
圧(漏斗室41d側)とが間近で対向することになり、
この圧力差によって、粘性の高い状態の作動油でも、容
易にストレーナ36を透過できる。
【0046】したがって、バッフラ5を追加することに
より、第1の実施の形態に関して述べた下部タンク4の
略漏斗形状にもとづく効果が、より顕著に発揮されるこ
ととなる。
【0047】なお、中間部材3に設けたまゆ型孔35
は、漏斗室41d内と上部タンク2内(ただし圧力室5
3外の領域)とを連通するものであり、圧力室53から
ストレーナ36を透過して漏斗室41dに達した作動油
が含んでいるエアを、大気連通している上部タンク2内
へ放出する通路として機能するものである。
【0048】本発明は、前記第1、第2の実施形態に限
定されるものではなく、以下のように変更してもよい。
【0049】(a) 中間部材3に、円孔33と、この
円孔33の周囲に、隔壁34によって隔てられた複数の
まゆ型孔35とを設けているが、必ずしもこの構成には
限定されない。
【0050】このような構成は、第1の実施の形態とし
て示した無加圧式リザーバタンクと、第2の実施の形態
として示した加圧式リザーバタンクとにおいて中間部材
3を共通部品として用いるために採用したものであり、
円孔33から独立したまゆ型孔35は、加圧式リザーバ
タンクにおいてのみ、その機能を発揮するものであるの
で、中間部材3の共通化を想定しなければ次のような構
成が採用できる。
【0051】すなわち、無加圧式リザーバタンクにおい
ては、前記中間部材3の円孔33を、まゆ型孔35を包
含する領域にまで拡径し、下部タンク4の漏斗部41の
最拡径箇所41aと略同径の一つの円孔とすることがで
きる。この場合、前記のように拡径された円孔が、請求
項3で言う「リング部の内周」に相当する。
【0052】(b) 中間部材3に設けたまゆ型孔35
は、第2の実施の形態において説明したようにエア抜き
を目的とするものであるので、まゆ型には限定されず、
エア抜き機能が発揮されるものであれば、形状、大き
さ、数は問わない。
【0053】最後に、前記した各実施の形態または別例
から把握できる、請求項に記載した以外の技術思想につ
いて、その効果とともに記す。
【0054】(イ) 請求項3において、インサート成
形により、中間部材3のリング部31にストレーナ36
を固着した樹脂製リザーバタンク。こうすることによ
り、請求項3の効果を奏する。
【0055】(ロ) 請求項4において、下部タンク4
を、略漏斗形状の漏斗部41と、この漏斗部41の最拡
径箇所41aから径方向外方に延設したフランジ部42
と、流出パイプ43とで構成し、前記フランジ部42に
中間部材3との溶着箇所となる溶着部42aを設けた樹
脂製リザーバタンク。
【0056】こうすることにより、中間部材3に対する
下部タンク4の溶着長さを大きく取れるため、両部材
3、4間の結合強度、シール性を十分確保できる。
【0057】(ハ) 請求項4において、上部タンク2
に、流入パイプ24から流入する流体を加圧する圧力室
53を設けた樹脂製リザーバタンク。前記圧力室53
は、上部タンク2内に装着されるバッフラ5によって形
成されるものであり、詳細には、バッフラ5が中間部材
3のリング部31の内周(円孔33)と略同径の凹部5
2を有しており、この凹部52とストレーナ36とで、
ストレーナ36を挟んで漏斗室41dと対向する圧力室
53を画成するように構成する。
【0058】こうすることにより、流入パイプ24から
流入した流体が圧力室53内で加圧され、この圧力室5
3内が正圧となる。一方、下部タンク4の漏斗室41d
内は前記したように負圧となっているので、この圧力差
によって、粘性の高い状態の流体であっても、容易にス
トレーナ36を透過でき、請求項4の効果をより顕著に
奏することができる。
【0059】
【発明の効果】以上、詳述したように、請求項1の発明
によれば、流入パイプを設けた上部タンク、流出パイプ
を設けた下部タンクが、ブラケットが取り付けられる中
間部材とは別体であるので、上部タンクと中間部材、中
間部材と下部タンクとをそれぞれ結合する際に、回転方
向の相対角度を適宜、設定することにより、ブラケット
によって位置が決められる中間部材に対して、流入パイ
プおよび流出パイプを所望の方向へ向けることが可能と
なり、汎用性の高いリザーバタンクを低コストで提供で
きる。
【0060】請求項2の発明によれば、請求項1の効果
に加え、上部タンク、中間部材、下部タンクを溶着によ
り固着するので、中間部材に対して上部タンク、下部タ
ンクを、容易に所望の相対角度にて結合できる。
【0061】請求項3の発明によれば、請求項1または
2の効果に加え、略リング形状の中間部材の内周にスト
レーナを設けるようにしたので、たとえばインサート成
形によりストレーナを取り付ける方法を採用でき、こと
さらストレーナを取り付ける別工程を用いることなく、
リザーバタンクにストレーナを設置できる。
【0062】請求項4の発明によれば、請求項3の効果
に加え、下部タンクとストレーナとで画成される漏斗室
を有するため、流出パイプをオイルポンプの吸入側に接
続した場合、オイルポンプの吸引力にもとづく負圧が、
ストレーナの全域にわたって、かつストレーナの直下で
作用する。このため、低温時などで粘性の高い状態の作
動油(たとえばパワーステアリングオイル)でも、容易
にストレーナを透過でき、オイルポンプにおいて吸入不
足による異音の発生することがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係る樹脂製リザー
バタンクの分解斜視図である。
【図2】本発明の第1の実施の形態に係る樹脂製リザー
バタンクの縦断面図である。
【図3】本発明の第1の実施の形態に係る樹脂製リザー
バタンクの、上部タンクの縦断面図である。
【図4】本発明の第1の実施の形態に係る樹脂製リザー
バタンクの、中間部材の平面図である。
【図5】図4のb−b線断面図である。
【図6】本発明の第1の実施の形態に係る樹脂製リザー
バタンクの、下部タンクの平面図である。
【図7】図6のb−b線断面図である。
【図8】本発明の第2の実施の形態に係る樹脂製リザー
バタンクの縦断面図である。
【符号の説明】
1 リザーバタンク 2 上部タンク 21 注油口 21a キャップ 22 フランジ部 22a 溶着部 23 外周面 24 流入パイプ 25 フィン 3 中間部材 31 リング部 31a、31b 溶着部 32 ブラケット取付部 33 円孔 34 隔壁 35 まゆ型孔 36 ストレーナ 4 下部タンク 41 漏斗部 41a 最拡径箇所 41b 最縮径箇所 41c 周壁 41d 漏斗室 42 フランジ部 42a 溶着部 43 流出パイプ 5 バッフラ 51 係止突起部 52 凹部 53 圧力室 54 通孔 55 エア抜き孔

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 流入パイプを設けた樹脂製の上部タンク
    と流出パイプを設けた樹脂製の下部タンクとを有する樹
    脂製リザーバタンクにおいて、前記上部タンクと下部タ
    ンクとの間に、ブラケット取付部を有する略リング形状
    をした樹脂製の中間部材を介在させ、上部タンクと中間
    部材、中間部材と下部タンクとをそれぞれ結合すること
    により一体としたことを特徴とする樹脂製リザーバタン
    ク。
  2. 【請求項2】 上部タンクと中間部材、中間部材と下部
    タンクとをそれぞれ溶着により結合した請求項1に記載
    の樹脂製リザーバタンク。
  3. 【請求項3】 前記中間部材を、略リング形状のリング
    部と、このリング部の一部に設けたブラケット取付部と
    で構成し、前記リング部の内周にストレーナを設けた請
    求項1または2に記載の樹脂製リザーバタンク。
  4. 【請求項4】 下部タンクを、中間部材へ向けて拡がる
    略漏斗形状とし、この略漏斗形状の最拡径箇所をストレ
    ーナと略同径とすることにより、下部タンクとストレー
    ナとで漏斗室を画成するとともに、前記略漏斗形状の最
    縮径箇所に流出パイプを一体成形により接続した請求項
    3に記載の樹脂製リザーバタンク。
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