JP2001127939A - 音声データ伝送機能付きファクシミリ装置および画像伝送装置 - Google Patents

音声データ伝送機能付きファクシミリ装置および画像伝送装置

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JP2001127939A
JP2001127939A JP30214899A JP30214899A JP2001127939A JP 2001127939 A JP2001127939 A JP 2001127939A JP 30214899 A JP30214899 A JP 30214899A JP 30214899 A JP30214899 A JP 30214899A JP 2001127939 A JP2001127939 A JP 2001127939A
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Shinichi Nishikawa
振一 西川
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ファクシミリ装置またはファクシミリシステ
ムにおいて、簡便な方法でFAX文書にあわせて音声デ
ータを伝送する手段を提供すること。 【解決手段】 音声入力部7と音声データ変換部101
と読取部4と制御部9を含むFAX装置であって、読取
部4で読みこんだ画像データとあわせて音声入力部7で
入力して音声データ変換部101で変換した音声データ
を、バイナリファイル転送にて画像データの送信前また
は後に送信するFAX装置1とし、PB信号の操作など
煩雑な手続きをせず、簡易な方法で受信ユーザはFAX
文書に関連付けられる伝言データを音声で聴くことがで
きるようになる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、音声データをあわ
せて伝送する機能を有する画像伝送技術に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、ファクシミリ(以下、FAXと
称す)装置により画像情報を伝送する場合には、伝送す
る画像情報に関する簡単なコメントやメッセージ等(以
下、これらを総称してメッセージと称す)を相手先に口
頭で伝達したい場合がある。
【0003】このような機能を実現する方法の一つとし
て、特開平6−245010号公報では、1ページ目の
データとして音声データを送信することが提案されてい
る。また、特開平8−23396号公報では、自動応答
メッセージとPB信号を利用してFAXデータにあわせ
て音声データを送信する情報蓄積伝送装置(以下、FA
Xサーバと称す)が提案されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記の
特開平6−245010号公報で提案されているものに
おいては、送信側で音声をデジタルデータに変換して画
像メモリの所定の領域にページ単位のデータとして書き
こみ、この音声データ添付情報を送信し、受信側では音
声データの添付を確認して音声データを抜き出して再生
する構成となっている。
【0005】この方法では、受信相手は当該方法に完全
に準拠している必要があり、受信相手が非常に限定され
てしまい、ほとんど実用に耐えられない。
【0006】また、特開平8−23396号公報で提案
されているものにおいては、FAXサーバとして送信側
は予め音声とFAX画像データを蓄積していて、受信側
のPB信号の取り出し指示で音声データとFAX画像デ
ータを送信する。
【0007】この方法は、あくまでFAXサーバに最適
な方法であり、随時発生するFAX画像データに対して
音声データを添付するには向かない。さらに当該方法で
は、常に自動応答メッセージとPB信号にて処理をする
ので、受信相手が常にPB信号を操作する必要がある。
【0008】そこで本発明は以上のような問題点に鑑
み、簡便な方法でFAX文書または画像データにあわせ
て音声データを伝送する手段をもつFAX装置または画
像伝送装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明は、画像読取部で読みこんだ画像データとあわ
せて音声入力部で入力して音声データ変換部で変換した
音声データをバイナリファイル転送にて画像データの送
信前または後に送信する構成の音声データ伝送機能付き
FAX装置とする。
【0010】また、本発明は、FAX通信に先立ち音声
入力部で入力した音声データを送信する構成の音声デー
タ伝送機能付きFAX装置とする。
【0011】また、本発明は、画像読取部で読みこんだ
画像データとあわせて前記音声入力部で入力して前記音
声データ変換部で変換した音声データをバイナリファイ
ル転送にて画像データの送信前または後に送信する構成
の音声データ伝送機能付き画像伝送装置とする。
【0012】また、本発明は、FAX通信に先立ち音声
入力部で入力した音声データを送信する構成の音声デー
タ伝送機能付き画像伝送装置とする。
【0013】本発明によれば、FAX装置および画像伝
送装置において、簡便な方法でFAX文書にあわせて音
声テータを伝送することが可能となる。
【0014】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、音声入力部と音声データ変換部と画像読取部と制御
部を備え、前記画像読取部で読みこんだ画像データとあ
わせて前記音声入力部で入力して前記音声データ変換部
で変換した音声データをバイナリファイル転送にて画像
データの送信前または後に送信するようにした音声デー
タ伝送機能付きFAX装置であり、PB信号の操作など
煩雑な手続きをせず、簡易な方法で受信ユーザはFAX
文書に関連付けられる伝言データを音声で聴くことがで
きるという作用を有する。
【0015】本発明の請求項2に記載の発明は、音声入
力部と画像読取部と制御部を備え、ファクシミリ通信に
先立ち前記音声入力部で入力した音声データを送信する
ようにした音声データ伝送機能付きFAX装置であり、
受信側のFAXは特別な機械を必要とせず、現在広く流
通しているハンドセットのあるFAX装置にてFAX文
書に関連付けられる伝言データを音声で聴くことができ
るという作用を有する。
【0016】本発明の請求項3に記載の発明は、音声入
力部と音声データ変換部と回線制御部を備え、文書作成
した画像データとあわせて前記音声入力部で入力して前
記音声データ変換部で変換した音声データをバイナリフ
ァイル転送にて画像データの送信前または後に送信する
ようにした音声データ伝送機能付き画像伝送装置であ
り、FAX装置でないコンピュータベースの画像伝送装
置であってもPB信号の操作など煩雑な手続きをせず、
簡易な方法で受信ユーザはFAX文書に関連付けられる
伝言データを音声で聴くことができるという作用を有す
る。
【0017】本発明の請求項4に記載の発明は、音声入
力部と回線制御部を備え、ファクシミリ通信に先立ち前
記音声入力部で入力した音声データを送信するようにし
た音声データ伝送機能付き画像伝送装置であり、FAX
装置でないコンピュータベースの画像伝送装置であって
も受信側のFAXは特別な機械を必要とせず、現在広く
流通しているハンドセットのあるFAX装置にてFAX
文書に関連付けられる伝言データを音声で聴くことがで
きるという作用を有する。
【0018】以下、本発明の実施の形態について、図面
を参照して説明する。なお、これらの各図面において、
同一の部材には同一の符号を付しており、また、重複し
た説明は省略されている。
【0019】(実施の形態1)図1は、本発明の実施の
形態1の音声データ伝送機能付きのFAX装置の構成
図、図3は、同FAX装置の操作部を示す平面図、図4
および図5は、同FAX装置の動作を示すフローチャー
トである。
【0020】図1に示すように、本発明の実施の形態1
のFAX装置1は、公衆回線PSTNを介して他のFA
Xと通信可能に接続されている。そして相手先電話番号
を設定して一般的なT.30に準拠した方法でFAX文
書の送受信を行うことができる。
【0021】このFAX装置1は、送信先電話番号を設
定するなどユーザが操作を行う操作部2と、受信したF
AX文書を印刷出力する記録部3と、送信したい文書を
光学的手段で読取電子データに変換する読取部4と、公
衆回線(以下PSTNと呼ぶ)と接続してT.30に準
拠した方法でFAX文書を送受信する通信制御部5と、
ユーザが音声で相手と通話を行うハンドセット6と、ハ
ンドセット6からの音声を入力する音声入力部7と、音
声入力部7からの入力された音声データをデジタルデー
タに変換する音声データ変換部101と、相手からの音
声データをアナログデータに変換して再生する音声出力
部8と、これらの機能を実現するように制御を行う制御
部9とからなっている。
【0022】また図3に示すように、操作部2は、送信
先情報や送信状態等を表示する表示部10と、送信先電
話番号を入力する0から9および*,#のキーからなる
テンキー11と、原稿をセットして相手先を設定した後
送信を行うスタートキー12と、送信中何らかの不都合
があった場合送信を中止するため押下するストップキー
13と、FAX文書にあわせて伝言を入力するときに押
下する伝言録音ボタン14を少なくとも含んでいる。
【0023】以上のように構成されたFAX装置におい
て、FAX文書の送信時に伝言メッセージをあわせて送
信する処理を図4および図5を用いて説明する。
【0024】図4は、送信前に音声ファイルを添付する
処理、図5は、音声ファイルをあわせて送信する処理お
よび出力処理を示している。
【0025】ユーザは、FAX送信前に操作部2の伝言
録音ボタン14を押下する(ステップS1)。ユーザ
は、伝言の入力を促すメッセージを聞いた後FAXに関
する伝言メッセージをハンドセット6から入力する(ス
テップS2)。音声入力部7にて入力された音声データ
を、音声データ変換部101にてWAVファイル形式に
変換する(ステップS3)。その後、音声データ変換部
101にてWAVファイルをFAX送信するため、T.
434勧告に準拠したBFTファイル形式に変換する
(ステップS4)。音声ファイルを一時保管して、ユー
ザは操作部2のテンキー11などから送信先を入力する
(ステップS5)。そして送信するべき原稿を読取部4
より読みこむ(ステップS6)。読みこんだ画像ファイ
ルがFAX送信用文書に変換され、一時保管される。送
信準備が整い次第、FAX装置1は相手先へ発呼する
(ステップS7)。
【0026】つづいて図5のように、受信側FAXが着
信を検知すると、着呼してDIS信号を送出する(ステ
ップS8)。FAX装置1は、DIS信号を解析して相
手先にふさわしいDCS信号をBFTのビットを立てて
送出する(ステップS9)。トレーニング信号TCFを
送出し(ステップS10)、ハンドセット6から入力さ
れてBFTファイルに変換された音声データを送出する
(ステップS11)。受信側FAXはBFT音声ファイ
ルを受領したら、受領確認を示すMCF信号を送出する
(ステップS12)。この信号を確認してFAX装置1
は読みこんで、一時保管してある画像データを送出する
(ステップS13)。受信側FAXは正常受信できた
ら、受領確認を示すMCF信号を送出する(ステップS
14)。その後、送信するものがなければ回線切断を行
う(ステップS15)。受信側FAXは、受信した画像
データをFAX文書出力する(ステップS16)。受信
側FAXのユーザが伝言再生ボタンを押す(ステップS
17)と、受信した伝言メッセージを再生する(ステッ
プS18)。
【0027】以上のように本発明の実施の形態1の音声
データ伝送機能付きFAX装置は、読取部4で読みこん
だ画像データとあわせて音声入力部7で入力し、音声デ
ータ変換部101で変換し、その音声データをバイナリ
ファイル転送にて画像データの送信前または後に送信す
るので、PB信号の操作など煩雑な手続きをせず、簡易
な方法で受信ユーザはFAX文書に関連付けられる伝言
データを音声で聴くことができる。
【0028】(実施の形態2)図2は、本発明の実施の
形態2の音声データ伝送機能付きFAX装置の構成図、
図3は、同FAX装置の操作部を示す平面図、図6およ
び図7は、同FAX装置の動作を示すフローチャートで
ある。
【0029】図2に示すように、本発明の実施の形態2
のFAX装置1は、公衆回線PSTNを介して他のFA
Xと通信可能に接続され、相手先電話番号を設定して一
般的なT.30に準拠した方法でFAX文書の送受信を
行うことができこと、また、操作部2、記録部3、読取
部4と、通信制御部5、ハンドセット6、音声入力部
7、音声出力部8、制御部9を備えていることは、前記
実施の形態と同じであり、音声データ変換部101を備
えていないことにおいて、前記実施の形態1と異なって
いる。
【0030】また、図3に示すように、本発明の実施の
形態2のFAX装置1の操作部2は、前記実施の形態1
の操作部2と同じ構成をしているので、ここでは説明を
省く。
【0031】つぎに、送信する処理を図6および図7を
用いて説明する。
【0032】図6は、送信前に音声ファイルを添付する
処理、図7は、音声送信後FAX送信する処理および出
力処理を示している。
【0033】ユーザは、FAX送信前に操作部2の伝言
録音ボタン14を押下する(ステップS20)。ユーザ
は、伝言の入力を促すメッセージを聞いた後、FAXに
関する伝言メッセージをハンドセット6から入力する
(ステップS21)。音声入力部7にて入力された音声
ファイルを一時保管して、ユーザは操作部2のテンキー
11などから送信先を入力する(ステップS22)。そ
して送信するべき原稿を読取部4より読みこむ(ステッ
プS23)。読みこんだ画像ファイルがFAX送信用文
書に変換され一時保管される。送信準備が整い次第、F
AX装置1は相手先へ発呼する(ステップS24)。
【0034】つづいて図7のように、着信ベルが鳴った
らユーザが受信側FAXのハンドセット6を持ち上げ
る。そこでFAX装置1より自動応答メッセージととも
に一時保管された音声メッセージを送出する(ステップ
S25)。受信側FAXはハンドセット6より音声メッ
セージを再生する(ステップS26)。ユーザは音声を
確認後、操作部から受信ボタン(通常FAXのスタート
ボタン)を押す(ステップS27)。
【0035】このタイミングで受信側FAXはDIS信
号を送出する(ステップS28)。FAX装置1はDI
S信号を解析して、相手先にふさわしいDCS信号をB
FTのビットを立てて送出する(ステップS29)。ト
レーニング信号TCFを送出し(ステップS30)、読
みこんで一時保管してある画像データを送出する(ステ
ップS31)。受信側FAXは正常受信できたら、受領
確認を示すMCF信号を送出する(ステップS32)。
その後、送信するものがなければ回線切断を行う(ステ
ップS33)。受信側FAXは受信した画像データをF
AX文書出力する(ステップS34)。
【0036】以上のように本発明の実施の形態2の音声
データ伝送機能付きFAX装置は、FAX通信に先立ち
音声入力部7で入力した音声データを送信するため、受
信側のFAXは特別な機械を必要とせず、現在広く流通
しているハンドセットのあるFAX装置にてFAX文書
に関連付けられる伝言データを音声で聴くことができ
る。
【0037】(実施の形態3)この実施の形態3は、前
記実施の形態1および2に示すようなFAX装置だけで
なく、読取部、記録部を有さないコンピュータをベース
とした音声データ伝送機能付き画像伝送装置に係るもの
である。
【0038】図8は、本発明の実施の形態3の音声デー
タ伝送機能付き画像伝送装置の構成図である。
【0039】図8に示すように、本発明の実施の形態3
の画像伝送装置15は、公衆回線PSTNを介して他の
FAXと通信可能に接続され、ワープロソフト等で作成
した文書を相手先電話番号を設定して一般的なT.30
に準拠した方法でFAX文書の送受信を行うことができ
る。
【0040】前記画像伝送装置15は、基本的な動作の
制御を行うOS17の上で、公衆回線(以下PSTNと
呼ぶ)と接続してT.30に準拠した方法でFAX文書
を送受信するモデム16を制御するモデム制御部18
と、マイク19からの音声を入力してデジタルデータに
変換する音声入力部7と、音声入力部7からの入力され
た音声データをデジタルデータに変換する音声データ変
換部101と、相手からの音声データをアナログデータ
に変換してスピーカ20から再生する音声出力部8と、
ワープロソフト等文書を作成するアプリケーションソフ
ト22と、このアプリケーションソフト22から呼び出
され作成した文書をFAX文書に変換するFAXドライ
バ21を少なくても含んでいる。
【0041】以上のように構成された画像伝送装置にお
いて、FAX文書の送信時に伝言メッセージをあわせて
送信する処理を図10および図5を用いて説明する。
【0042】図10は、送信前に音声ファイルを添付す
る処理、図5は、音声ファイルをあわせて送信する処理
および出力処理を示している。
【0043】ユーザは、FAX送信前に本システムを起
動しておく(ステップS40)。ユーザは、ワープロソ
フト等のアプリケーションソフト22で作成した文書を
送信するとき「印刷」を選択し、プリンタとして本シス
テムのFAX送信を選択する(ステップS41)。送信
先を電話番号入力または電話帳より選択して設定する
(ステップS42)。ここでFAX文書にあわせて音声
で伝言メッセージを送りたい場合、画面上の伝言録音ボ
タンを押下する(ステップS43)。そして伝言メッセ
ージを画像伝送装置15のマイク19から音声入力部7
を通して入力する(ステップS44)。音声入力部7に
て入力された音声データを、音声データ変換部101に
てWAVファイル形式に変換する(ステップS45)。
その後、音声データ変換部101にてWAVファイルを
FAXに添付送信するため、BFTファイルに変換し
(ステップS46)一時保管される。送信ボタンが押さ
れると、アプリケーションで作成された文書がFAX文
書に変換され(ステップS47)一時保管される。送信
準備が整い次第、画像伝送装置15は相手先へ発呼する
(ステップS48)。
【0044】つづいて図5のように、受信側FAXが着
信を検知すると、着呼してDIS信号を送出する(ステ
ップS8)。画像伝送装置15はDIS信号を解析し、
相手先にふさわしいDCS信号をBFTのビットを立て
て送出する(ステップS9)。トレーニング信号TCF
を送出し(ステップS10)、マイク19から入力され
てBFTファイルに変換された音声データを送出する
(ステップS11)。受信側FAXはBFT音声ファイ
ルを受領したら、受領確認を示すMCF信号を送出する
(ステップS12)。この信号を確認して画像伝送装置
15はアプリケーションで作成し、FAX文書に変換し
て一時保管してある画像データを送出する(ステップS
13)。受信側FAXは正常受信できたら、受領確認を
示すMCF信号を送出する(ステップS14)。その
後、送信するものがなければ回線切断を行う(ステップ
S15)。受信側FAXは受信した画像データをFAX
文書出力する(ステップS16)。受信側FAXのユー
ザが伝言再生ボタンを押す(ステップS17)と、受信
した伝言メッセージを再生する(ステップS18)。
【0045】以上のように本発明の実施の形態3の音声
データ伝送機能付き画像伝送装置は、文書作成した画像
データとあわせて、音声入力部7で入力して音声データ
変換部101で変換した音声データを、バイナリファイ
ル転送にて画像データの送信前または後に送信するの
で、FAX装置でないコンピュータベースの画像伝送装
置であってもPB信号の操作など煩雑な手続きをせず、
簡易な方法で受信ユーザはFAX文書に関連付けられる
伝言データを音声で聴くことができる。
【0046】(実施の形態4)図9は、本発明の実施の
形態4の音声データ伝送機能付き画像伝送装置の構成図
である。
【0047】図9に示すように、本発明の実施の形態4
の画像伝送装置15は、公衆回線PSTNを介して他の
FAXと通信可能に接続され、ワープロソフト等で作成
した文書を相手先電話番号を設定して一般的なT.30
に準拠した方法でFAX文書の送受信を行うこと、ま
た、モデム16、モデム制御部18、マイク19、音声
入力部7、スピーカ20、音声出力部8、アプリケーシ
ョンソフト22、FAXドライバ21を備えていること
は、前記実施の形態3と同じであり、音声データ変換部
101を備えていないことにおいて前記実施の形態3と
異なっている。
【0048】この画像伝送装置15における送信処理
を、図11および図7を用いて説明する。
【0049】図11は、送信前に音声ファイルを添付す
る処理、図7は音声送信後FAX送信する処理および出
力処理を示している。
【0050】ユーザは、FAX送信前に本システムを起
動しておく(ステップS50)。ユーザは、ワープロソ
フト等のアプリケーションソフト22で作成した文書を
送信するとき「印刷」を選択し、プリンタとして本シス
テムのFAX送信を選択する(ステップS51)。送信
先を電話番号入力または電話帳より選択して設定する
(ステップS52)。ここでFAX文書にあわせて音声
で伝言メッセージを送りたい場合、画面上の伝言録音ボ
タンを押下する(ステップS53)。そして伝言メッセ
ージを画像伝送装置15のマイク19から入力する(ス
テップS54)。音声入力部7にて入力された音声デー
タをWAVファイル形式に変換させて(ステップS5
5)一時保管される。送信ボタンを押されるとアプリケ
ーションで作成された文書がFAX文書に変換され(ス
テップS56)一時保管される。送信準備が整い次第、
画像伝送装置15は相手先へ発呼する(ステップS5
7)。
【0051】つづいて図7のように、着信ベルが鳴った
らユーザが受信側FAXのハンドセットを持ち上げる。
そこで画像伝送装置15より自動応答メッセージととも
に一時保管された音声メッセージを送出する(ステップ
S25)。受信側FAXはハンドセットより音声メッセ
ージを再生する(ステップS26)。ユーザは音声を確
認後、操作部から受信ボタン(通常FAXのスタートボ
タン12)を押す(ステップS27)。
【0052】このタイミングで受信側FAXはDIS信
号を送出する(ステップS28)。画像伝送装置15は
DIS信号を解析して相手先にふさわしいDCS信号を
BFTのビットを立てて送出する(ステップS29)。
トレーニング信号TCFを送出し(ステップS30)、
アプリケーションで作成し、FAX文書に変換して一時
保管してある画像データを送出する(ステップS3
1)。受信側FAXは正常受信できたら、受領確認を示
すMCF信号を送出する(ステップS32)。その後、
送信するものがなければ回線切断を行う(ステップS3
3)。受信側FAXは受信した画像データをFAX文書
出力する(ステップS34)。
【0053】以上のように本発明の実施の形態4の音声
データ伝送機能付き画像伝送装置は、FAX通信に先立
ち音声入力部7で入力した音声データを送信するため、
FAX装置でないコンピュータベースの画像伝送装置で
あっても受信側のFAXは特別な機械を必要とせず、現
在広く流通しているハンドセットのあるFAX装置にて
FAX文書に関連付けられる伝言データを音声で聴くこ
とができる。
【0054】なお、本実施の形態1および2ではFAX
装置として説明したが、少なくともFAX機能を有する
プリンタ、コピー機能などを持った多機能な画像形成装
置でも良い。
【0055】また、本実施の形態1乃至4で音声のメッ
セージをFAX文書の送信に先だって送信しているが、
本実施の形態1および3の場合、FAX文書を送った
後、音声データのBFTファイルを送っても良いし、ま
た、本実施の形態2および4の場合、FAX文書を送っ
た後、ハンドセットで伝言再生を行っても良い。
【0056】この他にも、本発明の趣旨を損なわない限
り、様々な実施の形態を行っても構わない。
【0057】
【発明の効果】以上の説明より明らかなように、本発明
による音声データ伝送機能付きFAX装置は、画像読取
部で読みこんだ画像データとあわせて音声入力部で入力
して音声データ変換部で変換した音声データをバイナリ
ファイル転送にて画像データの送信前または後に送信す
るので、PB信号の操作など煩雑な手続きをせず、簡易
な方法で受信ユーザはFAX文書に関連付けられる伝言
データを音声で聴くことができるという有効な効果が得
られる。
【0058】また、本発明による音声データ伝送機能付
きFAX装置は、FAX通信に先立ち音声入力部で入力
した音声データを送信するので、受信側のFAXは特別
な機械を必要とせず、現在広く流通しているハンドセッ
トのあるFAX装置にてFAX文書に関連付けられる伝
言データを音声で聴くことができるという有効な効果が
得られる。
【0059】また、本発明による音声データ伝送機能付
き画像伝送装置は、文書作成した画像データとあわせて
音声入力部で入力して音声データ変換部で変換した音声
データをバイナリファイル転送にて画像データの送信前
または後に送信するので、FAX装置でないコンピュー
タベースの画像伝送装置であってもPB信号の操作など
煩雑な手続きをせず、簡易な方法で受信ユーザはFAX
文書に関連付けられる伝言データを音声で聴くことがで
きるという有効な効果が得られる。
【0060】また、本発明による音声データ伝送機能付
き画像伝送装置は、FAX通信に先立ち音声入力部で入
力した音声データを送信するため、FAX装置でないコ
ンピュータベースの画像伝送装置であっても受信側のF
AXは特別な機械を必要とせず、現在広く流通している
ハンドセットのあるFAX装置にてFAX文書に関連付
けられる伝言データを音声で聴くことができるという有
効な効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1の音声データ伝送機能付
きFAX装置の構成図
【図2】本発明の実施の形態2の音声データ伝送機能付
きFAX装置の構成図
【図3】本発明の実施の形態1および2のFAX装置の
操作部を示す平面図
【図4】本発明の実施の形態1のFAX装置の動作を示
すフローチャート
【図5】本発明の実施の形態1および3のFAX装置ま
たは画像伝送装置の動作を示すフローチャート
【図6】本発明の実施の形態2のFAX装置の動作を示
すフローチャート
【図7】本発明の実施の形態2および4のFAX装置ま
たは画像伝送装置の動作を示すフローチャート
【図8】本発明の実施の形態3の音声データ伝送機能付
き画像伝送装置の構成図
【図9】本発明の実施の形態4の音声データ伝送機能付
き画像伝送装置の構成図
【図10】本発明の実施の形態3の画像伝送装置の動作
を示すフローチャート
【図11】本発明の実施の形態4の画像伝送装置の動作
を示すフローチャート
【符号の説明】
1 FAX装置 2 操作部 3 記録部 4 読取部 5 通信制御部 6 ハンドセット 7 音声入力部 8 音声出力部 9 制御部 10 表示部 11 テンキー 12 スタートキー 13 ストップキー 14 伝言録音ボタン 15 画像伝送装置 16 モデム 17 OS 18 モデム制御部 19 マイク 20 スピーカ 21 FAXドライバ 22 アプリケーションソフト 101 音声データ変換部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】音声入力部と音声データ変換部と画像読取
    部と制御部を備え、前記画像読取部で読みこんだ画像デ
    ータとあわせて前記音声入力部で入力して前記音声デー
    タ変換部で変換した音声データをバイナリファイル転送
    にて画像データの送信前または後に送信するようにした
    ことを特徴とする音声データ伝送機能付きファクシミリ
    装置。
  2. 【請求項2】音声入力部と画像読取部と制御部を備え、
    ファクシミリ通信に先立ち前記音声入力部で入力した音
    声データを送信するようにしたことを特徴とする音声デ
    ータ伝送機能付きファクシミリ装置。
  3. 【請求項3】音声入力部と音声データ変換部と回線制御
    部を備え、文書作成した画像データとあわせて前記音声
    入力部で入力して前記音声データ変換部で変換した音声
    データをバイナリファイル転送にて画像データの送信前
    または後に送信するようにしたことを特徴とする音声デ
    ータ伝送機能付き画像伝送装置。
  4. 【請求項4】音声入力部と回線制御部を備え、ファクシ
    ミリ通信に先立ち前記音声入力部で入力した音声データ
    を送信するようにしたことを特徴とする音声データ伝送
    機能付き画像伝送装置。
JP30214899A 1999-10-25 1999-10-25 音声データ伝送機能付きファクシミリ装置および画像伝送装置 Pending JP2001127939A (ja)

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