JP2000253200A - 電子メール機能付通信端末装置 - Google Patents
電子メール機能付通信端末装置Info
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 画データを印刷することなく、音声メッセー
ジがあることを容易に認識できる電子メール機能付通信
端末装置を提供する。 【解決手段】 会話予約により送信側から受信された音
声メッセージを音声デジタル記録部10に録音しておき、
その音声メッセージを電子メール形式のデータに主制御
部1にて変換し、電子メールとして所定のアドレス先へ
送信する。送信側で音声メッセージに受信先のアドレス
を含ませておけば、受信側でその音声メッセージを解析
して、そのアドレス先へ音声メッセージ及び/または画
データを電子メールとして自動的に配信する。
ジがあることを容易に認識できる電子メール機能付通信
端末装置を提供する。 【解決手段】 会話予約により送信側から受信された音
声メッセージを音声デジタル記録部10に録音しておき、
その音声メッセージを電子メール形式のデータに主制御
部1にて変換し、電子メールとして所定のアドレス先へ
送信する。送信側で音声メッセージに受信先のアドレス
を含ませておけば、受信側でその音声メッセージを解析
して、そのアドレス先へ音声メッセージ及び/または画
データを電子メールとして自動的に配信する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画データを電子メ
ールで通信する機能を備えたファクシミリ装置のような
通信端末装置に関する。
ールで通信する機能を備えたファクシミリ装置のような
通信端末装置に関する。
【0002】
【従来の技術】原稿の画データを送受信するファクシミ
リ装置には、会話予約機能があり、ファクシミリ通信の
途中でも受信者を呼び出して通話すること、または、送
信者の音声メッセージを留守録音することができる。こ
の留守録音機能にあっては、ファクシミリ通信が完了し
た後に、送信者が伝えたいメッセージを話し、その音声
メッセージを受信側で録音する。そして、受信した画デ
ータを印刷する際に、音声メッセージが添付されている
ことを追記する。受信者は、その印刷物を見て、音声メ
ッセージが添付されていることを確認して、録音されて
いるメッセージを再生する。
リ装置には、会話予約機能があり、ファクシミリ通信の
途中でも受信者を呼び出して通話すること、または、送
信者の音声メッセージを留守録音することができる。こ
の留守録音機能にあっては、ファクシミリ通信が完了し
た後に、送信者が伝えたいメッセージを話し、その音声
メッセージを受信側で録音する。そして、受信した画デ
ータを印刷する際に、音声メッセージが添付されている
ことを追記する。受信者は、その印刷物を見て、音声メ
ッセージが添付されていることを確認して、録音されて
いるメッセージを再生する。
【0003】近年、ローカルなコンピュータ通信網を通
信回線で接続して更にネットワーク化したインターネッ
トなどを介して電子メールを通信するコンピュータ通信
網が普及しつつある。コンピュータ通信網は誤り訂正能
力に優れ、最寄りのプロバイダ(コンピュータ通信網へ
の接続業者)までの通信費用を負担するだけで、日本国
内だけでなく海外のコンピュータと通信することができ
る。
信回線で接続して更にネットワーク化したインターネッ
トなどを介して電子メールを通信するコンピュータ通信
網が普及しつつある。コンピュータ通信網は誤り訂正能
力に優れ、最寄りのプロバイダ(コンピュータ通信網へ
の接続業者)までの通信費用を負担するだけで、日本国
内だけでなく海外のコンピュータと通信することができ
る。
【0004】従来のG3ファクシミリ装置の通信手順及
び通信方式は、コンピュータ通信網のそれと異なるの
で、直接コンピュータ通信網へ接続することができな
い。しかし、原稿などの画データであっても、電子メー
ル形式に変換することによりコンピュータ通信網へ送信
することができる。
び通信方式は、コンピュータ通信網のそれと異なるの
で、直接コンピュータ通信網へ接続することができな
い。しかし、原稿などの画データであっても、電子メー
ル形式に変換することによりコンピュータ通信網へ送信
することができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このような電子メール
機能付ファクシミリ装置にあって、従来、ファクシミリ
受信した画データを電子メールとして転送していたが、
会話予約による音声メッセージを転送することができ
ず、不便であるという問題がある。
機能付ファクシミリ装置にあって、従来、ファクシミリ
受信した画データを電子メールとして転送していたが、
会話予約による音声メッセージを転送することができ
ず、不便であるという問題がある。
【0006】本発明は斯かる事情に鑑みてなされたもの
であり、音声メッセージも画データと同様に電子メール
として扱うことにより、会話予約による音声メッセージ
を転送することができる電子メール機能付通信端末装置
を提供することを目的とする。
であり、音声メッセージも画データと同様に電子メール
として扱うことにより、会話予約による音声メッセージ
を転送することができる電子メール機能付通信端末装置
を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】第1発明の電子メール機
能付通信端末装置は、ファクシミリ通信の機能と電子メ
ール通信の機能とを有する通信端末装置において、画デ
ータ受信中の会話予約により受信した音声メッセージを
録音する手段と、録音した音声メッセージを電子メール
形式のデータに変換する手段と、変換した電子メール形
式のデータを所定のアドレスへ送信する送信手段とを備
えることを特徴とする。
能付通信端末装置は、ファクシミリ通信の機能と電子メ
ール通信の機能とを有する通信端末装置において、画デ
ータ受信中の会話予約により受信した音声メッセージを
録音する手段と、録音した音声メッセージを電子メール
形式のデータに変換する手段と、変換した電子メール形
式のデータを所定のアドレスへ送信する送信手段とを備
えることを特徴とする。
【0008】第1発明の電子メール機能付通信端末装置
にあっては、会話予約によって受信した音声メッセージ
を録音して、電子メール形式のデータに変換し、その変
換したデータを所定のアドレス先へ送信する。よって、
電子メールを受信することにより、会話予約によって受
信した音声メッセージを確認できる。
にあっては、会話予約によって受信した音声メッセージ
を録音して、電子メール形式のデータに変換し、その変
換したデータを所定のアドレス先へ送信する。よって、
電子メールを受信することにより、会話予約によって受
信した音声メッセージを確認できる。
【0009】第2発明の電子メール機能付通信端末装置
は、第1発明において、ファクシミリ通信により受信し
た画データを電子メール形式のデータに変換する手段を
更に備え、前記送信手段は、受信した画データも前記音
声メッセージと併せて電子メールとして前記所定のアド
レスへ送信するように構成したことを特徴とする。
は、第1発明において、ファクシミリ通信により受信し
た画データを電子メール形式のデータに変換する手段を
更に備え、前記送信手段は、受信した画データも前記音
声メッセージと併せて電子メールとして前記所定のアド
レスへ送信するように構成したことを特徴とする。
【0010】第2発明の電子メール機能付通信端末装置
にあっては、画データも電子メール形式のデータに変換
して、音声メッセージと共に所定のアドレス先へ送信す
る。よって、音声メッセージだけでなく画データも転送
先で受け取ることができる。
にあっては、画データも電子メール形式のデータに変換
して、音声メッセージと共に所定のアドレス先へ送信す
る。よって、音声メッセージだけでなく画データも転送
先で受け取ることができる。
【0011】第3発明の電子メール機能付通信端末装置
は、第1または第2発明において、前記音声メッセージ
に含まれる送信先のアドレスに関する情報を解析する解
析手段を備え、前記送信手段は、前記音声メッセージ及
び/または画データを電子メールとして、前記解析手段
による解析結果に基づく送信先のアドレスへ送信するよ
うに構成したことを特徴とする。
は、第1または第2発明において、前記音声メッセージ
に含まれる送信先のアドレスに関する情報を解析する解
析手段を備え、前記送信手段は、前記音声メッセージ及
び/または画データを電子メールとして、前記解析手段
による解析結果に基づく送信先のアドレスへ送信するよ
うに構成したことを特徴とする。
【0012】第3発明の電子メール機能付通信端末装置
にあっては、送信側で音声メッセージに盛り込まれたア
ドレス先の情報を受信側で解析し、解析結果によって判
明したアドレスへ音声メッセージ及び/または画データ
を電子メールとして送信する。よって、送信側で、音声
メッセージ及び/または画データの転送先を音声で指定
することができる。
にあっては、送信側で音声メッセージに盛り込まれたア
ドレス先の情報を受信側で解析し、解析結果によって判
明したアドレスへ音声メッセージ及び/または画データ
を電子メールとして送信する。よって、送信側で、音声
メッセージ及び/または画データの転送先を音声で指定
することができる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明をその実施の形態を
示す図面を参照して具体的に説明する。図1は、本発明
の電子メール機能付ファクシミリ装置の構成を示すブロ
ック図である。なお、以下に説明する本発明の実施の形
態では、コンピュータ通信網としてインターネットを使
用するものとし、本発明の電子メール機能付ファクシミ
リ装置は、従来のG3方式などのファクシミリ通信機能
に加えてインターネット通信可能な機能を備えている。
示す図面を参照して具体的に説明する。図1は、本発明
の電子メール機能付ファクシミリ装置の構成を示すブロ
ック図である。なお、以下に説明する本発明の実施の形
態では、コンピュータ通信網としてインターネットを使
用するものとし、本発明の電子メール機能付ファクシミ
リ装置は、従来のG3方式などのファクシミリ通信機能
に加えてインターネット通信可能な機能を備えている。
【0014】図1において、主制御部1は、具体的には
CPUで構成されており、バス20を介して以下に説明す
るハードウェア各部と接続されていて、それらを制御す
ると共に、種々のソフトウェア的機能を実行する。具体
的に、送信された画データ及び録音された音声メッセー
ジを電子メールの添付ファイル形式に変換するソフトウ
ェア的機能、録音された音声メッセージに含まれる受信
先の名前,メールアドレスを解析するソフトウェア的機
能、電子メールを所定のアドレス先へ送信するソフトウ
ェア的機能などを、主制御部1は実行する。
CPUで構成されており、バス20を介して以下に説明す
るハードウェア各部と接続されていて、それらを制御す
ると共に、種々のソフトウェア的機能を実行する。具体
的に、送信された画データ及び録音された音声メッセー
ジを電子メールの添付ファイル形式に変換するソフトウ
ェア的機能、録音された音声メッセージに含まれる受信
先の名前,メールアドレスを解析するソフトウェア的機
能、電子メールを所定のアドレス先へ送信するソフトウ
ェア的機能などを、主制御部1は実行する。
【0015】読取部2は、例えばCCDを利用したスキ
ャナで原稿を読み取り、白黒2値の原稿の画データを出
力する。記録部3は、電子写真方式などのプリンタ装置
であり、他のファクシミリ装置からファクシミリ通信に
より受信した画データ、及び、インターネット通信によ
り受信した画データをハードコピーとしてプリントアウ
トして記録する。
ャナで原稿を読み取り、白黒2値の原稿の画データを出
力する。記録部3は、電子写真方式などのプリンタ装置
であり、他のファクシミリ装置からファクシミリ通信に
より受信した画データ、及び、インターネット通信によ
り受信した画データをハードコピーとしてプリントアウ
トして記録する。
【0016】表示部4は、液晶表示装置またはCRTデ
ィスプレイなどの表示装置であり、ファクシミリ装置の
動作状態を表示したり、送信すべき原稿の画データまた
は受信した画データの表示を行う。操作部5は、ファク
シミリ装置を操作するために必要な文字キー,テンキ
ー,短縮ダイヤルキー,ワンタッチダイヤルキー,各種
のファンクションキーなどを備えている。なお、表示部
4をタッチパネル方式とすることにより、操作部5の各
種キーの内の一部または全部を代用することも可能であ
る。
ィスプレイなどの表示装置であり、ファクシミリ装置の
動作状態を表示したり、送信すべき原稿の画データまた
は受信した画データの表示を行う。操作部5は、ファク
シミリ装置を操作するために必要な文字キー,テンキ
ー,短縮ダイヤルキー,ワンタッチダイヤルキー,各種
のファンクションキーなどを備えている。なお、表示部
4をタッチパネル方式とすることにより、操作部5の各
種キーの内の一部または全部を代用することも可能であ
る。
【0017】ROM6は、ファクシミリ装置の動作に必
要な種々のソフトウェアのプログラムを予め格納してい
る。RAM7は、SRAMまたはフラッシュメモリなど
で構成され、ソフトウェアの実行時に発生する一時的な
データを記憶する。画像メモリ8は、DRAMなどで構
成され、送信すべき画データまたは受信した画データを
記憶する。
要な種々のソフトウェアのプログラムを予め格納してい
る。RAM7は、SRAMまたはフラッシュメモリなど
で構成され、ソフトウェアの実行時に発生する一時的な
データを記憶する。画像メモリ8は、DRAMなどで構
成され、送信すべき画データまたは受信した画データを
記憶する。
【0018】音声録音器9は、マイクロフォンなどを有
し、ユーザが発する音声をアナログの音声信号として録
音する。音声データ記録部10は、音声録音器9で録音さ
れた音声信号または送信されてきた音声メッセージをデ
ィジタル形式の音声データで記録する。音声再生器11
は、スピーカなどを有し、音声データ記録部10に記録さ
れている音声データに応じた音声を再生する。データ変
換器12は、アナログの音声信号をディジタルの音声デー
タへ変換する処理、及び、ディジタルの音声データをア
ナログの音声信号へ変換する処理を行う。
し、ユーザが発する音声をアナログの音声信号として録
音する。音声データ記録部10は、音声録音器9で録音さ
れた音声信号または送信されてきた音声メッセージをデ
ィジタル形式の音声データで記録する。音声再生器11
は、スピーカなどを有し、音声データ記録部10に記録さ
れている音声データに応じた音声を再生する。データ変
換器12は、アナログの音声信号をディジタルの音声デー
タへ変換する処理、及び、ディジタルの音声データをア
ナログの音声信号へ変換する処理を行う。
【0019】モデム13は、画データをファクシミリ通信
するための機能と、例えば電子メール形式に変換された
原稿の画データ及び音声データをインターネットを介し
て通信するデータ通信のための機能とを備えたモデムで
ある。モデム13は、アナログ回線Lの閉結,開放を行う
NCU14に接続されている。LAN I/F15はLANに接
続されるようになっており、LAN及びメールサーバを
経由したインターネットの電子メール送受信も可能であ
る。
するための機能と、例えば電子メール形式に変換された
原稿の画データ及び音声データをインターネットを介し
て通信するデータ通信のための機能とを備えたモデムで
ある。モデム13は、アナログ回線Lの閉結,開放を行う
NCU14に接続されている。LAN I/F15はLANに接
続されるようになっており、LAN及びメールサーバを
経由したインターネットの電子メール送受信も可能であ
る。
【0020】本発明の電子メール機能付ファクシミリ装
置は、以上のようなハードウェア構成を有しており、通
常のG3方式などのファクシミリ通信機能と、主として
TIFF(Tagged Image File Format)化された画デー
タ及びwav, RealAudioなどのファイル形式に変換された
音声データをインターネットを介して電子メールとして
送受信する機能とを有している。つまり、本来はファク
シミリ通信すべき原稿の画データをTIFF化して更に
MIME,base64などの方式でエンコードして、また、音声
データを電子メールファイル形式に変換して、インター
ネットを介して電子メールとして送受信することが可能
である。なお、そのための機能はソフトウェアプログラ
ムとしてROM6に格納されている。
置は、以上のようなハードウェア構成を有しており、通
常のG3方式などのファクシミリ通信機能と、主として
TIFF(Tagged Image File Format)化された画デー
タ及びwav, RealAudioなどのファイル形式に変換された
音声データをインターネットを介して電子メールとして
送受信する機能とを有している。つまり、本来はファク
シミリ通信すべき原稿の画データをTIFF化して更に
MIME,base64などの方式でエンコードして、また、音声
データを電子メールファイル形式に変換して、インター
ネットを介して電子メールとして送受信することが可能
である。なお、そのための機能はソフトウェアプログラ
ムとしてROM6に格納されている。
【0021】次に、動作について説明する。本発明の電
子メール機能付ファクシミリ装置では、送られてきた音
声メッセージを録音しておくだけでなく、その音声メッ
セージを電子メール形式のデータに変換し、予め指定さ
れているアドレス先へ電子メールとして転送する。この
際、受信された画データも電子メール形式のデータに変
換して、同様に電子メールとして予め指定されているア
ドレス先へ転送することも可能である。また、送信側で
その音声メッセージの中に、受信者の名前または受信者
のメールアドレスそのものを、入れておくようにすれ
ば、受信側でその音声部分を解析してアドレス先を認識
し、その認識したアドレス先へ音声メッセージ及び/ま
たは画データを自動的に配信することができる。
子メール機能付ファクシミリ装置では、送られてきた音
声メッセージを録音しておくだけでなく、その音声メッ
セージを電子メール形式のデータに変換し、予め指定さ
れているアドレス先へ電子メールとして転送する。この
際、受信された画データも電子メール形式のデータに変
換して、同様に電子メールとして予め指定されているア
ドレス先へ転送することも可能である。また、送信側で
その音声メッセージの中に、受信者の名前または受信者
のメールアドレスそのものを、入れておくようにすれ
ば、受信側でその音声部分を解析してアドレス先を認識
し、その認識したアドレス先へ音声メッセージ及び/ま
たは画データを自動的に配信することができる。
【0022】以下、本発明の電子メール機能付ファクシ
ミリ装置の受信側での処理動作を、その手順を示す図
2,図3のフローチャートを参照して説明する。
ミリ装置の受信側での処理動作を、その手順を示す図
2,図3のフローチャートを参照して説明する。
【0023】ファクシミリ通信による呼び出しがあった
場合(ステップS1:YES)、着信処理を行い(ステップ
S2)、通常のファクシミリ通信を行って、受信した画
データを画像メモリ8に格納する(ステップS3)。音
声メッセージを送りたい場合には、送信側でこのファク
シミリ通信中に会話予約を設定する。会話予約がなされ
ない場合には(ステップS4:NO)、画データのみの通
信処理を終了する(ステップS21)。
場合(ステップS1:YES)、着信処理を行い(ステップ
S2)、通常のファクシミリ通信を行って、受信した画
データを画像メモリ8に格納する(ステップS3)。音
声メッセージを送りたい場合には、送信側でこのファク
シミリ通信中に会話予約を設定する。会話予約がなされ
ない場合には(ステップS4:NO)、画データのみの通
信処理を終了する(ステップS21)。
【0024】会話予約が設定された場合には(ステップ
S4:YES)、自動着信となる(ステップS5)。画デー
タ受信完了後に、通常の会話予約では受信側の呼び出し
ベルを鳴動させるが、本発明では留守番電話のように自
動的に着信する。
S4:YES)、自動着信となる(ステップS5)。画デー
タ受信完了後に、通常の会話予約では受信側の呼び出し
ベルを鳴動させるが、本発明では留守番電話のように自
動的に着信する。
【0025】送信側は留守番電話にメッセージを入れる
ように伝えたいメッセージを話し、受信側では、受信し
たアナログの音声信号をデータ変換器12でディジタルの
音声データに変換して音声データ記録部10に記録する
(ステップS6)。このような録音処理が完了すると、
音声メッセージも加えた通信処理を終了する(ステップ
S7)。
ように伝えたいメッセージを話し、受信側では、受信し
たアナログの音声信号をデータ変換器12でディジタルの
音声データに変換して音声データ記録部10に記録する
(ステップS6)。このような録音処理が完了すると、
音声メッセージも加えた通信処理を終了する(ステップ
S7)。
【0026】次に、音声データ記録部10に記録されてい
る音声データを解析して(ステップS8)、その中に受
信先のアドレス情報が含まれているか否かを判断する
(ステップS9)。特定のアドレス先の情報が含まれて
いる場合には(ステップS9:YES)、その音声データを
電子メールの添付ファイル形式に変換する(ステップS
10)と共に、画像メモリ8に格納されている受信した画
データを電子メールの添付ファイル形式に変換する(ス
テップS11)。そして、これらのデータを1つの電子メ
ールとして、音声メッセージで指定された特定のアドレ
ス先へ送信する(ステップS12)。本発明では、このよ
うにして、送信側が指定した任意の受信先へ、音声メッ
セージ及び画データを電子メールとして転送することが
可能である。
る音声データを解析して(ステップS8)、その中に受
信先のアドレス情報が含まれているか否かを判断する
(ステップS9)。特定のアドレス先の情報が含まれて
いる場合には(ステップS9:YES)、その音声データを
電子メールの添付ファイル形式に変換する(ステップS
10)と共に、画像メモリ8に格納されている受信した画
データを電子メールの添付ファイル形式に変換する(ス
テップS11)。そして、これらのデータを1つの電子メ
ールとして、音声メッセージで指定された特定のアドレ
ス先へ送信する(ステップS12)。本発明では、このよ
うにして、送信側が指定した任意の受信先へ、音声メッ
セージ及び画データを電子メールとして転送することが
可能である。
【0027】音声データの中に受信先のアドレス情報が
含まれていない場合には(ステップS9:NO)、受信し
た画データの受信先が受信側で予め設定されているか否
かを判断する(ステップS13)。設定されている場合に
は(ステップS13:YES)、画像メモリ8に格納されてい
る受信した画データを電子メールの添付ファイル形式に
変換し(ステップS14)、設定されていない場合には
(ステップS13:NO)、音声メッセージが添付されてい
るという情報を付加して記録部3にてその画データをハ
ードコピーとして印刷する(ステップS15)。
含まれていない場合には(ステップS9:NO)、受信し
た画データの受信先が受信側で予め設定されているか否
かを判断する(ステップS13)。設定されている場合に
は(ステップS13:YES)、画像メモリ8に格納されてい
る受信した画データを電子メールの添付ファイル形式に
変換し(ステップS14)、設定されていない場合には
(ステップS13:NO)、音声メッセージが添付されてい
るという情報を付加して記録部3にてその画データをハ
ードコピーとして印刷する(ステップS15)。
【0028】次に、受信した音声メッセージの受信先が
受信側で予め設定されているか否かを判断する(ステッ
プS16)。設定されている場合(ステップS16:YES)、
音声データ記録部10に記録されている音声データを電子
メールの添付ファイル形式に変換した後(ステップS1
7)、画データの受信先が設定されていたときには音声
データ及び画データを1つの電子メールとして設定され
ているアドレス先へ送信し、画データの受信先が設定さ
れていなかったときには音声データのみを電子メールと
して設定されているアドレス先へ転送する(ステップS
18)。
受信側で予め設定されているか否かを判断する(ステッ
プS16)。設定されている場合(ステップS16:YES)、
音声データ記録部10に記録されている音声データを電子
メールの添付ファイル形式に変換した後(ステップS1
7)、画データの受信先が設定されていたときには音声
データ及び画データを1つの電子メールとして設定され
ているアドレス先へ送信し、画データの受信先が設定さ
れていなかったときには音声データのみを電子メールと
して設定されているアドレス先へ転送する(ステップS
18)。
【0029】一方、音声メッセージの受信先が設定され
ていない場合(ステップS16:NO)、画データの受信先
が設定されていたときには画データのみを電子メールと
して設定されているアドレス先へ送信する(ステップS
19)。そして、音声データはそのまま音声データ記録部
10に記録しておき、音声再生器11によりその音声データ
に応じた音声を受信側ユーザが再生する(ステップS2
0)。
ていない場合(ステップS16:NO)、画データの受信先
が設定されていたときには画データのみを電子メールと
して設定されているアドレス先へ送信する(ステップS
19)。そして、音声データはそのまま音声データ記録部
10に記録しておき、音声再生器11によりその音声データ
に応じた音声を受信側ユーザが再生する(ステップS2
0)。
【0030】以上のように、受信側での画データ,音声
メッセージの受信先アドレスの設定(S13,S16)の有
無に応じて4種の電子メール送信モードが存在する。画
データ及び音声メッセージの受信先アドレスが何れも設
定されている場合には(S13及びS16:YES)、画データ
及び音声メッセージを1つの電子メールとしてそのアド
レスへ送信する(S18)。また、画データ,音声メッセ
ージの何れか一方のみの受信先アドレスが設定されてい
る場合には(S13,S16の何れか一方:YES)、その受信
先アドレスが設定されている画データまたは音声メッセ
ージのみを、電子メールとしてそのアドレスへ送信する
(S18またはS19)。更に、画データ及び音声メッセー
ジの受信先アドレスが何れも設定されていない場合には
(S13及びS16:NO)、電子メールとしては送信しな
い。
メッセージの受信先アドレスの設定(S13,S16)の有
無に応じて4種の電子メール送信モードが存在する。画
データ及び音声メッセージの受信先アドレスが何れも設
定されている場合には(S13及びS16:YES)、画データ
及び音声メッセージを1つの電子メールとしてそのアド
レスへ送信する(S18)。また、画データ,音声メッセ
ージの何れか一方のみの受信先アドレスが設定されてい
る場合には(S13,S16の何れか一方:YES)、その受信
先アドレスが設定されている画データまたは音声メッセ
ージのみを、電子メールとしてそのアドレスへ送信する
(S18またはS19)。更に、画データ及び音声メッセー
ジの受信先アドレスが何れも設定されていない場合には
(S13及びS16:NO)、電子メールとしては送信しな
い。
【0031】なお、上述した実施の形態では、音声デー
タを解析して受信先のアドレス情報が含まれているか否
かを判断したが、ファクシミリ通信手順信号(Fコード
サブアドレスなど)を使用して、受信先を決定すること
も可能である。
タを解析して受信先のアドレス情報が含まれているか否
かを判断したが、ファクシミリ通信手順信号(Fコード
サブアドレスなど)を使用して、受信先を決定すること
も可能である。
【0032】
【発明の効果】以上のように、本発明の電子メール機能
付通信端末装置では、会話予約により録音しておいた音
声メッセージを電子メール形式のデータに変換し、その
変換したデータを所定のアドレス先へ送信するようにし
たので、電子メールを受信するだけで、画データを印刷
することなく、音声メッセージの添付の有無を確認する
ことが可能である。
付通信端末装置では、会話予約により録音しておいた音
声メッセージを電子メール形式のデータに変換し、その
変換したデータを所定のアドレス先へ送信するようにし
たので、電子メールを受信するだけで、画データを印刷
することなく、音声メッセージの添付の有無を確認する
ことが可能である。
【0033】また、本発明の電子メール機能付通信端末
装置では、画データも電子メール形式のデータに変換し
て、音声メッセージと共に所定のアドレス先へ送信する
ようにしたので、音声メッセージだけでなく画データも
転送先で受け取ることが可能である。
装置では、画データも電子メール形式のデータに変換し
て、音声メッセージと共に所定のアドレス先へ送信する
ようにしたので、音声メッセージだけでなく画データも
転送先で受け取ることが可能である。
【0034】更に、本発明の電子メール機能付通信端末
装置では、音声メッセージに送信側で盛り込まれたアド
レス先の情報を受信側で解析し、その解析したアドレス
先へ音声メッセージ及び/または画データを電子メール
として配信するようにしたので、送信側で、音声メッセ
ージ及び/または画データの転送先を音声で指定するこ
とが可能である。
装置では、音声メッセージに送信側で盛り込まれたアド
レス先の情報を受信側で解析し、その解析したアドレス
先へ音声メッセージ及び/または画データを電子メール
として配信するようにしたので、送信側で、音声メッセ
ージ及び/または画データの転送先を音声で指定するこ
とが可能である。
【図1】本発明の電子メール機能付ファクシミリ装置の
構成を示すブロック図である。
構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の電子メール機能付ファクシミリ装置に
おける動作手順を示すフローチャートである。
おける動作手順を示すフローチャートである。
【図3】本発明の電子メール機能付ファクシミリ装置に
おける動作手順を示すフローチャートである。
おける動作手順を示すフローチャートである。
1 主制御部 6 ROM 8 画像メモリ 9 音声録音器 10 音声データ記録部 13 モデム
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5B089 GA16 GA26 GB03 HA02 HA10 HB07 HB10 JA05 JA31 JB03 JB05 KA03 KA09 KB06 KC22 KE02 KF06 KG04 KH03 KH04 LA03 LA06 LA08 LB08 LB12 LB13 LB24 5C062 AA02 AA13 AA29 AA30 AA35 AB26 AB42 AC28 AE02 AE11 AF02
Claims (3)
- 【請求項1】 ファクシミリ通信の機能と電子メール通
信の機能とを有する通信端末装置において、画データ受
信中の会話予約により受信した音声メッセージを録音す
る手段と、録音した音声メッセージを電子メール形式の
データに変換する手段と、変換した電子メール形式のデ
ータを所定のアドレスへ送信する送信手段とを備えるこ
とを特徴とする電子メール機能付通信端末装置。 - 【請求項2】 ファクシミリ通信により受信した画デー
タを電子メール形式のデータに変換する手段を更に備
え、前記送信手段は、受信した画データも前記音声メッ
セージと併せて電子メールとして前記所定のアドレスへ
送信するように構成した請求項1記載の電子メール機能
付通信端末装置。 - 【請求項3】 前記音声メッセージに含まれる送信先の
アドレスに関する情報を解析する解析手段を備え、前記
送信手段は、前記音声メッセージ及び/または画データ
を電子メールとして、前記解析手段による解析結果に基
づく送信先のアドレスへ送信するように構成した請求項
1または2記載の電子メール機能付通信端末装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11050568A JP2000253200A (ja) | 1999-02-26 | 1999-02-26 | 電子メール機能付通信端末装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11050568A JP2000253200A (ja) | 1999-02-26 | 1999-02-26 | 電子メール機能付通信端末装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000253200A true JP2000253200A (ja) | 2000-09-14 |
Family
ID=12862621
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11050568A Pending JP2000253200A (ja) | 1999-02-26 | 1999-02-26 | 電子メール機能付通信端末装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000253200A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8514426B2 (en) | 2005-04-27 | 2013-08-20 | Konica Minolta Business Technologies, Inc. | Image forming apparatus and composite data processing method |
-
1999
- 1999-02-26 JP JP11050568A patent/JP2000253200A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8514426B2 (en) | 2005-04-27 | 2013-08-20 | Konica Minolta Business Technologies, Inc. | Image forming apparatus and composite data processing method |
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