JP2001126660A - 蛍光ランプ - Google Patents
蛍光ランプInfo
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- JP2001126660A JP2001126660A JP30215599A JP30215599A JP2001126660A JP 2001126660 A JP2001126660 A JP 2001126660A JP 30215599 A JP30215599 A JP 30215599A JP 30215599 A JP30215599 A JP 30215599A JP 2001126660 A JP2001126660 A JP 2001126660A
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- fluorescent lamp
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- glass tube
- glass
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- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02B—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO BUILDINGS, e.g. HOUSING, HOUSE APPLIANCES OR RELATED END-USER APPLICATIONS
- Y02B20/00—Energy efficient lighting technologies, e.g. halogen lamps or gas discharge lamps
Landscapes
- Vessels And Coating Films For Discharge Lamps (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 コンパクトな寸度を維持しながらも、発光効
率を向上させる。 【解決手段】 ケース2の中心軸を囲むように林立して
ケース2に設けられた複数のU字状ガラス管4が連結さ
れて1つの放電路が形成されている発光管1を備えてい
る。ケース2とは反対側に位置するガラス管4の屈曲部
5がケース2の中心軸に向かって傾斜している。また、
ガラス管4の屈曲部5の管径がガラス管4の直管部6の
管径に比べて小さくなっているとともに、ガラス管4の
屈曲部5同士が接触していない。
率を向上させる。 【解決手段】 ケース2の中心軸を囲むように林立して
ケース2に設けられた複数のU字状ガラス管4が連結さ
れて1つの放電路が形成されている発光管1を備えてい
る。ケース2とは反対側に位置するガラス管4の屈曲部
5がケース2の中心軸に向かって傾斜している。また、
ガラス管4の屈曲部5の管径がガラス管4の直管部6の
管径に比べて小さくなっているとともに、ガラス管4の
屈曲部5同士が接触していない。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、蛍光ランプに関す
るものである。
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来の蛍光ランプ、例えば電球形蛍光ラ
ンプには、カバー(ケース)に取り付けられた仕切板
(ホルダ)と、仕切板の中心軸を囲むように林立して仕
切板に設けられた複数のU字形状ガラス管が連結されて
1つの放電路が形成されている発光管とを備えているも
のがある(特開平11−67149号公報)。
ンプには、カバー(ケース)に取り付けられた仕切板
(ホルダ)と、仕切板の中心軸を囲むように林立して仕
切板に設けられた複数のU字形状ガラス管が連結されて
1つの放電路が形成されている発光管とを備えているも
のがある(特開平11−67149号公報)。
【0003】このような従来の電球形蛍光ランプは、一
般の白熱電球より高効率で長寿命を目的としており、ま
た一般の白熱電球用器具に広く適合させるために、一般
の白熱電球の寸度に近づけるよう、コンパクト化が進ん
でいる。
般の白熱電球より高効率で長寿命を目的としており、ま
た一般の白熱電球用器具に広く適合させるために、一般
の白熱電球の寸度に近づけるよう、コンパクト化が進ん
でいる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の蛍光
ランプにおいては、さらなる高効率化が要望されてい
る。しかしながら、従来の蛍光ランプでは、寸法を維持
したまま、これ以上の高効率化を図ることができないと
いう問題があった。
ランプにおいては、さらなる高効率化が要望されてい
る。しかしながら、従来の蛍光ランプでは、寸法を維持
したまま、これ以上の高効率化を図ることができないと
いう問題があった。
【0005】本発明は、このような問題を解決するため
になされたもので、コンパクトな寸度を維持しながら
も、発光効率を向上した蛍光ランプを提供するものであ
る。
になされたもので、コンパクトな寸度を維持しながら
も、発光効率を向上した蛍光ランプを提供するものであ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の蛍光ランプは、
ケースの中心軸を囲むように林立して前記ケースに設け
られた複数のU字状ガラス管が連結されて1つの放電路
が形成されている発光管を備え、前記ケースとは反対側
に位置する前記ガラス管の屈曲部が前記ケースの中心軸
に向かって傾斜しており、かつ前記ガラス管の屈曲部の
管径が前記ガラス管の直管部の管径に比べて小さくなっ
ているとともに、前記ガラス管の屈曲部同士が接触して
いない構成を有している。
ケースの中心軸を囲むように林立して前記ケースに設け
られた複数のU字状ガラス管が連結されて1つの放電路
が形成されている発光管を備え、前記ケースとは反対側
に位置する前記ガラス管の屈曲部が前記ケースの中心軸
に向かって傾斜しており、かつ前記ガラス管の屈曲部の
管径が前記ガラス管の直管部の管径に比べて小さくなっ
ているとともに、前記ガラス管の屈曲部同士が接触して
いない構成を有している。
【0007】これにより、蛍光ランプ全長等のランプ寸
法を大きくすることなく、電極間距離のみを長くするこ
とができるので発光光束を大きくすることができ、また
屈曲部同士が接触することはないので、点灯中、発光
管、特に屈曲部の温度の部分的異常昇温によって水銀蒸
気圧が異常変動するのを防止することができる。
法を大きくすることなく、電極間距離のみを長くするこ
とができるので発光光束を大きくすることができ、また
屈曲部同士が接触することはないので、点灯中、発光
管、特に屈曲部の温度の部分的異常昇温によって水銀蒸
気圧が異常変動するのを防止することができる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を用いて説明する。
て図面を用いて説明する。
【0009】本発明の第1の実施の形態である定格電力
22Wの蛍光ランプは、図1に示すように、全長L1が
135mm、最大外径C1が50mmであり、発光管1
と、この発光管1が保持され、かつ内部に発光管1を点
灯させるための点灯回路(図示せず)が収納されている
ケース2と、このケース2の発光管1とは反対側端部に
設けられた口金3とを備えている。
22Wの蛍光ランプは、図1に示すように、全長L1が
135mm、最大外径C1が50mmであり、発光管1
と、この発光管1が保持され、かつ内部に発光管1を点
灯させるための点灯回路(図示せず)が収納されている
ケース2と、このケース2の発光管1とは反対側端部に
設けられた口金3とを備えている。
【0010】発光管1は、4つのU字状ガラス管4(3
つのみ図示)が連結されたものからなり、その両端部に
電極(図示せず)が設けられ1つの放電路が形成されて
いる。電極間距離は526mmである。
つのみ図示)が連結されたものからなり、その両端部に
電極(図示せず)が設けられ1つの放電路が形成されて
いる。電極間距離は526mmである。
【0011】また、発光管1の内面には、例えば色温度
2800Kとなるような3波長域発光形蛍光体(図示せ
ず)が形成されている。さらに、発光管1内には、所定
量の希ガスと、所定量の水銀または水銀アマルガムとが
封入されている。
2800Kとなるような3波長域発光形蛍光体(図示せ
ず)が形成されている。さらに、発光管1内には、所定
量の希ガスと、所定量の水銀または水銀アマルガムとが
封入されている。
【0012】ガラス管4は、管径d(図2参照)が7m
mである屈曲部5と、管径D(図2参照)が11mmで
ある2つの直管部6とからなる。
mである屈曲部5と、管径D(図2参照)が11mmで
ある2つの直管部6とからなる。
【0013】屈曲部5は、2つの直管部6の中心軸Xを
含む面に対してケース2の中心軸方向に、傾斜角θ(図
3参照)が45度となるように傾斜している。
含む面に対してケース2の中心軸方向に、傾斜角θ(図
3参照)が45度となるように傾斜している。
【0014】また、屈曲部5同士の最小間隔Z(図2参
照)は、2mmである。
照)は、2mmである。
【0015】次に、このような蛍光ランプ(以下、本発
明品1という)の作用効果について説明する。
明品1という)の作用効果について説明する。
【0016】本発明品1と、U字状ガラス管の屈曲部が
傾斜しておらず(傾斜角θ=0度)、屈曲部および直管
部の管径が11mmである点を除いて本発明品1と同じ
構成を有する定格電力22Wの従来の蛍光ランプ(以
下、従来品という)とを作製し、作製した各蛍光ランプ
を点灯させ、発光光束を調べたところ、次のとおりの結
果が得られた。
傾斜しておらず(傾斜角θ=0度)、屈曲部および直管
部の管径が11mmである点を除いて本発明品1と同じ
構成を有する定格電力22Wの従来の蛍光ランプ(以
下、従来品という)とを作製し、作製した各蛍光ランプ
を点灯させ、発光光束を調べたところ、次のとおりの結
果が得られた。
【0017】なお、従来品はその全長が135mm、最
大外径が50mmであり、本発明品1と同じ寸法であ
る。また、従来品の電極間距離は478mmである。た
だし、この従来品の電極間距離は、前記従来品の寸法に
おいて最大となる大きさである。
大外径が50mmであり、本発明品1と同じ寸法であ
る。また、従来品の電極間距離は478mmである。た
だし、この従来品の電極間距離は、前記従来品の寸法に
おいて最大となる大きさである。
【0018】本発明品1では、100時間点灯経過後の
発光光束が1500lmであった。一方、従来品では、
同じく100時間点灯経過後の発光光束が1470lm
であった。このように本発明品1では、発光光束が従来
品の発光光束に比して2%向上した。
発光光束が1500lmであった。一方、従来品では、
同じく100時間点灯経過後の発光光束が1470lm
であった。このように本発明品1では、発光光束が従来
品の発光光束に比して2%向上した。
【0019】以上のようにケース2の中心軸を囲むよう
に林立してケース2に設けられた複数のU字状ガラス管
4が連結されて1つの放電路が形成されている発光管1
を備え、ケース2とは反対側に位置するガラス管4の屈
曲部5がケース2の中心軸に向かって傾斜しており、か
つガラス管4の屈曲部5の管径がガラス管4の直管部6
の管径に比べて小さくなっているとともに、ガラス管4
の屈曲部5同士が接触していないことにより、蛍光ラン
プ全長等のランプ寸法を大きくすることなく、電極間距
離のみを長くすることができるので、コンパクトな寸法
を維持しながらも、発光効率を向上させることができる
とともに、ガラス管の屈曲部同士が接触していないの
で、点灯中、発光管、特に屈曲部6付近の温度の部分的
異常昇温による発光管1内の水銀蒸気圧の異常変動によ
ってランプ特性に支障をきたしたり、発光管1が破損す
るのを防止することができる。
に林立してケース2に設けられた複数のU字状ガラス管
4が連結されて1つの放電路が形成されている発光管1
を備え、ケース2とは反対側に位置するガラス管4の屈
曲部5がケース2の中心軸に向かって傾斜しており、か
つガラス管4の屈曲部5の管径がガラス管4の直管部6
の管径に比べて小さくなっているとともに、ガラス管4
の屈曲部5同士が接触していないことにより、蛍光ラン
プ全長等のランプ寸法を大きくすることなく、電極間距
離のみを長くすることができるので、コンパクトな寸法
を維持しながらも、発光効率を向上させることができる
とともに、ガラス管の屈曲部同士が接触していないの
で、点灯中、発光管、特に屈曲部6付近の温度の部分的
異常昇温による発光管1内の水銀蒸気圧の異常変動によ
ってランプ特性に支障をきたしたり、発光管1が破損す
るのを防止することができる。
【0020】ところで、傾斜角θの最適な範囲を調べた
ところ、傾斜角θは30度〜90度の範囲内にあること
が好ましいことが確認された。
ところ、傾斜角θは30度〜90度の範囲内にあること
が好ましいことが確認された。
【0021】このように傾斜角θを30度〜90度の範
囲内とすることにより、コンパクトな寸法を維持しなが
らも、発光効率を向上させることができるとともに、屈
曲部を傾斜させる加工を容易に行うことができる。
囲内とすることにより、コンパクトな寸法を維持しなが
らも、発光効率を向上させることができるとともに、屈
曲部を傾斜させる加工を容易に行うことができる。
【0022】一方、傾斜角θが30度未満の場合、コン
パクトなランプ寸法を維持しながら、電極間距離を十分
長くすることができず、発光光束を大きくさせることが
できなかった。
パクトなランプ寸法を維持しながら、電極間距離を十分
長くすることができず、発光光束を大きくさせることが
できなかった。
【0023】また、傾斜角θが90度を超える場合、ガ
ラス管の屈曲部間で光の相互吸収が生じて、発光光束が
2%〜3%低下してしまった。また傾斜角θが90度を
超えるガラス管の加工は困難で、実用的ではなかった。
ラス管の屈曲部間で光の相互吸収が生じて、発光光束が
2%〜3%低下してしまった。また傾斜角θが90度を
超えるガラス管の加工は困難で、実用的ではなかった。
【0024】また、屈曲部5同士の最小間隔は1mm以
上であることが好ましい。
上であることが好ましい。
【0025】これにより、ガラス管4の連結を容易に行
うことができる。
うことができる。
【0026】一方、屈曲部5同士の最小間隔は1mm未
満では、ガラス管4の連結が困難となり、実用的ではな
い。
満では、ガラス管4の連結が困難となり、実用的ではな
い。
【0027】ただし、屈曲部5同士の最小間隔の最大値
は、コンパクトなランプ寸法を維持できる程度が好まし
い。
は、コンパクトなランプ寸法を維持できる程度が好まし
い。
【0028】次に、本発明の第2の実施の形態である定
格電力22Wの蛍光ランプは、図4に示すように、最大
外径C2が60mmの透光性ガラスからなるグローブ7
内に発光管(図示せず)が収納されている点を除いて本
発明の第1の実施の形態である定格電力22Wの蛍光ラ
ンプと同じ構成を有する蛍光ランプ(以下、本発明品2
という)である。
格電力22Wの蛍光ランプは、図4に示すように、最大
外径C2が60mmの透光性ガラスからなるグローブ7
内に発光管(図示せず)が収納されている点を除いて本
発明の第1の実施の形態である定格電力22Wの蛍光ラ
ンプと同じ構成を有する蛍光ランプ(以下、本発明品2
という)である。
【0029】このグローブ7は、先端部が細い、例えば
なす形をしている。
なす形をしている。
【0030】このような蛍光ランプを点灯させ、100
時間点灯経過後の発光光束を調べたところ、1500l
mであった。したがって、グローブ7を設けた本発明品
2でも、発光光束を従来品の発光光束(1470lm)
に比して向上させることができる。
時間点灯経過後の発光光束を調べたところ、1500l
mであった。したがって、グローブ7を設けた本発明品
2でも、発光光束を従来品の発光光束(1470lm)
に比して向上させることができる。
【0031】また、本発明品2である蛍光ランプの全長
L2は139mmある。一方、従来品において、発光管
を本発明品2のグローブ7と同形状のグローブ内に収納
した場合、グローブを有する従来品の全長は144mm
であった。
L2は139mmある。一方、従来品において、発光管
を本発明品2のグローブ7と同形状のグローブ内に収納
した場合、グローブを有する従来品の全長は144mm
であった。
【0032】なお、グローブの最大外径については、両
者とも同寸法である。
者とも同寸法である。
【0033】したがって、本発明品2では、ランプの全
長をグローブを有する従来品に比して、コンパクトにす
ることができる。これは、ガラス管4の屈曲部5がケー
ス2の中心軸に向かって傾斜しているので、発光管1の
先端部は細くなっており、したがって先端部が細いグロ
ーブ7内に、同じく先端部が細くなった発光管1を収納
しているために、グローブ7内の空間を有効に使って発
光管1を収納することができるためであると考えられ
る。
長をグローブを有する従来品に比して、コンパクトにす
ることができる。これは、ガラス管4の屈曲部5がケー
ス2の中心軸に向かって傾斜しているので、発光管1の
先端部は細くなっており、したがって先端部が細いグロ
ーブ7内に、同じく先端部が細くなった発光管1を収納
しているために、グローブ7内の空間を有効に使って発
光管1を収納することができるためであると考えられ
る。
【0034】以上のようにケース2の中心軸を囲むよう
に林立してケース2に設けられた複数のU字状ガラス管
4が連結されて1つの放電路が形成されている発光管1
を備え、ケース2とは反対側に位置するガラス管4の屈
曲部5がケース2の中心軸に向かって傾斜しており、か
つガラス管4の屈曲部5の管径がガラス管の直管部6の
管径に比べて小さくなっているとともに、ガラス管4の
屈曲部5同士が接触していない蛍光ランプにおいて、発
光管1を先端部が細くなったグローブ7内に収納するこ
とにより、よりコンパクトな寸法を維持しながらも、発
光効率を向上させることができるとともに、点灯中、発
光管、特に屈曲部6付近の温度の部分的異常昇温による
発光管1内の水銀蒸気圧の異常変動によってランプ特性
に支障をきたしたり、発光管1が破損するのを防止する
ことができる。
に林立してケース2に設けられた複数のU字状ガラス管
4が連結されて1つの放電路が形成されている発光管1
を備え、ケース2とは反対側に位置するガラス管4の屈
曲部5がケース2の中心軸に向かって傾斜しており、か
つガラス管4の屈曲部5の管径がガラス管の直管部6の
管径に比べて小さくなっているとともに、ガラス管4の
屈曲部5同士が接触していない蛍光ランプにおいて、発
光管1を先端部が細くなったグローブ7内に収納するこ
とにより、よりコンパクトな寸法を維持しながらも、発
光効率を向上させることができるとともに、点灯中、発
光管、特に屈曲部6付近の温度の部分的異常昇温による
発光管1内の水銀蒸気圧の異常変動によってランプ特性
に支障をきたしたり、発光管1が破損するのを防止する
ことができる。
【0035】次に、本発明の第3の実施の形態である定
格電力22Wの蛍光ランプは、図5に示すように、ガラ
ス管4の内面のうちケース2の中心軸Xに対向する面に
酸化チタンからなる反射膜8が形成されている点を除い
て本発明の第1の実施の形態である定格電力22Wの蛍
光ランプと同じ構成を有する。
格電力22Wの蛍光ランプは、図5に示すように、ガラ
ス管4の内面のうちケース2の中心軸Xに対向する面に
酸化チタンからなる反射膜8が形成されている点を除い
て本発明の第1の実施の形態である定格電力22Wの蛍
光ランプと同じ構成を有する。
【0036】ガラス管4の内面に形成された反射膜8の
上に蛍光体膜(図示せず)が設けられている。
上に蛍光体膜(図示せず)が設けられている。
【0037】なお、図5中、2はケースを示す。
【0038】このような蛍光ランプ(以下、本発明品3
という)を点灯させ、100時間点灯経過後の発光光束
を調べたところ、本発明品3の発光光束は本発明品1や
本発明品2の発光光束に比して1〜2%向上した。これ
は、本発明品3ではガラス管4間での光相互吸収を防止
することができ、発光光束の有効放射を多くすることが
できるからであると考えられる。
という)を点灯させ、100時間点灯経過後の発光光束
を調べたところ、本発明品3の発光光束は本発明品1や
本発明品2の発光光束に比して1〜2%向上した。これ
は、本発明品3ではガラス管4間での光相互吸収を防止
することができ、発光光束の有効放射を多くすることが
できるからであると考えられる。
【0039】以上のようにケース2の中心軸を囲むよう
に林立してケース2に設けられた複数のU字状ガラス管
4が連結されて1つの放電路が形成されている発光管1
を備え、ケース2とは反対側に位置するガラス管4の屈
曲部5がケース2の中心軸に向かって傾斜しており、か
つガラス管4の屈曲部5の管径がガラス管の直管部6の
管径に比べて小さくなっているとともに、ガラス管4の
屈曲部5同士が接触していない蛍光ランプにおいて、ガ
ラス管4の内面のうちケース2の中心軸に対向する面に
反射膜8が形成されることにより、コンパクトな寸法を
維持しながらも、より発光効率を向上させることができ
る。
に林立してケース2に設けられた複数のU字状ガラス管
4が連結されて1つの放電路が形成されている発光管1
を備え、ケース2とは反対側に位置するガラス管4の屈
曲部5がケース2の中心軸に向かって傾斜しており、か
つガラス管4の屈曲部5の管径がガラス管の直管部6の
管径に比べて小さくなっているとともに、ガラス管4の
屈曲部5同士が接触していない蛍光ランプにおいて、ガ
ラス管4の内面のうちケース2の中心軸に対向する面に
反射膜8が形成されることにより、コンパクトな寸法を
維持しながらも、より発光効率を向上させることができ
る。
【0040】なお、上記本発明の第1実施の形態ないし
第3の実施の形態では、4つのU字状ガラス管4が連結
されて1つの放電路が形成されている発光管1を用いた
蛍光ランプ場合について説明したが、例えば2つまたは
5つ以上のU字状ガラス管4が連結されて1つの放電路
が形成されている発光管を用いた蛍光ランプでも、上記
と同様の効果を得ることができる。
第3の実施の形態では、4つのU字状ガラス管4が連結
されて1つの放電路が形成されている発光管1を用いた
蛍光ランプ場合について説明したが、例えば2つまたは
5つ以上のU字状ガラス管4が連結されて1つの放電路
が形成されている発光管を用いた蛍光ランプでも、上記
と同様の効果を得ることができる。
【0041】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、コンパ
クトな寸法を維持しながらも、発光効率を向上させるこ
とができるとともに、点灯中、発光管、特に屈曲部付近
の温度の部分的異常昇温による発光管内の水銀蒸気圧の
異常変動によってランプ特性に支障をきたしたり、発光
管が破損するのを防止することができる蛍光ランプを提
供することができるものである。
クトな寸法を維持しながらも、発光効率を向上させるこ
とができるとともに、点灯中、発光管、特に屈曲部付近
の温度の部分的異常昇温による発光管内の水銀蒸気圧の
異常変動によってランプ特性に支障をきたしたり、発光
管が破損するのを防止することができる蛍光ランプを提
供することができるものである。
【図1】本発明の第1の実施の形態である蛍光ランプの
正面図
正面図
【図2】同じく蛍光ランプの平面図
【図3】同じく蛍光ランプの要部拡大正面図
【図4】本発明の第2の実施の形態である蛍光ランプの
正面図
正面図
【図5】本発明の第3の実施の形態である蛍光ランプの
要部拡大断面図
要部拡大断面図
1 発光管 2 ケース 3 口金 4 ガラス管 5 屈曲部 6 直管部 7 グローブ 8 反射膜
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 内田 紀幸 大阪府高槻市幸町1番1号 松下電子工業 株式会社内 Fターム(参考) 5C043 AA02 AA12 CC09 CD10 DD01 EA03 EA14 EC20
Claims (5)
- 【請求項1】 ケースの中心軸を囲むように林立して前
記ケースに設けられた複数のU字状ガラス管が連結され
て1つの放電路が形成されている発光管を備え、前記ケ
ースとは反対側に位置する前記ガラス管の屈曲部が前記
ケースの中心軸に向かって傾斜しており、かつ前記ガラ
ス管の屈曲部の管径が前記ガラス管の直管部の管径に比
べて小さくなっているとともに、前記ガラス管の屈曲部
同士が接触していないことを特徴とする蛍光ランプ。 - 【請求項2】 前記ガラス管の2つの直管部の中心軸を
含む面に対する前記ガラス管の屈曲部の傾斜角θが30
度〜90度であることを特徴とする請求項1記載の蛍光
ランプ。 - 【請求項3】 前記ガラス管の屈曲部同士の最小間隔が
1mm以上であることを特徴とする請求項1または請求
項2記載の蛍光ランプ。 - 【請求項4】 前記発光管は先端部が細くなったグロー
ブ内に収納されていることを特徴とする請求項1ないし
請求項3のいずれかに記載の蛍光ランプ。 - 【請求項5】 前記ガラス管の内面のうち前記ケースの
中心軸に対向する面に反射膜が形成されていることを特
徴とする請求項1ないし請求項4のいずれかに記載の蛍
光ランプ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30215599A JP2001126660A (ja) | 1999-10-25 | 1999-10-25 | 蛍光ランプ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30215599A JP2001126660A (ja) | 1999-10-25 | 1999-10-25 | 蛍光ランプ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001126660A true JP2001126660A (ja) | 2001-05-11 |
Family
ID=17905587
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP30215599A Pending JP2001126660A (ja) | 1999-10-25 | 1999-10-25 | 蛍光ランプ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001126660A (ja) |
-
1999
- 1999-10-25 JP JP30215599A patent/JP2001126660A/ja active Pending
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