JPH0268850A - 高圧ナトリウム放電灯 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 技術分野 本発明は長軸ｌと、直径りを有し、かつセラミック壁部
を有していて放電空間を包囲する細長い放電容器を具え
、放電容器の各端部はリードスルー部材を通して閉鎖さ
れており、リードスルー部材は一方において関連の電流
導体に接続され、また他方において関連の電極に接続さ
れており、さらにランプキャップで閉塞されている外匣
と、この外匣内に配置されている少な（ともグロースタ
ータを有する起動回路とを具えてなる高圧ナトリウム放
電灯に関するものである。

ここにおいて言う“セラミック壁部”とは、例えばサフ
ァイアの如き単結晶、あるいは多結晶の半透明の金属酸
化物結晶により構成された壁部を意味する。これらの既
知の多結晶金属酸化物には、酸化アルミニウム及びイツ
トリウム・アルミニウム・ガーネットがある。この材料
は多結晶体であり、気密になるよう焼結する。

従来技術 上述の種類の放電灯は、米国特許第４．１１７．３７０
号に開示されていて既知である。この既知の放電灯は効
率良い光源として極めて多く使用されている。この既知
の放電灯は卵形の外匣を有しており、実際上はその内側
に光散乱層を被着している。放電容器の直線上にグロー
スタータを設け、容器の端部と放電灯のマウント部材の
間に収容される如く搭載配置する。このグロースタータ
は、例えばランプキャップ内に搭載する場合に比較して
製造が比較的に易しくなるという理由から、外匣内に配
置し、かつ放電容器の近くにおいて装着することが望ま
しい。

この既知の放電灯はその効率の点で、高圧水銀蒸気放電
灯の代替として適している。しかしこのような代替をよ
り最適に行うためには、従来の放電灯と光学的に見てほ
ぼ同じ位置にして従来の照明器具に配置しうるを要する
。これはとくに、放電容器の照明器具に対する位置関係
が重要であることを意味する。放電容器の位置を決定す
る尺度（ｍｅａｓｕｒｅ）　　として、ランプキャップ
の底部と放電容器の中心迄の距離が使われる。この距離
は一般に「ライト　センター　レングス」　（発光中心
点長）と定義される。

高圧水銀及び高圧ハロゲン化金属放電灯の放電容器は、
高圧す）　ＩＪウム蒸気放電灯のそれよりもかなり短い
ため、代替するときに問題となる。外匣に光散乱層を被
着することにより、放電灯を使用する照明装置に対し放
電容器の位置の要求の厳格さが可成り緩和される。

しかし乍ら光散乱層を用いると、卵形等の外匣の形状の
選択が制限される。これは放電灯の動作中に光散乱層の
温度を許容値とするを要するからである。

被覆した外匣を用いると、放電容器の位置決めに有利で
あるが、これは必ずしも全体的に見て決定的（クリティ
カル）ではない。このように配置した放電灯は、透明（
清澄）な外匣を有し、放電容器の位置を最適にした同種
の放電灯に比較するときその光学的特性は依然として劣
っている。さらに光散乱層を使用すると必ず発光効率の
低下を生ずる。

発明の課題と解決手段 本発明は、高圧ナトリウム放電灯において、内蔵起動回
路を比較的に簡単な構造としたままで、改良した光学的
特性を有するものを得ることをその目的とする。

本発明では、この種放電灯において、 外匣を透明な外匣としたこと、 放電容器の長軸βに対し少なくともＤ／２（ただしＤは
放電容器の直径）の距離だけ側方に偏位するようにグロ
ースタータを搭載したこと、熱放射シールドによってグ
ロースタータの大部分を放電容器に対してシールドした
こと、を特徴とする。

本発明によるときは、内蔵起動回路と、透明（クリア）
な外匣を有する高圧ナトリウム放電灯において、その発
光中心点長を、透明外匣を有する既存の高圧放電灯のも
のに対応するようにすることができる。従って本発明に
よる放電灯の光学的品質は、外圧に光散乱層を設けた既
知の放電灯に比して優れている。

グロースタータは放電容器の側方に搭載されているので
、他に何等かの手段をとらないと、放電容器より放射さ
れる放射線により強力に照射される。このため熱遮蔽体
（ヒートシールド）を設けて、クロースタータをシール
ド（遮蔽）し、過剰な熱が生じないようにすることが望
ましい。熱遮蔽体には、起動回路を通ずる電流を制限す
るセラミック抵抗器の形態のものを使用するのが好まし
い。比較的に高い定格出力の放電灯ではこれが特に有利
である。

本発明によるときは、外匣の形を任意に選択することが
可能となるので、卵形の外匣の他に、管状のもの、ある
いは所望に応じ中央部を大径とした等の外匣を使用する
ことができる。

実施例 以下図面により本発明を説明する。

第１図において、参照番号１は、直径りで、長軸βを有
し、放電空間を包囲している細長い放電容器を示す。参
照番号２は、−側に底部２０を有するランプキャップ３
を装着した透明な外匣を示す。

グロースタータ４とセラミック抵抗５によって形成され
る起動回路を外匣２内に配置する。セラミック抵抗５は
同時に熱放射線の遮蔽（シールド）としても作用し、こ
れによってグロースタータ４の大部分は放電容器１に対
し遮蔽される。

放電容器１の各端部はリードスルー部材（貫通部材）６
．６’を介して閉塞されており、これらのリードスルー
部材６．６′は一方において関連の電流導体７，１０に
接続され、他方において関連の電極８．９に接続されて
いる。

Ｃで示されている放電容器１の中心は、ランプキャップ
３の底部２０より発光中心点長円に等しい距離だけ離れ
て位置している。

第２図は放電容器１のリードスルー部材６とグロースタ
ータ４を設けた端部の詳細図である。放電容器の長袖を
βで示しである。放電容器は直径りを有する。

グロースタータ４は、放電容器１の長袖βより距離ｙだ
け離れるように配置する。図示の例ではこの距離ｙは０
．８Ｄである。これは少なくとも０．５Ｄの要求を満足
する。

支持体１１．１１’によってセラミック抵抗５を電流導
体７に装着する。これら支持体１１．１１’のうちの少
なくとも１つによって電流導体７とセラミック抵抗５と
の間の電気的接続を形成する。

下に示す表は、放電灯の実際例のデータである。

番号ｒ、　ｍ、　ｖは本発明による放電灯であり、これ
らではグロースクータは放電容器１より０，８Ｄの距離
だけ側方に離隔させである。ｎ、　ＩＶ、　ＶＩで示し
た放電灯は、従来例であって、グロースタータが従来一
般の如く装着されているものである。

放電灯番号　　　　■　　■　■ 定格出力（Ｗ）　　　１５０　１５０　２５０放電容器
径（ｍｍ）　　５．３　５．３　６．９放電容器長（ｍ
ｍ）　　　７９　７９　８８放電灯全長（ｍｍ）　　２
０５　２１５　２０５発光中心点長（ｍｍ）　１２７　
１３７　１２７ＩＶＶ　　　　ＶＩ ６．９　８．２　８．２ 番号Ｉで示す放電灯は、定格出力１７５Ｗの高圧水銀放
電灯と置換するに適している。このような高圧水銀放電
灯は、発光中心点長１２７ｍｍを有する。

番号■の放電灯は定格出力２５０Ｗの高圧水銀放電灯を
置換するに適している。この高圧水銀放電灯の発光中心
点長は１２７＋１１＋１１である。

番号Ｖの放電灯は、起動回路を内蔵していない定格出力
４００Ｗの高圧ナトリウム放電灯と同じ発光中心点長を
有している。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の放電灯の外匣を断面とした側面図、 第２図は第１図の放電灯の一部の詳細図である。 １・・・放電容器 ２・・・外匣 ３・・・ランプキャップ ４・・・グロースタータ ５・・・セラミック抵抗 ６．６′・・・リードスルー部材 ７．１０・・・電流導体 ８．９・・・電極 １１、１１’・・・支持体 特許出願人　　エヌ・ベー・フィリップス・フルーイラ
ンペンファブリケン

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、長軸ｌと、直径Ｄを有し、かつセラミック壁部を有
   していて放電空間を包囲する細長い放電容器を具え、放
   電容器の各端部はリードスルー部材を通して閉鎖されて
   おり、リードスルー部材は一方において関連の電流導体
   に接続され、また他方において関連の電極に接続されて
   おり、さらにランプキャップで閉塞されている外匣と、
   この外匣内に配置されている少なくともグロースタータ
   を有する起動回路とを具えてなる高圧ナトリウム放電灯
   において、 外匣を透明な外匣としたこと、 放電容器の長軸ｌに対し少なくともＤ／２ の距離だけ側方に偏位するようにグロースタータを搭載
   したこと、 熱放射シールドによってグロースタータの 大部分を放電容器に対してシールドしたこと、を特徴と
   する高圧ナトリウム放電灯。 熱放射シールドをセラミック抵抗とし、こ れによって起動回路の一部を構成した請求項１記載の高
   圧ナトリウム放電灯。