JP2001125335A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP2001125335A
JP2001125335A JP2000163210A JP2000163210A JP2001125335A JP 2001125335 A JP2001125335 A JP 2001125335A JP 2000163210 A JP2000163210 A JP 2000163210A JP 2000163210 A JP2000163210 A JP 2000163210A JP 2001125335 A JP2001125335 A JP 2001125335A
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Junji Morimoto
順治 森本
Eiichi Kido
栄一 木戸
Masahiro Sakai
正博 酒井
Atsushi Inoue
淳志 井上
Takayuki Yamanaka
隆幸 山中
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 現像器の交換時に、複数の現像器を任意の位
置に配置しても適性条件で画像形成を可能とし、交換作
業時の作業者の負担を軽減し、それにより作業性、操作
性、安全性等の向上を図る。 【解決手段】 この画像形成装置の画像形成部10は、
LSU11と、感光体ドラム12と、現像器収納部13
と、現像器14a〜14dと、中間転写体15と、転写
部材16と、定着部17とを備える構成である。現像器
14a〜14dは、全て同じ形状である。したがって、
現像器14a〜14dの交換に際して、作業者は、各色
の現像器14a〜14dを全て同じ作業で取り外すこと
が可能で、また、新しい各色の現像器14a〜14dを
全て、同じ作業で任意の位置に取り付けることができ
る。画像形成部10は、現像順の色ごとに、画像形成条
件を設定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子写真方式を適
用して多色印字を行う画像形成装置に関し、特に複数の
現像器を任意に配置しても適性条件で画像形成を可能と
する画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、複写機等の画像形成装置において
もカラー化が進んでおり、市場にはカラー複写機が出回
っている。このようなカラー複写機においては、一般
に、ブラック、シアン、マゼンタ、イエローの4色の現
像剤が用いられており、複写機には、各色の現像剤を収
容する複数の現像器が一定の位置に備えられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来、このような複数
の現像器を備えた画像形成装置において、各現像器を交
換する作業時に、作業者は、現像器が収容する現像剤の
色を確かめながら、装置本体側の所定の現像器収納部へ
装着する必要があった。そのため、作業者に負担が強い
られるばかりでなく、しばしば、誤挿入による障害や事
故、部品の損傷が発生していた。
【0004】本発明は、上記課題を解決するため、現像
器の交換時に、複数の現像器を任意の位置に配置しても
適性条件で画像形成を可能とし、交換作業時の作業者の
負担を軽減し、それにより作業性、操作性、安全性等の
向上を図ることが可能で、また迅速に画像形成動作を実
施可能にして装置全体の稼動効率の向上や、現像器、画
像形成装置の部品点数低減及び使用部品の共通化等、設
計合理化が図れ、安定した画質を得ることができる画像
形成装置の提供を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、静電潜像担持
体と、該静電潜像担持体上に静電潜像を形成する露光手
段と、形成された静電潜像を内部に保有する現像剤にて
可視像化する複数の現像器とを備え、現像した画像を記
録媒体に多重色転写して定着させる画像形成装置であ
る。そして、前記現像器が着脱自在に任意の収納部分へ
収納配列できる現像器収納部と、前記現像器の現像順と
現像器の保有する現像剤の色に応じて、各色の記録媒体
への画像形成状態が均一となるように画像形成条件を制
御する制御手段とを有することを特徴とする。
【0006】また、装置本体側に設けられ、現像剤の色
を検知する色情報検知手段を有し、前記制御手段は、前
記色情報検知手段の検知結果を基に制御を行うことがで
きる。
【0007】また、各現像器が保有する現像剤を使用し
て、前記静電潜像担持体上にパッチ像を形成し、前記色
情報検知手段は、該パッチ像の反射光量を検出すること
により各現像器が保有する現像剤色を検知することがで
きる。
【0008】また、前記現像器に設けられ、内部に保有
している現像剤の色情報を提示する色情報提示手段と、
装置本体側に設けられ、該色情報提示手段の提示する色
情報を検知する色情報検知手段とを有し、前記制御手段
は、前記色情報検知手段の検知結果を基に制御を行うこ
とができる。
【0009】また、前記制御手段は、前記記録媒体に転
写される現像剤の量が均一となるように、前記記録媒体
の上層に転写される色ほど現像バイアスを高くすること
ができる。
【0010】また、前記制御手段は、前記記録媒体に転
写される現像剤の量が均一となるように、前記記録媒体
の上層に転写される色ほど露光出力を、露光出力を強く
することができる。
【0011】また、前記制御手段は、前記記録媒体に転
写される現像剤の量が均一となるように、前記記録媒体
の上層に転写される色ほど露光時間を、露光時間を長く
することができる。
【0012】また、前記制御手段は、前記静電潜像担持
体から現像した画像を転写する場合に、黒色の転写出力
電圧を有彩色トナーの転写出力電圧よりも低く設定する
ことができる。
【0013】また、前記制御手段は、定着時に、低彩色
の色が高彩色の色より前記記録媒体の上層にある場合、
定着温度を高くすることができる。
【0014】また、前記制御手段は、定着時に、低彩色
が高彩色より前記記録媒体の上層にある場合、定着速度
を遅くすることができる。
【0015】また、前記現像器は、前記静電潜像担持体
の周囲に固定されて配置され、前記制御手段は、前記現
像器の現像位置に合わせて、前記静電潜像担持体の表面
電位が一定となるよう帯電装置への印加電圧を変化させ
ることができる。
【0016】また、前記現像器は、前記静電潜像担持体
の周囲に固定されて配置され、前記制御手段は、前記現
像器の現像位置に合わせて、前記静電潜像担持体の露光
電位が一定となるように露光出力を変化させることがで
きる。
【0017】また、前記現像器は、前記静電潜像担持体
の周囲に固定されて配置され、前記制御手段は、前記現
像器の現像位置に合わせて、前記静電潜像担持体の露光
電位が一定となるように露光時間を変化させることがで
きる。
【0018】また、現像剤色の現像順を任意に設定可能
とし、前記制御手段は、設定された色の現像順にしたが
って画像形成条件を設定することができる。
【0019】また、前記現像器は、全て同一形状であっ
てもよいし、前記現像器のうち使用量の多い現像剤を保
有する現像器使用量の多い現像剤を保有する現像器は、
他の現像剤を保有する現像器よりサイズを大きくし、前
記現像器は前記現像器収納に係合させて収納され、現像
器の係合部分のみが同一形状であってもよい。
【0020】本発明の画像形成装置は、制御手段が現像
器の現像順と現像器の保有する現像剤色に合わせて、画
像形成条件を設定することができるので、現像器交換作
業時においては、作業者は現像器が有する現像剤の色を
確認せずに、現像器を配置することができる。作業者の
負担が軽減され、作業性、操作性、安全性等の向上を図
ることが可能な画像形成装置の提供できる。交換作業
後、迅速に画像形成動作を実施可能にして装置全体の稼
動効率も向上させる事ができる。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図面を参照しながら説明する。
【0022】<第1実施形態>図1は、本発明に係る画
像形成装置の画像形成部の第1実施形態を示す概略構成
図である。この画像形成装置の画像形成部10は、露光
手段であるLSU(レーザ・スキャナ・ユニット)11
と、静電潜像担持体である感光体ドラム12と、現像器
収納部13と、現像器14a〜14dと、中間転写体1
5と、転写部材16と、定着部17とを備える構成であ
る。感光体ドラム12の上方近傍には、感光体ドラム1
2を一様に帯電させる帯電器18が配置されている。感
光体ドラム12の下方近傍で中間転写体15に画像を転
写する直前の位置にプロセスコントロールセンサ19が
配置されている。
【0023】また、円柱状の現像器収納部13の外周部
に沿って、イエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの各
色の現像剤を収容した4つの円柱状の現像器14a,1
4b,14c,14dを収容する収容部13a,13
b,13c,13dが形成されている。ここで、現像器
収納部13は、その外周面に現像器14a〜14dの供
給口が配置されるように現像器14a〜14dを収容す
る。現像器14a〜14dは、全て同じ形状である。し
たがって、現像器14a〜14dの交換に際して、作業
者は、各色の現像器14a〜14dを全て同じ作業で取
り外すことが可能で、また、新しい各色の現像器14a
〜14dを全て、同じ作業で任意の位置に取り付けるこ
とができる。現像器収容部13は、円柱の中心を軸に回
転し、感光体ドラム12の所定の現像位置に、現像を行
う色の現像器14a〜14dを移動させるロータリー構
造である。
【0024】そして、各色の現像器14a〜14dに
は、各々保有する現像剤の色に応じた色情報を提示する
色情報提示手段が設けられている。上記色情報提示手段
は、所定位置に形成した、現像器内の現像剤が見える透
過性を持つ窓部、或いは、色情報のバーコード情報、或
いは、各色を直接表わすマークなどで形成される。そし
て、この色情報提示手段を検知する色情報検知手段が設
けられる。色情報検知手段は、色情報提示手段が現像剤
の色の見える窓部や色マークの場合は反射光量より色を
識別するフォトセンサ、バーコードの場合はバーコード
情報を読み取るバーコードリーダ等から構成される。
【0025】この画像形成部10の動作概略について説
明する。図1には示されていないが、原稿読み取り部が
読み取った画像信号や、パーソナルコンピュータから送
出された画像信号が画像形成部10に入力される。この
画像信号に基づいて、感光体ドラム12の上方に備えら
れたLSU11は、感光体ドラム12の表面を走査し露
光することにより、静電潜像を形成する。感光体ドラム
12の静電潜像に対し、現像器14a〜14dのトナー
を付着させて現像を行う。こうして形成された画像は、
プロセスコントロールセンサ19によって、現像状態を
チェックされ、最適な現像条件を設定する。そして、そ
の最適現像条件により現像を行って、中間転写体15に
転写される。このように、現像器14a〜14dにより
現像された各色の画像を中間転写体15に重ね合わせて
転写していく。こうして最終色の画像が中間転写体15
に形成された時点で、転写部材16により、転写用紙2
0が中間転写体15に圧接され、画像が転写用紙20に
転写される。そして定着部17において、加熱され、転
写用紙20に画像が定着される。
【0026】現像器収容部13に現像器14a〜14d
を任意に装着した場合、画像形成部10が現像器14a
〜14dの現像順の色配置により、画像形成における条
件の設定を行う。以下に、この制御について詳述する。
【0027】図2は、画像形成部10の画像形成におけ
る条件制御部分を示すブロック図であり、図3〜図11
は、この制御手順を示すフローチャートである。この画
像形成部10の条件制御部分は、現像器14a〜14d
に付加されている色情報提供手段31(図2では、バー
コード情報)と、色情報検知手段32(図2では、バー
コードリーダー)と、この色情報に基づいてプロセス条
件を制御する制御装置33と、帯電印加電圧46を設定
する高圧基板45と、感光体ドラム12へ露光条件41
を設定するLSU11と、転写用紙20への転写電圧4
2を設定する高圧基板38と、現像バイアス43を設定
する高圧基板39と、定着部17の定着条件44を設定
する電源基板40とからなる。制御装置33は、制御を
行うCPU34と、制御手順を記憶するROM35と、
色情報や条件設定値等を記憶するRAM36とから構成
される。
【0028】次に、具体的な制御内容について図3に基
づいて説明する。各現像器14a〜14dが、現像器収
容部13の各収容部13a〜13dにそれぞれセットさ
れると(S1)、色情報提示手段31により色情報が提
示されることになる(S2)。この色情報が、対応する
位置に設けられた色情報検知手段32にて検知され(S
3)、その情報がCPU34へと出力される。CPU3
4は、その色情報を一旦RAM36に記憶する。CPU
34は、色情報より、画像形成部10の現像器収納部1
3a〜13dに何色の現像器14a〜14dが装着され
たかを認識する。記憶する色情報は、現像器14a〜1
4dのプロセスコントロールTarget値等であり、
これに基づいて画像形成における各部の条件を設定し
(S4〜S15)、良好な画質の画像を形成できる。
【0029】すなわち、下記表1から分かるとおり、感
光体ドラム12にカラートナーを中間転写体15に転写
する場合、色の現像の順番(色の重なり方の組み合わ
せ)は、全部で24通りある。そして、画像形成におい
て各色がどの順番で現像されるかによって、制御内容が
異なってくる。
【0030】
【表1】
【0031】そこで、CPU34は、まず第1番目に何
色の現像器14a〜14dを用いるかを認識する。ここ
で、現像器14a〜14dの位置をDUP(1)〜DU
P(4)としてあらかじめ設定してある。現像は、この
位置番号の順に行われる。DUP(1)の位置にある現
像器のトナー色が、イエロー,マゼンタ,シアン,ブラ
ックであるかを、ステップS4,S7,S10,S13
において確認する。ステップS5,S8,S11,S1
4において、第1番目の色に基づいて、現像バイアスD
BV、露光出力LDP、露光時間LDT、感光体12か
ら中間転写体15への転写電圧TC、定着温度およびス
ピードTEMを設定する。ただし、フローチャートには
定着温度のみ記載されている。
【0032】第1番目の現像色がイエローである場合
(S4)、すなわちDUP(1)の現像器のトナーの色
がイエローである場合、サブルーチン1(S6)で第2
番目〜第4番目の現像色における各部条件を設定する。
同様に第1番目がマゼンタである場合(S7)はサブル
ーチン2(S9)、シアンである場合(S10)はサブ
ルーチン3(S12)、ブラックである場合(S13)
はサブルーチン4(S15)で第2番目〜第4番目の各
色の画像形成条件を設定する。
【0033】図4および図5に示すように、DUP
(1)の現像器のトナー色がイエローであるサブルーチ
ン1において、DUP(2)の現像器のトナー色(S3
1,S41,S51)、DUP(3)の現像器のトナー
色(S33,S37,S43,S47,S53,S5
7)、DUP(4)の現像器のトナー色(S35,S3
9,S45,S49,S55,S59)を確認し確定し
ていく。図4及び図5に、確定した現像順の色のフロー
チャートを、表1におけるNo.T1〜T6として記載
してある。そして、各色が確定したときに、その形成条
件を色に応じて設定して行く(S32,S34,S3
6,S38,S40,S42,S44,S46,S4
8,S50,S52,S54,S56,S58,S6
0)。ここで、DUP(4)の現像色が確定したとき
に、形成条件として定着温度とスピードTEMを設定す
る(S36,S40,S46,S50,S56,S6
0)。ただし、フローチャートには、定着温度のみ記載
されている。
【0034】図6および図7に示すように、DUP
(1)の現像器のトナー色がマゼンタであるサブルーチ
ン2において、DUP(2)の現像器のトナー色(S6
1,S71,S81)、DUP(3)の現像器のトナー
色(S63,S67,S73,S77,S83,S8
7)、DUP(4)の現像器のトナー色(S65,S6
9,S75,S79,S85,S89)を確認し確定し
ていく。図6及び図7に、確定した現像順の色のフロー
チャートを、表1におけるNo.T7〜T12として記
載してある。そして、各色が確定したときに、その画像
形成条件を色に応じて設定して行く(S62,S64,
S66,S68,S70,S72,S74,S76,S
78,S80,S82,S84,S86,S88,S9
0)。ここで、DUP(4)の現像色が確定したとき
に、形成条件として定着温度とスピードTEMを設定す
る(S66,S70,S76,S80,S86,S9
0)。ただし、フローチャートには、定着温度のみ記載
されている。
【0035】図8および図9に示すように、DUP
(1)の現像器のトナー色がシアンであるサブルーチン
3において、DUP(2)の現像器のトナー色(S9
1,S101,S111)、DUP(3)の現像器のト
ナー色(S93,S97,S103,S107,S11
3,S117)、DUP(4)の現像器のトナー色(S
95,S99,S105,S109,S115,S11
9)を確認し確定していく。図8及び図9に、確定した
現像順の色のフローチャートを、表1におけるNo.T
13〜T18として記載してある。そして、各色が確定
したときに、その画像形成条件を色に応じて設定して行
く(S92,S94,S96,S98,S100,S1
02,S104,S106,S108,S110,S1
12,S114,S116,S118,S120)。こ
こで、DUP(4)の現像色が確定したときに、形成条
件として定着温度とスピードTEMを設定する(S9
6,S100,S106,S110,S116,S12
0)。ただし、フローチャートには、定着温度のみ記載
されている。
【0036】図10および図11に示すように、DUP
(1)の現像器のトナー色がブラックであるサブルーチ
ン4において、DUP(2)の現像器のトナー色(S1
21,S131,S141)、DUP(3)の現像器の
トナー色(S123,S127,S133,S137,
S143,S147)、DUP(4)の現像器のトナー
色(S125,S129,S135,S139,S14
5,S149)を確認し確定していく。図10及び図1
1に、確定した現像順の色のフローチャートを、表1に
おけるNo.T19〜T24として記載してある。そし
て、各色が確定したときに、その画像形成条件を色に応
じて設定して行く(S122,S124,S126,S
128,S130,S132,S134,S136,S
138,S140,S142,S144,S146,S
148,S150)。ここで、DUP(4)の現像色が
確定したときに、形成条件として定着温度とスピードT
EMを設定する(S126,S130,S136,S1
40,S146,S150)。ただし、フローチャート
には、定着温度のみ記載されている。
【0037】こうして、CPU34は、各現像順の色に
応じて画像形成条件を設定し、一旦RAM36に記憶す
る。そして、この画像条件に従い、現像器14a〜14
dによって感光体ドラム12に現像し、プロセスコント
ロールを行う(S16)。すなわち、感光体ドラム12
に形成された画像状態をプロセスコントロールセンサ1
9により検知し、現像器14a〜14dの修正現像バイ
アスDVBPを設定する。
【0038】次に、CPU34は、この画像形成条件に
基づいて、以下に説明する画像形成を行う。まず、現像
順をIとして、I=1とおく。つぎに、第1番目の画像
形成をRAM36に記憶された形成条件により行う。感
光体ドラム12を、帯電器18により一様に帯電させる
(S18)。LSU11により露光条件である露光出力
LDP(1)と露光時間LDT(1)で感光体ドラム1
2を露光し、静電潜像を形成する(S19)。次にDU
P(1)の位置にある現像器を用いて、修正現像バイア
スDVBP(1)に、色順による現像バイアスDBV
(1)を加えた最適現像バイアスDVBにより現像を行
う(S20)。中間転写体15に転写電圧TC(1)に
て転写を行う(S21)。
【0039】このように第1番目の色が形成されると、
I=4であるかを確認し(S22)、S23にてI=I
+1とし、S18に戻る。こうして、I=4までS18
〜S21を繰り返す。こうして、中間転写体15には、
現像順とは逆の順番で色トナーが上から多層に形成され
る。現像された第4番目の色が中間転写体15に重ねて
形成された時点で、転写用紙20に一括転写し、トナー
を定着温度TEMで定着させる(S24)。転写用紙2
0上には、現像順の順番で色トナーが上から多層に形成
される。
【0040】さて、次に画像形成条件の設定について詳
しく説明する。転写用紙20に多重色転写を行う場合、
中間転写体15において下層の色、転写用においては上
層の色、すなわち現像順の第1、2番目の色の転写効率
が低下し、色再現性の低下(色調のずれ)が生じるとい
う問題がある。図12は色の現像順と転写効率を示し、
図13は高め現像バイアス時のトナーの付着量を示す。
図12に示すように、第1番目および第2番目の色の転
写用紙20に対する転写効率は低下しており、第3番目
および第4番目の色の転写効率は良好である。これは図
13に示すように、第1番目および第2番目の転写用紙
20に対するトナー付着量が少なく、第3層および第4
層のトナー付着量が十分であることから明らかである。
そこで、露光された感光体ドラム12に現像を行なう場
合に、1色目(以後、現像順にしたがって、例えば第1
番目の色を1色目と呼ぶ)及び2色目の現像バイアス
を、3色目及び4色目より高くなるように、現像バイア
スDBVを設定し、コントロールする(図3におけるS
4〜S15)。図13に示すように、トナー付着量が各
層において0.6mg/cm2と均一になっており、付
着量の安定化、つまり色再現性に有効であることがわか
る。こうして、現像器14a〜14dの入れ替えを行っ
ても、自動的に画像形成条件を設定して、濃度不良や色
調の低再現、細線の低再等の不具合をなくし、画質均一
で安定した多色画像を得ることができる。
【0041】CCD等の原稿読み取り部から出力された
信号は、図示しない画像処理部にて所定の画像処理を施
され画像データが生成される。画像形成動作が指示され
ると、CPU34は、生成された各色の画像データを、
各色に応じてLSU11にそれぞれ出力する。LSU1
1は、感光体12に対し、所定の露光出力LDPによっ
て潜像を形成する。このとき、図12に示したように、
画像形成時に露光を行う場合も上記と同様に、転写用紙
20に対する多重転写の最終色(上層の色)に行くに従
い(現像順の第1、2番目の色)の転写効率が低下する
問題がある。このため、図14に示すように、露光出力
を各色で一定にすると、1色目および2色目において、
転写用紙20のトナー付着量が低下する。そこで、LS
U11の露光出力LDPを、3色目、4色目より1色目
および2色目の方を高く設定する(図3におけるS4〜
S15)。すると、均一で安定した画像を得ることを可
能にし、現像器14a〜14dの入れ替えを行っても、
自動的に画像形成条件を設定して、濃度不良や色調の低
再現、細線の低再等の不具合をなくし、画質均一で安定
した画像を得ることができる。図14において、対策後
のトナー付着量が0.6mg/cm2と均一になってお
り、付着量の安定化、つまり色再現性に有効であること
がわかる。
【0042】また、図15に示すように、LSU11の
露光時間LDTを各色で一定にすると、1色目および2
色目において、転写用紙20のトナー付着量が低下す
る。そこで、LSU11の露光時間LDTを、3色目及
び4色目より1色目及び2色目の方を長く設定する(図
3におけるS4〜S15)。すると、均一で安定した画
像を得る事を可能にし、現像器14a〜14dの入れ替
えを行っても、自動的に画像形成条件を設定して、濃度
不良や色調の低再現、細線の低再等の不具合をなくす。
図15において、対策後のトナー付着量が0.6mg/
cm2と均一になっており、付着量の安定化、つまり色
再現性に有効であることがわかる。
【0043】また、図16に示すように、黒印字の最適
転写電圧TCはカラー印字(マゼンタ、シアン、イエロ
ー)の最適転写電圧TCより低い。したがって、黒トナ
ーを中間転写体15に転写する時は、転写電圧TCを低
くすることにより、良好な転写効率を得ることができ
る。そこで、感光体ドラム12上に作像されたトナー像
を中間転写体15に転写する場合に、黒印字時の転写電
圧TCをカラー印字より低くコントロールする(図3に
おけるS4〜S15)。このことにより、最適転写電圧
TCが他のカラーより低い黒印字においても、均一で安
定した画像を得ることを可能し、現像器の入れ替えを行
っても、自動的に画像形成条件を設定して、濃度不良や
色調の低再現、細線の低再等の不具合をなくす。
【0044】また、図17は、CIE Lab空間座標
にて、印字順序と彩度の違いを示している。転写用紙2
0に転写されたトナー像を定着する時、ブラック、シア
ン,マゼンタ、等の低彩色の色が上層にある場合、彩度
が狭くなる。そこで、定着温度TEMを、低彩色の色が
上層にある場合は、イエロー等の高彩度の色が上層にあ
る場合よりも高くする(図3におけるS4〜S15)。
このことにより、彩度を高くすることができるととも
に、彩度(色域)を広くでき、高彩色の色が上層にある
場合と同様の彩度となる。図18に示すように、同空間
座標にて、定着温度による彩度の違いを示し、定着温度
を上げることにより、印字順序に依存すること無く、高
彩度の画像を得ることができる。
【0045】また、フローチャートには記載していない
が、定着速度を設定することもできる。転写用紙20に
転写されたトナー像を定着する時、ブラック、シアン、
マゼンタ、等の低彩色の色が上層にある場合、定着速度
をイエロー等の高彩度の色が上層にある場合よりも遅く
することにより、彩度を高くすることができるととも
に、色域を広くできる。図19に示すように、同空間座
標にて、定着速度による彩度の違いを示し、定着速度を
遅くすることにより、印字順序に依存すること無く、高
彩度の画像を得ることができる。
【0046】<第2実施形態>図20は、本発明に係る
画像形成装置の画像形成部の第2実施形態を示す概略図
である。この画像形成部50は、第1実施形態とほぼ同
じ構成なので、共通部分には同一部号を付し、詳しい説
明は省略する。第1実施形態と異なるのは、現像器収容
部53である。図21は、現像器と感光体ドラムの要部
拡大図である。各現像器14a〜14dは、感光体ドラ
ム12の表面に沿って配列されている。そのため、現像
器収容部53の各収容部53a〜53dが感光体ドラム
12の周囲に配置されることになる。当然ながら、第1
実施形態とは異なり、現像器14a〜14dの位置は固
定され、動くことはない。また、第1実施形態同様、現
像器14a〜14dは同一形状をなすものである。
【0047】第1実施形態と同様に、現像は現像器14
a〜14dの順に行われ、中間転写体15に多重色転写
が行われて、最後に転写用紙20に一括転写され、定着
される。このときの画像形成条件の制御部分は図2と同
じである。
【0048】図22は、この画像形成における制御手順
を示すフローチャートである。基本的には、図3に示し
た第1実施形態のフローチャートと同じであるので、共
通部分には同一符号を付し、説明は省略する。第1実施
形態と異なる点は、図22に示すステップS16aのプ
ロセスコントロールにおけるサブルーチン5と、ステッ
プS19aにおける露光条件の設定部分である。図23
に示すように、サブルーチン5においては、現像器14
a〜14dが感光体ドラム12に沿って配列されている
ので、帯電工程から、各色の現像工程にいたる距離(配
置角度)が、現像器毎に異なるため、それを考慮して画
像形成条件の修正条件を設定する。
【0049】まず、現像順I=1から始め(S15
1)、DUP(1)の位置にある現像器14aの画像形
成条件を設定する。帯電器18のグリッド電圧GRV
(1)を感光体ドラム12を均一に帯電させるように設
定する(S152)。次に、LSU11の修正露光出力
LDPP(1)、修正露光時間LDTP(1)を再設定
する(S153)。これら条件で現像器14aにより、
現像を行い(S154)、プロセスコントロールセンサ
19により現像状態を読み取る(S155)。センサ1
9の検出結果に基づいて、CPU34が修正現像バイア
スDVBP(1)を決定する。S157においてI=4
であるかを確認し、I=4でなければ、I+1としてS
152に戻る。こうしてI=4になるまで、S152〜
S156の処理を繰り返し、現像器14b〜14dの修
正現像バイアスDVBP(2)〜DVBP(4)を決定
する。
【0050】次に、CPU34は、この画像形成条件に
基づいて、S17〜S22により画像形成を行う。これ
は第1実施形態に説明した内容とほぼ同じなので、異な
る部分のみを説明する。すなわち、S19aにおいて、
LSU11により露光条件である最適露光出力LDPと
最適露光時間LDTで感光体ドラム12を露光し、静電
潜像を形成する。このとき、最適露光出力LDPは、修
正露光出力LDPPと色順ごとの露光出力LDP(I)
を加えたものである。また、最適露光時間LDTは、修
正露光時間LDTPと色順ごとの露光出力LDT(I)
を加えたものである。こうして、第1実施形態と同様
に、中間転写体15には、現像順とは逆の順番で色トナ
ーが上から多層に形成される。現像された第4番目の色
が中間転写体15に重ねて形成された時点で、転写用紙
20に一括転写し、トナーを定着温度TEMで定着させ
る(S24)。転写用紙20上には、現像順の順番で色
トナーが上から多層に形成される。
【0051】次に、現像器の配置による上記の各画像形
成条件の設定について詳しく説明する。感光体ドラム1
2の帯電器18による帯電電位は、放電現象が発生する
ため、時間と共に低下する傾向にある。図24に、同一
帯電電位を印加した場合、帯電工程から各現像工程へ至
る距離の違いによる感光体ドラム12の表面電位の変化
を示す。現像器14a〜14d(1色目〜4色目)は、
この順に帯電器18より遠ざかっていくので、現像器1
4a〜14d毎に現像を実施するまでの時間が異なって
しまう。このため、図24に示すように、現像器14a
〜14d(1色目〜4色目)の順に感光体ドラム12の
対向部分の表面電位が低下する。また、現像器14a〜
14dによる感光体ドラム12の現像位置でのクリーニ
ングフィールド電位も異なることになり、十分なクリー
ニングが行えない原因ともなる。ここで、クリーニング
フィールド電位とは、画像形成後、感光体ドラム12に
付着したトナーをクリーニングする場合に必要となる電
位であり、表面電位から現像バイアスDVBまでの電位
をいう。このように、表面電位が異なると、エッジ効果
が増し、エッジ部のトナー付着量が増え、画質の安定性
の低下を招く。また、クリーニング不良による後端が
け、かぶり等の問題点が発生する。対策として、感光体
ドラム12の回転ごとに帯電器18への印加電圧GRV
を現像器14a〜14dの位置に合わせて設定する(図
23のS152)。
【0052】図25に、現像器14a〜14dごとに帯
電器18の印加電圧を設定した場合の感光体ドラム12
の帯電電位を示す。感光体ドラム12は線速90mm/
s、径60mmであるとし、放電現象を考慮に入れて、
各現像器14a〜14dの位置の感光体ドラム12の帯
電電位が一定となるように帯電器18の印加電圧を設定
する。すなわち、現像器14a〜14dの位置が帯電器
18から遠くなるに従い、帯電器18への印加電圧を増
加させる。この対策により、各現像器14a〜14dの
位置の感光体ドラム12の帯電電位が一定となるため、
現像器14a〜14dの位置の違いによるカラー色再
現、画質の悪影響、エッジ効果、後端がけ、かぶり等の
不具合を無くすことができる。
【0053】次に、現像器14a〜14dは、感光体ド
ラム12に沿って、LSU11に対して、現像器14a
〜14dの順に遠ざかるように配置されている(図21
参照)。図26に、同一露光出力の場合の露光位置に対
する現像器の位置の違いによる露光電位を示す。感光体
ドラム12の露光電位は、感光体ドラム12の電荷移動
速度の影響で、時間と共に低下する傾向にある。よっ
て、現像器14a〜14d毎の感光体ドラム12の露光
電位が異なり、1色目から4色目になるに従い低下す
る。そのため、現像器14a〜14dの現像電位も異な
ることになる。ここで、現像電位とは、現像に必要な電
位であり、現像バイアスDVBと露光電位の差をいう。
こうして、露光電位が異なるとトナーの付着量が異な
り、濃度不良、色調の低再現、細線再現等に悪影響を及
ぼす。対策として、感光体ドラム12の回転ごとに、露
光出力を現像器14a〜14dの位置に合わせて設定す
る(図23のS153)。
【0054】図27に、現像器18ごとに露光装置11
の露光電位を設定した場合の感光体ドラム12の帯電電
位を示す。感光体ドラム12は線速90mm/s、径6
0mmであるとし、感光体ドラム12の電荷移動速度の
影響を考慮に入れて、各現像器14a〜14cの露光電
位が、現像器14dの露光電位になるように、LSU1
1の露光出力を設定する。すなわち、現像器14a〜1
4dの位置がLSU11の露光位置に近いほど、露光電
位を増加して、現像器14a〜14dの露光電位をす
る。この対策により、各現像器14a〜14cによる感
光体ドラム12の現像位置の露光電位が一定となり、各
各現像器14a〜14cの現像電位も一定となるので、
現像器14a〜14dの位置の違いによるカラー色再
現、画質の悪影響、濃度不良、色調の低再現、細線再現
等の不具合を無くすことができる。
【0055】次に、図28に同一露光時間の場合の露光
位置に対する現像器14a〜14dの位置の違いによる
露光電位を示す。上述したように、感光体ドラム12の
露光電位は、感光体ドラム12の電荷移動速度の影響
で、時間と共に低下する傾向にある。よって、現像器1
4a〜14d毎の感光体ドラム12の露光電位が異な
り、1色目から4色目になるに従い低下する。そのた
め、現像器14a〜14dの現像電位も異なることにな
る。ここで、現像電位とは、現像に必要な電位であり、
現像バイアスDVBと露光電位の差をいう。こうして、
露光電位が異なるとトナーの付着量が異なり、濃度不
良、色調の低再現、細線再現等に悪影響を及ぼす。対策
として、感光体ドラム12の回転ごとに、露光時間を現
像槽の位置に合わせて設定する(図23のS153)。
【0056】図29に、現像器14a〜14dごとに露
光装置LSU11の露光時間を設定した場合の感光体ド
ラム12の帯電電位を示す。感光体ドラム12は線速9
0mm/s、径60mmであるとし、感光体ドラム12
の電荷移動速度の影響を考慮に入れて、各現像器14a
〜14dの位置の感光体ドラム12の表面電位が一定と
なるようにLSU11の露光時間を設定する。すなわ
ち、現像器14a〜14dの位置がLSU11の露光位
置より近いほど、露光時間を増加する。この対策によ
り、各現像器14a〜14cによる感光体ドラム12の
現像位置の露光電位が一定となり、各各現像器14a〜
14cの現像電位も一定となるので、現像器14a〜1
4dの位置の違いによるカラー色再現、画質の悪影響、
濃度不良、色調の低再現、細線再現等の不具合を無くす
ことができる。
【0057】S4〜S15の現像色の順による画像形成
条件については、第1実施形態に説明した内容と同じな
ので説明を省略する。
【0058】<第3実施形態>図30は、本発明に係る
画像形成装置の画像形成部の第3実施形態を示す概略図
である。この画像形成部60は、第1実施形態とほぼ同
じ構成なので、共通部分には同一部号を付し、詳しい説
明は省略する。第1実施形態と異なるのは、感光体ドラ
ム12と中間転写体15間に転写用紙20を通し、感光
体ドラム12から直接画像を転写用紙20に転写するこ
とである。したがって、第1実施形態の転写部材16は
存在しない。現像器収容部13は、第1実施形態と同様
に、円柱の中心を軸に回転し、感光体ドラム12側に現
像を行う色の現像器14a〜14dを移動させるロータ
リー構造である。
【0059】この画像形成部60の動作概略について説
明する。図30には示されていないが、原稿読み取り部
が読み取った画像信号や、パーソナルコンピュータから
送出された画像信号が画像形成部60に入力される。こ
の画像信号に基づいて、感光体ドラム12の上方に備え
られたLSU11は、感光体ドラム12の表面を走査し
露光することにより、静電潜像を形成する。感光体ドラ
ム12の静電潜像に対し、現像器14a〜14dのトナー
を付着させて現像を行う。こうして形成された画像は、
プロセスコントロールセンサ19によって、現像状態を
チェックされた後、中間転写体15に巻き付けられた転
写用紙20に転写される。こうして、現像器14a〜1
4dのトナーを現像した画像を感光体ドラム12から順
次転写用紙20に転写して、多重色画像を形成する。こ
うして最終色の画像が転写用紙20に形成された時点
で、この転写用紙20を、定着部17において、加熱し
画像を定着させる。
【0060】現像器収容部13に現像器14a〜14d
を任意に装着した場合、画像形成部60が現像器14a
〜14dの色配置により、画像形成における条件の設定
を行う。以下に、この制御について詳述する。
【0061】画像形成部60の画像形成における条件制
御部分を示すブロック図は図2と同じである。図31〜
図39は、この制御手順を示すフローチャートである。
【0062】次に、具体的な制御内容について図31に
基づいて説明する。各現像器14a〜14dが、現像器
収容部13の各収容部13a〜13dにそれぞれセット
されると(S161)、色情報提示手段31により色情
報が提示されることになる(S162)。この色情報
が、対応する位置に設けられた色情報検知手段32にて
検知され(S163)、その情報がCPU34へと出力
される。CPU34は、その色情報を一旦RAM36に
記憶する。CPU34は、色情報より、画像形成部60
の現像器収納部13a〜13dに何色の現像器14a〜
14dが装着されたかを認識する。記憶する色情報は、
現像器14a〜14dのプロセスコントロールTarg
et値等であり、これに基づいて画像形成における各部
の条件を設定し(S164〜S175)、良好な画質の
画像を形成できる。
【0063】すなわち、前記表1から分かるとおり、感
光体ドラム12にカラートナーを中間転写体15に転写
する場合、色の現像の順番(色の重なり方の組み合わ
せ)は、全部で24通りある。そして、画像形成におい
て各色がどの順番で現像されるかによって、制御内容が
異なってくる。
【0064】そこで、CPU34は、まず第1番目に何
色の現像器14a〜14dを用いるかを認識する。ここ
で、現像器14a〜14dの位置をDUP(1)〜DU
P(4)としてあらかじめ設定してある。現像は、この
位置番号の順に行われる。DUP(1)にある現像器
が、イエロー,マゼンタ,シアン,ブラックであるか
を、ステップS164,S167,S170,S173
において確認する。ステップS165,S168,S1
71,S174において、第1番目の色に基づいて、現
像バイアスDBV、露光出力LDP、露光時間LDT、
感光体ドラム12から転写用紙20への転写電圧TC、
定着温度およびスピードTEMを設定する。
【0065】DUP(1)の現像器のトナーの色がイエ
ローである場合(S164,S165)、サブルーチン
11(S166)でDUP(2)〜(4)の現像器によ
る画像形成条件を設定する。同様にDUP(1)の現像
器のトナーの色がマゼンタである場合(S167,S1
68)はサブルーチン12(S169)、シアンである
場合(S170,S171)はサブルーチン13(S1
72)、ブラックである場合(S173,S174)は
サブルーチン14(S175)で各色の画像形成条件を
設定する。
【0066】図32および図33に示すように、DUP
(1)の現像器のトナー色がイエローであるサブルーチ
ン11において、DUP(2)の現像器のトナー色(S
191,S201,S211)、DUP(3)の現像器
のトナー色(S193,S197,S203,S20
7,S213,S217)、DUP(4)の現像器のト
ナー色(S195,S199,S205,S209,S
215,S219)を確認し確定していく。図32及び
図33に、確定した現像順の色のフローチャートを、表
1におけるNO.T1〜T6として記載してある。そし
て、各色が確定したときに、その形成条件を色に応じて
設定して行く(S192,S194,S196,S19
8,S200,S202,S204,S206,S20
8,S210,S212,S214,S216,S21
8,S220)。ここで、DUP(4)の現像色が確定
したときに、形成条件として定着温度とスピードTEM
を設定する(S196,S200,S206,S21
0,S216,S220)。ただし、フローチャートに
は定着温度のみ記載されている。
【0067】図34および図35に示すように、DUP
(1)の現像器のトナー色がマゼンタであるサブルーチ
ン12において、DUP(2)の現像器のトナー色(S
221,S231,S241)、DUP(3)の現像器
のトナー色(S223,S227,S233,S23
7,S243,S247)、DUP(4)の現像器のト
ナー色(S225,S229,S235,S239,S
245,S249)を確認し確定していく。図34及び
図35に、確定した現像順の色のフローチャートを、表
1におけるNO.T7〜T12として記載してある。そ
して、各色が確定したときに、その画像形成条件を色に
応じて設定して行く(S222,S224,S226,
S228,S230,S232,S234,S236,
S238,S240,S242,S244,S246,
S248,S250)。ここで、DUP(4)の現像色
が確定したときに、形成条件として定着温度とスピード
TEMを設定する(S2296,S230,S236,
S240,S246,S250)。ただし、フローチャ
ートには、定着温度のみ記載されている。
【0068】図36および図37に示すように、DUP
(1)の現像器のトナー色がシアンであるサブルーチン
13において、DUP(2)の現像器のトナー色(S2
51,S261,S271)、DUP(3)の現像器の
トナー色(S253,S257,S263,S267,
S273,S277)、DUP(4)の現像器のトナー
色(S255,S259,S265,S269,S27
5,S279)を確認し確定していく。図36及び図3
7に、確定した現像順の色のフローチャートを、表1に
おけるNO.T13〜T18として記載してある。そし
て、各色が確定したときに、その画像形成条件を色に応
じて設定して行く(S252,S254,S256,S
258,S260,S262,S264,S266,S
268,S270,S272,S274,S276,S
278,S280)。ここで、DUP(4)の現像色が
確定したときに、形成条件として定着温度とスピードT
EMを設定する(S256,S260,S266,S2
70,S276,S280)。ただし、フローチャート
には、定着温度のみ記載されている。
【0069】図38および図39に示すように、DUP
(1)の現像器のトナー色がブラックであるサブルーチ
ン14において、DUP(2)の現像器のトナー色(S
281,S291,S301)、DUP(3)の現像器
のトナー色(S283,S287,S293,S29
7,S303,S307)、DUP(4)の現像器のト
ナー色(S285,S289,S295,S299,S
305,S309)を確認し確定していく。図38及び
図39に、確定した現像順の色のフローチャートを、表
1におけるNO.T19〜T24として記載してある。
そして、各色が確定したときに、その画像形成条件を色
に応じて設定して行く(S282,S284,S28
6,S288,S290,S292,S294,S29
6,S298,S300,S302,S304,S30
6,S308,S310)。ここで、DUP(4)の現
像色が確定したときに、形成条件として定着温度とスピ
ードTEMを設定する(S286,S290,S29
6,S300,S306,S310)。ただし、フロー
チャートには、定着温度のみ記載されている。
【0070】こうして、CPU34は、各現像順の色に
応じて画像形成条件を設定し、一旦RAM36に記憶す
る。そして、この画像条件に従い、現像器14a〜14
dによって感光体ドラム12に現像し、プロセスコント
ロールを行う(S16)。すなわち、感光体12に形成
された画像状態をプロセスコントロールセンサ19によ
り検知し、各層を形成する現像器14a〜14dの修正
現像バイアスDVBPを設定する。
【0071】次に、CPU34は、この画像形成条件に
基づいて、以下に説明する画像形成を行う。まず、現像
順をIとして、まずI=1とおく。つぎに、第1番目の
画像形成をRAM36に記憶された形成条件により、画
像形成を行う。まず、感光体ドラム12を、帯電器18
により一様に帯電させる(S178)。LSU11によ
り露光条件である露光出力LDP(1)と露光時間LD
T(1)で感光体ドラム12を露光し、静電潜像を形成
する(S179)。次にDUP(1)の位置にある現像
器を用いて、修正現像バイアスDVBP(1)に現像バ
イアスDBV(1)を加えた電圧により現像を行う(S
180)。転写用紙20に転写電圧TC(1)にて転写
を行う(S181)。
【0072】このように第1番目の色が形成されると、
I=4であるかを確認し(S182)、S183にてI
=I+1とし、S178に戻る。こうして、第4番目ま
でS178〜S181を繰り返す。こうして、現像され
た第4番目の色が転写用紙20に重ねて形成された時点
で、トナーを定着温度TEMで転写用紙20に定着させ
る(S184)。転写用紙20上には、現像順と逆の順
番で色トナーが上から多層に形成される。
【0073】さて、次に画像形成条件の設定について詳
しく説明する。転写用紙20に多重色転写を行う場合、
転写用紙20の上層の色(現像順の第3、4番目の色)
の転写効率が低下し、色再現性の低下(色調のずれ)が
生じるという問題がある。図40は色の現像順と転写効
率を示し、図41は高め現像バイアス時のトナーの付着
量を示す。図40に示すように、第3番目および第4番
目の色の転写用紙20に対する転写効率は低下してお
り、第1番目および第2番目の色の転写効率は良好であ
る。これは図41に示すように、第3番目および第4番
目の転写用紙20に対するトナー付着量が少なく、第1
層および第2層のトナー付着量が十分であることから明
らかである。そこで、露光された感光体ドラム12に現
像を行なう場合に、3色目、4色目の現像バイアスを1
色目、2色目より高くなるように、現像バイアスを設定
し、コントロールする(図31におけるS164〜S1
75)。図41に示すように、トナー付着量が各層にお
いて0.6mg/cm2と均一になっており、付着量の
安定化、つまり色再現性に有効であることがわかる。こ
うして、現像器14a〜14dの入れ替えを行っても、
自動的に画像形成条件を設定して、濃度不良や色調の低
再現、細線の低再等の不具合をなくし、画質均一で安定
した多色画像を得ることができる。
【0074】また、画像形成動作が指示されると、CP
U34は、CCD等の原稿読み取り部から出力され、図
示しない画像処理部にて所定の画像処理を施されて生成
された各色の画像データを、各色に応じてLSU11に
それぞれ出力する。LSU11は、感光体12に対し、
所定の露光出力LDPによって潜像を形成する。このと
き、図42に示したように、画像形成時に露光を行う場
合も上記と同様に、転写用紙20に対する多重転写の最
終色(上層の色)になるに従い(現像順の第3、4番目
の色)の転写効率が低下する問題がある。このため、図
42に示すように、露光出力を各色で一定にすると、3
色目および4色目において、転写用紙20のトナー付着
量が低下する。そこで、LSU11の露光出力を、1色
目、2色目より3色目および4色目の方を高く設定す
る。すると、均一で安定した画像を得ることを可能に
し、現像器14a〜14dの入れ替えを行っても、自動
的に画像形成条件を設定して、濃度不良や色調の低再
現、細線の低再等の不具合をなくし、画質均一で安定し
た画像を得ることができる。図42において、対策後の
トナー付着量が0.6mg/cm2と均一になってお
り、付着量の安定化、つまり色再現性に有効であること
がわかる。
【0075】また、図43に示すように、LSU11の
露光時間LDTを各色で一定にすると、3色目および4
色目(転写用紙20においては上層の色)において、転
写用紙20のトナー付着量が低下する。そこで、LSU
11の露光時間LDTを、1色目、2色目より3色目お
よび4色目の方を長く設定する。すると、均一で安定し
た画像を得る事を可能にし、現像器14a〜14dによ
り、均一で安定した画像を得ることができる。図43に
おいて、対策後のトナー付着量が0.6mg/cm2
均一になっており、付着量の安定化、つまり色再現性に
有効であることがわかる。
【0076】また、黒印字時の転写電圧をカラー印字よ
り低くコントロールすること、定着温度を、低彩色の色
が上層にある場合は、イエロー等の高彩度の色が上層に
ある場合よりも高くすること、定着速度を、低彩色の色
が上層にある場合は、イエロー等の高彩度の色が上層に
ある場合よりも遅くすることは、第1実施形態と同じな
ので説明は省略する。
【0077】<第4実施形態>図44は、本発明に係る
画像形成装置の画像形成部の第4実施形態を示す概略図
である。この画像形成部70は、第2実施形態とほぼ同
じ構成なので、共通部分には同一部号を付し、詳しい説
明は省略する。図45は、現像器と感光体ドラムの要部
拡大図である。第2実施形態と同様に、各現像器14a
〜14dは、感光体ドラム12の表面に沿って配列され
ている。そのため、現像器収容部53の各収容部53a
〜53dが感光体ドラム12の周囲に配置されることに
なる。現像器14a〜14dの位置は固定され、動くこ
とはない。また、第2実施形態同様、現像器14a〜1
4dは同一形状をなすものである。第2実施形態と異な
るのは、感光体ドラム12と中間転写体15間に転写用
紙20を通し、感光体ドラム12から直接画像を転写用
紙20に転写することである。したがって、第2実施形
態の転写部材16は存在しない。
【0078】図46は、この画像形成における制御手順
を示すフローチャートである。基本的には、図31に示
した第3実施形態のフローチャートと同じであるので、
共通部分には同一符号を付し、説明は省略する。第3実
施形態と異なる点は、図46に示すステップS176a
のプロセスコントロールにおけるサブルーチン15と、
ステップS19aにおける露光条件の設定部分である。
図47に示すように、サブルーチン15においては、現
像器14a〜14dが感光体ドラム12に沿って配列さ
れているので、帯電工程から、各色の現像工程にいたる
距離(配置角度)が、現像器毎に異なるため、それを考
慮して画像形成条件の修正条件を設定する。
【0079】まず、現像順I=1から始め(S31
1)、DUP(1)の位置にある現像器14aの画像形
成条件を設定する。帯電器18のグリッド電圧GRV
(1)を感光体ドラム12を均一に帯電させるように設
定する(S312)。次に、LSU11の修正露光出力
LDPP(1)、修正露光時間LDTP(1)を再設定
する(S313)。これら条件で現像器14aにより、
現像を行い(S314)、プロセスコントロールセンサ
19により現像状態を読み取る(S315)。センサ1
9の検出結果に基づいて、CPU34が修正現像バイア
スDVBP(1)を決定する。S317においてI=4
であるかを確認し、I=4でなければ、I+1としてS
312に戻る。こうしてI=4になるまで、S312〜
S316の処理を繰り返し、現像器14b〜14dの修
正現像バイアスDVBP(2)〜DVBP(4)を決定
する。
【0080】次に、CPU34は、この画像形成条件に
基づいて、S177〜S182により画像形成を行う。
これは第3実施形態に説明した内容とほぼ同じなので、
異なる部分のみを説明する。すなわち、S179aにお
いて、LSU11により露光条件である最適露光出力L
DPと最適露光時間LDTで感光体ドラム12を露光
し、静電潜像を形成する。このとき、最適露光出力LD
Pは、修正露光出力LDPPと色順ごとの露光出力LD
P(I)を加えたものである。また、最適露光時間LD
Tは、修正露光時間LDTPと色順ごとの露光出力LD
T(I)を加えたものである。こうして、第3実施形態
と同様に、中間転写体15には、現像順とは逆の順番で
色トナーが上から多層に形成される。現像された第4番
目の色が中間転写体15に重ねて形成された時点で、転
写用紙20に一括転写し、トナーを定着温度TEMで定
着させる(S184)。転写用紙20上には、現像順の
順番で色トナーが上から多層に形成される。
【0081】現像器14b〜14dの位置が帯電器18
から遠くなるに従い、帯電器18への印加電圧を増加さ
せること、現像器14a〜14dの位置がLSU11の
露光位置より近いほど、露光電位を増加すること、現像
器14a〜14dの位置がLSU11の露光位置より近
いほど、露光時間を長くすることは、第2実施形態と同
じなので詳しい説明は省略する。露光された感光体ドラ
ム12に現像を行なう場合に、3色目、4色目の現像バ
イアスを1色目、2色目より高くなるように、現像バイ
アスを設定すること、LSU11の露光出力を、1色
目、2色目より3色目および4色目の方を高く設定する
こと、LSU11の露光時間を、1色目、2色目より3
色目および4色目の方を長く設定することは第3実施形
態と同じなので詳しい説明は省略する。
【0082】また、黒印字時の転写電圧をカラー印字よ
り低くコントロールすること、定着温度を、低彩色の色
が上層にある場合は、イエロー等の高彩度の色が上層に
ある場合よりも高くすること、定着速度を、低彩色の色
が上層にある場合は、イエロー等の高彩度の色が上層に
ある場合よりも遅くすることは、第1実施形態と同じな
ので説明は省略する。
【0083】<第5実施形態>第5実施形態の画像形成
部の構成は、第1実施形態(図1参照)と同じであるの
で、詳しい説明は省略する。本実施形態は、第1実施形
態と同様に、現像器収容部13が、円柱の中心を軸に回
転し、感光体ドラム12の所定の現像位置に、現像を行
う色の現像器を移動させるロータリー構造であり、感光
体ドラム12から中間転写体15に多色転写して、最後
に転写用紙20に一括転写を行う。第1実施形態と異な
るのは、ユーザが現像する色順を任意に設定可能な点で
ある。
【0084】図48は、この画像形成における制御手順
を示すフローチャートである。各現像器14a〜14d
が各収容部13a〜13dにそれぞれセットされると、
色情報提示手段31の色情報が、対応する位置に設けら
れた色情報検知手段32にて検知され、その情報がCP
U34へと出力される。CPU34は、その色情報よ
り、何れの位置にある画像形成部70の現像器収納部1
3に何色の現像器14a〜14dが装着されたかを認識
し、RAMに現像器14a〜14dのプロセスコントロ
ールTarget値等の色情報を記憶させる。
【0085】まず、初期設定値として、Color
(1)=イエロー、Color(2)=マゼンタ、Co
lor(3)=シアン、Color(4)=ブラックが
設定されている(S321)。ここで、Color
(1)〜(4)の番号は、色の現像順を示している。最
初は、現像の色順序を、ユーザー等が設定可能とするた
め、現像する色の順番を変更するかをCPU34が確認
する(S322)。設定変更する場合は、S323に示
すように、ユーザー等が設定変更処理を行う。S323
で示すColor1〜4は、イエロー、マゼンタ、シア
ン、ブラックのいずれかを示し、これらは任意に設定可
能である。この現像順の色設定をCPU34はRAM3
6に記憶する。
【0086】これら現像順を設定した後は、現像器14
a〜14dを現像器収容部13にセットする(S32
4)。現像器14a〜14dに取り付けられた色情報提
示手段31により色情報が提示される(S325)。こ
の色情報が、対応する位置に設けられた色情報検知手段
32にて検知され(S326)、その情報がCPU34
へと出力される。CPU34は、その色情報を一旦RA
M36に記憶する。CPU34は、色情報より、画像形
成部10の現像器収納部13a〜13dに何色の現像器
14a〜14dが装着されたかを認識する。現像器収納
部13a〜13dの装着位置をDUP(1)〜DUP
(4)とする。記憶する色情報は、現像器14a〜14
dのプロセスコントロールTarget値等であり、こ
れに基づいて画像形成における各部の条件を設定し、良
好な画質の画像を形成できる。
【0087】CPU34は、RAM36に記憶しておい
た現像順の情報より、1色目であるColor(1)
が、イエロー,マゼンタ,シアン,ブラックであるか
を、ステップS327,S330,S333,S336
において確認する。ステップS328,S331,S3
34,S337において、第1番目の色に基づいて、現
像バイアスDBV、露光出力LDP、露光時間LDT、
感光体12から中間転写体15への転写電圧TC、定着
温度とスピードTEMを設定する。
【0088】第1番目のColor(1)がイエローで
ある場合(S327)、サブルーチン21(S329)
で第2番目〜第4番目の色の各部条件を設定する。同様
に第1番目のColor(1)がマゼンタである場合
(S330)はサブルーチン22(S332)、Col
or(1)がシアンである場合(S333)はサブルー
チン23(S335)、Color(1)がブラックで
ある場合(S336)はサブルーチン24(S338)
で各色の画像形成条件を設定する。
【0089】図49および図50に示すように、第1番
目のColor(1)がイエローであるサブルーチン2
1において、第2番目のColor(2)(S351,
S361,S371)、第3番目のColor(3)
(S353,S357,S363,S367,S37
3,S377)、第4番目のColor(4)(S35
5,S359,S365,S369,S375,S37
9)を確認していく。図49及び図50に、現像順の色
のフローチャートを、表1におけるNO.T1〜T6と
して記載してある。そして、その形成条件を色に応じて
設定して行く(S352,S354,S356,S35
8,S360,S362,S364,S366,S36
8,S370,S372,S374,S376,S37
8,S380)。ここで、Color(4)の現像色が
確定したときに、形成条件として定着温度とスピードT
EMを設定する(S356,S360,S366,S3
70,S376,S380)。ただし、フローチャート
には、定着温度のみ記載されている。
【0090】図51および図52に示すように、第1番
目のColor(1)がマゼンタであるサブルーチン2
2において、第2番目のColor(2)(S381,
S391,S401)、第3番目のColor(3)
(S383,S387,S393,S397,S40
3,S407)、第4番目のColor(4)(S38
5,S389,S395,S399,S405,S40
9)を確認していく。図51及び図52に、現像順の色
のフローチャートを、表1におけるNO.T7〜T12
として記載してある。そして、その形成条件を色に応じ
て設定して行く(S382,S384,S386,S3
88,S390,S392,S394,S396,S3
98,S400,S402,S404,S406,S4
08,S410)。ここで、Color(4)の現像色
が確定したときに、形成条件として定着温度とスピード
TEMを設定する(S386,S390,S396,S
400,S406,S410)。ただし、フローチャー
トには、定着温度のみ記載されている。
【0091】図53および図54に示すように、第1番
目のColor(1)がシアンであるサブルーチン23
において、第2番目のColor(2)(S411,S
421,S431)、第3番目のColor(3)(S
413,S417,S423,S427,S433,S
437)、第4番目のColor(4)(S415,S
419,S425,S429,S435,S439)を
確認していく。図53及び図54に、現像順の色のフロ
ーチャートを、表1におけるNO.T13〜T18とし
て記載してある。そして、その形成条件を色に応じて設
定して行く(S412,S414,S416,S41
8,S420,S422,S424,S426,S42
8,S430,S432,S434,S436,S43
8,S440)。ここで、Color(4)の現像色が
確定したときに、形成条件として定着温度とスピードT
EMを設定する(S416,S420,S426,S4
30,S436,S440)。ただし、フローチャート
には、定着温度のみ記載されている。
【0092】図55および図56に示すように、第1番
目のColor(1)がブラックであるサブルーチン2
4において、第2番目のColor(2)(S441,
S451,S461)、第3番目のColor(3)
(S443,S447,S453,S457,S46
3,S467)、第4番目のColor(4)(S44
5,S449,S455,S459,S465,S46
9)を確認していく。図55及び図56に、現像順の色
のフローチャートを、表1におけるNO.T19〜T2
4として記載してある。そして、その形成条件を色に応
じて設定して行く(S442,S444,S446,S
448,S450,S452,S454,S456,S
458,S460,S462,S464,S466,S
468,S470)。ここで、Color(4)の現像
色が確定したときに、形成条件として定着温度とスピー
ドTEMを設定する(S446,S450,S456,
S460,S466,S470)。ただし、フローチャ
ートには、定着温度のみ記載されている。
【0093】この設定した形成条件にしたがって、現像
を行うが現像時のタイミングが24通りあり、このタイ
ミングチャートを図58〜図61に示す。CPU34
は、現像器14a〜14dの位置DUP(1)〜DUP
(4)及び色順Color(1)〜Color(4)か
ら図58〜図61のタイミングチャートを選択する。ま
た、CPU34は、現像器14a〜14dのトナー色と
画像形成を行う色順Color(1)〜Color
(4)に応じて画像形成条件を設定し、一旦RAM36
に記憶する。そしてCPU34は、この画像形成条件に
基づいて、以下に説明する画像形成を行う。
【0094】プロセスコントロール後、各層の現像バイ
アスDVBPを設定する(S339)。そして、現像順
をjとして、まずj=1とおく(S340)。つぎに、
第1番目の色の画像形成をRAM36に記憶された形成
条件により、サブルーチン25により画像形成を行う。
【0095】CPU34は、サブルーチン25におい
て、現像器位置DUP(1)〜(4)の番号であるiを
1とおく(S471)。そして、Color(1)を形
成することのできるDUPをRAM36の記憶情報から
確認する(S472)。DUP(1)であればS474
に進み、DUP(1)でなければ、i+1(S473)
としてS472の確認を繰り返す。こうして、Colo
r(1)の色を有する現像器の位置DUPを確認する。
【0096】次に、感光体ドラム12を、帯電器18に
より一様に帯電させる(S474)。LSU11により
露光条件である露光出力LDP(1)と露光時間LDT
(1)で感光体ドラム12を露光し、静電潜像を形成す
る(S475)。次にColor(1)のDUPの位置
にある現像器を用いて、修正現像バイアスDVBP
(1)に現像バイアスDBV(1)を加えた最適現像バ
イアスDVBにより現像を行う(S476)。中間転写
体15に転写電圧TC(1)にて転写を行う(S47
7)。
【0097】このように第1番目の色が形成されると、
j=4であるかを確認し(S342)、S343にてj
=j+1とし、S341に戻る。こうして、第4番目の
Color(4)までサブルーチン25であるS341
を繰り返す。こうして、この設定した形成条件にしたが
って、現像を行うが現像時のタイミングが24通りあ
り、このタイミングチャートを図58〜図61に示す。
こうして、現像された第4番目の色が中間転写体15に
重ねて形成された時点で、転写用紙20に一括転写し、
トナーを定着温度TEMで定着させる(S344)。転
写用紙20上には、現像順で色トナーが上から多層に形
成される。
【0098】現像器14a〜14dの位置と現像色順に
応じた画像形成条件の具体的設定内容については、第1
実施形態と同じなので、説明は省略する。
【0099】<第6実施形態>第6実施形態の画像形成
部の構成は、第2実施形態(図20及び図21参照)と
同じであるので、詳しい説明は省略する。本実施形態
は、第2実施形態と同様に、各現像器14a〜14d
は、感光体ドラム12の表面に沿って配列され、現像器
14a〜14dの位置は固定され、動くことはない。第
2実施形態と異なるのは、ユーザが現像する色順を設定
可能な点である。
【0100】図62は、この画像形成における制御手順
を示すフローチャートであり、図63は、サブルーチン
26のフローチャートであり、図64は、サブルーチン
271のフローチャートである。図62は、この画像形
成における制御手順を示すフローチャートである。基本
的には、図48に示した第5実施形態のフローチャート
と同じであるので、共通部分には同一符号を付し、説明
は省略する。図48と異なる点は、S480〜S485
までのステップである。図63に示すように、ステップ
S480のプロセスコントロールにおけるサブルーチン
26においては、現像器14a〜14dが感光体ドラム
12に沿って配列されているので、帯電工程から、各色
の現像工程にいたる距離(配置角度)が、現像器毎に異
なるため、それを考慮して画像形成条件を設定し直し、
さらにプロセスコントロールセンサ19の検出結果に基
づいて各画像形成条件を決定する。
【0101】まず、現像順I=1から始め(S49
1)、DUP(1)の位置にある現像器14aの画像形
成条件を設定する。帯電器18のグリッド電圧GRV
(1)を感光体ドラム12を均一に帯電させるように設
定する(S492)。次に、LSU11の修正露光出力
LDPP(1)、修正露光時間LDTP(1)を再設定
する(S493)。これら条件で現像器14aにより、
現像を行い(S494)、プロセスコントロールセンサ
19により現像状態を読み取る(S495)。センサ1
9の検出結果に基づいて、CPU34が修正現像バイア
スDVBP(1)を決定する。S497においてI=4
であるかを確認し、I=4でなければ、I+1(S49
8)としてS492に戻る。こうしてI=4になるま
で、S492〜S496の処理を繰り返し、帯電器18
のグリッド電圧GRV(2)〜GRV(4)、LSU1
1の露光出力LDPP(2)〜LDPP(4)、露光時
間LDTP(2)〜LDTP(4)、現像器14b〜1
4dの修正現像バイアスDVBP(2)〜DVBP
(4)を決定する。
【0102】この現像器14a〜14dの配置による上
記のサブルーチン26における各画像形成条件の設定に
ついては、第2実施形態に述べたことと同じなので、説
明を省略する。また、この設定した形成条件にしたがっ
て、現像を行うが現像時のタイミングは、前記の図58
〜図61と同じである。こうして、CPU34は、現像
器14a〜14dのトナー色と画像形成を行う色順に応
じて画像形成条件を設定し、一旦RAM36に記憶す
る。そしてCPU34は、この画像形成条件に基づい
て、以下に説明する画像形成を行う。
【0103】現像順をjとして、まずj=1とおく(S
481)。つぎに、第1番目の色の画像形成をRAM3
6に記憶された形成条件により、サブルーチン27によ
り画像形成を行う。
【0104】図64に示すように、CPU34は、サブ
ルーチン27において、現像器位置DUP(1)〜
(4)の番号であるiを1とおく(S501)。そし
て、Color(1)を形成することのできるDUPを
RAM36の記憶情報から確認する(S502)。DU
P(1)であればS504に進み、DUP(1)でなけ
れば、i+1(S503)としてS502の確認を繰り
返す。こうして、Color(1)の色を有する現像器
の位置DUP(i)を確認する。
【0105】次に、感光体ドラム12を、Color
(1)の色を有する現像器の位置DUP(i)に対応す
るグリッド電圧GRV(i)で帯電器18により一様に
帯電させる(S504)。現像器の位置DUP(i)に
対応するLSU11により露光条件である修正露光出力
LDPP(i)と修正露光時間LDTP(i)にそれぞ
れ色順に応じた露光出力LDP(1)と露光時間LDT
(1)で感光体ドラム12を露光し、静電潜像を形成す
る(S505)。
【0106】次にColor(1)のDUP(i)の位
置にある現像器を用いて、修正現像バイアスDVBP
(i)に色順に応じた現像バイアスDBV(1)を加え
た最適現像バイアスDVBにより現像を行う(S50
6)。中間転写体15に転写電圧TC(1)にて転写を
行う(S507)。
【0107】このように第1番目の色が形成されると、
j=4であるかを確認し(S483)、S484にてj
=j+1とし、S481に戻る。こうして、第4番目の
Color(4)までサブルーチン27であるS482
を繰り返す。こうして、この設定した形成条件にしたが
って、現像を行うが現像時のタイミングが24通りあ
り、このタイミングチャートを図58〜図61に示す。
こうして、現像された第4番目の色が中間転写体15に
重ねて形成された時点で、転写用紙20に一括転写し、
トナーを定着温度TEMで定着させる(S4856)。
転写用紙20上には、現像順で色トナーが上から多層に
形成される。
【0108】現像器14a〜14dの位置と現像色順に
応じた画像形成条件の具体的設定内容については、第2
実施形態と同じなので、説明は省略する。
【0109】<第7実施形態>第7実施形態の画像形成
部の構成は、第3実施形態(図30参照)と同じである
ので、詳しい説明は省略する。本実施形態は、第3実施
形態と同様に、現像器収容部13が、円柱の中心を軸に
回転し、感光体ドラム12の所定の現像位置に、現像を
行う色の現像器14a〜14dを移動させるロータリー
構造であり、感光体ドラム12から転写用紙20にトナ
ーを転写する。第3実施形態と異なるのは、ユーザが現
像する色順を任意に設定可能な点である。
【0110】図65は、この画像形成における制御手順
を示すフローチャートである。各現像器14a〜14d
が各収容部13a〜13dにそれぞれセットされると、
色情報提示手段31の色情報が、対応する位置に設けら
れた色情報検知手段32にて検知され、その情報がCP
U34へと出力される。CPU34は、その色情報よ
り、何れの位置にある画像形成部70の現像器収納部1
3に何色の現像器14a〜14dが装着されたかを認識
し、RAMに現像器14a〜14dのプロセスコントロ
ールTarget値等の色情報を記憶させる。
【0111】まず、初期設定値として、Color
(1)=イエロー、Color(2)=マゼンタ、Co
lor(3)=シアン、Color(4)=ブラックが
設定されている(S511)。ここで、Color
(1)〜(4)の番号は、色の現像順を示している。最
初は、現像の色順序を、ユーザー等が設定可能とするた
め、現像する色の順番を変更するかをCPU34が確認
する(S512)。設定変更する場合は、S513に示
すように、ユーザー等が設定変更処理を行う。S513
で示すColor1〜4は、イエロー、マゼンタ、シア
ン、ブラックのいずれかを示し、これらは任意に設定可
能である。この現像順の色設定をCPU34はRAM3
6に記憶する。
【0112】これら現像順を設定した後は、現像器14
a〜14dを現像器収容部13にセットする(S51
4)。現像器14a〜14dに取り付けられた色情報提
示手段31により色情報が提示される(S515)。こ
の色情報が、対応する位置に設けられた色情報検知手段
32にて検知され(S516)、その情報がCPU34
へと出力される。CPU34は、その色情報を一旦RA
M36に記憶する。CPU34は、色情報より、画像形
成部10の現像器収納部13a〜13dに何色の現像器
14a〜14dが装着されたかを認識する。現像器収納
部13a〜13dの装着位置をDUP(1)〜DUP
(4)とする。記憶する色情報は、現像器14a〜14
dのプロセスコントロールTarget値等であり、こ
れに基づいて画像形成における各部の条件を設定し、良
好な画質の画像を形成できる。
【0113】CPU34は、RAM36に記憶しておい
た現像順の情報より、1色目であるColor(1)
が、イエロー,マゼンタ,シアン,ブラックであるか
を、ステップS327,S330,S333,S336
において確認する。ステップS328,S331,S3
34,S337において、第1番目の色に基づいて、現
像バイアスDBV、露光出力LDP、露光時間LDT、
感光体12から中間転写体15への転写電圧TC、定着
温度とスピードTEMを設定する。
【0114】第1番目のColor(1)がイエローで
ある場合(S517)、サブルーチン31(S519)
で第2番目〜第4番目の色の各部条件を設定する。同様
に第1番目のColor(1)がマゼンタである場合
(S520)はサブルーチン32(S522)、Col
or(1)がシアンである場合(S523)はサブルー
チン33(S525)、Color(1)がブラックで
ある場合(S526)はサブルーチン34(S528)
で各色の画像形成条件を設定する。
【0115】図66および図67に示すように、第1番
目のColor(1)がイエローであるサブルーチン3
1において、第2番目のColor(2)(S541,
S551,S561)、第3番目のColor(3)
(S543,S547,S553,S557,S56
3,S567)、第4番目のColor(4)(S54
5,S549,S555,S559,S565,S56
9)を確認していく。図66及び図67に、現像順の色
のフローチャートを、表1におけるNO.T1〜T6と
して記載してある。そして、その形成条件を色に応じて
設定して行く(S542,S544,S546,S54
8,S550,S552,S554,S556,S55
8,S560,S562,S564,S566,S56
8,S570)。ここで、Color(4)の現像色の
条件が確定したときに、形成条件として定着温度とスピ
ードTEMを設定する(S546,S550,S55
6,S560,S566,S570)。ただし、フロー
チャートには、定着温度のみ記載されている。
【0116】図68および図69に示すように、第1番
目のColor(1)がマゼンタであるサブルーチン3
2において、第2番目のColor(2)(S571,
S581,S591)、第3番目のColor(3)
(S573,S577,S583,S587,S59
3,S597)、第4番目のColor(4)(S57
5,S579,S585,S589,S595,S59
9)を確認していく。図68及び図69に、現像順の色
のフローチャートを、表1におけるNO.T7〜T12
として記載してある。そして、その形成条件を色に応じ
て設定して行く(S572,S574,S576,S5
78,S580,S582,S584,S586,S5
88,S590,S592,S594,S596,S5
98,S600)。ここで、Color(4)の現像色
の条件が確定したときに、形成条件として定着温度とス
ピードTEMを設定する(S576,S580,S58
6,S590,S596,S600)。ただし、フロー
チャートには、定着温度のみ記載されている。
【0117】図70および図71に示すように、第1番
目のColor(1)がシアンであるサブルーチン33
において、第2番目のColor(2)(S601,S
611,S621)、第3番目のColor(3)(S
603,S607,S613,S617,S623,S
627)、第4番目のColor(4)(S605,S
609,S615,S619,S625,S629)を
確認していく。図70及び図71に、現像順の色のフロ
ーチャートを、表1におけるNO.T13〜T18とし
て記載してある。そして、その形成条件を色に応じて設
定して行く(S602,S604,S606,S60
8,S610,S612,S614,S616,S61
8,S620,S622,S624,S626,S62
8,S630)。ここで、Color(4)の現像色の
条件が確定したときに、形成条件として定着温度とスピ
ードTEMを設定する(S606,S610,S61
6,S620,S626,S630)。ただし、フロー
チャートには、定着温度のみ記載されている。
【0118】図72および図73に示すように、第1番
目のColor(1)がブラックであるサブルーチン3
4において、第2番目のColor(2)(S631,
S641,S651)、第3番目のColor(3)
(S633,S637,S643,S647,S65
3,S657)、第4番目のColor(4)(S63
5,S639,S645,S649,S655,S65
9)を確認していく。図72及び図73に、現像順の色
のフローチャートを、表1におけるNO.T19〜T2
4として記載してある。そして、その形成条件を色に応
じて設定して行く(S632,S634,S636,S
638,S640,S642,S644,S646,S
648,S650,S652,S654,S656,S
658,S660)。ここで、Color(4)の現像
色の条件が確定したときに、形成条件として定着温度と
スピードTEMを設定する(S636,S640,S6
46,S650,S656,S660)。ただし、フロ
ーチャートには、定着温度のみ記載されている。
【0119】この設定した形成条件にしたがって、現像
を行うが現像時のタイミングが24通りあり、このタイ
ミングチャートを図58〜図61に示す。CPU34
は、現像器14a〜14dの位置DUP(1)〜DUP
(4)及び色順Color(1)〜Color(4)か
ら図58〜図61のタイミングチャートを選択する。ま
た、CPU34は、現像器14a〜14dのトナー色と
画像形成を行う色順Color(1)〜Color
(4)に応じて画像形成条件を設定し、一旦RAM36
に記憶する。そしてCPU34は、この画像形成条件に
基づいて、以下に説明する画像形成を行う。
【0120】プロセスコントロール後、各層の現像バイ
アスDVBPを設定する(S529)。そして、現像順
をjとして、まずj=1とおく(S530)。つぎに、
第1番目の色の画像形成をRAM36に記憶された形成
条件により、サブルーチン35により画像形成を行う。
【0121】CPU34は、サブルーチン35におい
て、現像器位置DUP(1)〜(4)の番号であるiを
1とおく(S661)。そして、Color(1)を形
成することのできるDUPをRAM36の記憶情報から
確認する(S662)。まずDUP(1)であるかを確
認し、DUP(1)でなければ、i+1としてS472
の確認を繰り返す。こうして、Color(1)の色を
有する現像器の位置DUPを確認する。
【0122】次に、感光体ドラム12を、帯電器18に
より一様に帯電させる(S664)。LSU11により
露光条件である露光出力LDP(1)と露光時間LDT
(1)で感光体ドラム12を露光し、静電潜像を形成す
る(S665)。次にColor(1)のDUPの位置
にある現像器を用いて、修正現像バイアスDVBP
(1)に現像バイアスDBV(1)を加えた最適現像バ
イアスDVBにより現像を行う(S666)。中間転写
体15に転写電圧TC(1)にて転写を行う(S66
7)。
【0123】このように第1番目の色が形成されると、
j=4であるかを確認し(S662)、S343にてj
=j+1(S663)とし、S662に戻る。こうし
て、第4番目のColor(4)までサブルーチン35
であるS531を繰り返す。こうして、この設定した形
成条件にしたがって、現像を行うが現像時のタイミング
が24通りあり、このタイミングチャートを図58〜図
61に示す。こうして、現像された第4番目の色が中間
転写体15に重ねて形成された時点で、転写用紙20に
一括転写し、トナーを定着温度TEMで定着させる(S
534)。転写用紙20上には、現像順とは逆の順序で
色トナーが上から多層に形成される。
【0124】現像器14a〜14dの位置と現像色順に
応じた画像形成条件の具体的設定内容については、第3
実施形態と同じなので、説明は省略する。
【0125】<第8実施形態>第8実施形態の画像形成
部の構成は、第4実施形態(図44及び図45参照)と
同じであるので、詳しい説明は省略する。本実施形態
は、第2実施形態と同様に、各現像器14a〜14d
は、感光体ドラム12の表面に沿って配列され、現像器
14a〜14dの位置は固定され、動くことはない。第
2実施形態と異なるのは、ユーザが現像する色順を設定
可能な点である。また、第7実施形態と異なるのは、感
光体ドラム12と中間転写体15間に転写用紙20を通
し、感光体ドラム12から直接画像を転写用紙20に転
写することである。したがって、転写部材16は存在し
ない。
【0126】図75は、この画像形成における制御手順
を示すフローチャートである。基本的には、図65に示
した第7実施形態のフローチャートと同じであるので、
共通部分には同一符号を付し、説明は省略する。図65
と異なる点は、S670〜S675までのステップであ
る。図76に示すように、ステップS670のプロセス
コントロールにおけるサブルーチン36においては、現
像器14a〜14dが感光体ドラム12に沿って配列さ
れ、帯電器18から、各色の現像工程にいたる距離(配
置角度)が、現像器毎に異なるため、それを考慮して画
像形成条件を設定し直す。さらにプロセスコントロール
センサ19の検出結果に基づいて各画像形成条件を決定
する。
【0127】まず、現像順I=1から始め(S68
1)、DUP(1)の位置にある現像器14aの画像形
成条件を設定する。帯電器18のグリッド電圧GRV
(1)を感光体ドラム12を均一に帯電させるように設
定する(S682)。次に、LSU11の修正露光出力
LDPP(1)、修正露光時間LDTP(1)を再設定
するS683)。これら条件で現像器14aにより、現
像を行い(S684)、プロセスコントロールセンサ1
9により現像状態を読み取る(S685)。センサ19
の検出結果に基づいて、CPU34が修正現像バイアス
DVBP(1)を決定する。S687においてI=4で
あるかを確認し、I=4でなければ、I+1としてS6
82に戻る。こうしてI=4になるまで、S682〜S
686の処理を繰り返し、帯電器18のグリッド電圧G
RV(2)〜GRV(4)、LSU11の最適露光出力
LDPP(2)〜LDPP(4)、修正露光時間LDT
P(2)〜LDTP(4)、現像器14b〜14dの修
正現像バイアスDVBP(2)〜DVBP(4)を決定
する。
【0128】この現像器の配置による上記のサブルーチ
ン36における各画像形成条件の設定については、第4
実施形態に述べたことと同じなので、説明を省略する。
また、この設定した形成条件にしたがって、現像を行う
が現像時のタイミングは、前記の図58〜図61と同じ
である。こうして、CPU34は、現像器14a〜14
dのトナー色と画像形成を行う色順に応じて画像形成条
件を設定し、一旦RAM36に記憶する。そしてCPU
34は、この画像形成条件に基づいて、以下に説明する
画像形成を行う。
【0129】現像順をjとして、まずj=1とおく(S
671)。つぎに、第1番目の色の画像形成をRAM3
6に記憶された形成条件により、サブルーチン27によ
り画像形成を行う。
【0130】図77に示すように、CPU34は、サブ
ルーチン37において、現像器位置DUP(1)〜
(4)の番号であるiを1とおく(S691)。そし
て、Color(1)を形成することのできるDUPを
RAM36の記憶情報から確認する(S692)。DU
P(1)であれば、S694に進み、DUP(1)でな
ければ、i+1(S693)としてS692の確認を繰
り返す。こうして、Color(1)の色を有する現像
器の位置DUP(i)を確認する。
【0131】次に、感光体ドラム12を、現像器の位置
DUP(i)に対応するグリッド電圧GRV(i)で帯
電器18により一様に帯電させる(S694)。現像器
の位置DUP(i)に対応するLSU11により露光条
件である修正露光出力LDPP(i)と修正露光時間L
DTP(i)にそれぞれ色順に応じた露光出力LDP
(1)と露光時間LDT(1)で感光体ドラム12を露
光し、静電潜像を形成する(S695)。
【0132】次にColor(1)のDUP(i)の位
置にある現像器を用いて、修正現像バイアスDVBP
(i)に色順に応じた現像バイアスDBV(1)を加え
た最適現像バイアスDVBにより現像を行う(S69
6)。中間転写体15に転写電圧TC(1)にて転写を
行う(S697)。
【0133】このように第1番目の色が形成されると、
j=4であるかを確認し(S673)、S674にてj
=j+1とし、S672に戻る。こうして、第4番目の
Color(4)までサブルーチン37であるS672
を繰り返す。こうして、この設定した形成条件にしたが
って、現像を行うが現像時のタイミングが24通りあ
り、このタイミングチャートを図58〜図61に示す。
こうして、現像された第4番目の色が中間転写体15に
重ねて形成された時点で、転写用紙20に一括転写し、
トナーを定着温度TEMで定着させる(S675)。転
写用紙20上には、現像順で色トナーが上から多層に形
成される。
【0134】現像器14a〜14dの位置と現像色順に
応じた画像形成条件の具体的設定内容については、第4
実施形態と同じなので、説明は省略する。
【0135】<第9実施形態>図78は、本発明に斯か
る画像形成装置の第9実施形態を示す概略構成図であ
る。この画像形成装置は、LSU51と、OPC(Orga
nic Photoconductor)ベルト52と、中間転写体ベルト
53と、現像器54と、現像器収納部55と、色情報見
地手段56と、CPU57と、CCD58と、記憶装置
59とを備えた構成である。
【0136】現像器54は4個あり、イエロー、マゼン
タ、シアン、ブラックの色のトナーを収納しているが、
いずれも同一形状をして、現像器収納部55に収納され
ている。このような構成により、各現像器の取り外し・
取り付け作業が全て同じ作業になって、現像器の交換作
業が容易になる。そして、現像器収納部55にセットさ
れた現像器54の保有する現像剤色を色情報検知手段5
6により検知する。CPU57は、現像剤の色に応じた
画像データが出力されるように制御するので、たとえ、
以前の現像器配列とは異なる順序で各現像器が取り付け
られたとしても、装着し直す必要がなく、即刻画像処理
動作を実施できる。その結果、作業者の負担が軽減さ
れ、それに伴い、操作性、安全性等が向上し、かつ、現
像器54を装着後、即刻画像形成装置を使用できるの
で、装置の稼働率も向上する。しかも、各現像器54は
全て同一形状であるので、現像器54を構成する部品の
削減、使用部品の共通化等の設計合理化も可能である。
【0137】CCD58で読み取った原稿の画像データ
は、一旦CPU57を介して記憶装置59に記憶させ
る。CPU57は、この画像データに基づいて、LSU
51により、OPCベルト52を露光し、現像器54
は、1色ずつ現像し、それを中間転写ベルトに転写す
る。こうして、4色を全て現像し、中間転写ベルトに転
写して、多重色画像を形成する。そして、これを転写用
紙60に一括転写して、定着させる。
【0138】尚、上記の構成では、各現像器の保有する
現像剤の色の情報を装置側で自動的に読み取る構成と
し、作業者による各現像器の色の識別作業を不要な構成
としたが、色情報提示手段及び色情報検知手段を具備さ
せない簡単な構成とし、交換作業終了後に、例えば操作
パネル等から、作業者自身にて何れの画像形成部に何色
の現像器54を装着したかを入力する構成としてもよ
い。これにより、各現像器交換時の作業者の負担が軽減
され、誤挿入による障害や事故、部品の損傷を未然に回
避することが可能となり、装置の操作性、作業性、安全
性等が向上する。
【0139】図79に示す画像形成装置においては、イ
エロー、マゼンタ、シアン、ブラックの各色の現像剤を
収容した4つの現像器のうち、使用量の多いブラックの
現像器54aのみが、他の色の現像器とはその外観形状
が異なる構成である。ブラックの現像器の収容部55を
大きく形成しておくことで、ブラック現像剤の補給頻度
を低減できる。ところで、このような構成においても、
他の3色の現像器は互いに同一形状とし、かつ、ブラッ
クの現像器も含めて、収容部55と各現像器54のそれ
ぞれの係合部の形状を同一にしおくことで、たとえ現像
器の1つが異なる外観形状を有した場合であっても、上
記と同じ効果が得られる。
【0140】図80に示す画像形成装置は、図78、図
79の画像形成装置とは異なる現像器の色情報を検知・
確認する構成を採用している。ここでは、現像器の交換
作業が終了した時点で、CPU57が第1〜第4の現像
器54を駆動して、バッチ像を、OPCベルト(感光体
担持体)上に形成させ、これを、所定位置に配役された
バッチ像読み取り手段(濃度センサ)で読み取り、その
色を検出するようになっている。上記の読み取り手段
は、フォトセンサから構成でき、反射光量の違いにより
色の識別を行う。これによれば、現像器側における色情
報提示手段を省略できるので、部品点数低減、装置構造
の簡略化等が可能である。また、バッチ像を転写搬送ベ
ルト等に一旦転写する構成とすることで、1つのセンサ
で各現像器の色認織を行え、そうすることで、装置本体
側においても、センサ数を減らして、さらなる部品点数
低減、装置構造の簡略化等が可能である。
【0141】
【発明の効果】本発明によれば、現像器の現像順と現像
器の保有する現像剤色に合わせて、画像形成条件を設定
することができるので、現像器交換作業時の作業者の負
担が軽減され、作業性、操作性、安全性等の向上を図る
ことが可能な画像形成装置の提供できる。交換作業後、
迅速に画像形成動作を実施可能にして装置全体の稼動効
率も向上させる事ができる。
【0142】また、現像剤収納部に収納された各現像器
が保有する現像剤の色の識別確認が色情報検知手段によ
り自動的に行われ、その識別確認に基づいて、制御手段
が制御を行うので、各現像器を画像形成装置へ装着する
際に、使用者が、どの位置に何色の現像器をセットした
かを確認する必要がない。その結果、各現像器の色の識
別作業が不要となり、作業者の負担が軽減され、それに
伴い、操作性、安全性等が向上し、かつ、現像器を装着
後、即画像形成装置を使用できるので、装置の稼働率も
向上する。
【0143】また、各現像器が保有する現像剤を使用し
て、静電潜像担持体上にパッチ像を形成し、色情報検知
手段は、該パッチ像の反射光量を検出することにより各
現像器が保有する現像剤色を検知することにより、現像
器側に色情報提示手段を設置せずに済むので、部品点数
低減、装置構造の簡略化等が可能である。
【0144】また、記録媒体に転写される現像剤の量が
均一となるように記録媒体に後半に転写される色ほど現
像バイアスを高くするので、多重転写の最終色の転写効
率が低下によって生じる色再現性の低下を防止でき、各
現像器がどの位置に配置されても、均一で安定した画像
をえることができる。
【0145】また、記録媒体に転写される現像剤の量が
均一となるように、記録媒体に後半に転写される色ほど
露光出力を、前半に転写される色の露光出力より強くす
るので、多重転写の最終色の転写効率が低下によって生
じる色再現性の低下を防止でき、各現像器がどの位置に
配置されても、均一で安定した画像をえることができ
る。
【0146】また、記録媒体に転写される現像剤の量が
均一となるように、記録媒体に後半に転写される色ほど
露光時間を、色の露光時間より長くするので、多重転写
の最終色の転写効率が低下によって生じる色再現性の低
下を防止でき、各現像器がどの位置に配置されても、均
一で安定した画像をえることができる。
【0147】また、現像器の現像位置に合わせて、静電
潜像担持体の表面電位が一定となるよう帯電装置への印
加電圧を変化させるので、静電潜像担持体を帯電させる
帯電器に対する位置が現像器毎に異なる場合、静電潜像
担持体の帯電電位が、放電現象により時間と共に低下す
ることを防止でき、エッジ効果、後端がけ、かぶり等の
不具合を無くすことができる。
【0148】また、現像器の現像位置に合わせて、前記
静電潜像担持体の露光電位が一定となるように露光出力
を変化させるので、露光装置に対する位置が現像槽毎に
異なる場合、静電潜像担持体の露光電位が、静電潜像担
持体の電荷移動速度の影響で時間と共に低下することを
防止でき、濃度不良、色調の低再現等の不具合を無くす
ことができる。
【0149】また、現像器の現像位置に合わせて、前記
静電潜像担持体の露光電位が一定となるように露光時間
を変化させるので、露光装置に対する位置が現像槽毎に
異なる場合、静電潜像担持体の露光電位が、静電潜像担
持体の電荷移動速度の影響で時間と共に低下することを
防止でき、濃度不良、色調の低再現等の不具合を無くす
ことができる。
【0150】また、黒の転写出力電圧を有彩色トナーの
転写出力電圧よりも低く設定するので、最適転写電圧が
有彩色トナーより低い黒印字においても、均一で安定し
た画像を得る事を可能し、各現像器がどの位置に配置さ
れても、均一で安定した画像をえることができる。
【0151】また、定着時に、低彩色の色が高彩色の色
より前記記録媒体の上層にある場合、定着温度を高くす
るので、彩度を高くすることができ、色域を広くでき
る。
【0152】また、定着時に、低彩色が高彩色より前記
記録媒体の上層にある場合、定着速度を遅くするので、
彩度を高くすることができ、色域を広くできる。
【0153】また、移動可能な各現像器が一定位置で静
電潜像担持体を現像する構成の場合、あらかじめ設定さ
れた色の現像順にしたがって画像形成条件を設定するの
で、使用者等が任意に色の現像順を設定でき、しかも、
現像器の収納位置が任意の位置でも、均一で安定した画
像をえることができる。
【0154】また、現像器を、全て同一形状とすること
により、現像器が現像剤色に関わらず共通化でき、現像
器、画像形成装置の部品点数低減及び使用部品の共通化
等、設計合理化が図れる。
【0155】また、現像器の係合部分を同一形状とし
て、使用量の多い現像剤を保有する現像器のサイズを大
きくすることにより、全て同じ現像器で構成したものに
比べて、一部部品点数は増加するものの、使用量の多い
現像剤の補給回数が削減され、メンテナンス性の向上が
図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る画像形成装置の画像形成部の第1
実施形態を示す概略構成図である。
【図2】画像形成部の制御部を示すブロック図である。
【図3】第1実施形態の制御部の制御手順を示すフロー
チャートである。
【図4】サブルーチン1のフローチャートである。
【図5】図4に続くサブルーチン1のフローチャートで
ある。
【図6】サブルーチン2のフローチャートである。
【図7】図6に続くサブルーチン2のフローチャートで
ある。
【図8】サブルーチン3のフローチャートである。
【図9】図8に続くサブルーチン3のフローチャートで
ある。
【図10】サブルーチン4のフローチャートである。
【図11】図10に続くサブルーチン4のフローチャー
トである。
【図12】第1実施形態における現像の順番と転写効率
の関係を示す特性図である。
【図13】第1実施形態における現像バイアスを変えた
ことによる現像の順番と転写用紙のトナー付着量の関係
を示す特性図である。
【図14】第1実施形態における露光出力の設定を変え
たことによる現像の順番と転写用紙のトナー付着量の関
係を示す特性図である。
【図15】第1実施形態における露光時間の設定を変え
たことによる現像の順番と転写用紙のトナー付着量の関
係を示す特性図である。
【図16】第1実施形態におけるブラックとカラーのト
ナーの最適転写電圧と転写効率の関係を示す特性図であ
る。
【図17】第1実施形態における転写用紙への印字順序
と彩度の関係を示す特性図である。
【図18】第1実施形態における定着温度を変えたこと
による転写用紙への印字順序と彩度の関係を示す特性図
である。
【図19】第1実施形態における定着スピードを変えた
ことによる転写用紙への印字順序と彩度の関係を示す特
性図である。
【図20】本発明に係る画像形成装置の画像形成部の第
2実施形態を示す概略構成図である。
【図21】第2実施形態の現像器と感光体ドラムの要部
拡大図である。
【図22】第2実施形態の制御部の制御手順を示すフロ
ーチャートである。
【図23】サブルーチン5のフローチャートである。
【図24】同一帯電電位を印加した場合の感光体ドラム
の表面電位の変化を示す特性図である。
【図25】現像器ごとに帯電電位を設定した場合の感光
体ドラムの表面電位の変化を示す特性図である。
【図26】同一露光出力の場合の感光体ドラムの表面電
位の変化を示す特性図である。
【図27】現像器ごとに露光出力を設定した場合の感光
体ドラムの表面電位の変化を示す特性図である。
【図28】同一露光時間の場合の感光体ドラムの表面電
位の変化を示す特性図である。
【図29】現像器ごとに露光時間を設定した場合の感光
体ドラムの表面電位の変化を示す特性図である。
【図30】本発明に係る画像形成装置の画像形成部の第
3実施形態を示す概略構成図である。
【図31】第3実施形態の制御部の制御手順を示すフロ
ーチャートである。
【図32】サブルーチン11のフローチャートである。
【図33】図32に続くサブルーチン11のフローチャ
ートである。
【図34】サブルーチン12のフローチャートである。
【図35】図34に続くサブルーチン12のフローチャ
ートである。
【図36】サブルーチン13のフローチャートである。
【図37】図36に続くサブルーチン13のフローチャ
ートである。
【図38】サブルーチン14のフローチャートである。
【図39】図38に続くサブルーチン14のフローチャ
ートである。
【図40】第3実施形態における現像の順番と転写効率
の関係を示す特性図である。
【図41】第3実施形態における現像バイアスを変えた
ことによる現像の順番と転写用紙のトナー付着量の関係
を示す特性図である。
【図42】第3実施形態における露光出力の設定を変え
たことによる現像の順番と転写用紙のトナー付着量の関
係を示す特性図である。
【図43】第3実施形態における露光時間の設定を変え
たことによる現像の順番と転写用紙のトナー付着量の関
係を示す特性図である。
【図44】本発明に係る画像形成装置の画像形成部の第
4実施形態を示す概略構成図である。
【図45】第4実施形態の現像器と感光体ドラムの要部
拡大図である。
【図46】第4実施形態の制御部の制御手順を示すフロ
ーチャートである。
【図47】サブルーチン15のフローチャートである。
【図48】第5実施形態の制御部の制御手順を示すフロ
ーチャートである。
【図49】サブルーチン21のフローチャートである。
【図50】図49に続くサブルーチン21のフローチャ
ートである。
【図51】サブルーチン22のフローチャートである。
【図52】図51に続くサブルーチン22のフローチャ
ートである。
【図53】サブルーチン23のフローチャートである。
【図54】図53に続くサブルーチン23のフローチャ
ートである。
【図55】サブルーチン24のフローチャートである。
【図56】図55に続くサブルーチン24のフローチャ
ートである。
【図57】サブルーチン25のフローチャートである。
【図58】設定された現像順の色に従って現像器により
現像を行うタイミングチャートである。
【図59】設定された現像順の色に従って現像器により
現像を行うタイミングチャートである。
【図60】設定された現像順の色に従って現像器により
現像を行うタイミングチャートである。
【図61】設定された現像順の色に従って現像器により
現像を行うタイミングチャートである。
【図62】第6実施形態の制御部の制御手順を示すフロ
ーチャートである。
【図63】サブルーチン26のフローチャートである。
【図64】サブルーチン27のフローチャートである。
【図65】第7実施形態の制御部の制御手順を示すフロ
ーチャートである。
【図66】サブルーチン31のフローチャートである。
【図67】図66に続くサブルーチン31のフローチャ
ートである。
【図68】サブルーチン32のフローチャートである。
【図69】図68に続くサブルーチン32のフローチャ
ートである。
【図70】サブルーチン33のフローチャートである。
【図71】図70に続くサブルーチン33のフローチャ
ートである。
【図72】サブルーチン34のフローチャートである。
【図73】図72に続くサブルーチン34のフローチャ
ートである。
【図74】サブルーチン35のフローチャートである。
【図75】第8実施形態の制御部の制御手順を示すフロ
ーチャートである。
【図76】サブルーチン36のフローチャートである。
【図77】サブルーチン37のフローチャートである。
【図78】本発明に係る画像形成装置の画像形成部の第
6実施形態を示す概略構成図である。
【図79】第6実施形態の他の例を示す概略構成図であ
る。
【図80】第6実施形態の更に他の例を示す概略構成図
である。
【符号の説明】
10 画像形成部 11 LSU 12 感光体ドラム 13 現像器収納部 14 現像器 15 中間転写体 16 転写部材 17 定着装置 18 帯電器 19 プロセスコントロールセンサ 20 転写用紙
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G03G 15/08 115 G03G 15/08 506A 2H077 503 15/16 506 15/20 109 15/16 15/04 120 15/20 109 (72)発明者 森本 順治 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シ ャープ株式会社内 (72)発明者 木戸 栄一 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シ ャープ株式会社内 (72)発明者 酒井 正博 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シ ャープ株式会社内 (72)発明者 井上 淳志 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シ ャープ株式会社内 (72)発明者 山中 隆幸 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シ ャープ株式会社内 Fターム(参考) 2H027 DA04 DA07 DA27 DD05 DD07 DE02 EA01 EA02 EA05 EA12 EA18 EB04 EC03 ED03 ED06 ED09 ED24 ED25 EE03 EE05 EE07 EF09 2H030 AA02 AA03 AB04 AD04 AD16 BB24 BB34 BB36 BB63 2H032 AA05 AA15 BA08 BA23 CA02 CA12 2H033 AA11 CA18 CA27 CA40 2H076 AB02 DA17 DA19 2H077 BA09 DA04 DA05 DA24 DA63 DB08 GA13

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 静電潜像担持体と、該静電潜像担持体上
    に静電潜像を形成する露光手段と、形成された静電潜像
    を内部に保有する現像剤にて可視像化する複数の現像器
    とを備え、現像した画像を記録媒体に多重色転写して定
    着させる画像形成装置において、 前記現像器が着脱自在に任意の収納部分へ収納配列でき
    る現像器収納部と、 前記現像器の現像順と現像器の保有する現像剤の色に応
    じて、各色の記録媒体への画像形成状態が均一となるよ
    うに画像形成条件を制御する制御手段と、 を有することを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 装置本体側に設けられ、現像剤の色を検
    知する色情報検知手段と、 を有し、 前記制御手段は、前記色情報検知手段の検知結果を基に
    制御を行うことを特徴とする請求項1記載の画像形成装
    置。
  3. 【請求項3】 各現像器が保有する現像剤を使用して、
    前記静電潜像担持体上にパッチ像を形成し、 前記色情報検知手段は、該パッチ像の反射光量を検出す
    ることにより各現像器が保有する現像剤色を検知するこ
    とを特徴とする請求項2記載の画像形成装置。
  4. 【請求項4】 前記現像器に設けられ、内部に保有して
    いる現像剤の色情報を提示する色情報提示手段と、 装置本体側に設けられ、該色情報提示手段の提示する色
    情報を検知する色情報検知手段と、 を有し、 前記制御手段は、前記色情報検知手段の検知結果を基に
    制御を行うことを特徴とする請求項1記載の画像形成装
    置。
  5. 【請求項5】 前記制御手段は、前記記録媒体に転写さ
    れる現像剤の量が均一となるように、前記記録媒体の上
    層に転写される色ほど現像バイアスを高くすることを特
    徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の画像形成装
    置。
  6. 【請求項6】 前記制御手段は、前記記録媒体に転写さ
    れる現像剤の量が均一となるように、前記記録媒体の上
    層に転写される色ほど露光出力を、露光出力を強くする
    ことを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の画像
    形成装置。
  7. 【請求項7】 前記制御手段は、前記記録媒体に転写さ
    れる現像剤の量が均一となるように、前記記録媒体の上
    層に転写される色ほど露光時間を、露光時間を長くする
    ことを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の画像
    形成装置。
  8. 【請求項8】 前記制御手段は、前記静電潜像担持体か
    ら現像した画像を転写する場合に、黒色の転写出力電圧
    を有彩色トナーの転写出力電圧よりも低く設定すること
    を特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の画像形成
    装置。
  9. 【請求項9】 前記制御手段は、定着時に、低彩色の色
    が高彩色の色より前記記録媒体の上層にある場合、定着
    温度を高くすることを特徴とする請求項1〜4のいずれ
    かに記載の画像形成装置。
  10. 【請求項10】 前記制御手段は、定着時に、低彩色が
    高彩色より前記記録媒体の上層にある場合、定着速度を
    遅くすることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記
    載の画像形成装置。
  11. 【請求項11】 前記現像器は、前記静電潜像担持体の
    周囲に固定されて配置され、 前記制御手段は、前記現像器の現像位置に合わせて、前
    記静電潜像担持体の表面電位が一定となるよう帯電装置
    への印加電圧を変化させることを特徴とする請求項1〜
    4のいずれかに記載の画像形成装置。
  12. 【請求項12】 前記現像器は、前記静電潜像担持体の
    周囲に固定されて配置され、 前記制御手段は、前記現像器の現像位置に合わせて、前
    記静電潜像担持体の露光電位が一定となるように露光出
    力を変化させることを特徴とする請求項1〜4のいずれ
    かに記載の画像形成装置。
  13. 【請求項13】 前記現像器は、前記静電潜像担持体の
    周囲に固定されて配置され、 前記制御手段は、前記現像器の現像位置に合わせて、前
    記静電潜像担持体の露光電位が一定となるように露光時
    間を変化させることを特徴とする請求項1〜4のいずれ
    かに記載の画像形成装置。
  14. 【請求項14】 現像剤色の現像順を任意に設定可能と
    し、 前記制御手段は、設定された色の現像順にしたがって画
    像形成条件を設定することを特徴とする請求項1から1
    3のいずれかに記載の画像形成装置。
  15. 【請求項15】 前記現像器は、全て同一形状であるこ
    とを特徴とする請求項項1から14のいずれかに記載の
    画像形成装置。
  16. 【請求項16】 前記現像器のうち使用量の多い現像剤
    を保有する現像器使用量の多い現像剤を保有する現像器
    は、他の現像剤を保有する現像器よりサイズを大きく
    し、前記現像器は前記現像器収納に係合させて収納さ
    れ、現像器の係合部分のみが同一形状であることを特徴
    とする請求項1から14のいずれかに記載の画像形成装
    置。
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