JP2003276278A - 印刷システム、キャリブレーション方法および印刷装置 - Google Patents

印刷システム、キャリブレーション方法および印刷装置

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JP2003276278A JP2002079660A JP2002079660A JP2003276278A JP 2003276278 A JP2003276278 A JP 2003276278A JP 2002079660 A JP2002079660 A JP 2002079660A JP 2002079660 A JP2002079660 A JP 2002079660A JP 2003276278 A JP2003276278 A JP 2003276278A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数の印刷装置がネットワークを介して接続
された印刷システムにおいて各印刷装置間のキャリブレ
ーション実行タイミングのばらつきを少なくする。 【解決手段】 システムにおける各印刷装置は、キャリ
ブレーション結果に基づいて補正間隔制御信号inte
rvalを他の印刷装置へ送信するとともに(S402
〜S405)、他の装置からの補正間隔制御信号int
ervalについて、その信号を送信した装置のキャイ
ブレーション実行に係わる環境センサの精度ランクが自
己のランクより高いときは送信された間隔制御信号を採
用してキャリブレーション間隔の調整を行なう(S40
1、S406、S407)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、印刷システム、キ
ャリブレーション方法および印刷装置に関し、詳しく
は、ネットワークに接続された複写機やプリンタなど複
数の印刷装置の印刷特性を所定のものとするためのキャ
リブレーションに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来からプリンタや複写機などでは、そ
の印刷結果における階調性や色味などの印刷特性を一定
のものに維持するためキャリブレーションが行なわれる
ことが多い。例えば、特に連続的に印刷を行ないその出
力した枚数が多くなると徐々に印刷特性が変化すること
がある。また、印刷装置がおかれた環境の、例えば温
度、湿度などの環境条件が変化すると同様に印刷特性が
変化することもある。このような印刷特性の変化によっ
て、印刷品位が低下したり、また、同一の印刷結果を得
られないなどの問題を生じ、このため、印刷特性を一定
のもとするためのキャリブレーションが行なわれる。
【0003】このようなキャリブレーションは、大別し
て二つの形態がある。一つは、パッチとよばれるパター
ンを用紙に印刷し、このパッチが印刷された用紙をユー
ザなどによりスキャナ等にセットしパッチの濃度の測定
を行なうものである。他の形態は、用紙にパッチを印刷
せず、例えば、プリンタエンジンの感光ドラム上にパッ
チのトナー像を形成し、これらの濃度をプリンタエンジ
ンに設けられたセンサで測定するものである。そして、
いずれの形態でも、測定結果に基づいて、例えば、印刷
データを作成する際の画像処理で用いられる階調補正
(ガンマ補正)テーブルの内容を更新する。このような
キャリブレーションで更新された補正テーブルによって
印刷データにおける階調値をそのときの印刷特性に合わ
せて補正でき、これにより、一定の印刷特性を維持する
ことが可能となる。
【0004】ところで、後者の形態のキャリブレーショ
ンは、プリンタや複写機などの印刷装置において自動的
に行なわれるものである。例えば、印刷装置に設けられ
た温度センサや湿度センサが検出する温度などの環境条
件に所定値以上の変化があると、自動的にキャリブレー
ションを行ない、環境条件の変動によって印刷特性が変
化して印刷品位が低下することなどを未然に防止するも
のである。また、連続して印刷される用紙の枚数が所定
数以上になると、同様にキャリブレーションを行なうも
のも知られている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな自動的にキャリブレーションを行なう形態の印刷装
置においてキャリブレーションを行なうタイミングは、
基本的には、温度などの環境条件を検出するセンサの精
度によって左右され、また、キャリブレーション実行タ
イミングとして設定した枚数によって定まることにな
る。このため、例えば、印刷結果に影響を及ぼすような
印刷特性の顕著な変化が生ずるとして設定される温度変
化が実際に生じていない場合でも、センサの精度によっ
てはその検出する温度変化が上記設定温度変化となりキ
ャリブレーションが実行されることがある。その結果、
本来必要のないキャリブレーションが行なわれ、それに
よって、特に印刷時間が長くなるなどの弊害を生じるこ
とになる。例えば、複数枚数を印刷している途中でキャ
リブレーションが実行されて印刷動作が中断し全体とし
て印刷時間が長くなり、また、これによってユーザに印
刷出力を待たせるという使い勝手の悪い印刷装置となる
といった問題を生ずる。また、所定枚数ごとにキャリブ
レーションを行なうよう構成された印刷装置では、同様
に実際にはキャリブレーションが必要なほどの印刷特性
が生じていない場合でもキャリブレーションが行なわれ
ることがあり、これによって同様の問題を生じる。
【0006】特に、複数の印刷装置がネットワークを介
して接続されたシステムにおいて、個々の印刷装置ごと
に上記のようなキャリブレーションタイミングもしくは
キャリブレーションの実行間隔にばらつきがある場合に
は、ネットワークシステムによって印刷装置を利用する
利便性が低下することになる。
【0007】本発明は、上述の問題を解決するためにな
されたものであり、その目的とするところは、複数の印
刷装置がネットワークを介して接続されたシステムにお
いて各印刷装置間のキャリブレーション実行タイミング
のばらつきを少なくすることができる印刷システム、キ
ャリブレーション方法および印刷装置を提供することに
ある。
【0008】
【課題を解決するための手段】そのために、本発明で
は、それぞれ固有のタイミングで印刷特性を所定のもの
とするキャリブレーションを行う複数の印刷装置がネッ
トワークを介して接続された印刷システムであって、キ
ャリブレーション実行タイミングに係わる情報を当該実
行タイミングの精度に係わる情報とともに複数の印刷装
置それぞれから取得する実行タイミング取得手段と、複
数の印刷装置それぞれにおいて、前記実行タイミング取
得手段によって実行タイミングに係わる情報とともに取
得される実行タイミングの精度に係わる情報に応じて、
当該キャリブレーションを実行する固有のタイミングを
前記実行タイミングに係わる情報によって調整する調整
手段と、を具えたことを特徴とする。
【0009】また、それぞれ固有のタイミングで印刷特
性を所定のものとするキャリブレーションを行う複数の
印刷装置がネットワークを介して接続された印刷システ
ムにおけるキャリブレーション方法であって、キャリブ
レーション実行タイミングに係わる情報を当該実行タイ
ミングの精度に係わる情報とともに複数の印刷装置それ
ぞれから取得し、複数の印刷装置それぞれにおいて、前
記実行タイミングを取得するステップによって実行タイ
ミングに係わる情報とともに取得される実行タイミング
の精度に係わる情報に応じて、当該キャリブレーション
を実行する固有のタイミングを前記実行タイミングに係
わる情報によって調整する、ステップを有したことを特
徴とする。
【0010】さらに、複数がネットワークを介して接続
されることにより印刷システムを構成し、それぞれ固有
のタイミングで印刷特性を所定のものとするキャリブレ
ーションを行う印刷装置であって、キャリブレーション
実行タイミングに係わる情報を当該実行タイミングの精
度に係わる情報とともに当該印刷装置以外の複数の印刷
装置それぞれから取得する実行タイミング取得手段と、
該実行タイミング取得手段によって実行タイミングに係
わる情報とともに取得される実行タイミングの精度に係
わる情報に応じて、当該キャリブレーションを実行する
固有のタイミングを前記実行タイミングに係わる情報に
よって調整する調整手段と、を具えたことを特徴とす
る。
【0011】以上の構成によれば、複数の印刷装置それ
ぞれにおいて、実行タイミングに係わる情報とともに取
得される実行タイミングの精度に係わる情報に応じて、
そのキャリブレーションを実行する固有のタイミングを
上記実行タイミングに係わる情報によって調整するの
で、例えば、実行タイミングの精度が高い印刷装置のか
ら得られる実行タイミングに係わる情報に従って、各印
刷装置のキャリブレーション実行タイミングを調整する
ことができる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下図面を参照して本発明の実施
形態を詳細に説明する。
【0013】(実施形態1)本発明の一実施形態は、同
一オフィス環境において複数の印刷装置がネットワーク
を介して接続されたシステムに関するものである。
【0014】図1は、印刷装置であるプリンタや複写機
を複数ネットワーク接続した本実施形態のシステムを示
す図である。
【0015】図において、300はネットワークケーブ
ルを示し、一般にはイーサネット(登録商標)と呼ばれ
る通信システムによるものである。これは、10Bas
eTや10Base5などの物理的なケーブルを用いて
TCP/IPなどのプロトコルにより、接続される各装
置相互の情報授受やデータの転送を行うことができるも
のである。なお、ネットワークを構成する通信は、ネッ
トワークケーブルを用いた有線に限られるものではな
く、無線を用いても同様なシステムを構成できることは
いうまでもない。
【0016】301、302および303はネットワー
クに接続される印刷装置を示す。このうち、複写機30
1は、このシステムにおける印刷装置の中で最も高い精
度の温度センサおよび湿度センサを備えるものである。
複写機302は、複写機301が備える温度および湿度
のセンサより精度の低い温度センサおよび湿度センサを
備えたものである。さらに、プリンタ303は温度セン
サなどの環境センサを備えないものである。なお、ネッ
トワークケーブル300を介して図に示す以外の印刷装
置が接続されるが、その図示は省略する。また、本発明
の適用上システムを構成する印刷装置の数が図に示す例
に限られないことは以下の説明からも明らかである。
【0017】さらに、図において、304、305は、
図4にて後述される補正間隔制御信号(interva
l)の流れを示す。このうち、補正間隔制御信号304
は精度の高い温度センサ等を備えた複写機301から発
信され、複写機302やプリンタ303を始めとしてネ
ットワーク接続された他の印刷装置へ送られる。同様に
複写機302からも補正間隔制御信号が発信され、複写
機301やプリンタ303などの他の印刷装置へ送信さ
れる。
【0018】なお、図4にて後述する本発明のキャリブ
レーションに関する処理からも明らかなように、上記の
補正間隔制御信号は同一環境におかれた印刷装置のみに
有効となるよう制御される。すなわち、ネットワークケ
ーブル300に接続されるすべての印刷装置が上記補正
間隔制御信号を受信すると、異なる設置環境にある印刷
装置まで制御されてしまうことになる。このため、本実
施形態は、各オフィス環境にルーターやスイッチングハ
ブが設置され、同一環境内にある装置が識別できること
を前提としており、上記補正間隔制御信号はこのように
識別される同一環境にある印刷装置へ送信される。図1
に示すとおり、複写機301、302およびプリンタ3
03は同一環境にある印刷装置である。また、このよう
な同一環境になる印刷装置の識別は、IPアドレスを指
定することにより各装置を区別する構成としてもよい。
【0019】図2は、図1に示す複写機およびプリンタ
の主にデータ処理の構成をそれぞれ示すブロックであ
る。
【0020】複写機301、302は、本来原稿画像に
基づいた複写画像の印刷を行うものであるが、不図示の
ホストコンピュータから転送される画像データに基づい
た画像出力のみの印刷を行うこともできる。この場合、
ホストコンピュータから送られるPDL形式の画像デー
タは、複写機301、302におけるそれぞれ画像処理
部402、411に構成されるラスターイメージプロセ
ッサによってビットマップデータに変換される。複写機
301、302の印刷動作を行なうそれぞれプリンタ部
406、415は、図3にて後述されるように、電子写
真方式のものである。
【0021】カラープリンタ303は、複写機301等
のプリンタ部と同様、電子写真方式の画像形成ユニット
422を備える。なお、本発明の適用上、複写機等の画
像出力方式は、上述の電子写真方式に限られないことは
勿論であり、例えばインクジェット方式等、他の方式の
ものであってもよい。
【0022】複写機301、302およびプリンタ30
3は、それぞれに設けられたネットワークインターフェ
ース401、410および419を介して情報、データ
の授受が行われる構成となっている。
【0023】図3は、上述した複写機301の主に機械
的構成を示す概略断面図である。なお、複写機302
は、複写機301と同様な構成を備えるものであり、そ
の説明は省略する。
【0024】同図に示されるように、複写機301は、
大きく分けてカラースキャナ部Aとプリンタ部Bにより
構成される。
【0025】カラースキャナ部A(405;図2参照)に
おいて、原稿給送装置201Aは、積層される複数の原
稿を最下層の原稿から順に1枚ずつプラテンガラス20
2A上へ給送することができ、また、原稿の読み取り動
作終了後、プラテンガラス202A上の原稿を排出する
ものである。原稿がプラテンガラス202A上に搬送さ
れると、ランプ203Aを点灯するとともに、このラン
プ203Aを搭載したスキャナユニット204Aの移動
をおこない原稿を露光走査する。この走査による原稿か
らの反射光は、ミラー205A,206A,207Aお
よびレンズ208Aを介してCCDカラーイメージセン
サ(以下、単に「CCD」ともいう)209Aへ導かれ
る。そして、CCD209Aに入射した反射光は、R,
G,Bの3色に色分解され各色毎の輝度信号として読み
取られる。さらに、CCD209Aから出力される輝度
信号はA−D変換によってデジタル信号の画像データと
して画像処理部402(図2参照)に入力し、シェーデ
ィング補正、階調補正、2値化などの周知の画像処理が
施された後、プリンタ部Bへ転送される。
【0026】この画像処理部402における階調補正処
理で用いられる補正テーブル(ガンマ補正テーブル)は、
図4にて後述されるように、キャリブレーションによっ
てその内容が変更されるものであり、また、このキャリ
ブレーションは複写機302の画像処理部411(図2
参照)やプリンタ303のラスタイメージプロセッサ4
20(図2参照)の処理で用いる階調補正テーブルについ
ても行なわれることはもちろんである。
【0027】プリンタ部B(406;図2参照)におい
て、レーザドライバ221Bはレーザ発光部201Bを
駆動するものであり、画像処理部402から出力された
各色毎の2値の画像データに応じたレーザ光をレーザ発
光部201Bによって発光させる。このレーザ光は所定
の光学系を介して感光ドラム202Bに照射され、これ
により、感光ドラム202B上に画像データに応じた潜
像が形成される。そして、この感光ドラム202Bの潜
像の部分には現像器203Bによって現像剤であるトナ
ーが付着されてトナーによる現像が行なわれる。なお、
図3では、現像器は、図示の簡略化のため唯一つのみが
示されるが、シアン(C)、マゼンタ(M)、イエロー
(Y)、ブラック(K)の各色毎にトナーに応じて4つの現
像器が設けられる。また、以上の構成の代わりに感光ド
ラムや現像器等を各色毎に4組設ける構成であってもよ
い。
【0028】上述のレーザ光の照射開始に同期したタイ
ミングで、カセット204Bまたはカセット205Bの
選択されたいずれかから記録紙が給紙され、転写部20
6Bへ搬送される。これにより、感光ドラム202B上
のトナー像は記録紙に転写される。トナー像が転写され
た記録紙は、定着部207Bに搬送され、定着部207
Bの熱と圧力により記録紙上のトナーの定着が行われ
る。そして、定着部207Bを通過した記録紙は排出ロ
ーラ208Bによって排出され、ソータ220Bはこの
排出された記録紙をそれぞれ所定のビンに収納して記録
紙の仕分けを行う。なお、ソータ220Bは、仕分けが
設定されていない場合は、最上位のビンに記録紙を収納
する。また、両面記録が設定されている場合は、排出ロ
ーラ208Bのところまで記録紙を搬送した後、排出ロ
ーラ208Bの回転方向を逆転させ、フラッパ209B
によって再給紙搬送路へ導く。多重記録が設定されてい
る場合は、記録紙を排出ローラ208Bまで搬送しない
ようにフラッパ209Bによって再給紙搬送路210B
へ導く。再給紙搬送路へ導かれた記録紙は上述したタイ
ミングで転写部206Bへ給紙される。なお、上述の潜
像および現像の処理や定着は、4つの色ごとに上記記録
紙搬送機構を用いて、4回分繰り返すことによって実現
することは周知の通りである。
【0029】図3において、230Bは、キャリブレー
ションに際して感光ドラム202B上に形成されたパッ
チ像を読み取るセンサを示す。すなわち、キャリブレー
ションでは、まず、画像処理部402から送られてくる
各色ごとのパッチデータに基づき、上述したように感光
ドラム202Bに潜像を形成し、これを現像器203B
によるトナーで可視化する。そして、転写部206Bで
転写は行わずに、感光ドラム202Bの回転によってパ
ッチ像はセンサ230Bの位置に対向させられ、センサ
230Bは各パッチの光学濃度を検出する。そして、こ
の検出データに基づきCPU407の制御に従い新たな
階調補正テーブルデータが作成される。
【0030】また、同図において、231は、前述した
環境センサを示し、複写機が設置された環境の気温およ
び湿度を測定する。このセンサにより検出された温度お
よび湿度は、図4にて後述されるように、基本的に本複
写機301におけるキャリブレーションの実行タイミン
グを定めるために用いられる。これは複写機302にお
いても同様である。また、この環境センサの検出精度は
データ化されてネットワークケーブル300に接続され
る、同環境にある印刷装置のキャリブレーションで用い
られる。
【0031】再び図2を参照すると、以上の機械的構成
を有する複写機301は、バス421を介して画像メモ
リ403および制御部404がともにネットワークイン
ターフェース401と接続され、これにより、バス42
1を介し、スキャナ部A(405)で読み取った画像デー
タや、各ユニットを制御する制御信号、同期動作のため
のタイミング信号などが授受されることになる。画像メ
モリ403は、バス421を介してホストコンピュータ
から送られてくる画像データを記憶し、制御部404は
システム全体の動作を制御するものであり、これは、C
PU407がメモリ408に格納されているプログラム
に従って制御部404に制御信号を送ることによって可
能となる。なお、CPU407は、後述のように、本実
施形態のキャリブレーションに関してシステム全体の制
御も行う。そして、この複写機301の各ユニットは、
ネットワークインターフェース401を介してホストコ
ンピュータ(不図示)や複写機302やプリンタ303
などの他の印刷装置との間で情報や命令(コマンド)の
交換および画像データの転送などを行うことができる。
無論、上述とおりキャリブレーション間隔制御信号のや
りとりも行なう。さらに、制御部404には、それぞれ
環境センサ409(231;図3参照)が接続されてお
り、これにより、本複写機がおかれた環境の温度、湿度
の検出データを用いることができる。
【0032】複写機302についても、図2から明らか
なように、環境センサ418の精度を除けば複写機30
1について説明したのと同様の構成を有する。
【0033】プリンタ303は、その画像形成ユニット
422は、基本的に上述した複写機301、302のプ
リンタ部406、415の構成と同様である。すなわ
ち、画像データに応じてレーザ光を発射する発光部や感
光ドラムなどの電子写真方式による画像形成ユニットを
備え、キャリブレーションに際しては、同様に感光ドラ
ム上にパッチ像を形成し、また、それをセンサで読み取
るものである。なお、プリンタ303における基本的な
キャリブレーション実行タイミングは、環境センサの検
出温度等によらず、連続して印刷した枚数が所定枚数を
超えると実行するように制御される。
【0034】プリンタ303のデータ処理は、ネットワ
ークインターフェース部419、ラスターイメージプロ
セッサ420、プリンタの状態を管理しかつラスターイ
メージプロセッサで実行される画像処理条件などを記憶
する状態メモリ421、および電子写真方式による画像
形成部ユニット422などを有して構成される。なお、
状態メモリ421には、画像処理の階調補正で用いるテ
ーブルデータであって、キャリブレーションで更新され
るデータについても格納されている。また、動作を制御
するためのCPUや画像データなどを記憶するためのメ
モリなどの図示は省略されている。
【0035】図4は、ネットワークに接続されかつ同じ
環境にある、図1〜図3に示したそれぞれの印刷装置に
おいて行われるキャリブレーションおよびそれに関する
補正間隔制御信号に係わる処理を示すフローチャートで
ある。
【0036】上述した複写機301、302やプリンタ
303では、基本的にそれぞれの装置で独自のタイミン
グで自動的にキャリブレーションを実行する。具体的に
は、上述したように、複写機301、302にあっては
環境センサが検出する温度および湿度のいずれかがそれ
ぞれの所定の閾値を超えるとキャリブレーションを実行
し、また、プリンタ303にあっては連続して印刷され
る枚数が所定枚数を超えるとキャリブレーションを実行
する。これとともに、他の印刷装置から送信される補正
間隔制御信号を考慮してその実行タイミングが調整され
たタイミングでも実行するようにするものである。
【0037】なお、キャリブレーションのタイミングを
定める温度、湿度さらには印刷枚数は、それらの装置の
印刷特性が上記の要因によってどの程度変化するかなど
に応じて定められることはもちろんであり、例えば、温
度が2度以上変化すると印刷特性が顕著に印刷品位に影
響を及ぼす装置では、その温度をキャリブレーションを
実行する基準と定めることができる。また、必ずしも、
連続印刷枚数や温度と湿度の両方が実行タイミングの基
準として用いられなくてもよく、本発明の適用上、その
印刷装置についてキャリブレーションを自動的に実行す
るタイミングを定める何らかの基準が定められていれば
よいことは以下の説明から明らかである。
【0038】図4に示す処理は、上述したそれぞれの装
置独自のキャリブレーションタイミングとなったとき、
および同じ環境にある他の装置から送られた補正間隔制
御信号を受信したときのいずれのときにも起動される。
なお、環境センサによるキャリブレーションタイミング
は、所定時間ごとにセンサ出力を監視し、センサ出力が
所定の閾値を越えるとタイミング信号を発生するよう構
成する。
【0039】本処理が起動されると、まず、ステップS
401で、本処理の起動が補正間隔制御信号を受信した
ことによるものか否かが判断される。ここで、補正間隔
制御信号によるものでないとき、すなわち、その装置の
キャリブレーションのタイミングである旨の信号である
ときは、キャリブレーションを行うべくステップS40
2の階調補正ステップ(キャリブレーション)へ移行す
る。このキャリブレーションのタイミングは、上述のよ
うにその印刷装置独自に定められたタイミング、または
そのタイミングについて後述のステップS407の処理
で調整されたタイミングである。
【0040】階調補正ステップ(キャリブレーション) ステップS402では、その印刷装置の画像処理におけ
る階調補正で用いる階調補正テーブルを更新する処理、
すなわちキャリブレーションを行う。
【0041】このキャリブレーションでは、まず、図5
に示す階調パッチについて前述したように感光ドラム上
に潜像を形成し、現像器で可視化してセンサーで読み取
る。この階調パッチは、同図に示すように、シアン80
2、マゼンタ803、イエロー804、ブラック805
の4色について、それぞれ7段階の濃度のパッチで構成
されている。濃度の順は、0から1、2、・・・、6の
順に濃くなり、その階調値データは8ビットの0からF
Fで表される。なお、白黒のモノクロ印刷装置の場合
は、このパッチがブラックから白に変化するものである
ことはいうまでもない。
【0042】次に、センサで読み取られたデータに基づ
いて、キャリブレーション情報として、図6に示すよう
な関係が求められる。図において、横軸は上記パッチを
印刷するための8ビットの入力階調値を表わし、0〜F
F(16進)、つまり、0から255(10進)の値で
表わされる。一方、縦軸は、それぞれのパッチについて
測定される濃度値を表わす。なお、同図は、4色の打
ち、1色について上記の関係を示すものである。
【0043】図中、破線904は実際の測定結果を示
し、説明のため、7段階の階調値データについてパッチ
の測定濃度をプロットしたもの破線でつないだものであ
る。この破線904において、符号901、902、9
03で示される点A1、A2、Anは、図5に示したパ
ッチ1、2、・・・、6の階調値データおよび測定濃度
を表わしている。同図の例では、Anのnが6になる。
ところで、パッチ0は、この破線の原点になるようプロ
ットされていることはいうまでもない。
【0044】以上のように得られるキャリブレーション
情報は、その印刷装置のそのときの印刷特性を示してお
り、これを階調補正テーブルによる補正処理によって実
線906で示される線形の入出力関係が得られるよう、
その階調補正テーブルのデータを作成する。具体的に
は、破線904の関係に対して、理想的な線形関係90
6の軸(図では45度傾斜の軸)に関して対称な実線9
05で示される入出力関係のテーブルデータを作成す
る。これにより、この階調補正テーブルを用いた階調補
正処理によって入力データは補正されて実線905の関
係によるテーブル出力データを得、それに基づいた印刷
により結果として実線906に示す線形の関係を得るこ
とができ、常に一定の印刷特性とすることが可能とな
る。
【0045】補正結果比較ステップ 上述のキャリブレーションを終了すると、次に、本ネッ
トワークシステムにおける、キャリブレーションの実行
間隔に係わる補正間隔制御信号の生成および送信を行う
が、まずステップS403で補正結果の比較、すなわち
キャリブレーション結果の比較を行う。
【0046】図7は、この処理構成の詳細を示すブロッ
ク図である。同図に示すように、キャリブレーション結
果、具体的にはキャリブレーションの結果として得られ
る、図6にて説明した補正テーブルデータについて、前
回のキャリブレーションのものをメモリ502に保持し
ておき、このメモリ502のデータと今回のキャリブレ
ーションで得られるテーブルデータとの変化量を差分処
理ステップ501で求める。なお、このメモリは本実施
形態では、8ビットデータを想定しているため、256
バイトのメモリだが、10ビットのデータを扱う構成に
した場合は、1024バイトのメモリになることはいう
までもない。
【0047】図8は、差分処理ステップ501の処理を
説明するための図である。同図において、点B1、B
2、…、Bnは今回のキャリブレーションによって得ら
れるテーブルデータを示し、点A1、A2、…、Anは
前回のキャリブレーションで得られたテーブルデータを
示している。これらのデータについて、点A1とB1、
点A2とB2、…、点AnとBnとについてそれらの出
力信号値の差分をとり、それらの絶対値を加算する処理
を行う。式であらわすと次ぎのようになる。なお、同式
では、説明の簡略化のため各点の出力信号値をその点の
符号で示している。 sum=|A1−B1|+|A2−B2|+…+|An
−Bn|
【0048】このようにして求めた値sumが補正結果
比較処理の結果として得られる。
【0049】閾値比較ステップ/補正間隔制御信号生成
ステップ 次に、ステップS404では、上記のようにして得た値
sumに基づいて、本ネットワークシステムにおける印
刷装置のキャリブレーションの実行間隔に係わる補正間
隔制御信号を生成する。
【0050】すなわち、上記の値sumは印刷特性の変
化の程度、従って、キャリブレーションの必要性の程度
を表わすものであることから、この値を所定の閾値によ
って何段階のレベルに分け、そのレベルを補正間隔制御
信号とする。本実施形態では、閾値を、30(10進)
と60(10進)とする。これは、図5に示したパッチ
の数が階調値0のものを除き6つあるため、つまり、図
8にて説明したように差分が6点でとられるため、1点
当りの閾値を5と10とし、6×5=30、6×10=
60として求めたものである。
【0051】図9は、本処理の詳細を説明する図であ
る。図において、Fix1は第一の閾値である30を、
Fix2は第二の閾値である60をそれぞれ示す。これ
らの閾値によって印刷特性の変化の程度を表わすsum
のレベルを示すinterval信号が生成され、これ
が補正間隔制御信号になる。
【0052】具体的には、sumがFix1以下のとき
は、印刷特性の変化が小さいとしてinterval信
号を0とする。一方、sumがFix1からFix2の
間の場合は、interval信号は1とし、Fix2
より大きいときは2とする。
【0053】つまり、このinterval信号の値が
小さければ小さいほど、印刷特性の変化が小さいと判断
される構成としている。この変化が小さいということ
は、複写機やプリンタが設置された環境の変化が小さい
ということを示しており、同一環境に設置された他の複
写機やプリンタのキャリブレーションの必要性が低いと
いうことを示している。逆に、interval信号の
値が大きいときは、環境の変化が大きいということを示
しており、他の複写機やプリンタにおいてもキャリブレ
ーションが早急に必要なことを示している。
【0054】この場合、それぞれの複写機やプリンタが
以上のようにして得るinterval信号は、基本的
にそれぞれの装置で独自のタイミングで実行される2回
のキャリブレーション結果の比較に基づくものであるか
ら、interval信号の精度はその2回のキャリブ
レーション間隔の精度、従って、その間隔を定める環境
センサの精度にも依存するといえる。このため、int
erval信号には、次のステップS405で説明され
るように、その印刷装置における環境センサの精度に関
するデータが付加される。そして、ステップS406の
処理について後述されるように、ネットワークに接続さ
れた複数の印刷装置は、そのデータに基づき、より精度
の良いセンサを有する装置で生成されたinterva
l信号を使用しキャリブレーション間隔を調整するよう
にする。
【0055】ネットワーク接続装置への補正間隔制御信
号送信ステップ ステップS405では、ステップS404で得られたi
nterval信号に対し、その印刷装置の環境センサ
に関して所定のランク付けに係わるデータを付加して、
ネットワークインターフェースを介して他の印刷装置に
ネットワーク送信する。環境センサのランクとは、例え
ば、そのセンサの精度が良いものはA、それより精度が
落ちるものはB、さらに精度が劣るものまたは環境セン
サを備えない装置は、Cというランクを付加する。な
お、このランクは、A、B、Cの三段階に限定されない
ことはいうまでもない。本実施形態では、複写機301
がランクAになり、複写機302がランクB、プリンタ
303がランクCとされる。また、これらのランクはそ
れぞれの印刷装置において自己のランクとして保持さ
れ、後述のステップS406の処理で用いられる。
【0056】以上の精度ランクデータを付加したint
erval信号の送信を終了すると、本処理を終了す
る。
【0057】補正間隔調整ステップ 一方、ステップS401で本処理の起動が、補正間隔制
御信号intervalが送信されたことによるもので
あると判断したときは、ステップS406へ移行し、そ
の制御信号に付加された、環境センサの精度に関するラ
ンクが自己のランクより高いか否かを判断する。ここ
で、送信された補正間隔制御信号に付加されたランクが
自己のランクより高いと判断したときは、ステップS4
07で、そのランクに応じたその装置における補正間
隔、すなわちキャリブレーション間隔の調整を行なう。
【0058】例えば、比較的精度の低い環境センサ41
8を有する複写機302が、より精度が高い環境センサ
409を有する複写機301からinterval信
号"2"を受信した場合、それに付加されたランクは
“A”であり、一方自己のランクは“B”であるから、
精度の良い環境センサに係わるinterval信号に
従い、複写機302におけるキャリブレーションのタイ
ミングを早める処理を行う。例えば、複写機302の環
境センサによりキャリブレーションタイミングを定める
ための閾値をより小さなものに再設定し、これにより、
タイミングを早めることが可能となる。逆に、複写機3
01からinterval信号"0"を受信した場合は、
環境変動が小さいということから、上記の閾値を大きく
設定し、キャリブレーション間隔を伸ばすよう調整す
る。また、複写機301からinterval信号"1"
を受信した場合は、キャリブレーション間隔の調整は行
なわないようにする。このように、interval信
号に付加されたランクが自己のランクより高いときは、
そのinterval信号の内容に従ったキャリブレー
ション間隔の調整を行なう。
【0059】一方、ステップS406で、interv
al信号に付加されたセンサランクが自己のランクと同
じかまたは低いと判断したときは、間隔の調整は行わず
に本処理を直ちに終了する。
【0060】なお、上記の説明ではランクCの環境セン
サを備える印刷装置やセンサを持たないプリンタ303
などは、interval信号に付加されたセンサラン
クが"A“場合だけでなく"B”の場合も調整を行なう可
能性があるが、一番高いランク"A“場合のみ調整を行
なうようにしてもよい。また、プリンタ303のように
環境センサによらず印刷枚数をキャリブレーション実行
タイミングを定める基準としている装置では、上記の調
整は閾値とする枚数を変更することによって行なうこと
はもちろんである。
【0061】以上説明してきたように、ネットワークに
接続された印刷装置相互の環境変化情報を共有すること
により、各印刷装置のキャリブレーション間隔が最適化
されるとともに各装置間で均一化することが可能とな
る。これにより、必要以上のキャリブレーションが行な
われることによる印刷速度の低下や、逆にキャリブレー
ション不足による印刷品位の低下の問題を未然に防ぐこ
とができる。また、ネットワークシステムにおける印刷
装置の使い勝手が向上する。
【0062】(実施形態2)本発明の第2の実施形態
は、基本的な装置構成は上述した第1の実施形態と同様
であるが、本実施形態では、キャリブレーションの間隔
に関する情報を送るのではなく、各印刷装置が備える環
境センサの検出値を直接、その精度に関するランクとと
もに他の印刷装置に送るものである。
【0063】図10は、本実施形態の各印刷装置におけ
る環境センサ値受信およびそれに基づくセンサ値選択の
処理を示すフローチャートである。なお、各印刷装置で
は、この処理によって選択されたセンサ値がその装置に
おけるキャリブレーションのタイミングを定めるもので
あり、別の処理としてこの選択されたセンサ値をモニタ
し、その値が所定の閾値を越えるとキャリブレーション
を実行する。
【0064】同図に示すように、まず、ステップS10
01の環境センサ値受信ステップで、ネットワークイン
ターフェースを介して他の印刷装置から送信された環境
センサ値データを受信/保持する。この環境データと
は、実施形態1にて説明したのと同様、温度、湿度であ
る。そして、この環境センサ値データには、実施形態1
と同様にセンサのランク付加されている。次ぎのステッ
プS1002では、この付加されたランクと自己のラン
クとを比較し、自己のランクより高いランクであるとき
は、その環境センサ値を選択する。なお、プリンタ30
3などの環境センサを持たない印刷装置では、ステップ
S1001で受信した信号をそのまま用い、その装置で
は受信したセンサ値がその装置の閾値を越えているとき
は、キャリブレーションを実行する。従って、このよう
な環境センサを持たない印刷装置では、実施形態1と異
なり、印刷枚数を基準としてキャリブレーションの実行
を定める構成とされていない。
【0065】なお、キャリブレーションの内容として
は、上述した2つの実施形態で説明したものに限られな
い。例えば、環境センサが検出する温度や湿度に応じて
感光ドラムの電位をコントロールするものであってもよ
い。
【0066】また、キャリブレーション間隔に関して各
印刷装置でそれぞれ設定されている温度、湿度、印刷枚
数の閾値は、時間情報も含むものであってもよい。例え
ば、夜間の場合はユーザの使用頻度が低いと判断し、キ
ャリブレーション間隔を長くするような閾値を設定して
もよく、あるいは使用頻度が低い場合には、システムが
ダウンしても構わないという考えから、キャリブレーシ
ョン間隔を短くする閾値としてもよい。この閾値の設定
は、ユーザによって操作部などから設定可能なものとで
きる。
【0067】さらに、上述した実施形態1および2の構
成は、環境センサの精度によってランクづけをしキャリ
ブレーション実行タイミングに係わる信号にそのデータ
を付加して送信するものとした。しかし、これに限定さ
れるものではなく、精度に係わるランク情報によらず送
信されるキャリブレーション実行タイミングに関する情
報の選択を行ってもよい。例えば、送信されてくる環境
センサ値の変化が一番大きいものを採用したり、複数の
値の平均値を採用したり、変化が一番小さいものを採用
することができる。
【0068】さらに、キャリブレーションについても印
刷装置のみの適用に限定されず、リーダなどの読み取り
装置についても同様にキャリブレーション情報を共有で
きることは言うまでもない。
【0069】(その他の実施形態)なお、本発明は、前
述した実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログ
ラムコードを記録した記憶媒体を、システムあるいは装
置に供給し、そのシステムあるいは装置のコンピュータ
(またはCPUやMPU)が記憶媒体に格納されたプロ
グラムコードを読出し実行することによっても、達成さ
れることは言うまでもない。
【0070】この場合、記憶媒体から読出されたプログ
ラムコード自体が図4、図10にて前述した実施形態の
機能を実現することになり、そのプログラムコードを記
憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。プログ
ラムコードを供給するための記憶媒体としては、例え
ば、フロッピディスク,ハードディスク,光ディスク,
光磁気ディスク,CD−ROM,CD−R,磁気テー
プ,不揮発性のメモリカード,ROMなどを用いること
ができる。
【0071】また、コンピュータが読出したプログラム
コードを実行することにより、前述した実施形態の機能
が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示
に基づき、コンピュータ上で稼働しているOS(オペレ
ーティングシステム)などが実際の処理の一部または全
部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が
実現される場合も含まれることは言うまでもない。
【0072】さらに、記憶媒体から読出されたプログラ
ムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張カード
やコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わる
メモリに書込まれた後、そのプログラムコードの指示に
基づき、その機能拡張カードや機能拡張ユニットに備わ
るCPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、そ
の処理によって前述した実施形態の機能が実現される場
合も含まれることは言うまでもない。
【0073】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、複
数の印刷装置それぞれにおいて、実行タイミングに係わ
る情報とともに取得される実行タイミングの精度に係わ
る情報に応じて、そのキャリブレーションを実行する固
有のタイミングを上記実行タイミングに係わる情報によ
って調整するので、例えば、実行タイミングの精度が高
い印刷装置から得られる実行タイミングに係わる情報に
従って、各印刷装置のキャリブレーション実行タイミン
グを調整することができる。
【0074】この結果、複数の印刷装置がネットワーク
を介して接続された印刷システムにおいて各印刷装置間
のキャリブレーション実行タイミングのばらつきを少な
くすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る、複数の印刷装置を
ネットワークを介して接続したシステムを示すブロック
図である。
【図2】上記システムにおける各印刷装置のデータ処理
構成を示すブロック図である。
【図3】図1、図2に示したシステムを構成する印刷装
置としての複写機の機械的構成の概略を示す図である。
【図4】本発明の第一の実施形態に係る、ネットワーク
におけるキャリブレーションおよびその実行タイミング
設定に関する処理を示すフローチャートである。
【図5】上記キャリブレーションにおいて形成されるパ
ッチの一例を示す図である。
【図6】上記キャリブレーションにおける階調補正テー
ブルの作成を説明するための図である。
【図7】図4に示す処理における補正結果比較ステップ
の詳細を示す図である。
【図8】上記補正結果比較で求められる階調特性の差を
説明する図である。
【図9】図4に示す処理における閾値比較ステップ/補
正間隔制御信号信号生成ステップの詳細を説明する図で
ある。
【図10】本発明の第2の実施形態に係る、ネットワー
クにおけるキャリブレーションに関する環境センサ値受
信等の処理を示すフローチャートである。
【符号の説明】
202B 感光ドラム 203B 現像器 230B センサ 231、409、418 環境センサ 301、302 複写機 303 プリンタ 401、410、419 ネットワークインターフェ
ース 402、411 画像処理部 403、412 画像メモリ 404、413 制御部 405、414 カラースキャナ 406、415 プリンタ部 407、416 CPU 408、417 メモリ 420 ラスターイメージプロセッサ 421 状態メモリ 422 画像形成ユニット
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G03G 21/00 510 G03G 21/00 510 G06F 3/12 G06F 3/12 K L H04N 1/00 106 H04N 1/00 106C Fターム(参考) 2C061 AP01 AP04 HH03 HK05 HK10 HK11 HN02 HN15 2H027 DA10 DA13 DA14 DA45 DE07 EA05 EB04 EC03 EC06 EC18 EC20 EE10 EJ13 EJ15 HA02 HA03 HB05 5B021 AA01 AA19 BB04 CC05 LG08 NN00 5C062 AA02 AA05 AA14 AA35 AB38 AC41 AC42 AC43 AC56 BA04

Claims (35)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 それぞれ固有のタイミングで印刷特性を
    所定のものとするキャリブレーションを行う複数の印刷
    装置がネットワークを介して接続された印刷システムで
    あって、 キャリブレーション実行タイミングに係わる情報を当該
    実行タイミングの精度に係わる情報とともに複数の印刷
    装置それぞれから取得する実行タイミング取得手段と、 複数の印刷装置それぞれにおいて、前記実行タイミング
    取得手段によって実行タイミングに係わる情報とともに
    取得される実行タイミングの精度に係わる情報に応じ
    て、当該キャリブレーションを実行する固有のタイミン
    グを前記実行タイミングに係わる情報によって調整する
    調整手段と、を具えたことを特徴とする印刷システム。
  2. 【請求項2】 前記実行タイミング取得手段は、複数の
    印刷装置間で、キャリブレーション実行タイミングに係
    わる情報を当該実行タイミングの精度に係わる情報とと
    もにそれぞれの印刷装置から他の印刷装置へ送信する手
    段であることを特徴とする請求項1に記載の印刷システ
    ム。
  3. 【請求項3】 複数の印刷装置は、当該印刷装置がおか
    れた環境条件に基づいて固有のキャリブレーションタイ
    ミングを定める印刷装置を含むことを特徴とする請求項
    1または2に記載の印刷システム。
  4. 【請求項4】 前記環境条件は、温度であることを特徴
    とする請求項3に記載の印刷システム。
  5. 【請求項5】 前記環境条件は、湿度であることを特徴
    とする請求項3に記載の印刷システム。
  6. 【請求項6】 複数の印刷装置は、当該印刷装置が印刷
    した量に基づいて固有のキャリブレーションタイミング
    を定める印刷装置を含むことを特徴とする請求項1ない
    し5のいずれかに記載の印刷システム。
  7. 【請求項7】 前記実行タイミングの精度に係わる情報
    は、前記環境条件を検出するセンサの精度であることを
    特徴とする請求項3ないし5のいずれかに記載の印刷シ
    ステム。
  8. 【請求項8】 印刷装置から得られる前記キャリブレー
    ション実行タイミングに係わる情報は、当該印刷装置に
    おいて実行された複数回のキャリブレーションに関する
    所定のキャリブレーション情報の比較結果に応じたタイ
    ミング調整レベルを示すものであることを特徴とする請
    求項1ないし7のいずれかに記載の印刷システム。
  9. 【請求項9】 前記所定のキャリブレーション情報は、
    第1のキャリブレーションにおいて測定された印刷濃度
    と第2のキャリブレーションにおいて測定された印刷濃
    度との差であることを特徴とする請求項8に記載の印刷
    システム。
  10. 【請求項10】 前記タイミング調整レベルは、前記印
    刷濃度差と所定の閾値とを比較し、第1の前記所定の閾
    値より前記濃度差が小さいときは実行タイミングを遅ら
    すレベルとされ、第2の前記所定の閾値より前記濃度差
    が大きいときは実行タイミングを早めるレベルとされる
    ことを特徴とする請求項9に記載の印刷システム。
  11. 【請求項11】 印刷装置から得られる前記キャリブレ
    ーション実行タイミングに係わる情報は、センサによ
    る、当該印刷装置がおかれた環境条件の検出情報である
    ことを特徴とする請求項1ないし7のいずれかに記載の
    印刷システム。
  12. 【請求項12】 それぞれ固有のタイミングで印刷特性
    を所定のものとするキャリブレーションを行う複数の印
    刷装置がネットワークを介して接続された印刷システム
    におけるキャリブレーション方法であって、 キャリブレーション実行タイミングに係わる情報を当該
    実行タイミングの精度に係わる情報とともに複数の印刷
    装置それぞれから取得し、 複数の印刷装置それぞれにおいて、前記実行タイミング
    を取得するステップによって実行タイミングに係わる情
    報とともに取得される実行タイミングの精度に係わる情
    報に応じて、当該キャリブレーションを実行する固有の
    タイミングを前記実行タイミングに係わる情報によって
    調整する、ステップを有したことを特徴とするキャリブ
    レーション方法。
  13. 【請求項13】 前記実行タイミング取得ステップは、
    複数の印刷装置間で、キャリブレーション実行タイミン
    グに係わる情報を当該実行タイミングの精度に係わる情
    報とともにそれぞれの印刷装置から他の印刷装置へ送信
    するステップであることを特徴とする請求項12に記載
    のキャリブレーション方法。
  14. 【請求項14】 複数の印刷装置は、当該印刷装置がお
    かれた環境条件に基づいて固有のキャリブレーションタ
    イミングを定める印刷装置を含むことを特徴とする請求
    項12または13に記載のキャリブレーション方法。
  15. 【請求項15】 前記環境条件は、温度であることを特
    徴とする請求項14に記載のキャリブレーション方法。
  16. 【請求項16】 前記環境条件は、湿度であることを特
    徴とする請求項14に記載のキャリブレーション方法。
  17. 【請求項17】 複数の印刷装置は、当該印刷装置が印
    刷した量に基づいて固有のキャリブレーションタイミン
    グを定める印刷装置を含むことを特徴とする請求項12
    ないし16のいずれかに記載のキャリブレーション方
    法。
  18. 【請求項18】 前記実行タイミングの精度に係わる情
    報は、前記環境条件を検出するセンサの精度であること
    を特徴とする請求項14ないし16のいずれかに記載の
    キャリブレーション方法。
  19. 【請求項19】 印刷装置から得られる前記キャリブレ
    ーション実行タイミングに係わる情報は、当該印刷装置
    において実行された複数回のキャリブレーションに関す
    る所定のキャリブレーション情報の比較結果に応じたタ
    イミング調整レベルを示すものであることを特徴とする
    請求項12ないし18のいずれかに記載のキャリブレー
    ション方法。
  20. 【請求項20】 前記所定のキャリブレーション情報
    は、第1のキャリブレーションにおいて測定された印刷
    濃度と第2のキャリブレーションにおいて測定された印
    刷濃度との差であることを特徴とする請求項19に記載
    のキャリブレーション方法。
  21. 【請求項21】 前記タイミング調整レベルは、前記印
    刷濃度差と所定の閾値とを比較し、第1の前記所定の閾
    値より前記濃度差が小さいときは実行タイミングを遅ら
    すレベルとされ、第2の前記所定の閾値より前記濃度差
    が大きいときは実行タイミングを早めるレベルとされる
    ことを特徴とする請求項20に記載のキャリブレーショ
    ン方法。
  22. 【請求項22】 印刷装置から得られる前記キャリブレ
    ーション実行タイミングに係わる情報は、センサによ
    る、当該印刷装置がおかれた環境条件の検出情報である
    ことを特徴とする請求項12ないし18のいずれかに記
    載のキャリブレーション方法。
  23. 【請求項23】 複数がネットワークを介して接続され
    ることにより印刷システムを構成し、それぞれ固有のタ
    イミングで印刷特性を所定のものとするキャリブレーシ
    ョンを行う印刷装置であって、 キャリブレーション実行タイミングに係わる情報を当該
    実行タイミングの精度に係わる情報とともに当該印刷装
    置以外の複数の印刷装置それぞれから取得する実行タイ
    ミング取得手段と、 該実行タイミング取得手段によって実行タイミングに係
    わる情報とともに取得される実行タイミングの精度に係
    わる情報に応じて、当該キャリブレーションを実行する
    固有のタイミングを前記実行タイミングに係わる情報に
    よって調整する調整手段と、を具えたことを特徴とする
    印刷装置。
  24. 【請求項24】 前記実行タイミング取得手段は、前記
    印刷装置以外の複数の印刷装置から、キャリブレーショ
    ン実行タイミングに係わる情報を当該実行タイミングの
    精度に係わる情報とともに受信する手段であることを特
    徴とする請求項23に記載の印刷装置。
  25. 【請求項25】 前記印刷装置は、当該印刷装置がおか
    れた環境条件に基づいて固有のキャリブレーションタイ
    ミングを定めることを特徴とする請求項23または24
    に記載の印刷装置。
  26. 【請求項26】 前記環境条件は、温度であることを特
    徴とする請求項25に記載の印刷装置。
  27. 【請求項27】 前記環境条件は、湿度であることを特
    徴とする請求項25に記載の印刷装置。
  28. 【請求項28】 前記印刷装置は、当該印刷装置が印刷
    した量に基づいて固有のキャリブレーションタイミング
    を定めることを特徴とする請求項23ないし27のいず
    れかに記載の印刷装置。
  29. 【請求項29】 前記実行タイミングの精度に係わる情
    報は、前記環境条件を検出するセンサの精度であること
    を特徴とする請求項25ないし27のいずれかに記載の
    印刷装置。
  30. 【請求項30】 印刷装置から得られる前記キャリブレ
    ーション実行タイミングに係わる情報は、当該印刷装置
    において実行された複数回のキャリブレーションに関す
    る所定のキャリブレーション情報の比較結果に応じたタ
    イミング調整レベルを示すものであることを特徴とする
    請求項23ないし29のいずれかに記載の印刷装置。
  31. 【請求項31】 前記所定のキャリブレーション情報
    は、第1のキャリブレーションにおいて測定された印刷
    濃度と第2のキャリブレーションにおいて測定された印
    刷濃度との差であることを特徴とする請求項30に記載
    の印刷装置。
  32. 【請求項32】 前記タイミング調整レベルは、前記印
    刷濃度差と所定の閾値とを比較し、第1の前記所定の閾
    値より前記濃度差が小さいときは実行タイミングを遅ら
    すレベルとされ、第2の前記所定の閾値より前記濃度差
    が大きいときは実行タイミングを早めるレベルとされる
    ことを特徴とする請求項31に記載の印刷装置。
  33. 【請求項33】 印刷装置から得られる前記キャリブレ
    ーション実行タイミングに係わる情報は、センサによ
    る、当該印刷装置がおかれた環境条件の検出情報である
    ことを特徴とする請求項23ないし29のいずれかに記
    載の印刷装置。
  34. 【請求項34】 情報処理装置によって読取り可能にプ
    ログラムを格納した記憶媒体であって、 前記プログラムは、それぞれ固有のタイミングで印刷特
    性を所定のものとするキャリブレーションを行う複数の
    印刷装置がネットワークを介して接続された印刷システ
    ムにおけるキャリブレーション処理であって、 キャリブレーション実行タイミングに係わる情報を当該
    実行タイミングの精度に係わる情報とともに複数の印刷
    装置それぞれから取得し、 複数の印刷装置それぞれにおいて、前記実行タイミング
    を取得するステップによって実行タイミングに係わる情
    報とともに取得される実行タイミングの精度に係わる情
    報に応じて、当該キャリブレーションを実行する固有の
    タイミングを前記実行タイミングに係わる情報によって
    調整する、ステップを有した処理のプログラムを含むこ
    とを特徴とする記憶媒体。
  35. 【請求項35】 情報処理装置に、それぞれ固有のタイ
    ミングで印刷特性を所定のものとするキャリブレーショ
    ンを行う複数の印刷装置がネットワークを介して接続さ
    れた印刷システムにおけるキャリブレーション処理を実
    行させるプログラムであって、前記キャリブレーション
    処理は、 キャリブレーション実行タイミングに係わる情報を当該
    実行タイミングの精度に係わる情報とともに複数の印刷
    装置それぞれから取得し、 複数の印刷装置それぞれにおいて、前記実行タイミング
    を取得するステップによって実行タイミングに係わる情
    報とともに取得される実行タイミングの精度に係わる情
    報に応じて、当該キャリブレーションを実行する固有の
    タイミングを前記実行タイミングに係わる情報によって
    調整する、ステップを有したことを特徴とするプログラ
    ム。
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