JP2001125226A - 遮光性シース及びホルダ - Google Patents

遮光性シース及びホルダ

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JP2001125226A
JP2001125226A JP30584499A JP30584499A JP2001125226A JP 2001125226 A JP2001125226 A JP 2001125226A JP 30584499 A JP30584499 A JP 30584499A JP 30584499 A JP30584499 A JP 30584499A JP 2001125226 A JP2001125226 A JP 2001125226A
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light
shielding
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sheet film
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Tetsuya Takatori
徹也 高取
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Fujifilm Holdings Corp
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Fuji Photo Film Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 撮影済みのシートフイルムを逐次取り出して
現像できる遮光性シース及びこれを用いて連続撮影が可
能なホルダを提供する。 【解決手段】 シートフイルムユニット9は、シース本
体の露光開口を遮光蓋13で開閉する遮光性のシース1
0にシートフイルムを収納してある。複数個のシートフ
イルムユニット9を積層してホルダ本体21のユニット
収納室22に収納すると、最上層のシートフイルムユニ
ット9の遮光蓋13の穴13bが引蓋31の円柱状突起
33に係合する。蓋24を閉じてロックすると、板バネ
28がシース10を押圧して露光開口27側に押しつけ
る。ホルダ20をカメラに取り付けた後、把手部31a
を把持して引蓋31を引き出すと、遮光蓋13も引き出
され、露光開口27とシース10の露光開口の両方が開
放される。撮影終了後、引蓋31を戻してシース10の
露光開口を閉じてから、把手部31a,32aを把持し
て引蓋31とシース引出し板32を一緒に引き出すと、
シース引出し板32の爪部によって最上層のシートフイ
ルムユニット9がホルダ本体21の外に排出される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、シートフイルムを
収納する遮光性を備えた遮光性シース及び複数個の遮光
性シースを積層して装填するホルダに関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】商品カタログ作成用の写真や大伸ばしを
前提とした写真の撮影には、ビューカメラやスタジオカ
メラ等の大型カメラが用いられる。このような大型カメ
ラでは、例えばサイズが4×5インチ等のシートフイル
ムを用いる。このシートフイルムは、一般に1個のシー
トフイルム用ホルダに2枚ずつ収納されて用いられる。
このホルダは、遮光性樹脂から形成された厚み1cm程
度の本体に2枚の引蓋を設けてある。このホルダへのフ
イルム装填作業は、暗室やダークバック内で行われるた
め、たいへん面倒である。また、1個のホルダで撮影で
きる枚数は2枚であるから、繰り返して多くの撮影を行
う場合には、多数個のホルダを用意する必要があり、携
帯に不便である。
【0003】このため、特許第2795943号公報や
特開平10−339937号公報等に記載のフイルムパ
ケットが知られている。このフイルムパケットは、紙製
の遮光封筒と、その中にスライド自在に封入された遮光
性のキャリアシートと、キャリアシートの表裏にそれぞ
れ背面を接合した2枚のシートフイルムとから構成され
ている。このため、前記ホルダに比べ、薄くて軽く、携
帯に便利になっている。
【0004】このフイルムパケットは、カメラの露光枠
に接するように装着し、キャリアシートとともにシート
フイルムがカメラの露光枠に残されるように遮光封筒だ
けを引き抜いて撮影を行い、その後は遮光封筒を押し込
んでシートフイルムを遮光封筒内に再び収納させて1回
の撮影を終える。2回の撮影を行うときには、フイルム
パケット全体をカメラから取り外して裏返し、1回目と
同様の手順で撮影を行う。しかしながら、このフイルム
パケットも2枚撮り終える度に交換する必要があるの
は、前記ホルダと変わらず、連続的に撮影を行う場合に
は、迅速な対応ができないという欠点がある。
【0005】そこで、連続的な撮影を可能としたホルダ
として、米国特許第3021772号明細書や実開昭5
0−22029号公報、さらには本出願人によって商品
化された4×5クイックチェンジャー(商品名)が知ら
れている。このフイルムホルダは、カメラに装着される
外枠と、この外枠の中に収納された内枠とから構成され
ている。内枠には5〜10枚程度のシートフイルムが積
層して収納されるとともに、内枠の前面に形成された露
光開口を遮光するスライド自在の引蓋が設けられてい
る。また、内枠自体も外枠に対してスライド自在になっ
ており、外枠をカメラに装着した後、引蓋及び内枠を交
互にスライド操作することによって、撮影済みフイルム
が内枠の最下層に送り込まれるとともに、新たなフイル
ムは撮影位置である最上層にセットされる。したがって
引蓋と内枠の操作により、シートフイルムの枚数分の撮
影を行うことができる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、写真原稿の
締め切り時間が迫っている場合等、撮影済みのシートフ
イルムを逐次取り出して現像処理する必要がある場合が
ある。ところが、上記4×5クイックチェンジャーで
は、収納したシートフイルムの全部を撮り終える前に撮
影済みのシートフイルムだけを取り出すことができな
い。暗室やダークバック内で取り出し作業を行えば、不
可能ではないが、迅速な対応ができない。また、上記フ
イルムパケットでは、2枚毎に現像処理できるが、上述
のように、連続的な撮影はできない。
【0007】本発明は、撮影済みのシートフイルムを逐
次取り出して現像できるようにした遮光性シース及びこ
れを用いて連続撮影が可能なホルダを提供することを目
的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の遮光性シースは、シートフイルムを展延保
持するシース本体と、このシース本体に形成され、前記
シートフイルムを露光する露光開口と、この露光開口を
光密に閉じる閉位置と露光開口を開放する開位置との間
で移動自在に設けられた遮光蓋とから構成したものであ
る。また、複数個を防湿袋に収納したものである。
【0009】また、本発明のホルダは、遮光蓋によって
開閉される露光開口を形成したシース本体にシートフイ
ルムを展延保持する遮光性シースを複数個積層して収納
するホルダ本体と、このホルダ本体のカメラへの装着面
側に形成された露光開口と、この露光開口側に向かって
遮光性シースを付勢する付勢手段と、前記ホルダ本体の
側壁に形成され、撮影済みの遮光性シースを排出する排
出用開口と、この排出用開口に出し入れされ、前記ホル
ダ本体の露光開口を開閉するとともに最上層の遮光性シ
ースの遮光蓋に係合してシース本体の露光開口を開閉す
る引蓋と、前記排出用開口に出し入れされ、最上層の遮
光性シースに係合して最上層の遮光性シースが撮影され
る毎に撮影済みの遮光性シースをホルダ本体から排出す
るシース引出し部材とを備えたものである。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明に係るシートフイルムユニ
ットを示す図2及び図3において、シートフイルムユニ
ット9は遮光性シース(以下単にシースという)10と
シートフイルム11とからなり、シース10は、例えば
4×5インチサイズのシートフイルム11を収納する薄
い箱状をしたシース本体12と、このシース本体12に
形成された露光開口12aを開閉する板状の遮光蓋13
とからなる。シース本体12及び遮光蓋13は、例えば
カーボンブラックを含有した遮光性樹脂から成形されて
いる。
【0011】遮光蓋13は、一端側にシース本体12の
短辺側の幅と同じ幅の把手部13aを有し、この中央部
に円形状の穴13bが形成されている。また、シース本
体12の露光開口12aの上方には、遮光蓋13が抜き
差しされる露光開口12aの一方の縁を除く三方の縁に
沿ってコの字状に形成されたガイド溝12bが形成され
ている。また、前記一方の縁には、遮光蓋13との隙間
から外光がシース本体12内に射し込むのを防止する遮
光用のテレンプ14が貼着されている。
【0012】また、ガイド溝12bと遮光蓋13との間
には、図示しないクリックストップ機構が設けられてお
り、遮光蓋13は露光開口12aを光密に閉じる閉位置
でクリックストップされる。また、シース本体12の露
光開口12aの下方には、シートフイルム11の全周縁
を押さえてシートフイルム11を展延保持するフイルム
保持溝12cが形成されている(図4参照)。
【0013】このように構成されたシートフイルムユニ
ット9は、図5に示すように、例えば5〜12個を積層
した状態で防湿袋15に収納されてユーザに提供され
る。この防湿袋15は、例えばアルミコートした薄い樹
脂シートにより作成され、シートフイルムユニット9を
密封収納して湿気や埃から保護する。
【0014】シートフイルムユニット9を収納して用い
るホルダ20を背面側から示す図1において、ホルダ2
0の箱状をしたホルダ本体21の中央部には、複数枚の
シートフイルムユニット9を積層して収納するユニット
収納室22が形成されている。ホルダ本体21の一端部
には、ユニット収納室22の収納開口23を開閉する蓋
24が回動自在に取り付けられている。
【0015】蓋24の先端部には、ロック爪25が取り
付けられており、蓋24の閉位置でロック爪25が係合
される係合溝26aがホルダ本体21の前記一端部と反
対側の側面26に形成されている。また、ホルダ本体2
1がカメラに取り付けられる前面側には、露光開口27
が形成されている。また、前記蓋24の内側中央部に
は、シートフイルムユニット9を露光開口27に向かっ
て押しつける板バネ28が取り付けられている。この板
バネ28の付勢力は、後述する遮光蓋13の引き出し時
にシース本体12が移動しない程度に強いものとなって
いる。
【0016】前記側面26の係合溝26aより前面側に
は、長穴状の開口26bが形成され、ここから引蓋31
とシース引出し板32とがユニット収納室22内に出し
入れされる。引蓋31とシース引出し板32とは、所定
の隙間をとって平行に設けられ、それぞれ独立してスラ
イド移動可能になっているとともに、開口26bから抜
け落ちないように構成されている。また、引蓋31とシ
ース引出し板32の各端部には、引き出し時に把持しや
すいように半円柱状をした突条部31a,32aが形成
されている。
【0017】引蓋31のシース引出し板32側の面に
は、遮光蓋13の穴13bと係合する円柱状突起33が
立設されている。また、シース引出し板32の突条部3
2a側の端部中央には、円柱状突起33の背面側への突
出を許容するU字状の切り欠き32bが形成されてい
る。また、シース引出し板32の中央部には、露光開口
32cが形成されている。また、シース引出し板32の
突条部32a側と反対側の端部には、シートフイルム1
1の露光が終わったシートフイルムユニット9を掻き出
すように開口26bから排出する爪部32dが形成され
ている(図6参照)。また、ユニット収納室22の壁に
は、シース引出し板32をホルダ本体内に収納した際
に、前記爪部32dを収納する爪部収納溝29が形成さ
れている。なお、ホルダ本体のカメラ34(図7参照)
に取り付けられる前面側には、カメラ34との位置決め
に使用される位置決め爪35,36が形成されている。
【0018】このように構成されたシートフイルムユニ
ット9及びホルダ20の作用を図1及び図6〜図8を参
照して説明する。まず、ユーザは防湿袋15を破断して
内部に収納された複数個のシートフイルムユニット9を
取り出し、引蓋31とシース引出し板32がホルダ本体
21内に収納されていることを確認してから、ホルダ2
0のユニット収納室22に収納する。これにより、露光
開口27側に最も近い最上層のシートフイルムユニット
9の遮光蓋13の穴13bが円柱状突起33に係合す
る。次に、蓋24を回動して閉じると、ロック爪25の
先端が係合溝26aに係合して蓋24が収納開口23の
閉位置にロックされる。これにより、図6に示すよう
に、板バネ28がシートフイルムユニット9の背面を押
圧して露光開口27側に押しつける。
【0019】このようにシートフイルムユニット9が収
納されたホルダ20をカメラ34に取り付けた後、把手
部31aを把持して引っ張り、図7に示すように、引蓋
31をユニット収納室22から開口26bを通して引き
出す。このとき、遮光蓋13の穴13bが円柱状突起3
3に係合しているから、遮光蓋13が引蓋31と一緒に
引き出され、露光開口12aが開放される。これによ
り、撮影準備が完了したので、ユーザはレンズのシャッ
タをレリーズする。なお、符号34aは、カメラバック
との間にホルダ20を押さえ込むホルダ押さえである。
【0020】最上層のシートフイルムユニット9のシー
トフイルム11に露光が終了した後、一旦、引蓋31を
ユニット収納室22内に押し込んで露光開口12aを閉
じる。この後、把手部31a,32aを一緒に把持し
て、引蓋31及びシース引出し板32の両方を同時に引
き出す。これにより、図8に示すように、爪部32dが
最上層のシートフイルムユニット9をユニット収納室2
2から開口26bを通してホルダ20の外部へ送り出
す。
【0021】引蓋31及びシース引出し板32を停止す
る位置まで引き出した後、ホルダ20の外部に送り出さ
れたシートフイルムユニット9をシース引出し板32か
ら離す方向に引っ張ると、遮光蓋13の穴13bが円柱
状突起33から外れ、シートフイルムユニット9を回収
することができる。これにより、露光直後のシートフイ
ルムユニット11を速やかに現像処理できる。
【0022】露光済みのシートフイルムユニット9が排
出されると、板バネ28によりユニット収納室22に残
ったシートフイルムユニット9が露光開口27側に向か
って付勢され、2個目のシートフイルムユニット9が露
光位置に移動する。露光済みのシートフイルムユニット
9を回収した後、引蓋31及びシース引出し板32をユ
ニット収納室22内に押し戻すと、シートフイルムユニ
ット9の個数が1個減ったことを除いて図6に示す状態
と同様の状態に復帰する。以下、引蓋31の引出し→露
光→引蓋31の押し込み→引蓋31及びシース引出し板
32の同時引出し→露光済みシートフイルムユニット9
の回収→引蓋31及びシース引出し板32の押し込みの
順序で操作することにより、ホルダ20内のシートフイ
ルムユニット9を次々と連続的に撮影,回収することが
できる。
【0023】次に、別のシースの例を示す図9におい
て、シース40は、シース本体41と遮光蓋42との嵌
合構造が前記実施形態と相違しており、遮光蓋42がシ
ース本体41の上部を被い、その両縁部の断面形状が内
側に向かってコの字状をしている。これに対応してシー
ス本体41の両縁部には、遮光蓋42の縁端部42aを
ガイドする溝部41aが外壁側に形成されている。
【0024】また、図10に示すシース45は、隔壁4
6を挟んで2枚のシートフイルム11が収納されてお
り、それぞれの露光開口45a,45bを開閉する遮光
蓋47,48がスライド自在に設けられている。なお、
この遮光蓋47,48は別体でもよいが、前記把手部1
3aに該当する側を連結してコの字状の一体物としても
よい。
【0025】また、カメラに直接に装着されるシースの
例を示す図11及び図12において、シース51は、中
心に1枚のシートフイルム11を収納し、上下に露光開
口51a,51bが形成され、コの字状の遮光蓋52を
備えている。このシース51は、図12に示すように、
バキューム方式の吸着器54を用いてシートフイルム1
1の平面性を保持するカメラ55に対応し、きわめてシ
ャープネスの高い画像を撮影できる。
【0026】また、カメラに直装着されるシースの別の
例を示す図13において、シース61は、カメラに装着
される前面側に位置決め用の突条62,63を形成して
あり、シース自身がホルダの機能を持っている。また、
露光開口61aを開閉する把手部64a付きの遮光蓋6
4が抜き差し自在に設けられている。なお、シース61
の形状及び寸法は、例えばANSI PH3.108−
1988の規格を満たすように決められている。また、
図示していないが、前記突条63の内壁には、遮光蓋6
4を引き抜いた後もスリット状の蓋用開口61bから外
光がシートフイルム11に射し込むのを防止するテレン
プ等の遮光手段が設けられている。また、突条63内部
に、遮光蓋64の全部が引き抜かれるのを防止する機構
を設けてもよい。
【0027】また、図14に示すホルダ71は、1個の
シートフイルムユニット72を装填するもので、側面に
シートフイルムユニット72を出し入れする開口71a
が形成され、また前面にはカメラとの位置決めに使用さ
れる突条73が形成されている。また、前面側に露光開
口71bが形成されているが、これを開閉する引蓋は省
略されている。シートフイルムユニット72は、シース
74内に1枚のシートフイルム11を収納し、シース7
4の前面側には、露光開口74aを開閉する遮光蓋75
がスライド自在に設けられている。また、シース74
は、端部74bの幅がホルダ71の幅と同じ程度に広く
なっており、この端部74bを把持してシートフイルム
ユニット72を開口71aからホルダ71のユニット収
納室76に出し入れされる。すなわち、シートフイルム
ユニット72をホルダ71に装填すると、端部74bが
開口71aから突出した状態になる。
【0028】ホルダ71及びシートフイルムユニット7
2を使用するには、カメラにホルダ71を装着し、未使
用のシートフイルムユニット72を開口71aからユニ
ット収納室76に挿入した後、遮光蓋75を露光開口7
4aが完全に露呈する所定位置まで引く。この後、シャ
ッタをレリーズしてから遮光蓋75を元の状態に押し戻
し、端部74bを把持してシートフイルムユニット72
を開口71aから引き抜けば、撮影済みのシートフイル
ムユニット72からシートフイルム11を取り出して直
ちに現像処理することができる。連続して撮影を行う場
合には、シートフイルムユニット72を必要な数だけ用
意しておき、開口71aから抜き差しすればよい。な
お、シース74はユニット収納室76内の所定位置に差
し込まれた際にクリックストップされるようにするのが
好ましい。
【0029】以上説明した実施形態では、シートフイル
ムを4×5インチとしたが、本発明はこれに限定される
ことなく、5×7,8×10インチ,6×4.5,6×
6,6×7,6×8,6×9,6×12センチなどのA
SA Z38.1.28−1947に記載のサイズのシ
ートフイルムを採用できる。また、商品名,フイルム感
度等を印刷した紙やメモ用の紙をシースの背面等に貼り
付けるようにしてもよい。また、上記防湿袋は、アルミ
コートした樹脂シートにより作成したが、防湿性を具備
していれば、他の材料でもよいのは勿論である。
【0030】
【発明の効果】以上のように、本発明の遮光性シースに
よれば、シートフイルムを展延保持するシース本体に露
光開口を形成するとともに、この露光開口を開閉する遮
光蓋を設けたので、シース自身が遮光性を具備すること
ができ、白昼に撮影済みのシースを逐次取り出すことが
できる。このため、シートフイルムを迅速に現像処理す
ることができる。また、複数個の遮光性シースを防湿袋
に収納すると、この防湿袋は遮光性が不要であるから、
より安価に販売できる。
【0031】また、本発明のホルダによれば、遮光性シ
ースを複数個積層して収納するホルダ本体に露光開口と
遮光性シースの排出用開口とを形成し、露光開口を開閉
する引蓋により最上層の遮光性シースの露光開口を開閉
するとともに、シース引出し部材により撮影毎に撮影済
みの遮光性シースをホルダ本体から排出するようにした
ので、連続撮影が可能で、かつ撮影済みのシートフイル
ムを逐次取り出して現像できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のホルダの構成及びシートフイルムユニ
ットを示す斜視図である。
【図2】シートフイルムユニットの外観を示す斜視図で
ある。
【図3】シートフイルムユニットの構成を示す分解斜視
図である。
【図4】図2のIV-IV 断面図である。
【図5】シートフイルムユニットを収納する防湿袋を示
す説明図である。
【図6】シートフイルムユニットを収納し、カメラに装
着する前のホルダの構成を示す断面図である。
【図7】撮影時のホルダの状態を示す断面図である。
【図8】撮影済みシートフイルムユニットを取り出す際
のホルダの状態を示す断面図である。
【図9】遮光蓋の形状及びシース本体との嵌合構造が異
なる別のシースを示す断面図である。
【図10】2枚のシートフイルムを収納したシースを示
す断面図である。
【図11】遮光蓋がシートフイルムの上下に設けられて
いるシースの外観斜視図である。
【図12】図11に示すシースの使用状態を示す断面図
である。
【図13】カメラに直接に装着するシースを示す外観斜
視図である。
【図14】1個のシートフイルムユニットを装填して用
いるホルダを示す外観斜視図である。
【符号の説明】
9,72 シートフイルムユニット 10,40,45,51,61,74 シース 11 シートフイルム 12,41,74 シース本体 13,42,47,48,52,64,75 遮光蓋 15 防湿袋 20,71 ホルダ 31 引蓋 32 シース引出し板

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シートフイルムを展延保持するシース本
    体と、このシース本体に形成され、前記シートフイルム
    を露光する露光開口と、この露光開口を光密に閉じる閉
    位置と露光開口を開放する開位置との間で移動自在に設
    けられた遮光蓋とからなることを特徴とする遮光性シー
    ス。
  2. 【請求項2】 前記遮光性シースは、この複数個が防湿
    袋に収納されていることを特徴とする請求項1記載の遮
    光性シース。
  3. 【請求項3】 遮光蓋によって開閉される露光開口を形
    成したシース本体にシートフイルムを展延保持する遮光
    性シースを複数個積層して収納するホルダ本体と、この
    ホルダ本体のカメラへの装着面側に形成された露光開口
    と、この露光開口側に向かって遮光性シースを付勢する
    付勢手段と、前記ホルダ本体の側壁に形成され、撮影済
    みの遮光性シースを排出する排出用開口と、この排出用
    開口に出し入れされ、前記ホルダ本体の露光開口を開閉
    するとともに最上層の遮光性シースの遮光蓋に係合して
    シース本体の露光開口を開閉する引蓋と、前記排出用開
    口に出し入れされ、最上層の遮光性シースに係合して最
    上層の遮光性シースが撮影される毎に撮影済みの遮光性
    シースをホルダ本体から排出するシース引出し部材とを
    備えたことを特徴とするホルダ。
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