JPH07128802A - レンズ付きフィルムユニット - Google Patents

レンズ付きフィルムユニット

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JPH07128802A
JPH07128802A JP21531593A JP21531593A JPH07128802A JP H07128802 A JPH07128802 A JP H07128802A JP 21531593 A JP21531593 A JP 21531593A JP 21531593 A JP21531593 A JP 21531593A JP H07128802 A JPH07128802 A JP H07128802A
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征次 浅野
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 レンズ付きフィルムユニットにおいて、使
用済みのフィルムユニット本体から撮影済みのフィルム
を取り出す作業が簡単にできるようにするとともに、フ
ィルム取り出しのための開口を覆う蓋が不用意に開かれ
ることのないようにしたレンズ付きフィルムユニットを
提供すること。 【構成】 レンズ付フィルムユニットのユニット本体
10内のフィルム巻取室すなわちパトローネ収納室20
に、撮影済みのフィルムを巻取るパトローネ24が配置
される。巻取室20の底面は開口を有し、巻取室の上方
にはパトローネの巻き軸に係合するフィルム巻き上げ部
材が設けらる。底面の開口には、巻取室を遮光し、パト
ローネ取り出し時に解放される蓋が係合される。この蓋
が開かれるのを防止するように、フィルムを内蔵したユ
ニットの所定部分を露出させる開口を有する外装ケース
すなわち紙箱17で、フィルムユニットのの本体部を被
覆する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はレンズ付きフィルムユニ
ットに係り、特に撮影用露光機能を予め付与した写真フ
ィルム包装ユニット(以下、「レンズ付きフィルムユニ
ット」と称する)に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の写真撮影においては、カメラにフ
ィルムを装填して行われるのが通例である。しかしカメ
ラを常時携帯している人は小数であり、撮影したいとき
にカメラが手元にないという不便があった。その場合、
通常の写真フィルムを購入するように低価格でレンズ付
きフィルムユニットを最寄りの商店から購入することが
でき、撮影後従来の写真フィルムと同様に、そのレンズ
付きフィルムユニットごと、DPEを依頼できれば非常
に便利である。このような要望を満たすべく、本出願人
は110フィルムにレンズをつけたレンズ付きフィルム
ユニット「写ルンです」(商品名)を提供した。この商
品は、フィルムとして裏紙ともにカートリッジに装填さ
れた110フィルムを用いている。したがって、このレ
ンズ付きフィルムユニットの組立時には、ユニット本体
に形成された露光枠に対して、カートリッジ側の露光用
アパーチュアを押しつけるようにして組み込めばよく、
効率的な組立を行うことができる。しかも、現像処理に
先立ってユニット本体からカートリッジを取り出す場合
にも、フィルムは遮光状態のままカートリッジに入って
いるから、この作業時にもカブリを生じさせるおそれが
ない。
【0003】
【発明が解決しようとする問題点】しかしながら、画質
のよい写真を撮れるようにするために、画面サイズが大
きい、例えば最も普及しているパトローネ入り135フ
ィルムを用いてレンズ付きフィルムユニットを構成しよ
うとする場合には、カートリッジ構造の相違に起因する
大きな問題が伴ってくる。即ち、このような135フィ
ルムに於いては、裏紙がついていなので、フィルム取扱
い上遮光をしっかりする必要がある。一方、このレンズ
付きフィルムユニットでは現像所においては撮影済みの
レンズ付きフィルムユニットから露光済のフィルムを取
り出す場合に、カメラに使用されるような開閉自在な裏
蓋を用いると、ユニット本体の製造コストが増す。ま
た、フィルムの入れ換えが可能になるので、ユーザーが
新たなフィルムを入れ直して再使用するおそれがでてく
る。しかしながら、レンズ付きフィルムユニットはコス
トを安く製作されユーザーに安価で提供される必要があ
る。このため、繰り返し使用に対する精度保証がされて
いないことから、思わぬトラブルを招くことにもなりか
ねない。このためには、裏蓋を自在に開閉できないよう
にすれば、フィルムを取り出す際にユニットを壊すこと
になるので、これによってユニットの再使用を不可能に
することができる。しかしながら、ユニットを乱暴に壊
したのでは撮影済みのフィルムを破損することになり好
ましくない。また大量にフィルム処理をする場合には簡
便な壊し方が望まれる。
【0004】本発明はこのような従来のレンズ付きフィ
ルムユニットの欠点を解決するためになされたもので、
使用済みのフィルムユニット本体から撮影済みのフィル
ムを取り出す作業が簡単にできるようにするとともに、
フィルム取り出しのための開口を覆う蓋が不用意に開か
れることのないようにしたレンズ付きフィルムユニット
を提供することを目的とする。
【0005】
【問題点を解決する為の手段】本発明は、前記目的を達
成する為に、予め未露光フィルムを内蔵し、このフィル
ムに対してシャッタ手段を操作することにより露光を付
与するようにし、且つユニットの本体部と背面部が固着
されているレンズ付きフィルムユニットにおいて、該ユ
ニット本体内のフィルム巻取室には、撮影済みのフィル
ムを巻取るパトローネが配置されており、この巻取室の
底面は開口を有し、一方巻取室の上方は該パトローネの
巻き軸に係合するフィルム巻き上げ部材が設けられてお
り、該底面の開口には、巻取室を遮光し、パトローネ取
り出し時に解放される蓋が係合されており、フィルムを
内蔵したユニットの所定部分を露出させる開口を有する
外装ケースでフィルムユニット本体を被覆し、この蓋が
開かれるのを防止するようにしたことを特徴としてい
る。
【0006】
【作用】本発明によれば、パトローネの底部に設けた蓋
を外力によって外すことができるようにしたので、フィ
ルム巻取室に装填されているパトローネを簡単に取出す
ことができる。又、この蓋は、パトローネ室を構成する
巻取り室の壁部の底面と協働して巻取室を遮光する構成
としたので、パトローネが装填されている暗室部が確実
に遮光できる。更に、ユニットにこの蓋が係止した状態
で蓋が開かれるのを防止するように、外装ケースによっ
てユニット本体を覆うので、撮影者が誤って落としたり
した時に蓋が不用意に開かない。
【0007】
【実施例】以下添付図面に従って本発明に係るレンズ付
きフィルムユニットの好ましい実施例を詳説する。本実
施例では、現在最も普及している国際標準規格ISO1
007−1979年版で規定されたパトローネ入り13
5フィルムを用いたレンズ付きフィルムユニットを用い
た例について説明する。図1では本発明に係るレンズ付
きフィルムユニットの全体構造が示され、10はユニッ
ト本体、12は前カバー、14は裏蓋であり、これらは
プラスチック成型によって製作され、レンズ付きフィル
ムユニットの主要部材をなしている。後述するように前
カバー12と裏蓋14はユニット本体10に前後から結
合された後、超音波溶着等によって固着され、ユーザは
本体10内に内蔵されたフィルム16をユニット本体1
0内から取外すことが出来ないようになっている。尚、
図2に示すようにフィルムユニット組立後は全体として
直方体形状に構成され、図4に示す紙箱17に覆われた
形態とし、紙箱17に開口されたシャッタボタン孔17
A、レンズ孔17B等を介して撮影操作できるようにな
っている。
【0008】先ずユニット本体10について説明する
と、蓋板18上にパトローネ収納室20とロール状フィ
ルム収納室22とが所定間隔で形成され、パトローネ収
納室20とロール状フィルム収納室22の下面には開口
部20A、22Aが形成され、従ってフィルム16は下
側からパトローネ収納室20とロール状フィルム収納室
22とに装填することが出来る。本発明に係るフィルム
ユニットでは、予めフィルム16はパトローネ24から
引き出され、撮影操作の後に撮影済みのフィルムは順次
パトローネ24に収納される。この為フィルム16は、
パトローネ24に収納された状態で、パトローネ収納室
20に装填され、その後巻取られてロール状態で収納室
22に収納される。若しくは、フィルム16は、暗室内
でパトローネ24から巻出され、ロール状態26にした
後、ユニット本体の下面から収納室20、22に装填し
ても良い。ユニット本体10のパトローネ収納室20と
ロール状フィルム収納室22との間には平面状連結部2
5を有し、この連結部25には図示しない露光枠が形成
されている。パトローネ収納室20、ロール状フィルム
収納室22、連結部25の周囲には矩形状の枠体28が
形成され、その枠体28の下面はフィルム16を下側か
ら装填する為に開口部20A、22Aと連通する開口部
が形成されている。この枠体28の裏蓋14に対向する
面には図示しないシール用突条部が形成されている。パ
トローネ収納室20の上部には巻上ノブ30が枢支さ
れ、その巻上ノブ30の回転軸には図示しないフォーク
が形成され、パトローネ24のスプール軸32と係合す
るようになっている。従って巻上ノブ30を図の矢印方
向に回転することにより撮影済みフィルム16はロール
状フィルム収納室22からパトローネ24内に収納され
ることになる。
【0009】更に、ユニット本体10には、撮影枚数表
示板34、巻上レバ36、シャッタレバ38、シャッタ
羽根40等から成る撮影機構が設けられる。シャッタ羽
根40は、シャッタレリーズ動作時に図1に示す撮影用
開口42を開閉する。シャッタ羽根40の前面には板状
のレンズホルダ44が設けられる。レンズホルダ44に
は、開口42に対応する位置に孔46が形成され、この
孔46にはプラスチック製撮影レンズ48が配置され
る。次に前カバー12について説明する。前カバー12
の上板60にはシャッタボタン用開口部62が形成さ
れ、このシャッタボタン用開口部62には上面が上方に
湾曲して、ユニットの上面よりわずかに出っ張ったシャ
ッタボタン64が配置されている。シャッタボタン64
は両サイドに傾斜面をもっているので紙箱17に入れる
際にもスムーズに入れることができる(図4参照)。シ
ャッタボタン64はこれを押し下げることにより、前述
の撮影機構のシャッタレバ38等が作動するようになっ
ている。更に上板60には撮影枚数表示用窓66が開口
形成され、この窓66には前記表示板34の撮影枚数が
表示されるようになっている。前カバー12の前面68
にはファインダ用遮光筒70が形成されている。更に前
面68には撮影用円形孔72が形成され、この円形孔7
2は撮影レンズ48の光軸に位置するように形成されて
いる。更に撮影用開口部72に左右両側には矩形状の小
孔76、76が形成されている。この矩形状の小孔7
6、76はユニット本体10に形成された係止爪78、
78に対応する位置に形成される。ユニット本体10を
前カバー12に連結する際の仮止めに用いられる。更に
前カバー12の左下部には略円弧状に窪んだ凹部79
と、この凹部79の両側に孔12A、12Aが形成され
ている。
【0010】次に裏蓋14の構造について説明する。裏
蓋14は背板80と底部82とで構成されている。背板
80にはファインダ用開口部84が形成され、このファ
インダ用開口部84は前カバー12の遮光筒70と対応
する位置に形成されている。又背板80には横長の開口
部86が形成され、この開口部86は図2に示すように
組立後巻上ノブ30の一部が露出し、背板80の外側か
ら巻上ノブ30を回動できるようになっている。更に背
板80には湾曲したフィルム支持面88が形成され、フ
ィルム16は巻上ノブ30を回動するとこのフィルム支
持面88に沿って移動することになる。一方裏蓋14の
底部82には裏蓋14をユニット本体10に取付ける
と、基板18の下側に位置し、パトローネ収納室20と
ロール状フィルム収納室22の低部に形成された開口部
20A、22Aを覆うようになる。底部82は分割さ
れ、パトローネを底面方向に投影した形状に近似した形
の遮光溝108を有する蓋100と底板102とから形
成される。蓋100は背板80と一体に形成されると共
にヒンジ部104を介して回動自在に構成され、従って
パトローネ収納室20の開口部20Aの下面を開閉出来
るようになっている。蓋100の先端部には一対の係止
爪106、106が形成され、この係止爪106は蓋1
00の閉状態で図3に示すように前カバー12の孔12
Aに係止されるようになっている。蓋100の閉じた状
態では爪106、106の間の突片109が前記前カバ
ー12の凹部79の下に位置する。更に蓋100には、
突条101、103があり、その間に遮光溝108が形
成され、この遮光溝108には図3に示すようにユニッ
ト10のパトローネ収納室(フィルム巻取室)20の底
面である巻取室壁部の底面20Bが嵌入し、パトローネ
収納室20内をこの底面20B、突条101、103に
より遮光する。また、蓋100のヒンジ軸104寄りで
ある背面部近傍には矩形状の段部110が僅かに隆起形
成され、パトローネ24の底面はこの段部110によっ
て当接支持されることになる。
【0011】フィルム支持面88の周縁には溝89が形
成され、この溝89にはユニット本体10の突条部が嵌
合し、これによりパトローネ収納室20、ロール状フィ
ルム収納室22、露光枠の部分は遮光されることにな
る。従ってフィルム16はユニット本体10のパトロー
ネ収納室20とロール状収納室22との間に収納された
後、裏蓋14が押し込まれると、光密状態で本体10内
に収納されることになる。また、一般のカメラでは、フ
ァインダの視野比率は普通80%位にとられる。しかし
ながら、フィルムの画面サイズが24×36と大きく、
又レンズ付きフィルムユニットの厚みtが厚いとき、フ
ァインダ用レンズを用いないで視野比率を高めようとす
ると、前カバー12のファインダ開口70が非常に大き
くなってしまう。本発明に係るレンズ付きフィルムユニ
ットは、図5に示すように開口70が大きくなるのを防
ぐ為、予め開口70の寸法を決めてそこで、接眼側開口
84で目を振らないときには小さい視野率(例えば50
%)とし、目を開口84の左右寸法x一杯に振れば、図
5のハッチング部分も含まれ略100%に近くなるよう
な寸法に定められている。
【0012】この場合開口84の左右寸法xの決め方
は、 n・tan 18/f=(X/2+Y/2)/ユニット厚t からx=2n・tan 18/f・t−y としてきめれば
よい。 n:視野率 y:ファインダ開口70の左右寸法 尚、視野率を大きくする為には図6に示すように上面、
側面の一部を切欠いて形成したファインダ71を形成す
ることによっても達成出来る。前記の如く構成された本
発明に係るレンズ付きフィルムユニットによれば、組立
時に於いて前カバー12をユニット本体10に押し込む
と、係止爪78、78が前カバー12の孔76、76に
係止されて前カバー12が止められる。この状態でフィ
ルム16をユニット本体10の下面の開口部20A、2
2Aからユニット本体10内に装填する。次に裏蓋14
をユニット本体10に結合すると、裏蓋14の溝89に
ユニット本体10の突条部が嵌合し、更に蓋100を閉
じこれにフィルム16は光密にフィルム室に収納される
ことになる。次に裏蓋14の側縁14A、14Bに超音
波ホーンを押し当て裏蓋14とユニット本体10、並び
に前カバー12を溶着する。
【0013】一方、レンズ付きフィルムユニットに於い
てレリーズボタン64を操作するとシャッタ羽根40が
開閉し露光枠に位置しているフィルム16に露光が行わ
れる。前述したようにレリーズボタン64の中央部は湾
曲して出張っているので、撮影者がボタンを押す際に指
を深く押し込まないで済むのでシャッタレリーズ操作が
簡単になる。その後巻上ノブ30を回動操作すると、パ
トローネ軸32が回動し、露光済みのフィルム16はパ
トローネ24内に収納される。これと同時にフィルム収
納室22からは次のフィルムの撮影コマが露光枠に供給
され、これに伴い表示板34が回動され、シャッタチャ
ージがなされ、撮影準備が完了することになる。以下こ
の操作を繰り返すことによって撮影が為される。本発明
では安全の為にパトローネ24は段部110によって当
接支持されるように段部110を設けたので、フィルム
ユニットを落としても衝撃時の重量は大部分段部110
で支持され、更にユニットを外側より被覆している紙箱
により蓋100にかかる力は緩和され蓋100の係止爪
106がユニット本体10から外れることが防止でき
る。全コマの撮影を終えた後には、そのままの状態で現
像取扱店に提出する。現像所では、蓋100の突起10
6を孔12Aを通して押して蓋を開けるか又は凹部79
の下に位置する突片109を下方へ押して蓋を開けてパ
トローネ24を取り出し、従来通りの現像、焼き付け処
理を行って、ネガ及びプリント写真がユーザーに戻され
る。通常は、突片109を押せば外れるようにしておく
のが便利がよく、外れないとき、更に孔12Aを通して
爪106を後方へ押すようにすればよい。蓋の位置は底
面にかぎらず、背面に設けてもよい。
【0014】本発明で使用されるフィルムの感度は、A
SA100、200、400、1000、1600等の
いずれのものでもよい。
【0015】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、パ
トローネの底部に設けた蓋を外力によって外すことがで
きるようにしたので、フィルム巻取室に装填されている
パトローネを簡単に取出すことができる。又、この蓋
は、パトローネ室となる巻取室の底面と協働して遮光す
る構成であるので、パトローネが装填されている暗室部
を確実に遮光できる。更に、外装ケースは、撮影者が誤
ってユニット落としたりした時等に蓋が不用意に開かれ
るのを防止する、という効果を達成する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のレンズ付きフィルムユニットの分解斜
視図、
【図2】レンズ付きフィルムユニットの組立斜視図、
【図3】本発明に係るフィルムユニットのパトローネ室
の開閉構造を示す断面図、
【図4】ユニットを紙箱に入れる状態を示す斜視図、
【図5】ファインダ視野を示す説明図、
【図6】ファインダの変形例を示す斜視図である。
【符号の説明】
10 ユニット本体 12 前カバー 14 裏蓋 20 フィルム巻取室 20B 底面 24 パトローネ 100 蓋 101、103 突条 104 ヒンジ部 106 係止爪 108 遮光溝 110 段部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 大村 紘 東京都港区西麻布2丁目26番30号 富士写 真フイルム株式会社内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 予め未露光フィルムを内蔵し、このフィ
    ルムに対してシャッタ手段を操作することにより露光を
    付与するようにし、且つ、ユニットの本体部と背面部が
    固着されているレンズ付きフィルムユニットにおいて、 前記ユニット本体内のフィルム巻取室には、撮影済みの
    フィルムを巻取るパトローネが配置されており、この巻
    取室の底面は開口を有し、一方巻取室の上方には該パト
    ローネの巻き軸に係合するフィルム巻き上げ部材が設け
    られており、 前記底面の開口には、巻取室を遮光し、パトローネ取り
    出し時に解放される蓋が係合されており、 この蓋が開かれるのを防止するように、フィルムを内蔵
    したユニットの所定部分を露出させる開口を有する外装
    ケースで、前記ユニットのの前記本体部を被覆したこと
    を特徴とするレンズ付きフィルムユニット。
  2. 【請求項2】 前記蓋の巻取室に向く面に、パトローネ
    の下部外周面近傍に前記巻取室壁部の底面と協働して遮
    光する遮光用突条部を設けたことを特徴とする請求項1
    に記載のレンズ付きフィルムユニット。
  3. 【請求項3】 前記蓋の巻取室を向く面の背面部近傍部
    分が僅かに隆起されていることを特徴とする請求項2に
    記載のレンズ付きフィルムユニット。
  4. 【請求項4】 前記外装ケースは、少なくとも前記蓋の
    部分を覆うように設けられたことを特徴とする請求項1
    ないし3のいずれか1項に記載のレンズ付きフィルムユ
    ニット。
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