JP2001125099A - 液晶表示装置 - Google Patents
液晶表示装置Info
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- JP2001125099A JP2001125099A JP30460099A JP30460099A JP2001125099A JP 2001125099 A JP2001125099 A JP 2001125099A JP 30460099 A JP30460099 A JP 30460099A JP 30460099 A JP30460099 A JP 30460099A JP 2001125099 A JP2001125099 A JP 2001125099A
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- Japan
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- crystal display
- guide plate
- display device
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- Planar Illumination Modules (AREA)
- Structures For Mounting Electric Components On Printed Circuit Boards (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 液晶表示部に対する外力により液晶表示部が
撓んで、その結果、液晶表示部が滲んで表示が見ずらく
なるのを防止するよう構成した液晶表示装置を提供す
る。 【解決手段】 プラスチックで液晶材料を挟持する液晶
パネル(LCD)16と、液晶表示を制御する電子部品21
を搭載した可撓性基板11と、導光板12とが、保持手段10
によって保持されるようにして構成されている。液晶パ
ネル(LCD)16の上には上ケース23によって支持され
る表示器カバー24が設けられ、液晶表示装置本体を保護
するようにしている。導光板12が載置される保持手段10
の形状は端部から中心部に向かう方向にテーパ部25が施
されており、液晶表示器カバー24に外力が加えられた場
合には、液晶表示部がテーパ部25に沿って撓む。
撓んで、その結果、液晶表示部が滲んで表示が見ずらく
なるのを防止するよう構成した液晶表示装置を提供す
る。 【解決手段】 プラスチックで液晶材料を挟持する液晶
パネル(LCD)16と、液晶表示を制御する電子部品21
を搭載した可撓性基板11と、導光板12とが、保持手段10
によって保持されるようにして構成されている。液晶パ
ネル(LCD)16の上には上ケース23によって支持され
る表示器カバー24が設けられ、液晶表示装置本体を保護
するようにしている。導光板12が載置される保持手段10
の形状は端部から中心部に向かう方向にテーパ部25が施
されており、液晶表示器カバー24に外力が加えられた場
合には、液晶表示部がテーパ部25に沿って撓む。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、導光板を有する液
晶表示装置に関し、特にプラスチックで液晶材料を挟持
する液晶表示装置において液晶表示部に対する外力によ
り液晶表示部が撓んで、その結果、液晶表示部が滲んで
表示が見ずらくなるのを防止するよう構成したものであ
る。
晶表示装置に関し、特にプラスチックで液晶材料を挟持
する液晶表示装置において液晶表示部に対する外力によ
り液晶表示部が撓んで、その結果、液晶表示部が滲んで
表示が見ずらくなるのを防止するよう構成したものであ
る。
【0002】
【従来の技術】携帯電話機やPHS(Personal Handyph
one System)などの携帯端末機器は、年々、小型化・軽
量化が進み、また最近では薄型化や液晶表示部の大画面
化などが商品力を決める大きなポイントとなってきてい
る。
one System)などの携帯端末機器は、年々、小型化・軽
量化が進み、また最近では薄型化や液晶表示部の大画面
化などが商品力を決める大きなポイントとなってきてい
る。
【0003】軽量化、薄型化の設計の一つとして従来ガ
ラス製であった液晶表示装置をプラスチック製にすると
いう手法が採られてきている。
ラス製であった液晶表示装置をプラスチック製にすると
いう手法が採られてきている。
【0004】しかしながら、プラスチック製液晶表示装
置は、ガラス製液晶表示装置に比べて剛性が低いため、
液晶表示部に対する外力により液晶表示部が撓んで、そ
の結果、液晶表示部が滲んで表示が見ずらくなるという
問題があった。
置は、ガラス製液晶表示装置に比べて剛性が低いため、
液晶表示部に対する外力により液晶表示部が撓んで、そ
の結果、液晶表示部が滲んで表示が見ずらくなるという
問題があった。
【0005】図7は、従来のプラスチック製液晶表示装
置の構成を示すものであって、携帯端末機器に組み入れ
られている状態を液晶表示装置近傍で切断した断面図で
ある。
置の構成を示すものであって、携帯端末機器に組み入れ
られている状態を液晶表示装置近傍で切断した断面図で
ある。
【0006】図7において、プラスチック製液晶表示装
置は、プラスチックで液晶材料を挟持する液晶パネル
(LCD)36と、液晶表示を制御する電子部品41を搭載
した可撓性基板31と、導光板32とが、保持手段30によっ
て保持されるようにして構成されている。
置は、プラスチックで液晶材料を挟持する液晶パネル
(LCD)36と、液晶表示を制御する電子部品41を搭載
した可撓性基板31と、導光板32とが、保持手段30によっ
て保持されるようにして構成されている。
【0007】液晶パネル(LCD)36の上には、上ケー
ス43によって支持される表示器カバー44が設けられ、液
晶表示装置本体を保護するようにしている。また、保持
手段30にはボス42が設けられており、これが可撓性基板
31の位置決め孔を貫通してプリント基板35に挿通される
ようになっている。
ス43によって支持される表示器カバー44が設けられ、液
晶表示装置本体を保護するようにしている。また、保持
手段30にはボス42が設けられており、これが可撓性基板
31の位置決め孔を貫通してプリント基板35に挿通される
ようになっている。
【0008】保持手段30は、プリント基板35の所定位置
に固定されるようにされ、固定された場合には可撓性基
板31に設けられた接点部がプリント基板35に設けられた
コネクタ34と接触するようにされている。
に固定されるようにされ、固定された場合には可撓性基
板31に設けられた接点部がプリント基板35に設けられた
コネクタ34と接触するようにされている。
【0009】図8は、図7の従来のプラスチック製液晶
表示装置の構成において、一例として液晶表示器カバー
44に外力が加えられた場合に液晶表示部が撓んで、その
結果、液晶表示部が滲んで表示が見ずらくなるという状
況を示す断面図である。
表示装置の構成において、一例として液晶表示器カバー
44に外力が加えられた場合に液晶表示部が撓んで、その
結果、液晶表示部が滲んで表示が見ずらくなるという状
況を示す断面図である。
【0010】すなわち、図8において液晶表示器カバー
44に矢印方向の外力が加えられると、液晶表示器カバー
44が撓むことによりLCD36が外力を受けるようにな
る。この場合、導光板32が載置される保持手段30の形状
は平面であり、前記外力を逃れる術はなく、その結果、
液晶表示部が撓み、表示自体にゆがみが発生して見ずら
いものとなる。また、外力が大きい場合には液晶表示部
がクラッシュしてしまうという問題があった。
44に矢印方向の外力が加えられると、液晶表示器カバー
44が撓むことによりLCD36が外力を受けるようにな
る。この場合、導光板32が載置される保持手段30の形状
は平面であり、前記外力を逃れる術はなく、その結果、
液晶表示部が撓み、表示自体にゆがみが発生して見ずら
いものとなる。また、外力が大きい場合には液晶表示部
がクラッシュしてしまうという問題があった。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記従来の
問題を解決するもので、液晶表示部に対する外力により
液晶表示部が撓んで、その結果、液晶表示部が滲んで表
示が見ずらくなるのを防止するよう構成した液晶表示装
置を提供することを目的とする。
問題を解決するもので、液晶表示部に対する外力により
液晶表示部が撓んで、その結果、液晶表示部が滲んで表
示が見ずらくなるのを防止するよう構成した液晶表示装
置を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1に記載
の発明は、少なくとも液晶パネルと、導光板と、導光板
を保持する保持手段とを有する液晶表示装置において、
前記保持手段に前記導光板の端部の底面を保持する導光
板保持部を設け、前記導光板保持部には前記導光板の端
部から中央に向けて導光板から離れる方向に傾斜するテ
ーパー部を設けたことを特徴とする液晶表示装置とした
ものである。
の発明は、少なくとも液晶パネルと、導光板と、導光板
を保持する保持手段とを有する液晶表示装置において、
前記保持手段に前記導光板の端部の底面を保持する導光
板保持部を設け、前記導光板保持部には前記導光板の端
部から中央に向けて導光板から離れる方向に傾斜するテ
ーパー部を設けたことを特徴とする液晶表示装置とした
ものである。
【0013】この構成により、液晶パネルの上方から外
力が加わり、外力が導光板に及んだとしても導光板が復
元可能な弾性変形の変形量までは下方に撓み、変形量が
大きくなったとしても弾性変形の範囲を超えないように
導光板をテーパ部で保持することができる。
力が加わり、外力が導光板に及んだとしても導光板が復
元可能な弾性変形の変形量までは下方に撓み、変形量が
大きくなったとしても弾性変形の範囲を超えないように
導光板をテーパ部で保持することができる。
【0014】また、請求項2に記載の発明は、プラスチ
ックで液晶材料を挟持する液晶パネルと、液晶表示を制
御する電子部品を搭載した可撓性基板と、導光板とが、
保持手段によって保持されるようにしたプラスチック製
液晶表示装置において、前記保持手段の前記導光板を載
置する端部から中央に向かう方向にテーパ部を設けたこ
とを特徴とするプラスチック製液晶表示装置としたもの
である。
ックで液晶材料を挟持する液晶パネルと、液晶表示を制
御する電子部品を搭載した可撓性基板と、導光板とが、
保持手段によって保持されるようにしたプラスチック製
液晶表示装置において、前記保持手段の前記導光板を載
置する端部から中央に向かう方向にテーパ部を設けたこ
とを特徴とするプラスチック製液晶表示装置としたもの
である。
【0015】この構成により、外力を逃すことができ、
したがって表示自体にゆがみが発生して見ずらくなるこ
とがないようにすることができる。
したがって表示自体にゆがみが発生して見ずらくなるこ
とがないようにすることができる。
【0016】また、請求項3に記載の発明は、前記保持
手段に設けた前記テーパ部の終端位置を前記保持手段に
設けたボスまでとすることを特徴とする請求項2に記載
のプラスチック製液晶表示装置としたものである。
手段に設けた前記テーパ部の終端位置を前記保持手段に
設けたボスまでとすることを特徴とする請求項2に記載
のプラスチック製液晶表示装置としたものである。
【0017】この構成により、外力を逃すことができ、
したがって表示自体にゆがみが発生して見ずらくなるこ
とがないようにすることができる。
したがって表示自体にゆがみが発生して見ずらくなるこ
とがないようにすることができる。
【0018】また、請求項4に記載の発明は、前記電子
部品をプリント基板と前記保持手段に間挿するために前
記保持手段に複数の刳り貫き部を設け、前記刳り貫き部
の間に前記テーパ部とテーパ部とを結ぶブリッジを複数
設けたことを特徴とする請求項2または請求項3に記載
のプラスチック製液晶表示装置としたものである。
部品をプリント基板と前記保持手段に間挿するために前
記保持手段に複数の刳り貫き部を設け、前記刳り貫き部
の間に前記テーパ部とテーパ部とを結ぶブリッジを複数
設けたことを特徴とする請求項2または請求項3に記載
のプラスチック製液晶表示装置としたものである。
【0019】この構成により、保持手段をより軽量化す
ることができ、ひいてはプラスチック製液晶表示装置を
より軽量化することが可能となる。
ることができ、ひいてはプラスチック製液晶表示装置を
より軽量化することが可能となる。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図1から図6を用いて説明する。
て、図1から図6を用いて説明する。
【0021】図1は、本発明の実施の形態に係る液晶表
示装置の構成を示すものであって、携帯端末機器に組み
入れられている状態を液晶表示装置近傍で切断した断面
図である。なお、断面を示すために斜線などが付される
のが通常であるが、図の煩雑さを避ける意味で図2を除
いて本例においては斜線を割愛することにした。
示装置の構成を示すものであって、携帯端末機器に組み
入れられている状態を液晶表示装置近傍で切断した断面
図である。なお、断面を示すために斜線などが付される
のが通常であるが、図の煩雑さを避ける意味で図2を除
いて本例においては斜線を割愛することにした。
【0022】図1において、プラスチック製液晶表示装
置は、プラスチックで液晶材料を挟持する液晶パネル
(LCD)16と、液晶表示を制御する電子部品21を搭載
した可撓性基板11と、導光板12とが、保持手段10によっ
て保持されるようにして構成されている。
置は、プラスチックで液晶材料を挟持する液晶パネル
(LCD)16と、液晶表示を制御する電子部品21を搭載
した可撓性基板11と、導光板12とが、保持手段10によっ
て保持されるようにして構成されている。
【0023】液晶パネル(LCD)16の上には、上ケー
ス23によって支持される表示器カバー24が設けられ、液
晶表示装置本体を保護するようにしている。また、保持
手段10はプリント基板15に設けられた所定位置に固定さ
れるようにされ、固定された場合には可撓性基板11に設
けられた接点部13(図4参照)がプリント基板15に設けら
れたコネクタ14と接触するようにされている。なお、保
持手段10にはボス22が設けられており、これが可撓性基
板11の位置決め孔19(図4参照)を貫通してプリント基板
15に挿通されるようになっている。
ス23によって支持される表示器カバー24が設けられ、液
晶表示装置本体を保護するようにしている。また、保持
手段10はプリント基板15に設けられた所定位置に固定さ
れるようにされ、固定された場合には可撓性基板11に設
けられた接点部13(図4参照)がプリント基板15に設けら
れたコネクタ14と接触するようにされている。なお、保
持手段10にはボス22が設けられており、これが可撓性基
板11の位置決め孔19(図4参照)を貫通してプリント基板
15に挿通されるようになっている。
【0024】図2は、本発明の実施の形態に係る液晶表
示装置の構成を示す部分拡大図である。図2において、
導光板12が載置される保持手段10の形状は端部から中心
部に向かう方向にテーパ部25が施されており、上述した
ように液晶表示器カバー24に外力が加えられた場合に
は、液晶表示部が上記テーパ部25に沿って撓むので、そ
の結果、外力を逃すことができ、したがって表示自体に
ゆがみが発生して見ずらくなることはない。
示装置の構成を示す部分拡大図である。図2において、
導光板12が載置される保持手段10の形状は端部から中心
部に向かう方向にテーパ部25が施されており、上述した
ように液晶表示器カバー24に外力が加えられた場合に
は、液晶表示部が上記テーパ部25に沿って撓むので、そ
の結果、外力を逃すことができ、したがって表示自体に
ゆがみが発生して見ずらくなることはない。
【0025】図3は、図1において液晶表示器カバー24
に外力が加えられた場合に液晶表示部が上記テーパ部25
に沿って撓む様子を示した断面図である。液晶表示部が
上記テーパ部25に沿って撓むので、その結果、外力を逃
すことができ、したがって表示自体にゆがみが発生して
見ずらくなることはないし、外力が極端に大きい場合以
外には液晶表示部がクラッシュしてしまうことはない。
に外力が加えられた場合に液晶表示部が上記テーパ部25
に沿って撓む様子を示した断面図である。液晶表示部が
上記テーパ部25に沿って撓むので、その結果、外力を逃
すことができ、したがって表示自体にゆがみが発生して
見ずらくなることはないし、外力が極端に大きい場合以
外には液晶表示部がクラッシュしてしまうことはない。
【0026】図4は、本発明に関係する液晶表示装置の
平面斜視図であり、液晶パネル(LCD)16と、可撓性
基板11とからなり、可撓性基板11には折り曲げ部18およ
び位置決め用孔19が設けられ、その折り曲げ部18の前後
にプリント基板15(図1参照)のコネクタと接触する接
点部13と、液晶表示に関係する電子部品21が半田付けさ
れている。
平面斜視図であり、液晶パネル(LCD)16と、可撓性
基板11とからなり、可撓性基板11には折り曲げ部18およ
び位置決め用孔19が設けられ、その折り曲げ部18の前後
にプリント基板15(図1参照)のコネクタと接触する接
点部13と、液晶表示に関係する電子部品21が半田付けさ
れている。
【0027】また、プリント基板に電気的に接続される
接点部13は、可撓性基板11の先端側の位置決め用孔19の
外側に、また液晶パネルを駆動する電子部品21は、折り
曲げ部18より後端側の位置決め用孔19の内側に設けるよ
うにする。これにより、折り曲げても互いの信号源から
発するノイズが重畳しないようにすることができる。
接点部13は、可撓性基板11の先端側の位置決め用孔19の
外側に、また液晶パネルを駆動する電子部品21は、折り
曲げ部18より後端側の位置決め用孔19の内側に設けるよ
うにする。これにより、折り曲げても互いの信号源から
発するノイズが重畳しないようにすることができる。
【0028】また、折り曲げ部18より後端側の位置決め
用孔19の内側に設けた液晶パネルを駆動する電子部品21
は、可撓性基板11の中心より左右に重量が均衡するよう
に半田付けしている。これにより、可撓性基板11への部
品搭載をバランスよく配置して可撓性基板への負荷を平
準化することができる。
用孔19の内側に設けた液晶パネルを駆動する電子部品21
は、可撓性基板11の中心より左右に重量が均衡するよう
に半田付けしている。これにより、可撓性基板11への部
品搭載をバランスよく配置して可撓性基板への負荷を平
準化することができる。
【0029】さらに、折り曲げ部18は、可撓性基板11の
両側に略半矩形の切り込みが、またその中心部にも略長
矩形の切り込みが、それぞれ設けられるようにして構成
されている。また、接点部13には、位置決め用孔19を含
むようにして補強板20が接着されている。なお、折り曲
げ部18を線対称にして前後に設けられている位置決め用
孔19は、折り曲げ部18で折り曲げることにより、保持手
段10のボス22に挿通できるようになり、そうすることで
接点部13がプリント基板15に設けられたコネクタ14に接
触する位置に位置決めされる。
両側に略半矩形の切り込みが、またその中心部にも略長
矩形の切り込みが、それぞれ設けられるようにして構成
されている。また、接点部13には、位置決め用孔19を含
むようにして補強板20が接着されている。なお、折り曲
げ部18を線対称にして前後に設けられている位置決め用
孔19は、折り曲げ部18で折り曲げることにより、保持手
段10のボス22に挿通できるようになり、そうすることで
接点部13がプリント基板15に設けられたコネクタ14に接
触する位置に位置決めされる。
【0030】図5は、本発明の実施の形態に係る液晶表
示装置の保持手段及びプリント基板への取付を説明する
ための分解斜視図である。
示装置の保持手段及びプリント基板への取付を説明する
ための分解斜視図である。
【0031】図5に示されるように、保持手段10には導
光板12が載置される。その上に可撓性基板11を備えた液
晶パネル(LCD)16が取付けられる。図示していない
が、可撓性基板11は保持手段10の下側に巻き込まれるよ
うにされ、そうした後にプリント基板15の所定位置に前
記保持手段を固定する。こうすることで、可撓性基板11
に設けられた接点部13がプリント基板15に設けられたコ
ネクタ14に接触するようにされる。
光板12が載置される。その上に可撓性基板11を備えた液
晶パネル(LCD)16が取付けられる。図示していない
が、可撓性基板11は保持手段10の下側に巻き込まれるよ
うにされ、そうした後にプリント基板15の所定位置に前
記保持手段を固定する。こうすることで、可撓性基板11
に設けられた接点部13がプリント基板15に設けられたコ
ネクタ14に接触するようにされる。
【0032】図6は、本発明の実施の形態に係る液晶表
示装置の保持手段の構成を示す上面図である。図6に示
されるように、保持手段10には上記したようにテーパ部
25が施されており、そのテーパ部25はボス22まで延長さ
れている。また、保持手段10には複数の刳り貫き部26が
設けられるとともに刳り貫き部26と刳り貫き部26の間に
保持手段10のテーパ部25とテーパ部25とを結ぶブリッジ
27が複数設けられている。
示装置の保持手段の構成を示す上面図である。図6に示
されるように、保持手段10には上記したようにテーパ部
25が施されており、そのテーパ部25はボス22まで延長さ
れている。また、保持手段10には複数の刳り貫き部26が
設けられるとともに刳り貫き部26と刳り貫き部26の間に
保持手段10のテーパ部25とテーパ部25とを結ぶブリッジ
27が複数設けられている。
【0033】このような構成とすることで、液晶パネル
の上方から外力が加わり、外力が導光板に及んだとして
も導光板が復元可能な弾性変形の変形量までは下方に撓
み、変形量が大きくなったとしても弾性変形の範囲を超
えないように導光板をテーパ部で保持することができ
る。その結果、表示全体にゆがみが発生して見づらくな
ることがないようにすることができるとともに刳り貫き
部を設けているので、保持手段をより軽量化することが
でき、ひいてはプラスチック製液晶表示装置をより軽量
化することが可能となる。
の上方から外力が加わり、外力が導光板に及んだとして
も導光板が復元可能な弾性変形の変形量までは下方に撓
み、変形量が大きくなったとしても弾性変形の範囲を超
えないように導光板をテーパ部で保持することができ
る。その結果、表示全体にゆがみが発生して見づらくな
ることがないようにすることができるとともに刳り貫き
部を設けているので、保持手段をより軽量化することが
でき、ひいてはプラスチック製液晶表示装置をより軽量
化することが可能となる。
【0034】
【発明の効果】以上で説明したように、本発明の請求項
1に記載の発明は、少なくとも液晶パネルと、導光板
と、導光板を保持する保持手段とを有する液晶表示装置
において、前記保持手段に前記導光板の端部の底面を保
持する導光板保持部を設け、前記導光板保持部には前記
導光板の端部から中央に向けて導光板から離れる方向に
傾斜するテーパー部を設けたことを特徴とする液晶表示
装置としたものであり、これにより、液晶パネルの上方
から外力が加わり、外力が導光板に及んだとしても導光
板が復元可能な弾性変形の変形量までは下方に撓み、変
形量が大きくなったとしても弾性変形の範囲を超えない
ように導光板をテーパ部で保持することができる。その
結果、表示全体にゆがみが発生して見づらくなることが
ないようにすることができるという効果がある。
1に記載の発明は、少なくとも液晶パネルと、導光板
と、導光板を保持する保持手段とを有する液晶表示装置
において、前記保持手段に前記導光板の端部の底面を保
持する導光板保持部を設け、前記導光板保持部には前記
導光板の端部から中央に向けて導光板から離れる方向に
傾斜するテーパー部を設けたことを特徴とする液晶表示
装置としたものであり、これにより、液晶パネルの上方
から外力が加わり、外力が導光板に及んだとしても導光
板が復元可能な弾性変形の変形量までは下方に撓み、変
形量が大きくなったとしても弾性変形の範囲を超えない
ように導光板をテーパ部で保持することができる。その
結果、表示全体にゆがみが発生して見づらくなることが
ないようにすることができるという効果がある。
【0035】また、請求項2記載の発明は、プラスチッ
クで液晶材料を挟持する液晶パネルと、液晶表示を制御
する電子部品を搭載した可撓性基板と、導光板とが、保
持手段によって保持されるようにしたプラスチック製液
晶表示装置において、前記保持手段の前記導光板を載置
する端部から中央に向かう方向にテーパ部を設けたこと
を特徴とするプラスチック請求項液晶表示装置としたも
のであり、これにより、外力を逃すことができ、したが
って表示自体にゆがみが発生して見ずらくなることがな
いようにすることができる。
クで液晶材料を挟持する液晶パネルと、液晶表示を制御
する電子部品を搭載した可撓性基板と、導光板とが、保
持手段によって保持されるようにしたプラスチック製液
晶表示装置において、前記保持手段の前記導光板を載置
する端部から中央に向かう方向にテーパ部を設けたこと
を特徴とするプラスチック請求項液晶表示装置としたも
のであり、これにより、外力を逃すことができ、したが
って表示自体にゆがみが発生して見ずらくなることがな
いようにすることができる。
【0036】また、請求項3に記載の発明は、前記保持
手段に設けた前記テーパ部の終端位置を前記保持手段に
設けたボスまでとすることを特徴とする請求項2に記載
のプラスチック製液晶表示装置としたものであり、これ
により、外力を逃すことができ、したがって表示自体に
ゆがみが発生して見ずらくなることがないようにするこ
とができる。
手段に設けた前記テーパ部の終端位置を前記保持手段に
設けたボスまでとすることを特徴とする請求項2に記載
のプラスチック製液晶表示装置としたものであり、これ
により、外力を逃すことができ、したがって表示自体に
ゆがみが発生して見ずらくなることがないようにするこ
とができる。
【0037】また、請求項4に記載の発明は、前記電子
部品をプリント基板と前記保持手段に間挿するために前
記保持手段に複数の刳り貫き部を設け、前記刳り貫き部
の間に前記テーパ部とテーパ部とを結ぶブリッジを複数
設けたことを特徴とする請求項2または請求項3に記載
のプラスチック製液晶表示装置としたものであり、これ
により、保持手段をより軽量化することができ、ひいて
はプラスチック製液晶表示装置をより軽量化することが
可能となる。
部品をプリント基板と前記保持手段に間挿するために前
記保持手段に複数の刳り貫き部を設け、前記刳り貫き部
の間に前記テーパ部とテーパ部とを結ぶブリッジを複数
設けたことを特徴とする請求項2または請求項3に記載
のプラスチック製液晶表示装置としたものであり、これ
により、保持手段をより軽量化することができ、ひいて
はプラスチック製液晶表示装置をより軽量化することが
可能となる。
【0038】
【図1】本発明の実施の形態に係るプラスチック製液晶
表示装置の構成を示すものであって、携帯端末機器に組
み入れられている状態を液晶表示装置近傍で切断した断
面図、
表示装置の構成を示すものであって、携帯端末機器に組
み入れられている状態を液晶表示装置近傍で切断した断
面図、
【図2】本発明の実施の形態に係るプラスチック製液晶
表示装置の構成を示す部分拡大図、
表示装置の構成を示す部分拡大図、
【図3】図1において液晶表示器カバーに外力が加えら
れた場合に液晶表示部がテーパ部に沿って撓む様子を示
した断面図、
れた場合に液晶表示部がテーパ部に沿って撓む様子を示
した断面図、
【図4】本発明に関係する液晶表示装置の平面斜視図、
【図5】本発明の実施の形態に係るプラスチック製液晶
表示装置の保持手段及びプリント基板への取付を説明す
るための分解斜視図、
表示装置の保持手段及びプリント基板への取付を説明す
るための分解斜視図、
【図6】本発明の実施の形態に係るプラスチック製液晶
表示装置の保持手段の構成を示す上面図、
表示装置の保持手段の構成を示す上面図、
【図7】従来のプラスチック製液晶表示装置の構成を示
すものであって、携帯端末機器に組み入れられている状
態を液晶表示装置近傍で切断した断面図、
すものであって、携帯端末機器に組み入れられている状
態を液晶表示装置近傍で切断した断面図、
【図8】図6において液晶表示器カバーに外力が加えら
れた場合に液晶表示部が撓む様子を示した断面図であ
る。
れた場合に液晶表示部が撓む様子を示した断面図であ
る。
【0039】
10、30 保持手段 11、31 可撓性基板 12、32 導光板 13 接点部 14、34 コネクタ 15、35 プリント基板 16、36 液晶パネル(LCD) 18 折り曲げ部 19 位置決め孔 20 補強板 21、41 電子部品 22、42 ボス 23、43 上ケース 24、44 表示器カバー 25 テーパ部 26 刳り貫き部 27 ブリッジ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 千原 博幸 神奈川県横浜市港北区綱島東四丁目3番1 号 松下通信工業株式会社内 (72)発明者 寺尾 真一 神奈川県横浜市港北区綱島東四丁目3番1 号 松下通信工業株式会社内 Fターム(参考) 2H091 FA23Z FD01 FD13 GA01 GA11 LA02 2H092 NA30 PA01 PA07 5E336 AA04 CC51 DD16 GG26 5G435 AA00 AA09 BB12 BB15 EE03 EE04 EE05 EE36 EE47 FF08
Claims (4)
- 【請求項1】 少なくとも液晶パネルと、導光板と、導
光板を保持する保持手段とを有する液晶表示装置におい
て、前記保持手段に前記導光板の端部の底面を保持する
導光板保持部を設け、前記導光板保持部には前記導光板
の端部から中央に向けて導光板から離れる方向に傾斜す
るテーパ部を設けたことを特徴とする液晶表示装置。 - 【請求項2】 プラスチックで液晶材料を挟持する液晶
パネルと、液晶表示を制御する電子部品を搭載した可撓
性基板と、導光板とが、保持手段によって保持されるよ
うにしたプラスチック製液晶表示装置において、前記保
持手段の前記導光板を載置する端部から中央に向かう方
向にテーパ部を設けたことを特徴とするプラスチック製
液晶表示装置。 - 【請求項3】 前記保持手段に設けた前記テーパ部の終
端位置を前記保持手段に設けたボスまでとすることを特
徴とする請求項2に記載のプラスチック製液晶表示装
置。 - 【請求項4】 前記電子部品をプリント基板と前記保持
手段に間挿するために前記保持手段に複数の刳り貫き部
を設け、前記刳り貫き部の間に前記テーパ部とテーパ部
とを結ぶブリッジを複数設けたことを特徴とする請求項
2または請求項3に記載のプラスチック製液晶表示装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30460099A JP2001125099A (ja) | 1999-10-26 | 1999-10-26 | 液晶表示装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30460099A JP2001125099A (ja) | 1999-10-26 | 1999-10-26 | 液晶表示装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001125099A true JP2001125099A (ja) | 2001-05-11 |
Family
ID=17934967
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP30460099A Pending JP2001125099A (ja) | 1999-10-26 | 1999-10-26 | 液晶表示装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001125099A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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-
1999
- 1999-10-26 JP JP30460099A patent/JP2001125099A/ja active Pending
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