JP4292931B2 - 電気光学装置および電子機器 - Google Patents

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本発明は、表示画面を備えた電子機器等に搭載されて用いられる電気光学装置に関し、特に耐衝撃性に優れた電気光学装置および電子機器に関するものである。
携帯電話やその他の移動体通信機器などの携帯機器は、携帯性を重視するため小型化、薄型化などの要求が厳しい。これらの製品には表示モジュールが必要不可欠である。そこで、携帯機器に対するこれらの要求を実現するには、小型化、薄型化の要求に合った表示モジュールを提供する必要がある。
ところで、最近、小型化、軽量化を目的にフレキシブル基板(FPC)を採用した液晶表示モジュールが増加している。すなわち、リジット基板の代替としてフレキシブルな配線基板を利用して小型化、軽量化の要求に対処した液晶表示モジュールである(例えば、特許文献1参照)。
しかしながら、特許文献1に開示された液晶表示モジュールにおいては、駆動用ICチップ等を実装した液晶パネルの駆動用のFPCが折り返されて使用される。この場合、FPCを用いた効果は発揮されるが、折り返されたFPCには駆動用ICチップ等の電子部品が搭載されるため、液晶表示モジュール全体としてみた場合、液晶パネルなどの構成部材の厚みにこれらの電子部品の厚みが追加されることとなり、液晶表示モジュールの薄板化としてはまだ改善の余地がある。
そこで、さらに液晶表示モジュールを薄板化する場合には、例えば図5−1乃至図5−3に示すような形態の液晶表示モジュールが用いられている。ここで、図5−2は、図5−1の側面図であり、図5−3は、図5−1を裏面から見た図である。図5−1乃至図5−3に示すように、この液晶表示モジュールは、液晶パネル201および図示しない導光板の外周部を反射ケース203で覆った構成とされており、液晶パネル201と反対側の面には反射シート215が貼り付けられている。また、液晶パネル201と反射シート215との間には図示しない光学シート類や導光板などの部材が内蔵されている。
また、液晶パネル201には、駆動用のICなどの電子部品が搭載されたFPC209が該液晶パネル201と導通した状態で液晶パネルの面内方向と略水平方向に引き出されている。そして、FPC209の中央部の一部205が液晶表示モジュールの裏面(反射シート215側)に折り返されており、その先端部にコネクタ207が接続されている。
特開2000−171819号公報
しかしながら、上述したような構成の電気光学装置の一例としての液晶表示モジュールにおいては、FPC209はその端部が液晶パネル201に固定されているのみであるため、外部からの応力や衝撃、例えば落下衝撃などに対して弱く、衝撃で曲がってしまったりFPC209の面内方向と略垂直方向に振れてしまったりする。すなわちFPC209は端部が液晶パネル201に固定されているのみであるため、応力や衝撃が加わった場合にはダメージを受けやすくこれらのダメージは例えば断線等の不具合が発生する原因となる虞がある。したがって、上記のような構成において耐衝撃性に優れ、薄板化された液晶表示モジュールは未だ実現されていないのが現状である。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、外部からの衝撃、応力等に対する耐久力に優れ、薄板化された電気光学装置を提供することを目的とする。また、この電気光学装置を用いた電子機器を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、表示パネルと、表示パネルを収容する収容体と、表示パネルの表示面側とは反対側の面に導通接続され、表示パネルの面内方向に延在するフレキシブル基板と、フレキシブル基板の表示パネル側とは反対側の面に搭載された表示パネルの駆動用の電子部品と、収容体に設けられ、フレキシブル基板の表示パネル側とは反対側の面対向した位置に設けられるとともに、電子部品に対向する位置に形成された開口部または切り欠き部を有してなるフレキシブル基板支持部と、を備えることを特徴とする。
以上のような構成とされた本発明にかかる電気光学装置では、電気光学装置にフレキシブル基板の外周側から該フレキシブル基板の面内方向の外部応力、例えば落下衝撃力が加わった際に、振動防止用のフレキシブル基板支持部がこの衝撃力を吸収する。これにより、この電気光学装置では、落下衝撃力等によりフレキシブル基板に折れ曲げが生じたり、フレキシブル基板の面内方向と略垂直方向の振動が発生したりすることが防止される。
すなわち振動防止用のフレキシブル基板支持部を設けることにより、フレキシブル基板が該フレキシブル基板の外周側からの応力や衝撃により受ける振動、ダメージを減少、または無くすことができ、落下衝撃力等によるフレキシブル基板における断線等の不具合の発生を防止、減少することができる。したがって、この電気光学装置においては、耐衝撃性に優れた良好な品質を有する電気光学装置を実現することができる。
また、この電気光学装置では、液晶パネル駆動用のICなどの電子部品が搭載されたフレキシブル基板を液晶パネルの面内方向と略水平方向に延在させた構成としている。このような構成とすることにより、電子部品が搭載されたフレキシブル基板を電気光学装置の裏面に折り返した場合のように電子部品の厚みが電気光学装置全体の厚みを厚くする要因となることがなく、薄板化された電気光学装置を実現できる。
また、フレキシブル基板支持部は、フレキシブル基板に搭載された電子部品に対向する位置に該電子部品と非接触状態となるように形成された開口部または切り欠き部を有する。これにより電気光学装置を動作させた場合においても電子部品の駆動により発生した熱は電子部品の周囲にこもることがなく確実に放熱される。その結果、電子部品から発生した熱に起因して誤作動が発生するなどの不具合を防止することができる。したがって、この電気光学装置においてはフレキシブル基板に搭載された電子部品の放熱性に優れた信頼性の高い電気光学装置を実現可能である。
また、本発明の好ましい態様によれば、フレキシブル基板支持部が収容体から突出した状態で設けられることを特徴とする。このようにフレキシブル基板支持部を収容部から突出させた形態とすることにより、上述した本発明にかかる電気光学装置の構成を確実に実現することができ、本発明の効果をより確実に得ることができる。
また、フレキシブル基板支持部と収容体とは一体形成されてなることを特徴とする。このようにフレキシブル基板支持部と収容体とを一体形成することにより、別途フレキシブル基板支持部を作成して収容体に固定するよりも効率よくフレキシブル基板支持部を作成することができる。
また、本発明の好ましい態様によれば、フレキシブル基板がフレキシブル基板支持部に固定されていることを特徴とする。これにより、フレキシブル基板は常に固定された状態となるため、フレキシブル基板が上述した衝撃力等により受ける振動、ダメージをより確実に減少、または無くすことができる。
また、本発明の好ましい態様によれば、フレキシブル基板支持部がフレキシブル基板とほぼ同じ形状を有することを特徴とする。これにより、フレキシブル基板が上述した衝撃力等により受ける振動、ダメージを確実に減少、または無くすことができ、落下衝撃力等によるフレキシブル基板における断線等の不具合の発生を確実に防止、減少することができる。したがって耐衝撃性に優れた良好な品質を有する電気光学装置を実現することができる。
また、本発明の他の好ましい態様によれば、前記フレキシブル基板支持部が、前記フレキシブル基板の外形と同等又は大きい外形を有することを特徴とする。これにより、フレキシブル基板が上述した衝撃力等により受ける振動、ダメージを確実に減少、または無くすことができ、落下衝撃力等によるフレキシブル基板における断線等の不具合の発生を確実に防止、減少することができる。したがって耐衝撃性に優れた良好な品質を有する電気
光学装置を実現することができる。
また、フレキシブル基板の一部が、収容体の表示パネル側とは反対側の面に折り返されてなることを特徴とする。これにより、電気光学装置を電子機器としての製品に組み込んだ差異、折り返した部分には他の部品を配置することが可能となるため、部品組み込みの際のレイアウトに制限のある場合に特に有効である。
また、本発明によれば、上述の電気光学装置を有する電子機器を提供する。これにより、簡略な構成を有し、耐衝撃性に優れた高品質な電子機器を実現することができる。
以下に、本発明の電気光学装置の一例としての液晶表示モジュールの実施例を図面に基づいて詳細に説明する。なお、本発明は以下の記述に限定されるものではなく、液晶装置、EL(Electro Luminescence)装置、電子放出素子(Field Emission Display及びSurface-Conduction Electron-Emitter Display)、プラズマディスプレイ装置、電気泳動ディスプレイ等の電気光学装置にも適用可能である。また、本発明の要旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能である。
図1−1は、本発明の実施例1にかかる液晶表示モジュールを説明する上面図である。また図1−2は図1−1を側面から見た側面図であり、図1−3は図1−1を裏面から見た下面図である。また、図2は図1−1中のA−A′線における要部断面図である。
本実施例にかかる液晶表示モジュールは、図1−1乃至図1−3および図2に示すように、駆動用ICチップ等の電子部品10を実装したフレキシブルプリント基板(FPC)9が接続された液晶パネル1と、光学シート類19と、導光板17と、収容体として液晶パネル1および導光板17の外周部を囲って配置されるフレームである反射ケース3と、液晶パネルの表示側(図1−1においては紙面の表側、図1−2においては反射ケース3の左側)と反対側(図1−1においては紙面の裏側、図1−2においては反射ケース3の右側)に配された反射シート15と、を備えて構成されている。
この液晶表示モジュールにおいては、バックライトとしてサイドエッジライト方式を採用しており、導光板17と図示しないLED光源とによりバックライトユニットが構成されている。ここで、導光板17はLEDからの光を前記液晶表示パネル側に導くものである。
光学シート類19としては拡散シートやプリズムシート等の複数の光学シートが積層されている。反射ケース3および光学シート類19と、液晶パネル1とはその対向面の外周縁部において遮光両面テープ20により固定されている。
FPC9は裏面(反射シート15側の面)に液晶パネル駆動用のICなどの電子部品10が搭載され、また配線が配されており、液晶パネル1と導通した状態で液晶パネルの一辺の外周縁部に固定されている。そして、FPC9が固定された液晶パネルの一辺の中央部においてはFPC9からコネクタ7への配線5が液晶表示モジュールの裏面(反射シート5側の面)に折り返されており、その先端部にコネクタ7が接続されている。
そして、この液晶表示モジュールにおいては、FPC9の裏面(反射シート5側の面)側にはFPC9の面内方向に沿ってフレキシブル基板支持部としてFPC9の振動防止用の突起部11が設けられている。振動防止用の突起部11は、反射ケース3の一辺を起点としてFPC9の面内方向に沿って突出した状態で該反射ケース3と一体形成されている。ここで、振動防止用の突起部11はFPC9と略水平に配置されており、FPC9とは接触していない。
振動防止用の突起部11はFPC9と略同等の形状、大きさに形成されるか、またはFPC9よりもやや大きめの大きさに形成される。このような振動防止用の突起部11を設けることにより、液晶表示モジュールにFPC9の外周側から該FPC9の面内方向の外部応力として、例えば落下衝撃力が加わった際に、振動防止用の突起部11が衝撃力を吸収するため、衝撃でFPC9に折れ曲げが生じたり、FPC9の面内方向と略垂直方向の振動が発生したりすることが防止される。
すなわち上述したような振動防止用の突起部11を設けることにより、FPC9が該FPC9の外周側からの応力や衝撃により受ける振動、ダメージを減少、または無くすことができ、落下衝撃力等によるFPC9における断線等の不具合の発生を防止、減少することができる。したがって、振動防止用の突起部11を設けることにより、耐衝撃性に優れた良好な品質を有する液晶表示モジュールが実現される。
また、振動防止用の突起部11は上述したようにFPC9と略同等の形状、大きさか、またはFPC9よりもやや大きめの大きさに形成されるが、図1−3に示すようにその一部分に切り欠き部13が設けられている。この切り欠き部13は、FPC9の裏面(反射シート15側の面)に搭載された液晶パネル駆動用のICなどの電子部品10に対応する位置に設けられる。そして、振動防止用の突起部11はこれらの電子部品10に接触しない形状、大きさに形成されている。
このように、FPC9の裏面に搭載された電子部品10に対応する位置に切り欠き部13が設けられることにより、電子部品10は振動防止用の突起部11に覆われることがなく電子部品10の上部は解放されている。したがって液晶表示モジュールを動作させた場合においても電子部品10の駆動により発生した熱が電子部品10の周囲にこもることがなく、熱は確実に放熱される。これにより、電子部品10から発生した熱に起因して誤作動が発生するなどの不具合を防止することができる。
したがって、この液晶表示モジュールでは、上記のように振動防止用の突起部11においてFPC9の裏面に搭載された電子部品10に対応する位置に切り欠き部13を設けることにより、FPC9に搭載された電子部品10の放熱性に優れた信頼性の高い液晶表示モジュールが実現されている。なお、振動防止用の突起部11に設ける切り欠き部13の形状や大きさは特に限定されるものではなく、FPC9に搭載される電子部品10の大きさ、形状、配置などにより適宜変更可能である。
また、この液晶表示モジュールでは、液晶パネル駆動用のICなどの電子部品10が搭載されたFPC9を液晶表示モジュールの裏面に折り返すことなく、液晶パネルの面内方向と略水平方向に延在させた構成としている。この場合、電子部品10の厚みは液晶表示モジュールの主構成部である液晶パネル1および導光板17の厚みの範囲内に十分収まる。したがって、電子部品10が搭載されたFPC9を液晶表示モジュールの裏面に折り返した場合のように電子部品10の厚みが液晶表示モジュール全体の厚みを厚くする要因となることがなく、すなわち、液晶表示モジュールの主構成部である液晶パネル1および導光板17の厚みに液晶表示モジュールの厚みとしてさらに電子部品10の厚みが加算されることはなく、薄板化された液晶表示モジュールを実現できる。
そして、この液晶表示モジュールでは、電子部品10が液晶表示モジュールの裏面に配置されないため、液晶表示モジュールの裏面は電子部品10による凹凸がなく略平面とされている。液晶パネルの面内方向と垂直な方向から外力が加わった場合、液晶表示モジュールの裏面は電子部品10による凹凸があると、この凹凸に起因して液晶パネルにおける画像表示に影響が生じる場合がある。しかしながら、この液晶表示モジュールでは液晶表示モジュールの裏面が略平面とされているため、液晶パネルの面内方向と垂直な方向から外力が加わった場合においても液晶表示モジュールの裏面の凹凸に起因した画像表示への影響が生じることがなく、良好な画像表示が可能である。
したがって、この液晶表示モジュールによれば、薄板化と耐衝撃性とに優れた高品質の液晶表示モジュールが実現可能である。
なお、振動防止用の突起部11は上述したように反射ケース3と一体形成されても良く、また振動防止用の突起部11のみが反射ケース3とは別に形成された後に反射ケース3のFPC9側の辺に接着材等により固定されても良い。但し、反射ケース3と一体形成する方が、別途振動防止用の突起部11を作製して反射ケース3に固定するよりも効率良く振動防止用の突起部11を形成することができ、効率良く液晶表示モジュールを作製することができるため好ましい。振動防止用の突起部11は、反射ケース3の構成材料と同じ材料により構成しても良く、また異なる材料により構成しても良い。
また、上記においては振動防止用の突起部11がFPC9に固定されていない場合について説明したが、本発明においては振動防止用の突起部11がFPC9に固定されていても良い。振動防止用の突起部11をFPC9に固定することにより、FPC9が応力や衝撃により受ける振動、ダメージをより確実に減少、または無くすことができ、外部からの応力や衝撃に起因した不具合の発生をより確実に防止、減少することができる。
そして、この液晶表示モジュールにおいてはFPC9の一部においてコネクタ7への配線5が液晶表示モジュールの裏面(反射シート5側)に折り返された構成とされている。このような構成とすることにより、液晶表示モジュールを製品に組み込んだ際、配線5を折り返した部分には他の部品を配置することが可能となるため、部品組み込みの際のレイアウトに制限のある場合に特に有効である。但し、本発明においては必ずしも配線5を裏面に折り返した構成とする必要はない。
実施例2では、本発明の他の構成例について説明する。実施例1においては、振動防止用の突起部11に切り欠き部13が設けられている場合について説明したが、本実施例においては振動防止用の突起部11に略扇形の開口部23が形成された例について説明する。
図3−1は、本発明の実施例1にかかる液晶表示モジュールを説明する上面図である。また図3−2は図3−1を側面から見た側面図であり、図3−3は図3−1を裏面から見た下面図である。図3−1乃至図3−3においては理解の容易のため、図1−2乃至図1−2と同じ部材については同じ符号を付す。また、断面構造は実施例1の場合と同様であるため図2を参照するものとする。なお、開口部23以外の液晶表示モジュールの構成は実施例1の場合と同様であるため、上記の説明を参照することとして詳細な説明は省略する。
図3−3に示すように、本実施例にかかる液晶表示モジュールでは、振動防止用の突起部21に切り欠き部13ではなく略扇形の開口部23が形成されている。開口部23は、実施例1の切り欠き部13と同様に、FPC9の裏面(反射シート15側の面)に搭載された液晶パネル駆動用のICなどの電子部品10に対応する位置に設けられる。そして、振動防止用の突起部11はこれらの電子部品10に接触しない形状、大きさに形成されている。また、本実施例においても振動防止用の突起部11は、上述したようにFPC9と略同等の形状、大きさか、またはFPC9よりもやや大きめの大きさに形成されている。
このように、FPC9の裏面に搭載された電子部品10に対応する位置に開口部23が設けられることにより、電子部品10は振動防止用の突起部11に覆われることがなく電子部品10の上部は解放されている。したがって液晶表示モジュールを動作させた場合においても電子部品10の駆動により発生した熱が電子部品10の周囲にこもることがなく、熱は確実に放熱される。これにより、電子部品10から発生した熱に起因して誤作動が発生するなどの不具合を防止することができる。
そして以上のような本実施例にかかる液晶表示モジュールにおいても、上述した実施例1において説明した本発明の効果を得ることができる。すなわち、この本実施例にかかる液晶表示モジュールにおいても、薄板化と耐衝撃性とに優れた高品質の液晶表示モジュールが実現可能である。
なお、FPC9に切り欠き部13が形成される場合と同様に、振動防止用の突起部21に設ける開口部23の形状や大きさは特に限定されるものではなく、FPC9に搭載される電子部品10の大きさ、形状、配置などにより適宜変更可能である。
また、上記においては振動防止用の突起部21がFPC9に固定されていない場合について説明したが、本発明においては振動防止用の突起部21がFPC9に固定されていても良い。振動防止用の突起部21をFPC9に固定することにより、FPC9が応力や衝撃により受ける振動、ダメージをより確実に減少、または無くすことができ、外部からの応力や衝撃に起因した不具合の発生をより確実に防止、減少することができる。
そして、本実施例にかかる液晶表示モジュールにおいてもFPC9の一部においてコネクタ7への配線5が液晶表示モジュールの裏面(反射シート5側)に折り返された構成とされている。このような構成とすることにより、液晶表示モジュールを製品に組み込んだ際、配線5を折り返した部分には他の部品を配置することが可能となるため、部品組み込みの際のレイアウトに制限のある場合に特に有効である。但し、本発明においては必ずしも配線5を裏面に折り返した構成とする必要はない。
図4−1、図4−2及び図4−3は、それぞれ、本発明に係る電気光学装置である液晶表示モジュールを搭載する電子機器の例である。図4−1は、携帯電話の例を示す斜視図である。100は携帯電話本体を示し、そのうち101は本発明にかかる液晶表示モジュールを適用した液晶表示部である。図4−2は腕時計型電子機器の例を示す斜視図である。110は時計本体を示し、111が本発明にかかる液晶表示モジュールを適用した液晶表示部である。また、図4−3はワープロ、パソコン等の携帯型情報処理装置の例を示す斜視図である。図中120は情報処理装置を示し、122はキーボード等の入力部、124は情報処理装置本体、126は本発明にかかる液晶表示モジュールを適用した液晶表示部である。
これらの電子機器に本発明に係る電気光学装置を使用すれば、耐衝撃性に優れるとともに薄型化が図られた高品質な電子機器を実現することができる。なお、電子機器は、電気光学装置を搭載可能であれば、これらに限らない。
以上のように、本発明に係る電気光学装置は、表示画面を有する電子機器に有用であり、特に、携帯電話やその他の移動体通信機器といった薄型化が要求される携帯機器に適している。
液晶表示モジュールの上面図である。 図1−1を側面から見た側面図である。 図1−1を裏面から見た下面図である。 図1−1のA−A′線における要部断面図である。 液晶表示モジュールの上面図である。 図3−1を側面から見た側面図である。 図3−1を裏面から見た下面図である。 液晶表示モジュールの上面図である。 図4−1を側面から見た側面図である。 図4−1を裏面から見た下面図である。 従来の液晶表示モジュールの上面図である。 図5−1を側面から見た側面図である。 図5−1を裏面から見た下面図である。
符号の説明
1 液晶パネル、3 反射ケース、5 配線、7 コネクタ、9 フレキシブルプリント基板(FPC)、10 電子部品、11 振動防止用の突起部、13 切り欠き部、15 反射シート、17 導光板、19 光学シート類、20 遮光両面テープ、21 振動防止用の突起部、23 開口部

Claims (6)

  1. 表示パネルと、
    前記表示パネルを収容する収容体と、
    前記表示パネルの表示面側とは反対側の面に導通接続され、前記表示パネルの面内方向に延在するフレキシブル基板と、
    前記フレキシブル基板の前記表示パネル側とは反対側の面に搭載された前記表示パネルの駆動用の電子部品と、
    前記収容体に設けられ、前記フレキシブル基板の前記表示パネル側とは反対側の面対向した位置に設けられるとともに、前記電子部品に対向する位置に形成された開口部または切り欠き部を有してなるフレキシブル基板支持部と、を備えることを特徴とする電気光学装置。
  2. 前記フレキシブル基板支持部が前記収容体から突出した状態で設けられることを特徴とする請求項1に記載の電気光学装置。
  3. 前記フレキシブル基板支持部と前記収容体とは一体形成されてなることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の電気光学装置。
  4. 前記フレキシブル基板が前記フレキシブル基板支持部に固定されていることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか一項に記載の電気光学装置。
  5. 前記フレキシブル基板の一部が、前記収容体の前記表示パネル側とは反対側の面に折り返されてなることを特徴とする請求項1乃至請求項のいずれか一項に記載の電気光学装置。
  6. 請求項1乃至請求項5のいずれか一項に記載の電気光学装置を有することを特徴とする電子機器。
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