JP2001124405A - 加熱装置 - Google Patents

加熱装置

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JP2001124405A
JP2001124405A JP30533599A JP30533599A JP2001124405A JP 2001124405 A JP2001124405 A JP 2001124405A JP 30533599 A JP30533599 A JP 30533599A JP 30533599 A JP30533599 A JP 30533599A JP 2001124405 A JP2001124405 A JP 2001124405A
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water
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 部品点数を削減しつつ、高温水、水、湯水混
合水をそれぞれ供給部へ供給/停止することができ、高
温差し湯時や差し水時に入浴者が不快に感じず、ウォー
ターハンマーによる配管振動音の発生をも抑えることの
できる加熱装置を提供する。 【解決手段】 第一電磁弁22を備えた高温給湯管5と
第二電磁弁23を備えたバイパス管7との合流部に湯は
り湯水混合弁46Bを設け、湯はり時、高温差し湯時、
差し水時にそれぞれ、各電磁弁の開閉タイミングや湯温
・流量の制御を行なうようにしたので、不快に感じる給
湯/給水や、配管振動音の発生を抑えることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、水を加熱し浴槽へ
供給する機能を備えた加熱装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、特開平4−240319号に見ら
れるように、加熱部からの高温水の供給を停止するため
の電磁弁と、水の供給を停止するための電磁弁と、湯水
混合弁の下流に設けられ湯水混合水の供給を停止するた
めの電磁弁を備えた加熱装置がある。
【0003】図9はこの従来の加熱装置を電気温水器に
適用した構成図であり、以下に詳述する。
【0004】給水源からの水は減圧弁1で減圧され、減
圧弁1の下流で給水管2と加熱部31を迂回するバイパ
ス管3とに分岐される。給水管2は加熱部31に通じて
おり、加熱部31は貯湯タンク32、下部ヒーター3
3、上部ヒーター34から構成されている。貯湯タンク
32内の水は、下部ヒーター33、上部ヒーター34に
より高温(例えば85℃)に加熱される。さらに、貯湯
タンク32の下部には排水バルブ36を備える。また、
貯湯タンク32の上部には貯湯タンク32内の水の加熱
時に発生する膨張水を逃すための安全弁35を備える。
【0005】ステッピングモーターにより駆動される湯
水混合弁46では、バイパス管3からの水と高温給湯管
4からの高温水を混合し、適温の湯が第三電磁弁21を
介して、混合水供給管6へ供給される。さらに高温給湯
管4からの高温水は第一電磁弁22を介して、高温給湯
管5へ供給される。さらに、バイパス管3からの水は第
二電磁弁23を介して、バイパス管7へ供給される。高
温給湯管5、混合水供給管6、バイパス管7は第一電磁
弁22、第三電磁弁21、第二電磁弁23の下流で合流
し、共用出湯管8を通じて水栓等の供給部へ導かれてい
る。高温給湯管4には高温水の温度を検出するための高
温水温度センサー42、バイパス3には水の温度を検出
するための給水温度センサー41、共用出湯管8には供
給部へ供給される湯水の温度を検出するめの給湯温度セ
ンサー43を備えている。高温水、水、湯水混合水(=
適温の湯)を供給部へ供給/停止する際には、第一電磁
弁22、第二電磁弁23、第三電磁弁21をそれぞれ開
閉するようになっている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
加熱装置では、次のような問題点があった。
【0007】(1)加熱部からの高温水の供給を停止す
るための電磁弁と、水の供給を停止するための電磁弁
と、湯水混合弁の下流に設けられ湯水混合水の供給を停
止するための電磁弁がそれぞれ必要であり、部品点数が
多かった。
【0008】(2)供給部を浴槽に適用した場合に給水
圧力が高いと浴槽への高温差し湯時(=浴槽への高温水
供給時)に浴槽へ供給される高温水の流量が多くなり、
入浴者が熱さを感じてしまう。また、給水圧力が高いと
差し水時(=浴槽への水供給時)に浴槽へ供給される水
の流量も多くなり、逆に入浴者が冷たさを感じてしまう
ことがあった。また、これを防止するには高温給湯管5
またはバイパス管7に差し湯または差し水の流量を制限
するための専用の流量制御弁が必要であった。
【0009】(3)減圧弁の設定給水圧力が高い場合
に、高温水、水、湯水混合水の供給開始時(=電磁弁開
時)に給水圧力が一挙に供給配管にかかるため、ウォー
ターハンマーによる配管振動音が発生する。また、高温
水、水、湯水混合水の供給停止時(=電磁弁閉時)にも
給水圧力が一挙に高まるため、ウォーターハンマーによ
る配管振動音が発生する。また、このウォーターハンマ
ーを防止するには、ウォーターハンマーを防止するため
の機構をさらに追加する必要があった。
【0010】本発明は上記課題を解決するためになされ
たもので、本発明の第一の目的は、部品点数を削減しつ
つ、高温水、水、湯水混合水をそれぞれ供給部へ供給/
停止することができる加熱装置を提供することである。
【0011】本発明の第二の目的は、給水圧力が高くて
も浴槽への高温差し湯時(=浴槽への高温水供給時)に
入浴者が熱さを感じてしまうことがなく、また、差し水
時(=浴槽への水供給時)に入浴者が冷たさを感じてし
まうことがなく、快適に入浴することのできる加熱装置
を提供することである。
【0012】本発明の第三の目的は、新たな機構を追加
することなく、給水圧力が高い場合に、高温水、水、湯
水混合水の供給開始/停止時(=電磁弁開閉時)のウォ
ーターハンマーによる配管振動音の発生を抑えることの
できる加熱装置を提供することである。
【0013】
【課題を解決するための手段及びその作用・効果】上記
目的を達成するために請求項1では、水を加熱する加熱
部と、加熱部から供給される高温水を浴槽につながる出
湯管に供給する高温給湯管と、加熱部をバイパスさせ水
を前記出湯管に供給するバイパス管とを備えた加熱装置
において、前記高温水の供給を停止するための第一の遮
断弁を前記高温給湯管に備え、前記バイパス路からの水
の供給を停止するための第二の遮断弁を前記バイパス管
に備え、前記高温給湯管と前記バイパス管の合流部に湯
水混合弁を備えたこととした。よって、2つの遮断弁を
それぞれ開閉することで、高温さし湯、差し水、適温の
湯を出湯管に供給することができる。
【0014】請求項2では、浴槽へ高温水を供給する場
合には前記第一の遮断弁を開成し、浴槽へ水を供給する
場合には前記第二の遮断弁を開成し、浴槽へ湯水混合水
を供給する場合には前記第一の遮断弁と第二の遮断弁を
開成することとした。よって、高温差し湯を行うときに
は第一の遮断弁を開弁し、差し水を行うときには第二の
遮断弁を開弁し、適温の湯はりを行うときには第一と第
二の両方の遮断弁を開弁する。このように、2つの遮断
弁をそれぞれ開閉することで、高温さし湯、差し水、適
温の湯を出湯管に供給することができる。さらに、高温
差し湯時には第二の遮断弁は閉弁しているため、バイパ
ス管からの水の侵入を確実に遮断でき高温差し湯の温度
が低下することがない。また、差し水時には第一の遮断
弁は閉弁しているため、高温給湯管からの高温水の侵入
を確実に遮断でき差し水の温度が上昇することがない。
【0015】請求項3では、浴槽に給湯する湯の目標温
度を設定する湯はり温度設定部と、浴槽につながる出湯
管に浴槽へ供給される湯水の温度を検知する湯はり温度
センサーとを備え、浴槽へ高温水を供給する場合には前
記湯水混合弁を第一の所定開度に固定し、浴槽へ水を供
給する場合には前記湯水混合弁を第二の所定開度に固定
し、浴槽へ湯水混合水を供給する場合には前記湯水混合
弁を前記湯はり温度センサーの検出温度と前記湯はり温
度設定部の設定値の偏差が小さくなるように温度制御す
ることとした。よって、高温差し湯時に高温水の流量が
制限されるため入浴者が熱さを感じることがない。ま
た、差し水時にも水の流量が制限されるため入浴者が冷
たさを感じることがない。さらに、湯水混合弁を用いて
高温水と水の流量制限を行うため、専用の流量制御弁を
備える必要がなく、安価な構成とすることができる。
【0016】請求項4では、浴槽に給湯する湯の目標温
度を設定する湯はり温度設定部と、浴槽につながる出湯
管に浴槽へ供給される湯水の温度を検知する湯はり温度
センサーと浴槽へ供給される湯水の水量を検出する湯は
り流量センサーを備え、浴槽へ高温水を供給する場合に
は前記湯水混合弁を前記湯はり流量センサーの検出値が
所定の目標流量になるように流量制御し、浴槽へ水を供
給する場合には前記湯水混合弁を前記湯はり流量センサ
ーの検出値が所定の目標流量になるように流量制御し、
浴槽へ湯水混合水を供給する場合には前記湯水混合弁を
前記湯はり温度センサーの検出温度と前記湯はり温度設
定部の設定値の偏差が小さくなるように温度制御するこ
ととした。よって、高温差し湯時に高温水の流量が、例
えば8l/minに制御されるため入浴者が熱さを感じるこ
とがない。また、差し水時にも水の流量が、例えば10
l/minに制御されるため入浴者が冷たさを感じることが
ない。さらに、湯水混合弁を用いて高温水と水の流量制
限を行うため、専用の流量制御弁を備える必要がなく、
安価な構成とすることができる。
【0017】請求項5では、浴槽へ高温水の供給を開始
する場合には、前記湯水混合弁を湯側閉位置とした後に
前記第一の遮断弁を開成し、その後前記湯水混合弁を湯
側開方向へ制御し、浴槽へ水の供給を開始する場合に
は、前記湯水混合弁を水側閉位置とした後に前記第二の
遮断弁を開成し、その後前記湯水混合弁を水側開方向へ
制御することとした。よって、高温差し湯開始時には湯
水混合弁を湯側閉位置とした後に第一の遮断弁を開弁す
るため、ウォーターハンマーによる配管振動音を抑える
ことができる。また、差し水開始時には湯水混合弁を水
側閉位置とした後に第二の遮断弁を開弁するため、ウォ
ーターハンマーによる配管振動音を抑えることができ
る。さらに、湯水混合弁を用いてこのような遮断弁開弁
時のウォーターハンマー防止動作を行うため、専用の流
量制御弁を備える必要がなく、安価な構成とすることが
できる。
【0018】請求項6では、浴槽へ高温水の供給を停止
する場合には、前記湯水混合弁を湯側閉位置とした後に
前記第一の遮断弁を閉止し、浴槽へ水の供給を停止する
場合には、前記湯水混合弁を水側閉位置とした後に前記
第二の遮断弁を閉止するように制御することとした。よ
って、高温差し湯終了時には湯水混合弁を湯側閉位置と
した後に第一の遮断弁を閉弁するため、ウォーターハン
マーによる配管振動音を抑えることができる。また、差
し水終了時には湯水混合弁を水側閉位置とした後に第二
の遮断弁を閉弁するため、ウォーターハンマーによる配
管振動音を抑えることができる。さらに、湯水混合弁を
用いてこのような遮断弁閉弁時のウォーターハンマー防
止動作を行うため、専用の流量制御弁を備える必要がな
く、安価な構成とすることができる。
【0019】請求項7では、浴槽へ湯水混合水の供給を
開始する場合には前記第一の遮断弁と前記第二の遮断弁
の開成タイミングをずらすこととした。よって、適温の
湯はりを開始する時に、第一の遮断弁と第二の遮断弁の
開弁タイミングをずらしているために、給水圧力が一挙
に出湯管にかかることがなく、ウォーターハンマーによ
る配管振動音を抑えることができる。
【0020】請求項8では、浴槽へ湯水混合水の供給を
停止する場合には前記第一の遮断弁と前記第二の遮断弁
の閉止タイミングをずらすこととした。よって、適温の
湯はりを終了する時に、第一の遮断弁と第二の遮断弁の
閉弁タイミングをずらしているために、給水圧力が一挙
に高まることがなく、ウォーターハンマーによる配管振
動音を抑えることができる。
【0021】請求項9では、浴槽へ湯水混合水の供給を
開始する場合には前記第二の遮断弁を開成した後に前記
第一の遮断弁を開成し、浴槽へ湯水混合水の供給を停止
する場合には前記第一の遮断弁を閉止した後に前記第二
の遮断弁を閉止することとした。よって、適温の湯はり
開始時には第二電磁弁を先に開弁するので、出湯管に高
温の湯が流れず安全である。また、適温の湯はり終了時
には第一電磁弁を先に閉弁するので、出湯管に高温の湯
が流れず安全である。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、図
面により詳細に説明する。
【0023】図1は、本発明の一実施形態に於ける加熱
装置100を電気温水器に適用した構成図である。前述
の図9に示す従来の加熱装置と同じ役割の部位は同じ符
号で示している。まず、給水源からの水は減圧弁1で減
圧され、減圧弁1の下流で給水管2とバイパス管3とに
分岐される。バイパス管3は下流の給湯湯水混合弁46
Aに通じており、給水温度を検出する給水温度センサー
41、断水時など配管内に負圧が生じた際に負圧をキャ
ンセルするためのバキュームブレーカー51を備えてい
る。給水管2は加熱部31に通じており、加熱部31は
貯湯タンク32、下部ヒーター33、上部ヒーター34
から構成されている。貯湯タンク32内の水は、下部ヒ
ーター33、上部ヒーター34によりタンク下部温度セ
ンサー37、タンク上部温度センサー38の検出温度が
高温(例えば85℃)になるように加熱される。さら
に、貯湯タンク32の下部には排水バルブ36を備え
る。また、貯湯タンク32の上部には貯湯タンク32内
の水の加熱時に発生する膨張水を逃すための安全弁35
を備える。
【0024】ステッピングモーターにより駆動される給
湯湯水混合弁46Aでは、バイパス管3からの水と高温
給湯管4からの高温水を混合し、適温の湯が給湯管8A
へ供給される。給湯管8Aには給湯温度を検出するため
の給湯温度センサー43A、給湯管8Aへ供給される湯
の流量を検出するための給湯流量センサー44を備えて
いる。さらに高温給湯管4には加熱部31から供給され
る高温の湯の温度を検出するための高温水温度センサー
42を備えている。
【0025】高温給湯管4はさらに下流の高温給湯管5
と、高温水の供給を開始/停止するための第一電磁弁2
2(本実施例では遮断弁を電磁弁として説明する)を介
して、湯はり湯水混合弁46Bに通じている。一方、バ
イパス管3はバキュームブレーカー51の下流で分岐
し、バイパス管7と、水の供給を開始/停止するための
第二電磁弁23を介して、湯はり湯水混合弁46Bに通
じている。
【0026】ステッピングモーターにより駆動される湯
はり湯水混合弁46Bでは、バイパス管7からの水と高
温給湯管5からの高温水を混合し、高温水、水、適温の
湯のいずれかが湯はり給湯管9へ供給される。湯はり給
湯管9には湯はり温度を検出するための湯はり温度セン
サー43B、湯はり給湯管9へ供給される湯の流量を検
出するための湯はり流量センサー45および逆止弁5
2,53を備えている。湯はり給湯管9はさらに浴槽6
2の壁面に取り付けられたアダプター61に通じてい
る。
【0027】さらに、加熱装置100は、タンク下部温
度センサー37、タンク上部温度センサー38、給水温
度センサー41、高温水温度センサー42、給湯温度セ
ンサー43A、給湯流量センサー44、湯はり温度セン
サー43B、湯はり流量センサー45等の検出信号およ
びリモコン71からの指示に基づき、下部ヒーター3
3、上部ヒーター34、給湯湯水混合弁46A、湯はり
湯水混合弁46B、第一電磁弁22、第二電磁弁23等
を制御するための本体制御部70を備えている。
【0028】リモコン71には、給湯管8Aから供給さ
れる湯の設定温度Tsを設定する給湯温度設定スイッチ
85、浴槽62へ湯張りする湯の設定温度Tfsを設定す
る湯はり温度設定スイッチ86、浴槽62へ湯はりする
湯量を設定する湯はり量設定スイッチ87、浴槽62へ
湯張りする際にオン操作する湯はりスイッチ82、浴槽
62内に高温水を供給する際にオン操作する高温差し湯
スイッチ83、浴槽62内に水を供給する際にオン操作
する差し水スイッチ84、給湯設定温度Ts、湯はり設
定温度Tfs等や加熱装置の運転情報などを文字表示する
表示部81、音声により加熱装置の運転情報を報知する
スピーカー88を備える。また、リモコン71と本体制
御部70は通信線72で結ばれており、運転指示情報や
運転情報を相互通信している。
【0029】図2は、本発明に係わる給湯湯水混合弁4
6A(または湯はり湯水混合弁46B)の構造図であ
る。給湯湯水混合弁46A(または湯はり湯水混合弁4
6B)は、ステッピングモータ201、ボディ202、
弁体203、シール部205、軸受け204から構成さ
れている。弁体203はステッピングモーター201に
より回転駆動し、湯水の混合比を調整している。時計回
り(湯側閉方向)に回転すると給水量が増加、高温水量
が減少し、逆に反時計回り(水側閉方向)に回転すると
給水量が減少、高温水量が増加する。
【0030】図3は本発明に係わる給湯湯水混合弁46
A(または湯はり湯水混合弁46B)の湯水の混合比R
と弁体203の回転角度θとの関係を示す図である。こ
こで、混合比Rは湯水混合弁に流入する湯量(Qh)と
湯と水の総量(Q)との比(Qh /Q)を示している。
弁体203がステッピングモーター201により回転駆
動し、水側閉位置(θ=0deg)では混合比Rは0.
9、湯側閉位置(θ=150deg)では混合比Rは
0.1となっている。一般的に、湯水混合弁は水側閉位
置(θ=0deg)でも水側からの漏れがあるため混合
比Rは0.9となっている。また、湯側閉位置(θ=1
50deg)でも湯側からの漏れがあるため混合比Rは
0.1となっている。
【0031】給湯湯水混合弁46Aは、給湯流量センサ
ー44が水流を検出している時に次のように給湯設定温
度Tsと給湯温度Tm(給湯温度センサー43Aの検出温
度)とが一致するように温度制御を行う。まず、目標回
転角度θtは式(1)により算出される。 θt=f{Rt}…式(1) 式(1)においてRtは目標混合比、f{Rt}は、目標混
合比Rtから、図3に示す混合比Rに対する弁体203
の回転角度θとの関係により目標回転角度θtを算出す
る関数を示している。混合比Rに対する弁体203の回
転角度θの関係は、変換テーブルとして予めROM等メ
モリに記憶させておき、目標混合比Rtが決定されると
目標回転角度θtが設定され、目標回転角度θtに基づい
てステッピングモータが駆動されて湯水混合弁の弁体2
03を駆動させる。
【0032】また、目標混合比Rtは式(2)により算
出される。 Rt=Rff+Rfb…式(2) ここで、Rffはフィードフォワード量であり、式(3)
により算出される。 Rff=Qh/Q=(Ts−Tc)/(Th−Tc)…式(3) ここで、Tsは給湯設定温度、Tcは給水温度(=給水温
度センサー41の検出温度)、Thは高温水温度(高温
水温度センサー42の検出温度)である。また、Rfbは
フィードバック量であり、式(4)により、給湯設定温
度Tsと給湯温度Tm(給湯温度センサー43Aの検出温
度)の偏差から算出される。 Rfb=fpid{K×(Ts−Tm)}…式(4) ここでfpid関数は、フィードバック演算を行う関数で
あり、比例、積分、微分演算により給湯温度Tmを給湯
設定温度Tsに一致させるるためのフィードバック量を
算出する。また、定数Kはフィードバックゲインであ
る。
【0033】湯はり湯水混合弁46Bは、湯はり流量セ
ンサー45が水流を検出している時に湯はり設定温度T
fsと湯はり温度Tf(湯はり温度センサー43Bの検出
温度)とが一致するように温度制御を行い、フィードフ
ォワード量Rffは、式(5)により算出される。 Rff=Qh/Q=(Tfs−Tc)/(Th−Tc)…式(5) フィードバック量Rfbは、式(6)により、湯はり設定
温度Tfsと湯はり温度Tf(湯はり温度センサー43B
の検出温度)の偏差から算出される。 Rfb=fpid{K×(Tfs−Tf)}…式(6)
【0034】図4は、本発明の一実施形態における高温
差し湯運転の第一の制御フローである。高温差し湯スイ
ッチ83がONされると(ステップS1)、湯はり湯水
混合弁46Bが湯側閉方向に駆動される(ステップS
2)。湯側閉位置(θ=150deg)を検出すると
(ステップS3)、第一電磁弁22を開弁する(ステッ
プS4)。このように、第一電磁弁22を開弁した時に
は、湯はり湯水混合弁46Bが湯側閉位置(θ=150
deg)となっているため、湯はり給湯管9に高温給湯
管5からの給水圧力が急激にかかることがなく、ウォー
ターハンマーによる配管振動を抑えることができる。
【0035】ステップS4で第一電磁弁22を開弁した
後、湯はり湯水混合弁46Bを差し湯位置へ駆動する
(ステップS5)。差し湯位置は、湯はり流量センサー
45で検出した差し湯量が8l/minになるように、あら
かじめ実験により確認した位置であり、本実施例では、
弁体203の回転角度θが50degの位置としてい
る。このように、差し湯量を8l/minに制限しているた
めに入浴者は熱さを感じることがない。
【0036】ステップS5で湯はり湯水混合弁46Bを
差し湯位置に駆動した後、高温差し湯スイッチ83がO
FFされていないかを確認する(ステップS6)。高温
差し湯スイッチ83がOFFされている場合は、ステッ
プS9に移行し、高温差し湯運転終了処理を実施する。
ステップS6で、高温差し湯スイッチ83がOFFされ
ていない場合は、高温差し湯スイッチ83がONされて
から10分経過したかをチェックし(ステップS7)、
経過していない場合は湯はり流量センサー45で検出し
た積算流量が30lになっているかを確認する(ステッ
プS8)。ステップS7で高温差し湯スイッチ83がO
Nされてから10分経過したかをチェックする理由は、
例えば、湯はり流量センサー45が故障している場合や
断水した場合に高温差し湯運転が継続されないようにす
るためである。
【0037】ステップS8で差し湯量が30lになって
いる場合は、高温差し湯運転終了処理に移行し、湯はり
湯水混合弁46Bが湯側閉方向に駆動される(ステップ
S9)。湯側閉位置(θ=150deg)を検出すると
(ステップS10)、第一電磁弁22を閉弁し(ステッ
プS11)、高温差し湯運転を終了する。このように、
第一電磁弁22を閉弁した時には、湯はり湯水混合弁4
6Bが湯側閉位置(θ=150deg)となっているた
め、急激に差し湯が遮断されることがなく、ウォーター
ハンマーによる配管振動を抑えることができる。
【0038】図5は、本発明の一実施形態における差し
水運転の第一の制御フローである。差し水スイッチ84
がONされると(ステップS21)、湯はり湯水混合弁
46Bが水側閉方向に駆動される(ステップS22)。
水側閉位置(θ=0deg)を検出すると(ステップS
23)、第二電磁弁23を開弁する(ステップS2
4)。このように、第二電磁弁23を開弁した時には、
湯はり湯水混合弁46Bが水側閉位置(θ=0deg)
となっているため、湯はり給湯管9にバイパス管7から
の給水圧力が急激にかかることがなく、ウォーターハン
マーによる配管振動を抑えることができる。
【0039】ステップS24で第二電磁弁23を開弁し
た後、湯はり湯水混合弁46Bを差し水位置へ駆動する
(ステップS25)。差し水位置は、湯はり流量センサ
ー45で検出した差し水量が10l/minになるように、
あらかじめ実験により確認した位置であり、本実施例で
は、弁体203の回転角度θが100degの位置とし
ている。差し水量を10l/minに制限しているために入
浴者は冷たさを感じることがない。
【0040】ステップS25で湯はり湯水混合弁46B
を差し水位置に駆動した後、差し水スイッチ84がOF
Fされていないかを確認する(ステップS26)。差し
水スイッチ84がOFFされている場合は、ステップS
29に移行し、差し水運転終了処理を実施する。ステッ
プS26で、差し水スイッチ84がOFFされていない
場合は、差し水スイッチ84がONされてから10分経
過したかをチェックし(ステップS27)、経過してい
ない場合は湯はり流量センサー45で検出した積算流量
が10lになっているかを確認する(ステップS2
8)。ステップS27で差し水スイッチ84がONされ
てから10分経過したかをチェックする理由は、例え
ば、湯はり流量センサー45が故障している場合や断水
した場合に差し水運転が継続されないようにするためで
ある。
【0041】ステップS28で差し水量が10lになっ
ている場合は、差し水運転終了処理に移行し、湯はり湯
水混合弁46Bが水側閉方向に駆動される(ステップS
29)。水側閉位置(θ=0deg)を検出すると(ス
テップS30)、第二電磁弁23を閉弁し(ステップS
31)、差し水運転を終了する。このように、第二電磁
弁23を閉弁した時には、湯はり湯水混合弁46Bが水
側閉位置(θ=0deg)となっているため、急激に差
し水が遮断されることがなく、ウォーターハンマーによ
る配管振動を抑えることができる。
【0042】図6は、本発明の一実施形態における高温
差し湯運転の第二の制御フローである。図4との違い
は、図4のステップS5の部分が、図6ではステップS
41〜ステップS44となっている点のみで、それ以外
のステップは同じである。ステップS41〜ステップS
44では差し湯流量が7l/min〜9l/minになるように
湯はり湯水混合弁46Bを流量制御する。ステップS4
で第一電磁弁22を開弁すると湯はり流量センサー45
の検出流量Qfが7l/min以上になっているかを確認す
る(ステップS41)。7l/min未満の場合は湯はり湯
水混合弁46Bを湯側開方向へ駆動し、差し湯流量を増
加させる(ステップS42)。ステップS41で湯はり
流量センサー45の検出流量Qfが7l/min以上になっ
ている場合は、次のステップで湯はり流量センサー45
の検出流量Qfが9l/min以下になっているかを確認す
る(ステップS43)。9l/minを超えている場合は湯
はり湯水混合弁46Bを湯側閉方向へ駆動し、差し湯流
量を減少させる(ステップS44)。ステップS43で
9l/min以下になっている場合は、ステップS6へ移行
する。
【0043】図7は、本発明の一実施形態における差し
水運転の第二の制御フローである。図5との違いは、図
5のステップS25の部分が、図7ではステップS51
〜ステップS54となっている点のみで、それ以外のス
テップは同じである。ステップS51〜ステップS54
では差し水流量が9l/min〜11l/minになるように湯
はり湯水混合弁46Bを流量制御する。ステップS24
で第二電磁弁23を開弁すると湯はり流量センサー45
の検出流量Qfが9l/min以上になっているかを確認す
る(ステップS51)。9l/min未満の場合は湯はり湯
水混合弁46Bを水側開方向へ駆動し、差し水流量を増
加させる(ステップS52)。ステップS51で湯はり
流量センサー45の検出流量Qfが9l/min以上になっ
ている場合は、次のステップで湯はり流量センサー45
の検出流量Qfが11l/min以下になっているかを確認
する(ステップS53)。11l/minを超えている場合
は湯はり湯水混合弁46Bを水側閉方向へ駆動し、差し
水流量を減少させる(ステップS54)。ステップS5
3で11l/min以下になっている場合は、ステップS2
6へ移行する。
【0044】図8は、本発明の一実施形態における湯は
り運転の制御フローである。湯はりスイッチ82がON
されると(ステップS61)、湯はり湯水混合弁46B
が水側閉方向に駆動される(ステップS22)。水側閉
位置(θ=0deg)を検出すると(ステップS2
3)、第二電磁弁23を開弁する(ステップS24)。
このように、第二電磁弁23を開弁した時には、湯はり
湯水混合弁46Bが水側閉位置(θ=0deg)となっ
ているため、湯はり給湯管9にバイパス管7からの給水
圧力が急激にかかることがなく、ウォーターハンマーに
よる配管振動を抑えることができる。
【0045】ステップS24で第二電磁弁23を開弁し
た後、5秒経過すると(ステップS65)、第一電磁弁
22を開弁し(ステップS66)、その後、湯はり湯水
混合弁46Bを温度制御する(ステップS67)。ここ
で、第二電磁弁23と第一電磁弁22の開弁タイミング
をずらしているため、さらにウォーターハンマーによる
配管振動を抑えることができる。また、第二電磁弁を先
に開弁するので、湯はり開始時に湯はり給湯管9に高温
の湯が流れず安全である。
【0046】ステップS68では、湯はりスイッチ82
がOFFされていないかを確認する。湯はりスイッチ8
2がOFFされている場合は、ステップS9に移行し、
湯はり運転終了処理を実施する。ステップS68で、湯
はりスイッチ82がOFFされていない場合は、湯はり
流量センサー45で検出した積算流量がリモコン71で
設定された湯はり設定量になっているかを確認する(ス
テップS69)。ステップS69で湯はり量が湯はり設
定量になっている場合は、湯はり運転終了処理に移行
し、湯はり湯水混合弁46Bが湯側閉方向に駆動される
(ステップS9)。
【0047】湯側閉位置(θ=150deg)を検出す
ると(ステップS10)、第一電磁弁23を閉弁し(ス
テップS11)、5秒経過すると(ステップS70)、
第二電磁弁23を閉弁し(ステップS31)、湯はり運
転を終了する。このように、第一電磁弁22を閉弁した
時には、湯はり湯水混合弁46Bが湯側閉位置(θ=1
50deg)となっているため、急激に湯はりが遮断さ
れることがなく、ウォーターハンマーによる配管振動が
抑えられる。また、第一電磁弁22と第二電磁弁23の
閉弁タイミングをずらしているため、さらにウォーター
ハンマーによる配管振動を抑えることができる。また、
第一電磁弁を先に閉弁するので、湯はり時終了時に湯は
り給湯管9に高温の湯が流れず安全である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態に於ける加熱装置100
を電気温水器に適用した構成図
【図2】 本発明に係わる給湯湯水混合弁46A(また
は湯はり湯水混合弁46B)の構造図
【図3】 本発明に係わる給湯湯水混合弁46A(また
は湯はり湯水混合弁46B)の湯水の混合比Rと弁体2
03の回転角度θとの関係を示す図
【図4】 本発明の一実施形態における高温差し湯運転
の第一の制御フロー
【図5】 本発明の一実施形態における差し水運転の第
一の制御フロー
【図6】 本発明の一実施形態における高温差し湯運転
の第二の制御フロー
【図7】 本発明の一実施形態における差し水運転の第
二の制御フロー
【図8】 本発明の一実施形態における湯はり運転の制
御フロー
【図9】 従来の加熱装置を電気温水器に適用した構成
【符号の説明】
1…減圧弁 2…給水管 3…バイパス管 4…高温給湯管 5…高温給湯管 6…混合水供給管 7…バイパス管 8…混合出湯管 8A…給湯管 9…湯はり給湯管 21…第三電磁弁 22…第一電磁弁 23…第二電磁弁 31…加熱部 32…貯湯タンク 33…下部ヒーター 34…上部ヒーター 35…安全弁 36…排水バルブ 37…タンク下部温度センサー 38…タンク上部温度センサー 41…給水温度センサー 42…高温水温度センサー 43…給湯温度センサー 43A…給湯温度センサー 43B…湯はり温度センサー 44…給湯流量センサー 45…湯はり流量センサー 46…湯水混合弁 46A…給湯湯水混合弁 46B…湯はり湯水混合弁 51…バキュームブレーカー 52…逆止弁 53…逆止弁 61…アダプター 62…浴槽 70…本体制御部 71…リモコン 72…通信線 81…表示部 82…湯はりスイッチ 83…高温差し湯スイッチ 84…差し水スイッチ 85…給湯温度設定スイッチ 86…湯はり温度設定スイッチ 87…湯はり量設定スイッチ 88…スピーカー 100…加熱装置 201…ステッピングモータ 202…ボディ 203…弁体 204…軸受け 205…シール部

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】水を加熱する加熱部と、加熱部から供給さ
    れる高温水を浴槽につながる出湯管に供給する高温給湯
    管と、加熱部をバイパスさせ水を前記出湯管に供給する
    バイパス管とを備えた加熱装置において、前記高温水の
    供給を停止するための第一の遮断弁を前記高温給湯管に
    備え、前記バイパス路からの水の供給を停止するための
    第二の遮断弁を前記バイパス管に備え、前記高温給湯管
    と前記バイパス管の合流部に湯水混合弁を備えたことを
    特徴とした加熱装置。
  2. 【請求項2】浴槽へ高温水を供給する場合には前記第一
    の遮断弁を開成し、浴槽へ水を供給する場合には前記第
    二の遮断弁を開成し、浴槽へ湯水混合水を供給する場合
    には前記第一の遮断弁と第二の遮断弁を開成することを
    特徴とした請求項1に記載の加熱装置。
  3. 【請求項3】浴槽に給湯する湯の目標温度を設定する湯
    はり温度設定部と、浴槽につながる出湯管に浴槽へ供給
    される湯水の温度を検知する湯はり温度センサーとを備
    え、浴槽へ高温水を供給する場合には前記湯水混合弁を
    第一の所定開度に固定し、浴槽へ水を供給する場合には
    前記湯水混合弁を第二の所定開度に固定し、浴槽へ湯水
    混合水を供給する場合には前記湯水混合弁を前記湯はり
    温度センサーの検出温度と前記湯はり温度設定部の設定
    値の偏差が小さくなるように温度制御することを特徴と
    した請求項2に記載の加熱装置。
  4. 【請求項4】浴槽に給湯する湯の目標温度を設定する湯
    はり温度設定部と、浴槽につながる出湯管に浴槽へ供給
    される湯水の温度を検知する湯はり温度センサーと浴槽
    へ供給される湯水の水量を検出する湯はり流量センサー
    を備え、浴槽へ高温水を供給する場合には前記湯水混合
    弁を前記湯はり流量センサーの検出値が所定の目標流量
    になるように流量制御し、浴槽へ水を供給する場合には
    前記湯水混合弁を前記湯はり流量センサーの検出値が所
    定の目標流量になるように流量制御し、浴槽へ湯水混合
    水を供給する場合には前記湯水混合弁を前記湯はり温度
    センサーの検出温度と前記湯はり温度設定部の設定値の
    偏差が小さくなるように温度制御することを特徴とした
    請求項2に記載の加熱装置。
  5. 【請求項5】浴槽へ高温水の供給を開始する場合には、
    前記湯水混合弁を湯側閉位置とした後に前記第一の遮断
    弁を開成し、その後前記湯水混合弁を湯側開方向へ制御
    し、浴槽へ水の供給を開始する場合には、前記湯水混合
    弁を水側閉位置とした後に前記第二の遮断弁を開成し、
    その後前記湯水混合弁を水側開方向へ制御することを特
    徴とした請求項2ないし請求項4に記載の加熱装置。
  6. 【請求項6】浴槽へ高温水の供給を停止する場合には、
    前記湯水混合弁を湯側閉位置とした後に前記第一の遮断
    弁を閉止し、浴槽へ水の供給を停止する場合には、前記
    湯水混合弁を水側閉位置とした後に前記第二の遮断弁を
    閉止するように制御することを特徴とした請求項2ない
    し請求項5に記載の加熱装置。
  7. 【請求項7】浴槽へ湯水混合水の供給を開始する場合に
    は前記第一の遮断弁と前記第二の遮断弁の開成タイミン
    グをずらしたことを特徴とした請求項2ないし請求項6
    に記載の加熱装置。
  8. 【請求項8】浴槽へ湯水混合水の供給を停止する場合に
    は前記第一の遮断弁と前記第二の遮断弁の閉止タイミン
    グをずらしたことを特徴とした請求項2ないし請求項7
    に記載の加熱装置。
  9. 【請求項9】浴槽へ湯水混合水の供給を開始する場合に
    は前記第二の遮断弁を開成した後に前記第一の遮断弁を
    開成し、浴槽へ湯水混合水の供給を停止する場合には前
    記第一の遮断弁を閉止した後に前記第二の遮断弁を閉止
    することを特徴とした請求項7若しくは請求項8に記載
    の加熱装置。
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