JP2001122595A - 筒状物用荷役車両 - Google Patents

筒状物用荷役車両

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JP2001122595A
JP2001122595A JP29752899A JP29752899A JP2001122595A JP 2001122595 A JP2001122595 A JP 2001122595A JP 29752899 A JP29752899 A JP 29752899A JP 29752899 A JP29752899 A JP 29752899A JP 2001122595 A JP2001122595 A JP 2001122595A
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JP
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boom
hook
stacking
turning
cargo handling
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JP29752899A
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Shigezo Yamamoto
茂三 山本
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TCM Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 筒状物の積み付けを広範囲にかつ高積みで行
え、特に船倉内の積み付けに好適に使用できる筒状物用
荷役車両を提供する。 【解決手段】 走行手段3,4による車体2の走行動、
旋回駆動手段12による旋回台10の旋回動、ブーム角
変更手段15によるブーム14の上下方向での角度変
更、ブーム14の伸縮動、架台回動手段23によるフッ
ク架台22の横方向軸心21周りでの回動、フック旋回
動手段28によるC形フック27の縦方向軸心26周り
での旋回動、の各動作を適宜に組み合わせることで、筒
状物30の積み付けを広範囲にかつ高積みで行える。形
状や規模が異なる船倉内の積み付けであっても、隅部も
含めて壁面いっぱいにかつ高さいっぱいに筒状物30の
積み付けを行うことができ、特に船倉内に対する筒状物
30の積み付けに好適に使用できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、たとえば鋼板コイ
ルや線材コイルなどの筒状物を船倉内に積み付けるとき
に使用される筒状物用荷役車両に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の車両としては、たとえば
特開平8−133694号公報に見られる筒状物運搬用
フォークリフトが提供されている。この従来構成は、走
行車の前部に昇降自在なキャリッジが設けられ、このキ
ャリッジに前後移動自在な移動体が設けられるととも
に、移動体にはフレーム体が揺動自在に設けられ、そし
てフレーム体にC形フックが姿勢調整自在に設けられて
いる。
【0003】この従来構成によると、まず走行車の前進
により筒状物にC形フックを差し込み係合させ、次いで
キャリッジの上昇によりC形フックを介して筒状物を持
ち上げ、この状態で走行車の走行により筒状物を運搬
し、そして所望の場所において、移動体を移動させたり
姿勢調整したりして筒状物を所定の積み付け個所の上方
に位置させたのち、キャリッジを下降させることによ
り、筒状物を所定の位置に積み付け得る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記した従来
構成によると、船倉内において筒状物の積み付けを行う
際に、船倉の形状や規模によって十分な積み付けが行え
ないときもある。すなわち、車体に対する移動体の前後
移動量が十分でないため、船倉の壁面いっぱいに筒状物
の積み付けを行うことができない場合もあり、特に隅部
への積み付けは容易に行えない。またキャリッジの昇降
量(リフト高さ)が十分でないため、船倉内の高さ(た
とえば、5〜10m)いっぱいに筒状物の積み付けを行
うことができない場合もある。
【0005】そこで本発明の請求項1記載の発明は、筒
状物の積み付けを広範囲にかつ高積みで行え、特に船倉
内の積み付けに好適に使用し得る筒状物用荷役車両を提
供することを目的としたものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】前述した目的を達成する
ために、本発明の請求項1記載の筒状物用荷役車両は、
走行手段を有する車体には、旋回台と旋回駆動手段とが
設けられ、前記旋回台には、上下方向で角度変更自在な
ブームとブーム角変更手段とが設けられるとともに、ブ
ームは伸縮自在に構成され、前記ブームの先端部分に
は、横方向軸心の周りに回動自在なフック架台と架台回
動手段とが設けられ、前記フック架台に、縦方向軸心の
周りに旋回自在なC形フックとフック旋回動手段とが設
けられていることを特徴としたものである。
【0007】したがって請求項1の発明によると、まず
収縮動させたブームを、ブーム角変更手段の作動によっ
て下降限の近くの角度まで下方へ揺動させて、C形フッ
クの下位横杆部を筒状物の貫通孔に対向させる。このと
き、架台回動手段の作動によりフック架台を回動させる
ことで、下位横杆部が水平状になるように角度補正を行
える。なお、C形フックを筒状物に対向させるに際し、
旋回駆動手段の作動によって旋回台を旋回させるか、あ
るいは荷役車両を走行制御して正面に停止させる。
【0008】次いで、ブームを伸展動させて、下位横杆
部を貫通孔に突入させる。所定量を突入させた状態で、
ブーム角変更手段の作動によってブームを上方へ揺動さ
せ、C形フックを介して筒状物を持ち上げる。このよう
な筒状物の持ち上げ作業時において、架台回動手段の収
縮動によってフック架台を回動させることで、下位横杆
部が水平状になるように角度補正を行え、これにより筒
状物の位置ずれや滑落などを防止し得る。
【0009】そして筒状物を持ち上げた状態で、旋回駆
動手段の作動によって旋回台を旋回させ、筒状物を積み
付け相当個所の上方に位置させる。その際に、フック旋
回動手段の作動によってフック架台を縦方向軸心の周り
に旋回させ、以て筒状物の積み付け姿勢の修正、すなわ
ち、筒状物の端面を壁面などに平行状とするように、筒
状物の向きを修正させる。次いでブームの伸展動によっ
て、筒状物の端面を壁面に当接状とし、その際に、フッ
ク架台の旋回による筒状物の向き修正を、適宜に必要に
応じて行う。
【0010】次いで上述とは逆作業、すなわちブーム角
変更手段の逆作動によって、ブームを下方へ揺動させ
て、筒状物を積み付け相当個所に着地させたのち、ブー
ムを収縮動させてC形フックを筒状物から抜出させる。
なおブームを下方へ揺動させる際に、架台回動手段も作
動してフック角補正を行う。このようにして筒状物を積
み付けるに際し、筒状物を降ろした位置、積み付け位
置、積み付け高さなどによって、荷役車両を適宜に走行
制御し得る。すなわち、下位横杆部を貫通孔に対向させ
た状態で、荷役車両を前進走行させることで、下位横杆
部を貫通孔に突入させ得る。また筒状物を持ち上げた状
態で荷役車両を走行させることで、筒状物を積み付け相
当個所の上方に位置させ得る。そして筒状物を積み付け
相当個所に着地させたのち、荷役車両を後進走行させる
ことで、下位横杆部を貫通孔から抜出させ得る。
【0011】上述したような積み付け作業の繰り返しに
よって、壁面いっぱいに筒状物の積み付けを行える。さ
らに高さいっぱいなど、筒状物を所望の高さまで積み付
け得る。
【0012】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態を図
に基づいて説明する。図1、図2において、筒状物用の
荷役車両1は、その車体2の前部に左右一対の駆動車輪
3が設けられるとともに、後部に左右一対の換向車輪4
が設けられ、そして車体2の中間側部には運転席5が設
けられる。ここで駆動車輪3や換向車輪4により走行手
段の一例が構成される。なお運転席5には、座席6や、
この座席6の前方に位置されるハンドル7や、荷役操作
レバー(図示せず。)などが配設されている。
【0013】前記車体2上の中央部分には、旋回台(タ
ーンテーブル)10が縦方向の旋回軸心11の周りに旋
回自在に設けられるとともに、正逆に旋回させる旋回駆
動手段12が設けられている。前記旋回台10には、横
方向軸13を介してブーム14が上下方向で角度変更自
在に設けられ、ここでブーム14は、旋回台10側に設
けられた基部ブーム部14aと、この基部ブーム部14
aに対して伸縮自在に嵌合された先部ブーム部14bと
により、二段(複数段)で伸縮自在に構成されている。
【0014】そして横方向軸13に対して先端側の位置
において、旋回台10と基部ブーム部14aの中間位置
との間にはブームシリンダー装置(ブーム角変更手段の
一例)15が設けられ、また旋回台10と基部ブーム部
14aの基端側との間にはフック角補正シリンダー装置
16が設けられている。なおブーム14内に納められた
状態で、基部ブーム部14aと先部ブーム部14bとの
間には伸縮シリンダー装置(伸縮動手段の一例)17が
設けられている。
【0015】前記ブーム14の先端部分、すなわち先部
ブーム部14bの先端部分には、横方向軸20を介して
フック架台22が、横方向軸心21の周りに回動自在に
設けられている。ここでフック架台22は、上位の横部
材22aと、この横部材22aの内端から下方へと連設
された縦部材22bとによって、側面視において逆L字
状に形成され、そのコーナ部分が前記横方向軸20を介
してブーム14側に連結されている。そして先部ブーム
部14bの先端部分と縦部材22bの下端部分との間
に、フック角補正シリンダー装置(架台回動手段の一
例)23が設けられている。
【0016】前記フック架台22における横部材22a
の外端部分には、縦方向軸25を介してC形フック27
が、縦方向軸心26の周りに旋回自在に設けられてい
る。ここでC形フック27は、上位横杆部27aと、こ
の上位横杆部27aの内端から下方へと連設された縦杆
部27bと、この縦杆部27bの下端から上位横杆部2
7aに沿うように連設された下位横杆部27cによっ
て、側面視においてC字形状に形成され、上位横杆部2
7aの外端部分が前記縦方向軸25を介してフック架台
22側に連結されている。
【0017】そしてフック架台22には、前記縦方向軸
25に連動連結される巻き掛け式駆動装置(フック旋回
動手段の一例)28が設けられている。ここで巻き掛け
式駆動装置28は、モータ28aや巻き掛け伝動装置2
8bなどにより構成される。30は筒状物で、中央に貫
通孔30aを有する。図7において、船体31は左右の
側壁32と底壁33と上甲板34などにより構成され、
そして船倉35は、隔壁36によって複数が区画形成さ
れている。また上甲板34には、船倉35に対応して開
口部37が形成されるとともに、この開口部37を開閉
自在なカバー(蓋板)38が設けられている。39は外
部クレーンを示す。
【0018】以下に、上記した実施の形態における作用
を説明する。船倉35内に対して筒状物30の積み付け
を行うに際し、まず荷役車両1が船倉35内に準備され
る。ここで荷役車両1は、外部クレーン39によって、
開口部37を通して船倉35内に入れられ、底壁33上
に降ろされる。次いで図7の(a)に示されるように、
船外の筒状物30が、外部クレーン39によって一旦、
底壁33上に降ろされる。そして、この底壁33上の筒
状物30は、荷役車両1によって側壁32や隔壁36の
壁面いっぱいの位置に置かれる。
【0019】すなわち荷役車両1は、図1や図2の実線
に示されるように、ブーム14を伸縮シリンダー装置1
7の収縮動によって縮めるとともに、ブームシリンダー
装置15の収縮動によって下降限の近くの角度まで下方
へ揺動させており、以てC形フック27の下位横杆部2
7cを筒状物30の貫通孔30aに対向させている。こ
のとき、フック角補正シリンダー装置23の伸展動によ
ってフック架台22を回動させ、下位横杆部27cが水
平状になるように角度補正が成されている。
【0020】なお、下位横杆部27cを貫通孔30aに
対向させるに際し、図6の仮想線イに示されるように、
旋回駆動手段12の作動によって旋回台10を旋回軸心
11の周りに旋回させるか、あるいは図2に示されるよ
うに、荷役車両1を走行制御して正面に停止させてい
る。前述したように、下位横杆部27cを貫通孔30a
に対向させた状態で、伸縮シリンダー装置17の伸展動
によってブーム14を伸ばし、以て図1や図2の仮想線
に示されるように、下位横杆部27cを貫通孔30aに
突入させる。所定量を突入させた状態で、ブームシリン
ダー装置15の伸展動によってブーム14を、横方向軸
13の周りに上方へ揺動させ、下位横杆部27cを介し
て筒状物30を持ち上げる。
【0021】その際に、上方への揺動角度(持ち上げ
量)は必要最少限で行われる。すなわち、最下段の積み
付けの場合には、筒状物30を底壁33から少し持ち上
げるように上方へ揺動させ(図3参照)、また複数段目
への積み付けの場合には、その積み付け作業に支障のな
い高さまで筒状物30を持ち上げるように上方へ揺動さ
せる(図4参照)。
【0022】このような筒状物30の持ち上げ作業時に
おいて、フック角補正シリンダー装置23の収縮動によ
ってフック架台22を回動させ、下位横杆部27cが水
平状になるように角度補正が成され、これにより筒状物
30の位置ずれや滑落などを防止している。なお、下位
横杆部27cの水平状の姿勢は、この下位横杆部27c
の遊端が少し上位となるように軽く傾斜させてもよく、
滑落などをより防止し得る。
【0023】またフック角補正シリンダー装置16とフ
ック角補正シリンダー装置23とは油圧的につながって
おり、ブーム14の上方揺動時にはフック角補正シリン
ダー装置16が伸展動されるとフック角補正シリンダー
装置23が収縮動され、そしてブーム14の下方揺動時
にはその反対となり、以て両シリンダー装置16,23
は平行リンクの役目を持って、自動的に旋回台10とC
形フック27の成す角を一定に保っている。
【0024】上述したように筒状物30を持ち上げた状
態で、旋回駆動手段12の作動によって旋回台10を旋
回軸心11の周りに旋回させ、図3〜図5に示されるよ
うに、筒状物30を積み付け相当個所の上方に位置させ
る。その際に、巻き掛け式駆動装置28の作動によって
フック架台22が縦方向軸心26の周りに旋回され、以
て筒状物30の積み付け姿勢が修正される。すなわち、
筒状物30の端面が壁面に平行状となるように、筒状物
30の向きが修正される。
【0025】次いで伸縮シリンダー装置17の伸展動に
よってブーム14を伸ばし、筒状物30の端面を壁面に
当接状とする。その際に、フック架台22の旋回による
筒状物30の向きが、たとえば図6に示されるように適
宜に必要に応じて行われる。なお、図6においては2台
の荷役車両1が示されているが、これは動きを示すもの
で、通常は1つの船倉35に1台が準備される。
【0026】そして上述とは逆作業、すなわちブームシ
リンダー装置15の収縮動によりブーム14を横方向軸
13の周りに下方へ揺動させて、筒状物30を積み付け
相当個所に着地させたのち、伸縮シリンダー装置17の
収縮動によってブーム14を縮めて下位横杆部27cを
貫通孔30aから抜出させる。なおブーム14を下方へ
揺動させる際に、両シリンダー装置23,16も逆作動
してフック角補正に寄与する。
【0027】このようにして筒状物30を積み付けるに
際し、外部クレーン39により底壁33上の降ろされた
位置、積み付け位置、積み付け高さなどによって、荷役
車両1が適宜に走行制御される。すなわち、下位横杆部
27cを貫通孔30aに対向させた状態で、荷役車両1
を前進走行させることで、下位横杆部27cを貫通孔3
0aに突入させ得る。また筒状物30を持ち上げた状態
で荷役車両1を走行させることで、筒状物30を積み付
け相当個所の上方に位置させ得る。そして筒状物30を
積み付け相当個所に着地させたのち、荷役車両1を後進
走行させることで、下位横杆部27cを貫通孔30aか
ら抜出させ得る。
【0028】上述したような積み付け作業の繰り返しに
よって、図6、図7の(b)や(c)に示されるよう
に、側壁32や隔壁36の壁面いっぱいに筒状物30の
積み付けを行える。さらに、船倉35内の高さいっぱい
など、筒状物30を所望の高さまで積み付け得る。なお
積み付けは、側壁32や隔壁36の四壁面に対して、一
面ずつ或る段数に行ってもよいし、四壁面の全面に対し
て一段ずつ行ってもよい。
【0029】上述では、ブーム14の上方への揺動角度
(筒状物30の持ち上げ量)が必要最少限で行われてい
るが、これは荷役車両1の走行エリアの状態によって
は、複数段目への積み付けの場合でも、ブーム14の上
方へ少し上昇揺動させ、そして荷役車両1を走行させた
のち、積み付け個所において、積み付けの複数段に対応
して大きく上昇揺動させてもよい。
【0030】上述したようにして、側壁32や隔壁36
の四壁面の壁面いっぱいに筒状物30の積み付けを所望
段数で行える。そして積み付けは、四壁面に対して一列
または複数列で行われる。すなわち積み付けの列数は、
外部クレーン39によって開口部37を通して筒状物3
0の積み付けが直接に行えるか否かによって決定され
る。しかし荷役車両1の走行エリアの状態や作業効率に
よっては、開口部37の下であっても荷役車両1により
筒状物30の積み付けを行ってもよい。
【0031】なお荷役車両1は、船倉35内に積み付け
られている筒状物30を船外に出す作業においても、同
様にして採用されるものである。上記した実施の形態で
は、走行手段として駆動車輪3と換向車輪4とからなる
形式が示されているが、これは前輪が換向車輪で後輪が
駆動車輪からなる形式、全輪が駆動車輪または換向車輪
からなる形式、無端回動体を使用した形式、全輪または
一部が横向き可能とした横行車輪からなる形式などであ
ってもよい。
【0032】上記した実施の形態では、ブーム角変更手
段や架台回動手段としてシリンダー装置15,23が採
用されているが、これらは歯車式駆動形式など、他の形
式を採用してもよい。またフック旋回動手段として巻き
掛け式駆動装置28が採用されているが、これはシリン
ダー装置の形式を採用してもよい。そして旋回駆動手段
12としては、シリンダー形式や歯車式駆動形式などが
適宜に採用されるものである。
【0033】上記した実施の形態では、船倉35内で筒
状物30の積み付けを行う荷役車両1について述べた
が、これは陸上の倉庫内での筒状物30の積み付けな
ど、種々な場所で採用されるものである。
【0034】
【発明の効果】上記した本発明の請求項1によると、走
行手段による車体の走行動、旋回駆動手段による旋回台
の旋回動、ブーム角変更手段によるブームの上下方向で
の角度変更、ブームの伸縮動、架台回動手段によるフッ
ク架台の横方向軸心周りでの回動、フック旋回動手段に
よるC形フックの縦方向軸心周りでの旋回動、の各動作
を適宜に組み合わせることによって、筒状物の積み付け
を広範囲にかつ高積みで行うことができる。したがっ
て、形状や規模が異なる船倉内の積み付けであっても、
隅部も含めて壁面いっぱいにかつ高さいっぱいに筒状物
の積み付けを行うことができ、特に船倉内に対する筒状
物の積み付けに好適に使用できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の一例を示し、筒状物用荷
役車両の側面図である。
【図2】同筒状物用荷役車両の平面図である。
【図3】同筒状物用荷役車両による最下段への積み付け
作業状態を示す側面図である。
【図4】同筒状物用荷役車両による複数段への積み付け
作業状態を示す側面図である。
【図5】同筒状物用荷役車両による複数段への積み付け
作業状態を示す要部の正面図である。
【図6】同筒状物用荷役車両による積み付け作業状態を
示す平面図である。
【図7】同筒状物用荷役車両による積み付け作業を説明
するもので、(a)は船倉ならびに外部クレーンの斜視
図、(b)は隔壁に沿った積み付け状態での斜視図、
(c)は隔壁ならびに側壁に沿った積み付け状態での斜
視図である。
【符号の説明】
1 筒状物用の荷役車両 2 車体 3 駆動車輪(走行手段) 4 換向車輪(走行手段) 5 運転席 10 旋回台 11 旋回軸心 12 旋回駆動手段 13 横方向軸 14 ブーム 14a 基部ブーム部 14b 先部ブーム部 15 ブームシリンダー装置(ブーム角変更手段) 17 伸縮シリンダー装置(伸縮動手段) 20 横方向軸 21 横方向軸心 22 フック架台 23 フック角補正シリンダー装置(架台回動手段) 25 縦方向軸 26 縦方向軸心 27 C形フック 27c 下位横杆部 28 巻き掛け式駆動装置(フック旋回動手段) 30 筒状物 30a 貫通孔 31 船体 32 側壁 33 底壁 35 船倉 36 隔壁 37 開口部 39 外部クレーン

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 走行手段を有する車体には、旋回台と旋
    回駆動手段とが設けられ、前記旋回台には、上下方向で
    角度変更自在なブームとブーム角変更手段とが設けられ
    るとともに、ブームは伸縮自在に構成され、前記ブーム
    の先端部分には、横方向軸心の周りに回動自在なフック
    架台と架台回動手段とが設けられ、前記フック架台に、
    縦方向軸心の周りに旋回自在なC形フックとフック旋回
    動手段とが設けられていることを特徴とする筒状物用荷
    役車両。
JP29752899A 1999-10-20 1999-10-20 筒状物用荷役車両 Pending JP2001122595A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005255290A (ja) * 2004-03-10 2005-09-22 Tadano Ltd 着脱自在な作業機を有する作業車、および、着脱自在な作業機を有する作業車における作業機の取り付け方法

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005255290A (ja) * 2004-03-10 2005-09-22 Tadano Ltd 着脱自在な作業機を有する作業車、および、着脱自在な作業機を有する作業車における作業機の取り付け方法

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