JP2001118828A - 処理液供給方法 - Google Patents

処理液供給方法

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JP2001118828A
JP2001118828A JP29555299A JP29555299A JP2001118828A JP 2001118828 A JP2001118828 A JP 2001118828A JP 29555299 A JP29555299 A JP 29555299A JP 29555299 A JP29555299 A JP 29555299A JP 2001118828 A JP2001118828 A JP 2001118828A
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processing liquid
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JP29555299A
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Nobuyuki Tanaka
信幸 田中
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  • Feeding, Discharge, Calcimining, Fusing, And Gas-Generation Devices (AREA)
  • ing And Chemical Polishing (AREA)
  • Drying Of Semiconductors (AREA)
  • Weting (AREA)
  • Exposure Of Semiconductors, Excluding Electron Or Ion Beam Exposure (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 処理液の使用量を低減でき、且つ、被処理体
表面に処理物が残るのを少なくできる処理液供給方法を
提供する。 【解決手段】 本発明に係る処理液供給方法は、ウエハ
Wを静止させた状態で、該ウエハW全面上にポリマー除
去液を供給する工程と、ウエハWを静止させた状態で2
〜10秒間放置する工程と、ウエハWを回転させること
により、ウエハW上のポリマー除去液及び除去されたポ
リマーを振り切る工程と、ウエハWの回転を停止し、そ
の状態でウエハWを2〜5秒間保持する工程と、ウエハ
Wを回転させた状態で、ウエハW全面上にポリマー除去
液を供給する工程と、ウエハWの回転を停止し、その状
態で2〜10秒間放置する工程と、ウエハWを回転させ
ることにより、ウエハW上のポリマー除去液及び除去さ
れたポリマーを振り切る工程と、具備するものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、被処理体に処理液
を供給する処理液供給方法に関する。特には、処理液の
使用量を低減でき、且つ、被処理体表面に処理物が残る
のを少なくできる処理液供給方法に関する。
【0002】
【従来の技術】以下、従来の処理液供給方法の一例とし
てのポリマー除去方法について説明する。
【0003】まず、ドライエッチング時に発生したポリ
マー(即ち、ドライエッチングによるホール内及びその
近傍に付着しているポリマー)を表面に有するウエハを
500rpm程度の高回転数で回転させる。この状態
で、一度ウエハ表面にポリマー除去液を供給し、なじま
せる。次に、ウエハの回転数を30rpm程度まで落と
し、ウエハ全面にポリマー除去液を供給する。この後、
ウエハの回転を停止し、ウエハを数分静止させた状態で
放置する。次に、ウエハを500〜3000rpmの回
転数で回転させる。これにより、ポリマー除去液及び除
去されたポリマーをウエハ表面から振り切り、取り除く
(ステップ1)。
【0004】この後、ウエハの回転数を30rpm程度
まで落とし、ウエハ全面にポリマー除去液を供給する。
次に、ウエハの回転を停止し、ウエハを数分静止させた
状態で放置する。この後、ウエハを500〜3000r
pmの回転数で回転させる。これにより、ポリマー除去
液及び除去されたポリマーをウエハ表面から振り切り、
取り除く(ステップ2)。
【0005】さらに、このようなポリマー除去液の供
給、放置、振り切り(ステップ2)を数回繰り返した
後、ウエハを水洗し、乾燥する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記従来の
処理液供給方法では、ステップ1において高回転数で回
転する被処理体としてのウエハに処理液としてのポリマ
ー除去液を供給するため、遠心力が働き、ウエハ表面の
中心部にポリマー除去液が供給されにくく、また、ウエ
ハ表面全体にポリマー除去液を供給しようとすると、ポ
リマー除去液の使用量が多くなる。
【0007】また、従来の処理液供給方法では、回転す
る被処理体(ウエハ)に処理液(ポリマー除去液)を供
給するため、部分的(例えばウエハ外周部)にポリマー
除去液が滞留してしまう。従って、一度除去された処理
物であるポリマーがウエハ表面に残り易い。特に、ドラ
イエッチングによるホールの底に付着しているポリマー
が除去されにくい。
【0008】本発明は上記のような事情を考慮してなさ
れたものであり、その目的は、処理液の使用量を低減で
き、且つ、被処理体表面に処理物が残るのを少なくでき
る処理液供給方法を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明に係る処理液供給方法は、被処理体を静止さ
せた状態で、該被処理体全面上に処理液を供給する第1
の工程と、被処理体を静止させた状態で所定時間放置す
る第2の工程と、被処理体を回転させることにより、被
処理体上の処理液及び処理された処理物を振り切る第3
の工程と、を具備することを特徴とする。
【0010】上記処理液供給方法では、第1の工程にお
いて被処理体を静止させた状態で被処理体の全面上に処
理液を供給するため、被処理体表面の中心部に処理液が
供給され易くなる。従って、処理液の使用量を従来に比
べて少なくすることができる。さらに、第2の工程にお
いて被処理体は処理液の処理能力によって処理され、第
3の工程において回転力によって処理物がかき出され
る。
【0011】また、本発明に係る処理液供給方法におい
ては、前記第3の工程の後に、被処理体の回転を停止
し、その状態で被処理体を所定時間保持する第4の工程
と、被処理体を回転させた状態で、該被処理体全面上に
処理液を供給する第5の工程と、被処理体の回転を停止
し、その状態で所定時間放置する第6の工程と、被処理
体を回転させることにより、被処理体上の処理液及び処
理された処理物を振り切る第7の工程と、をさらに含む
ことが好ましい。
【0012】また、本発明に係る処理液供給方法におい
ては、前記第7の工程の後に、被処理体の回転を停止
し、その状態で被処理体を所定時間保持する第8の工程
と、被処理体を回転させた状態で、該被処理体全面上に
処理液を供給する第9の工程と、被処理体の回転を停止
し、その状態で所定時間放置する第10の工程と、被処
理体を回転させることにより、被処理体上の処理液及び
処理された処理物を振り切る第11の工程と、をさらに
含むことが好ましい。
【0013】また、本発明に係る処理液供給方法におい
ては、前記第1の工程における処理液の供給時間が2秒
以上5秒以下、処理液の供給レートが5cc/sec以
上20cc/sec以下であり、前記第2の工程におけ
る被処理体の放置時間が2秒以上10秒以下であり、前
記第3の工程における被処理体の回転数が1500rp
m以上2500rpm以下、被処理体の回転時間が5秒
以上10秒以下であることが好ましい。
【0014】また、本発明に係る処理液供給方法におい
ては、前記第4の工程における被処理体の保持時間が2
秒以上5秒以下であり、前記第5の工程における被処理
体の回転数が20rpm以上50rpm以下、被処理体
の回転時間が1秒以上5秒以下、処理液の供給レートが
5cc/sec以上20cc/sec以下であり、前記
第6の工程における被処理体の放置時間が2秒以上10
秒以下であり、前記第7の工程における被処理体の回転
数が1500rpm以上2500rpm以下、被処理体
の回転時間が5秒以上10秒以下であことが好ましい。
【0015】また、本発明に係る処理液供給方法におい
ては、前記第8の工程における被処理体の保持時間が2
秒以上5秒以下であり、前記第9の工程における被処理
体の回転数が20rpm以上50rpm以下、被処理体
の回転時間が1秒以上5秒以下、処理液の供給レートが
5cc/sec以上20cc/sec以下であり、前記
第10の工程における被処理体の放置時間が2秒以上1
0秒以下であり、前記第11の工程における被処理体の
回転数が1500rpm以上2500rpm以下、被処
理体の回転時間が5秒以上10秒以下であことが好まし
い。
【0016】また、本発明に係る処理液供給方法におい
ては、前記被処理体が表面にポリマーが付着しているウ
エハであり、前記処理液がポリマー除去液であり、前記
処理物がポリマーであることも可能である。
【0017】また、本発明に係る処理液供給方法におい
ては、前記被処理体が表面にAl合金膜が成膜されてい
るウエハであり、前記処理液がエッチング液であること
も可能である。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態について説明する。
【0019】図1は、本発明の実施の形態による処理装
置の一例としてのエッチング装置を示す構成図である。
このエッチング装置は、上方が開口したカップ形状を有
する処理容器1を有している。この処理容器1の底部中
央には、回転シャフト2が鉛直方向に貫挿されており、
この回転シャフト2の処理容器1側の先端には、支持部
材7が取り付けられている。また、回転シャフト2のも
う一方の先端側には、回転シャフト2の回転数を制御す
る回転制御部4が接続されている。
【0020】支持部材7上には、円盤状の載置台3がそ
の表面を水平にして取り付けられている。この載置台3
上には、ウエハWが載置されている。例えば、このウエ
ハWは、真空チャックなどにより載置台3上に吸着支持
される。
【0021】載置台3の上方には、ポリマー除去液をウ
エハWの表面上に供給するノズル6が配置されている。
このノズル6は、図示しないポリマー除去液収容タンク
と配管を介して接続されており、ポリマー除去液は、ポ
リマー除去液収容タンクから配管を通じて圧送されて、
ノズル6からウエハWの表面に滴下されるようになって
いる。
【0022】制御部5は、回転制御部4及びノズル6に
電気的に接続されており、回転シャフトの回転数やポリ
マー除去液の供給レートの制御を行うようになってい
る。具体的には、制御部5は、後述するような制御を行
うように構成されている。
【0023】次に、上記構成を有するエッチング装置を
用いて処理液供給方法の一例としてポリマーを除去する
方法について説明する。
【0024】まず、図1に示すように、ポリマー除去液
を塗布するウエハWを載置台3上に載置する。ここで、
このウエハWの表面には、図2示すドライエッチングに
よる深いホール15b及び図3に示すドライエッチング
による浅いホール16bが形成されており、これらのホ
ール内及びその近傍にはポリマー(図示せず)が付着し
ている。すなわち、Al配線11上にはTiN膜13が
形成され、TiN膜13上には厚さbのシリコン酸化膜
15が形成され、シリコン酸化膜16にはドライエッチ
ングによる深いホール15b及び浅いホール16bが形
成され、シリコン酸化膜16には前記ホール15b,1
6b上に位置するウエットエッチングによる厚さaのホ
ール15a及び厚さcのホール16aが形成されてい
る。厚さcは厚さaより薄い。前記ポリマーはドライエ
ッチングの際に付着するものであり、深いホール15b
には薄いポリマーがホール底まで付着し、浅いホール1
6bにはホール16aとホール16bとの境界面にポリ
マーが厚く付着する。
【0025】この後、ウエハWを静止させた状態で、ウ
エハWの外周部にポリマー除去液をノズル6から供給
(滴下)し、ウエハW表面がポリマー除去液で満たされ
た時点でポリマー除去液の供給を止める。このときのポ
リマー除去液の供給時間は、2秒〜5秒程度が好まし
く、特に好ましくは4秒である。また、ポリマー除去液
の供給レートは、例えば5cc/sec〜20cc/s
ecであることが好ましい。
【0026】次に、このウエハWを静止した状態で放置
する。このときの放置時間は、2秒〜10秒程度が好ま
しく、特に好ましくは2秒である。このように従来のポ
リマー除去方法に比べてウエハ放置時間を少なくするこ
とにより、ポリマー除去の処理時間を短縮することがで
きる。後述するウエハ放置時間においても同様である。
【0027】この後、図1に示す回転制御部4により回
転シャフト2を回転させてウエハWを回転させる。これ
により、ポリマー除去液及び除去されたポリマーをウエ
ハW表面から振り切り、取り除く(ステップ1)。この
ときの回転数は、1500rpm〜2500rpmであ
ることが好ましく、特に好ましくは2000rpmであ
る。また、回転時間は、5秒〜10秒程度が好ましく、
特に好ましくは10秒である。このステップ1により、
深いホール15bに薄くホール底まで付着しているポリ
マーが主に除去される。
【0028】次に、ウエハWの回転を停止し、ウエハW
を静止させた状態でウエハを保持する。このときのウエ
ハ保持時間は、2秒〜5秒程度が好ましく、特に好まし
くは3秒である。
【0029】この後、回転制御部4により回転シャフト
2を回転させてウエハWを回転させると共に、ウエハW
の外周部にポリマー除去液をノズル6から供給(滴下)
する。このときの回転数は、20rpm〜50rpmで
あることが好ましく、特に好ましくは30rpmであ
る。また、回転時間(即ち、ポリマー除去液の供給時
間)は、1秒〜5秒程度が好ましく、特に好ましくは3
秒である。また、ポリマー除去液の供給レートは、例え
ば5cc/sec〜20cc/secであることが好ま
しい。
【0030】次に、このウエハWを静止した状態で放置
する。このときの放置時間は、2秒〜10秒程度が好ま
しく、特に好ましくは2秒である。
【0031】この後、回転制御部4により回転シャフト
2を回転させてウエハWを回転させる。これにより、ポ
リマー除去液及び除去されたポリマーをウエハW表面か
ら振り切り、取り除く(ステップ2)。このときの回転
数は、1500rpm〜2500rpmであることが好
ましく、特に好ましくは2000rpmである。また、
回転時間は、5秒〜10秒程度が好ましく、特に好まし
くは10秒である。このステップ2により、深いホール
15bに薄くホール底まで付着しているポリマーが主に
除去される。
【0032】次に、ウエハWの回転を停止し、ウエハW
を静止させた状態でウエハを保持する。このときのウエ
ハ保持時間は、2秒〜5秒程度が好ましく、特に好まし
くは3秒である。
【0033】この後、回転制御部4により回転シャフト
2を回転させてウエハWを回転させると共に、ウエハW
の外周部にポリマー除去液をノズル6から供給(滴下)
する。このときの回転数は、10rpm〜50rpmで
あることが好ましく、特に好ましくは30rpmであ
る。また、回転時間(即ち、ポリマー除去液の供給時
間)は、1秒〜5秒程度が好ましく、特に好ましくは3
秒である。また、ポリマー除去液の供給レートは、例え
ば5cc/sec〜20cc/secであることが好ま
しい。
【0034】次に、このウエハWを静止した状態で放置
する。このときの放置時間は、2秒〜10秒程度が好ま
しく、特に好ましくは2秒である。
【0035】この後、回転制御部4により回転シャフト
2を回転させてウエハWを回転させる。これにより、ポ
リマー除去液及び除去されたポリマーをウエハW表面か
ら振り切り、取り除く(ステップ3)。このときの回転
数は、1500rpm〜2500rpmであることが好
ましく、特に好ましくは2000rpmである。また、
回転時間は、5秒〜10秒程度が好ましく、特に好まし
くは10秒である。このステップ3により、ホール16
aとホール16bの境界面に厚く付着しているポリマー
が主に除去される。つまり、ホール内に厚く付着してい
るポリマーは、ポリマー除去液のポリマー分解能力と回
転力(渦)によってかき出される。
【0036】次に、ウエハW表面を水洗する。すなわ
ち、回転制御部4により回転シャフト2を回転させてウ
エハWを回転させると共に、ウエハW表面に純水を供給
する。このときウエハWは、まず500rpmの回転数
で5秒間回転させた後、1500rpmの回転数で5秒
間回転させ、次に、500rpmの回転数で5秒間回転
させるものとする。
【0037】この後、ウエハWを乾燥させる。すなわ
ち、回転制御部4により回転シャフト2を回転させてウ
エハWを回転させる。このときウエハWは、まず150
0rpmの回転数で2秒間回転させた後、3000rp
mの回転数で10秒間回転させ、次に、1000rpm
の回転数で1秒間回転させるものとする。
【0038】上記実施の形態によれば、ステップ1にお
いてウエハWを静止させた状態でウエハWの外周部にポ
リマー除去液をノズル6から供給(滴下)するため、ウ
エハ表面の中心部にポリマー除去液が供給され易くな
る。従って、ポリマー除去液の使用量を従来のポリマー
除去方法に比べて少なくすることができる。
【0039】また、本実施の形態では、一度除去された
ポリマーがウエハ表面に残りにくく、深いホール15b
及び浅いホール16bそれぞれの底に付着しているポリ
マーを十分に除去することができる。すなわち、深いホ
ール15bに薄くホール底まで付着しているポリマー
を、ステップ1,2により主に除去することができ、浅
いホール16bにおいてホール16aとホール16bの
境界面に厚く付着しているポリマーを、ステップ3によ
り主に除去することができる。このようにホールの深い
浅いを問わずポリマーを十分に除去することができる。
従って、ウエハの面内均一にポリマーを完全に除去で
き、ポリマーが多く付着しているウエハ外周部において
もポリマー残りが発生することもない。
【0040】また、本実施の形態では、ポリマーの除去
効率を従来のポリマー除去方法に比べて高くすることが
できるため、スループットを向上させることができる。
【0041】尚、本実施の形態において、ステップ1に
おけるポリマー除去液の供給時間がステップ2,3に比
べて1秒間多い理由は、ウエハ表面にポリマー除去液が
なじんでいないためである。
【0042】また、本発明は上記実施の形態に限定され
ず、種々変更して実施することが可能である。例えば、
本実施の形態では、ステップ1〜3それぞれにおいて同
一のノズル6の位置からポリマー除去液を供給している
が、ステップ1〜3それぞれで異なるノズル6の位置か
らポリマー除去液を供給することも可能であり、例えば
ノズル6の位置をステップ1〜3でウエハの回転方向に
120°ずつずらしてポリマー除去液を供給することも
可能である。
【0043】また、本実施の形態では、ステップ1〜3
によるポリマー除去を行っているが、ステップ1以後の
ステップ回数を適宜変更することも可能である。
【0044】また、上記実施の形態では、本発明の処理
液供給方法を、ウエハの表面に付着しているポリマーを
ポリマー除去液により除去する方法に適用しているが、
本発明はこれに限定されるものではなく、本発明を他の
処理液供給方法に適用することも可能であり、例えばウ
エハ表面に成膜されたAl合金膜をウエットエッチング
により加工する際のエッチング液供給方法に本発明を適
用することも可能である。この場合は、エッチング量に
応じてエッチング液の供給量を適宜調整することが好ま
しく、また、エッチング量に応じてステップ1以後のス
テップ回数を適宜調整することが好ましい。
【0045】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、処
理液の使用量を低減でき、且つ、被処理体表面に処理物
が残るのを少なくできる処理液供給方法を提供すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態による処理装置の一例とし
てのエッチング装置を示す構成図である。
【図2】図1に示すウエハの一部であってドライエッチ
ングによる深いホールを示す断面図である。
【図3】図1に示すウエハの一部であってドライエッチ
ングによる浅いホールを示す断面図である。
【符号の説明】
1…処理容器 2…回転シャフト 3…載置台 4…回転制御部 5…制御部 6…ノズル 7…支持部材 11…Al配線 13…TiN膜 15…シリコン酸化膜 15a…ホール、 15b…ドライエッチングによる深いホール 16a…ホール、 16b…ドライエッチングによる浅いホール W…ウエハ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H01L 21/306 H01L 21/30 572Z 5F046 21/308 21/306 R Fターム(参考) 2H096 GA29 HA18 LA30 4G068 AA01 AB15 AC05 AD06 AD16 AD49 AF18 4K057 WA01 WB06 WB11 WB15 WB20 WG10 WM11 WM20 5F004 AA14 FA08 5F043 AA01 BB27 DD30 EE08 EE27 GG10 5F046 MA02 MA07 MA18

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被処理体を静止させた状態で、該被処理
    体全面上に処理液を供給する第1の工程と、 被処理体を静止させた状態で所定時間放置する第2の工
    程と、 被処理体を回転させることにより、被処理体上の処理液
    及び処理された処理物を振り切る第3の工程と、 を具備することを特徴とする処理液供給方法。
  2. 【請求項2】 前記第3の工程の後に、被処理体の回転
    を停止し、その状態で被処理体を所定時間保持する第4
    の工程と、 被処理体を回転させた状態で、該被処理体全面上に処理
    液を供給する第5の工程と、 被処理体の回転を停止し、その状態で所定時間放置する
    第6の工程と、 被処理体を回転させることにより、被処理体上の処理液
    及び処理された処理物を振り切る第7の工程と、 をさらに含むことを特徴とする請求項1記載の処理液供
    給方法。
  3. 【請求項3】 前記第7の工程の後に、被処理体の回転
    を停止し、その状態で被処理体を所定時間保持する第8
    の工程と、 被処理体を回転させた状態で、該被処理体全面上に処理
    液を供給する第9の工程と、 被処理体の回転を停止し、その状態で所定時間放置する
    第10の工程と、 被処理体を回転させることにより、被処理体上の処理液
    及び処理された処理物を振り切る第11の工程と、 をさらに含むことを特徴とする請求項2記載の処理液供
    給方法。
  4. 【請求項4】 前記第1の工程における処理液の供給時
    間が2秒以上5秒以下、処理液の供給レートが5cc/
    sec以上20cc/sec以下であり、前記第2の工
    程における被処理体の放置時間が2秒以上10秒以下で
    あり、前記第3の工程における被処理体の回転数が15
    00rpm以上2500rpm以下、被処理体の回転時
    間が5秒以上10秒以下であることを特徴とする請求項
    1〜3のうちいずれか1項記載の処理液供給方法。
  5. 【請求項5】 前記第4の工程における被処理体の保持
    時間が2秒以上5秒以下であり、前記第5の工程におけ
    る被処理体の回転数が20rpm以上50rpm以下、
    被処理体の回転時間が1秒以上5秒以下、処理液の供給
    レートが5cc/sec以上20cc/sec以下であ
    り、前記第6の工程における被処理体の放置時間が2秒
    以上10秒以下であり、前記第7の工程における被処理
    体の回転数が1500rpm以上2500rpm以下、
    被処理体の回転時間が5秒以上10秒以下であことを特
    徴とする請求項4記載の処理液供給方法。
  6. 【請求項6】 前記第8の工程における被処理体の保持
    時間が2秒以上5秒以下であり、前記第9の工程におけ
    る被処理体の回転数が20rpm以上50rpm以下、
    被処理体の回転時間が1秒以上5秒以下、処理液の供給
    レートが5cc/sec以上20cc/sec以下であ
    り、前記第10の工程における被処理体の放置時間が2
    秒以上10秒以下であり、前記第11の工程における被
    処理体の回転数が1500rpm以上2500rpm以
    下、被処理体の回転時間が5秒以上10秒以下であこと
    を特徴とする請求項5記載の処理液供給方法。
  7. 【請求項7】 前記被処理体が表面にポリマーが付着し
    ているウエハであり、前記処理液がポリマー除去液であ
    り、前記処理物がポリマーであることを特徴とする請求
    項1〜6のうちいずれか1項記載の処理液供給方法。
  8. 【請求項8】 前記被処理体が表面にAl合金膜が成膜
    されているウエハであり、前記処理液がエッチング液で
    あることを特徴とする請求項1〜6のうちいずれか1項
    記載の処理液供給方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2010073895A (ja) * 2008-09-18 2010-04-02 Nec Electronics Corp 半導体装置の製造方法

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