JP2001118593A - 燃料電池システム - Google Patents

燃料電池システム

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JP2001118593A
JP2001118593A JP2000084749A JP2000084749A JP2001118593A JP 2001118593 A JP2001118593 A JP 2001118593A JP 2000084749 A JP2000084749 A JP 2000084749A JP 2000084749 A JP2000084749 A JP 2000084749A JP 2001118593 A JP2001118593 A JP 2001118593A
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heat
fuel cell
hydrogen
temperature
heat storage
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JP2000084749A
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English (en)
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Itsukazu Yamaguchi
五和 山口
Naoto Hotta
直人 堀田
Kunio Okamoto
邦夫 岡本
Hirokuni Sasaki
佐々木  博邦
Nobuo Fujita
信雄 藤田
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Denso Corp
Toyota Motor Corp
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Denso Corp
Toyota Motor Corp
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    • Y02E60/30Hydrogen technology
    • Y02E60/50Fuel cells

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 自動車に適した燃料電池システムを提供す
る。 【解決手段】 車両に搭載されたメタノール燃料タンク
300内に蓄えられた燃料(メタノール)により燃焼式
ヒータ440を稼働させる。これにより、メタノール燃
料タンク300内に燃料が残留している間は、燃料電池
システム以外の系から燃料の供給を受けることなく、燃
料電池システムを良好に起動する(立ち上げる)ことが
できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、水素と酸素との化
学反応により発生する電気エネルギーを動力源として移
動する移動体の燃料電池システムに関するもので、車
両、船舶及びポータブル発電器等の移動体に適用して有
効である。
【0002】
【従来の技術】燃料電池は、高圧タンクや水素吸蔵合金
タンクに蓄えられた純水素ガスやあるいは改質器にて炭
化水素系の燃料を改質した水素リッチガスを電池スタッ
ク(FCスタック)にて空気と化学反応させて電気エネ
ルギーを取り出す(発電)ものである。
【0003】ところで、車両等の移動体の駆動源として
考えられている高分子電解質型燃料電池においては、0
℃以下の温度条件では、電極近傍に存在している水分が
凍結し、反応ガスの拡散を阻害したり、電解質膜の電気
伝導率が低下すると言う問題がある。したがって、燃料
電池の温度が0℃以下のときには、燃焼式ヒータ等の加
熱手段により燃料電池を作動可能温度(0℃以上の温度
で電池が発電可能な温度)以上までに加熱する必要があ
る。
【0004】そこで、特公昭59−73858号公報に
記載の発明では、電池スタックを適正温度、つまり作動
可能温度(この公報では、リン酸型燃料電池であるの
で、120℃〜130℃以上)まで加熱するために、燃
料電池システム系外から電源や熱源(温水等)の供給を
受けている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記公報に記
載の発明は、燃料電池システム全体を建物等の建造物に
据え付けした定置型の燃料電池システムであり、加熱用
の電源や熱源は燃料電池システム系外から供給を受けて
いる。また、初期状態において蓄熱部に利用可能な熱が
蓄えられていない場合、蓄熱した熱が完全に放熱した場
合、又は蓄熱量が不十分な場合には、外部から加熱用の
電源や熱源を供給する必要がある。つまり、上記公報に
記載の燃料電池システムはエネルギー的に独立した系に
なっていない。
【0006】このため、上記公報に記載の燃料電池シス
テムをそのまま車両等の移動体に適用することはできな
い。
【0007】本発明は、上記点に鑑み、移動体に適した
燃料電池システムを提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために、請求項1に記載の発明では、移動体に搭
載された水素製造器(100)を加熱するための加熱用
燃料が貯蔵された燃料タンク(300)と、燃料電池
(200)内に流体を循環させるポンプ(410)と、
燃料タンク(300)に蓄えられた燃料を燃焼させて流
体を加熱する燃焼式ヒータ(440)とを備えることを
特徴とする。
【0009】これにより、燃料タンク(300)内に燃
料が残留している間は、燃料電池システム以外の系から
燃料の供給を受けることなく、燃料電池システムを良好
に起動する(立ち上げる)ことができる。
【0010】請求項2、4〜11に記載の発明では、移
動体に搭載され、水素が蓄えられた水素タンク(H10
5)と、水素タンク(H105)に蓄えられた水素と空
気とを反応させて電気エネルギーを発生させる燃料電池
(200)と、燃料電池(200)内に流体を循環させ
るポンプ(410)と、燃料電池(200)で発生する
熱を蓄える蓄熱手段(420)と、水素タンク(H10
5)に蓄えられた水素を燃焼させて熱を発生する燃焼式
ヒータ(H101)とを備え、燃料電池(200)の温
度が所定温度以下のときに、前記蓄熱手段(420)及
び燃焼式ヒータ(H101)のうち少なくとも一方にて
前記流体を加熱することを特徴とする。
【0011】これにより、蓄熱手段(420)の蓄熱量
が不足しているときであっても、燃料タンク(300)
内に燃料が残留している間は、燃料電池システム以外の
系から燃料の供給を受けることなく、燃料電池システム
を良好に起動する(立ち上げる)ことが可能となる。
【0012】請求項3〜11に記載の発明では、移動体
に搭載された水素製造器(100)を加熱するための加
熱用燃料が貯蔵された燃料タンク(300)と、燃料電
池(200)内に流体を循環させるポンプ(410)
と、燃料電池(200)で発生する廃熱を蓄える蓄熱手
段(420)と、燃料タンク(300)に蓄えられた燃
料を燃焼させて熱を発生する燃焼式ヒータ(440)と
を備え、燃料電池(200)の温度が所定温度以下のと
きに、蓄熱手段(420)及び燃焼式ヒータ(440)
のうち少なくとも一方にて流体を加熱することを特徴と
する。
【0013】これにより、蓄熱手段(420)の蓄熱量
が不足しているときであっても、燃料タンク(300)
内に燃料が残留している間は、燃料電池システム以外の
系から燃料の供給を受けることなく、燃料電池システム
を良好に起動する(立ち上げる)ことが可能となる。
【0014】請求項4に記載の発明では、蓄熱手段(4
20)を迂回させて流体を流通させる第1バイパス流路
(441)と、燃焼式ヒータ(440、H101)を迂
回させて流体を流通させる第2バイパス流路(444)
とを備え、燃焼式ヒータ(440、H101)の燃焼熱
により流体を加熱するときには、第1バイパス流路(4
41)に流体を流通させ、蓄熱手段(420)に蓄えら
れた廃熱により流体を加熱するときには、第2バイパス
流路(444)に流体を流通させることを特徴とする。
【0015】これにより、燃焼式ヒータ(440、H1
01)の燃焼熱により流体を加熱するときには、熱容量
の大きい蓄熱手段(420)を迂回して流体を循環させ
ることとなるので、燃焼式ヒータ(440)で発生した
熱を効率的に燃料電池(200)に与えることができ、
効率的に燃料電池(200)を昇温加熱することができ
る。
【0016】なお、請求項5に記載の発明のごとく、燃
焼式ヒータ(440、H101)及び蓄熱手段(42
0)により流体を加熱するときには、第1バイパス流路
(441)及び前記第1バイパス流路(441)を閉じ
てもよい。
【0017】また、請求項6に記載の発明のごとく、燃
料電池(200)の温度が所定温度以下であって、か
つ、蓄熱手段(420)に前記燃料電池(200)を加
熱するに十分な熱量が蓄熱されている場合には、第1バ
イパス流路(441)を閉じ、かつ、前記第2バイパス
流路(444)を開き、さらに、燃料電池(200)の
温度が所定温度以下であって、かつ、蓄熱手段(42
0)に燃料電池(200)を加熱するに十分な熱量が蓄
熱されていない場合には、第1バイパス流路(441)
開き、かつ、第2バイパス流路(444)を閉じた状態
で燃焼式ヒータ(440、H101)を稼働させてもよ
いまた、請求項7に記載の発明のごとく、燃料電池(2
00)の温度が所定温度以下であって、かつ、蓄熱手段
(420)に燃料電池(200)を加熱するに十分な熱
量が蓄熱されている場合には、第1バイパス流路(44
1)を閉じ、かつ、第2バイパス流路(444)を開
き、さらに、燃料電池(200)の温度が所定温度以下
であって、かつ、蓄熱手段(420)に燃料電池(20
0)を加熱するに十分な熱量が蓄熱されていない場合に
は、両バイパス流路(441、444)を閉じた状態で
前記燃焼式ヒータ(440、H101)を稼働させても
よい。
【0018】また、請求項8に記載の発明のごとく、バ
ッテリ(900)から電力を得て流体を加熱する電気ヒ
ータ(450)を設けてもよい。
【0019】また、請求項9に記載の発明のごとく、蓄
熱手段(420)に蓄熱された熱量が所定値以下となっ
たときに、燃焼式ヒータ(440、H101)及び電気
ヒータ(450)のうち少なくとも一方を稼働させて蓄
熱手段(420)の蓄熱量を増加させてもよい。
【0020】また、請求項10に記載のごとく、加熱蓄
熱モードを作動させるか否かを手動操作にて選択するよ
うにしてもよい。さらに、請求項11に記載のごとく、
燃料タンク(300)内の燃料量、蓄熱手段(420)
に蓄熱された熱量のうち少なくとも1つを表示する表示
手段(910)を設けてもよい。
【0021】因みに、上記各手段の括弧内の符号は、後
述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示す
一例である。
【0022】
【発明の実施の形態】(第1実施形態)本実施形態は、
本発明に係る燃料電池システムを電気自動車(以下、車
両と略す。)に適用したものであり、図1は第1実施形
態に係る燃料電池システムを示す模式図である。
【0023】100(一点鎖線で囲まれたもの)は、水
とメタノールとの混合溶液(以下、この混合溶液をメタ
ノール混合溶液と呼ぶ。)から水素が多量に含まれた水
素リッチガスを製造(生成)する水素製造器であり、こ
の水素製造器100は、メタノール混合溶液を蒸発させ
る水素製造用燃料蒸発器(以下、蒸発器と略す。)11
0、及び蒸発器110にて蒸発(気化)したメタノール
蒸気と水蒸気とを化学反応させて、水素と二酸化炭素と
少量の一酸化炭素とに改質する水素製造用燃料改質器
(以下、改質器と略す。)120等を有して構成されて
いる。
【0024】なお、130は車両に搭載されてメタノー
ル混合溶液を貯蔵するメタノール混合溶液タンクであ
り、131はメタノール混合溶液タンク130内のメタ
ノール混合溶液を蒸発器110に向けて送る第1ポンプ
である。
【0025】200は、水素製造器100にて製造され
た水素リッチガスと空気(酸素)とを化学反応させて発
電する電池スタック(以下、FCスタックと表記す
る。)であり、このFCスタック200にて発電された
電力により走行用電動モータ(図示せず)を駆動させ
る。
【0026】なお、FCスタック200中の電極触媒
は、一酸化炭素により触媒機能が低下し易いので、本実
施形態では、改質器120にて発生する一酸化炭素を酸
化させて二酸化炭素に変化させる一酸化炭素低減器14
0を水素製造器100に設けている。
【0027】210は、FCスタック200から排出さ
れる未使用の水素リッチガスから水蒸気(水分)を除去
する凝縮器であり、この凝縮器210により水分が除去
された水素リッチガスは、蒸発器110の加熱用燃料と
して再利用される。なお、凝縮器210にて分離除去さ
れた水分は、凝縮水タンク211にて貯蔵される。
【0028】221は、凝縮水分タンク211等に蓄え
られた水分によりFCスタック200に送風される空気
を加湿する空気加湿器であり、222はFCスタック2
00から排出される排気(水蒸気及び空気)を冷却して
水分を除去回収する除湿器である。
【0029】そして、除湿器222にて分離除去された
水分は、凝縮水戻り通路223を経由して空気加湿器2
21に戻され、FCスタック200に送風される空気の
加湿に再利用される。
【0030】300は、車両に搭載されて蒸発器110
及び後述する燃焼式ヒータ440の加熱用燃料(本実施
形態では、メタノール)を貯蔵するメタノール燃料タン
クであり、310はメタノール燃料タンク300に貯蔵
されたメタノール(燃料)を蒸発器110及び燃焼式ヒ
ータ440に送る第2ポンプである。因みに、311は
第2ポンプ310から吐出されたメタノールの一部をメ
タノール燃料タンク300に戻すメタノール戻し通路3
12を開閉する燃料戻り弁である。
【0031】なお、蒸発器110には、メタノール燃料
タンク300のメタノール及びFCスタック200から
の未使用水素リッチガスが供給されるが、燃料電池シス
テム(FCスタック200)の起動時には、FCスタッ
ク200から未使用水素含有リッチガスが供給されない
ので、主に、メタノール燃料タンク300のメタノール
を加熱燃料として水素製造器100を稼働させる。
【0032】一方、燃料電池システムが稼働し、FCス
タック200から未使用水素含有リッチガスが供給され
始めた後は、主に、FCスタック200からの未使用水
素含有リッチガスを加熱燃料として水素製造器100を
稼働させる。
【0033】ところで、410はFCスタック200内
に熱媒体(本実施形態では、水にエチレングリコール等
を添加した流体)を循環させる第3ポンプであり、42
0はFCスタック200で発生した廃熱を蓄える蓄熱器
である。なお、蓄熱器420の構造については、後述す
る。
【0034】430は熱媒体と空気との間で熱交換を行
い、FCスタック200で発生した廃熱を大気中に放熱
するラジエータであり、440はメタノール燃料タンク
300に貯蔵されたメタノールを燃焼させてFCスタッ
ク200内を循環する熱媒体を加熱する燃焼式ヒータで
ある。なお、431はラジエータ430に冷却空気を送
風する電動式のラジエータファンであり、燃焼式ヒータ
440とラジエータ430とは、熱媒体流れに対して互
いに並列となるように熱媒体回路400に配設されてい
る。
【0035】そして、441は蓄熱器420を迂回させ
て流通させる蓄熱部バイパス通路(以下、第1バイパス
通路と呼ぶ。)であり、442はFCスタック200を
迂回させて熱媒体を流通させるスタックバイパス通路
(以下、第4バイパス通路と呼ぶ。)である。
【0036】また、443は蓄熱器420、ラジエータ
430及び燃焼式ヒータ440を迂回させて熱媒体を流
通させる低熱容量用バイパス通路(以下、第3バイパス
通路と呼ぶ。)であり、444は燃焼式ヒータ440及
びラジエータ430を流通する熱媒体流れに対して並列
に設けられたラジエータ/ヒータバイパス通路(以下、
第2バイパス通路と呼ぶ。)である。
【0037】また、500は、外部から空気を吸入して
水素製造器100(蒸発器110及び改質器120)、
FCスタック200及び燃焼式ヒータ440に空気を送
風するエアポンプ(以下、第4ポンプと呼ぶ。)であ
り、水素製造器100及び燃焼式ヒータ440で発生し
た燃焼排気ガス、並びにFCスタック200で発生した
排気は、排気通路511〜514を流通して大気中に放
出される。
【0038】なお、601は第4ポンプ500から吐出
される送風空気を水素製造器100、FCスタック20
0及び燃焼式ヒータ440に分配するとともに、その分
配量を調節する第1空気分配バルブであり、この第1空
気分配バルブ601により水素製造器100側に分配さ
れた空気は、第2、3空気分配バルブ602、603に
よって蒸発器110、改質器120及び一酸化炭素低減
器140に分配されるとともに、その分配量が調節され
る。
【0039】604はメタノール燃料タンク300から
供給されるメタノールを蒸発器110、改質器120に
供給するとともに、その供給量を調節するメタノールバ
ルブである。701は第4バイパス通路442を流通す
る熱媒体の流量を調節する第1流量制御バルブであり、
702は第3バイパス通路443を流通する熱媒体の流
量を調節する第2流量制御バルブである。703は燃焼
式ヒータ440内を流通する熱媒体の流量を調節する第
3流量制御バルブであり、704は第2バイパス通路4
44を流通する熱媒体の流量を調節する第4流量制御バ
ルブである。
【0040】次に、蓄熱器420について、図2に基づ
いて述べる。
【0041】図2中、421は熱媒体が保温貯蔵される
とともに、ステンレス製の第1、2タンク421a、4
21bからなる二重タンク構造を有する保温タンクであ
り、第1、2タンク421a、421b間は、保温タン
ク421の断熱性(保温性)を向上させるべく、略真空
となっている。
【0042】また、保温タンク421の下方側には、第
1、2タンク421a、421bに貫通して第2タンク
421b内で開口する流入管422a及び流出管422
bが設けられている。そして、流入管422aは、第2
タンク421b内において流出管422bより下方側で
開口して熱媒体を第2タンク421b(保温タンク42
1)内に導き、一方、流出管422bは、第2タンク4
21b内において流入管422aより上方側で開口して
第2タンク421b(保温タンク421)内に保温貯蔵
された熱媒体を外部に流出させる。
【0043】423aは流入管422aを開閉する開閉
バルブであり、423bは流出管422bを開閉する開
閉バルブであり、424は蓄熱器420及び第1バイパ
ス通路441それぞれに流すFCスタック200からの
熱媒体の流量を調節する流量調整弁である。426は、
熱媒体に比べて高い温度の融点を有し、主に融解潜熱に
より熱を蓄える蓄熱材(本実施形態ではナフタレン)か
らなる補助蓄熱材である。つまり、本実施形態に係る蓄
熱器420では、FCスタック200の廃熱は、保温貯
蔵された熱媒体及び補助蓄熱材426の顕熱、並びに補
助蓄熱材426の潜熱として蓄熱される。
【0044】次に、本実施形態に係る燃料電池システム
の制御系について述べる。
【0045】図3は燃料電池システムの制御系を示すブ
ロック図であり、800は燃料電池システム全体を制御
するFCシステム制御装置(以下、FCCUと表記す
る。)であり、このFCCU800は、FCスタック2
00の温度を制御するFC温度調節システム制御部80
1、FCスタック200での発電量を制御するFCスタ
ック発電制御部802、及びメタノール混合溶液から生
成される水素リッチガスの量を制御する水素製造装置制
御部803、並びにFC温度調節システム制御部80
1、FCスタック発電制御部802及水素製造装置制御
部803を統合制御するFCシステム統合制御部804
から構成されている。
【0046】ここで、FC温度調節システム制御部80
1には、FCスタック200の温度を検出するスタック
温度センサ805、蓄熱器420に保温貯蔵された熱媒
体の温度を検出する蓄熱温度センサ806、ラジエータ
430に配設されてラジエータ430から流出する熱媒
体の温度を検出するラジエータ温度センサ807、燃焼
式ヒータ440に配設されて燃焼式ヒータ440にて加
熱された熱媒体の温度を検出するヒータ温度センサ80
8、熱媒体回路400を構成する配管の温度を検出する
熱媒体経路温度センサ809、及び第3ポンプ410の
温度を検出するポンプ温度センサ810からの検出信号
が入力されている。
【0047】なお、FCスタック200の温度及び蓄熱
器420に保温貯蔵された熱媒体の温度は、FCスタッ
ク200及び蓄熱器420内の熱媒体には温度分布があ
るため、スタック温度センサ805及び蓄熱温度センサ
806それぞれは、FCスタック200及び蓄熱器42
0にそれぞれに複数個配設されており、FCスタック2
00の蓄熱量、蓄熱器420の蓄熱量をより正確に求め
ることができるようになっている。
【0048】そして、FC温度調節システム制御部80
1は、FCシステム統合制御部804からの指令信号及
び各センサ805〜810の入力信号に基づいて予め設
定されたプログラムに従って、第3ポンプ410の吐出
流量、燃焼式ヒータ440での発熱量、ラジエータ43
0での放熱量(ラジエータファン431の回転数)、第
1〜4流量制御バルブ701〜704及び流量調整弁4
24、並びに第3ポンプ410、第1空気分配バルブ6
01及び水素分配バルブ604の作動を制御する。
【0049】また、FCスタック発電制御部802及水
素製造装置制御部803には、車両の走行状態及びバッ
テリ900の充電状態等の燃料電池システムで必要とす
る電力に関する情報を検出する各種のセンサ(図示せ
ず)からの信号が入力されており、FCスタック発電制
御部802及水素製造装置制御部803それぞれは、F
Cシステム統合制御部804からの指令信号及び各種の
センサからの信号に基づいて予め設定されたプログラム
に従って、FCスタック200及び水素製造装置100
の作動を制御する。
【0050】なお、S1は外気温度を検出する外気温度
センサであり、S2は外気の湿度を検出する湿度センサ
であり、S3は外気圧を検出する気圧センサであり、S
4は車両に対する外気の風速を検出する風速センサであ
り、これらセンサS1〜S4の検出信号は、FCシステ
ム統合制御部804に入力されている。
【0051】ところで、図4は、FCCU800からの
信号に基づいて乗員に向けて燃料電池システムに関する
情報を表示する表示パネル(表示手段)910を示して
おり、この表示パネル910は車室内の前方側(計器板
近傍)に配設されている。
【0052】そして、表示パネル910には、蓄熱器4
20に蓄熱された熱量を表示する蓄熱量表示部911、
蓄熱器420に熱を蓄熱する方法(蓄熱モード)を表示
する蓄熱モード表示部912、蓄熱モード表示部912
に表示された蓄熱モードの開始予定時刻を表示する蓄熱
モード開始時刻表示部913、並びにメタノール混合溶
液タンク130内の残量メタノール混合溶液及びメタノ
ール燃料タンク300内の残量メタノールを切換表示す
る残存燃料表示部914が設けられている。
【0053】また、蓄熱モード表示部912は、タッチ
スイッチ(蓄熱モード設定手段)を兼ねており、この蓄
熱モード表示部912に乗員が触れて手動操作すること
により、後述する第1、2加熱蓄熱モード及び自然放熱
モードの選択を行うことができる。
【0054】次に、図5、6に示すフローチャートに基
づいて本実施形態に係る燃料電池システム(FCCU8
00)の特徴的作動を述べる。
【0055】車両のスタータスイッチ(図示せず)が投
入されると、センサS1〜S4の検出信号から外気温
度、湿度、気圧及び風速等の外部環境条件、昇温対象機
器(FCスタック200)の温度(スタック温度センサ
805の検出温度)、蓄熱器420に保温貯蔵された熱
媒体の温度(蓄熱温度センサ806の検出温度)、熱媒
体回路400を構成する配管の温度(熱媒体経路温度セ
ンサ809の検出温度)及び第3ポンプ410の温度
(ポンプ温度センサ810の検出温度)を読み込む(S
100〜S130)。
【0056】次に、外部環境条件(特に、外気温度)、
FCスタック200の温度及び外気温度とFCスタック
200の温度との温度差等に基づいてFCスタック20
0を昇温(加熱)する必要があるか否かを判定し(S1
40)、FCスタック200を昇温(加熱)する必要が
ないと判定されたときには、水素製造装置100を起動
させ、次に、FCスタック200を稼働させて発電を始
める(S150)。
【0057】一方、FCスタック200を昇温(加熱)
する必要があると判定されたときには、S100〜S1
30にて読み込んだ検出値に基づいて、FCスタック2
00を所定温度Toまで昇温させるに必要な熱量(以
下、この熱量を第1必要熱量と呼ぶ。)を演算する(S
160)。
【0058】なお、所定温度Toとは、FCスタック2
00内の電解質膜が発電することができる最低温度以上
の温度を言い、現状の高分子電解質膜では、約0℃〜9
0℃の間の温度である。
【0059】したがって、FCスタック200を昇温す
る必要があるか否かの判定(S140)も、FCスタッ
ク200の温度が所定温度To以上であるか否かを基準
に判断される。
【0060】次に、蓄熱器420に保温貯蔵された熱媒
体の温度に基づいて蓄熱器420に蓄熱された熱量(以
下、この熱量を蓄熱量と呼ぶ。)を演算するとともに、
この蓄熱量と第1必要熱量とを比較する(S170)。
【0061】そして、蓄熱量が第1必要熱量より大きい
ときには、外気温度、熱媒体経路温度センサ809の検
出温度及びポンプ温度センサ810の検出温度等に基づ
いて、仮に熱媒体が図7の太線で示されるように、FC
スタック200→蓄熱器420→第2バイパス通路44
4→第3ポンプ410の順に循環させた場合に(以下、
このように熱媒体を循環させる場合を循環モードAと呼
ぶ。)、熱媒体回路400の配管や第3ポンプ410等
の熱媒体回路400中に存在する機器での放熱量(以
下、この放熱量を第1熱損失量と呼ぶ。)を演算し(S
180)、この第1熱損失量に第1必要熱量を加算した
値(以下、この値を第2必要熱量と呼ぶ。)と蓄熱量と
を比較する(S190)。
【0062】次に、第2必要熱量より蓄熱量が大きいと
きには、FCスタックを加熱するに十分な熱量が蓄熱器
420に蓄えられているものとみなして、第1〜4流量
制御バルブ701〜704、流量調整弁424を作動さ
せて熱媒体回路400を循環モードAとした状態でFC
スタック200の温度が所定温度Toとなるまで熱媒体
をFCスタック200内に循環させる(S200〜S2
20)。なお、第2必要熱量が蓄熱量以上であるときに
は、後述するS240に移行する。
【0063】一方、S170にて蓄熱量が第1必要熱量
以下であると判定されたときには、蓄熱量が0(ゼロ)
であるか否かを判定する(S230)。ここで、蓄熱量
が0とは、例えば蓄熱器420の温度がFCスタック2
00の温度以下の場合のように、蓄熱器420からFC
スタック200に熱を供給することができない場合を言
うものである。
【0064】そして、蓄熱量が0(ゼロ)でないと判定
されたときには、熱媒体が図8の太線で示されるよう
に、FCスタック200→蓄熱器420→燃焼式ヒータ
440→第3ポンプ410の順に循環する(以下、この
ように熱媒体を循環する場合を循環モードBと呼ぶ。)
ように第1〜4流量制御バルブ701〜704、流量調
整弁424を作動させるとともに(S240)、外気温
度、熱媒体経路温度センサ809の検出温度及びポンプ
温度センサ810の検出温度等に基づいて、熱媒体を循
環モードBで循環させた場合に熱媒体回路400の配管
や第3ポンプ410等の熱媒体回路400中に存在する
機器での放熱量(以下、この放熱量を第2熱損失量と呼
ぶ。)を演算し、かつ、その第2熱損失量に第1必要熱
量を加えた値(以下、この値を第3必要熱量と呼ぶ。)
を演算する(S250)。
【0065】次に、第3必要熱量及び蓄熱量に基づいて
燃焼式ヒータ440での加熱量を演算し(S260)、
燃焼式ヒータ440及び第3ポンプ410を稼働させて
FCスタック200の温度が所定温度Toとなるまで熱
媒体をFCスタック200内に循環させる(S270〜
S290)。
【0066】一方、S210にて蓄熱量が0(ゼロ)で
あると判定されたときには、熱媒体が図9の太線で示さ
れるように、FCスタック200→第1バイパス通路4
41→燃焼式ヒータ440→第3ポンプ410の順に循
環する(以下、このように熱媒体を循環する場合を循環
モードCと呼ぶ。)ように第1〜4流量制御バルブ70
1〜704、流量調整弁424を作動させるとともに
(S300)、外気温度、熱媒体経路温度センサ809
の検出温度及びポンプ温度センサ810の検出温度等に
基づいて、熱媒体を循環モードCで循環させた場合に熱
媒体回路400の配管や第3ポンプ410等の熱媒体回
路400中に存在する機器での放熱量(以下、この放熱
量を第3熱損失量と呼ぶ。)を演算し、かつ、その第3
熱損失量に第1必要熱量を加えた値(以下、この値を第
4必要熱量と呼ぶ。)を演算する(S310)。
【0067】次に、第4必要熱量に基づいて燃焼式ヒー
タ440での加熱量を演算し(S320)、燃焼式ヒー
タ440及び第3ポンプ410を稼働させてFCスタッ
ク200の温度が所定温度Toとなるまで熱媒体をFC
スタック200内に循環させる(S330〜S35
0)。
【0068】次に、FCスタック200の温度が所定温
度To以上となり、FCスタック200の昇温が完了し
た後について述べる。循環モードA、Bでは、蓄熱器4
20に保温貯蔵された高温の熱媒体を循環させることに
よりFCスタック200を昇温するので、蓄熱器420
の蓄熱量が低下してしまい、次回、燃料電池システムを
起動時に蓄熱量が不足するおそれが高い。
【0069】一方、FCスタック200は、発電時に発
熱するとともに、その温度が過度(例えば、90℃以
上)に上昇すると、電解質膜中の水分が減少して電気伝
導率が低下し、発電能力が低下するので、FCスタック
200の温度が過度に上昇した場合は、熱媒体にてFC
スタック200で発生する熱(余剰熱)を吸収除去して
FCスタック200を冷却する必要がある。
【0070】そこで、本実施形態では、循環モードA、
B、Cによらず、FCスタック200の昇温が完了し、
さらに余剰熱が発生して蓄熱が可能となった後は、図1
0に示すように、熱媒体をFCスタック200→蓄熱器
420→第2バイパス通路444→第3ポンプ410の
順に循環させる(以下、この状態を第1蓄熱循環モード
と呼ぶ。)。
【0071】これにより、FCスタック200で発生す
る廃熱が熱媒体に吸収されてFCスタック200の温度
が過度に上昇することが防止されるとともに、熱媒体に
吸収された余剰熱が蓄熱器420に蓄えられる。
【0072】また、蓄熱器420に蓄熱する熱量の時間
変化(蓄熱速度)を調節する場合は、図11に示すよう
に、第1バイパス通路441及び蓄熱部420それぞれ
に分配して流すFCスタック200からの熱媒体の量を
調節することにより可能となる(以下、この状態を第2
蓄熱循環モードと呼ぶ。)。
【0073】そしてさらに、FCスタック200からの
余剰熱量が増大したときには、図12に示すように、ラ
ジエータ430に熱媒体を流通させて、余剰熱を外部に
放熱させる。また、放熱量はラジエータファン431の
回転数の調節以外にラジエータ430及び第2バイパス
通路444それぞれに分配する熱媒体の量を調節するこ
とにより行うことも可能である(以下、この状態を第3
蓄熱循環モードと呼ぶ。)。
【0074】ところで、第1蓄熱循環モードにおいて、
蓄熱器420内に残留している熱媒体温度が低く、蓄熱
器420から流出する熱媒体の温度が過度に低下する
と、FCスタック200の温度が低下し、FCスタック
200での発電能力が低下してしまうおそれがある。
【0075】そこで、このようなときには、蓄熱器42
0に蓄えられた熱媒体の平均温度が低い場合であって
も、熱媒体流れを第2蓄熱循環モードと同様にして、蓄
熱器420に流入する熱媒体の流量を低下させてFCス
タック200に流入する熱媒体の温度が過度に低下する
ことを防止する(以下、この状態を第4蓄熱循環モード
と呼ぶ。)。
【0076】また、FCスタック200の温度を発電可
能温度に昇温後に、さらに短時間で発電効率の最も良い
温度(60〜90℃)までFCスタック200の自己発
熱のみで昇温したいときは、図13に示すように、熱媒
体をFCスタック200→第3バイパス通路443→第
3ポンプ410の順に循環させてもよい(以下、この状
態を第1急速昇温モードと呼ぶ。)。
【0077】さらに、第1急速昇温モードよりも、さら
に短時間でFCスタック200を発電効率の最も良い温
度(60〜90℃)に昇温したときは、燃焼式ヒータ4
40を稼働させた状態で、図14に示すように、熱媒体
をFCスタック200→第1バイパス通路441→燃焼
式ヒータ440→第3ポンプ410の順に循環させても
よい(以下、この状態を第2急速昇温モードと呼
ぶ。)。
【0078】なお、図15に示すように、熱媒体をFC
スタック200→第1バイパス通路441及び蓄熱器4
20→燃焼式ヒータ440→第3ポンプ410の順に循
環させれば(以下、この状態を第5蓄熱循環モードと呼
ぶ。)、FCスタック200に流入する熱媒体の温度が
過度に低下することを防止しつつ、素早く蓄熱器420
に熱を蓄えることができる。
【0079】次に、車両が停止(FCスタック200が
停止)しているときの蓄熱器420の制御について述べ
る。蓄熱器420は、前述のごとく、主にFCスタック
200の廃熱を蓄えるものであるので、FCスタック2
00が停止すると、蓄熱器420内に蓄えられた熱媒体
の平均温度は、図16の太い波線で示すように、時間と
共に外気温(Tenviron)まで低下していく。し
たがって、FCスタック200が停止した後、長時間、
蓄熱器420を放置しておく(以下、この状態を自然放
熱モードと呼ぶ。)と、次回のFCスタック(車両)起
動時に、蓄熱器420に蓄えられた熱量では、FCスタ
ック200を十分に昇温加熱することができなくなって
しまう。
【0080】そこで、本実施形態では、車両が停止(F
Cスタック200が停止)した後であっても、蓄熱器4
20内に蓄えられた熱媒体の温度(蓄熱量)が第1所定
値(Tset)以下となったときには、蓄熱器420内
に蓄えられた熱媒体の温度(蓄熱量)が第1所定値(T
set)より大きい第2所定値(Tmax)となるまで
は、燃焼式ヒータ440を稼働させるとともに、図17
に示すように、熱媒体を第2バイパス通路442→蓄熱
器420→燃焼式ヒータ440→第3ポンプ410の順
に循環させる機能(以下、この状態を第1加熱蓄熱モー
ドと呼ぶ。)、並びに車両停止後所定時間が経過したと
きに、燃焼式ヒータ440を稼働させるとともに、熱媒
体を第4バイパス通路442→蓄熱器420→燃焼式ヒ
ータ440→第3ポンプ410の順に循環させる機能
(以下、この状態を第2加熱蓄熱モードと呼ぶ。)を有
している。
【0081】したがって、第1加熱蓄熱モードを選択す
れば、車両が停止(FCスタック200が停止)した後
であっても、蓄熱器420内の温度(蓄熱量)を、図1
6の太い実線に示されるように、第1所定値(Tse
t)と第2所定値(Tmax)との間に保温することが
できる。一方、第2加熱蓄熱モードを選択すれば、車両
が停止(FCスタック200が停止)して長時間経過し
たときであっても、図16の細い波線で示されるよう
に、予め設定した時間の経過後に蓄熱器420内の温度
(蓄熱量)を第1所定値Tsetと第2所定値Tmax
との間に復帰させておくことができる。
【0082】次に、本実施形態の特徴を述べる。
【0083】本実施形態によれば、車両に搭載されたメ
タノール燃料タンク300内に蓄えられた燃料(メタノ
ール)により燃焼式ヒータ440を稼働させるので、メ
タノール燃料タンク300内に燃料が残留している間
は、燃料電池システム以外の系から燃料の供給を受ける
ことなく、燃料電池システムを良好に起動する(立ち上
げる)ことができる。
【0084】また、循環モードCにおいては、熱容量の
大きい蓄熱器420を迂回して熱媒体を循環させるの
で、燃焼式ヒータ440で発生した熱を効率的にFCス
タック200に与えることができ、効率的にFCスタッ
ク200を昇温加熱することができる。
【0085】(第2実施形態)本実施形態は、第1実施
形態に対して、図18に示すように、第1バイパス通路
441を廃止したものである。これにより、流量調整弁
424を廃止できるので、燃料電池システムの構成部品
を減らすことができるので、燃料電池システムの製造原
価低減を図ることができる。
【0086】(第3実施形態)本実施形態は、図19に
示すように、第2実施形態に対して、第4、3バイパス
通路442、443及び第1、2流量制御バルブ70
1、702を廃止したものである。これにより、燃料電
池システムの製造原価低減をさらに図ることができる。
【0087】(第4実施形態)本実施形態は、図20に
示すように、第3実施形態に対して、第1バイパス通路
441及び流量調整弁424を付加したものである。
【0088】(第5実施形態)本実施形態は、図21に
示すように、第4実施形態に対して、第4バイパス通路
444を廃止したものである。
【0089】(第6実施形態)第1実施形態では、第3
ポンプ410がFCスタック200の熱媒体入口側に設
けられていたが、本実施形態は、図22に示すように、
第3ポンプ410をFCスタック200の熱媒体出口側
に設けたものである。
【0090】(第7実施形態)本実施形態は、図23に
示すように、第6実施形態に対して、第4、3バイパス
通路442、443及び第1、2流量制御バルブ70
1、702を廃止したものである。
【0091】(第8実施形態)本実施形態は、図24に
示すように、第7実施形態に対して、第1バイパス通路
441を廃止したものである。
【0092】(第9実施形態)本実施形態は、図25に
示すように、第7実施形態に対して、第2バイパス通路
444を廃止したものである。
【0093】(第10実施形態)本実施形態は、図26
に示すように、第1実施形態に対して、蓄熱器420を
FCスタック200の熱媒体出口側に設けたものであ
る。
【0094】(第11実施形態)本実施形態は、図27
に示すように、第10実施形態に対して、第3ポンプ4
10をFCスタック200の熱媒体入口側に設けたもの
である。
【0095】(第12実施形態)上述の実施形態では、
蓄熱器420の第1、2タンク421a、421b間は
略真空であったが、本実施形態は、図28に示すよう
に、第1、2タンク421a、421b間にグラスウー
ル等の保温断熱材を封入したものである。
【0096】(第13実施形態)本実施形態は、図29
に示すように、第12実施形態に係る蓄熱器420にお
いて、補助蓄熱材426を廃止したものである。
【0097】(第14実施形態)上述の実施形態では、
熱媒体を加熱する発熱源は燃焼式ヒータ440のみであ
ったが、本実施形態は、図30、31に示すように、発
熱源として、バッテリ900から電力を得て発熱する電
気ヒータ450を設けたものである。
【0098】ところで、図30は、電気ヒータ450を
蓄熱器420に内蔵した例であり、この例によれば、電
気ヒータ450の熱を蓄熱器420内の熱媒体に対して
直接に与えることができるので、効率良く熱媒体を加熱
することができる。また、図31は、電気ヒータ450
を蓄熱器420外に設けた例であり、この例によれば、
蓄熱器420の構造を図30に示す構造に比べて簡素化
することができるので、蓄熱器420の製造原価低減を
図ることができる。
【0099】さらに、図31に示す例では、第1、2タ
ンク421a、421b間を貫通する部位を図30に示
す構造に比べて減らすことができるので、蓄熱器420
からの放熱能力を減少させることができ、蓄熱器420
の放熱能力を向上させることができる。
【0100】なお、図31中、451は蓄熱器420と
電気ヒータ450との間に熱媒体を循環させる電動式の
第5ポンプである。452、454、455は、蓄熱器
420と電気ヒータ450との間を循環する熱媒体の流
通状態を制御する第1〜3流路切換バルブであり、これ
ら流路切換バルブ452、454、455により、電気
ヒータ450にて加熱された熱媒体をFCスタック20
0に向けて流通させる場合と、蓄熱器420と電気ヒー
タ450との間を循環させる場合とに切り替える。
【0101】(第15実施形態)上述の実施形態では、
炭化水素系燃料(メタノール)を燃料改質器(水素製造
装置)にて水素リッチガスに改質し、FCスタック20
0に供給する方式であったが、本実施形態は、図32に
示すように、水素タンクH105内の水素吸蔵合金に水
素を蓄える方式に本発明を適用したものである。
【0102】そして、本実施形態では、水素タンクH1
05に蓄えられた水素(燃料)を燃焼させる水素燃焼ヒ
ータH101によりFCスタック200内を流通する熱
媒体を加熱する。なお、その他は、第1実施形態と同じ
であるので、説明を省略する。
【0103】以下、水素タンクH105へ水素を供給す
る方法の概略を述べる。
【0104】水素タンクH105内の水素は水素燃料ス
テーション(ガソリンエンジン車両におけるガソリンス
タンドに相当するもの)において補給される。水素補給
時に、水素燃料ステーションに設置してある水素補給時
用熱媒体冷却装置(図示せず。)と通路H321、H3
22とを接続する。
【0105】次に、水素タンクH105を含む熱媒体経
路をバルブH213を切り換えることにより主熱媒体経
路から切り離す。そして、バルブH2111、H212
を開くとともに、通路H322から熱交換部H326に
熱媒体が流通するようにバルブH214を操作する。こ
のとき、電気ヒータH103からの熱媒体の流れは完全
に遮断される。
【0106】次に、水素燃料ステーションの水素供給装
置と通路H327を接続するとともに、バルブH217
を閉じる。なお、熱媒体の流通経路は、H322→H2
12→H213→H124→H326→H211→H3
21である。
【0107】ところで、水素吸蔵合金は水素を吸蔵する
際に発熱し、水素を放出する際に吸熱するので、水素タ
ンクH105に水素を補給する際に水素吸蔵合金を冷却
する必要がある。そこで、バルブH216を開いて水素
燃料ステーションの水素供給装置を操作して水素を通路
H372から水素タンクH105に補給する際には、水
素燃料ステーションの水素補給時用熱媒体冷却装置を作
動させて低温の熱媒体を通路H322からバルブH21
2、H213、H214を経て水素タンクH105内の
熱交換部H326に供給し、水素吸蔵合金が水素を吸蔵
する際に発生する熱を熱媒体に吸熱させる。なお、吸熱
して昇温された熱媒体は、バルブH220、H211及
び通路H321を経由して水素燃料ステーションの水素
補給時用冷却装置に戻される。
【0108】次に、水素タンクH105から水素を取り
出す方法の概略を述べる。
【0109】電気ヒータH103とポンプH108とを
作動させて熱媒体を加熱し、その加熱した熱媒体により
水素タンクH105内の水素吸蔵合金を加熱して水素放
出させる。このとき、水素タンクH105内の圧力が上
昇するので、バルブH217を開いて水素を水素緩衝タ
ンクH107内に流して、水素タンクH105内の圧力
上昇を防止して放出水素量を増加させる。
【0110】次に、バルブH215を操作して水素を水
素循環装置H104に流し、加湿器H102にて加湿し
た状態の水素をFCスタック200に水素を供給する。
なお、FCスタック200から排出される未利用水素
は、凝縮器H106にて除湿された後、水素循環装置1
04に戻されて水素タンクH105から供給された水素
と共に、再びFCスタック200に循環させられる。
【0111】なお、熱媒体の温度が水素吸蔵合金を加熱
するに十分な温度を有している場合には、バルブH21
3、H214、H220を調節して水素タンクH105
に導入する熱媒体量(熱量)を調節し、水素吸蔵合金か
ら放出される水素量を調節する。一方、熱媒体の温度が
水素吸蔵合金を加熱するに十分な温度を有していない場
合には、バルブH214を調節して水素タンクH105
に導入する熱媒体量を調節しながら、電気ヒータH10
3を作動させて水素タンクH105に供給する熱量を調
節する。また、水素タンクH101に蓄えられた水素に
より水素燃焼ヒータ(燃焼式ヒータ)H101を稼働さ
せて熱媒体を加熱してもよい。
【0112】(第16実施形態)第15実施形態では、
水素タンクH105に水素を供給する(水素吸蔵合金に
水素を吸蔵させる)際に、水素燃料ステーションの水素
補給時用冷却装置から直接に冷却用の熱媒体を水素タン
クH105内に注入して循環させたが、本実施形態は、
図33に示すように、熱交換器H109にて水素補給時
用冷却装置からの冷却用の熱媒体と水素タンクH105
内を循環する熱媒体とを熱交換して水素吸蔵合金を冷却
するようにしたものである。
【0113】これにより、外部から注入される熱媒体と
燃料電池システム(FCスタック200)内を流通する
熱媒体とが混合しないので、燃料電池システム(FCス
タック200)内の熱媒体の急激な品質劣化及び特性変
化の心配がない。
【0114】(第17実施形態)本実施形態は、図34
に示すように、第15実施形態(図32)から電気ヒー
タH103及び循環用ポンプH108を廃止したもので
ある。なお、水素吸蔵合金を加熱するには、水素燃焼ヒ
ータH101を作動させて熱媒体を加熱することにより
行う。
【0115】(第18実施形態)本実施形態は、図35
に示すように、第16実施形態(図33)から電気ヒー
タH103及び循環用ポンプH108を廃止したもので
ある。なお、水素吸蔵合金を加熱するには、水素燃焼ヒ
ータH101を作動させて熱媒体を加熱することにより
行う。
【0116】(第19実施形態)第15〜18実施形態
は、水素吸蔵合金にて水素タンクH105内に水素を蓄
えたが、本実施形態は、水素吸蔵合金を用いることな
く、高圧タンク内に液化水素を蓄えたものである。
【0117】(第20実施形態)本実施形態は、図37
に示すように、第19実施形態において、水素タンクH
105内に水素を吸着・放出する際に熱の出入りが小さ
いかほとんど無視できて特別の熱処理対応システムを必
要としない水素吸着物質(例えば、カーボンナノチュー
ブ等)を配設して水素の貯蔵量を増大させたものであ
る。
【0118】(第21実施形態)上述の実施形態では、
車両停止時においても車両に搭載されたメタノール燃料
タンク300内に蓄えられた燃料(メタノール)により
燃焼式ヒータ440を稼働させたが、本実施形態は、長
時間に渡って車庫等の定位置に車両を停車する場合に備
えて、図38に示すように、車庫等の定位置に据え付け
られたメタノール燃料タンクから燃料の供給を受けて燃
焼式ヒータ440を稼働させるようにしたものである。
【0119】なお、本実施形態は、車庫等の定位置に据
え付けられた電源装置から電力を得て電気ヒータ450
に通電するようにしてもよい。
【0120】(第22実施形態)本実施形態は、第1実
施形態と同様な機器構成(図1、3参照)を有する燃料
電池システムにおいて、効率的に蓄熱器420から熱媒
体を供給することにより、FCスタック200を速やか
に昇温させるものである。以下、図39に示すフローチ
ャートに基づいて本実施形態の特徴的作動を述べる。
【0121】車両のスタータスイッチ(図示せず)が投
入されると、センサS1〜S4の検出信号から外気温
度、湿度、気圧及び風速等の外部環境条件、昇温対象機
器(FCスタック200)の温度(スタック温度センサ
805の検出温度)、蓄熱器420に保温貯蔵された熱
媒体の温度(蓄熱温度センサ806の検出温度)、熱媒
体回路400を構成する配管の温度(熱媒体経路温度セ
ンサ809の検出温度)及び第3ポンプ410の温度
(ポンプ温度センサ810の検出温度)を読み込む(S
400〜S430)。
【0122】次に、外部環境条件(特に、外気温度)、
FCスタック200の温度及び外気温度とFCスタック
200の温度との温度差等に基づいてFCスタック20
0を昇温(加熱)する必要があるか否かを判定し(S4
40)、FCスタック200を昇温(加熱)する必要が
ないと判定されたときには、水素製造装置100を起動
させ、次に、FCスタック200を稼働させて発電を始
める(S450)。
【0123】一方、FCスタック200を昇温(加熱)
する必要があると判定されたときには、蓄熱器420か
ら流出する熱媒体をラジエータ430を流通させること
なく、第2バイパス通路444を流通するように第4流
量制御バルブ704を作動させるとともに(S46
0)、蓄熱器420に保温貯蔵された熱媒体の温度(以
下、この温度を蓄熱熱媒体温度TAと呼ぶ。)と現在
(初期)のFCスタック200の温度(以下、この温度
をFC温度TSと呼ぶ。)との温度差ΔTが所定のしき
い値TB以上であるか否かを判定する(S470)。
【0124】そして、温度差ΔTがしきい値TB以上で
あるときには、蓄熱器420に蓄えられた熱媒体の温度
が十分に高く、一回、FCスタック200に熱媒体を供
給するのみでFCスタック200を所定温度Toまで昇
温することができるものと見なして、蓄熱器420から
熱媒体を流出させて、図40(a)に示すように、FC
スタック200内に流出した高温の熱媒体を充填すると
ともに、高温の熱媒体がFCスタック200内に完全充
填された時に、熱媒体の充填(供給)を停止する(S4
80)。
【0125】なお、高温の熱媒体がFCスタック200
内に充填されることにより、それまでFCスタック20
0内に存在していた低温の熱媒体がFCスタック200
から流出して蓄熱器420内に流入するが、図40に示
すように、蓄熱器420から流出する熱媒体はタンク上
方側から流出し、流入する熱媒体はタンク下方側から流
入するので、高温の熱媒体と低温の熱媒体とが大きく混
合してしまうことはない。因みに、図40(b)は、蓄
熱器420から熱媒体を供給し始める前の状態を示す模
式図である。
【0126】その後、FC温度TSを検出し(S49
0)、FC温度TSが所定温度To以上となったとき
に、FCスタック200の昇温が完了したものと見なし
て、FCスタック200を始動する。
【0127】一方、S470にて温度差ΔTがしきい値
TB未満であると判定されたときには、蓄熱器420に
蓄えられた熱媒体の温度が低く、FCスタック200に
熱媒体を一回供給するのみでは、FCスタック200を
所定温度Toまで昇温することができないものと見なし
て、FC温度TSが所定温度To以上となるまで、S4
80と同様な作動を繰り返す(S500〜S520)。
【0128】具体的には、蓄熱器420から熱媒体を流
出させて、FCスタック200内に流出した熱媒体を充
填し、FCスタック200内にその流出した熱媒体が完
全に充填された時に、熱媒体の充填(供給)を停止す
る。
【0129】その後、FC温度TSの温度上昇が略飽和
した時、又は充填停止後、所定時間が経過した時に、再
び、蓄熱器420から熱媒体を流出させて、FCスタッ
ク200内に流出した熱媒体を充填し、FCスタック2
00内にその流出した熱媒体が完全に充填された時に、
熱媒体の充填(供給)を停止する。そして、この行為を
FC温度TSが所定温度To以上となるまで行う。
【0130】なお、蓄熱熱媒体温度TAが所定温度To
より低い場合には、蓄熱器420から供給される熱媒体
を燃焼式ヒータ440にて加熱昇温させて、S500〜
S520と同様に、FC温度TSが所定温度To以上と
なるまで、S480と同様な作動を繰り返す。
【0131】次に、本実施形態の特徴を述べる。
【0132】本実施形態によれば、蓄熱器420から供
給される熱媒体をラジエータ430を迂回させてFCス
タック200に充填するので、蓄熱器420に蓄えられ
た熱量を無駄なく、FCスタック200の昇温に利用す
ることができる。
【0133】また、熱媒体がFCスタック200内に充
填し、熱媒体の供給を停止させた状態でFCスタック2
00の昇温を行うので、熱媒体を循環(流通)させた状
態でFCスタック200を加熱昇温する場合に比べて、
熱伝達量を大きくすることができ、効率良くFCスタッ
ク200を昇温することができる。
【0134】以上に述べたように、本実施形態では、F
Cスタック200を短時間で効率良く昇温することがで
きるので、蓄熱器420の小型化を図ることができ、燃
料電池システムの車両への搭載性を向上させることがで
きる。
【0135】(第23実施形態)本実施形態は、第22
実施形態において、FCスタック200の温度を均一に
上昇させるようにしたものである。
【0136】ところで、FCスタック200に熱媒体を
充填する際には、必然的に、熱媒体入口側のFC温度T
Sが熱媒体出口側のFC温度TSより高くなるような温
度分布が発生する。このとき、FCスタック200中、
所定温度Toより低い温度を有する部位があると、FC
スタック200にて発電を開始することができないの
で、暖機運転を終了することができない。そこで、本実
施形態では、熱媒体を以下のようにして循環(充填)す
る。
【0137】すなわち、熱媒体をFCスタック200内
に充填した後、所定時間が経過した時、又はFCスタッ
ク200の各部における温度上昇が略飽和した時に、熱
媒体入口側におけるFC温度TSより低い温度の熱媒体
(以下、この熱媒体を低温熱媒体と呼ぶ。)を熱媒体入
口側近傍にのみ充填する。
【0138】なお、熱媒体入口側近傍とは、熱媒体入口
からFC温度TSが低温熱媒体より高くなるまでの部位
を言うものである。
【0139】そして、その状態から所定時間が経過した
時、又は熱媒体入口側近傍におけるFC温度TSの温度
上昇が略飽和した時に、温度が上昇した低温熱媒体を熱
媒体出口側に移動(流通)させた後、所定時間が経過す
るまで、又は熱媒体出口側近傍におけるFC温度TSの
温度上昇が略飽和するまでの間、低温熱媒体の移動(流
通)を停止させる。
【0140】これにより、本実施形態では、FCスタッ
ク200のうち熱媒体入口側の熱量を熱媒体出口側に移
動させることができるので、新たに高温の熱媒体を供給
することなく、FCスタック200全体を速やかに所定
温度Toまで昇温することができる。
【0141】(第24実施形態)本実施形態も第22実
施形態の変形例であり、本実施形態では、熱媒体に脈動
を持たせてFCスタック200に熱媒体を供給するもの
である。
【0142】これにより、FCスタック200内に流入
する熱媒体は、流通方向前後に振動(ストローク)する
ようにFCスタック200内に流入するので、熱媒体か
らFCスタック200に供給される熱伝達量を増大させ
ることができる。
【0143】さらに、FCスタック200内に流入する
熱媒体は、流通方向前後に振動(ストローク)するよう
にFCスタック200内に流入することにより、微視的
に見ると、FCスタック200に熱を供給して温度が低
下した熱媒体が、その熱を供給して温度が上昇したFC
スタック200の部位に戻ることとなるので、第23実
施形態と同様に、新たに高温の熱媒体を供給することな
く、FCスタック200全体を速やかに所定温度Toま
で昇温することができる。
【0144】(その他の実施形態)第15〜17実施形
態では、水素タンクH105内の水素吸蔵合金にて水素
を吸蔵・放出させたが、水素を吸蔵・放出する際に熱の
出入りがある水素吸着物質であって、水素吸蔵合金と異
なる物質(例えば、マグネシウム水素化物等)を水素タ
ンクH105内に配設してもよい。また、高圧水素タン
ク以外に液化水素タンクに水素を蓄えたシステムとして
もよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態に係る燃料電池システム
の模式図である。
【図2】第1実施形態に係る蓄熱器の模式図である。
【図3】本発明の第1実施形態に係る燃料電池システム
の制御ブロック図である。
【図4】本発明の第1実施形態に係る燃料電池システム
の表示パネルに関する図である。
【図5】本発明の第1実施形態に係る燃料電池システム
のフローチャートである。
【図6】本発明の第1実施形態に係る燃料電池システム
のフローチャートである。
【図7】循環モードAの説明図である。
【図8】循環モードBの説明図である。
【図9】循環モードCの説明図である。
【図10】第1蓄熱循環モードの説明図である。
【図11】第2蓄熱循環モードの説明図である。
【図12】第3蓄熱循環モードの説明図である。
【図13】第1急速昇温モードの説明図である。
【図14】第2急速昇温モードの説明図である。
【図15】第5蓄熱循環モードの説明図である。
【図16】熱媒体の温度変化を示すグラフである。
【図17】第1加熱蓄熱モードの説明図である。
【図18】本発明の第2実施形態に係る燃料電池システ
ムの熱媒体回路を示す模式図である。
【図19】本発明の第3実施形態に係る燃料電池システ
ムの熱媒体回路を示す模式図である。
【図20】本発明の第4実施形態に係る燃料電池システ
ムの熱媒体回路を示す模式図である。
【図21】本発明の第5実施形態に係る燃料電池システ
ムの熱媒体回路を示す模式図である。
【図22】本発明の第6実施形態に係る燃料電池システ
ムの熱媒体回路を示す模式図である。
【図23】本発明の第7実施形態に係る燃料電池システ
ムの熱媒体回路を示す模式図である。
【図24】本発明の第8実施形態に係る燃料電池システ
ムの熱媒体回路を示す模式図である。
【図25】本発明の第9実施形態に係る燃料電池システ
ムの熱媒体回路を示す模式図である。
【図26】本発明の第10実施形態に係る燃料電池シス
テムの熱媒体回路を示す模式図である。
【図27】本発明の第11実施形態に係る燃料電池シス
テムの熱媒体回路を示す模式図である。
【図28】本発明の第12実施形態に係る蓄熱器の模式
図である。
【図29】本発明の第13実施形態に係る蓄熱器の模式
図である。
【図30】本発明の第14実施形態に係る蓄熱器の模式
図である。
【図31】本発明の第14実施形態に係る蓄熱器の変形
例を示す模式図である。
【図32】本発明の第15実施形態に係る燃料電池シス
テムの模式図である。
【図33】本発明の第16実施形態に係る燃料電池シス
テムの模式図である。
【図34】本発明の第17実施形態に係る燃料電池シス
テムの模式図である。
【図35】本発明の第18実施形態に係る燃料電池シス
テムの模式図である。
【図36】本発明の第19実施形態に係る燃料電池シス
テムの模式図である。
【図37】本発明の第20実施形態に係る燃料電池シス
テムの模式図である。
【図38】本発明の第21実施形態に係る説明図であ
る。
【図39】本発明の第22実施形態に係る燃料電池シス
テムのフローチャートである。
【図40】本発明の第22実施形態に係る燃料電池シス
テムにおける、熱媒体流れを示す概念図である。
【符号の説明】
100…水素製造装置、110…水素製造用燃料蒸発
器、120…水素製造用燃料改質器、130…メタノー
ル混合溶液タンク、200…FCスタック(燃料電
池)、300…メタノール燃料タンク、410…第3ポ
ンプ、420…蓄熱器(蓄熱手段)、430…ラジエー
タ、440…燃焼式ヒータ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 堀田 直人 愛知県刈谷市昭和町1丁目1番地 株式会 社デンソー内 (72)発明者 岡本 邦夫 愛知県刈谷市昭和町1丁目1番地 株式会 社デンソー内 (72)発明者 佐々木 博邦 愛知県刈谷市昭和町1丁目1番地 株式会 社デンソー内 (72)発明者 藤田 信雄 愛知県豊田市トヨタ町1番地 トヨタ自動 車株式会社内 Fターム(参考) 5H027 AA06 BA01 BA09 BA14 BA16 CC06 CC11 DD03 KK00 KK46 KK48 MM13 MM16

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 水素と酸素との化学反応により発生する
    電気エネルギーを動力源として移動する移動体の燃料電
    池システムであって、 水素が多量に含まれた水素リッチガスを製造する水素製
    造器(100)と、 前記水素製造器(100)にて製造された水素リッチガ
    スと空気とを反応させて電気エネルギーを発生させる燃
    料電池(200)と、 前記移動体に搭載され、前記水素製造器(100)を加
    熱するための加熱用燃料が貯蔵された燃料タンク(30
    0)と、 前記燃料電池(200)内に流体を循環させるポンプ
    (410)と、 前記燃料タンク(300)に蓄えられた燃料を燃焼させ
    て前記流体を加熱する燃焼式ヒータ(440)とを備え
    ることを特徴とする燃料電池システム。
  2. 【請求項2】 水素と酸素との化学反応により発生する
    電気エネルギーを動力源として移動する移動体の燃料電
    池システムであって、 前記移動体に搭載され、水素が蓄えられた水素タンク
    (H105)と、 前記水素タンク(H105)に蓄えられた水素と空気と
    を反応させて電気エネルギーを発生させる燃料電池(2
    00)と、 前記燃料電池(200)内に流体を循環させるポンプ
    (410)と、 前記燃料電池(200)で発生する熱を蓄える蓄熱手段
    (420)と、 前記水素タンク(H105)に蓄えられた水素を燃焼さ
    せて熱を発生する燃焼式ヒータ(H101)とを備え、 前記燃料電池(200)の温度が所定温度以下のとき
    に、前記蓄熱手段(420)及び前記燃焼式ヒータ(H
    101)のうち少なくとも一方にて前記流体を加熱する
    ことを特徴とする燃料電池システム。
  3. 【請求項3】 水素と酸素との化学反応により発生する
    電気エネルギーを動力源として移動する移動体の燃料電
    池システムであって、 水素が多量に含まれた水素リッチガスを製造する水素製
    造器(100)と、 前記水素製造器(100)にて製造された水素リッチガ
    スと空気とを反応させて電気エネルギーを発生させる燃
    料電池(200)と、 前記移動体に搭載され、前記水素製造器(100)を加
    熱するための加熱用燃料が貯蔵された燃料タンク(30
    0)と、 前記燃料電池(200)内に流体を循環させるポンプ
    (410)と、 前記燃料電池(200)で発生する熱を蓄える蓄熱手段
    (420)と、 前記燃料タンク(300)に蓄えられた燃料を燃焼させ
    て熱を発生する燃焼式ヒータ(440)とを備え、 前記燃料電池(200)の温度が所定温度以下のとき
    に、前記蓄熱手段(420)及び前記燃焼式ヒータ(4
    40)のうち少なくとも一方にて前記流体を加熱するこ
    とを特徴とする燃料電池システム。
  4. 【請求項4】 前記蓄熱手段(420)を迂回させて前
    記流体を流通させる第1バイパス流路(441)と、 前記燃焼式ヒータ(440)を迂回させて前記流体を流
    通させる第2バイパス流路(444)とを備え、 前記燃焼式ヒータ(440、H101)の燃焼熱により
    前記流体を加熱するときには、前記第1バイパス流路
    (441)に流体を流通させ、前記蓄熱手段(420)
    に蓄えられた熱により前記流体を加熱するときには、前
    記第2バイパス流路(444)に流体を流通させること
    を特徴とする請求項2又は3に記載の燃料電池システ
    ム。
  5. 【請求項5】 前記燃焼式ヒータ(440、H101)
    及び前記蓄熱手段(420)により前記流体を加熱する
    ときには、前記第1バイパス流路(441)及び前記第
    2バイパス流路(444)を閉じることを特徴とする請
    求項4に記載の燃料電池システム。
  6. 【請求項6】 前記両バイパス流路(441、444)
    の流通状態を制御する制御手段(800)を備え、 前記制御手段(800)は、前記燃料電池(200)の
    温度が所定温度以下であって、かつ、前記蓄熱手段(4
    20)に前記燃料電池(200)を加熱するに十分な熱
    量が蓄熱されている場合には、前記第1バイパス流路
    (441)を閉じ、かつ、前記第2バイパス流路(44
    4)を開き、 さらに、前記制御手段(800)は、前記燃料電池(2
    00)の温度が所定温度以下であって、かつ、前記蓄熱
    手段(420)に前記燃料電池(200)を加熱するに
    十分な熱量が蓄熱されていない場合には、前記第1バイ
    パス流路(441)を開き、かつ、前記第2バイパス流
    路(444)を閉じた状態で前記燃焼式ヒータ(44
    0、H101)を稼働させることを特徴とする請求項4
    に記載の燃料電池システム。
  7. 【請求項7】 前記両バイパス流路(441、444)
    の流通状態を制御する制御手段(800)を備え、 前記制御手段(800)は、前記燃料電池(200)の
    温度が所定温度以下であって、かつ、前記蓄熱手段(4
    20)に前記燃料電池(200)を加熱するに十分な熱
    量が蓄熱されている場合には、前記第1バイパス流路
    (441)を閉じ、かつ、前記第2バイパス流路(44
    4)を開き、 さらに、前記制御手段(800)は、前記燃料電池(2
    00)の温度が所定温度以下であって、かつ、前記蓄熱
    手段(420)に前記燃料電池(200)を加熱するに
    十分な熱量が蓄熱されていない場合には、前記両バイパ
    ス流路(441、444)を閉じた状態で前記燃焼式ヒ
    ータ(440、H101)を稼働させることを特徴とす
    る請求項4に記載の燃料電池システム。
  8. 【請求項8】 前記移動体には、電力が蓄えられたバッ
    テリ(900)が搭載されており、 さらに、前記バッテリ(900)から電力を得て前記流
    体を加熱する電気ヒータ(450)を備えていることを
    特徴とする請求項2ないし7のいずれか1つに記載の燃
    料電池システム。
  9. 【請求項9】 前記制御手段(800)は、前記蓄熱手
    段(420)に蓄熱された熱量が所定値以下となったと
    きに、前記燃焼式ヒータ(440、H101)及び前記
    電気ヒータ(450)のうち少なくとも一方を稼働させ
    て前記蓄熱手段(420)の蓄熱量を増加させる加熱蓄
    熱モードを有していることを特徴とする請求項8に記載
    の燃料電池システム。
  10. 【請求項10】 前記加熱蓄熱モードを作動させるか否
    かを手動操作にて選択することができる蓄熱モード設定
    手段(912)を備えていることを特徴とする請求項9
    に記載の燃料電池システム。
  11. 【請求項11】 前記燃料タンク(300)内の燃料
    量、前記蓄熱手段(420)に蓄熱された熱量のうち少
    なくとも1つを表示する表示手段(910)が設けられ
    ていることを特徴とする請求項2ないし10のいずれか
    1つに記載の燃料電池システム。
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