JP2001115698A - 車両キーレスエントリー装置 - Google Patents

車両キーレスエントリー装置

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JP2001115698A
JP2001115698A JP29660299A JP29660299A JP2001115698A JP 2001115698 A JP2001115698 A JP 2001115698A JP 29660299 A JP29660299 A JP 29660299A JP 29660299 A JP29660299 A JP 29660299A JP 2001115698 A JP2001115698 A JP 2001115698A
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coil antenna
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door
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 リモートユニットの電池の消耗が少なく、セ
キュリティー性が高い車両キーレスエントリー装置を提
供する。 【解決手段】 リモートユニット1に、第1コイルアン
テナ4と、送信機8と、第1コイルアンテナ4からの電
流に基づいて送信機8に所定の信号を送信させる第1制
御回路6と、電池7とを設け、車両側ユニット9に、第
2コイルアンテナ10と、第2コイルアンテナ10に電
力を供給してリモートユニット起動用電磁波を送信させ
る給電回路11と、受信機12と、給電回路11を制御
して第2コイルアンテナ10に、電力を供給させ、第1
コイルアンテナ4が第2コイルアンテナ10に対して一
定距離内にあるときに第1コイルアンテナ4と電磁誘導
結合可能なリモートユニット起動用電磁波を送信させる
とともに、受信機12からの所定の信号に基づいて車両
のドアを施解錠させる第2制御回路13とを設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両のキーレスエ
ントリー装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の車両のキーレスエントリー装置と
しては、ユーザがリモートユニットのボタンを操作する
ことにより、リモートユニットが所定のコードをもった
電波を送信し、そのコードと車両側にあらかじめ登録さ
れている特定のコードとが合致している場合に車両のド
アをロックあるいはアンロックする装置が一般的であ
る。近年、この種の装置において、運転者がリモートユ
ニットを身につけ、ボタン操作をしなくても車両に近づ
くだけで自動的に車両のドアを解錠でき、また、降車し
車両から離れると自動的に車両のドアを施錠するものが
知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来の装置は、リモートユニットが間欠ではあるが、一秒
毎といった間隔でIDコードを送信し続けるため、リモ
ートユニットに内蔵されている電池寿命が短く、また、
送信され続けるIDコードはコピーされやすいので、セ
キュリティー性にも問題があった。電池寿命の問題点を
解決したものとして、リモートユニットに電源スイッチ
を設けたものがあるが、ユーザが、使用する前に必ずオ
ンする必要があり、使用後にオフを忘れると、リモート
ユニットがIDコードを送信し続け電池寿命が短くなる
という問題があった。一方、セキュリティー性の問題を
解決したものとして、リモートユニット側に受信機を設
け車両側に送信機を設け、リモートユニットの受信機が
車両側の送信機からのリクエスト信号を受信し、この信
号に応答してリモートユニットが、このリクエスト信号
を加工したIDコードを送信するようにしたものが知ら
れている。この装置においては、絶えずIDコードを送
信するものではなく、車両側の送信機からのリクエスト
信号を加工したIDコードを送信するようにしているの
で、セキュリティー性は確保されているが、受信機がリ
クエスト信号を間欠ではあるが絶えず受信する必要があ
るため、その受信機の待機電力を必要とするので電池寿
命が短くなるという問題がある。
【0004】本発明は、前記従来の問題点に鑑みてなさ
れたもので、リモートユニットの電池の消耗が少なく、
セキュリティー性が高い車両キーレスエントリー装置を
提供することを課題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
の手段として、請求項1の発明は、リモートユニットと
車両との間で電波を送受信し、その電波に応じて車両の
ドアを施解錠する車両キーレスエントリー装置におい
て、リモートユニットに、第1コイルアンテナと、送信
機と、前記第1コイルアンテナからの電流に基づいて前
記送信機に所定の信号を送信させる第1制御回路と、前
記送信機と前記第1制御回路に電力を供給する電池とを
設け、車両側ユニットに、第2コイルアンテナと、前記
第2コイルアンテナに電力を供給してリモートユニット
起動用電磁波を送信させる給電回路と、前記送信機から
の所定の信号を受信する受信機と、前記給電回路を制御
して前記第2コイルアンテナに、電力を供給させ、前記
第1コイルアンテナが前記第2コイルアンテナに対して
一定距離内にあるときに第1コイルアンテナと電磁誘導
結合可能なリモートユニット起動用電磁波を送信させる
とともに、前記受信機からの所定の信号に基づいて車両
のドアを施解錠させる第2制御回路とを設けたものであ
る。
【0006】請求項2の発明は、前記車両側ユニット
に、前記第2コイルアンテナと前記第1コイルアンテナ
が電磁誘導結合可能な距離を設定する距離設定手段と、
前記距離設定手段により設定された距離に応じて、前記
給電回路の出力を変化させる出力可変回路とを設けたも
のである。
【0007】請求項3の発明は、前記車両側ユニット
に、車外の人体を検知する車外人体検知手段を設け、前
記第2制御回路は、前記車外人体検知手段からの信号に
基づいて前記給電回路を制御するようにしたものであ
る。
【0008】請求項4の発明は、前記第2制御回路は、
車両のドアを施錠するときの前記給電回路の出力を、車
両のドアを解錠するときの前記給電回路の出力より強く
したものである。
【0009】請求項5の発明は、前記車両側ユニット
に、タイマを設け、前記第2制御回路は、車両のドアを
施錠しようとするとき、車両のドアが解錠されてから所
定の時間が経過した場合に初めて施錠するようにしたも
のである。
【0010】(作用)前記請求項1の発明では、第2制
御回路は、給電回路を制御して第2コイルアンテナに、
電力を供給し、リモートユニット起動用電磁波を送信さ
せ、第1制御回路は、このリモートユニット起動用電磁
波を受けた第1コイルアンテナからの電流に基づいて、
送信機を作動し所定の信号を送信させる。そして、この
所定の信号を受信した車両側ユニットの受信機からの所
定の信号に基づいて、第2制御回路は、車両のドアを施
解錠させる。これにより、第1コイルアンテナが第2コ
イルアンテナに対して一定距離内にあるときに、第1制
御回路は、第1コイルアンテナからの電流を第1制御回
路が起動する起動信号として受け、これを受けて初めて
送信機を作動させる。送信機作動後、リモートユニット
の電池は、第1制御回路が第1コイルアンテナからの電
流を受けることを待機するのに必要な待機電力だけに使
用されるので、電池の消耗を低減できる。
【0011】前記請求項2の発明では、距離設定手段に
より第2コイルアンテナと第1コイルアンテナが電磁誘
導結合可能な距離を設定することができ、その距離に応
じて、出力可変回路は、給電回路の出力を変化させるこ
とができる。
【0012】前記請求項3の発明では、車外人体検知手
段が車外に人体を検知したときに、初めて第2制御回路
は、車外人体検知手段からの信号に基づいて給電回路を
制御し、第2コイルアンテナに電力を供給させ、第2コ
イルアンテナは、リモートユニット起動用電磁波を送信
する。
【0013】前記請求項4の発明では、車両のドアを施
錠するときの、第1コイルアンテナと第2コイルアンテ
ナが電磁誘導結合可能な距離を、車両のドアを解錠する
ときの、第1コイルアンテナと第2コイルアンテナが電
磁誘導結合可能な距離より大きくできる。
【0014】前記請求項5の発明では、車両のドアを施
錠しようとするとき、車両のドアが解錠されてから所定
の時間が経過した場合に初めて施錠するようにできる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を添付
図面にしたがって説明する。
【0016】図1は、本発明の第1実施形態にかかる車
両キーレスエントリー装置を示す。この車両キーレスエ
ントリー装置は、リモートユニット1と車両側ユニット
9とからなる。リモートユニット1は、図2にも示すよ
うに、カバー2、基板アセンブリ3、第1コイルアンテ
ナ4およびケース5からなる。第1コイルアンテナ4
は、基板アセンブリ3とケース5の間で、ケース5の周
縁に沿って配設されている。前記基板アセンブリ3は、
第1制御回路6、電池7および送信機8を有する。
【0017】前記電池7は、リモートユニット1内に設
けられ、リチウムイオン電池などの一般的な電池であれ
ばよいが、電力供給手段としては、車両側ユニット9か
ら電磁誘導により充電される蓄電池であってもよい。前
記送信機8は、解読されにくい暗号コードID方式を採
用したパッシブGO信号RF(315Mhz)もしくは
RFID信号(315Mhz、433.92Mhz)な
どのIDコードを送信する一般的な送信機であればよ
い。
【0018】図1に示すように、前記車両側ユニット9
は、第2コイルアンテナ10、該第2コイルアンテナ1
0に電力を供給しリモートユニット起動用電磁波を送信
させる給電回路11、受信機12、第2制御回路13、
車両のドアを施解錠するドアロック装置を駆動するドア
ロック装置駆動回路14、車内人体検知センサ15、自
動施錠タイマ16およびタイマ17を有する。
【0019】前記第2コイルアンテナ10は、図3に示
すように、ドアハンドルモジュール内に設けられ、前記
給電回路11により電力を供給されLF(125kh
z)の磁界を発生する。この磁界の到達距離は、約1〜
1.5mである。前記受信機12は、前記送信機8から
のIDコード信号を受信するものであり、公知のイモビ
ライザ機能を有するキーエスエントリーシステムに用い
られ、車両のイグニッションスイッチモジュール(不図
示)に設けられる一般的な受信機である。前記車内人体
検知センサ15は、運転席への着座を検知する一般的な
シートスイッチやシートベルトの着脱を検知するシート
ベルトスイッチ、赤外線の反射を利用した一般的な人体
検知センサであればよい。
【0020】前記イモビライザ機能とは、イグニッショ
ンスイッチ(不図示)がACC位置に回動され、前記車
内人体検知センサ15からの信号に基づいて、車両側に
設けられるスマートエントリーコントローラ(不図示)
が、運転者が運転席に着座したことを判断したとき、イ
グニッションスイッチモジュール(不図示)に内蔵され
ているコイルアンテナ(不図示)からLF(125kh
z)の磁界が発生される。その磁界エリア(1〜1.5
mの範囲)内に前記リモートユニット1が入ると、前記
リモートユニット1内に設けられるトランスポンダ(不
図示)が電磁誘導エネルギーを受け、その電磁誘導エネ
ルギーにより、前記トランスポンダは、暗号化したイモ
ビライザRFID信号(315Mhz、433.92M
hz)を送信する。このイモビライザRFID信号が、
あらかじめ車両に登録してあるIDコードと一致したと
きのみ、電動ステアリングロックユニット(不図示)の
ステアリングロックを解除し、エンジンECUを介して
スタータカット、フュエルカットの制御を行ないエンジ
ンの始動を可能状態にするものである。なお、前記トラ
ンスポンダは、あらかじめ登録されたIDコードを送信
するものと、車両側のコイルアンテナからその都度異な
った信号の電磁誘導エネルギーを受け、それに対応した
関数処理されたIDコードを送信するものとがあるが、
本実施形態は、後者のものを採用してある。
【0021】次に、前記構成からなる第1制御回路6と
第2制御回路13とによる動作について説明する。
【0022】リモートユニット1に設けられる前記第1
制御回路6は、図5のフローチャートに示すように、ス
テップ101において、リモートユニット1内の第1コ
イルアンテナ4において第1、第2起動用電磁波を受信
したか否かを判断する。これらの起動用電磁波を受信し
たと判断したならば、ステップ102において、マイコ
ン動作を開始し、ステップ103において、送信機8を
介してIDコードを送信させる。送信が終了すると、ス
テップ104において、マイコン動作を停止する。
【0023】車両側に設けられる前記第2制御回路13
は、図6のフローチャートに示すように、ステップ20
1において、車両のドアが閉状態にあるか否かを判断す
る。閉状態でないならば、リターンする。閉状態である
ならば、ステップ202において、車両のドアのロック
が施錠状態にあるか否かを判断する。施錠状態であるな
らば、ステップ203において、車両側に設けられた給
電回路11により電力を供給された第2コイルアンテナ
10からLF(125khz)の磁界(磁界範囲は、第
2コイルアンテナ10から約1〜1.5m)を発生さ
せ、第1起動用電磁波を送信し、ステップ204におい
て、その第1起動用電磁波送信を停止する。
【0024】ステップ205において、リモートユニッ
ト1から発信されるIDコードを受信したか否かを判断
し、受信していないと判断したならば、ステップ206
において、車両側ユニット9に設けられたタイマ17か
らの信号に基づいて、所定時間が経過したか否かを判断
する。経過していないと判断すれば、ステップ205に
戻る。所定時間が経過したと判断した場合、リターンす
る。
【0025】そして、ステップ205において、IDコ
ードを受信したと判断したならば、ステップ207にお
いて、受信したIDコードと車両側にあらかじめ登録さ
れている登録IDコードとが一致しているか否かを判断
する。一致していないと判断すれば、リターンする。一
致していると判断すれば、ステップ208において、車
両のドアロックを解錠し、ステップ209において、自
動施錠タイマ16を作動させ、リターンする。
【0026】ステップ202において、施錠状態でない
と判断したならば、図7に示すように、ステップ210
において、車両のドアが開いたか否かを判断する。開い
ていないと判断すれば、ステップ219において、作動
中の自動施錠タイマ16をインクリメントし、ステップ
220において、自動施錠タイマ16が所定時間経過し
たか否かを判断する。経過していなければ、ステップ2
02に戻る。経過していれば、ステップ221におい
て、車両のドアロックを施錠し、ステップ202に戻
る。このように、ドアロックが解錠されてから一定時間
ドアが開かれない場合、その間、ドアロックを施錠す
る。
【0027】ステップ210において、ドアが開いたと
判断すれば、ステップ211において、自動施錠タイマ
16をクリア、停止させ、ステップ212において、車
両のドアが閉じたか否かを判断する。車両のドアが閉じ
たと判断した場合、ステップ213において、車内人体
検知センサ15からの信号に基づいて、車内に運転者が
いるか否かを判断する。車内に運転者がいると判断した
場合、ステップ202に戻る。
【0028】ステップ213において、車内に運転者が
いないと判断し、ステップ214において、第2コイル
アンテナ10に第2起動用電磁波を送信させ、ステップ
215において、第2起動用電磁波の送信を停止させ
る。
【0029】そして、ステップ216において、リモー
トユニット1から送信されるIDコードを受信したか否
かを判断する。受信したと判断した場合、ステップ22
2において、IDコードとあらかじめ車両側に登録され
ている登録IDコードとが一致しているか否かを判断す
る。一致していると判断した場合、ステップ214に戻
る。一致していないと判断した場合、ステップ217に
おいて、車両のドアが解錠されてから所定時間経過した
か否かを判断し、所定時間経過していないとき、ステッ
プ216に戻り、所定時間経過したとき、ステップ21
8において、ドアロックを施錠する。ステップ216に
おいて、IDコードを受信していないと判断したとき、
ステップ217に進む。つまり、運転者が車両の第2コ
イルアンテナ10からの磁界(約1〜1.5mの範囲
内)から外れ、リモートユニット1が第2起動用電磁波
を受信せずIDコードを送信しなくなり所定時間が経過
したとき、ドアロックを施錠する。
【0030】これにより、図4(A)に示すように、リ
モートユニット1を所持した運転者が、車両に近づき、
車両側ユニット9の第2コイルアンテナ10から約1〜
1.5m内の前記磁界の範囲に入ると、リモートユニッ
ト1の第1コイルアンテナ4において電磁誘導が発生
し、第1制御回路6に電流が流れる。第1制御回路6
は、これに基づき、第1コイルアンテナ4からの電流を
第1制御回路6が起動する起動信号として受け、これを
受けて初めて送信機8を作動させる。送信機8の作動
後、リモートユニット1の電池7は、第1制御回路6が
第1コイルアンテナ4からの電流を受けることを待機す
るのに必要な待機電力だけに使用されるので、電池7の
消耗を低減できる。また、図4(B)に示すように、運
転者がリモートユニット1を所持して降車し車両から離
れるときや、車両のドアを開けたが乗車せずに車両のド
アを閉め車両から離れるなどのときには、リモートユニ
ット1が車両から一定距離離れかつ車両のドアが解錠さ
れてから所定の時間が経過した場合のみに、ドアのロッ
ク装置を施錠するようにしたので、ロック装置の無駄な
動作を低減できる。
【0031】図8は、前記第1実施形態の変形例を示
す。この変形例は、前記リモートユニット1にさらにリ
クエスト信号受信機18を設け、車両側ユニット9にさ
らにリクエスト信号を送信するリクエスト信号送信機1
9を設けたものである。
【0032】この構成からなる第1制御回路6と第2制
御回路13とによる動作について説明する。
【0033】第1制御回路6の動作は、図9のフローチ
ャートに示すように、図5におけるステップ102まで
の動作と同様で、ステップ301で、第1コイルアンテ
ナ4で第1、第2起動用電磁波の受信を待機し、ステッ
プ302でマイコン動作を開始する。ステップ303に
おいて、第1リクエスト信号受信待機をし、ステップ3
04において、第1リクエスト信号受信したか否かを判
断する。受信したと判断したならば、ステップ307に
おいて、前記リクエスト信号送信機19が送信する第1
リクエスト信号に対する第1応答IDコードを送信し、
ステップ306において、マイコン動作を停止する。な
お、リクエスト信号は、あらかじめ数種類用意され送信
するたびにそのリクエスト信号の内容は変化するように
設定されている。
【0034】ステップ304において、受信していない
と判断したならば、ステップ305において、所定時間
が経過したか否かを判断し、所定時間が経過していない
と判断すれば、ステップ304に戻り、所定時間が経過
したと判断すれば、ステップ306において、マイコン
動作を停止する。
【0035】第2制御回路13の動作は、図10、図1
1のフローチャートに示すように、図6におけるステッ
プ204と対応するステップ404の後に第1リクエス
ト信号の送信(ステップ404−1)を挿入し、図6に
おけるステップ214と対応するステップ415の後に
第2リクエスト信号の送信(ステップ415−1)を挿
入した以外は同様であるので、説明を省略する。
【0036】これによると、車両側ユニット9は、第1
起動用電磁波を送信し、次に第1リクエスト信号を送信
する。一方、リモートユニット1は、車両側ユニット9
の第2コイルアンテナ10から約1〜1.5m内の磁界
の範囲に入ると、車両側ユニット9から送信される第1
起動用電磁波に基づき、マイコン動作を開始し、リクエ
スト信号を受信して始めて送信機8よりIDコードを送
信する。このためIDコードをコピーされる恐れはほと
んどなく、安全である。なお、万一コピーされた場合で
も、このIDコードは、送信機8より送信するたびに変
更されるリクエスト信号を加工したコードであるので、
車両側ユニット9が作動されることはなく、より安全で
ある。また、リクエスト信号を受信しないときは、ID
コードを送信しないので、リモートユニット1の電池7
の消耗を低減できる。
【0037】図12は、本発明の第2実施形態にかかる
車両キーレスエントリー装置を示す。
【0038】この装置は、前記第1実施形態の車両側ユ
ニット9に、さらに、第2コイルアンテナ10と第1コ
イルアンテナ4が電磁誘導結合可能な距離を設定する距
離設定手段である距離設定スイッチ20と、距離設定ス
イッチ20により設定された距離に応じて、給電回路1
1の出力を変化させる出力可変回路21とを設けたもの
である。
【0039】これによりユーザが、リモートユニットが
車両に近いところで施解錠動作が行われるように希望す
るときは、距離設定スイッチ20を距離が近い方へ設定
する。これにより、第2制御回路13は、出力可変回路
21を介して給電回路11の出力を小さくし、第2コイ
ルアンテナ10から発生される磁界の到達範囲が小さく
なる。また、車両から遠いところで施解錠動作が行われ
るように希望するときは、距離設定スイッチ20を距離
が遠い方へ設定する。これにより、第2制御回路13
は、出力可変回路21を介して給電回路11の出力を大
きくし、第2コイルアンテナ10から発生される磁界の
到達範囲が大きくなる。
【0040】図13、14は、本発明の第3実施形態に
かかる車両キーレスエントリー装置を示す。
【0041】この装置は、前記第2実施形態の車両側ユ
ニット9に、さらに、車外の人体を検知する車外人体検
知手段である赤外線反射タイプ人体検知センサ22を設
けたものである。
【0042】前記構成からなる第1制御回路6と第2制
御回路13とによる動作について説明する。図15のフ
ローチャートに示すように、第1制御回路6によるリモ
ートユニット1の動作は、第1実施形態と同様である。
また、第2制御回路13による動作は、図16のフロー
チャートに示すように、ステップ602−1において、
車外人体検知センサ22が車外の人体を検知したか否か
を判断するステップを挿入し、車外の人体を検知しなけ
れば、ステップ601に戻り、車外の人体を検知した場
合は、ステップ603に進むようにしたことを除いて
は、第1実施形態と同様である。
【0043】これにより、車外人体検知センサ22によ
り車外に人体を検知したときのみ、第2コイルアンテナ
10から第1起動用電磁波を送信するので、電力の消費
を低減できる。また、車外に運転者がいないような状況
において、第2制御回路13がIDコードを受信したと
判断するという場合があり、そのような誤動作を防止す
ることができる。
【0044】次に、本発明の第4実施形態にかかる車両
キーレスエントリー装置として、第2制御回路13が、
車両のドアを施錠するときの給電回路11の出力を、車
両のドアを解錠するときの給電回路11の出力より強く
した。
【0045】これにより、図18(A)に示すように、
第1起動用電磁波aの到達距離に比べ、図18(B)に
示すように、第2起動用電磁波bの到達距離のほうが大
きくなるので、第2制御回路13による車両のドアの施
解錠動作において、施錠するときの距離と解錠するとき
の距離とが同じ場合、ユーザが車両からその距離付近に
いるときに起こる、施錠、解錠を繰り返す無駄な動作を
防止でき、ロック装置のチャタリングを押さえることが
できる。
【0046】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、請求項
1の発明によれば、第1コイルアンテナが第2コイルア
ンテナに対して一定距離内にあるときに、第1制御回路
は、第1コイルアンテナからの電流を第1制御回路が起
動する起動信号として受け、これを受けて初めて送信機
を作動させる。送信機作動後、リモートユニットの電池
の消耗は、第1制御回路が第1コイルアンテナからの電
流を受けることを待機するのに必要な待機電力だけでよ
い。また、送信機が作動後、第1制御回路は停止状態に
なるので、消費電流を低減できる。一方、第1コイルア
ンテナが第2コイルアンテナに対して一定距離内にある
ときに、送信機を作動させ所定の信号を送信させ常時は
信号を送信していないため、所定の信号をコピーされ難
くセキュリティー性が高く、盗難防止を図れるという効
果を奏する。
【0047】請求項2の発明によれば、車両側ユニット
に、第2コイルアンテナと第1コイルアンテナが電磁誘
導結合可能な距離を設定する距離設定手段と、距離設定
手段により設定された距離に応じて、給電回路の出力を
変化させる出力可変回路とを設け、距離設定手段により
第2コイルアンテナと第1コイルアンテナが電磁誘導結
合可能な距離を設定することができ、その距離に応じ
て、出力可変回路は、給電回路の出力を変化させること
ができる。これにより、ユーザの好みに合わせた距離設
定が可能となり、利便性が向上する。
【0048】請求項3の発明によれば、車外人体検知手
段が車外に人体を検知したときに、初めて第2制御回路
は、車外人体検知手段からの信号に基づいて給電回路を
制御し、第2コイルアンテナに電力を供給させ、第2コ
イルアンテナは、リモートユニット起動用電磁波を送信
する。人体を検知したとき起動用電磁波を送信するた
め、誤動作と電力の消費を押さえることができる。
【0049】請求項4の発明によれば、車両のドアを施
錠するときの、第1コイルアンテナと第2コイルアンテ
ナが電磁誘導結合可能な距離を、車両のドアを解錠する
ときの、第1コイルアンテナと第2コイルアンテナが電
磁誘導結合可能な距離より大きくできる。これにより、
第2制御回路による車両のドアの施解錠動作において、
施錠するときの距離と解錠するときの距離とが同じで、
ユーザが車両からその距離付近にいる場合に起こる、施
錠、解錠を繰り返す無駄な動作を防止でき、ロック装置
のチャタリングを押さえることができる。
【0050】請求項5の発明によれば、車両のドアを施
錠しようとするとき、車両のドアが解錠されてから所定
の時間が経過した場合に初めて施錠するようにできる。
これにより、第2制御回路による車両のドアの施解錠動
作において、施錠するときの距離と解錠するときの距離
とが同じで、ユーザが車両からその距離付近にいる場合
に起こる、施錠、解錠を繰り返す無駄な動作を防止で
き、ロック装置のチャタリングを押さえることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1実施形態にかかる車両キーレス
エントリー装置の概略構成図。
【図2】 図1のリモートユニットの分解斜視図。
【図3】 図1の車両側ユニットの第2コイルアンテナ
の取り付け位置を示す部分拡大図。
【図4】 図1の車両キーエスエントリー装置の使用状
況を示す斜視図。
【図5】 図1のリモートユニットの動作の一例を示す
フローチャート。
【図6】 図1の車両側ユニットの動作の一例を示すフ
ローチャート。
【図7】 図6に続くフローチャート。
【図8】 本発明の第1実施形態の変形例にかかる車両
キーレスエントリー装置の概略構成図。
【図9】 図8のリモートユニットの動作の一例を示す
フローチャート。
【図10】 図8の車両側ユニットの動作の一例を示す
フローチャート。
【図11】 図10に続くフローチャート。
【図12】 本発明の第2実施形態にかかる車両キーレ
スエントリー装置の概略構成図。
【図13】 本発明の第3実施形態にかかる車両キーレ
スエントリー装置の概略構成図。
【図14】 図13の車両側ユニットの第2コイルアン
テナおよび車外人体検知手段の取り付け位置を示す車両
の部分拡大図。
【図15】 図14のリモートユニットの動作の一例を
示すフローチャート。
【図16】 図14の車両側ユニットの動作の一例を示
すフローチャート。
【図17】 図16に続くフローチャート。
【図18】 本発明の第4実施形態にかかる車両キーレ
スエントリー装置の使用状況を示す斜視図。
【符号の説明】
1 リモートユニット 4 第1コイルアンテナ 6 第1制御回路 7 電池 8 送信機 9 車両側ユニット 10 第2コイルアンテナ 11 給電回路 12 受信機 13 第2制御回路 17 タイマ 20 距離設定スイッチ(距離設定手段) 21 出力可変回路 22 赤外線反射タイプ人体検知センサ(車外人体検知
手段)

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 リモートユニットと車両との間で電波を
    送受信し、その電波に応じて車両のドアを施解錠する車
    両キーレスエントリー装置において、 リモートユニットに、 第1コイルアンテナと、 送信機と、 前記第1コイルアンテナからの電流に基づいて前記送信
    機に所定の信号を送信させる第1制御回路と、 前記送信機と前記第1制御回路に電力を供給する電池と
    を設け、 車両側ユニットに、 第2コイルアンテナと、 前記第2コイルアンテナに電力を供給してリモートユニ
    ット起動用電磁波を送信させる給電回路と、 前記送信機からの所定の信号を受信する受信機と、 前記給電回路を制御して前記第2コイルアンテナに、電
    力を供給させ、前記第1コイルアンテナが前記第2コイ
    ルアンテナに対して一定距離内にあるときに第1コイル
    アンテナと電磁誘導結合可能なリモートユニット起動用
    電磁波を送信させるとともに、前記受信機からの所定の
    信号に基づいて車両のドアを施解錠させる第2制御回路
    とを設けたことを特徴とする車両キーレスエントリー装
    置。
  2. 【請求項2】 前記車両側ユニットに、 前記第2コイルアンテナと前記第1コイルアンテナが電
    磁誘導結合可能な距離を設定する距離設定手段と、 前記距離設定手段により設定された距離に応じて、前記
    給電回路の出力を変化させる出力可変回路とを設けたこ
    とを特徴とする請求項1に記載の装置。
  3. 【請求項3】 前記車両側ユニットに、車外の人体を検
    知する車外人体検知手段を設け、 前記第2制御回路は、前記車外人体検知手段からの信号
    に基づいて前記給電回路を制御することを特徴とする請
    求項1または2に記載の装置。
  4. 【請求項4】 前記第2制御回路は、車両のドアを施錠
    するときの前記給電回路の出力を、車両のドアを解錠す
    るときの前記給電回路の出力より強くしたことを特徴と
    する請求項1から3のいずれかに記載の装置。
  5. 【請求項5】 前記車両側ユニットに、タイマを設け、 前記第2制御回路は、車両のドアを施錠しようとすると
    き、車両のドアが解錠されてから所定の時間が経過した
    場合に初めて施錠するようにしたことを特徴とする請求
    項1から4のいずれかに記載の装置。
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