JP2004025938A - 電子キーシステム - Google Patents

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Abstract

【課題】エンジンを始動して直ぐに走行を開始しても、車載機器を使用可能な状態にしておくことができる電子キーシステムを提供する。
【解決手段】ナビECU38及びエアバックECU39はバッテリ25に対して並列に接続されている。ナビECU38及びエアバックECU39とバッテリ25との間には接続スイッチ40が介装されている。接続スイッチ40はスマートECU16によるコード照合が一致したときにオン状態となって、ナビECU38及びエアバックECU39とバッテリ25とを接続状態にする。このため、車両3のドアロックが解錠されるとほぼ同時に、ナビECU38及びエアバックECU39への電力供給が開始される。
【選択図】    図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、電子キーと車両との間の無線通信により車両の所定動作がキー操作無しで実行される電子キーシステムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
図4は、従来における車両51の電気的構成を示す回路図である。車両51には複数のECU52,53,…が搭載されている。これらECU52,53としては車両51の有する車載機器に応じて、例えばカーナビゲーションシステムを動作するナビECU52や、エアバック装置を動作するエアバックECU53がある。また、車両51には車両用の電源としてバッテリ54が搭載されている。バッテリ54は各ECU52,53と電力線55を介して接続され、各ECU52,53に電力を供給している。
【0003】
また、車両51にはエンジン始動時に操作されるイグニッションスイッチ56が配設され、イグニッションスイッチ56は各ECU52,53とバッテリ54との間に介在されている。イグニッションスイッチ56はOFF位置、ACC(アクセサリ)位置、ON(イグニッションオン)位置、START位置の順に操作可能であり、ON位置からSTART位置へと回されたときにエンジンが始動する。また、イグニッションスイッチ56がイグニッションオンとなったとき、ECU52,53とバッテリ54とが通電状態となって各ECU52,53が起動する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、ナビECU52による目的地設定等の設定処理は走行中において禁止されているため、イグニッションスイッチ56のオン時にこの種の設定処理が行われるが、GPS(Global Positioning System)の受信状態が不安定な場合には受信状態が安定するまでに数秒かかることがある。また、エアバックECU53はイグニッションスイッチ56のオン時に走行前の初期自己診断(衝突判別診断)を行っており、その自己診断にも数秒の時間がかかる。
【0005】
しかし、エンジンを始動して直ぐに走行を開始する場合もあり、ナビECU52による受信状態チェックやエアバックECU53による初期自己診断などの各処理には数秒かかることから、これら処理が終了したときには既に走行開始後であることも考えられる。しかし、このナビECU52の受信状態チェックやエアバックECU53の初期自己診断は走行前に終了しておくことが好ましいので、何らかの対策が必要であった。
【0006】
本発明は前記の問題点に鑑みてなされたものであって、その目的は、エンジンを始動して直ぐに走行を開始しても、車載機器を使用可能な状態にしておくことができる電子キーシステムを提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記問題点を解決するために、請求項1に記載の発明では、車載機器を制御する制御ユニットを備え、前記制御ユニットには電源から電力が供給される電子キーシステムにおいて、エンジン始動時に操作される操作手段と、外部から取り込んだ電子キーの識別コードと、予め車両側に登録された識別コードとを照合する照合手段と、前記制御ユニットと電源との間の接続状態を切り換えるスイッチ手段と、前記照合手段の照合結果に基づき前記識別コードが一致しているとき、前記操作手段がイグニッションオン状態に操作される前に、前記電源からの電力が前記制御ユニットに供給されるように、前記スイッチ手段の接続状態を切り換えて前記制御ユニットを起動させる制御手段とを備えたことを要旨とする。
【0008】
この発明によれば、例えば電子キーを所持する運転者が車両に近づくと、電子キーの持つ識別コードが電子キーから出力される。すると、照合手段はその識別コードを取り込み、電子キーの識別コードと予め車両側に登録されたコードと照合する。そして、照合手段の照合結果に基づき識別コードが一致していれば、操作手段がイグニッションオン状態に操作される前に制御手段が接続手段の接続状態を切り換えて、制御ユニットへの電力供給を開始して制御ユニットを起動させる。
【0009】
ところで、制御ユニットは電源が供給された直後に、車載機器が使用可能となる前段階で初期動作を実行している。しかし、運転者が車両に乗り込んでから行われる操作手段のイグニッションオン状態への操作に先駆けて、制御ユニットには電力が供給されて初期動作が実行されるので、車両の走行を開始する前には初期動作が完了することになり、車両の走行開始と同時に車載機器を使用可能な状態にしておける。
【0010】
請求項2に記載の発明では、請求項1に記載の発明において、前記制御手段は前記操作手段がイグニッションオン状態に操作される前に、前記照合手段の照合結果に基づき2つの前記識別コードが一致したタイミングで、前記スイッチ手段の接続状態を切り換えて前記制御ユニットへの電力供給を開始することを要旨とする。
【0011】
この発明によれば、請求項1に記載の発明の作用に加え、照合手段によるコード照合時に識別コードが一致したタイミングで制御手段が制御ユニットへの電力供給を開始するので、イグニッションオン状態に先駆けて識別コードが一致した時点から制御ユニットを起動することが可能になる。
【0012】
請求項3に記載の発明では、請求項1又は2に記載の発明において、前記制御手段は前記電子キーの識別コードが乗せられた送信信号を取り込み、前記送信信号に基づき前記車両のドアロックを解錠又は施錠する構成であって、前記制御手段は前記照合手段の照合結果に基づき2つの前記識別コードが一致したときに、前記車両のドアロックを解錠するとともに、前記スイッチ手段の接続状態を切り換えて前記制御ユニットへの電力供給を開始することを要旨とする。
【0013】
この発明によれば、請求項1又は2に記載の発明の作用に加え、照合手段によるコード照合時に識別コードが一致したときにドアロックが解錠されるとともに、制御ユニットへの電力供給が開始されるので、ドアロックの解錠とほぼ同時に制御ユニットが起動される。従って、運転者が車両に乗り込んで走行を開始するまでには充分な時間があるので、走行を開始する前に制御ユニットの初期動作をほぼ確実に終えられる。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を具体化した電子キーシステムの一実施形態を図1〜図3に従って説明する。
【0015】
図2は、電子キーシステム1の全体構成を示す模式図である。電子キーシステム1はワイヤレスにより所定のキー操作を行うシステムであって、自由に持ち運び可能な電子キー(スマートキー)2と、車両3に搭載されたコントローラ4とからなる。電子キー2とコントローラ4とは無線通信が可能であり、コントローラ4は車両3に搭載された各アンテナ5〜8を介して電子キー2と各種信号(電波)のやり取りをしている。
【0016】
これらアンテナ5〜8には左右のドア9に設置されたコイルアンテナ5、運転席に設置されたコイルアンテナ6、受信用のアンテナ7、イモビライザー用のコイルアンテナ8がある。また、アンテナ5は領域E1内、アンテナ6は領域E2内、アンテナ8は領域E3内で電子キー2と無線通信可能となっている。アンテナ5〜8とコントローラ4とはそれぞれ信号線(通信ケーブル)で接続されている。
【0017】
図1は、電子キーシステム1の電気的な構成図である。電子キーシステム1はスマートキーシステム10を備えている。このスマートキーシステム10は所有者が電子キー2を携帯して車両3のドアに近づけばドアロックが自動で解錠され、遠ざかれば自動で施錠されるキーレスエントリ機能を有している。また、スマートキーシステム10は電子キー2のキープレートをハンドル横のエンジン始動用シリンダに差し込まなくてもイグニッションノブ(全て図示省略)を回せばエンジンが始動するイグニッション機能も有している。
【0018】
以下に詳述すると、電子キー2はマイコン11、受信回路12及び送信回路13を内蔵している。受信回路12は車両3から出力されるリクエスト信号(電波)をアンテナ14を介して受信し、その信号をマイコン11に出力する。マイコン11はリクエスト信号を入力すると、電子キー2のIDコード(識別コード)に応じたIDコード信号を生成し、送信回路13はその信号を変調して所定の周波数の電波に変換したIDコード信号(電波)Sをアンテナ15を介して外部に送信する。
【0019】
一方、コントローラ4には照合手段及び制御手段としてのスマートECU16、送信回路17及び受信回路18が搭載されている。送信回路17はスマートECU16から出力されるリクエスト信号を所定の周波数の電波に変換し、そのリクエスト信号をアンテナ5又はアンテナ6を介して外部に送信する。また、受信回路18は外部からのIDコード信号をアンテナ7を介して受信し、そのIDコード信号をパルス信号に復調してスマートECU16に出力する。
【0020】
スマートECU16はCPU(図示省略)やメモリ19等を内蔵し、メモリ19にはIDコードが記憶されている。スマートECU16はアンテナ7を介してIDコード信号を入力したとき、そのIDコードとメモリ19内のIDコードとのコード照合を実行する。さらに、スマートECU16はIDコード信号に基づき、車両3に搭載されたドアロック駆動装置20、ステアリングロック駆動装置21、エンジン制御装置22を動作させる。
【0021】
車両3には送信回路17のアンテナ切換えを行う信号切換スイッチ23が搭載され、信号切換スイッチ23はスマートECU16に接続されている。信号切換スイッチ23は運転者が車両3に乗り込む前の状態のときにオフ信号を、運転者がドア9を開けて車両3に乗り込みドア9が閉じられたときにオン信号をスマートECU16に出力する。そして、スマートECU16は信号切換スイッチ23からオフ信号を入力したときにはアンテナ5からリクエスト信号を発信させ、信号切換スイッチ23からオン信号を入力したときにはアンテナ6からリクエスト信号を発信させる。
【0022】
車両3には操作手段としてのイグニッションスイッチ24及び電源としてのバッテリ25が搭載されている。イグニッションスイッチ24は電子キー2をシリンダに差し込んで回す通常のキー操作によって、OFF、ACC(アクセサリ)、ON(イグニッションオン)、STARTの各位置に接続状態が切り換わる。また、イグニッションスイッチ24がイグニッションオン状態となったときに、コントローラ4とバッテリ25が通電状態となり、バッテリ25の電力がスマートECU16等に供給される。
【0023】
ここで、スマートキーシステム10は以下のように動作する。まず、ドア9が施錠されている状態では信号切換スイッチ23からオフ信号が出力される。そして、スマートECU16はこのオフ信号に基づきアンテナ5からリクエスト信号を間欠的に発信させる。電子キー2を所有した運転者が領域E1(図2参照)内に入ると、電子キー2はアンテナ14によりリクエスト信号を受信し、マイコン11を作動させてアンテナ15からIDコード信号Sを発信する。即ち、電子キー2はスタンバイモードで待機し、リクエスト信号を受信したときのみIDコード信号Sを自動で送り返す。
【0024】
すると、スマートECU16はアンテナ7及び受信回路18を介してIDコード信号Sを入力し、このIDコードとメモリ19に記憶したIDコードとを照合する。そして、スマートECU16は受信したIDコードがメモリ19のIDコードと一致し、かつ信号切換スイッチ23からオフ信号を入力していれば、ドアロック駆動装置20を作動してドアロックを解錠する。一方、スマートECU16は2つのIDコードが一致しなければドアロックを施錠したままにする。従って、運転者はこのスマートエントリ機能によってキー操作無しでドアロックの解錠が自動で行える。
【0025】
続いて、運転者が運転席に乗り込みドア9が閉じられると、信号切換スイッチ23はオン信号を出力し、スマートECU16はこのオン信号に基づきアンテナ5に代えてアンテナ6からリクエスト信号を間欠的に発信させる。そして、電子キー2は領域E2(図2参照)内でアンテナ14からのリクエスト信号を受信し、マイコン11を作動してアンテナ15からIDコード信号Sを発信する。そして、スマートECU16はアンテナ7及び受信回路18を介してIDコード信号Sを入力し、このIDコードと予め記憶したIDコードとを照合する。
【0026】
このとき、スマートECU16は受信したIDコードがメモリ19のIDコードと一致し、かつ信号切換スイッチ23からオン信号を入力していればエンジン始動を許可する。即ち、スマートECU16はステアリングロック駆動装置21を駆動してステアリングロック(図示省略)を解錠し、エンジン制御装置22にエンジン始動許可信号を出力する。そして、エンジン制御装置22はエンジン始動許可信号に基づき、イグニッションノブが回されたときにエンジン点火及び燃料噴射を行ってエンジンを始動させる。このため、電子キー2を所有した運転者はキーを機械操作することなく、このイグニッション機能によりイグニッションノブを回すだけでエンジン始動が行える。
【0027】
一方、スマートECU16は信号切換スイッチ23からオン信号を入力していても、2つのIDコードが一致していなければ、イモビライザー機能を作動してエンジン始動を許可しない。即ち、スマートECU16はエンジン制御装置22にエンジン始動許可信号を出力せず、エンジン制御装置22はイグニッションノブが回されても燃料噴射(又はエンジン点火)を行わずエンジンを始動させない。このため、電子キー2のIDコードがスマートECU16のIDコードと一致しなければイグニッション機能が作動しないため、電子キー2を所有しない第三者によって勝手にエンジンがかけられずに済む。
【0028】
ところで、電子キー2のマイコン11は電池(図示省略)によって作動しており、電子キー2は電池が切れるとリクエスト信号を受信してもIDコード信号Sを発信できずコード照合が実行不可能となる。そこで、電子キーシステム1はこれに対応したイモビライザーシステム26を備えている。以下に詳述すると、電子キー2には1つのICチップからなるトランスポンダ27が内蔵されている。トランスポンダ27はコイルアンテナ28、電力回路29及びトランスポンダ制御回路30を備えている。
【0029】
アンテナ28は領域E3(図2参照)内において車両3からの駆動電波(電磁界)を受信し、電力回路29はその駆動電波に基づき電力を生成してトランスポンダ制御回路30に電力を供給する。トランスポンダ制御回路30にはメモリ31が内蔵され、メモリ31にはトランスポンダ用のIDコードが記憶されている。そして、トランスポンダ制御回路30は電力回路29からの電力を電源としてIDコードに応じたトランスポンダ信号を生成し、その信号を変調して所定の周波数の電波に変換したトランスポンダ信号(電波)Sをアンテナ28を介して外部に発信させる。
【0030】
一方、コントローラ4にはイモビECU32、トランスポンダ送受信回路33及び増幅回路34が搭載されている。トランスポンダ送受信回路33はイモビECU32から出力される制御信号に基づきアンテナ8に電磁界を発生させ、アンテナ8は電磁界の発生に伴い駆動電波を外部に発信する。また、トランスポンダ送受信回路33は外部からのトランスポンダ信号をアンテナ8を介して受信し、そのトランスポンダ信号をパルス信号に復調するとともに増幅回路34により増幅してイモビECU32に出力する。
【0031】
イモビECU32はCPU(図示省略)やメモリ35等を内蔵し、メモリ35にはIDコードが記憶されている。イモビECU32は外部からアンテナ8を介してトランスポンダ信号を受信したとき、受信したトランスポンダ信号のIDコードとメモリ35のIDコードとを照合する。そして、イモビECU32は2つのIDコードが不一致のときにエンジン始動許可信号をエンジン制御装置22に出力せず、2つのIDコードが一致したときに暗号化したエンジン始動許可信号をエンジン制御装置22に出力する。
【0032】
ここで、電子キー2の電池が切れた場合、電子キー2によるイモビライザーシステム26は以下のように動作する。まず、車外にいる運転者が運転席に乗り込み、電子キー2のキープレートをエンジン始動用シリンダに差し込む。そして、電子キー2が領域E3(図2参照)内に入ったとき、トランスポンダ27は間欠的に発信された駆動電波をアンテナ28を介して受信し、トランスポンダ制御回路30を作動してアンテナ28からトランスポンダ信号Sを自動で発信させる。
【0033】
すると、イモビECU32はアンテナ8、トランスポンダ送受信回路33及び増幅回路34を介してトランスポンダ信号Sを入力し、このIDコードとメモリ35のIDコードとを照合する。イモビECU32は受信したIDコードがメモリ35のIDコードと不一致であればエンジン始動を許可せず、ステアリングロックを施錠したままにし、エンジン始動許可信号をエンジン制御装置22に出力しない。このため、エンジン制御装置22はエンジン始動許可信号の不入力により、イグニッションノブやキー操作がなされても燃料噴射(又はエンジン点火)を強制的にカットしてエンジンを始動させない。
【0034】
一方、イモビECU32は2つのIDコードが一致すればエンジン始動を許可し、ステアリングロックを解錠して、エンジン始動許可信号をエンジン制御装置22に出力する。そして、エンジン制御装置22はエンジン始動許可信号に基づきエンジン始動が許可された状態となり、イグニッションノブやキー操作がなされれば、その度にエンジン点火を行ってエンジンを始動させる。従って、電子キー2のトランスポンダ27から発信されるIDコードが車両3側と一致したときのみエンジンがかかるので、合鍵や配線直結に対応した盗難防止効果が非常に高いものとなる。
【0035】
車両3には運転者を目的地まで誘導するナビゲーションシステム(以下、カーナビと記す)36、衝突時に運転者や搭乗者への衝撃を軽減するエアバック装置37が搭載されている。また、コントローラ4にはナビECU38及びエアバックECU39が内蔵されている。なお、カーナビ36やエアバック装置37が車載機器に相当し、ナビECU38やエアバックECU39が制御ユニットに相当する。
【0036】
ナビECU38はバッテリ25を電力源としてカーナビ36を動作させ、エアバックECU39はバッテリ25を電力源としてエアバック装置37を動作させる。また、ナビECU38やエアバックECU39はバッテリ25から電源が供給された直後に所定の初期動作を実行し、ナビECU38はこの初期動作としてGPS機能により車両3の現在位置を求めている。また、エアバックECU39は初期動作として初期自己診断を行って走行前の衝突判別診断を実行している。
【0037】
図3は、コントローラ4の要部を示す回路図である。ナビECU38及びエアバックECU39はバッテリ25に対して並列に接続されている。ナビECU38及びエアバックECU39とバッテリ25との間には、スイッチ手段としての接続スイッチ40が介装されている。接続スイッチ40は接点部41とコイル部42とを備えた励磁式であり、コイル部42が励磁されたときに接点部41が接続状態(同図の鎖線)となってオンし、コイル部42が非励磁のときに接点部41が遮断状態(同図の実線)となってオフとなる。
【0038】
接点部41の一方の端子43はバッテリ25の+側に、他方の端子44はナビECU38及びエアバックECU39の+側に接続されている。コイル部42の入力側はスマートECU16に、出力側はGNDに接続されている。スマートECU16は電子キー2から発信されるIDコードのコード照合を行ったとき、2つのコードが一致すれば接続スイッチ40のコイル部42を励磁し、コードが不一致であればコイル部42を励磁しない。このため、接続スイッチ40はスマートECU16によるコード照合が一致したときにオン状態となって、ナビECU38及びエアバックECU39とバッテリ25とを接続状態にする。
【0039】
ここで、スマートキーシステム10の作動時に接続スイッチ40は以下のように動作する。まず、電子キー2を所有した運転者が領域E1内に入ると、電子キー2はアンテナ14によりリクエスト信号を受信し、マイコン11を作動させてアンテナ15からIDコード信号Sを発信する。そして、スマートECU16はアンテナ7及び受信回路18を介してIDコード信号Sを入力し、このIDコードとメモリ19に記憶したIDコードとを照合する。スマートECU16は受信したIDコードがメモリ19のIDコードと一致すれば接続スイッチ40のコイル部42を励磁する。
【0040】
すると、接続スイッチ40はオフからオン状態となり、ナビECU38及びエアバックECU39はバッテリ25と通電した状態となる。このため、車両3のドアロックが解錠されるとほぼ同時に、ナビECU38及びエアバックECU39への電力供給が開始される。そして、バッテリ25から電力が供給された直後から、ナビECU38はGPS機能による現在位置の確保を実行し、エアバックECU39は初期自己診断を実行する。
【0041】
ところで、ナビECU38による現在位置の確保や、エアバックECU39による初期自己診断には数秒の時間がかかる。しかし、運転者が車両3に乗り込む前にナビECU38やエアバックECU39に電力が供給されて、ナビECU38による現在位置の確保やエアバックECU39による初期自己診断が開始される。このため、車両3の走行を開始する前にナビECU38による現在位置の確保や、エアバックECU39による初期自己診断を済ませられるので、車両3の走行開始と同時にカーナビ36やエアバック装置37を使用可能な状態にしておける。
【0042】
従って、この実施の形態では以下のような効果を得ることができる。
(1)スマートキーシステム10のキーレスエントリ機能を用いて、電子キー2のコードが車両3のコードと一致したときにドアロックが解錠されるとともに、ナビECU38やエアバックECU39に電力が供給される。このため、イグニッションスイッチ24のイグニッションオン状態に先駆けて、車両3に乗り込む前にナビECU38による現在位置の確保やエアバックECU39による初期自己診断が開始される。従って、車両3の走行を開始する前にナビECU38による現在位置の確保や、エアバックECU39による初期自己診断を済ませられるので、車両3の走行開始と同時にカーナビ36やエアバック装置37を使用可能な状態にしておくことができる。
【0043】
(2)ドアロックが解錠されるタイミングを、ナビECU38やエアバックECU39への電力供給の開始タイミングとしている。従って、運転者がドア9を開けて車両3に乗り込み走行を開始するまでに充分な時間があるので、走行を開始する前にナビECU38による現在位置の確保や、エアバックECU39による初期自己診断をほぼ確実に終了することができる。
【0044】
(3)ナビECU38やエアバックECU39の電力供給の開始に、電子キーから発信されるスマートキーシステム10のIDコード信号を用いているので、イグニッションオン状態に先駆けて電力供給を開始するために新たな電波を用意する必要がない。
【0045】
(4)接続スイッチ40は接点部41とコイル部42とからなる電磁式を用いているので、接続スイッチ40を簡単な構成のスイッチで済ますことができる。
なお、実施形態は前記に限定されず、以下の態様に変更してもよい。
【0046】
・ イグニッションオン状態となる前に先駆けてナビECU38やエアバックECU39に電力を供給する処理は、スマートキーシステム10を動作させるスマートECU16により実行されることに限定されない。例えば、その処理がイモビECU32より実行されてもよく、電子キー2が領域E3内に入り込みんで、電子キー2のIDコードとメモリ35のIDコードとを照合する。そして、これらコードが一致したときにイモビECU32がナビECU38やエアバックECU39に電力供給を開始してもよい。この場合、イグニッションオン状態に先駆けたナビECU38やエアバックECU39に対する電力供給を、イモビライザーシステム26を用いて開始できる。
【0047】
・ イグニッションオン状態となる前に先駆けてナビECU38やエアバックECU39に電力を供給する処理は、スマートキーシステム10に用いられるIDコード信号を用いて実行されることに限定されない。例えば、電子キー2のアンロックスイッチを押すとドアロックが解錠される構成において、アンロックスイッチを押した際に送信されるキーコードが車両3のコードと一致したときに、ナビECU38やエアバックECU39に電力供給を開始してもよい。
【0048】
・ ナビECU38やエアバックECU39に電力供給が開始されるタイミングは、ドアロックが解錠されるタイミングと同じであることに限定されない。例えば、信号切換スイッチ23からのオンオフ信号に基づき、運転者が車両3に乗り込んでドア9が閉じられたときに電力供給を開始してもよい。また、電力供給が開始されるタイミングはイグニッションスイッチ24がイグニッションオンとなる前であれば特に限定されない。
【0049】
・ ナビECU38やエアバックECU39に電力供給が開始されるタイミングは、運転者が車両3に乗り込む前であればよい。例えば、信号切換スイッチ23からのオンオフ信号に基づき、車両3のドア9が開けられたときに電力供給を開始してもよい。この場合、運転者が車両3に乗り込む前に電力供給を開始すれば、ナビECU38やエアバックECU39の初期動作を完了可能な時間を充分に確保できる。
【0050】
・ 制御ユニットはナビECU38やエアバックECU39に限定されず、電力が供給されてから使用可能となるまでに所定の立ち上がり時間が必要な車載機器を制御するECUであれば特に限定されない。
【0051】
・ 電子キー2は1つのキーでスマートキーシステム10と、イモビライザーシステム26との両方が実行可能であることに限定されない。例えば、スマートキーシステム10を作動する携帯機と、トランスポンダ27を内蔵してイモビライザーシステム26を作動するイグニッションキーとで別々に分かれていてもよい。
【0052】
・ ステアリングロックはスマートECU20やイモビECU33により自動で解錠・施錠されることに限定されない。例えば、電子キー2のキープレートをエンジン始動用シリンダに差し込み、その鍵溝がシリンダ側と一致して回されたときに手動で解錠されてもよい。
【0053】
・ 電子キー2は鍵状のものに限らず、ID発信機や携帯電話などIDコードを発信できるものであれば、コード発信元は特に限定されない。
・ 電子キー2は無線通信によりIDコードを送信することに限定されず、例えば生体通信によりIDコードを通信するものでもよい。即ち、IDコードを記憶した記憶体を所有した運転者がドアに触れたときに、人体を通じて車両3側にIDコードが送信されてもよい。
【0054】
・ 車両は自動車(本例では車両3)に限定されない。例えば、車両は二輪車、特殊車両(農耕機など)、産業車両(フォークリフトなど)でもよく、その種類(機種)は特に限定されない。
【0055】
前記実施形態及び別例から把握できる請求項以外の技術的思想について、以下にその効果とともに記載する。
(1)請求項1〜3において、運転者が前記車両のドアを開けて該車両に乗り込んだか否かを検出する検出手段(23)を備え、前記制御手段は前記検出手段の検出結果に基づき、前記運転者が前記車両に乗り込む前に前記スイッチ手段の接続状態を切り換えて前記制御ユニットへの電力供給を開始する。
【0056】
(2)請求項1〜3において、前記制御手段は前記電子キーの識別コードが乗せられた送信信号を取り込み、前記送信信号に基づき前記車両のエンジン始動を許可又は不許可とする構成であって、前記制御手段は前記照合手段の照合結果に基づき前記コードが一致したときに、前記車両のエンジン始動を許可するとともに、前記スイッチ手段の接続状態を切り換えて前記制御ユニットへの電力供給を開始する。
【0057】
(3)請求項1〜3において、前記制御ユニットは電力が供給された直後に、前記車載機器が使用可能となる前段階として初期動作を実行する。
(4)請求項1又は2において、前記制御手段は前記電子キーの識別コードが乗せられた送信信号を取り込み、前記送信信号に基づき前記車両のドアロックを自動で解錠又は施錠する構成であって、前記制御手段は前記照合手段の照合結果に基づき2つの前記コードが一致したときに、前記車両のドアロックを解錠するとともに、前記スイッチ手段の接続状態を切り換えて前記制御ユニットへの電力供給を開始する。この場合、電子キーを携帯して車両のドアに近づけばドアロックが自動で解錠され、遠ざかれば自動で施錠される機能を用いて、操作手段がイグニッションオン状態に操作される前に制御ユニットに電力供給を開始して制御ユニットを起動できる。
【0058】
【発明の効果】
以上詳述したように本発明によれば、操作手段がイグニッションオン状態となる前に、制御ユニットに予め電力が供給されるので、エンジンを始動して直ぐに走行を開始しても、車載機器を使用可能な状態にしておくことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】一実施形態における電子キーシステムの電気的な構成図。
【図2】電子キーシステムの全体構成を示す模式図。
【図3】コントローラの要部を示す回路図。
【図4】従来における車両の電気的構成を示す回路図。
【符号の説明】
1…電子キーシステム、2…電子キー、3…車両、16…照合手段及び制御手段としてのスマートECU、24…操作手段としてのイグニッションスイッチ、25…電源としてのバッテリ、36…車載機器としてのカーナビ、37…車載機器としてのエアバック装置37、38…制御ユニットとしてのナビECU、39…制御ユニットとしてのエアバックECU、40…スイッチ手段としての接続スイッチ。

Claims (3)

  1. 車載機器を制御する制御ユニットを備え、前記制御ユニットには電源から電力が供給される電子キーシステムにおいて、
    エンジン始動時に操作される操作手段と、
    外部から取り込んだ電子キーの識別コードと、予め車両側に登録された識別コードとを照合する照合手段と、
    前記制御ユニットと電源との間の接続状態を切り換えるスイッチ手段と、
    前記照合手段の照合結果に基づき前記識別コードが一致しているとき、前記操作手段がイグニッションオン状態に操作される前に、前記電源からの電力が前記制御ユニットに供給されるように、前記スイッチ手段の接続状態を切り換えて前記制御ユニットを起動させる制御手段と
    を備えたことを特徴とする電子キーシステム。
  2. 前記制御手段は前記操作手段がイグニッションオン状態に操作される前に、前記照合手段の照合結果に基づき2つの前記識別コードが一致したタイミングで、前記スイッチ手段の接続状態を切り換えて前記制御ユニットへの電力供給を開始することを特徴とする請求項1に記載の電子キーシステム。
  3. 前記制御手段は前記電子キーの識別コードが乗せられた送信信号を取り込み、前記送信信号に基づき前記車両のドアロックを解錠又は施錠する構成であって、
    前記制御手段は前記照合手段の照合結果に基づき2つの前記識別コードが一致したときに、前記車両のドアロックを解錠するとともに、前記スイッチ手段の接続状態を切り換えて前記制御ユニットへの電力供給を開始することを特徴とする請求項1又は2に記載の電子キーシステム。
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