JP2001114952A - ポリオレフィン系樹脂組成物 - Google Patents

ポリオレフィン系樹脂組成物

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JP2001114952A JP29399499A JP29399499A JP2001114952A JP 2001114952 A JP2001114952 A JP 2001114952A JP 29399499 A JP29399499 A JP 29399499A JP 29399499 A JP29399499 A JP 29399499A JP 2001114952 A JP2001114952 A JP 2001114952A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 フィルムの外観および取扱い性のバランスに
優れるポリオレフィン系樹脂組成物およびその組成物か
らなるポリオレフィン系樹脂フィルムを提供する。 【解決手段】ポリオレフィン系樹脂組成物であって、ポ
リオレフィン系樹脂100重量部と揮発成分を0.10
〜90重量%含む高分子微粒子アンチブロッキング剤
0.05〜2重量部未満を含有してなることを特徴とす
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ポリオレフィン系
樹脂組成物に関する。さらに詳細には、ポリオレフィン
系樹脂へのアンチブロッキング剤である高分子微粒子の
分散が良好で、フィルムにした場合、透明性、透視感や
白斑点(ボイドともいう)発生がないこと等のフィルム
の外観および耐ブロッキング性等の取扱い性のバランス
に優れるポリオレフィン系樹脂組成物およびその組成物
からなるポリオレフィン系樹脂フィルムに関する。
【0002】
【従来の技術】ポリオレフィン系樹脂からなるポリオレ
フィン系樹脂フィルムは透明性や機械的特性等の物性が
優れるために、食品包装用材料や繊維包装用材料等に使
用される。しかし、ポリオレフィン系樹脂フィルムは耐
ブロッキング性が不充分であり、フィルムを重ね合わせ
ると互いに密着し、包装時の作業性が低下する。
【0003】ポリオレフィン系樹脂フィルムの耐ブロッ
キング性を向上させるため、ポリオレフィン系樹脂にア
ンチブロッキング剤として微粉状もしくは微粒子状の無
機物質を用いたポリオレフィン系樹脂組成物が報告され
ている。例えば、特公昭48−14423号公報には珪
酸マグネシウムを主成分とする微粒子を、特公昭52−
16134号公報にはゼオライト粉末を用いたポリオレ
フィン系樹脂組成物及びその組成物からなるフィルムが
報告されている。
【0004】しかし、これらのポリオレフィン系樹脂組
成物はアンチブロッキング剤である微粉状もしくは微粒
子状の無機物質とポリオレフィン系樹脂の親和性が不十
分であるため、その組成物を用いてフィルムを成形する
と無機物質を核としてボイドが発生し、フィルムの透明
性が悪化するという問題を有している。また、無機物質
が硬いため、フィルム同士を擦りあわせた時に傷が発生
する、即ち、フィルムの耐傷つき性も悪いという問題を
有している。
【0005】これらの微紛状もしくは微粒子状の無機物
質に替えて、アンチブロッキング剤として高分子微粒子
を用いたポリオレフィン系樹脂組成物が報告されてい
る。例えば、特開昭57−64522号公報には粒径3
〜40μmの架橋構造を有し、かつ融点を有しない高分
子微粉体を、特開平5−214120号公報には平均粒
径が0.5〜7μmである不活性有機高分子架橋粒子
を、また、特開平6−107868号公報には平均粒径
0.4〜7μmのアクリル系単量体とスチレン系単量体
とを主成分として共重合している重合体の架橋粒子を用
いたポリオレフィン系樹脂組成物及びその組成物からな
るフィルムが報告されている。しかし、これらの高分子
微粒子には、その微粒子とポリプロピレン系樹脂との界
面の親和性が不十分であるため、フィルムにボイドが発
生し透明性を悪化させるという問題点がある。
【0006】一般に、アンチブロッキング剤である高分
子微粒子は、ポリオレフィン系樹脂に分散しにくく、凝
集しやすい性質がある。このためポリオレフィン系樹脂
に高分子微粒子を添加してフィルムを製造する際に、凝
集物が分散せず、その凝集物に起因する白斑点が発生
し、フィルムの外観が悪化し、また、フィルムへの印刷
時にインク飛びが発生する等の問題があった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明における課題
は、ポリオレフィン系樹脂へのアンチブロッキング剤で
ある高分子微粒子の分散が良好で、フィルムにした場
合、透明性、透視感や白斑点発生がないこと等のフィル
ムの外観および耐ブロッキング性等の取扱い性のバラン
スに優れるポリオレフィン系樹脂組成物およびその組成
物からなるポリオレフィン系樹脂フィルムを提供するこ
とにある。
【0008】
【発明を解決するための手段】本発明者らはかかる実状
に鑑み、鋭意検討した結果、ポリオレフィン系樹脂及び
アンチブロッキング剤である特定量の揮発成分を含有す
る高分子微粒子からなるポリオレフィン系樹脂組成物を
用いることにより、上記課題を解決できることを見出
し、本発明を解決するに至った。
【0009】すなわち本発明は、ポリオレフィン系樹脂
(成分A)100重量部と揮発成分を0.10〜90重
量%含む高分子微粒子アンチブロッキング剤(成分B)
0.05〜2重量部未満を含有してなるポリオレフィン
系樹脂組成物に係るものである。また、本発明は、上記
ポリオレフィン系樹脂組成物からなるフィルムに係るも
のである。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明について具体的に説
明する。本発明で使用するポリオレフィン系樹脂(成分
A)とは、オレフィン系単量体の単独重合体または共重
合体もしくはこれらの混合物であり、オレフィン系単量
体とはエチレン及びα−オレフィンであり、α−オレフ
ィンとしては、例えばプロピレン、ブテン−1、ヘキセ
ン−1、4−メチルペンテン−1、オクテン−1等が挙
げられる。
【0011】ポリオレフィン系樹脂としてはポリプロピ
レン系樹脂が好ましく、ポリプロピレン系樹脂とは、プ
ロピレン単量体の単独重合体または共重合体もしくはこ
れらの混合物であり、例えば、プロピレン単独重合体、
プロピレンと他のオレフィンとの共重合体もしくはこれ
らの混合物が挙げられる。プロピレンと他のオレフィン
との共重合体としては、例えばプロピレン−エチレン共
重合体、プロピレン−ブテン−1共重合体、プロピレン
−エチレン−ブテン−1共重合体等が挙げられる。
【0012】ポリプロピレン系樹脂としては、結晶性プ
ロピレン単独重合体及び/又は結晶性プロピレン共重合
体を含むポリプロピレン系樹脂が好ましい。結晶性と
は、結晶性プロピレン単独重合体または結晶性プロピレ
ン共重合体に含まれる冷キシレン(20℃キシレン)可
溶部(CXS)の量により決めることができる。冷キシ
レン可溶部(CXS)が多いとアモルファス部分が多
く、結晶性が低いことを示し、冷キシレン可溶部(CX
S)が少ないとアモルファス部分が少なく、結晶性が高
いことを示す。冷キシレン可溶部(CXS)は30重量
%以下が好ましく、より好ましくは20重量%以下であ
り、特に好ましくは15重量%以下である。
【0013】より好ましいポリプロピレン系樹脂として
は、結晶性プロピレン単独重合体、及び、エチレン、ブ
テン−1、ヘキセン−1、4−メチルペンテン−1、オ
クテン−1の中から選ばれた少なくとも1種類以上の単
量体の含有量が2重量%以下である結晶性プロピレン共
重合体である。
【0014】本発明で使用するポリオレフィン系樹脂の
メルトフローメート(MFR)は、0.1〜20g/1
0分のものが加工性及びフィルム物性の点で好ましく、
0.5〜10g/10分のものがより好ましい。
【0015】また、本発明で使用するポリオレフィン系
樹脂には、本発明の目的及び効果を損なわない範囲にお
いて、必要に応じてポリエチレン、ポリブテン−1、ス
チレン系樹脂、エチレン−プロピレン共重合体ゴム、エ
チレン−プロピレン−ジエン共重合体ゴム等のポリオレ
フィン系重合体を添加しても良い。
【0016】本発明で使用する高分子微粒子(成分B)
は、特に限定はないが、芳香族モノビニル化合物、アク
リル酸エステル化合物、メタアクリル酸エステル化合
物、モノまたはジカルボン酸およびジカルボン酸無水
物、シアン化ビニル化合物、アクリルアミド化合物、イ
オン性モノマー等の単量体を少なくとも1種類以上、付
加重合させたものが挙げられる。
【0017】具体的には、芳香族モノビニル化合物とし
てはスチレン、α−メチルスチレン等が挙げられ、アク
リル酸エステル化合物としてはメチルアクリレート、2
−エチルヘキシルアクリレート等が挙げられ、メタアク
リル酸エステル化合物としてはメチルメタアクリレー
ト、2−エチルヘキシルメタアクリレート等が挙げら
れ、モノまたはジカルボン酸およびジカルボン酸無水物
としてはアクリル酸、メタアクリル酸、マレイン酸、無
水マレイン酸等が挙げられ、シアン化ビニル化合物とし
てはアクリロニトリル、メタアクリロニトリル等が挙げ
られ、アクリルアミド化合物としてはアクリルアミド、
メタアクリルアミド、N−メチロールアクリルアミド、
N−メチロールメタアクリルアミド等が挙げられ、イオ
ン性モノマーとしてはアクリル酸ナトリウム、メタアク
リル酸ナトリウム、スチレンスルフォン酸ナトリウム等
が挙げられる。好ましくは、スチレン、メチルアクリレ
ート、メチルメタアクリレート、2−エチルヘキシルア
クリレート、2−エチルヘキシルメタアクリレートであ
る。
【0018】付加重合方法としては、例えば、一般的な
懸濁重合法、マイクロサスペンジョン重合法、分散重合
法、乳化重合法、ソープフリー重合法、シード重合法等
を用いてることができる。なかでも乳化重合法、分散重
合法、ソープフリー重合法、シード重合法がフィルム物
性の点で好ましい。
【0019】本発明で使用する高分子微粒子は、上記単
量体を重合する際に少なくとも1種類以上の架橋剤を併
用して重合した架橋された高分子微粒子であっても良
い。高分子微粒子の重合の際に用いる事のできる架橋剤
としては、分子中に重合性二重結合を含む官能基を2個
以上有するものが挙げられる。このような架橋剤の具体
例としては、ジビニルベンゼン、トリメチロールプロパ
ントリアクリレート、トリメチロールプロパントリメタ
アクリレート、グリシジルアクリレート、グリシジルメ
タアクリレート、アリルアクリレート、アリルメタアク
リレート等が挙げられる。このような架橋された高分子
微粒子は、ポリオレフィン系樹脂フィルム成形時におけ
る混練、シート形成、延伸の各工程において、その形状
をある程度保持する点において好ましい。
【0020】本発明で使用する高分子微粒子としては、
一般的に平均粒子径が0.5〜15μmのものが使用で
きる。好ましくは0.8〜10μm、さらに好ましくは
1.0〜8.0μmである。
【0021】本発明で使用する高分子微粒子に用いられ
る揮発成分は、特に限定はなく、例えば、通常、溶媒と
して用いられるものを挙げることができる。具体的には
水、アルコール類、飽和炭化水素類、芳香族炭化水素
類、ケトン類、アルデヒド類、有機酸エステル類及びエ
ーテル類、またはこれらの混合物が挙げられる。アルコ
ール類としてはメタノール、エタノール、プロパノー
ル、ペンタノール、ヘキサノール、オクタノール、ベン
ジルアルコール、エチレングリコール等が挙げられ、飽
和炭化水素類としてはペンタン、ヘキサン、ヘプタン、
オクタン等が挙げられ、芳香族炭化水素類としてはベン
ゼン、トルエン、キシレン等が挙げられ、ケトン類とし
てはアセトン、メチルエチルケトン、メチルイソブチル
ケトン等が挙げられ、アルデヒド類としてはアセトアル
デヒド、プロピオンアルデヒド、ベンズアルデヒド等が
挙げられ、有機酸エステル類としては酢酸メチル、酢酸
エチル、酢酸オクチル、酪酸メチル、メタクリル酸メチ
ル、安息香酸メチル、安息香酸エチル等が挙げられ、エ
ーテル類としてはイソプロピルエーテル、ブチルエーテ
ル、アミルエーテル、テトラヒドロフラン、アニソール
等が挙げられる。好ましくは水、メタノール、エタノー
ル、プロパノール、ヘキサン、ヘプタン、トルエン、キ
シレンであり、特に好ましくは水である。
【0022】本発明で使用する高分子微粒子に含まれる
揮発成分の量は0.10〜90重量%である。好ましく
は0.10〜80重量%である。揮発成分の量が0.1
0重量%未満である場合、高分子微粒子の分散が不充分
なことがあり、90重量%を超えた場合、高分子微粒子
とポリオレフィン系樹脂の混合物を溶融押出しする際
に、混合物が押出機スクリューへ食い込みにくくなった
り、押出された樹脂が発泡したりするため、溶融押出し
ができなくなることがある。
【0023】本発明で使用する高分子微粒子に含まれる
揮発成分の濃度の調整方法としては、特に限定はなく、
例えば下記のような方法が挙げられる。 高分子微粒子を重合する際に用いる溶媒または洗浄液
もしくはその溶媒を揮発成分として、高分子微粒子中に
所定の濃度で残存させる方法。 高分子微粒子を重合する際に用いる溶媒または洗浄液
もしくはその溶媒を揮発成分として、高分子微粒子中に
高濃度で残存させ、揮発成分を乾燥、除去して所定の濃
度に調整する方法。揮発成分を乾燥、除去する方法とし
ては、例えばスプレードライヤー、ナウタードライヤ
ー、オーブン乾燥器等を用いる方法が挙げられる。 高分子微粒子を重合する際に用いる溶媒または洗浄液
もしくはその溶媒を揮発成分として、高分子微粒子中に
高濃度で残存させ、ポリオレフィン系樹脂粉と混合し、
揮発成分を乾燥、除去して所定の濃度に調整する方法。
混合および揮発成分の乾燥、除去する方法としては、例
えばヘンシェミキサー、タンブラーミキサー、ナウター
ドライヤー等を用いる方法が挙げられる。 高分子微粒子を重合する際に用いる溶媒または洗浄液
もしくはその溶媒をろ過、乾燥等により完全に除去した
後、別途、揮発成分を高分子微粒子に添加して所定の濃
度に調整する方法。
【0024】本発明で使用する高分子微粒子に含まれる
揮発成分の役割、ポリオレフィン系樹脂への分散に関す
る作用機構は明らかではないが、揮発成分は高分子微粒
子同士の隙間又は高分子微粒子内部に存在し、ポリオレ
フィン系樹脂と混合、溶融混練される際に加熱され、揮
発成分が揮発、蒸発し、高分子微粒子間に隙間ができ、
高分子微粒子同士がほぐれ凝集することなく、ポリオレ
フィン系樹脂へ分散すると考えられる。
【0025】本発明のポリオレフィン系樹脂組成物にお
いて、ポリオレフィン系樹脂(成分A)と揮発成分を
0.10〜90重量%含む高分子微粒子(成分B)の配
合割合は、ポリオレフィン系樹脂(成分A)100重量
部に対して、揮発成分を0.10〜90重量%含む高分
子微粒子(成分B)を0.05〜2重量部未満であり、
好ましくは0.05〜1.5重量部である。
【0026】揮発成分を0.10〜90重量%含む高分
子微粒子の配合量が0.05重量部未満である場合、フ
ィルムの耐ブロッキング性が不充分なことがあり、ま
た、2重量部以上である場合、ポリオレフィン系樹脂と
高分子微粒子アンチブロッキング剤を含有してなるマス
ターバッチを用いる方が効率的である。
【0027】本発明のポリオレフィン系樹脂組成物の配
合方法としては、ポリオレフィン系樹脂と揮発成分を
0.10〜90重量%含む高分子微粒子が均一に混合さ
れる方法であれば良く、例えば、リボンブレンダー、ヘ
ンシェルミキサー、タンブラーミキサー等を用いて混合
する方法等が挙げられる。
【0028】本発明のポリオレフィン系樹脂組成物に
は、本発明の目的と効果を損なわない範囲において、公
知の添加剤、例えば酸化防止剤、中和剤、滑剤、無滴
剤、帯電防止剤、造核剤等を併用しても良い。これらの
添加剤の配合は、ポリオレフィン系樹脂組成物の各成分
を配合、混合する時に適宜配合することができる。
【0029】本発明のポリオレフィン系樹脂組成物は、
各成分の配合後、または各成分と添加剤の配合後、公知
の方法、例えば押出機を用いてペレット化することもで
きる。この場合、押出機の設定温度は通常180〜28
0℃であり、好ましくは200〜250℃である。
【0030】本発明のポリオレフィン系樹脂組成物は、
フィルムの製造に好適に用いられる。フィルムの製造方
法としては、特に限定はなく、公知の方法を用いること
ができる。例えば、ポリオレフィン系樹脂組成物を溶融
混練し、シート状に押出した後、冷却し、次いで加熱し
ながら少なくとも一軸方向に延伸してフィルムにする方
法等が挙げられる。
【0031】本発明のポリオレフィン系樹脂組成物から
なるフィルムの厚みとしては、特に限定はなく、通常1
〜200μmであり、好ましくは5〜100μmであ
り、更に好ましくは8〜50μmである。
【0032】以下、実施例、および比較例によって本発
明をさらに詳細に説明するが、本発明は、以下の実施例
によって特に限定を受けるものではない。なお、本発明
の詳細な説明および実施例中の各項目の測定値は、下記
の方法で測定した。
【0033】1.高分子微粒子に含まれる揮発成分量測
定(単位:重量%) 試料約5gをヤマト化学株式会社製 DP32型 真空
定温乾燥器を用いて、0.1kPaまで減圧し、110
℃で1時間乾燥し、乾燥後、室温まで放冷し、0.01
gのオーダーまで測定可能な電子天秤を用い、下式より
求めた。 揮発成分量(重量%)={(乾燥前重量−乾燥後重量)/
乾燥前重量}×100 なお、本発明で使用したポリプロピレン系樹脂はMFR
が2.3g/10分であり、CXSが3.0重量%であ
るプロピレンポリマー粉であり、このプロピレンポリマ
ー粉に含まれる揮発成分量は0重量%であった。
【0034】2.フィルム物性 (1)ヘイズ(単位:%) ASTM D−1003に準拠して測定した。 (2)拡散透過光度(LSI)(単位:%) 東洋精機(株)社製LSI試験機(±0.4°〜1.2
°の散乱透過光を受光)により測定した。LSI値を透
視感の尺度とした。 (3)耐ブロッキング性(単位:MPaまたはkg/1
2cm2):120mm×30mmのフィルムを用い
て、フィルム同士を重ね合わせ、500g/40mm×
30mmの荷重下で60℃、3時間状態調整を行なっ
た。その後、23℃、湿度50%雰囲気下に30分以上
放置し、状態調整を行なった後、せん断引張試験機を用
いて200mm/分の速度で引張り試験を行い、フィル
ムの剥離に要する強度を測定した。一つの試料につき、
4回測定を行い、その平均値を算出して、フィルムの耐
ブロッキング性の値とした。
【0035】(4)白斑点個数:(単位:個/25cm
2) 目視でフィルムの任意の5cm×5cmの領域にある約
0.2〜1mmの大きさの白斑点の個数を求めた。この
操作を2回繰り返して平均値を求めた。
【0036】実施例1 (a)高分子微粒子の合成 攪拌機および還流冷却器付きの耐圧ガラス容器にメタノ
ール380重量部、イオン交換水20重量部、スチレン
34重量部、2−エチルヘキシルアクリレート60重量
部、55%ジビニルベンゼン11重量部、ヒドロキシプ
ロピルセルロース2.5重量部、t−ブチルパーオキシ
−2−エチルヘキサノエート2重量部を仕込み、均一に
溶解後、容器を密閉し、90℃にて10時間重合した。
次いで、メタノール200重量部、スチレン48重量
部、55%ジビニルベンゼン4重量部、2,2’−アゾ
ビス(2,4−ジメチルバレロニトリル)1重量部の混
合溶液を60℃にて20分間かけて添加後、さらに60
℃で4時間重合し、高分子微粒子の有機溶媒スラリーを
得た。この有機溶媒スラリーより一部サンプリングして
微粒子の粒径を測定したところ平均粒径1.2μmであ
った。
【0037】続いて、このスラリーに加圧スチームを吹
き込み、蒸発してくるメタノール・水混合物をコンデン
サーで回収した。重合液温度が99℃に到達したところ
でスチームの吹き込みを終了し、高分子微粒子の水スラ
リーを得た。さらに定性ろ紙No.1を用いて得られた
水スラリーを吸引ろ過し、揮発成分量72重量%の高分
子微粒子のウェットケーキを得た。
【0038】(b)高分子微粒子に含まれる揮発成分量
の調整 前記(a)で得られた揮発成分量72重量%の高分子微
粒子を約500g秤量し、これを精密恒温器(ヤマト科
学株式会社製DF61型)に入れ、温度120℃で5時
間乾燥した。得られた高分子微粒子に含まれる揮発成分
量は、0.14重量%であった。
【0039】(c)ポリオレフィン系樹脂組成物のペレ
ット化 成分Aである前記プロピレンポリマー粉(MFR=2.
3g/10分)100重量部に対して、成分Bである揮
発成分を0.14重量%含む高分子微粒子0.3重量部
と、中和剤としてステアリン酸カルシウム0.1重量
部、酸化防止剤としてBHT(2,6−ジ−t−ブチル
−4−メチルフェノール)0.2重量部、およびIrg
anox1010(チバスペシャリティーケミカルズ社
製)0.2重量部をヘンシェルミキサーで混合した後、
押出機を用いて220℃で造粒し、ペレット化した。表
1にペレットにおけるポリオレフィン系樹脂と高分子微
粒子の配合量を示した。
【0040】(d)延伸フィルムの作製 前記(c)で作製したポリオレフィン系樹脂組成物のペ
レット、樹脂温度260℃で溶融押出を行い、60℃の
冷却ロールで急冷させ、厚さ0.8mmのシートを得
た。このシートを予熱後、縦延伸機のロール周速差によ
り延伸温度145℃で縦方向に5倍延伸し、さらにテン
ター式延伸機にて延伸温度157℃で横方向に8倍延伸
した。続いて、165℃で熱処理を行い、厚さ20μm
のフィルムとした後、片面コロナ処理を施した。フィル
ム物性を表2に示した。
【0041】実施例2 (b)高分子微粒子に含まれる揮発成分量の調整 実施例1(a)記載の揮発成分量72重量%の高分子微
粒子を約500g秤量し、これを精密恒温器(ヤマト科
学株式会社製DF61型)に入れ、温度110℃で7時
間乾燥した。得られた高分子微粒子に含まれる揮発成分
量は、1.8重量%であった。
【0042】(c)ポリオレフィン系樹脂組成物のペレ
ット化 実施例1(c)と同様の方法でペレット化した。表1に
ペレットにおけるポリオレフィン系樹脂と高分子微粒子
の配合量を示した。
【0043】(d)延伸フィルムの作製 実施例1(d)と同様の方法でフィルムを製膜した。フ
ィルム物性を表2に示た。
【0044】実施例3 (b)高分子微粒子に含まれる揮発成分量の調整 実施例1(a)記載の揮発成分量72重量%の高分子微
粒子を約500g秤量し、これを精密恒温器(ヤマト科
学株式会社製DF61型)に入れ、温度100℃で3.
5時間乾燥した。得られた高分子微粒子に含まれる揮発
成分量は、8重量%であった。
【0045】(c)ポリオレフィン系樹脂組成物のペレ
ット化 実施例1(c)と同様の方法でペレット化した。表1に
ペレットにおけるポリオレフィン系樹脂と高分子微粒子
の配合量を示した。
【0046】(d)延伸フィルムの作製 実施例1(d)と同様の方法でフィルムを製膜した。フ
ィルム物性を表2に示た。
【0047】実施例4 (b)高分子微粒子に含まれる揮発成分量の調整 実施例1(a)記載の揮発成分量72重量%の高分子微
粒子をそのまま使用した。
【0048】(c)ポリオレフィン系樹脂組成物のペレ
ット化 成分Aであるプロピレンポリマー粉(MFR=2.3g
/10分)100重量部に対して、成分Bである揮発成
分を72重量%含む高分子微粒子1.1重量部とした以
外は、実施例1(c)と同様の方法でペレット化した。
表1にペレットにおけるポリオレフィン系樹脂と高分子
微粒子の配合量を示した。
【0049】(d)延伸フィルムの作製 実施例1(d)と同様の方法でフィルムを製膜した。フ
ィルム物性を表2に示た。
【0050】比較例1 (a)高分子微粒子の合成 実施例1と同様の方法で高分子微粒子を合成した。続い
て、実施例1と同様に加圧スチームを吹き込み、蒸発し
てくるメタノール・水混合物をコンデンサーで回収し
た。重合液温度が99℃に到達したところでスチームの
吹き込みを終了し、高分子微粒子の水スラリーを得た。
さらに定性ろ紙No.1を用いて得られた水スラリーを
吸引ろ過し、揮発成分量45重量%の高分子微粒子のウ
ェットケーキを得た。
【0051】(b)高分子微粒子に含まれる揮発成分量
の調整 前記(a)の揮発成分量45重量%の高分子微粒子をナ
ウタードライヤーに投入し、スチームによりジャケット
温度134℃に調整し、内部を667Pa(約5Tor
r)まで減圧して均一に攪拌しながら乾燥した。内部の
試料の温度が120℃になった時点で乾燥を終了した。
得られた高分子微粒子に含まれる揮発成分量は、0.0
8重量%であった。
【0052】(c)ポリオレフィン系樹脂組成物のペレ
ット化 実施例1(c)と同様の方法でペレット化した。表1に
ペレットにおけるポリオレフィン系樹脂と高分子微粒子
の配合量を示した。
【0053】(d)延伸フィルムの作製 実施例1(d)と同様の方法でフィルムを製膜した。フ
ィルム物性を表2に示た。
【0054】比較例2 (b)高分子微粒子に含まれる揮発成分量の調整 実施例1(a)記載の揮発成分量72重量%の高分子微
粒子100重量部に対して水を1302重量部添加し
た。得られた高分子微粒子の揮発成分量は、98重量%
であった。
【0055】(c)ポリオレフィン系樹脂組成物のペレ
ット化 実施例1(c)と同様の方法でペレット化しようとした
際、ポリオレフィン系樹脂粉と高分子微粒子の混合物が
揮発成分のためにしっとりした状態になり、押出機のシ
リンダーへの食い込み不良が発生した。また押出機のダ
イス部分で樹脂が発泡しストランドが切れ、樹脂の状態
が不安定になりペレット化できなかった。表1にポリオ
レフィン系樹脂と高分子微粒子の配合量を示した。ペレ
ットが得られなかったためフィルムに加工できなかっ
た。
【0056】 表1および2から分かるように、実施例1
〜4は白斑点発生が少なく、外観が優れたフィルムを与
えたのに対して、本発明の要件である高分子微粒子に含
まれる揮発成分量が少なかった比較例1は白斑点発生が
多く、外観が好ましくないフィルムを与え、高分子微粒
子に含まれる揮発成分量がの多かった比較例2はペレッ
トおよびフィルム加工ができなかった。また、実施例1
〜4は、透明性(Haze)、透視感(LSI)および
耐ブロッキング性においても問題はなかった。
【0057】
【発明の効果】本発明記載のポリオレフィン系樹脂組成
物は、ポリオレフィン系樹脂へのアンチブロッキング剤
である高分子微粒子の分散が良好であり、また、その組
成物からなるフィルムは物性が優れるため食品包装用、
繊維包装用等、広範囲な用途のフィルムに好適に使用で
きる。
【0058】
【表1】ポリオレフィン系樹脂ペレットにおけるポリオ
レフィン系樹脂と高分子微粒子の配合量
【0059】
【表2】フィルム物性
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 4F071 AA14 AA20 AA22 AA33 AB17 AC02 AC05 AD06 AE22 AH04 BB07 BC01 4J002 BB031 BB051 BB121 BB141 BB151 BB171 BC032 BC092 BC122 BG012 BG042 BG052 BG062 BG102 BG132 BH002 DE026 EA016 EA036 EC036 EC046 ED026 EE016 EE036 EH036 EH126 EL066 FA082 FD202 FD206 GG02

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ポリオレフィン系樹脂100重量部と揮発
    成分を0.10〜90重量%含む高分子微粒子アンチブ
    ロッキング剤0.05〜2重量部未満を含有してなるこ
    とを特徴とするポリオレフィン系樹脂組成物。
  2. 【請求項2】高分子微粒子アンチブロッキング剤に含ま
    れる揮発成分が0.10〜80重量%であり、その平均
    粒子径が0.5〜15μmであることを特徴とする請求
    項1記載のポリオレフィン系樹脂組成物。
  3. 【請求項3】請求項1又は2記載のポリオレフィン系樹
    脂組成物を用いてなることを特徴とするポリオレフィン
    系樹脂フィルム。
  4. 【請求項4】請求項1又は2記載のポリオレフィン系樹
    脂組成物を少なくとも一軸方向に延伸して得られること
    を特徴とするポリオレフィン系樹脂フィルム。
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