JP2001113491A - ロボット装置の管理システム - Google Patents

ロボット装置の管理システム

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JP2001113491A
JP2001113491A JP29232199A JP29232199A JP2001113491A JP 2001113491 A JP2001113491 A JP 2001113491A JP 29232199 A JP29232199 A JP 29232199A JP 29232199 A JP29232199 A JP 29232199A JP 2001113491 A JP2001113491 A JP 2001113491A
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利宏 犬飼
Takashi Sato
敬 佐藤
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ロボット装置に異常が生じた場合、短時間の
うちに異常が発生した旨を管理部門に伝達する。 【解決手段】 ロボット装置の制御装置3には、ロボッ
ト制御部5の他に、通信制御部6が設けられ、PHS1
2によるサービス部門との通信を制御する。異常検出用
センサ11がロボット装置の異常を検出すると、PHS
12からサービス部門のPHSを介してパソコンと通信
し、ロボット装置の異常発生を伝えると共に、異常に関
連する情報をサービス部門に伝える。サービス部門のパ
ソコンは、異常情報から異常原因を推定し、その対処法
をPHSを介してロボット装置側に伝える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はロボット装置に携帯
型無線電話装置により管理部門と通信する機能を持たせ
たロボット装置の管理システムに関する。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】従来、ロボット装置に
何らかの異常が発生した場合、作業者がロボット装置を
点検し、修理を行う。現場の作業者では異常の原因を究
明できず、その場で対応できない場合には、ロボット装
置の製造会社のサービス部門に電話をし、異常の内容を
口頭で説明し、その修理法を教えて貰うようにする。
【0003】しかしながら、これでは、電話をするため
にロボット装置から離れなくてはならないため、時間的
なロスが多く、また、作業者が目や耳でとらえた異常の
内容を口頭で伝えなければならないため、例えば、サー
ビスのスペシャリストが聞いたならば正確に判断できる
異常音でも、口頭での説明は不確かとなり、サービス部
門で正確な対応策をたて難いという問題がある。以上は
ロボット装置に異常が発生した後の対処法であるが、で
きればロボット装置を監視し、これにより異常の発生を
予知して実際に異常が発生する前に処置することができ
ることがより好ましい。
【0004】本発明は上記の事情に鑑みてなされたもの
で、その目的は、第1に、ロボット装置に異常が生じた
場合、短時間のうちに異常が発生した旨を管理部門に伝
達でき、また、異常の内容をより正しく管理部門に認識
させることができるロボット装置の管理システムを提供
するところにあり、第2に、ロボット装置を監視し、異
常の発生を予知することが可能となるロボット装置の管
理システムを提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の第1の目的を達成
するために、請求項1の発明は、異常検出手段がロボッ
ト装置の異常を検出すると、携帯型無線電話装置からロ
ボット装置の管理部門に通信する構成としたので、ロボ
ット装置に異常が生じた場合、直ぐに異常発生を管理部
門に伝えることができる。また、携帯型無線電話装置の
マイクロフォンによって異常音を捕え、そのまま管理部
門の担当者に聞かせることができるので、異常の内容を
より正確に認識させることができる。
【0006】上記の第2の目的を達成するために、請求
項2の発明は、ロボット装置の管理部門と携帯型電話装
置を介して通信し、ロボット装置の現在の状況情報を送
信するので、ロボット装置を監視でき、異常の発生を予
知し、これに対処することが可能となる。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施例を図1〜
図4を参照しながら説明する。ロボット装置1は、図4
に示すように、ロボット本体2と、制御装置3と、ロボ
ット本体2の動作ポイントなどを教示したりするティー
チング手段としてのティーチングペンダント4を備えて
いる。この実施例では、上記ロボット本体2は、例えば
垂直多関節型の組立て用ロボットとして構成され、複数
の関節を有している。
【0008】上記制御装置3は、図1に示すように、ロ
ボット制御手段としてのロボット制御部5と、通信制御
手段としての通信制御部6を備えている。これらロボッ
ト制御部5および通信制御部6は、1台のコンピュータ
により構成しても良く、別々のコンピュータにより構成
しても良い。
【0009】ロボット制御部5は、ロボット本体2およ
び通信制御部6などロボット装置1の全体を統括制御す
る。このロボット制御部5には、ロボット本体2の制御
のために、ロボット本体2の各関節のサーボモータ7を
駆動する駆動回路8、および各関節の現在位置(回転角
度)を検出するための位置検出回路9が接続されてい
る。また、ロボット制御部5には、前記ティーチングペ
ンダント4が接続されており、このティーチングペンダ
ント4によりロボット本体2の動作ポイントを教示した
りする。なお、サーボモータ7は関節の数だけ設けられ
ているが、図1では1台だけ示した。
【0010】ロボット制御部5は、動作プログラムに基
づき位置指令を各サーボモータ7の駆動回路8に与え
る。各位置検出回路9は各関節のサーボモータ6に設け
られたロータリエンコーダ10からのパルス信号に基づ
いて各関節の現在位置を検出し、その位置情報を各駆動
回路8に与える。そして、駆動回路8は、ロボット制御
部5から与えられた指令位置と位置検出回路9から与え
られた現在位置との偏差に応じた電流を各サーボモータ
7に供給し、これによりロボット本体2が動作プログラ
ムにより定められた通りに動作し、部品の組立て作業な
どを行う。
【0011】ロボット制御部5には、ロボット本体2や
制御装置3の異常を検出するための各種の異常検出用セ
ンサ11が接続されている。そして、ロボット制御部5
は、異常検出用センサ11から異常検出信号が与えられ
ると、ロボット本体2の動作を停止させるように構成さ
れている。ここで、ロボット本体2や制御装置3の異常
とは、電力系の異常、機械的動作の異常、電気電子部品
の異常などがあり、電力系の異常については停電や漏電
など、機械的動作の異常としてはロボット本体2の関節
などの可動部分のロックや軸受の焼付きなどがあり、電
気電子部品の異常としてはサーボモータ7や制御装置3
を構成する各種電気電子部品などの異常がある。
【0012】このような異常を検出するための異常検出
用センサ10としては、電力系の異常に対しては停電や
漏電などの検出回路、機械的動作の異常に対してはサー
ボモータ6の過負荷電流を検出するための電流センサ或
いは可動部分の温度上昇を検出する温度センサなど、各
種電気電子部品の異常に対しては電流センサや電圧セン
サなどが考えられる。
【0013】さて、ロボット制御部5は、異常検出用セ
ンサ10により異常が検出されたとき、ロボット本体2
を停止させると同時に、管理部門、例えばロボット装置
1の製造会社のサービス部門と通信してロボット装置1
に異常が発生した旨の報知を行うようにしている。この
サービス部門との間での通信のために、制御装置3に
は、携帯型無線電話装置としてのPHS12が設けられ
ている。
【0014】PHS12は通信制御部6の制御の下に外
部と通信するように構成されている。また、制御装置3
には、表示器13が設けられ、通信制御部6はPHS1
2から送信する文字や図形情報およびPHS12が受信
した文字や図形情報などを表示する。なお、PHS12
およびは制御装置3の外箱14内に配置されている。ま
た、表示器13は作業者が見得るように外箱14に取り
付けられている。
【0015】一方、ロボット装置1の製造会社には、ロ
ボット装置1の管理部門として、その異常などに対処す
るためのサービス部門が設置されている。このサービス
部門には、図2に示すように、制御手段としてパーソナ
ルコンピュータ(以下、パソコンと称する)15が設け
られ、そのパソコン15には、サービス部門側の携帯型
電話装置として例えばPHS16が接続されている。ま
た、サービス部門には、一般加入電話機17が設置され
ている。
【0016】ここで、サービス部門のパソコン15は、
WWW(ワールド・ワイド・ウェブ)サーバとして機能
し、ロボット制御1側の通信制御部6とはHTTP(ハ
イパ−テキスト・トランスファー・プロトコル)によっ
て情報の授受を行うようになっている。
【0017】次に上記構成において、ロボット装置1に
異常が発生した場合の作用を図4のフローチャートをも
参照しながら説明する。ロボット装置1に異常が発生す
ると、その異常発生部の異常検出用センサ11が異常を
検出して信号を出力する。異常検出用センサ11から異
常検出信号が与えられると、ロボット制御部5は、通信
制御部6に発信指令を出力する。すると、通信制御部6
は、PHS12の通話スイッチをオンし、予めメモリに
記憶されている前記サービス部門のPHS16の電話番
号に発信するようにする(図4(a)のステップSA
1)。PHS12から発信されたダイアル情報は、図2
に示すように、最寄りの基地局18に受信され、そして
回線制御局19を経てPHS16の最寄りの基地局20
に送られ、その基地局20からPHS16に対し呼び出
し信号を発信する。
【0018】基地局20からの呼び出し信号をPHS1
6が受信すると、パソコン15はPHS16の通話スイ
ッチをオンする。これにて、ロボット装置1とサービス
部門のPHS12および15は通話中となる。すると、
ロボット装置1の通信制御部6が予め記憶されたユーザ
IDや契約期間などのユーザ情報をPHS12を介して
送信する(ステップSA2)。これに対しサービス部門
のパソコン15は、PHS16により受信されたユーザ
情報からユーザIDがメモリに記憶されているユーザデ
ータベースに登録されているか否か、契約期限切れでな
いかなどを確認し(図4(b)のステップSB1)、ユ
ーザIDがユーザデータベースに登録されていなかった
り、契約期限切れとなっている場合、パソコン15は、
ステップSB1で「NO」と判断し、次のステップSB
2でその旨の情報をHTTPによりPHS16から発信
してエンドとなる(通話スイッチオフ)。ユーザIDが
登録されており、且つ契約期限内にある場合には、パソ
コン15はPHS16を通話中のままとする(ステップ
SB1で「YES」)。
【0019】その後、ロボット装置1の通信制御部6
は、メモリに予め記憶されているロボット装置1の各部
分のバージョンなどの環境情報を収集すると共に、ロボ
ット制御部5から異常検出信号を発した異常検出用セン
サ11の種類やロボット本体2の動作状況などの異常状
況情報を収集し(ステップSA3)、それら環境情報や
異常情報や動作情報をPHS16を介して送信する(ス
テップSA4)。サービス部門のパソコン15は、PH
S16が受信した上記のバージョン情報、異常状況情
報、動作情報などをデータベースに格納する(ステップ
SB3)。
【0020】更に、ロボット装置1の通信制御部6は、
ロボット制御部5から動作プログラムなどに定めた加減
速度設定用のパラメータの値や動作プログラムなどのユ
ーザ設定情報を収集し(ステップSA5)、それらをP
HS12から送信する(ステップSA6)。サービス部
門のパソコン15は、PHS16が受信した上記のユー
ザ設定情報をデータベースに格納する(ステップSB
4)。
【0021】また、ロボット装置1の通信制御部6は、
発生した異常に関連する情報を収集し(ステップSA
7)、その異常関連情報をPHS12を介して送信する
(ステップSA8)。サービス部門のパソコン15は、
PHS16が受信した上記の異常関連情報をデータベー
スに格納する(ステップSB5)。
【0022】この後、サービス部門のパソコン15は、
データベースに格納されている上記の各種情報と異常事
例用データベースに格納されている異常事例とを照らし
合わせ(ステップSB6)、確認すべき項目や対処法を
PHS16を介して送信する(ステップSB7)。ロボ
ット装置1の通信制御部6は、サービス部門から送信さ
れてきた確認項目や対処法を表示器13に表示する(ス
テップSA9)。
【0023】ロボット装置1の作業者は、表示器13に
表示されている確認項目および対処法に基づいてロボッ
ト装置1を補修する。これでロボット装置1の異常が直
った場合、作業者はその旨の操作を行う。すると、通信
制御部6は、ステップSA10で「YES」となり、次
のステップSB11で解決した旨をPHS12を介して
送信し、エンド(通話スイッチオフ)となる。この解決
した旨の信号をPHS16が受信すると、パソコン15
はステップSB8で「YES」となってエンドそなう
る。
【0024】異常が直らなかった場合には、作業者はそ
の旨を操作を行う。すると、通信制御部6は、ステップ
SA10で「NO」となり、ステップSA12でPHS
12を介して問合わせ番号の請求を行う。サービス部門
のパソコン15は、問合わせ番号の請求に対し、問合わ
せ番号を作成する(ステップSB8)と共に、その問合
わせ番号をPHS16を介して送信し(ステップSB
8)、エンド(通話スイッチオフ)となる。一方、ロボ
ット装置1の通信制御部6は、サービス部門から送信さ
れてきた問合わせ番号を表示器に表示し(ステップSA
13)、エンドとなる(通話スイッチオフ)。
【0025】ロボット装置1の作業者は、PHS12の
表示器に表示された問合わせ番号を基にPHS12から
サービス部門の一般加入電話機17の電話を掛ける。そ
のダイアル情報は基地局18から制御局19および公衆
回線網21に伝えられ、サービス部門の電話機17を呼
び出すので、ロボット装置1の作業者は、電話機17の
送受話器に出た担当者にPHS12のマイクロフォン1
2aを介して前記問合わせ番号を告げる。サービス部門
の担当者は、パソコン15を操作して告げられた問合わ
せ番号からデータベースに格納されている上記各種の情
報を取り出す。
【0026】サービス部門の担当者は、データベースか
ら取り出した各種の情報、ロボット装置1の作業者から
口頭で得た追加情報から異常の原因を推測する。この場
合、ロボット装置1の作業者は、ロボット本体2が異常
音を発している場合には、その異常音をPHS12のマ
イクロフォン12aで音を拾ってサービス部門の担当者
に聞かせる。サービス部門の担当者は、その異常音をも
参考にして異常原因を推測し、ロボット装置1の作業者
に対処法を回答する。この回答は、PHS12のスピー
カ12bから音声出力され、ロボット装置1の作業者は
回答された対処法に基づいてロボット装置1を修理す
る。
【0027】このように本実施例によれば、異常が生じ
た場合、その異常発生とほぼ同時に異常が発生した旨を
サービス部門に伝達し、対処法を求めることができる。
この場合、PHS12のマイクロフォン12aでロボッ
ト本体2の異常音などを聞くことができるので、より適
格な対処法を与えることができる。
【0028】次に、本発明の他の実施例を図5に基づい
て説明する。この実施例では、ロボット装置1の通信制
御部6がWWWサーバとして機能し、ホームページを提
供することができるようになっている。そして、サービ
ス部門のパソコン15がロボット装置1の通信制御部6
にPHS16,12を介してアクセスし、ロボット装置
1の状況を監視するようにしている。
【0029】サービス部門のサービスマンは、パソコン
15を操作し、ユーザデータベースから監視すべきユー
ザを選択してPHS16からロボット装置1のPHS1
2に発信する(ステップSC1)。ロボット装置1のP
HS12が呼び出し信号を受信すると、通信制御部6は
PHS12の通話スイッチをオンし、サービス部門のP
HS16に接続する。
【0030】ロボット装置1のPHS12と通話状態に
なったところで、サービスマンはサービス部門のID情
報をPHS16を介して送信する(ステップSC2)。
これに対し、ロボット装置1の通信制御部6は、PHS
12が受信したIDとメモリに記憶されている接続許可
IDとを照合する。登録されたIDでない場合、通信制
御部6はステップSD1で「NO」と判断し、次のステ
ップSD2でその旨をPHS16を介して送信し、エン
ド(通話スイッチオフ)となる。
【0031】受信したIDが登録されたIDである場
合、通信制御部6は、そのまま接続状態を維持し(ステ
ップSD1で「YES」)、次にホームページを送信す
る(ステップSD3)。ロボット装置1側から送信され
たホームページは、サービス部門のパソコン15の表示
器13に表示される。そこで、サービスマンは、WWW
ブラウザのナビゲートに従って見たい情報を要求する
(ステップSC3)。この要求情報はPHS16からP
HS12へと発信され、ロボット装置1の通信制御部6
は、その要求情報に基づいてロボット装置1、特には、
ロボット本体2の動作状況に関する情報を収集し(状況
情報)、HTMLにて文書を作成しPHS12から発信
する(ステップSD4)。この場合、ロボット本体2の
ステータス情報は時々刻々変化するが、通信制御部6
は、要求時のステータス情報を捕えてサービス部門へと
送信する。
【0032】パソコン15は、ロボット装置1側から送
信されてきたHTML文書を画面に表示する。そして、
サービスマンは、ロボット装置1側から送信されてきた
情報を見て変換したいデータが存在していない場合に
は、その旨の操作を行う。すると、パソコン15は、ス
テップSC4で「NO」となってエンドとなる。変換し
たいデータが存在していた場合(ステップSC4で「Y
ES」)には、サービスマンはその旨を操作を行う。す
ると、パソコン15は、修正を要求するデータと共にデ
ータ修正要求をPHS16を介して発信し(ステップS
C5)、エンド(通話スイッチオフ)となる。上記のデ
ータ修正要求に対し、ロボット装置1の通信制御部6
は、修正を要求されたデータについて、その要求を発し
た者が修正の権限を有するか否かを判断する。許可条件
を満たしていない場合には、通信制御部6は、ステップ
SD5で「NO」となり、エンドとなる。
【0033】データ修正を許可する条件を満たしている
した場合、通信制御部6は、ステップSD5で「YE
S」となり、次のステップSD6で対象データを修正す
る。ちなみに、修正データのうちには、例えばロボット
本体2のハンドが掴むワークの種類があり、掴むワーク
によってはロボット本体1の動作時の加減速度が適当で
ないこともあるので、そのような場合には、データを修
正して加減速度を適性な値となるようにして異常発生を
未然に防止する。そして、対象データを修正した後、通
信制御部6は、それまでのサービス部門からの情報をメ
モリに保存し(ステップSD7)、エンドとなる。
【0034】このように本実施例によれば、ロボット装
置1の状況を常時監視するので、異常の発生を予知する
ことができる。そして、異常の発生を予知した場合に
は、ロボット本体2の動作を停止させ、前述の実施例と
同様にして処置法を送信することによって、異常の発生
を未然に防止することができる。なお、本発明は上記し
且つ図面に示す実施例に限定されるものではなく、以下
のような拡張或いは変更が可能である。携帯型電話装置
は、PHSに限らず、携帯電話であっても良い。図5の
実施例において、ロボット装置1側から、PHS12の
マイクロフォン12aによりロボット本体2の動作音を
とらえて送信するようにしても良い。このとき、同時に
ロボット本体1の動作内容を示すデータを送信するよう
にして、異常発生を予知するようにしても良い。管理部
門としては、同じ工場内のサービス部門とすることがで
きる。この場合、PHS12,16を同じ電話機を親機
として登録することで、PHS12,16をトランシー
バとして使用することができ、通話料を節約することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すロボット装置の電気的
構成のブロック図
【図2】サービス部門側の電気的構成を示すブロック図
【図3】ロボット装置の斜視図
【図4】異常発生時の通信制御内容を示すフローチャー
【図5】本発明の他の実施例を示す図4相当図
【符号の説明】
図中、1はロボット装置、2はロボット本体、3は制御
装置、4はティーチングペンダント、5はロボット制御
部(ロボット制御手段)、6は通信制御部(通信制御手
段)、11は異常検出用センサ、12はPHS(携帯型
無線電話装置)、15はパソコン、16はPHSであ
る。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小山 俊彦 愛知県刈谷市昭和町1丁目1番地 株式会 社デンソー内 Fターム(参考) 3F059 BA03 CA07 GA00 3F060 BA00 HA00 HA31

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ロボット本体およびこのロボット本体を
    制御するロボット制御手段を備えたロボット装置と、 このロボット装置の異常、故障などのトラブル発生を検
    出するための異常検出手段と、 電波による通信が可能な携帯型無線電話装置と、 この携帯型無線電話装置を制御する通信制御手段とを具
    備し、 前記通信制御手段は、前記異常検出手段が前記ロボット
    装置の異常を検出したとき、前記携帯型無線電話装置を
    介して前記ロボット装置の管理部門に通信することを特
    徴とするロボット装置の管理システム。
  2. 【請求項2】 ロボット本体およびこのロボット本体を
    制御するロボット制御手段を備えたロボット装置と、 電波による通信が可能な携帯型無線電話装置と、 この携帯型無線電話装置を制御する通信制御手段とを具
    備し、 前記通信制御手段は、前記ロボット装置の管理部門と前
    記携帯型電話装置を介して通信し、前記ロボット装置の
    現在の状況情報を送信することを特徴とするロボット装
    置の管理システム。
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