JP2002312011A - 工作機械のための情報通信システム - Google Patents
工作機械のための情報通信システムInfo
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- JP2002312011A JP2002312011A JP2001111638A JP2001111638A JP2002312011A JP 2002312011 A JP2002312011 A JP 2002312011A JP 2001111638 A JP2001111638 A JP 2001111638A JP 2001111638 A JP2001111638 A JP 2001111638A JP 2002312011 A JP2002312011 A JP 2002312011A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】工作機械と作業者が持つ携帯電話等の情報通信
端末において、各種のデータ通信を確立することによ
り、工作機械の連続運転をサポートする。 【解決手段】 情報通信端末機能を持つ携帯電話6に対
して、工作機械から稼動状況の確認、アラームの対応、
遠隔地リモート操作などの相互通信機能を確立すること
により、運転前確認62などの各種メニューで作業者は
遠隔地から工作機械の状態監視及び若干の操作をするこ
とが可能である。
端末において、各種のデータ通信を確立することによ
り、工作機械の連続運転をサポートする。 【解決手段】 情報通信端末機能を持つ携帯電話6に対
して、工作機械から稼動状況の確認、アラームの対応、
遠隔地リモート操作などの相互通信機能を確立すること
により、運転前確認62などの各種メニューで作業者は
遠隔地から工作機械の状態監視及び若干の操作をするこ
とが可能である。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、工作機械の数値制
御装置と外部コンピュータ、携帯電話等の情報端末との
情報通信システムに係り、特に作業者が工作機械の稼動
状況を離れた場所からコンピュータ、携帯電話等の情報
端末により診断・確認したり、その情報を元に工作機械
を遠隔操作する情報送信システムに関する。
御装置と外部コンピュータ、携帯電話等の情報端末との
情報通信システムに係り、特に作業者が工作機械の稼動
状況を離れた場所からコンピュータ、携帯電話等の情報
端末により診断・確認したり、その情報を元に工作機械
を遠隔操作する情報送信システムに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、工作機械を使用した各種加工現場
では、少しでも無人化すべく努力が続けられている。し
かし、工作機械の過酷な使用条件や、加工というトラブ
ル要因を多く含む作業内容のため、工作機械は常にトラ
ブル発生の危険にさらされており、この中でも特に金型
加工は、段取り後は昼夜を問わず無人運転を続行せざる
をえないことが多く、作業者は常にトラブルの早期発見
に心掛けなければならず、一定時間毎に工作機械への巡
回を余儀なくされている。
では、少しでも無人化すべく努力が続けられている。し
かし、工作機械の過酷な使用条件や、加工というトラブ
ル要因を多く含む作業内容のため、工作機械は常にトラ
ブル発生の危険にさらされており、この中でも特に金型
加工は、段取り後は昼夜を問わず無人運転を続行せざる
をえないことが多く、作業者は常にトラブルの早期発見
に心掛けなければならず、一定時間毎に工作機械への巡
回を余儀なくされている。
【0003】そこで、特開平6−4122号公報、特開
平6−110538号公報、特開平6−110539号
公報、特開平6−110540号公報、特開平6−11
3033号公報等に見るように、「数値制御システム」
「コンピュータ制御機器のリモート診断装置」が提供さ
れている。上記特開平6−4122号公報の数値制御シ
ステムは、任意のマン・マシン部をホストコンピュータ
部または任意のCNC部に対応させて動作させることが
出来るように、オペレータに都合の良いマン・マシン部
を用いて、遠隔のホストコンピュータ部またはCNC部
を監視・操作できるものである。また、特開平6−11
0538号公報は、数値制御装置等のコンピュータ制御
機器に対し、常時外部コンピュータによる予防保守を実
行して未然に故障の発生を防止することを図ったコンピ
ュータ制御機器のリモート診断装置である。この予防保
守の内容は、故障診断に有用な各種PMCデータ、各種
パラメータ、パートプログラム等を入出力するものであ
り、工作機械の制御装置の故障診断や予防保守、および
保守図面検索をリモート診断装置を利用することによ
り、離れた所にある保守側と工場側とで情報のやり取り
を行う。
平6−110538号公報、特開平6−110539号
公報、特開平6−110540号公報、特開平6−11
3033号公報等に見るように、「数値制御システム」
「コンピュータ制御機器のリモート診断装置」が提供さ
れている。上記特開平6−4122号公報の数値制御シ
ステムは、任意のマン・マシン部をホストコンピュータ
部または任意のCNC部に対応させて動作させることが
出来るように、オペレータに都合の良いマン・マシン部
を用いて、遠隔のホストコンピュータ部またはCNC部
を監視・操作できるものである。また、特開平6−11
0538号公報は、数値制御装置等のコンピュータ制御
機器に対し、常時外部コンピュータによる予防保守を実
行して未然に故障の発生を防止することを図ったコンピ
ュータ制御機器のリモート診断装置である。この予防保
守の内容は、故障診断に有用な各種PMCデータ、各種
パラメータ、パートプログラム等を入出力するものであ
り、工作機械の制御装置の故障診断や予防保守、および
保守図面検索をリモート診断装置を利用することによ
り、離れた所にある保守側と工場側とで情報のやり取り
を行う。
【0004】上記コンピュータの予防保守診断ソフトの
起動により、このコンピュータに予防保守データとし
て,主にサーボモータの電流値、スピンドルモータの電
流値、バッテリアラーム信号、PMC経由で読取った工
作機械側の状態信号が送られる。収集したデータに基づ
き、コンピュータは、予防保守診断ソフトにより自動的
に予防診断を行う。即ち、スピンドルモータやサーボモ
ータの電流値を定期的に監視することで、工具寿命の管
理、サーボモータの電流監視により送り機構の劣化診
断、AEセンサ信号をPMCの入力装置に入力させて切
削工具の寿命予知、振動計測の信号をPMCの入力装置
に入力させて切削工具の寿命予知、油圧タンク液面量の
監視、空圧装置の潤滑油滴下量の管理等の予防診断を行
う。
起動により、このコンピュータに予防保守データとし
て,主にサーボモータの電流値、スピンドルモータの電
流値、バッテリアラーム信号、PMC経由で読取った工
作機械側の状態信号が送られる。収集したデータに基づ
き、コンピュータは、予防保守診断ソフトにより自動的
に予防診断を行う。即ち、スピンドルモータやサーボモ
ータの電流値を定期的に監視することで、工具寿命の管
理、サーボモータの電流監視により送り機構の劣化診
断、AEセンサ信号をPMCの入力装置に入力させて切
削工具の寿命予知、振動計測の信号をPMCの入力装置
に入力させて切削工具の寿命予知、油圧タンク液面量の
監視、空圧装置の潤滑油滴下量の管理等の予防診断を行
う。
【0005】従って、工作機械の運転状況を各種データ
(数値)により、コンピュータに予防保守データとして
取入れ、このしきい値に到達したか否かにより、正常・
不正常を予防診断するものである。このため、工作機械
の稼動状況の判断に、熟練工のノウハウである体感的な
要素が完全に排除されている。従って、工作機械内部の
アラーム処理で対処できない部分が有り、このフォロー
ができなくなっている。
(数値)により、コンピュータに予防保守データとして
取入れ、このしきい値に到達したか否かにより、正常・
不正常を予防診断するものである。このため、工作機械
の稼動状況の判断に、熟練工のノウハウである体感的な
要素が完全に排除されている。従って、工作機械内部の
アラーム処理で対処できない部分が有り、このフォロー
ができなくなっている。
【0006】また、工作機械の稼動状況や発生したアラ
ーム内容の重要度・危険度に対応して、関係者もしくは
関係部署に選択的、かつ複数同時に送信することが可能
になっていない。このため、トラブル発生時は工作機械
と遠隔地との距離に関係して関連部署の担当者への連
絡、関連工程への連絡、修理用部品の確保、修理担当者
の確保などが迅速かつ確実に行なえない。更に、従来の
リモート診断装置では、加工が次工程に進む直前でも工
作機械を一時停止させることがなく、各種データを情報
端末機能を持った作業者の情報機器に送信し、作業者は
これを閲覧・確認するものである。このため、段取りミ
ス等による大きなトラブルを未然に防止することができ
ない。
ーム内容の重要度・危険度に対応して、関係者もしくは
関係部署に選択的、かつ複数同時に送信することが可能
になっていない。このため、トラブル発生時は工作機械
と遠隔地との距離に関係して関連部署の担当者への連
絡、関連工程への連絡、修理用部品の確保、修理担当者
の確保などが迅速かつ確実に行なえない。更に、従来の
リモート診断装置では、加工が次工程に進む直前でも工
作機械を一時停止させることがなく、各種データを情報
端末機能を持った作業者の情報機器に送信し、作業者は
これを閲覧・確認するものである。このため、段取りミ
ス等による大きなトラブルを未然に防止することができ
ない。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、従来の工作
機械の運用に見られる問題点に鑑みてなされたものであ
り、本発明の目的とするところは、(1)工作機械の運
転状況のデータだけでなく、加工中の切削音や機械の稼
動音及びその映像のような熟練工が持つ体感的な情報に
基づき遠隔地において確認できること。(2)加工の進
行に伴い次工程の加工を開始する前に、遠隔地の作業者
が工作機械と対話的に工作機械の状況やプログラム確認
ができること。(3)工作機械がトラブルを起こしてア
ラームになった場合は、その重要度や危険度に応じて複
数の連絡先にアラーム状況を送信できること。(4)そ
して、このトラブルの危険度が低く、工作機械自体で復
帰指令により復旧・再起動可能な場合は、工作機械から
離れている作業者がリモート操作により工作機械を安全
に復帰させられること。これらを実現するための情報送
信システムを提供する。
機械の運用に見られる問題点に鑑みてなされたものであ
り、本発明の目的とするところは、(1)工作機械の運
転状況のデータだけでなく、加工中の切削音や機械の稼
動音及びその映像のような熟練工が持つ体感的な情報に
基づき遠隔地において確認できること。(2)加工の進
行に伴い次工程の加工を開始する前に、遠隔地の作業者
が工作機械と対話的に工作機械の状況やプログラム確認
ができること。(3)工作機械がトラブルを起こしてア
ラームになった場合は、その重要度や危険度に応じて複
数の連絡先にアラーム状況を送信できること。(4)そ
して、このトラブルの危険度が低く、工作機械自体で復
帰指令により復旧・再起動可能な場合は、工作機械から
離れている作業者がリモート操作により工作機械を安全
に復帰させられること。これらを実現するための情報送
信システムを提供する。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1の情報
通信システムは、 工作機械の加工エリア内の動作状況
を、ビデオカメラ、マイクロフォン、温度計、振動計等
の少なくとも1つにより画像信号、音声信号、温度信
号、振動信号等の少なくとも1つの動作状況信号として
計測するとともに、この動作状況信号を診断データ化
し、この診断データを数値制御装置に接続した電話回線
から、ネットワーク、インターネット上の任意の場所に
設置したコンピュータや携帯電話等に送信することを特
徴とする。
通信システムは、 工作機械の加工エリア内の動作状況
を、ビデオカメラ、マイクロフォン、温度計、振動計等
の少なくとも1つにより画像信号、音声信号、温度信
号、振動信号等の少なくとも1つの動作状況信号として
計測するとともに、この動作状況信号を診断データ化
し、この診断データを数値制御装置に接続した電話回線
から、ネットワーク、インターネット上の任意の場所に
設置したコンピュータや携帯電話等に送信することを特
徴とする。
【0009】本発明の請求項2の情報通信システムは、
請求項1の情報通信システムにおいて、診断データは、
工作機械の稼動状況の重要度・危険度を通信システムに
より付加されるとともに、上記通信システムは稼動状況
の重要度・危険度により所定の携帯電話等に選択的に送
信することを特徴とする。
請求項1の情報通信システムにおいて、診断データは、
工作機械の稼動状況の重要度・危険度を通信システムに
より付加されるとともに、上記通信システムは稼動状況
の重要度・危険度により所定の携帯電話等に選択的に送
信することを特徴とする。
【0010】本発明の請求項3の情報送信システムは、
請求項1または2の情報通信システムにおいて、次工程
に入る直前に稼動中の工作機械の稼動を一時停止させ、
この停止状態で工作機械の稼動情報となる診断データを
携帯電話等に送信し、この診断データを携帯電話で閲覧
して安全を確認後、携帯電話より再起動の指示を工作機
械に送信して工作機械を再起動することを特徴とする。
請求項1または2の情報通信システムにおいて、次工程
に入る直前に稼動中の工作機械の稼動を一時停止させ、
この停止状態で工作機械の稼動情報となる診断データを
携帯電話等に送信し、この診断データを携帯電話で閲覧
して安全を確認後、携帯電話より再起動の指示を工作機
械に送信して工作機械を再起動することを特徴とする。
【0011】本発明の請求項4の情報通信システム
は、、請求項1または2または3の情報通信システムに
おいて、工作機械の数値制御装置にWEBサーバー機能
又はメールサーバー機能を装備させ、このサーバー機能
により工作機械の各種動作状況をネットワークや電話回
線を経由して外部のコンピュータや携帯電話にて閲覧・
操作可能としたことを特徴とする。
は、、請求項1または2または3の情報通信システムに
おいて、工作機械の数値制御装置にWEBサーバー機能
又はメールサーバー機能を装備させ、このサーバー機能
により工作機械の各種動作状況をネットワークや電話回
線を経由して外部のコンピュータや携帯電話にて閲覧・
操作可能としたことを特徴とする。
【0012】
【作用】請求項1に記載の情報通信システムは、先ず、
工作機械に標準的に用意されている各種IO情報や、内
部に追加設置された各種センサーによりデータを検出・
収集した後、これを近くに設置された携帯電話等の情報
機器から速やかに連絡先の情報端末に送信できる。これ
により、ネットワーク上を伝送していく際の遅延現象
や、ネットワーク途中におけるデータ損失や機密漏洩の
危険性もなく、極めて高い信頼性をもって、迅速にアラ
ーム発生情報や工作機械のリモート操作等の通信が可能
となる。
工作機械に標準的に用意されている各種IO情報や、内
部に追加設置された各種センサーによりデータを検出・
収集した後、これを近くに設置された携帯電話等の情報
機器から速やかに連絡先の情報端末に送信できる。これ
により、ネットワーク上を伝送していく際の遅延現象
や、ネットワーク途中におけるデータ損失や機密漏洩の
危険性もなく、極めて高い信頼性をもって、迅速にアラ
ーム発生情報や工作機械のリモート操作等の通信が可能
となる。
【0013】更に、上記情報通信システムは、工作機械
の稼動状況の判断に、熟練工等の経験者の体感的な経験
・判断が活かせられるから、工作機械内部のアラーム処
理で対処しきれない部分をもフォローすることができ
る。つまり、工作機械の内部にビデオカメラ、マイクロ
フォン、温度計、振動計を設置し、必要に応じて適宜デ
ータを収集し、各種の情報機器に送信することにより、
作業者が体感により判断する際に重要な要素となる、動
作音、切削音、振動などの情報を携帯電話やコンピュー
タにより作業者や保全等に送信し、トラブルの早期発見
や、人間が介在することによる柔軟で適切な判断を迅速
に行うことが可能となる。 またビデオカメラから送ら
れる視覚情報に関しては、特に確認作業において、作業
者に大きな安心感を与えると共に、アラーム発生時は、
現地に行く前にある程度の状況判断が可能となりトラブ
ル内容の推測も容易になるため、トラブル等の対策準備
をすぐに整えることが可能となる。
の稼動状況の判断に、熟練工等の経験者の体感的な経験
・判断が活かせられるから、工作機械内部のアラーム処
理で対処しきれない部分をもフォローすることができ
る。つまり、工作機械の内部にビデオカメラ、マイクロ
フォン、温度計、振動計を設置し、必要に応じて適宜デ
ータを収集し、各種の情報機器に送信することにより、
作業者が体感により判断する際に重要な要素となる、動
作音、切削音、振動などの情報を携帯電話やコンピュー
タにより作業者や保全等に送信し、トラブルの早期発見
や、人間が介在することによる柔軟で適切な判断を迅速
に行うことが可能となる。 またビデオカメラから送ら
れる視覚情報に関しては、特に確認作業において、作業
者に大きな安心感を与えると共に、アラーム発生時は、
現地に行く前にある程度の状況判断が可能となりトラブ
ル内容の推測も容易になるため、トラブル等の対策準備
をすぐに整えることが可能となる。
【0014】請求項2に記載の情報送信システムは、稼
動状況の確認や発生したアラーム内容等に対応して、各
種データやメッセージを、関係者もしくは関係部署に対
し、選択的に送信することが可能であり、作業者などの
移動体に対しては携帯電話のような移動体情報機器、社
内ではネットワーク経由、関連会社など外部へはインタ
ーネット経由のように、設定をあらかじめ登録しておく
ことにより、選択的に複数の送信先に対して必要とされ
るデータを速やかに送信でき、これにより情報伝達に要
するロスタイムを削減し、効率的の良い人的対応が可能
となる。
動状況の確認や発生したアラーム内容等に対応して、各
種データやメッセージを、関係者もしくは関係部署に対
し、選択的に送信することが可能であり、作業者などの
移動体に対しては携帯電話のような移動体情報機器、社
内ではネットワーク経由、関連会社など外部へはインタ
ーネット経由のように、設定をあらかじめ登録しておく
ことにより、選択的に複数の送信先に対して必要とされ
るデータを速やかに送信でき、これにより情報伝達に要
するロスタイムを削減し、効率的の良い人的対応が可能
となる。
【0015】請求項3に記載の情報通信システムは、工
作機械による加工行程が進行し次工程に進む際に運転の
一時停止を行い、遠隔地にいる作業者が携帯電話等の情
報端末を使用し、段取りや稼動状況を確認後、運転続行
することにより、段取りミス等による大きなトラブルを
未然に防止することができる。金型加工においては長時
間の無人運転が多いため往々にして段取りが複雑になる
が、各工程の開始直前で動作チェックができれば作業者
に与える安心感は非常に大きくなり、特に夜間の無人運
転中の精神的な重圧を軽減することができる。
作機械による加工行程が進行し次工程に進む際に運転の
一時停止を行い、遠隔地にいる作業者が携帯電話等の情
報端末を使用し、段取りや稼動状況を確認後、運転続行
することにより、段取りミス等による大きなトラブルを
未然に防止することができる。金型加工においては長時
間の無人運転が多いため往々にして段取りが複雑になる
が、各工程の開始直前で動作チェックができれば作業者
に与える安心感は非常に大きくなり、特に夜間の無人運
転中の精神的な重圧を軽減することができる。
【0016】請求項4に記載のネットワークサーバーシ
ステムは、工作機械の数値制御装置にサーバー機能を組
み込む、もしくは追加することにより、他のネットワー
クや通信システムに依存することなく各種の情報機器と
データ通信を行うことができる。他のネットワークに依
存するようなシステムとは異なり、工作機械側で独自に
サーバー機能を持つことにより、ネットワーク負荷変動
の影響等を受けることもなく、必要な情報を速やかに送
受信することが可能である。また、既存ネットワークに
接続する場合であっても既存ネットワークへ負荷を低減
できたり、ネットワーク環境が無い工場においても単独
でサーバー機能を提供できるため大掛かりな配線工事を
することなく、工作機械と各種情報機器と通信を行うこ
とが容易に可能となる。
ステムは、工作機械の数値制御装置にサーバー機能を組
み込む、もしくは追加することにより、他のネットワー
クや通信システムに依存することなく各種の情報機器と
データ通信を行うことができる。他のネットワークに依
存するようなシステムとは異なり、工作機械側で独自に
サーバー機能を持つことにより、ネットワーク負荷変動
の影響等を受けることもなく、必要な情報を速やかに送
受信することが可能である。また、既存ネットワークに
接続する場合であっても既存ネットワークへ負荷を低減
できたり、ネットワーク環境が無い工場においても単独
でサーバー機能を提供できるため大掛かりな配線工事を
することなく、工作機械と各種情報機器と通信を行うこ
とが容易に可能となる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図面に示す実施形
態を参照して説明する。図1は、各種センサーの設置状
態を例示す。一般的な工作機械100の内部に、ビデオ
カメラA、マイクB、温度計(放射温度計のような非接
触型の温度計)C、振動計Dを適宜設置し、それぞれの
センサーから得られた情報は、信号線3により制御箱2
に送られる。
態を参照して説明する。図1は、各種センサーの設置状
態を例示す。一般的な工作機械100の内部に、ビデオ
カメラA、マイクB、温度計(放射温度計のような非接
触型の温度計)C、振動計Dを適宜設置し、それぞれの
センサーから得られた情報は、信号線3により制御箱2
に送られる。
【0018】図2は、工作機械とこの正面に配置された
操作パネル4の拡大図である。操作パネル4は、ディス
プレイ5とキーボード8で構成されるている。上記操作
パネル4の横に、携帯電話6を設置し、接続ケーブル7
を介して各種情報をここから発信する。工作機械の制御
部にサーバー機能を包括し、かつ最小の設備を用いて単
独に機能させることを目指す場合は、この実施形態が最
も適している。
操作パネル4の拡大図である。操作パネル4は、ディス
プレイ5とキーボード8で構成されるている。上記操作
パネル4の横に、携帯電話6を設置し、接続ケーブル7
を介して各種情報をここから発信する。工作機械の制御
部にサーバー機能を包括し、かつ最小の設備を用いて単
独に機能させることを目指す場合は、この実施形態が最
も適している。
【0019】上記以外の実施形態として、モデムによる
通信方式が適している。図3(a)は、工作機械の制御
パネル4の横にモデム9を設置し、ここから一般の公衆
電話回線10に接続する形態を示し、携帯電話による電
波状況が悪い場所や工場などに適し使用される。 ま
た、図3(b)に示すように、工場内に既存のネットワ
ークが敷設させている場合は、制御パネル4から直接ネ
ットワークケーブル11を引き出し、HUB12を経由
して既存のサーバーにアクセスさせることも可能であ
る。上述した各形態に関しては、電波状態、ノイズ状
況、既存ネットワークの有無等を考慮して自由に選択さ
れる。
通信方式が適している。図3(a)は、工作機械の制御
パネル4の横にモデム9を設置し、ここから一般の公衆
電話回線10に接続する形態を示し、携帯電話による電
波状況が悪い場所や工場などに適し使用される。 ま
た、図3(b)に示すように、工場内に既存のネットワ
ークが敷設させている場合は、制御パネル4から直接ネ
ットワークケーブル11を引き出し、HUB12を経由
して既存のサーバーにアクセスさせることも可能であ
る。上述した各形態に関しては、電波状態、ノイズ状
況、既存ネットワークの有無等を考慮して自由に選択さ
れる。
【0020】図4は、工作機械側からのデータ通信に関
するフロー図を示す。図4(a)は、工作機械の数値制
御装置における制御部(制御ユニット)2からRS23
2C、もしくはUSB(Universal Seri
al Bus)等によりモデム9にデータを送り、ここ
で一般的な電話回線である公衆アナログ回線信号に変換
し、ダイヤルアップにて選択した遠隔地に対してデータ
を送受信する。図4(b)は、上記よりも高速通信を求
める実施形態例であり、モデムの代わりにTA(Ter
minal Adapter)/DSU(Digita
l Subscriber Unit)13により信号
変換し、これを高速な公衆デジタル回線により送受信す
る。ビデオカメラによる映像を多数送ろうとすれば、こ
のように回線の能力を高めておく必要がある。図4
(c)は、モデムの代わりに携帯電話を使用する実施形
態例であるが、この場合は電話線の敷設をする必要がな
いため、設置が容易である。 図4(d)は、工作機械
の制御部(制御ユニット)2と既存のネットワークサー
バーを直接接続する方式である。この方式は、ケーブル
の敷設や、サーバーへの接続準備が必要となり手間がか
かるが、回線速度に関しては条件がよく、ビデオカメラ
からの連続的な画像送付にも十分対応が可能である。
するフロー図を示す。図4(a)は、工作機械の数値制
御装置における制御部(制御ユニット)2からRS23
2C、もしくはUSB(Universal Seri
al Bus)等によりモデム9にデータを送り、ここ
で一般的な電話回線である公衆アナログ回線信号に変換
し、ダイヤルアップにて選択した遠隔地に対してデータ
を送受信する。図4(b)は、上記よりも高速通信を求
める実施形態例であり、モデムの代わりにTA(Ter
minal Adapter)/DSU(Digita
l Subscriber Unit)13により信号
変換し、これを高速な公衆デジタル回線により送受信す
る。ビデオカメラによる映像を多数送ろうとすれば、こ
のように回線の能力を高めておく必要がある。図4
(c)は、モデムの代わりに携帯電話を使用する実施形
態例であるが、この場合は電話線の敷設をする必要がな
いため、設置が容易である。 図4(d)は、工作機械
の制御部(制御ユニット)2と既存のネットワークサー
バーを直接接続する方式である。この方式は、ケーブル
の敷設や、サーバーへの接続準備が必要となり手間がか
かるが、回線速度に関しては条件がよく、ビデオカメラ
からの連続的な画像送付にも十分対応が可能である。
【0021】図5は、データの送付先、もしくは作業者
側のデータ通信に関するフロー図を示す。図5(a)
は、一般的な携帯電話、もしくはiモード等のインター
ネット閲覧機能を持つ携帯電話を作業者が使用する実施
形態である。通常の携帯電話を使用する場合は、画像や
グラフィック情報が扱えないため、主に「音声ガイダン
ス」による情報収集が基本となる。作業指示は「#」及
び「数字キー」の送信により行う。また、iモードのよ
うな情報端末機能がある場合は、工作機械側で「WEB
サーバー機能」を用意すれば、対話的に画像・音声を含
めた各種の情報を得ることができると共に、遠隔地にい
る作業者からの指示も対話的なわかりやすい環境で行う
ことができる。図5(b)、(c)に関しては、公衆電
話回線とモデム9、もしくはTA/DSU13を経由し
てサーバー、もしくはコンピュータにデータを送付する
ものである。上記の携帯電話に比べてはるかに高度で柔
軟な情報確認及び指示が可能である。図5(d)は、ネ
ットワークにより直接接続されているため、上記に対し
て通信速度が非常に高く、高解像度の画像データを扱う
ことが可能である。作業者が操作する工作機械との情報
端末がパソコンの場合、携帯電話の場合に比べ、処理速
度や機能に大きな余裕があるため、工作機械内部で処理
しているデータ処理を分担することが可能である。
側のデータ通信に関するフロー図を示す。図5(a)
は、一般的な携帯電話、もしくはiモード等のインター
ネット閲覧機能を持つ携帯電話を作業者が使用する実施
形態である。通常の携帯電話を使用する場合は、画像や
グラフィック情報が扱えないため、主に「音声ガイダン
ス」による情報収集が基本となる。作業指示は「#」及
び「数字キー」の送信により行う。また、iモードのよ
うな情報端末機能がある場合は、工作機械側で「WEB
サーバー機能」を用意すれば、対話的に画像・音声を含
めた各種の情報を得ることができると共に、遠隔地にい
る作業者からの指示も対話的なわかりやすい環境で行う
ことができる。図5(b)、(c)に関しては、公衆電
話回線とモデム9、もしくはTA/DSU13を経由し
てサーバー、もしくはコンピュータにデータを送付する
ものである。上記の携帯電話に比べてはるかに高度で柔
軟な情報確認及び指示が可能である。図5(d)は、ネ
ットワークにより直接接続されているため、上記に対し
て通信速度が非常に高く、高解像度の画像データを扱う
ことが可能である。作業者が操作する工作機械との情報
端末がパソコンの場合、携帯電話の場合に比べ、処理速
度や機能に大きな余裕があるため、工作機械内部で処理
しているデータ処理を分担することが可能である。
【0022】図6は、工作機械側のセンサー、データ処
理、送信機能をフロー図としたものである。工作機械の
各種IO(Input、Output)情報21によ
り、接点やシリンダ等の動作・指令情報と共に、各軸の
位置情報はサーボモータ22からAPC(Absolu
te Pluse Coder)23、各サーボアンプ
24を経由して数値制御装置の制御部の入出力演算部2
5に送られ、工作機械の基本的な自己チェックがなされ
る。これに追加して、ビデオカメラA、マイクB、温度
計C、振動計Dなどの各種センサー26から得た情報
は、それぞれの各処理装置27により扱いやすい信号に
変換した後、CNC処理部28に送られる。CNC処理
部28では、上記の情報以外に、プログラム実行状況2
9やアラーム等履歴DB30が参照され、より詳細な状
況の把握を行なう。更に、工作機械の操作パネルまたは
電話により確認予約(次工程前の段取確認)31が有効
になっている場合は、次工程の直前において工作機械は
一時停止(フィードフォールド)状態で、作業者からの
確認があるまで待機する。そして、上記CNC処理部2
8では、「現在の状況判断」「トラブル解析」「エラー
処理」「危険度評価」「重要度評価」を行う。
理、送信機能をフロー図としたものである。工作機械の
各種IO(Input、Output)情報21によ
り、接点やシリンダ等の動作・指令情報と共に、各軸の
位置情報はサーボモータ22からAPC(Absolu
te Pluse Coder)23、各サーボアンプ
24を経由して数値制御装置の制御部の入出力演算部2
5に送られ、工作機械の基本的な自己チェックがなされ
る。これに追加して、ビデオカメラA、マイクB、温度
計C、振動計Dなどの各種センサー26から得た情報
は、それぞれの各処理装置27により扱いやすい信号に
変換した後、CNC処理部28に送られる。CNC処理
部28では、上記の情報以外に、プログラム実行状況2
9やアラーム等履歴DB30が参照され、より詳細な状
況の把握を行なう。更に、工作機械の操作パネルまたは
電話により確認予約(次工程前の段取確認)31が有効
になっている場合は、次工程の直前において工作機械は
一時停止(フィードフォールド)状態で、作業者からの
確認があるまで待機する。そして、上記CNC処理部2
8では、「現在の状況判断」「トラブル解析」「エラー
処理」「危険度評価」「重要度評価」を行う。
【0023】各種の状況判断や推論、予約処理などの準
備が整うと、通信モジュール32にて、トラブル発生時
は「危険度の判定」をした後、登録された連絡先に対し
てアラーム状況のメッセージ送信を行う。また、次工程
直前の確認予約がされていれば、遠隔地にいる作業者
は、ワーク座標、工具番号、工具長補正などの段取り情
報やビデオカメラの映像により現在の工作機械の状況等
を閲覧することにより途中の安全を確認し、運転を続行
することができる。
備が整うと、通信モジュール32にて、トラブル発生時
は「危険度の判定」をした後、登録された連絡先に対し
てアラーム状況のメッセージ送信を行う。また、次工程
直前の確認予約がされていれば、遠隔地にいる作業者
は、ワーク座標、工具番号、工具長補正などの段取り情
報やビデオカメラの映像により現在の工作機械の状況等
を閲覧することにより途中の安全を確認し、運転を続行
することができる。
【0024】図7は、各種情報と各送先の対応を示して
いる。図7(a)において、工作機械内部に設置したマ
イクロフォンBにより収集した機械の動作音、加工中の
切削音は、携帯電話53のスピーカーに送信される。携
帯電話54に情報端末機能を付設して画像表示を可能に
すれば、上記の音声と共にビデオカメラ42により撮影
した加工終了直後のツール状態、ワークの加工状況、切
粉の飛散、堆積状態、次工程開始直前のツール状況など
の映像を作業者は閲覧することができる。アラームメッ
セージ43に関しても、携帯電話54に画面の表示機能
を付設して文字表示によるメッセージを送信する。も
し、表示機能が無ければ音声によりアナウンスされる。
いる。図7(a)において、工作機械内部に設置したマ
イクロフォンBにより収集した機械の動作音、加工中の
切削音は、携帯電話53のスピーカーに送信される。携
帯電話54に情報端末機能を付設して画像表示を可能に
すれば、上記の音声と共にビデオカメラ42により撮影
した加工終了直後のツール状態、ワークの加工状況、切
粉の飛散、堆積状態、次工程開始直前のツール状況など
の映像を作業者は閲覧することができる。アラームメッ
セージ43に関しても、携帯電話54に画面の表示機能
を付設して文字表示によるメッセージを送信する。も
し、表示機能が無ければ音声によりアナウンスされる。
【0025】また、図7(b)において、段取り情報に
関しては、プログラム番号44、ツール番号45、工具
長補正番号46、ワーク座標番号47、パレット番号4
8も作業者が持つ情報機器となる携帯電話54の画面に
表示させるか、表示機能が無ければ音声でアナウンスさ
せる。
関しては、プログラム番号44、ツール番号45、工具
長補正番号46、ワーク座標番号47、パレット番号4
8も作業者が持つ情報機器となる携帯電話54の画面に
表示させるか、表示機能が無ければ音声でアナウンスさ
せる。
【0026】また、図7(c)において、温度計Cに関
しては、熱電対もしくは放射赤外線計測によりワークの
温度を測定し、ツール摩滅時に起こる異常発熱の兆候を
つかんだり、ワークの熱膨張による加工精度不良を未然
に防ぐための情報となる。振動計Dに関しては、スムー
ズな切削がなされているかどうかのチェックができ、工
作機械の基本的な各種IO情報51や各種エラー情報5
2と合わせて、CNC制御装置55で状況判断が行われ
る。その他、危険度評価が行われる。危険度Aの場合は
工作機械の強制終了、危険度Bの場合は工作機械を一時
させた後、対話的に対処し、危険度Cの場合は自動的に
対処し、トラブル発生の可能性が高くなってきた場合
は、それを予測し危険度Dの注意または警告を作業者の
持つ情報機器に送信するように機能する。
しては、熱電対もしくは放射赤外線計測によりワークの
温度を測定し、ツール摩滅時に起こる異常発熱の兆候を
つかんだり、ワークの熱膨張による加工精度不良を未然
に防ぐための情報となる。振動計Dに関しては、スムー
ズな切削がなされているかどうかのチェックができ、工
作機械の基本的な各種IO情報51や各種エラー情報5
2と合わせて、CNC制御装置55で状況判断が行われ
る。その他、危険度評価が行われる。危険度Aの場合は
工作機械の強制終了、危険度Bの場合は工作機械を一時
させた後、対話的に対処し、危険度Cの場合は自動的に
対処し、トラブル発生の可能性が高くなってきた場合
は、それを予測し危険度Dの注意または警告を作業者の
持つ情報機器に送信するように機能する。
【0027】図8は、情報端末機能を持った携帯電話6
を作業者が所持する運用例を示している。携帯電話6の
ディスプレイ61には、表示62から表示67までの情
報が表示される。表示62は運転前確認メニューであ
り、次工程の開始直前において、遠隔地にいる作業者が
各段取り情報などの確認をした後、運転続行を許可する
ことにより、より安全に長期無人運転を行なわせること
ができる。表示63は運転直前画像確認メニューであ
り、工作機械内に設置されたビデオカメラAから送られ
る映像を作業者が目視で判断する。作業者は映像を見て
安全を確認した後、運転を再開させるためのものであ
る。表示64は運転確認SB(SingleBloc
k)モードメニューであり、ビデオカメラAからの画像
を確認しながら、プログラムを1行ずつ実行させること
により、作業者は逐次安全を確認しながら加工を行う。
以降、安全と判断されたら通常の連続運転状態に戻すた
めのものである。表示65は、トラブル発生時の連絡画
面であり、危険度、状況、発生時刻、連絡先などが作業
者の携帯電話6に送られることにより、迅速に複数の関
係者と共にトラブルにとりかかることができると共に、
作業者は協力者が誰であるかを確認できるため連携しや
すくなる。表示66は、作業者が途中経過を確認するメ
ニューであり、加工を続行中、その時のツールホルダや
ワークの温度、振動、などを適宜確認することにより、
人間の経験を活かしてトラブル発生の危険性を予測す
る。加工状況の判断に関しては往々にして切削音が重要
な要素となる。これに関しては工作機械内部に設置した
マイクBにより集音し、携帯電話6のスピーカーに送信
する。表示67は、動作条件、センサーなどの設定モー
ドメニューであり、ちょっとした工作機械の設定変更
を、このメニューから行うことが可能である。
を作業者が所持する運用例を示している。携帯電話6の
ディスプレイ61には、表示62から表示67までの情
報が表示される。表示62は運転前確認メニューであ
り、次工程の開始直前において、遠隔地にいる作業者が
各段取り情報などの確認をした後、運転続行を許可する
ことにより、より安全に長期無人運転を行なわせること
ができる。表示63は運転直前画像確認メニューであ
り、工作機械内に設置されたビデオカメラAから送られ
る映像を作業者が目視で判断する。作業者は映像を見て
安全を確認した後、運転を再開させるためのものであ
る。表示64は運転確認SB(SingleBloc
k)モードメニューであり、ビデオカメラAからの画像
を確認しながら、プログラムを1行ずつ実行させること
により、作業者は逐次安全を確認しながら加工を行う。
以降、安全と判断されたら通常の連続運転状態に戻すた
めのものである。表示65は、トラブル発生時の連絡画
面であり、危険度、状況、発生時刻、連絡先などが作業
者の携帯電話6に送られることにより、迅速に複数の関
係者と共にトラブルにとりかかることができると共に、
作業者は協力者が誰であるかを確認できるため連携しや
すくなる。表示66は、作業者が途中経過を確認するメ
ニューであり、加工を続行中、その時のツールホルダや
ワークの温度、振動、などを適宜確認することにより、
人間の経験を活かしてトラブル発生の危険性を予測す
る。加工状況の判断に関しては往々にして切削音が重要
な要素となる。これに関しては工作機械内部に設置した
マイクBにより集音し、携帯電話6のスピーカーに送信
する。表示67は、動作条件、センサーなどの設定モー
ドメニューであり、ちょっとした工作機械の設定変更
を、このメニューから行うことが可能である。
【0028】本発明の工作機械のための情報通信システ
ムは、上記のように構成され且つ機能するものである。
本発明は上記実施形態に限定されず、各種の実施形態へ
の変更が可能である。更に、上記情報通信システムは、
各構成ユニットをブロック線図にて説明し、その機能か
ら来る構成の詳細説明を省略した。この理由は、個々の
機能から来る構成について、既に公知になっている構成
要素が多くあり、この詳細説明がなくても当業者ならば
容易に実施できる程度に開示されているものと判断され
る。
ムは、上記のように構成され且つ機能するものである。
本発明は上記実施形態に限定されず、各種の実施形態へ
の変更が可能である。更に、上記情報通信システムは、
各構成ユニットをブロック線図にて説明し、その機能か
ら来る構成の詳細説明を省略した。この理由は、個々の
機能から来る構成について、既に公知になっている構成
要素が多くあり、この詳細説明がなくても当業者ならば
容易に実施できる程度に開示されているものと判断され
る。
【0029】
【発明の効果】請求項1によると、工作機械に近接設置
された電話から直接的に各種データを処理・送信するこ
とにより、複数のネットワーク上を伝送していく際の遅
延現象や、ネットワーク途中におけるデータ損失の危険
性もない、極めて高い信頼性をもって、迅速にアラーム
発生情報等の情報送信ができる。また送信先に関しては
複数登録可能であり、作業者のような移動体に対しては
携帯電話、社内ではネットワーク、外部の関連会社など
へはインターネットのように、あらかじめ必要に応じて
複数登録することにより、状況判断により選択的に送信
先を指定し、各通信方式の特徴を生かしながら広範囲に
工作機械の各種情報の通信ができる。
された電話から直接的に各種データを処理・送信するこ
とにより、複数のネットワーク上を伝送していく際の遅
延現象や、ネットワーク途中におけるデータ損失の危険
性もない、極めて高い信頼性をもって、迅速にアラーム
発生情報等の情報送信ができる。また送信先に関しては
複数登録可能であり、作業者のような移動体に対しては
携帯電話、社内ではネットワーク、外部の関連会社など
へはインターネットのように、あらかじめ必要に応じて
複数登録することにより、状況判断により選択的に送信
先を指定し、各通信方式の特徴を生かしながら広範囲に
工作機械の各種情報の通信ができる。
【0030】更に、工作機械の稼動状況の判断に、経験
者の体感的な要素を伴うようにすることにより、工作機
械内部のアラーム処理で対処できない部分をフォローで
きる。工作機械の内部にビデオカメラ、マイクロフォ
ン、温度計、振動計を設置し、定期的にデータ収集・送
信することにより、作業者が体感し判断する際に重要な
要素となる動作音、切削音、振動の情報を携帯電話やコ
ンピュータにより作業者や保全等に送信することによ
り、トラブルの早期発見や、より柔軟で適切な判断を行
うことができる。ビデオカメラから送られる視覚情報に
関しては、特に確認作業において、作業者に大きな安心
感を与えると共に、アラーム発生時は、現地に行く前
に、ある程度の状況判断が可能となりトラブル内容の推
測も容易になるため、トラブル等の対策準備をすぐに整
えることができる。
者の体感的な要素を伴うようにすることにより、工作機
械内部のアラーム処理で対処できない部分をフォローで
きる。工作機械の内部にビデオカメラ、マイクロフォ
ン、温度計、振動計を設置し、定期的にデータ収集・送
信することにより、作業者が体感し判断する際に重要な
要素となる動作音、切削音、振動の情報を携帯電話やコ
ンピュータにより作業者や保全等に送信することによ
り、トラブルの早期発見や、より柔軟で適切な判断を行
うことができる。ビデオカメラから送られる視覚情報に
関しては、特に確認作業において、作業者に大きな安心
感を与えると共に、アラーム発生時は、現地に行く前
に、ある程度の状況判断が可能となりトラブル内容の推
測も容易になるため、トラブル等の対策準備をすぐに整
えることができる。
【0031】請求項2によると、工作機械の稼動状況や
発生したアラーム内容を、関係者もしくは関係部署に対
して選択的、かつ複数同時に送信することが可能であ
り、これによりトラブル発生時は距離に関係なく関連部
署の担当者への連絡、関連工程への連絡、修理用部品の
確保、修理担当者の確保などを迅速かつ確実に行うこと
ができる。
発生したアラーム内容を、関係者もしくは関係部署に対
して選択的、かつ複数同時に送信することが可能であ
り、これによりトラブル発生時は距離に関係なく関連部
署の担当者への連絡、関連工程への連絡、修理用部品の
確保、修理担当者の確保などを迅速かつ確実に行うこと
ができる。
【0032】請求項3によると、加工が次工程に進む直
前で工作機械を一時停止させ、画像、運転条件などの各
種データを情報端末機能を持った作業者の情報機器に送
信し、作業者はこれを閲覧・確認した後、工作機械の一
時停止を解除・再起動をするものであり、加工のサイク
ルが短いものを多数加工する部品加工よりも、加工の1
サイクルが非常に長く一品ものである金型加工において
効果が発揮できる。つまり部品加工ではテスト加工によ
り完全に動作確認された加工プログラムを繰り返し運転
するため、稼働中のプログラムチェックは基本的に不要
であるのに対して、金型加工では1サイクルが非常に長
時間であることや、加工するためのワーク材が非常に高
価なため、実加工を伴うような事前チェックができな
い。従って、作業者は無人運転を理想としつつも、安全
確認のため頻繁に工作機械のところに巡回確認せざるを
えず、ましてや夜間運転に関しては無人運転をするかど
うかの決断が大変であった。このような状況でも、本発
明をもってすれば、作業者は工作機械から離れた場所で
あっても、前工程の加工が終了し、加工条件が切り替わ
り次行程が始まるところで、プログラム中の加工条件や
段取り情報が得られたり、途中の画像による目視確認
し、安心感をもって無人運転を続行できるため、工作機
械担当者の負担を大きく削減することができる。また、
段取りミスによるトラブルは一般的に大きなダメージを
工作機械に与えるが、このようなトラブルを未然に防ぐ
ことができる。
前で工作機械を一時停止させ、画像、運転条件などの各
種データを情報端末機能を持った作業者の情報機器に送
信し、作業者はこれを閲覧・確認した後、工作機械の一
時停止を解除・再起動をするものであり、加工のサイク
ルが短いものを多数加工する部品加工よりも、加工の1
サイクルが非常に長く一品ものである金型加工において
効果が発揮できる。つまり部品加工ではテスト加工によ
り完全に動作確認された加工プログラムを繰り返し運転
するため、稼働中のプログラムチェックは基本的に不要
であるのに対して、金型加工では1サイクルが非常に長
時間であることや、加工するためのワーク材が非常に高
価なため、実加工を伴うような事前チェックができな
い。従って、作業者は無人運転を理想としつつも、安全
確認のため頻繁に工作機械のところに巡回確認せざるを
えず、ましてや夜間運転に関しては無人運転をするかど
うかの決断が大変であった。このような状況でも、本発
明をもってすれば、作業者は工作機械から離れた場所で
あっても、前工程の加工が終了し、加工条件が切り替わ
り次行程が始まるところで、プログラム中の加工条件や
段取り情報が得られたり、途中の画像による目視確認
し、安心感をもって無人運転を続行できるため、工作機
械担当者の負担を大きく削減することができる。また、
段取りミスによるトラブルは一般的に大きなダメージを
工作機械に与えるが、このようなトラブルを未然に防ぐ
ことができる。
【0033】請求項4によると、工作機械の制御部にW
EBサーバーやメールサーバーの機能を独自に持たせた
から、外部処理に依存することなく、外部の情報端末や
携帯電話等から工作機械とデータ通信することが可能で
ある。更に、既存のネットワークに依存しないため、情
報の遅延もなく、他のトラブルに巻き込まれることもな
いため1対少数のレスポンスの良い通信環境が構築でき
る。また、工場に既存のネットワーク設備が無くても問
題なく各種の通信サービスを供給可能であり、小規模で
あっても効果は変わらない。また、他の既存ネットワー
クに接続する場合でも、独自処理のため既存ネットワー
クの負荷を上げることがない。
EBサーバーやメールサーバーの機能を独自に持たせた
から、外部処理に依存することなく、外部の情報端末や
携帯電話等から工作機械とデータ通信することが可能で
ある。更に、既存のネットワークに依存しないため、情
報の遅延もなく、他のトラブルに巻き込まれることもな
いため1対少数のレスポンスの良い通信環境が構築でき
る。また、工場に既存のネットワーク設備が無くても問
題なく各種の通信サービスを供給可能であり、小規模で
あっても効果は変わらない。また、他の既存ネットワー
クに接続する場合でも、独自処理のため既存ネットワー
クの負荷を上げることがない。
【図1】各種センサーを取り付けた一般的な工作機械の
斜視図である。
斜視図である。
【図2】工作機械の操作パネルと携帯電話の正面図であ
る。
る。
【図3】操作パネルと通信ケーブルの取り回しを示す正
面図である。
面図である。
【図4】工作機械側の通信を示すフロー図である。
【図5】データ送信先の通信を示すフロー図である。
【図6】工作機械の数値制御装置内部の処理を示すフロ
ー図である。
ー図である。
【図7】各情報の送信先を示す対応図である。
【図8】情報端末機能を持つ携帯電話と工作機械との各
種通信画面図である。
種通信画面図である。
1 主軸 2 制御箱 3 信号線 4 操作パネル 5 ディスプレイ 6 携帯電話 7 接続ケーブル 8 キーボード 9 モデム 10 電話線 11 ネットワークケーブル 12 HUB 13 TA/DSU 14 サーバー 61 ディスプレイ 100 工作機械 A ビデオカメラ B マイク C 温度計 D 振動計
Claims (4)
- 【請求項1】 工作機械の加工エリア内の動作状況を、
ビデオカメラ、マイクロフォン、温度計、振動計等の少
なくとも1つにより画像信号、音声信号、温度信号、振
動信号等の少なくとも1つの動作状況信号として計測す
るとともに、この動作状況信号を診断データ化し、この
診断データを数値制御装置に接続した電話回線から、ネ
ットワーク、インターネット上の任意の場所に設置した
コンピュータや携帯電話等に送信することを特徴とする
工作機械のための情報通信システム。 - 【請求項2】 上記診断データは、工作機械の稼動状況
の重要度・危険度を通信システムにより付加されるとと
もに、上記通信システムは稼動状況の重要度・危険度に
より所定の携帯電話等に選択的に送信することを特徴と
する請求項1記載の工作機械のための情報送信システ
ム。 - 【請求項3】 次工程に入る直前に稼動中の工作機械の
稼動を一時停止させ、この停止状態で工作機械の稼動情
報となる診断データを携帯電話等に送信し、この診断デ
ータを携帯電話で閲覧して安全を確認後、携帯電話より
再起動の指示を工作機械に送信して工作機械を再起動す
ることを特徴とする請求項1または2記載の工作機械の
ための情報送信システム。 - 【請求項4】 工作機械の数値制御装置にWEBサーバ
ー機能又はメールサーバー機能を装備させ、このサーバ
ー機能により工作機械の各種動作状況をネットワークや
電話回線を経由して外部のコンピュータや携帯電話にて
閲覧・操作可能としたことを特徴とする請求項1または
2または3記載の工作機械のための情報送信システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001111638A JP2002312011A (ja) | 2001-04-10 | 2001-04-10 | 工作機械のための情報通信システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001111638A JP2002312011A (ja) | 2001-04-10 | 2001-04-10 | 工作機械のための情報通信システム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002312011A true JP2002312011A (ja) | 2002-10-25 |
Family
ID=18963206
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001111638A Pending JP2002312011A (ja) | 2001-04-10 | 2001-04-10 | 工作機械のための情報通信システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002312011A (ja) |
Cited By (15)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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CN109618106A (zh) * | 2018-07-23 | 2019-04-12 | 苏州天华信息科技股份有限公司 | 一种监控环境照度智能预警系统及方法 |
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-
2001
- 2001-04-10 JP JP2001111638A patent/JP2002312011A/ja active Pending
Cited By (28)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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