JP2001112601A - 飲食物搬送装置 - Google Patents

飲食物搬送装置

Info

Publication number
JP2001112601A
JP2001112601A JP29976499A JP29976499A JP2001112601A JP 2001112601 A JP2001112601 A JP 2001112601A JP 29976499 A JP29976499 A JP 29976499A JP 29976499 A JP29976499 A JP 29976499A JP 2001112601 A JP2001112601 A JP 2001112601A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
container
mounting table
food
drink
transport path
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP29976499A
Other languages
English (en)
Inventor
Shinichi Tokimoto
新一 時本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
KURA CORP KK
Kura Corp Ltd
Original Assignee
KURA CORP KK
Kura Corp Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by KURA CORP KK, Kura Corp Ltd filed Critical KURA CORP KK
Priority to JP29976499A priority Critical patent/JP2001112601A/ja
Priority to US09/692,034 priority patent/US6554106B1/en
Publication of JP2001112601A publication Critical patent/JP2001112601A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A47FURNITURE; DOMESTIC ARTICLES OR APPLIANCES; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
    • A47FSPECIAL FURNITURE, FITTINGS, OR ACCESSORIES FOR SHOPS, STOREHOUSES, BARS, RESTAURANTS OR THE LIKE; PAYING COUNTERS
    • A47F10/00Furniture or installations specially adapted to particular types of service systems, not otherwise provided for
    • A47F10/06Furniture or installations specially adapted to particular types of service systems, not otherwise provided for for restaurant service systems
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65GTRANSPORT OR STORAGE DEVICES, e.g. CONVEYORS FOR LOADING OR TIPPING, SHOP CONVEYOR SYSTEMS OR PNEUMATIC TUBE CONVEYORS
    • B65G47/00Article or material-handling devices associated with conveyors; Methods employing such devices
    • B65G47/34Devices for discharging articles or materials from conveyor 
    • B65G47/46Devices for discharging articles or materials from conveyor  and distributing, e.g. automatically, to desired points
    • B65G47/50Devices for discharging articles or materials from conveyor  and distributing, e.g. automatically, to desired points according to destination signals stored in separate systems

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Table Equipment (AREA)
  • Discharge Of Articles From Conveyors (AREA)
  • Warehouses Or Storage Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 調理人が、ネタの種類毎にその割合を決めた
パターンを把握しなくとも、複数の種類の飲食物を所定
の割合で確実に供給することの出来る飲食物搬送装置を
提供する。 【解決手段】 搬送路上に、飲食物を収容する容器を載
せるための複数の載置台を配置し、載置台にはこの載置
台を識別させる載置台識別手段を、容器にはこの容器を
識別させる容器識別手段をそれぞれ設ける一方、搬送路
を周回する載置台の載置台識別手段を読み取る載置台側
読取装置と、搬送路を周回する容器の容器識別手段を読
み取る容器側読取装置と、載置台上に載せる飲食物の品
目を各載置台毎に予め設定する設定手段と、載置台側読
取装置及び容器側読取装置からの出力信号に基づき、容
器が載っていない載置台を判別する判別手段と、製造す
る飲食物の品目を表示する表示手段とを備え、前記判別
手段により判別された載置台上に載せる飲食物の品目を
表示手段に表示させるようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、寿司店などにおいて、
例えば皿に盛り合わせた寿司を搬送路を介して瞬間搬送
させ、顧客が各自取り上げて飲食するようにした所謂回
転寿司システム等に使用する飲食物搬送装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、更に盛った寿司を飲食物搬送装
置により客室に循環搬送するようにしている寿司店で
は、厨房室内にて、調理人がシャリ玉に寿司ネタを載せ
て握り、出来上がった寿司を皿上に盛った上で搬送装置
の搬送路上に移し替え、搬送装置により客室に順次搬送
する一方、顧客は、前記搬送装置を介して送られて来る
複数種類の寿司の中から好みのものを搬送路から適宜取
り出して食するようにしている。
【0003】ところで以上の寿司店では、提供される寿
司の種類によりその人気の度合いが異なり、そのため、
仮にこれら複数種類の寿司を搬送路上に、人気の度合い
に関係なく順次同一個数送り込むようにすると、搬送路
上には人気の度合いの低い種類の寿司が数多く残ってし
まうこととなる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】そのため従来では、複
数種類の寿司を搬送路に送り込む方法として、例えば、
ネタの種類毎に搬送路に供給する割合を予め決めてお
き、その割合にて複数種類の寿司を随時搬送路上に送り
込むようにしている。
【0005】しかしながら、搬送路に対する複数種類の
寿司の供給割合を調理人が覚えることは困難であるのは
勿論のこと、例えば店舗内が顧客で混雑している場合等
にあっては、顧客が飲食した寿司の種類を把握してその
寿司を随時補給するようなことも非常に困難であって、
そのためともすると、特定の種類の寿司が不足してしま
ったり、あるいは供給過剰になってしまったりする不具
合が生じる。
【0006】本発明は以上の実情に鑑みて開発したもの
であって、目的とするところは、調理人が、例えば,ネ
タの種類毎にその割合を決めたパターンを把握しなくと
も、複数の種類の飲食物を所定の割合で確実に供給する
ことの出来る飲食物搬送装置を提供するにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】以上の目的を達成するた
め、請求項1記載の飲食物搬送装置は、搬送路上に、飲
食物を収容する容器を載せるための複数の載置台を配置
し、載置台にはこの載置台を識別させる載置台識別手段
を、容器にはこの容器を識別させる容器識別手段をそれ
ぞれ設ける一方、搬送路を周回する載置台の載置台識別
手段を読み取る載置台側読取装置と、搬送路を周回する
容器の容器識別手段を読み取る容器側読取装置と、載置
台上に載せる飲食物の品目を各載置台毎に予め設定する
設定手段と、載置台側読取装置及び容器側読取装置から
の出力信号に基づき、容器が載っていない載置台を判別
する判別手段と、製造する飲食物の品目を表示する表示
手段とを備え、前記判別手段により判別された載置台上
に載せる飲食物の品目を表示手段に表示させるようにし
たのである。
【0008】また請求項2記載の発明は、請求項1記載
の飲食物搬送装置において、載置台側読取装置及び容器
側読取装置からの出力信号に基づいて、載置台に載って
いる各容器の前記搬送路における周回時間を計測し、周
回時間が各容器に収容される飲食物に対応する所定時間
以上となった容器を検索する検索手段を設けたのであ
る。
【0009】また請求項3記載の発明は、検索手段から
の出力信号に基づいて、搬送路での周回時間が設定時間
以上となった容器を搬送路から退避させる退避装置を設
けたのである。
【0010】更に請求項4記載の発明は、搬送路をその
途中で短絡させて、この搬送路に複数の短絡循環搬送路
を生じさせるための短絡機構を設けて、この短絡機構を
介して各短循環絡搬送路でそれぞれ載置台の循環搬送を
行うようにしたのである。
【0011】
【発明の実施の形態】図1は、客室11に設置する複数
の脚付きテーブル12a及びカウンターテーブル12b
と、厨房室13の前面乃至各テーブル12a・12bに
沿って配置した仕切ハウジング2と、該仕切ハウジング
2上に周回状に設けられて、前記厨房室13内で、容器
に盛り合わされた寿司を各テーブル12a・12bに循
環搬送するための搬送路30を設けた飲食物搬送装置3
を有する寿司店舗内を平面的に表したものである。
【0012】前記仕切ハウジング2は、図2に示すよう
に所定間隔を開けて相対向する側壁21と、これら両側
壁21の上端及び下端を結ぶ上壁22及び底壁(図示せ
ず)とから断面ボックス状に形成されたものである。
【0013】また、仕切ハウジング2は、前記厨房室1
3の前面に沿って配設されて該厨房室13と客室11と
を区画する第1ハウジング部2aと、この第1ハウジン
グ部2aの長手方向両端から屈曲して前記客室11内に
平行に延びる第2,第3ハウジング部2b,2cとから
成り、前記第2,第3ハウジング部2b,2cにおける
側壁21,21の外側方には、前記脚付きテーブル12
aとカウンターテーブル12bとを配置している。
【0014】搬送路30は、図1及び図2に示すよう
に、各ハウジング部2a,2b,2cの上壁22に設け
た凹所31と、該凹所31の幅方向両側に設けられた案
内壁32に案内されながら前記凹所31内をモータ駆動
により循環移動する無端状のフラットチェーン33とか
ら構成されており、図2に示すように、前記搬送路30
のフラットチェーン33上に、後記する載置台Rを載
せ、この載置台R上に、予め設定されている品目の寿司
を盛った容器としての皿Pを載せて、この皿Pと共に寿
司を搬送路30に沿って循環搬送するようにしている。
【0015】以上の飲食物搬送装置3において、載置台
Rは、皿Pが載せられるように円板状に形成されたもの
であって、この載置台Rの外周面には、各載置台Rを識
別させるための載置台識別手段として、QRコードから
成る識別マークを印刷した複数枚の載置台識別シール4
aを貼り付けると共に、皿Pの下部外周面には、同じく
各皿Pを識別させるための容器識別手段として、QRコ
ードから成る識別マークを印刷した複数枚の容器識別シ
ール4bを貼り付けている。
【0016】一方、仕切りハウジング2の第2ハウジン
グ部2bと第3ハウジング部2cの基部には、搬送路3
0を周回する載置台Rにおける載置台識別シール4aの
識別マークを読み取る載置台側読取装置として、レーザ
ー式の第1、第2載置台側QRコードスキャナー40a
・41bを、また搬送路30を周回する各皿Pにおける
容器識別シール4bの識別マークを読み取る容器側読取
装置として、同じくレーザー式の第1,第2容器側QR
コードスキャナー40b・41bを設置している。
【0017】各載置台Rの上面には、これら各載置台R
上に載せる寿司の品目名を印刷している。
【0018】また以上の飲食物搬送装置には、載置台R
上に載せる寿司の品目を各載置台R毎に予め設定するた
めの設定手段5aと、第2載置台側QRコードスキャナ
ー41a及び第2容器側QRコードスキャナー41bか
らの出力信号に基づき、容器Pが載っていない載置台R
を判別する判別手段5bと、第1、第2載置台側QRコ
ードスキャナー40a・41b及び第1、第2容器側Q
Rコードスキャナー40b・41bからの出力信号に基
づいて、載置台Rに載っている各容器Pの前記搬送路3
0における周回時間を計測し、周回時間が各容器Pに収
容される飲食物に対応する所定時間以上となった容器P
を検索する検索手段5cと、製造する飲食物の品目を表
示する表示手段としてのモニター5dとを備え、判別手
段5bにより判別された載置台R上に載せる飲食物の品
目及び必要個数をモニター5dに表示させるようにして
いる。
【0019】図に示す実施形態では、前記した設定手段
5a、判別手段5b、検索手段5cを、この飲食物搬送
装置の駆動を制御するためのマイクロコンピュータから
構成された制御装置50のプログラム上に構築すると共
に、該制御装置50の入力側に接続したキーボードから
成る入力装置51により、前記制御装置50に所定の情
報等を入力するようにしている。
【0020】尚、モニター5dは、厨房室13内に設置
され、制御装置50の出力側に接続されている。
【0021】また前記した載置台側QRコードスキャナ
ー40a及び容器側QRコードスキャナー40bは、制
御装置50の入力側に接続されており、制御装置50で
は、これらQRコードスキャナー40a・40bからの
出力信号に基づいて各容器Pが搬送路30を周回してい
る時間を計測して、検索手段5cにて周回時間が設定時
間以上となった容器Tを検索するようにしている。
【0022】また以上の実施形態では、前記制御装置5
0からの出力信号に基づき、搬送路30での周回時間が
設定時間以上となった皿Pを前記搬送路3上から退避さ
せる退避装置6を設けている。
【0023】この退避装置6は、図4及び図5において
概略的に示すように、モータ駆動する一対の駆動ローラ
61間に無端状の搬送ベルト62を掛け渡して成る退避
路63と、前記搬送路30上の皿Pを前記退避路63に
乗換えさせる乗換え装置64とから成り、前記乗換え装
置64により前記退避路63に乗換えさせた皿Pを前記
搬送ベルト62を介して厨房室13に戻すようにしてい
る。
【0024】乗換え装置64は、図5に概略的に示すよ
うに、枢軸65を前記上壁22に軸回転可能に取付け
て、この枢軸65の上端部に、ガイド体66の長さ方向
一端部を固定する一方、前記枢軸65の下端部に、モー
タを備えた駆動装置67を組付けて、この駆動装置67
を前記制御装置50の出力側に接続して、かかる制御装
置50による前記駆動装置67の駆動制御により、前記
ガイド体66を図4において2点鎖線で示す様に前記搬
送路30を交差するように揺動させて、搬送路30上の
載置台Rに載せた皿Pのみを退避路63に導くようにし
ている。
【0025】また第2、第3ハウジング部2b・2cに
は、前記搬送路30をその途中で短絡させて、この搬送
路30を、複数の短絡循環搬送路を生じさせるための短
絡機構7をそれぞれ設けて、この短絡機構7を介して各
短絡循環搬送路でそれぞれ載置台Rの循環搬送を行える
ようにしている。
【0026】各短絡機構7は、図6及び図7に示すよう
に、一組の短絡搬送路7a・7bとこれら各短絡搬送路
7a・7bの出入口にそれぞれ設ける一対の第1、第2
ガイド部材70a・70bとから構成している。
【0027】短絡搬送路7a・7bは、それぞれ一対の
回転ローラ71とこれら両回転ローラ71間に無端状に
掛け渡した搬送ベルト72と、前記回転ローラ71の一
方を回転させる駆動装置としてのモータ(図示せず)と
を備え、モータの駆動に伴い、載置台Rが図6において
矢印W方向に搬送されるように前記搬送ベルト72が駆
動するようにしている。
【0028】また各ガイド部材70a・70bはそれぞ
れ一枚の細板から別途構成して、これら各ガイド部材7
0a・70bを、図6及び図7に示すように前記搬送路
30を交差する位置において、ハウジング2の上壁に立
設した一対の支持杆75にスライド可能に支持して、前
記搬送路30を横切って、載置台Rを搬送路30若しく
は短絡搬送路7a・7bに案内する位置と、搬送路30
の上方に退避させる位置とに位置変更可能としている。
【0029】次に以上の構成から成る飲食物搬送装置の
作用を説明する。
【0030】先ず、ネタの種類毎に搬送路3に供給する
個数を決めたパターンのデータを入力装置7を介して設
定手段5aに設定すると共に、前記入力装置51を介し
て、各載置台R毎に、載置台Rに貼り付けた載置台識別
シール4aの識別マークと関連付けて、載置台R上に載
せる寿司の品目を設定手段5aに設定する。
【0031】そして搬送路30上には、設定手段5aに
設定した「ネタの品目毎に搬送路3に供給する個数を決
めたパターン」に基づいて、そのネタの品目が設定され
ている載置台Rを搬送路3上に並べておくのであって、
実施形態では、搬送路3上に載置台Rを並べる際、短絡
機構7の作用により搬送路3を複数の短絡循環搬送路に
切り替えた時の各短絡循環搬送路3a・3b・3c毎に
も各ネタを所定の比率で載置台Rを並べておくのであ
り、この場合、各短絡循環搬送路3a・3b・3c毎に
並べられる載置台Rの色を、例えば短絡循環搬送路3a
を赤色に、短絡循環搬送路3bを青色に、短絡循環搬送
路3cを黄色にそれぞれ塗り分けておくのである。
【0032】一方、厨房室13において調理人により各
載置台R上に載せる品目の寿司を握って皿Pに盛った上
で、その皿Pを搬送路30上の載置台Rに、その上面に
印刷された寿司の品目に合わせて順次載せ、搬送路30
により搬送するのであり、かかる搬送開始時、第1載置
台側QRコードスキャナー40aにより、載置台Rに貼
った載置台識別シール4aの識別マークの読み取りが行
われると共に、第1容器側QRコードスキャナー40b
により皿Pに貼った容器側識別シール4bの識別マーク
の読み取りが行われて、この第1容器側QRコードスキ
ャナー40bからの出力信号に基づき前記制御装置50
において周回開始時刻の設定がなされる。
【0033】また寿司を盛った各皿Pは、前記搬送路3
0を介して客室11内の各テーブル12a・12bに循
環搬送され、各テーブル12a・12bの客が、好みの
寿司の乗った皿Pを前記搬送路30を流れる載置台R上
から適宜取り上げて食するのである。
【0034】そして、皿Pが取り上げられた載置台Rが
厨房室側に搬送されて来て、第2載置台側QRコードス
キャナー41aにより、載置台Rに貼った載置台識別シ
ール4aの識別マークの読み取りが行われる段階で、第
2容器側QRコードスキャナー41bでは、容器側識別
シール4bの識別マークの読み取りが行えず、これら第
2載置台側QRコードスキャナー41a及び第2容器側
QRコードスキャナー41bからの出力信号に基づき、
判別手段5bで、前記載置台Rに皿Pが載っていないこ
とを判別して、制御装置50を介してその載置台Rに設
定されている寿司の品目及び個数をモニター5dに表示
するのである。
【0035】斯くして調理人は、順次、モニター5dに
示される品目の寿司を順次握って皿Pに盛った後、その
皿Pを搬送路30上の所定の載置台Rに移し替えるだけ
でよく、従来のように、ネタの種類毎にその割合を決め
たパターンを覚えていなくともよいし、更には搬送路3
上を流れる寿司の個数や種類等を気にする必要もないの
であって、従って、慣れていない調理人であっても前述
の作業をスムーズに行うことが出来る。
【0036】一方、客により取り上げられなかった皿P
は、載置台Rと共に該搬送路30を周回して、前記厨房
室13に戻るのであって、該厨房室13に戻る皿Pは、
前記第2容器側QRコードスキャナー41bでその皿P
に付した容器側識別シール4bの識別マークが読み取ら
れ、前記コントローラ7において、前記第2容器側QR
コードスキャナー41bからの出力信号に基づいて前記
皿Pの現時点での周回時刻を決めて、周回開始時刻から
現時点までの周回時間を算出し、この周回時間が設定周
回時間を経過しているか否かを比較するのである。
【0037】そして、前記搬送路30を周回する皿P
中、その周回時間が設定周回時間(例えば30分)以上
となったならば、制御装置50からの出力信号に基づい
て、乗り換え装置64を構成する駆動装置67が駆動し
て、前記ガイド体66が搬送路30を交差する位置まで
揺動すると共に、退避路63を構成する搬送ベルト62
が駆動して、設定周回時間以上周回した皿Pを、ガイド
体66により搬送路30上の載置台Rから前記退避路6
3に乗換えさせて、該退避路63を介して厨房室13に
戻すのである。
【0038】尚、退避装置6が作動すると、前記制御装
置50の初期データがクリアされて退避路63に乗り換
えさせた皿Pの周回時間の測定を終了するのである。
【0039】このようにして、前記搬送路30上におい
て設定周回時間を経過した皿Pはすべて退避装置6を介
して厨房室13側に回収されるので、顧客には新鮮な寿
司のみが提供されるのである。
【0040】ところで、例えば顧客が少なくなって、例
えば第2ハウジング部2b側の搬送路30に皿が搬送さ
れるのを休止したい場合には、先ず、短絡機構7の作用
に切り換えられる各短絡循環搬送路3a・3b・3c毎
に塗り分けられている載置台Rが、それそれ対応する各
短絡循環搬送路3a・3b・3cに位置した時点、即ち
図に示す実施形態では、赤色に塗った載置台Rが短絡循
環搬送路3aに、青色に塗った載置台Rが短絡循環搬送
路3bに、青色に塗った載置台Rが短絡循環搬送路3c
にそれぞれ位置する来た時に、一旦搬送路30の駆動を
停止させる。
【0041】しかる後、制御装置50を介してこの第2
ハウジング部2bに設置した短絡機構7のモータ73を
駆動させて、各短絡搬送路7a・7bの搬送ベルト72
を回転させると共に、第1、第2ガイド部材70a・7
0bを図7において2点鎖線で示す位置まで下方にスラ
イドさせて、各短絡搬送路7a・7bの出入口に第1、
第2ガイド部材70a・70bを搬送路30を交差する
ようにセットするのであり、これにより、休止させたい
短絡循環搬送路3b部分の経路に対応する青色の載置台
Rが、短絡循環搬送路3bにて循環搬送される一方、休
止部分以外の短絡循環搬送路3a・3cに対応する搬送
路30においては、その経路に対応する赤色及び黄色の
載置台Rが循環搬送されるのである。
【0042】尚、休止させる短絡循環搬送路3b部分の
青色の載置台R上に載っている皿Pは取り除いておく。
【0043】以上の実施形態では、識別手段5としてQ
Rコードから成る識別マークを付したシールを用いた
が、これに限定されるものではなく、例えばバーコード
から成る識別マークを付したシールを用いてもよいし、
あるいはICチップを用いてもよい。
【0044】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、搬送路上
に、飲食物を収容する容器を載せるための複数の載置台
を配置し、載置台にはこの載置台を識別させる載置台識
別手段を、容器にはこの容器を識別させる容器識別手段
をそれぞれ設ける一方、搬送路を周回する載置台の載置
台識別手段を読み取る載置台側読取装置と、搬送路を周
回する容器の容器識別手段を読み取る容器側読取装置
と、載置台上に載せる飲食物の品目を各載置台毎に予め
設定する設定手段と、載置台側読取装置及び容器側読取
装置からの出力信号に基づき、容器が載っていない載置
台を判別する判別手段と、製造する飲食物の品目を表示
する表示手段とを備え、前記判別手段により判別された
載置台上に載せる飲食物の品目を表示手段に表示させる
ようにしたことにより、調理人等が、飲食物の品目毎に
その割合を決めたパターン等を把握しなくとも、複数の
品目の飲食物を所定の割合で確実に搬送路に供給するこ
とが出来る。
【0045】請求項2記載の発明によれば、、請求項1
記載の飲食物搬送装置において、載置台側読取装置及び
容器側読取装置からの出力信号に基づいて、載置台に載
っている各容器の前記搬送路における周回時間を計測
し、周回時間が各容器に収容される飲食物に対応する所
定時間以上となった容器を検索する検索手段を設けたこ
とにより、請求項1記載の発明の効果に加え、搬送路上
の載置台に載せられた飲食物中、所定時間の経過したも
のを判別することが出来る。
【0046】請求項3記載の発明によれば、請求項2記
載の飲食物搬送装置において、検索手段からの出力信号
に基づいて、搬送路での周回時間が設定時間以上となっ
た容器を搬送路から退避させる退避装置を設けたことに
より、請求項2記載の発明の効果に加え、搬送路上の載
置台に載せられた飲食物中、所定時間の経過したものの
みを搬送路から退避させることが出来る。
【0047】請求項4記載の発明によれば、請求項1、
2、3記載の飲食物搬送装置において、搬送路をその途
中で短絡させて、この搬送路に、複数の短絡循環搬送路
を生じさせるための短絡機構を設けて、この短絡機構を
介して各短循環絡搬送路でそれぞれ載置台の循環搬送を
行うようにしたことにより、請求項1、2、3記載の発
明の効果に加え、搬送路の一部を休止させることが出来
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】飲食物搬送装置を設けた店舗内の概略平面図。
【図2】飲食物搬送装置の構成図。
【図3】飲食物搬送装置の載置台と皿の概略斜視図。
【図4】飲食物搬送装置における退避装置を設けた部位
の概略平面図。
【図5】図4におけるX−X線拡大断面図。
【図6】飲食物搬送装置における短絡機構を設けた部位
の概略平面図。
【図7】飲食物搬送装置における短絡機構を設けた部位
の拡大断面図。
【符号の説明】
R 載置台 S 皿(容器) 30 搬送路 4a 載置台識別シール(載置台識別手段) 4b 容器識別シール(容器識別手段) 40a・41a 載置台側QRコードスキャナー(載
置台側読取装置) 40b・41b 容器側QRコードスキャナー(容器
側読取装置) 5a 設定手段 5b 判別手段 5c 検索手段 5d モニター(表示手段) 6 退避装置 7 短絡機構

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 飲食物を収容した複数の容器を循環搬送
    する搬送路を備えた飲食物搬送装置であって、搬送路上
    に、前記容器を載せるための複数の載置台を配置し、載
    置台にはこの載置台を識別させる載置台識別手段を、容
    器にはこの容器を識別させる容器識別手段をそれぞれ設
    ける一方、搬送路を周回する載置台の載置台識別手段を
    読み取る載置台側読取装置と、搬送路を周回する容器の
    容器識別手段を読み取る容器側読取装置と、載置台上に
    載せる飲食物の品目を各載置台毎に予め設定する設定手
    段と、載置台側読取装置及び容器側読取装置からの出力
    信号に基づき、容器が載っていない載置台を判別する判
    別手段と、製造する飲食物の品目を表示する表示手段と
    を備え、前記判別手段により判別された載置台上に載せ
    る飲食物の品目を表示手段に表示させるようにしている
    ことを特徴とする飲食物搬送装置。
  2. 【請求項2】載置台側読取装置及び容器側読取装置から
    の出力信号に基づいて、載置台に載っている各容器の前
    記搬送路における周回時間を計測し、周回時間が各容器
    に収容される飲食物に対応する所定時間以上となった容
    器を検索する検索手段を設けている請求項1記載の飲食
    物搬送装置。
  3. 【請求項3】検索手段からの出力信号に基づいて、搬送
    路での周回時間が設定時間以上となった容器を搬送路か
    ら退避させる退避装置を設けている請求項2記載の飲食
    物搬送装置。
  4. 【請求項4】搬送路をその途中で短絡させて、この搬送
    路に複数の短絡循環搬送路を生じさせるための短絡機構
    を設けて、この短絡機構を介して各短絡循環搬送路でそ
    れぞれ載置台の循環搬送を行うようにしている請求項
    1、2、3記載の飲食物搬送装置。
JP29976499A 1999-10-21 1999-10-21 飲食物搬送装置 Pending JP2001112601A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP29976499A JP2001112601A (ja) 1999-10-21 1999-10-21 飲食物搬送装置
US09/692,034 US6554106B1 (en) 1999-10-21 2000-10-19 Food and drink conveying device

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP29976499A JP2001112601A (ja) 1999-10-21 1999-10-21 飲食物搬送装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001112601A true JP2001112601A (ja) 2001-04-24

Family

ID=17876697

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP29976499A Pending JP2001112601A (ja) 1999-10-21 1999-10-21 飲食物搬送装置

Country Status (2)

Country Link
US (1) US6554106B1 (ja)
JP (1) JP2001112601A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008099885A (ja) * 2006-10-19 2008-05-01 Yoshio Shimizu 食品の搬送装置
JP2009149437A (ja) * 2007-11-28 2009-07-09 Ishino Seisakusho Co Ltd 飲食物容器の搬送管理システム
JP2011255019A (ja) * 2010-06-10 2011-12-22 Kura Corporation:Kk 飲食物搬送用載置体

Families Citing this family (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4128888B2 (ja) * 2003-01-18 2008-07-30 株式会社石野製作所 循環型搬送路における飲食物管理装置
US20040230272A1 (en) * 2003-04-11 2004-11-18 Cates Adam W. Subcutaneous lead with temporary pharmacological agents
TWI283904B (en) * 2004-05-28 2007-07-11 Innolux Display Corp Method for controlling LCD manufacturing system
US20060011417A1 (en) * 2004-07-02 2006-01-19 Chen Richard Y Food transport system
JP4827221B2 (ja) * 2004-11-16 2011-11-30 株式会社石野製作所 飲食物用循環搬送装置
US7255199B2 (en) * 2005-06-13 2007-08-14 Audio-Technica Corporation Circulating type food and drink transport apparatus
US20070012200A1 (en) * 2005-07-15 2007-01-18 Allard James C Structural ring system for kaiten (conveyor belt) sushi restaurants
CN101480311B (zh) * 2008-01-09 2011-06-15 大叶大学 运用无线射频辨识的餐饮供应系统与方法
US9174803B2 (en) 2013-03-07 2015-11-03 John Edward Cleaves Compact conveyor system

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US1330890A (en) * 1917-01-19 1920-02-17 Dexter D Mayne Self-waiting system for lunch-rooms
US1377969A (en) * 1920-08-19 1921-05-10 Muntean Lazarus Restaurant system
US3378105A (en) * 1966-07-29 1968-04-16 Robert H. Kroemer Jr. Food service system
JPS5636374Y2 (ja) * 1979-07-27 1981-08-27
JPS60191910A (ja) * 1984-03-12 1985-09-30 Ueno Seisakusho:Kk バイパス経路を有するコンベア付飲食カウンタ−

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008099885A (ja) * 2006-10-19 2008-05-01 Yoshio Shimizu 食品の搬送装置
JP2009149437A (ja) * 2007-11-28 2009-07-09 Ishino Seisakusho Co Ltd 飲食物容器の搬送管理システム
JP2011255019A (ja) * 2010-06-10 2011-12-22 Kura Corporation:Kk 飲食物搬送用載置体

Also Published As

Publication number Publication date
US6554106B1 (en) 2003-04-29

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2001112601A (ja) 飲食物搬送装置
JPH06504392A (ja) 食物自動販売装置
MXPA01009796A (es) Maquina vendedora que reduce al minimo la agitacion de los productos.
JP4052586B2 (ja) 注文飲食物を搬送する注文搬送装置
CN105101849A (zh) 定制包装中心和用于该定制包装中心中的包装
JP2000255749A (ja) 飲食物搬送装置
JP2007000796A (ja) 搬送用コンテナ及びそれを用いた物品選別装置
JP2009207843A (ja) 注文飲食物搬送装置
JP3396187B2 (ja) 飲食物搬送装置
JP2011065250A (ja) 丼物食品自動販売機
JP3066894B2 (ja) 飲食店用飲食物搬送装置
JP2563223B2 (ja) 飲食カウンター
JPH11154266A (ja) 自動販売機
JPH07121765A (ja) 自動販売装置
JP2000083790A (ja) 飲食物搬送装置
JP2756921B2 (ja) 飲食物搬送装置
JP4181836B2 (ja) 飲食店用飲食物搬送装置
JP2002065442A (ja) 飲食物案内装置
JPH11161843A (ja) 自動販売機
JP7473201B2 (ja) 飲食物の搬送システム
JP2002183841A (ja) 食券管理装置
JP2612829B2 (ja) 回転飲食台におけるネタ皿供給方法およびネタ皿供給装置
JP2002223924A (ja) 飲食店用飲食物搬送装置
JPH11235262A (ja) 飲食物搬送装置
JP2007175276A (ja) 移動型容器装置及び物品提供システム

Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20030422