JP2001111304A - 誘電体フィルタ、誘電体ディプレクサおよび通信装置 - Google Patents

誘電体フィルタ、誘電体ディプレクサおよび通信装置

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JP2001111304A JP29157899A JP29157899A JP2001111304A JP 2001111304 A JP2001111304 A JP 2001111304A JP 29157899 A JP29157899 A JP 29157899A JP 29157899 A JP29157899 A JP 29157899A JP 2001111304 A JP2001111304 A JP 2001111304A
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秀樹 塚本
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貴浩 岡田
Katsuto Kuroda
克人 黒田
Yasumasa Ishihara
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Hideyuki Kato
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 共振器間の結合強度を定め得る範囲を広く
し、結合の極性をも変えることのできる共振器間の結合
構造を備えた誘電体フィルタ、誘電体デュプレクサおよ
びそれらを用いた通信装置を得る。 【解決手段】 誘電体1の内部に、内面に共振線路5
a,5bを形成した共振線路用孔2a,2bを設けると
ともに、その両端を開放させ、共振線路の長手方向の途
中で共振線路用孔の内径を異ならせて段差部を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、誘電体フィル
タ、誘電体デュプレクサおよびそれらを用いた通信装置
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、誘電体ブロック内に、それぞれの
内面に共振線路を形成した複数の共振線路用孔を配列
し、誘電体ブロックの外面に外導体を形成してなる同軸
型の複合誘電体フィルタが、マイクロ波帯における帯域
通過フィルタ等として用いられている。
【0003】特に、各共振線路用孔の軸方向の途中で、
その共振線路用孔の内径を異ならせて段差を設けるよう
にしたものが、特開平2−92001号に示されてい
る。
【0004】ここで、共振線路用孔の内径を異ならせて
段差を設けるようにした従来の誘電体フィルタの例を図
13に示す。図13は、回路基板に対する実装面を上面
として表した斜視図である。図中1は略直方体形状の誘
電体ブロックであり、その内部に共振線路用孔2a,2
bを形成している。これらの共振線路用孔2a,2bは
誘電体ブロック1の互いに対向する略平行な2面を貫通
する貫通孔であり、その内径を軸方向の所定位置で異な
らせて段差部を形成している。これらの共振線路用孔2
a,2bの内面に内導体を設けることによって共振線路
を形成している。また誘電体ブロック1の、共振線路用
孔2a,2bの一方の開口面を除く五面に外導体3を形
成している。誘電体ブロック1の外面には外導体3から
分離した端子電極4a,4bを形成している。これらの
端子電極4a,4bは共振線路の開放端付近との間で静
電容量を形成して容量結合する。
【0005】このように、誘電体ブロックにおける共振
線路用孔の一方の開口面を短絡面、他方の開口面を開放
面とする1/4波長共振器を構成している。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記誘電体フィルタに
よれば、各共振線路用孔の軸長を一定としたまま、共振
線路用孔による各共振素子の共振周波数を所要の周波数
バランスとすることができる。
【0007】但し、上記段差部の軸方向の位置を変化さ
せることによって、隣接する共振器間の容量性結合の強
度を調整することができるが、容量性結合から誘導性結
合にかけての範囲で結合を定めること、すなわち結合の
極性を変えるようなことはできなかった。
【0008】この発明の目的は、結合強度を定める範囲
をさらに広くし、結合の極性をも変えることのできる共
振器間の結合構造を備えた誘電体フィルタ、誘電体デュ
プレクサおよびそれらを用いた通信装置を提供すること
にある。
【0009】
【課題を解決するための手段】この発明の誘電体フィル
タは、誘電体板の表面または誘電体ブロックの内部に、
略平行な複数の共振線路を配列し、前記誘電体板の裏面
または前記誘電体ブロックの外面に外導体を形成し、前
記複数の共振線路の両端または両端付近を開放するとと
もに、少なくとも1つの共振線路の長手方向の途中の少
なくとも1箇所で幅方向のサイズが変化する段差部を設
ける。
【0010】この発明の誘電体デュプレクサは、上記誘
電体フィルタを、送信フィルタと受信フィルタとして単
一の誘電体板または単一の誘電体ブロックに構成し、送
信フィルタの初段の共振線路に結合する送信信号入力端
子と、受信フィルタの終段の共振線路に結合する受信信
号出力端子と、送信フィルタの終段の共振線路と受信フ
ィルタの初段の共振線路にそれぞれ結合するアンテナ端
子を設けて構成する。
【0011】さらに、この発明の通信装置は、上記誘電
体フィルタまたは誘電体デュプレクサを、例えば高周波
回路部における送受信信号のフィルタや送受共用器とし
て構成する。
【0012】
【発明の実施の形態】第1の実施形態に係る誘電体フィ
ルタの構成を図1を参照して説明する。図1の(A)は
回路基板に対する実装面を上面として表した斜視図、
(B)はその実装面に平行な面での断面図である。図中
1は略直方体形状の誘電体ブロックであり、その内部に
共振線路用孔2a,2bを形成している。これらの共振
線路用孔2a,2bは誘電体ブロック1の互いに対向す
る略平行な2面を貫通する貫通孔であり、その内径を軸
方向の所定位置で異ならせて段差部を形成している。以
下、内径の小さな部分を「小径部」、大きな部分を「大
径部」という。これらの共振線路用孔2a,2bの内面
に内導体を設けることによって共振線路5a,5bを形
成している。また誘電体ブロック1の、共振線路用孔2
a,2bの両端面を除く四面に外導体3を形成してい
る。誘電体ブロック1の外面には外導体3から分離した
端子電極4a,4bを形成している。これらの端子電極
4a,4bは共振線路5a,5bの一方の開放端付近と
の間で静電容量を形成して容量結合する。
【0013】このように、誘電体ブロックの誘電体、誘
電体ブロックに設けた共振線路5a,5bおよび外導体
3によって、2つの半波長共振器を構成している。
【0014】図12は、図1に示したように共振線路に
段差部を設けた半波長共振器と、図13に示したよう
に、共振線路に段差部を設けた従来の1/4波長共振器
における段差部の位置(以下、「ステップ位置」とい
う。)と共振器間の結合係数との関係を示している。こ
こでステップ位置は小径部の長さによって表していて、
2つの共振線路用孔の小径部の長さは等しくしている。
【0015】従来の1/4波長共振器の場合では、ステ
ップ位置を短絡面付近から開放面付近にかけて順次変化
させた時、開放端寄りの部分の特性インピーダンスと、
短絡端寄りの部分の特性インピーダンスとが相対的に変
化することになり、共振器間の結合係数が変化する。し
かし、その変化は常に容量性結合である。
【0016】これに対して、図1に示したような半波長
共振器の場合には、共振線路の両端付近が開放端で、中
央付近が等価的な短絡端であるため、小径部の長さを次
第に長くするようにステップ位置を順次変化させると、
開放端寄り部分の特性インピーダンスと、短絡端寄り部
分の特性インピーダンスとの相対的変化が正負両極性に
亘って変化することになる。すなわち、小径部の長さが
大径部の長さより短い間は誘導性結合(L結合)し、小
径部の長さが大径部の長さより長くなると容量性結合
(C結合)する。これにより設計上の自由度が大幅に向
上する。
【0017】次に、第2の実施形態に係る誘電体フィル
タの構成を図2を参照して説明する。図2の(A)は背
面図、(B)は実装面に平行な面での断面図、(C)は
正面図である。図1に示した例とは異なり、共振線路用
孔2a,2bの2つの開口面にも外導体3を形成して、
開口面付近の共振線路用孔の内部に電極非形成部gを設
けて、これらの電極非形成部g部分にストレー容量を生
じさせている。この構造により、共振線路5a,5bの
両端部と接地との間に静電容量を接続した構造となっ
て、2つの共振器は電磁界結合する。
【0018】図3は第3の実施形態に係る誘電体フィル
タの構成を示す図である。図3の(A)は背面図、
(B)は実装面に平行な面での断面図、(C)は正面図
である。図1に示した例とは異なり、共振線路用孔2b
は、その軸方向の2箇所に段差部を形成している。この
ように両方の開放端付近の内径を大きくすることによっ
て、共振線路5bの共振周波数を低下させ、また共振器
間の容量性結合を増すことができる。
【0019】図4は第4の実施形態に係る誘電体フィル
タの構成を示す図である。図4の(A)は背面図、
(B)は実装面に平行な面での断面図、(C)は正面図
である。
【0020】この例では、共振線路用孔2a,2bの両
方の開口面に、共振線路5a,5bから連続する結合用
電極6a,7aおよび6b,7bを形成している。この
結合用電極6a−6b間に静電容量を生じさせ、また結
合用電極7a−7b間にも静電容量を生じさせることに
よって、2つの共振器間の容量性結合を増している。
【0021】また、図4に示した例では、共振線路用孔
2aの内径を2段階にわたって変化させている。これに
よりステップ位置に対する結合係数の変化量が小さくな
るため、誘電体ブロックの成形精度(ばらつき)による
結合強度のばらつきを低減することができる。という効
果を奏する。
【0022】図5は第5の実施形態に係る誘電体フィル
タの構成を示す図である。この例では、共振線路用孔2
a,2bの一方の開口面に外導体3を形成するととも
に、その付近の共振線路用孔の内面に電極非形成部gを
設けている。他方の開口面には外導体3を設けずに開放
面としている。
【0023】このように共振線路用孔の一方の開口面を
開放端とし、他方の開口面付近にストレー容量を形成し
た場合にも、共振線路は半波長共振器として作用する。
【0024】さらにその他の例としては、共振線路用孔
の一方の開口面に、図4に示したような結合用電極を形
成し、共振線路用孔の他方の開口面付近に電極非形成部
によるストレー容量を設けるようにしてもよい。
【0025】図6は第6の実施形態に係る誘電体フィル
タの構成を示す図であり、(A)は背面図、(B)は実
装面に平行な面での断面図、(C)は正面図である。こ
の例では、誘電体ブロック1の内部に3つの共振線路用
孔2a,2b,2cを設けていて、それらの一方の開口
面を開放端とし、他方の開口面付近に電極非形成部gを
設けている。但し、隣接する共振線路用孔の開放面側と
電極非形成部側とが対向するように、共振線路用孔の向
きを交互に配置している。このような配置によって、共
振器間ピッチの自由度が向上する。たとえば、共振線路
用孔2a,2cの大径部を共振線路用孔2bの小径部に
近接させて、共振線路用孔2a,2b,2cの中心軸の
間隔(共振器間ピッチ)を狭くすることも可能となる。
また、電極非形成部gを切削することによる特性調整
を、各共振線路用孔の2つの開口面のそれぞれの方向か
ら行うことができる、という効果を奏する。
【0026】なお、図6において誘電体ブロック1の外
面には、共振線路5a,5cの電極非形成部g付近との
間で静電容量を生じさせる端子電極を形成していて、こ
れらの端子電極を入出力に用いる。このような構造によ
り、3段の共振器からなる帯域通過特性を示す誘電体フ
ィルタとして作用する。
【0027】次に、第7の実施形態として、誘電体デュ
プレクサの例を図7を参照して説明する。図7の(A)
は背面図、(B)は実装すべき回路基板に平行な面での
断面図、(C)は正面図である。誘電体ブロック1の内
部には共振線路用孔2a〜2fを形成している。これら
の共振線路用孔は所定箇所で内径を変化させていて、ま
たそれらの開口面付近に電極非形成部gを設けている。
誘電体ブロック1の外面には、その外面の六面にそれぞ
れ外導体3を形成している。また、誘電体ブロック1の
外面には、共振線路用孔2a,2fの一方の開放端付近
との間で静電容量を生じさせる端子電極8,10、およ
び共振線路用孔2c,2dの一方の開放端付近との間で
静電容量を生じさせる端子電極9をそれぞれ形成してい
る。
【0028】このようにして、共振線路用孔2a,2
b,2cによる3段の共振器によって、帯域通過フィル
タ特性を有する送信フィルタを構成し、共振線路用孔2
d,2e,2fによる3つの共振器によって、同じく帯
域通過特性を有する受信フィルタを構成し、端子電極8
をTx端子、端子電極9をANT端子、端子電極10を
Rx端子として用いる。
【0029】図8は第8の実施形態に係る誘電体デュプ
レクサの構成を示す図である。図8の(A)は背面図、
(B)は実装すべき回路基板に平行な面での断面図、
(C)は正面図である。この例では、誘電体ブロック1
の内部に、共振線路用孔2a〜2fとともに結合線路用
孔11を形成している。結合線路用孔11は、隣接する
共振線路用孔2cおよび2dによるそれぞれの共振器に
結合する。この結合線路用孔11の一方の開口面には結
合線路用孔11の内面の電極から連続する端子電極9を
形成している。共振線路用孔2a〜2fのそれぞれの一
方の開口面は開放端とし、他方の開口面付近に電極非形
成部を設けている。
【0030】誘電体ブロックの外面には、共振線路用孔
2aの電極非形成部で開放させた開放端付近との間で静
電容量を生じさせる端子電極8、および共振線路用孔2
fの一方の開放端付近との間で静電容量を生じさせる端
子電極10を形成している。このようにして、共振線路
用孔2a,2b,2cによる3段の共振器によって、帯
域通過フィルタ特性を有する送信フィルタを構成し、共
振線路用孔2d,2e,2fによる3つの共振器によっ
て、同じく帯域通過特性を有する受信フィルタを構成
し、端子電極8をTx端子、端子電極9をANT端子、
端子電極10をRx端子として用いる。
【0031】図9は第9の実施形態に係る誘電体デュプ
レクサの構成を示す図である。図9の(A)は背面図、
(B)は内部の共振線路用孔および結合線路用孔部分を
通る面での断面図、(C)は正面図である。この例で
は、誘電体ブロック1の内部に共振線路用孔2a〜2f
および結合線路用孔11〜13を形成している。共振線
路用孔2a〜2fのそれぞれの開口面は開放端とし、結
合線路用孔11〜13の一方の開口面は開放端とし、他
方の開口面には内面の電極から連続する端子電極8,
9,10をそれぞれ形成している。
【0032】結合線路用孔11は、これに隣接する共振
線路用孔2c,2dとそれぞれ結合し、結合線路用孔1
2の内面の電極は、これに隣接する共振線路用孔2a,
2bの共振線路と結合する。さらに結合線路用孔13の
内面の電極は、これに隣接する共振線路用孔2e,2f
の共振線路と結合する。この例では、共振線路用孔2
a,2fによる共振器はそれぞれトラップ共振器として
用いる。また共振線路用孔2b,2cによる2つの共振
器は送信フィルタとして用い、共振線路用孔2d,2e
による2つの共振器は受信フィルタとして用いる。そし
て、上記共振線路孔2aによるトラップ共振器の共振周
波数を受信帯域内また受信帯域に隣接する周波数とし、
共振線路用孔2fによるトラップ共振器の共振周波数を
送信帯域内または送信帯域に隣接する周波数とする。そ
して端子電極8をTx端子、端子電極9をANT端子、
端子電極10をRx端子として用いる。
【0033】次に、第10の実施形態に係る誘電体フィ
ルタの例を図10を参照して説明する。以上に示した各
実施形態では、いずれも誘電体ブロックの内部に共振線
路を設けるようにしたものであったが、誘電体板に共振
線路を形成することによって同様に誘電体フィルタを構
成することができる。この第10の実施形態は、その例
を示している。
【0034】図10において、21は誘電体板であり、
その上面に共振線路5a,5bを形成している。これら
の共振線路5a,5bは、その線路幅を長手方向の所定
位置で異ならせて段差部を形成している。誘電体板3の
下面と共振線路に平行な側面に外導体3を形成してい
る。また誘電体ブロック1の外面には外導体3から分離
した端子電極4a,4bを形成している。これらの端子
電極4a,4bは共振線路5a,5bの一方の開放端付
近との間で静電容量を形成して容量結合する。
【0035】このようにして、誘電体板、共振線路5
a,5bおよび外導体3によって、2つの半波長共振器
を構成する。
【0036】なお、図10は図1に示した構造の誘電体
フィルタを誘電体板タイプに変更した例であったが、同
様にして図2〜図9に示した誘電体フィルタまたは誘電
体デュプレクサを誘電体板タイプに変更してもよい。
【0037】次に、第11の実施形態として通信装置の
構成を図11を参照して説明する。同図においてANT
は送受信アンテナ、DPXはデュプレクサ、BPFa,
BPFb,BPFcはそれぞれ帯域通過フィルタ、AM
Pa,AMPbはそれぞれ増幅回路、MIXa,MIX
bはそれぞれミキサ、OSCはオシレータ、DIVは分
周器(シンセサイザー)である。MIXaはDIVから
出力される周波数信号を変調信号で変調し、BPFaは
送信周波数の帯域のみを通過させ、AMPaはこれを電
力増幅してDPXを介しANTより送信する。BPFb
はDPXから出力される信号のうち受信周波数帯域のみ
を通過させ、AMPbはそれを増幅する。MIXbはB
PFcより出力される周波数信号と受信信号とをミキシ
ングして中間周波信号IFを出力する。
【0038】図11に示したデュプレクサDPX部分は
図7〜図9に示した構造のデュプレクサを用いる。また
帯域通過フィルタBPFa,BPFb,BPFcは図1
〜図6または図10に示した構造の誘電体フィルタを用
いる。
【0039】
【発明の効果】請求項1に記載の発明によれば、共振線
路間の結合の極性が変わる広い範囲で結合強度を定める
ことができるため、設計上の自由度が高まり、所要の特
性を有する誘電体フィルタが容易に得られる。
【0040】請求項2に記載の発明によれば、単一の誘
電体ブロックを用いて、しかも送信フィルタと受信フィ
ルタのそれぞれを所要のフィルタ特性とするアンテナ共
用器として用いることができる。
【0041】請求項3に記載の発明によれば、所要のフ
ィルタ特性を有する誘電体フィルタまたは誘電体デュプ
レクサを用いることによって、優れた高周波回路特性を
示す通信装置が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施形態に係る誘電体フィルタの構成を
示す図
【図2】第2の実施形態に係る誘電体フィルタの構成を
示す図
【図3】第3の実施形態に係る誘電体フィルタの構成を
示す図
【図4】第4の実施形態に係る誘電体フィルタの構成を
示す図
【図5】第5の実施形態に係る誘電体フィルタの構成を
示す図
【図6】第6の実施形態に係る誘電体フィルタの構成を
示す図
【図7】第7の実施形態に係る誘電体デュプレクサの構
成を示す図
【図8】第8の実施形態に係る誘電体デュプレクサの構
成を示す図
【図9】第9の実施形態に係る誘電体デュプレクサの構
成を示す図
【図10】第10の実施形態に係る誘電体フィルタの構
成を示す図
【図11】第11の実施形態に係る通信装置の構成を示
す図
【図12】半波長共振器と1/4波長共振器における、
段差部の位置と共振器間の結合係数との関係を示す図
【図13】従来の誘電体フィルタの構成例を示す図
【符号の説明】
1−誘電体ブロック 2−共振線路用孔 3−外導体 4−端子電極 5−共振線路 6,7−結合用電極 8−端子電極(Tx端子) 9−端子電極(ANT端子) 10−端子電極(Rx端子) 11,12,13−結合線路用孔 21−誘電体板 g−電極非形成部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 黒田 克人 京都府長岡京市天神二丁目26番10号 株式 会社村田製作所内 (72)発明者 石原 甚誠 京都府長岡京市天神二丁目26番10号 株式 会社村田製作所内 (72)発明者 加藤 英幸 京都府長岡京市天神二丁目26番10号 株式 会社村田製作所内 Fターム(参考) 5J006 HA04 HA11 HA12 HA15 HA17 HA25 HA27 HA33 HB03 HB12 HB17 HB21 JA01 JA31 KA01 KA06 LA05 LA28 NA04 NB00 NB07 NC03 NF03

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 誘電体板の表面または誘電体ブロックの
    内部に、略平行な複数の共振線路を配列し、前記誘電体
    板の裏面または前記誘電体ブロックの外面に外導体を形
    成した誘電体フィルタにおいて、 前記複数の共振線路の両端または両端付近を開放すると
    ともに、少なくとも1つの共振線路の長手方向の途中の
    少なくとも1箇所で幅方向のサイズが変化する段差部を
    設けた誘電体フィルタ。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の誘電体フィルタを、送
    信フィルタと受信フィルタとして単一の誘電体板または
    単一の誘電体ブロックに構成し、送信フィルタの初段の
    共振線路に結合する送信信号入力端子と、受信フィルタ
    の終段の共振線路に結合する受信信号出力端子と、送信
    フィルタの終段の共振線路と受信フィルタの初段の共振
    線路にそれぞれ結合するアンテナ端子を設けてなる誘電
    体デュプレクサ。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載の誘電体フィルタまたは
    請求項2に記載の誘電体デュプレクサを設けて成る通信
    装置。
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