JP3158963B2 - アンテナ共用器 - Google Patents

アンテナ共用器

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JP3158963B2 JP13405895A JP13405895A JP3158963B2 JP 3158963 B2 JP3158963 B2 JP 3158963B2 JP 13405895 A JP13405895 A JP 13405895A JP 13405895 A JP13405895 A JP 13405895A JP 3158963 B2 JP3158963 B2 JP 3158963B2
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    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03HIMPEDANCE NETWORKS, e.g. RESONANT CIRCUITS; RESONATORS
    • H03H9/00Networks comprising electromechanical or electro-acoustic devices; Electromechanical resonators
    • H03H9/46Filters
    • H03H9/54Filters comprising resonators of piezo-electric or electrostrictive material
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01PWAVEGUIDES; RESONATORS, LINES, OR OTHER DEVICES OF THE WAVEGUIDE TYPE
    • H01P1/00Auxiliary devices
    • H01P1/20Frequency-selective devices, e.g. filters
    • H01P1/213Frequency-selective devices, e.g. filters combining or separating two or more different frequencies
    • H01P1/2136Frequency-selective devices, e.g. filters combining or separating two or more different frequencies using comb or interdigital filters; using cascaded coaxial cavities
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01PWAVEGUIDES; RESONATORS, LINES, OR OTHER DEVICES OF THE WAVEGUIDE TYPE
    • H01P1/00Auxiliary devices
    • H01P1/20Frequency-selective devices, e.g. filters
    • H01P1/201Filters for transverse electromagnetic waves
    • H01P1/205Comb or interdigital filters; Cascaded coaxial cavities
    • H01P1/2056Comb filters or interdigital filters with metallised resonator holes in a dielectric block

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複数個の同一軸長孔よ
りなる共振器孔および外部結合孔を一つの誘電体ブロッ
クに形成したアンテナ共用器に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、図8に示すように、一つの誘電体
ブロック30に、周波数の異なる複数個の共振器31、
32、33を一体に形成した誘電体フィルタは、周波数
が異なる分、当然共振器長も異なり、誘電体ブロック3
0の外形が複雑な形状となっていた。このことは、一つ
の誘電体ブロックに周波数帯域の異なる複数個の送信側
共振器と受信側共振器とを一体に形成したアンテナ共用
器についても同様のことが指摘される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
誘電体ブロック一体成形からなる誘電体フィルタおよび
アンテナ共用器は、各共振器長を周波数したがって波長
別に異ならせて誘電体ブロックに形成しなければならな
いので、その成形は金型で一括して行うにしても、複雑
な形状となり、微小な周波数の変更においても金型の転
用がきかず、その都度新規に金型を起さなければなら
ず、高価なものとなっていた。
【0004】そこで、本発明は、共振周波数にしたがっ
て共振波長の異なる複数個の共振器を一つの誘電体ブロ
ックに同一軸長で形成し、各共振器の実質の共振器長は
共振器孔の内部に形成された誘電体素地の開放端の位置
により決定し又は調整するようにしたアンテナ共用器を
提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の課題に対する解
決手段は以下の通りである。 1.本発明は、入出力端子およびアンテナ端子の周囲を
除いて外面全面に外導体が形成されている誘電体ブロッ
クの一対の対向する両端面間に複数個の送受信共振器
孔、入出力外部結合孔およびアンテナ外部結合孔が略平
行してかつ同一軸長で設けられ、前記入出力外部結合孔
は前記送受信共振器孔の外側にそれぞれ配置され、アン
テナ外部結合孔は前記送受信共振器孔の間に配置され、
前記送受信共振器孔にはその開口近傍の誘電体素地を除
いて内導体が設けられ、該内導体は前記両端面において
前記外導体に接続され、該誘電体素地により形成された
開放端の位置により特定の共振器長を有する共振器が構
成され、前記入出力外部結合孔およびアンテナ外部結合
孔には内導体が設けられ、該内導体は一つの端面におい
て外導体に接続され、他の端面において前記入出力端子
およびアンテナ端子に接続され、前記入出力外部結合孔
および前記アンテナ外部結合孔とこれらに隣り合う共振
器とがそれぞれインターデジタル結合によって電磁界結
合しているアンテナ共用器である。
【0006】
【0007】本発明に係るアンテナ共用器は、以上のよ
うな構成によりなるが、さらに以下のようにも展開でき
るものである。
【0008】
【0009】.上記記載のアンテナ共用器におい
て、入出力外部結合孔およびアンテナ外部結合孔の近傍
で、かつ、これと平行して、誘電体ブロックの一対の対
向する両端面間に、内導体の形成されたアンテナ外部結
合調整孔がそれぞれ設けられているアンテナ共用器。
【0010】
【0011】.上記記載のアンテナ共用器におい
て、入出力外部結合孔の外側近傍で、かつ、これと平行
して、誘電体ブロックの一対の対向する両端面間に、ト
ラップ共振器が形成されているアンテナ共用器。
【0012】.前記複数個の共振器がストレート孔よ
りなる上記1〜3のいずれかに記載のアンテナ共用器。
【0013】.前記複数個の共振器が同軸で大径共振
器孔と小径共振器孔とのステップよりなる上記1〜3
いずれかに記載のアンテナ共用器。
【0014】.前記複数個の共振器が異軸で大径共振
器孔と小径共振器孔とのステップよりなる上記1〜3
いずれかに記載のアンテナ共用器。
【0015】.前記複数個の共振器が上記、上記
、上記記載の共振器の組み合わせからなる上記1〜
のいずれかに記載のアンテナ共用器。
【0016】.前記誘電体ブロックの主面のうち少な
くとも一つに、共振器孔と略直角方向にステップが形成
されている上記1〜7のいずれかに記載のアンテナ共用
器。
【0017】.前記誘電体ブロックの主面のうち少な
くとも一つに、共振器孔の間で、共振器孔と同一方向に
スリットが形成されている上記1〜7のいずれかに記載
のアンテナ共用器。
【0018】10.前記誘電体ブロックの開放端側の端
側に、共振器孔の間で、共振器孔と略平行に結合孔が形
成されている上記1〜7のいずれかに記載のアンテナ共
用器。
【0019】
【0020】11.上記1〜10に記載のアンテナ共用
器において、上記1記載のアンテナ外部結合孔および上
記2記載のアンテナ外部結合調整孔が送信側フィルタと
受信側フィルタとにそれぞれ独立して設けられているア
ンテナ共用器。
【0021】
【作用】本発明は、共振周波数(共振波長)の異なる複
数個の共振器を、一つの誘電体ブロックに同一軸長孔で
形成し、各共振器の実質の共振器長は共振器孔の内部に
形成された誘電体素地の開放端の位置により実現するの
で、周波数の異なる複数個の共振器よりなるアンテナ共
用器の形成された誘電体ブロックの形状を矩形状のシン
プルな形状とすることができる。
【0022】
【実施例】以下に、本発明の実施例について図面を参照
して説明する。図1は本発明に係る誘電体フィルタの第
1実施例の斜視図である。同図において、10は一つの
矩形状誘電体ブロックで、この誘電体ブロック10の外
面は、後述する入出力端子の周囲の誘電体素地9bを除
いて、主として外導体で被覆されている。この誘電体ブ
ロック10の対向する一対の両端面間には、同一軸長の
内導体被覆貫通共振器孔1〜3により共振器R1〜R3
がそれぞれ形成されている。共振器孔1〜3は、大径共
振器孔1a、2a,3aと小径共振器孔1b,2b,3
bとに、それぞれ同軸かつステップ状に形成されてい
る。
【0023】大径共振器孔1a〜3aの一方の端面側の
開口近傍には、リング状の誘電体素地9aにより、共振
器の開放端が形成されている。共振器R1〜R3の共振
器長は、誘電体ブロック10の他方の端面(短絡端面)
からこの誘電体素地9aの開放端までとなる。したがっ
て、共振器R1〜R3の共振周波数は、前記共振器長に
より形成されるので、誘電体素地9aの開放端の位置に
より決定されることになる。そして、各共振器R1〜R
3は、隣同志でコムライン結合をすることになる。 共
振器R1〜R3において、短絡端面側の小径共振器孔1
b〜3bに対し、それらの開放端側に同軸かつステップ
状に大径共振器孔1a〜3aを形成するのは、開放端側
のインピーダンスを短絡端面側のインピーダンスに比べ
て小さくすることにより、隣同志の共振器間に容量性の
結合を生じさせるためである。このように、大径共振器
孔1a〜3aとなすことにより、共振器間の結合をより
容量性へと制御することができる。
【0024】共振器孔1の近傍には、入力外部結合孔4
aが共振器孔1に並行して設けられている。この外部結
合孔4aの内導体は、誘電体ブロック10の一方の端面
において外導体に接続され、他方の端面において、外導
体から誘電体素地9bにより区画された入力端子4cに
接続されている。この外部結合孔4aは共振器R1と電
磁界結合して入力の伝送を行うことになる。
【0025】また、共振器孔3の近傍には、出力外部結
合孔4bが共振器孔3に並行して設けられている。この
外部結合孔4bの内導体は、入力側外部結合孔4aと同
様に、誘電体ブロック10の一方の端面において外導体
に接続され、他方の端面において、外導体から誘電体素
地9bにより区画された出力端子4dに接続されてい
る。この外部結合孔4bは共振器R3と電磁界結合して
出力の伝送を行うことになる。
【0026】また、入力外部結合孔4aと共振器孔1
(共振器R1)との近傍には、外部結合調整孔5aがこ
れらに並行して設けられている。この外部結合調整孔5
aには内導体が形成されている。この外部結合調整孔5
aは、入力外部結合孔4aと共振器R1との電磁界結合
を調整する機能を有する。
【0027】また、出力外部結合孔4bと共振器孔3
(共振器R3)との近傍には、外部結合調整孔5bがこ
れらに並行して設けられている。この外部結合調整孔5
bには内導体は設けられている。この外部結合調整孔5
bは、出力外部結合孔4bと共振器R3との電磁界結合
を調整する機能を有する。
【0028】本実施例は、上述のような構成よりなる
が、場合によっては、入力外部結合孔4aおよび出力外
部結合孔4bの外側近傍に、例えば、ストレート共振器
孔よりなるトラップ共振器7a,7bを追加して、フィ
ルタ特性を改善することもできる。
【0029】本実施例は、周波数したがって共振器長の
異なる共振器R1〜R3が、誘電体ブロック10にそれ
らの共振器孔の軸長を同一にして形成され、それらの実
質共振器長はそれらの共振器孔の中に形成された誘電体
素地9aの開放端の位置により決定されることになる。
【0030】上記実施例においては、開放端を形成する
誘電体素地9aの両端間に、ストレイ容量Csが生じる
が、このストレイ容量Csは均衡している電磁界分布を
乱して、誘導性のコムライン結合を隣り合う共振器間に
生じさせ、ブロック誘電体共振器をフィルタとして活性
化する作用および機能を有する。このブロック誘電体共
振器に誘導性結合を生じさせてフィルタとして活性化す
る手段としては、上記手段に加えるに、他の手段が、例
えば、図2乃至図4に示される。
【0031】図2に示す第2実施例は誘電体ブロック1
0の一つの主面の開放端側を削って外導体にステップa
を形成したものである。このように、開放端側にステッ
プaを設けることにより、誘導性のコムライン結合をよ
り大きくすることができる。その他の構造は図1と同様
なので同一番号を付してその説明を省略する。なお、本
実施例においても、図示はしないが、図1に示すトラッ
プ共振器7a,7bを設けて特性改善を行ってもよい。
【0032】図3の示す第3実施例は誘電体ブロック1
0の一つの主面の開放端側の共振器R1,R2間および
共振器R2,R3間に、半円筒状のスリットb、bを形
成したものである。このように、開放端側にスリットb
を設けることにより、図2と同様に、誘導性のコムライ
ン結合をより大きくすることができる。その他の構造は
図1と同様なので同一番号を付してその説明を省略す
る。なお、本実施例においても、図示はしないが、図1
に示すトラップ共振器7a,7bを設けて特性改善を行
ってもよい。
【0033】図4に示す第4実施例は誘電体ブロック1
0の端面の開放端側の共振器R1、R2間および共振器
R2,R3間に、結合孔c、cを形成したものである。
このように、開放端側に結合孔cを設けることにより、
図2及び図3と同様に、誘導性のコムライン結合をより
大きくすることができる。その他の構造は図1と同様な
ので同一番号を付してその説明を省略する。なお、本実
施例においても、図示はしないが、図1に示すトラップ
共振器7a,7bを設けて特性改善を行ってもよい。
【0034】図5は本発明に係るアンテナ共用器の第1
実施例を示すもので、同図において、20は誘電体ブロ
ックで、この誘電体ブロック20の外面は、後述する入
出力端子およびアンテナ端子の周囲の誘電体素地21b
を除いて、主として外導体で被覆されている。この誘電
体ブロック20の対向する一対の両端面間には、同一軸
長の内導体被覆貫通共振器孔11〜19により共振器R
11〜R19がそれぞれ形成されている。共振器孔1
1、15、18、19はストレートに形成されている。
共振器孔12、13、14は、大径共振器孔12a,1
3a,14aと小径共振器孔12b、13b、14bと
にそれぞれ同軸かつステップ状に形成されている。共振
器孔16、17は、大径共振器孔16a,17aと小径
共振器孔16b、17bとにそれぞれ異軸かつステップ
状に形成されている。
【0035】共振器孔11〜19の一方の端面側の開口
近傍には、リング状の誘電体素地21aにより、各共振
器の開放端が形成されている。共振器R11〜R19の
共振器長は、誘電体ブロック20の他方の端面(短絡端
側)からこの誘電体素地21aの開放端までとなる。し
たがって、共振器R11〜R19の共振周波数は、前記
共振器長により形成されるので、誘電体素地21aの開
放端の位置によりそれぞれ個別に決定されることにな
る。
【0036】共振器R12〜R14、R16、R17に
おいて、短絡端面側の小径共振器孔12b〜14b,1
6b,17bに対し、それらの開放端面側に同軸もしく
は異軸かつステップ状に大径共振器孔12a〜14a,
16b,17bを形成するのは、隣同志の共振器間に容
量性の結合を強めるためである。
【0037】誘電体ブロック20の共振器孔11と共振
器孔12との間の底面側には、入力外部結合孔22aが
これらと平行して設けられている。この入力外部結合孔
22aの内導体は、誘電体ブロック20の一方の端面に
おいて外導体に接続され、他方の端面において、外導体
から誘電体素地21bにより区画された入力端子22d
に接続されている。この外部結合孔22aは共振器R1
1,R12と電磁界結合して入力の伝送を行うことにな
る。なお、外側の共振器R11は、トラップ共振器とし
て機能する。
【0038】また、誘電体ブロック20の共振器孔18
と共振器孔19との間の底面側には、出力外部結合孔2
2bが、これらと平行して設けられている。この出力外
部結合孔22bの内導体は、誘電体ブロック20の一方
の端面において外導体に接続され、他方の端面におい
て、外導体から誘電体素地21bにより区画された出力
端子22eに接続されている。この外部結合孔22e
は、共振器R18,R19と電磁界結合して出力の伝送
にあづかることになる。なお、外側の共振器R19は、
トラップ共振器として機能する。
【0039】また、誘電体ブロック20の共振器孔14
と共振器孔15との間の底面側には、アンテナ外部結合
孔22cが、これらと並行して設けられている。この外
部結合孔22cの内導体は、誘電体ブロック20の一方
の端面において外導体に接続され、他方の端面におい
て、外導体から誘電体素地21bにより区画されたアン
テナ端子22fに接続されている。このアンテナ外部結
合孔22cは、共振器R14,R15と電磁界結合して
アンテナ入出力の伝送を行うことになる。
【0040】一方、誘電体ブロック20の入力外部結合
孔22a,出力外部結合孔22b、アンテナ外部結合孔
22cの上部には、内導体の形成された入力外部結合調
整孔23a,出力外部結合調整孔23b、アンテナ外部
結合調整孔23cがそれぞれ形成されている。これらの
外部結合調整孔23a,23b、23cは外部結合孔2
2a,22b,22cの電磁界結合の度合いを調整する
機能を有する。
【0041】共振器R11〜R14は送信側フィルタを
構成し、共振器R15〜R19は受信側フィルタを構成
する。
【0042】本実施例は、共振器R11〜R19が、誘
電体ブロック20にそれらの共振器孔の軸長を同一にし
て形成され、それらの実質共振器長はそれらの共振器孔
の中に形成された誘電体素地21aの開放端の位置によ
り決定されることになる。
【0043】図6は本発明に係るアンテナ共用器の第2
実施例を示すものであるが、図5に示す第1実施例にお
ける共振器R13,R16,R18を180度逆向きに
して共振器R13’,R16’,R18’として、イン
ターディジタル結合をさせたものである。その他は、図
5と同一なので、同一番号を付して、その説明を省略す
る。
【0044】本実施例も、第1実施例同様、周波数の異
なる送受信フィルタを有するアンテナ共用器であるにも
係わらず、誘電体ブロックの形状を矩形状のシンプルな
形状とすることができる。
【0045】図7は本発明に係るアンテナ共用器の第3
実施例を示すものであるが、図5に示す第1実施例にお
けるアンテナ外部結合孔22cとアンテナ外部結合調整
孔23cをそれぞれもう一対追加して、アンテナ外部結
合孔22c’と外部結合調整孔23c’としたものであ
る。アンテナ外部結合孔22c、22c’は、同一のア
ンテナ端子22fに接続されている。そして、アンテナ
外部結合孔22cと外部結合調整孔23cは送信側フィ
ルタの機能を営み、アンテナ外部結合孔22c’と外部
結合調整孔23c’は受信側フィルタの機能を営む。そ
の他は、図5と同一なので、同一番号を付して、その説
明を省略する。
【0046】本実施例は、アンテナ外部結合孔と外部結
合調整孔とを、送受別々に形成しているので、送信側フ
ィルタとアンテナとの外部結合および受信側フィルタと
アンテナとの外部結合をそれぞれ独立して制御できるた
め、設計が容易となる。
【0047】なお、以上の各実施例において、周波数の
調整は、各共振器孔の誘電体素地の開放端を削って共振
器長を短くして周波数を高くする方向に行うことができ
る。
【0048】
【発明の効果】本発明は、共振周波数したがって共振波
長の異なる複数個の共振器と入出力外部結合孔またはア
ンテナ外部結合孔を一つの誘電体ブロックに同一軸長孔
で形成し、各共振器の実質の共振器長は共振器孔の内部
に誘電体素地により形成される開放端の位置により実現
するようにしているので、一つの矩形状の誘電体ブロッ
クに周波数(共振器長)の異なる複数個の共振器が外観
一定に形成され、コスト低減を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る誘電体フィルタの第1実施例の
斜視図
【図2】 同じく第2実施例の斜視図
【図3】 同じく第3実施例の斜視図
【図4】 同じく第4実施例の斜視図
【図5】 本発明に係るアンテナ共用器の第1実施例の
斜視図
【図6】 同じく第2実施例の斜視図
【図7】 同じく第2実施例の斜視図
【図8】 従来の誘電体フィルタの斜視図
【符号の説明】
1〜3 共振器孔 R1〜R3 共振器 1a、2a,3a 大径共振器孔 1b,2b,3b 小径共振器孔 4a、22a 入力外部結合孔 4b,22b 出力外部結合孔 4c,22d 入力端子 4d,22e 出力端子 5a、5b 外部結合調整孔 7a,7b トラップ共振器 9a,9b,21a,21b 誘電体素地 10,20 誘電体ブロック 11〜19 共振器孔 R11〜R19 共振器 12a、13a,14a,16a,17a 大径共
振器孔 12b,13b,14b,16b,17b 小径共
振器孔 22c アンテナ外部結合孔 22f アンテナ端子 23a、23b、23c 外部結合調整孔 a ステップ b スリット c 結合穴
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平5−29815(JP,A) 特開 平5−199013(JP,A) 特開 昭61−19201(JP,A) 特開 平8−32313(JP,A) 特開 平7−86805(JP,A) 特開 平8−18306(JP,A) 特開 平7−254808(JP,A) 特開 平3−124102(JP,A) 特開 昭61−54701(JP,A) 特開 平2−177701(JP,A) 実開 平1−105203(JP,U) 実開 昭61−199902(JP,U) 実開 昭63−74803(JP,U) 実開 昭61−304(JP,U) 米国特許5023579(US,A) ソ連国特許発明637896(SU,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01P 1/213 H01P 1/205

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入出力端子およびアンテナ端子の周囲を
    除いて外面全面に外導体が形成されている誘電体ブロッ
    クの一対の対向する両端面間に複数個の送受信共振器
    孔、入出力外部結合孔およびアンテナ外部結合孔が略平
    行してかつ同一軸長で設けられ、前記入出力外部結合孔
    は前記送受信共振器孔の外側にそれぞれ配置され、アン
    テナ外部結合孔は前記送受信共振器孔の間に配置され、
    前記送受信共振器孔にはその開口近傍の誘電体素地を除
    いて内導体が設けられ、該内導体は前記両端面において
    前記外導体に接続され、該誘電体素地により形成された
    開放端の位置により特定の共振器長を有する共振器が構
    成され、前記入出力外部結合孔およびアンテナ外部結合
    孔には内導体が設けられ、該内導体は一つの端面におい
    て外導体に接続され、他の端面において前記入出力端子
    およびアンテナ端子に接続され、前記入出力外部結合孔
    および前記アンテナ外部結合孔とこれらに隣り合う共振
    器とがそれぞれインターデジタル結合によって電磁界結
    合しているアンテナ共用器。
JP13405895A 1995-05-31 1995-05-31 アンテナ共用器 Expired - Lifetime JP3158963B2 (ja)

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