JP3470613B2 - 誘電体フィルタ装置、デュプレクサ及び通信機装置 - Google Patents

誘電体フィルタ装置、デュプレクサ及び通信機装置

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JP3470613B2
JP3470613B2 JP27350798A JP27350798A JP3470613B2 JP 3470613 B2 JP3470613 B2 JP 3470613B2 JP 27350798 A JP27350798 A JP 27350798A JP 27350798 A JP27350798 A JP 27350798A JP 3470613 B2 JP3470613 B2 JP 3470613B2
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filter
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diameter hole
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克人 黒田
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    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01PWAVEGUIDES; RESONATORS, LINES, OR OTHER DEVICES OF THE WAVEGUIDE TYPE
    • H01P7/00Resonators of the waveguide type
    • H01P7/10Dielectric resonators
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01PWAVEGUIDES; RESONATORS, LINES, OR OTHER DEVICES OF THE WAVEGUIDE TYPE
    • H01P1/00Auxiliary devices
    • H01P1/20Frequency-selective devices, e.g. filters
    • H01P1/213Frequency-selective devices, e.g. filters combining or separating two or more different frequencies
    • H01P1/2136Frequency-selective devices, e.g. filters combining or separating two or more different frequencies using comb or interdigital filters; using cascaded coaxial cavities

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えばマイクロ波
帯で使用される誘電体フィルタ装置、デュプレクサ及び
通信機装置に関する。
【0002】
【従来の技術】携帯電話等に用いられる誘電体デュプレ
クサとしては、誘電体ブロック内に複数の誘電体共振器
の共振器孔を配置したものが知られている。図9は、従
来の誘電体デュプレクサの一例を示すものである。該誘
電体デュプレクサ1は、直方体形状の誘電体ブロック2
に、送信フィルタ7を構成する共振器孔3a,3b,3
cと、受信フィルタ8を構成する共振器孔3d,3e,
3fとを設けている。
【0003】共振器孔3a〜3fは、相互に同一形状で
あり、大径孔部4aとこの大径孔部4aに連通した小径
孔部4bとを有したステップ構造の孔である。共振器孔
3a〜3fの内壁面にはそれぞれ内導体5が形成されて
いる。各内導体5には、大径孔部4a側の端部付近にg
で示す導体非形成部を設けており、この部分を解放端と
している。誘電体ブロック2の外面には、アンテナ端子
ANT、送信端子Tx及び受信端子Rxを形成すると共
に、これらの端子ANT,Tx,Rxを除くほぼ全面に
外導体6を形成している。各内導体5は、小径孔部4b
側の端部で外導体6に電気的に接続しており、この部分
を短絡端としている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来の誘電
体デュプレクサ1は、全ての共振器孔3a〜3fが同一
形状であったため、送信フィルタ7を構成する共振器孔
3a〜3cの大径孔部4aの径と小径孔部4bの径の比
(以下、ステップ比と記す)が、受信フィルタ8を構成
する共振器孔3d〜3fのステップ比に対して同じであ
った。従って、送信フィルタ7や受信フィルタ8の中心
周波数の調整は、内導体5の導体非形成部gの位置を移
動させたり、共振器孔3a〜3fの軸方向における誘電
体ブロック2の長さを変更することによって行われてい
た。
【0005】例えば、送信フィルタ7の中心周波数が1
950MHz、受信フィルタ8の中心周波数が2140
MHzの場合、誘電体ブロック2の誘電率εrが21.
4であれば、送信フィルタ7の共振器孔3a〜3cの軸
方向の長さが、受信フィルタ8の共振器孔3d〜3fの
軸方向の長さより長くなり、その差は0.7mmとな
る。このため、送信フィルタ7と受信フィルタ8をそれ
ぞれ独立して製作し、その後、両者を接合して誘電体デ
ュプレクサ1を製造する場合、共振器孔の軸方向におけ
る送信フィルタ7の誘電体ブロックの長さと受信フィル
タ8の誘電体ブロックの長さが異なるため、両者を接合
する際にガタや位置ズレが発生し易かった。
【0006】そこで、本発明の目的は、内導体の導体非
形成部の位置を移動させたり、共振器孔の軸方向におけ
る各フィルタの誘電体ブロックの長さを変更させなくて
も、各フィルタの中心周波数を調整することができる誘
電体フィルタ装置、デュプレクサ及び通信機装置を提供
することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段と作用】以上の目的を達成
するため、本発明に係る誘電体フィルタ装置は、 (a)誘電体ブロックと、 (b)誘電体ブロックの対向する一対の端面を貫通し、
大径孔部とこの大径孔部に連通した小径孔部とを有した
複数の共振器孔と、 (c)共振器孔のそれぞれの内周面に形成された内導体
と、 (d)誘電体ブロックの外面に設けられた外導体とを備
え、 (e)共振器孔のうち少なくとも一つにて低域側フィル
タを構成すると共に、残りの共振器孔のうち少なくとも
一つにて高域側フィルタを構成し、低域側フィルタの共
振器孔の大径孔部の径と小径孔部の径の比が、高域側フ
ィルタの共振器孔の大径孔部の径と小径孔部の径の比よ
りも大きいこと、を特徴とする。
【0008】ここに、内導体が、共振器孔の一方の開口
端部に導体非形成部を有することにより、該導体非形成
部が設けられた開口端部が共振器孔の開放端となる。ま
た、誘電体ブロックの共振器孔が貫通した一対の端面に
外導体を延在させると共に、一方の端面の外導体を、各
共振器孔をそれぞれ囲む帯状の導体非形成部によって、
各共振器孔を内側に含む内側部と、この内側部の周囲に
配設された周辺部とに電気的に分離することにより、該
導体非形成部が設けられた誘電体ブロックの端面が共振
器孔の開放端となる。
【0009】さらに、低域側フィルタ及び高域側フィル
は、例えば、単一の誘電体ブロックにて構成された
り、共振器孔毎に分割された誘電体ブロックにて構成さ
れる。あるいは、低域側フィルタ及び高域側フィルタ
一方のフィルタは共振器孔毎に分割された誘電体ブロッ
クにて構成され、他方のフィルタは単一の誘電体ブロッ
クにて構成される。
【0010】以上の構成により、各フィルタの中心周波
数は、それぞれの共振器孔の大径孔部の径と小径孔部の
径の比(ステップ比)を変えることによって調整され
る。つまり、ステップ比を大きくすると、大径孔部と小
径孔部との境界に形成される段差部が長くなる。従っ
て、内導体の導体路はこの段差部の表面に沿うため、そ
の分だけ長くなり、フィルタの中心周波数はくなる。
逆に、ステップ比を小さくすると、フィルタの中心周波
数はくなる。従って、内導体の導体非形成部の位置を
移動させたり、共振器孔の軸方向における各フィルタの
誘電体ブロックの長さを変えることなく、フィルタの中
心周波数が調整される。
【0011】また、本発明に係るデュプレクサや通信機
装置は、前述の特徴を有する誘電体フィルタ装置を備え
ることにより、共振器孔の軸方向における各フィルタの
誘電体ブロックの長さを揃えることができ、組立て加工
が容易になる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る誘電体フィル
タ装置、デュプレクサ及び通信機装置の実施の形態につ
いて添付図面を参照して説明する。
【0013】[第1実施形態、図1]本発明に係るデュ
プレクサの一つの実施形態を図1に示す。デュプレクサ
21は、直方体形状を有する単一の誘電体ブロック22
を備えている。誘電体ブロック22は、その互いに対向
する端面22a,22bの一方から他方にそれぞれ貫通
する共振器孔23a〜23fを有する。これらの共振器
孔23a〜23fは、その軸が互いに平行になるように
誘電体ブロック22に形成されている。
【0014】送信フィルタ27を構成する共振器孔23
a〜23cは、相互に同一形状であり、大径孔部24a
とこの大径孔部24aに連通した小径孔部24bとを有
したステップ構造の孔である。受信フィルタ28を構成
する共振器孔23d〜23fは、相互に同一形状であ
り、大径孔部24cとこの大径孔部24cに連通した小
径孔部24dとを有したステップ構造の孔である。共振
器孔23a〜23fの内壁面にはそれぞれ内導体25が
形成されている。そして、送信フィルタ27の共振器孔
23a〜23cのステップ比と、送信フィルタ28の共
振器孔23d〜23fのステップ比とは、それぞれ独立
して設定される。
【0015】誘電体ブロック22の外面には、送信端子
Tx、受信端子Rx及びアンテナ端子ANTを除くほぼ
全面に外導体26を形成している。共振器孔23a〜2
3fの内導体25には、大径孔部24a,24c側の端
部付近にgで示す導体非形成部を設けており、この部分
(言い換えると、外導体26から電気的に分離されてい
る部分)を開放端としている。一方、開放端と反対側の
内導体25の部分(言い換えると、外導体26に電気的
に接続している部分)を短絡端としている。
【0016】共振器孔23aは、その内壁面に形成され
た内導体25,誘電体ブロック22及び外導体26と共
に、一つの誘電体共振器を構成している。同様に、共振
器孔23b〜23fもそれぞれ誘電体共振器を構成して
いる。従って、フィルタ27,28は、それぞれ3段の
帯域通過フィルタとなる。
【0017】送信端子Tx、受信端子Rx及びアンテナ
端子ANTは、外導体26に対して所定の間隔を確保し
て、外導体26に非導通の状態で形成されている。送信
端子Txと共振器孔23aの内導体25との間、受信端
子Rxと共振器孔23fの内導体25との間、並びに、
アンテナ端子ANTと共振器孔23c、23dの内導体
25との間には、それぞれ外部結合容量Ceが形成され
る。そして、アンテナ端子ANTと送信端子Txの間に
送信フィルタ27が配置され、アンテナ端子ANTと受
信端子Rxの間に受信フィルタ28が配置されている。
【0018】以上の構成において、例えば、送信フィル
タ27の中心周波数が受信フィルタ28の中心周波数よ
り低い場合、送信フィルタ27の共振器孔23a〜23
cのステップ比を大きくしたり、あるいは、受信フィル
タ28の共振器孔23d〜23fのステップ比を小さく
したりして、共振器孔23a〜23cのステップ比を共
振器孔23d〜23fのステップ比より大きくする。例
えば、共振器孔23a〜23cのステップ比を大きくす
ると、大径孔部24aと小径孔部24bとの境界に形成
される段差部が長くなる。従って、内導体25の導体路
はこの段差部の表面に沿うため、その分だけ長くなり、
共振器孔23a〜23cの軸方向における送信フィルタ
27の誘電体ブロック22の長さを長くしなくても、送
信フィルタ27の中心周波数はくなる。
【0019】図1に示したデュプレクサ21は、共振器
孔23a〜23cの大径孔部24aの径と共振器孔23
d〜23fの大径孔部24cの径を等しく設定すると共
に、共振器孔23a〜23cの小径孔部24bの径を共
振器孔23d〜23fの小径孔部24dの径より小さく
設定している。これにより、内導体25の導体非形成部
gの位置を、全ての共振器孔23a〜23fに対して揃
えることができる。また、共振器孔23a〜23fの軸
方向における各フィルタ27,28の誘電体ブロック2
2の長さ(言い換えると、共振器長)を揃えることがで
きる。この結果、加工や組み立てのし易いデュプレクサ
21が得られる。
【0020】なお、送信フィルタ27の中心周波数が受
信フィルタ28の中心周波数より高い場合には、送信フ
ィルタ27の共振器孔23a〜23cのステップ比を小
さくする等して、送信フィルタ27の共振器孔23a〜
23cのステップ比を受信フィルタ28の共振器孔23
d〜23fのステップ比より小さくする。
【0021】[第2実施形態、図2〜図4]本発明に係
るデュプレクサの別の実施形態を図2に示す。デュプレ
クサ41は、直方体形状を有する単一の誘電体ブロック
42を備えている。誘電体ブロック42は、その互いに
対向する端面42a,42bの一方から他方にそれぞれ
貫通する共振器孔43a〜43fを有する。
【0022】送信フィルタ47を構成する共振器孔43
a〜43cは、相互に同一形状であり、大径孔部44a
とこの大径孔部44aに連通した小径孔部44bとを有
したステップ構造の孔である。受信フィルタ48を構成
する共振器孔43d〜43fは、相互に同一形状であ
り、大径孔部44cとこの大径孔部44cに連通した小
径孔部44dとを有したステップ構造の孔である。共振
器孔43a〜43fの内壁面にはそれぞれ内導体45が
形成されている。そして、送信フィルタ47の共振器孔
43a〜43cのステップ比と、受信フィルタ48の共
振器孔43d〜43fのステップ比とは、それぞれ独立
して設定される。
【0023】誘電体ブロック42の外面には、端面42
a、送信端子Tx、受信端子Rx及びアンテナ端子AN
Tを除くほぼ全面に外導体46を形成している。共振器
孔43a〜43fのそれぞれの内導体45は、端面42
aで外導体46から電気的に分離(開放)され、端面4
2bで外導体46に電気的に導通(短絡)されている。
【0024】共振器孔43aは、その内壁面に形成され
た内導体45、誘電体ブロック42及び外導体46と共
に、一つの誘電体共振器を構成している。同様に、共振
器孔43b〜43fもそれぞれ誘電体共振器を構成して
いる。従って、フィルタ47,48は、それぞれ3段の
帯域通過フィルタとなる。
【0025】以上の構成からなるデュプレクサ41は、
前記第1実施形態のデュプレクサ21と同様の作用効果
を奏する。
【0026】また、図2に示したデュプレクサ41は、
単一の誘電体ブロック42からなるものであるが、必ず
しもこれに限るものではない。図3に示すように、共振
器孔43a〜43f毎に分割された誘電体ブロック50
a〜50fを接合してなるデュプレクサ41Aであって
もよい。外導体46は、接合された誘電体ブロック50
a〜50fの外壁面に形成されている。あるいは、図4
に示すように、送信フィルタ47は共振器孔43a〜4
3c毎に分割された誘電体ブロック52a〜52cから
なり、受信フィルタ48は単一の誘電体ブロック52d
からなるデュプレクサ41Bであってもよい。
【0027】[第3実施形態、図5]本発明に係るデュ
プレクサのさらに別の実施形態を図5に示す。デュプレ
クサ61は、直方体形状を有する単一の誘電体ブロック
62を備えている。誘電体ブロック62は、その互いに
対向する端面62a,62bの一方から他方にそれぞれ
貫通する共振器孔63a〜63fを有する。
【0028】送信フィルタ67を構成する共振器孔63
a〜63cは、相互に同一形状であり、大径孔部64a
とこの大径孔部64aに連通した小径孔部64bとを有
したステップ構造の孔である。受信フィルタ68を構成
する共振器孔63d〜63fは、相互に同一形状であ
り、大径孔部64cとこの大径孔部64cに連通した小
径孔部64dとを有したステップ構造の孔である。共振
器孔63a〜63fの内壁面にはそれぞれ内導体65が
形成されている。そして、送信フィルタ67の共振器孔
63a〜63cのステップ比と、受信フィルタ68の共
振器孔63d〜63fのステップ比とは、それぞれ独立
して設定される。
【0029】誘電体ブロック62の外面には、送信端子
Tx、受信端子Rx及びアンテナ端子ANTを除くほぼ
全面に外導体66を形成している。外導体66は、誘電
体ブロック62の端面62a上の部分が、共振器孔63
a〜63fをそれぞれ矩形に囲む帯状の導体非形成部7
1によって、共振器孔63a〜63fを内側に含む内側
部66aと、これら内側部66aの周囲に配設された周
辺部66bとに電気的に分離されている。従って、共振
器孔63a〜63fのそれぞれの内導体65は、端面6
2aで外導体66から電気的に分離(開放)され、端面
62bで外導体66に電気的に導通(短絡)されてい
る。
【0030】共振器孔63aは、その内壁面に形成され
た内導体65、誘電体ブロック62及び外導体66と共
に、一つの誘電体共振器を構成している。同様に、共振
器孔63b〜63fもそれぞれ誘電体共振器を構成して
いる。従って、フィルタ67,68は、それぞれ3段の
帯域通過フィルタとなる。
【0031】以上の構成からなるデュプレクサ61は、
前記第1実施形態のデュプレクサ21と同様の作用効果
を奏する。
【0032】[第4実施形態、図6]本発明に係る誘電
体フィルタ装置の一つの実施形態を図6に示す。誘電体
フィルタ装置81は、直方体形状を有する単一の誘電体
ブロック82を備えている。誘電体ブロック82は、そ
の互いに対向する端面82a,82bの一方から他方に
それぞれ貫通する共振器孔83a〜83dを有する。こ
れらの共振器孔83a〜83dは、その軸が互いに平行
になるように誘電体ブロック82に形成されている。共
振器孔83aと83bの間には、外部結合孔86が形成
されている。
【0033】帯域通過フィルタ89を構成する共振器孔
83b〜83dは、相互に同一形状であり、大径孔部8
4cとこの大径孔部84cに連通した小径孔部84dと
を有したステップ構造の孔である。帯域阻止フィルタ8
8を構成する共振器孔83aは、大径孔部84aとこの
大径孔部84aに連通した小径孔部84bとを有したス
テップ構造の孔である。共振器孔83a〜83dの内壁
面にはそれぞれ内導体85が形成されている。そして、
帯域通過フィルタ89の共振器孔83b〜83dのステ
ップ比と、帯域阻止フィルタ88の共振器孔83aのス
テップ比とは、それぞれ独立して設定される。
【0034】誘電体ブロック82の外面には、入出力端
子91,92を除くほぼ全面に外導体87を形成してい
る。共振器孔83a〜83dの内導体85には、大径孔
部84a,84c側の端部付近にgで示す導体非形成部
を設けており、この部分(言い換えると、外導体87か
ら電気的に分離されている部分)を開放端としている。
一方、開放端と反対側の内導体85の部分(言い換える
と、外導体87に電気的に接続している部分)を短絡端
としている。
【0035】共振器孔83aは、その内壁面に形成され
た内導体85,誘電体ブロック82及び外導体87と共
に、一つの誘電体共振器を構成している。同様に、共振
器孔83b〜83dもそれぞれ誘電体共振器を構成して
いる。従って、フィルタ89は3段の帯域通過フィルタ
となり、フィルタ88は1段の帯域阻止フィルタとな
る。外部結合孔86の内周全面には、内導体が形成され
ている。外部結合孔86は入出力端子91に導通してい
る。すなわち、外部結合孔86の内導体は、端面82a
では外導体87と電気的に分離し、端面82bでは外導
体87と電気的に導通している。
【0036】入出力端子91,92は、外導体87に対
して所定の間隔を確保して、外導体87に非導通の状態
で形成されている。入出力端子91に接続された外部結
合孔86と、これに隣り合う共振器孔83a,83bと
は電磁界結合され、この電磁界結合により外部結合を得
ている。入出力端子92と共振器孔83dとの間には、
外部結合容量Ceが形成される。
【0037】以上の構成において、例えば、帯域阻止フ
ィルタ88の中心周波数が帯域通過フィルタ89の中心
周波数より低い場合、帯域阻止フィルタ88の共振器孔
83aのステップ比を大きくしたり、あるいは、帯域通
過フィルタ89の共振器孔83b〜83dのステップ比
を小さくしたりして、共振器孔83aのステップ比を共
振器孔83b〜83dのステップ比より大きくする。例
えば、共振器孔83aのステップ比を大きくすると、大
径孔部84aと小径孔部84bとの境界に形成される段
差部が長くなる。従って、内導体85の導体路はこの段
差部の表面に沿うため、その分だけ長くなり、共振器孔
83aの軸方向における帯域阻止フィルタ88の誘電体
ブロック82の長さを長くしなくても、帯域阻止フィル
タ88の中心周波数はくなる。
【0038】図6に示した誘電体フィルタ装置81は、
共振器孔83aの大径孔部84aの径と共振器孔83b
〜83dの大径孔部84cの径を等しく設定すると共
に、共振器孔83aの小径孔部84bの径を共振器孔8
3b〜83dの小径孔部84dの径より小さく設定して
いる。これにより、内導体85の導体非形成部gの位置
を、全ての共振器孔83a〜83dに対して揃えること
ができる。また、共振器孔83a〜83dの軸方向にお
ける各フィルタ88,89の誘電体ブロック82の長さ
(言い換えると、共振器長)を揃えることができる。こ
の結果、加工や組み立てのし易い誘電体フィルタ装置8
1が得られる。
【0039】[第5実施形態、図7]本発明に係るデュ
プレクサの別の実施形態を図7に示す。デュプレクサ1
01はフィルタを四つ有するもので、直方体形状を有す
る単一の誘電体ブロック102を備えている。誘電体ブ
ロック102は、その互いに対向する端面102a,1
02bの一方から他方にそれぞれ貫通する共振器孔10
3a〜103hを有する。共振器孔103aと103b
の間、共振器孔103dと103eの間、及び共振器孔
103gと103hの間には、それぞれ外部結合孔11
1,112,113が形成されている。
【0040】送信フィルタ120は、帯域阻止フィルタ
115と帯域通過フィルタ116からなる。帯域通過フ
ィルタ116を構成する共振器孔103b〜103d
は、相互に同一形状であり、大径孔部104cとこの大
径孔部104cに連通した小径孔部104dとを有した
ステップ構造の孔である。帯域阻止フィルタ115を構
成する共振器孔103aは、大径孔部104aとこの大
径孔部104aに連通した小径孔部104bとを有した
ステップ構造の孔である。共振器孔103a〜103d
の内壁面にはそれぞれ内導体105が形成されている。
そして、帯域通過フィルタ116の共振器孔103b〜
103dのステップ比と、帯域阻止フィルタ115の共
振器孔103aのステップ比とは、それぞれ独立して設
定される。
【0041】受信フィルタ121は、帯域阻止フィルタ
118と帯域通過フィルタ117からなる。帯域通過フ
ィルタ117を構成する共振器孔103e〜103g
は、相互に同一形状であり、大径孔部104eとこの大
径孔部104eに連通した小径孔部104fとを有した
ステップ構造の孔である。帯域阻止フィルタ118を構
成する共振器孔103hは、大径孔部104gとこの大
径孔部104gに連通した小径孔部104hとを有した
ステップ構造の孔である。共振器孔103e〜103h
の内壁面にはそれぞれ内導体105が形成されている。
そして、帯域通過フィルタ117の共振器孔103e〜
103gのステップ比と、帯域阻止フィルタ118の共
振器孔103hのステップ比とは、それぞれ独立して設
定される。
【0042】誘電体ブロック102の外面には、送信端
子Tx、受信端子Rx及びアンテナ端子ANTを除くほ
ぼ全面に外導体106を形成している。共振器孔103
a〜103hのそれぞれの内導体105は、端面102
aで外導体106から電気的に分離(開放)され、端面
102bで外導体106に電気的に導通(短絡)されて
いる。
【0043】共振器孔103aは、その内壁面に形成さ
れた内導体105、誘電体ブロック102及び外導体1
06と共に、一つの誘電体共振器を構成している。同様
に、共振器孔103b〜103hもそれぞれ誘電体共振
器を構成している。従って、フィルタ116,117は
それぞれ3段の帯域通過フィルタとなり、フィルタ11
5,118はそれぞれ1段の帯域阻止フィルタとなる。
外部結合孔111,112,113の内周全面には、そ
れぞれ内導体が形成されている。外部結合孔111,1
12,113はそれぞれ送信端子Tx、アンテナ端子A
NT、受信端子Rxに導通している。すなわち、外部結
合孔111〜113のそれぞれの内導体は、端面102
aでは外導体106と電気的に分離し、端面102bで
は外導体106と電気的に導通している。
【0044】以上の構成からなるデュプレクサ101
は、前記第1実施形態のデュプレクサ21と同様の作用
効果を奏する。
【0045】[第6実施形態、図8]第6実施形態は、
本発明に係る通信機装置の一実施形態を示すもので、携
帯電話を例にして説明する。図8は、携帯電話150の
RF送受信部分の電気回路ブロック図である。図8にお
いて、151はアンテナ素子、152はアンテナ共用
器、153は受信回路、154は送信回路である。ここ
に、アンテナ共用器152として、前記第1、第2、第
3、第5実施形態のデュプレクサ21,41,61,1
01を使用することができる。
【0046】[他の実施形態]なお、本発明に係る誘電
体フィルタ装置、デュプレクサ及び通信機装置は前記実
施形態に限定するものではなく、その要旨の範囲内で種
々に変更することができる。特に、前記実施形態では、
共振器孔の大径孔部の軸方向の長さと、小径孔部の軸方
向の長さとが等しいため、境界において形成される段差
部は共振器孔の軸方向の中央部に位置しているが、必ず
しもこれに限るものではない。大径孔部の軸方向の長さ
と、小径孔部の軸方向の長さとを異ならせることによっ
て、段差部が共振器孔の開口部近傍に形成されたもので
あってもよい。
【0047】
【発明の効果】以上の説明で明らかなように、本発明に
よれば、低域側フィルタの共振器孔のステップ比を、
域側フィルタの共振器孔のステップ比よりも大きくする
ことにより、共振器孔の内導体の導体非形成部の位置を
移動させたり、共振器孔の軸方向における各フィルタの
誘電体ブロックの長さを変えることなく、低域側フィル
タ及び高域側フィルタの中心周波数を調整することがで
きる。この結果、加工や組み立てのし易い誘電体フィル
タ装置、デュプレクサ及び通信機装置を得ることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るデュプレクサの第1実施形態を示
す斜視図。
【図2】本発明に係るデュプレクサの第2実施形態を示
す斜視図。
【図3】図2に示したデュプレクサの変形例を示す斜視
図。
【図4】図2に示したデュプレクサの別の変形例を示す
斜視図。
【図5】本発明に係るデュプレクサの第3実施形態を示
す斜視図。
【図6】本発明に係る誘電体フィルタ装置の一実施形態
を示す斜視図。
【図7】本発明に係るデュプレクサの第4実施形態を示
す斜視図。
【図8】本発明に係る通信機装置の一実施形態を示す電
気回路ブロック図。
【図9】従来のデュプレクサを示す斜視図。
【符号の説明】
21,41,41A,41B,61,101…デュプレ
クサ 81…誘電体フィルタ装置 22,42,50a〜50f,52a〜52d,62,
82,102…誘電体ブロック 22a,22b,42a,42b,62a,62b,8
2a,82b,102a,102b…端面 23a〜23f,43a〜43f,63a〜63f,8
3a〜83d,103a〜103h…共振器孔 24a,24c,44a,44c,64a,64c,8
4a,84c,104a,104c,104e,104
g…大径孔部 24b,24d,44b,44d,64b,64d,8
4b,84d,104b,104d,104f,104
h…小径孔部 25,45,65,85,105…内導体 26,46,66,87,106…外導体 27,47,67,120…送信フィルタ 28,48,68,121…受信フィルタ 71…帯状導体非形成部 88,115,118…帯域阻止フィルタ 89,116,117…帯域通過フィルタ 91,92…入出力端子 150…携帯電話 151…アンテナ素子 152…アンテナ共用器 153…受信回路 154…送信回路 g…導体非形成部 ANT…アンテナ端子 Tx…送信端子 Rx…受信端子
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平10−93305(JP,A) 特開 平1−321701(JP,A) 特表 平2−500320(JP,A) 電子通信学会技術研究報告,MW79− 44 (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01P 1/213 H01P 1/205

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 誘電体ブロックと、 前記誘電体ブロックの対向する一対の端面を貫通し、大
    径孔部とこの大径孔部に連通した小径孔部とを有した複
    数の共振器孔と、 前記共振器孔のそれぞれの内周面に形成された内導体
    と、 前記誘電体ブロックの外面に設けられた外導体とを備
    え、 前記共振器孔のうち少なくとも一つにて低域側フィルタ
    を構成すると共に、残りの前記共振器孔のうち少なくと
    も一つにて高域側フィルタを構成し、前記低域側フィル
    タの共振器孔の大径孔部の径と小径孔部の径の比が、前
    記高域側フィルタの共振器孔の大径孔部の径と小径孔部
    の径の比よりも大きいこと、 を特徴とする誘電体フィルタ装置。
  2. 【請求項2】 前記内導体が、前記共振器孔の一方の開
    口端部に導体非形成部を有していることを特徴とする請
    求項1記載の誘電体フィルタ装置。
  3. 【請求項3】 前記誘電体ブロックの前記共振器孔が貫
    通した一対の端面に前記外導体を延在させると共に、一
    方の端面の外導体を、各共振器孔をそれぞれ囲む帯状の
    導体非形成部によって、各共振器孔を内側に含む内側部
    と、この内側部の周囲に配設された周辺部とに電気的に
    分離することを特徴とする請求項1記載の誘電体フィル
    タ装置。
  4. 【請求項4】 前記誘電体ブロックが前記共振器孔毎に
    分割されていることを特徴とする請求項1ないし請求項
    記載の誘電体フィルタ装置。
  5. 【請求項5】 前記低域側フィルタと前記高域側フィル
    タのうちいずれか一方のフィルタは誘電体ブロックが共
    振器孔毎に分割され、他方のフィルタは単一の誘電体ブ
    ロックからなることを特徴とする請求項1ないし請求項
    記載の誘電体フィルタ装置。
  6. 【請求項6】 請求項1ないし請求項記載の誘電体フ
    ィルタ装置の少なくともいずれか一つを備えていること
    を特徴とするデュプレクサ。
  7. 【請求項7】 請求項1ないし請求項記載の誘電体フ
    ィルタ装置、又は、請求項記載のデュプレクサの少な
    くともいずれか一つを備えていることを特徴とする通信
    機装置。
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